JPH1056489A - ディジタル変調信号復調装置 - Google Patents

ディジタル変調信号復調装置

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JPH1056489A
JPH1056489A JP8209440A JP20944096A JPH1056489A JP H1056489 A JPH1056489 A JP H1056489A JP 8209440 A JP8209440 A JP 8209440A JP 20944096 A JP20944096 A JP 20944096A JP H1056489 A JPH1056489 A JP H1056489A
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JP
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frequency
signal
modulation signal
digital modulation
digital
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JP8209440A
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English (en)
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Katsuhito Takahashi
勝仁 高橋
Masaki Nishikawa
正樹 西川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送上で生じる周波数離調にも関わらず、安
定したAGC動作並びに良好なシンボルレートの復調を
行う。 【解決手段】 AGCループ部3内の局部発振器71の
発振信号の周波数(fIF−fc)の内(fc)を(f
s+α)とする(fsは、シンボルレート)。2ndI
F信号と局部発振器71からの発振信号を周波数変換器
9で混合し、3rdIF信号を生成する。A/D変換器
13は、3rdIF信号を4fsのタイミングでデジタ
ル信号に変換し、振幅情報検出器17で絶対値をとる。
そして、比較器21で振幅基準レベルとの誤差をとり、
ループフィルタ23で積分し、D/A変換器25でAG
Cアンプ5への制御電圧を生成する。また、直交検波部
41の数値制御発振器(NCO)の発生信号の基準周波
数(fc)を(fs+α)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多値直交振幅変調
(QAM)方式、又は多相位相変調(PSK)方式、ま
たは多値残留側波帯(VSB)方式を用いて変調された
ディジタル受信信号を、シンボルレートのn倍(nは3
以上の整数)の周波数でA/D変換し、このA/D変換
後の信号を用いて利得制御と復調処理を行うディジタル
変調信号復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】信号レベルが2値で表されるディジタル
信号を伝送するために用いられるディジタル変調方式と
して、PSK(Phase Shift Keyin
g) 、QAM(Quadrature Amplitu
de Modulation) 等の方式が知られてい
る。
【0003】これらディジタル変調方式の変調器(以下
ディジタル変調器と記す)では、所定の時間間隔でサン
プリング、量子化されたディジタル信号(以下シンボル
と記す)を用いてアナログの搬送波(以下キャリアと記
す)を変調する。シンボルのサンプリングレートは通常
シンボルレートと呼ばれる。
【0004】近年、ディジタル技術の進歩によりこの変
調信号をディジタル直交検波器で復調するディジタル復
調器がさかんに開発されるようになった。ディジタル復
調器では、中間周波信号としてこのシンボルレートに等
しい周波数帯を選び、ダウンコンバートして復調処理が
一般的に行われている。
【0005】ディジタル変調方式における復調装置(以
下ディジタル変調信号復調装置と記す)では、変調され
たアナログ信号よりキャリア成分を再生し、ディジタル
信号であるシンボルを再生する。
【0006】シンボルの信号振幅は、決められた飛び飛
びの値(このシンボルの取りうる値を以下、シンボルレ
ベルと記す)として伝送されてくるが、伝送路のひずみ
や雑音等により復調信号ではずれを生じる。
【0007】そこで、通常、再生された信号はシンボル
レベルと比較され、最も近いシンボルレベルが再生シン
ボル値となる。このためシンボル間隔の小さい多相PS
K、あるいは多値QAMになるほどわずかな信号レベル
の誤差がシンボルの正確な復調を妨げ、ビット誤り率に
大きく影響してくる。
【0008】このような理由から、ディジタル変調信号
復調装置で正確にシンボルを復調するためには、ディジ
タル変調信号を常にある一定の信号レベルで復調するこ
とが必要であり、高精度で安定した自動利得制御回路
(以下AGC回路と記す。AGC:Auto Gain
Control)が不可欠である。
【0009】AGC回路は一般に、積分型ループフィル
タ、ディジタル/アナログ変換器(以下D/A変換器と
記す)、電圧制御発振器(以下VCOと記す)、利得制
御アンプ(以下AGCアンプと記す)で構成される。以
下、図5を用いてAGC回路の動作を説明する。
【0010】図5は、QPSK(Quadrature
Phase Shift Keying)あるいはQ
AMでディジタル変調された受信信号を、局部発振信号
と混合してキャリアの中心周波数(fc)がシンボルレ
ート(fs)に等しい中間周波信号になるようにダウン
コンバートし、この中間周波信号をアナログ/ディジタ
ル変換(以下A/D変換と記す)した後、直交検波によ
り同相軸(I)、直交軸(Q)のベースバンドデータに
復調するディジタル変調信号復調装置の一例である。中
間周波信号をA/D変換する際のサンプリング周波数は
シンボルレート(fs)の4倍である。
【0011】今、受信したディジタル変調信号(以下2
ndIF信号と記す)が端子1に供給され、AGCアン
プ5を介して周波数変換器9に供給される。
【0012】ディジタル変調器で作られた変調信号は、
通常高いキャリア周波数(数十〜数百MHz:RF帯)
にシフトして送信されている(以下RF信号と記す)。
このRF信号を選局し、チューナで必要な信号だけをI
F帯( 中心周波数: fIF)までダウンコンバートして
フィルタをかけるのが一般的である。またこの時、周波
数多重された他の変調信号との相互変調を受けにくい、
ダブルコンバージョンチューナが用いられることが多
い。
【0013】ダブルコンバージョンチューナでは、RF
帯(MHz帯)にあるキャリア周波数を、一度GHz帯
にアップコンバートした後(1stIF信号) 、バンド
パスフィルタにより所望信号を抜き出しダウンコンバー
トして目的の信号を得る(前記2ndIF信号) 。この
結果、後段の帯域通過フィルタは常に固定された帯域の
特性だけを持たせればいいので処理が簡単になる。
【0014】端子1に入力された2ndIF信号は、キ
ャリア周波数(fc)をシンボルレート(fs)にする
べく、周波数変換器9で3rdIF信号にダウンコンバ
ートされる。実際には、ダウンコンバート後の中心周波
数はシンボルレート(fs)と多少のずれを生じる。こ
の原因についての詳細は後述する。
【0015】AGCアンプ5には後述するD/A変換器
25からアンプ制御電圧も供給されている。AGCアン
プ5は、アンプ制御電圧の大きさに応じて、入力信号の
利得を変化させて出力する利得制御アンプである。
【0016】周波数変換器9には、局部発振器7から局
部発振信号が供給されている。局部発振器7は、入力さ
れたディジタル変調信号のキャリア周波数(fIF))
を所望の3rdIF信号(fc)にダウンコンバートす
るために(fIF−fc)で発振しているオシレータ
(以下XOと記す)である。
【0017】例えば今、受信したディジタル変調信号(
2ndIF信号) のキャリア周波数(fIF)が44M
Hz、シンボルレート(fs)が8MHzとすると、局
部発振器7は(fIF−fc)=44−8=36MHz
で発振しているXOを用いる。
【0018】しかし実際には、変調器側でのシンボルの
サンプリングレート、すなわち復調装置側で再生したシ
ンボルレート(fs)と、復調装置側でダウンコンバー
トした3rdIF信号の中心周波数(fc)には微小な
ずれが生じる。これは、送受信の過程で、変調信号をア
ップ/ダウンコンバートを行う際に誤差が生じるためで
ある。つまり変調信号を一度高いキャリア周波数にシフ
トして送受信したディジタル変調信号には伝送路上で周
波数離調が生じる。
【0019】たとえば今、伝送路での周波数離調をΔf
とすると、端子1において受信した2ndIF信号のキ
ャリア周波数は(fIF+Δf)となる。通常後段の周
波数変換器9においては、シンボルレート(fs)に等
しい(fc)にキャリアの中心周波数をダウンコンバー
トするために、2ndIFキャリア周波数と、局部発振
器7の発振周波数(fIF−fc)を乗算するが、今、
2ndIF信号のキャリア周波数はΔf分離調している
ため、周波数変換後の3rdIF信号の中心周波数(f
c)は、シンボルレート(fs)からΔf分ずれて(f
c+Δf)となる(fc=fs)。
【0020】周波数変換器9でダウンコンバートされた
ディジタル変調信号(3rdIF信号)は、ローパスフ
ィルタ(LPF)11によって、A/D変換における折
り返し成分が発生しないように不要な周波数成分(周波
数変換に伴う2次、3次の高調波成分)が除去された
後、A/D変換器13に入力される。
【0021】3rdIF信号は、A/D変換器13にお
いて、シンボルレート(fs)の4倍のサンプリングレ
ートでA/D変換される。この時の動作クロック周波数
(4fs)は、後段のシンボルタイミング再生回路57
の出力をD/A変換器59でD/A変換した値によって
制御される電圧制御水晶発振器(以下VCXOと記す)
15から供給される。
【0022】説明を簡単にするために、今VCXO15
からのクロックは、クロック位相誤差が無く正確にシン
ボルレート(fs)の4倍で供給されているものとす
る。A/D変換された3rdIF信号は、振幅情報検出
器17と直交検波部31内の乗算器33、35に供給さ
れる。
【0023】振幅情報検出器17は、前述したAGCア
ンプ5のアンプ制御電圧を決定するためのものである。
アンプ制御電圧は基本的には復調シンボルの平均電力や
平均振幅から決定されるが、受信信号の振幅に依存して
変化する情報であればなんでもよい。図5の例では、入
力信号の絶対値を算出する絶対値算出器を使用してい
る。
【0024】振幅情報検出器17で算出されたサンプル
の絶対値情報は、比較器21で振幅基準レベル発生器1
9から供給される入力信号の基準レベルと比較され、こ
の結果は振幅誤差信号としてループフィルタ23で積分
される。
【0025】ループフィルタ23で積分し平滑化された
振幅誤差信号は、D/A変換器25でディジタル/アナ
ログ変換され、前述のAGCアンプ5の利得制御電圧と
して供給される。
【0026】以上説明してきたAGCアンプ5、周波数
変換器9、局部発振器7、LPF11、A/D変換器1
3、VCXO15、振幅情報検出器17、比較器21、
振幅基準レベル発生器19、ループフィルタ23、D/
A変換器25は、AGCループ部3を構成している。
【0027】一方、A/D変換器13の出力であるディ
ジタル信号は、振幅情報検出器17に供給されると共
に、直交検波部31内の乗算器33、35にも供給され
る。直交検波部31は、A/D変換されたディジタルデ
ータを直交検波し、同相信号I、直交信号Qを復調す
る。
【0028】ロールオフフィルタ51は、乗算器33の
出力のうち2fsをセンターとする折り返し成分の除
去、波形整形を行う。ロールオフフィルタ53は、乗算
器35の出力のうち2fsをセンターとする折り返し成
分の除去、波形整形を行う。
【0029】この時、後述するキャリア位相誤差検出器
55で求められた誤差を数値制御発振器(以下NCOと
記す)41で調整しながらSIN発生器37、COS発
生器39の発振周波数を変え、周波数および位相誤差が
残らないようにする。キャリア位相誤差検出器55は、
キャリアの周波数および位相誤差を求めてその誤差を打
ち消すようにNCO41の発振周波数を調整する。
【0030】キャリア位相誤差検出器55とNCO41
の一般的な動作を説明する。時刻t及び時刻t+1で検
出された位相θt、θt+1について、(θt−θt+
1)/((t+1)−t)=Δθ/Δtを求める。これ
は、時間差Δt が十分微小であると考えると、Δθ/Δ
t=dθ/dt=Δfとなる。Δfは、NCO41の基
準の発振周波数(以下単に基準周波数と記す)(fc)
からの周波数ずれである。すなわち、Δfの符号を見る
とNCO41の基準周波数と受信信号キャリア周波数の
大小関係が分かるので、この比較結果を用いてNCO4
1の基準周波数を入力に同期させる。
【0031】そして、この基準周波数をSIN発生器3
7、COS発生器39を通してフィードバックして乗算
器35、33の入力信号と掛け合わせることにより、徐
々に周波数誤差を小さくするように動作する。またΔf
が十分小さい場合はθtと基準位相を比較することで位
相誤差が検出でき、その結果を用いて位相制御を行う。
【0032】次にこのような構成のディジタル信号復調
装置における自動利得制御回路、特にAGCループ部3
の動作を図6、図7を用いて説明する。説明を簡単にす
るために、入力IF信号は無変調キャリア、すなわち振
幅レベルが一定の正弦波、またシンボルレート(fs)
=8MHz、A/D変換器13のクロック周波数は、
(8×4=)32MHzとする。
【0033】図6(a)は、サンプリングクロック(4
fs)とA/D変換器13の出力である変調波サンプリ
ング信号を示している。変調波のキャリア中心周波数
(fc)は、前述の通り、シンボルレート(fs)から
Δfだけ周波数離調をもつため、正確にシンボルレート
(fs)の周期とはなっていない。そこでシンボルレー
ト(fs)の4倍の動作周波数でA/D変換された3r
dIF信号は、図6(a)の黒点のようにサンプリング
され、振幅情報検出器17と、乗算器33、35に供給
される。
【0034】振幅情報検出器17で絶対値を検出したA
/D変換器13出力は、図6(b)の黒点で示した値と
なり、比較器21で振幅基準レベルと比較が行われる。
【0035】振幅基準レベルは、前述のAGCアンプ5
において規定の出力振幅を与える制御電圧のディジタル
値であり一定値である。今、基準振幅が図6(b)の点
線で示したようなレベルで振幅基準レベル発生器19か
ら与えられているとすると、比較器21において各サン
プル値との減算結果が図6(c)の矢印で示した値とな
り、この値がループフィルタ23に供給されることによ
り、積分される。
【0036】ループフィルタ23での積分の結果を平滑
化すると、図7(a)に示すような曲線が得られる。
今、仮に基準振幅レベルそのものが目的とするAGCア
ンプ5の出力レベルに一致し、平均の振幅レベルが基準
振幅レベルよりも低い時にはアンプ制御電圧のレベルを
上げてゲインを上げるように、逆に大きい時にはアンプ
制御電圧のレベルを下げることによりゲインを下げて、
出力レベルを一定に保つようにAGCアンプ5が動作す
るとする。
【0037】この時D/A変換器25の出力であるアン
プ制御電圧は、図7(b)に示したようになる。図7
(b)において、ループフィルタ23におけるフィルタ
の時定数が小さい場合は(ア)に示したような振幅で、
フィルタの時定数が大きい場合は、(イ)に示したよう
な小さい振幅で変動するアンプ制御電圧がD/A変換器
25の出力として得られる。
【0038】このように、アンプ制御電圧のレベルはあ
る一定の周期を持って変動してしまう。これは、A/D
変換器13に入力されるキャリアの中心周波数(fc)
と、ディジタル信号復調装置器側で再生するシンボルレ
ート(fs)は通常一致させるように動作させるが、前
述したように実際には伝送路における周波数変換の際に
周波数離調(Δf)が生じ、キャリアの中心周波数(f
c)がシンボルレート(fs)に対して(Δf) だけず
れてしまうためである。図7(b)で示した変動の周期
は、この周波数Δfの周期に一致する。
【0039】仮にループフィルタの時定数を非常に大き
くとれば、変動のレベルと周期はほとんど検知できない
ほど小さくなり、定常時のシンボル復調に際してはさほ
ど問題なくAGCとして動作させることができるかもし
れない。ところが、フィルタ時定数を大きくすると、A
GCの引き込みスピードが遅くなったり、入力レベル変
動に追従できなくなる等実用上問題となる。
【0040】すなわち、受信したディジタル変調信号の
振幅レベルが実際に激しく変動している場合、この変動
にAGCループ部の動作が追従していけなくなり、AG
C回路としてうまく動作しないという問題が生じる。ま
た周波数離調(Δf )はその絶対値が小さいほど前記変
動周期が長くなるため、これを考慮してもフィルタ時定
数を大きくとることは実際の装置において現実的ではな
【0041】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、多値直
交振幅変調方式又は多相位相変調方式を用いて変調され
たディジタル受信信号を、シンボルレートに等しいキャ
リア中心周波数にダウンコンバートした後、シンボルレ
ートのn倍(nは3以上の整数)の周波数でA/D変換
し、このA/D変換後の信号を用いて利得制御と復調処
理を行うディジタル変調信号復調装置では、周波数離調
により、ダウンコンバートした際のキャリア中心周波数
がシンボルレートから微妙にずれてしまうために、AG
Cが安定に動作しないという問題があった。
【0042】そこで本発明は、上記周波数離調にかかわ
らず、安定したAGC動作を行うディジタル変調信号復
調装置を提供することを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】受信したディジタル変調
信号の搬送周波数が所定の中間周波数となるように前記
受信ディジタル変調信号と局部発振信号とを混合し中間
周波信号に変換して出力する周波数変換手段と、前記周
波数変換手段で周波数変換された中間周波信号を、シン
ボルレートのn倍(nは3以上の整数)の周波数でアナ
ログ/ディジタル変換するアナログ/ディジタル変換手
段と、前記アナログ/ディジタル変換後の中間周波信号
をディジタル処理で直交検波を行う直交検波手段とを具
備して成るディジタル変調信号復調装置において、前記
アナログ/ディジタル変換手段の出力から前記ディジタ
ル変調信号の振幅情報を検出する振幅情報検出手段と、
前記振幅情報と所定の基準レベルとの差を求めるレベル
誤差生成手段と、前記レベル誤差生成手段の出力を時間
的に平滑化する誤差平滑化手段と、前記誤差平滑化手段
の出力をもとに前記受信ディジタル変調信号の利得を可
変する利得可変手段と、を具備し、前記局部発振信号の
発振周波数を前記所定の中間周波数が前記シンボルレー
トから所定の偏差周波数分ずれた周波数となるように設
定したことを特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のディジタル変調
信号復調装置の第1の実施の形態を示す。図5と同一構
成要素については、同一参照符号を付し詳細な説明は省
略する。
【0045】図5との違いは局部発振器71の発振周波
数、及びNCO73の基準周波数である。図5における
局部発振器7は、1stIFキャリア周波数(fIF)
をfc(=fs)にダウンコンバートするために(fI
F−fc)で発振していた。本発明の実施の形態である
図1内の局部発振器71は発振周波数(fIF−fc)
の(fc)をfc=fs+αと置くことにより、ダウン
コンバート後のキャリア中心周波数(fc)をシンボル
レート(fs)からα分だけずらすように発振してい
る。
【0046】また直行検波部31内のNCO73の基準
周波数(fc)もシンボルレート(fs)にオフセット
値αを持たせたfs+αで発振している。
【0047】αは、システム毎に設計者が適宜設定でき
る値であり、特に|α|>max|Δf|と設定するこ
とにより、安定したAGC動作を確実にし、かつ良好な
復調動作が可能になる。
【0048】このように構成されたディジタル変調信号
復調装置の動作を図2、図3を用いて説明する。説明を
簡単にするために、従来の場合と同様、受信IF信号は
無変調キャリア、シンボルレート(fs)=8MHz、
A/D変換器13のクロック周波数は(8×4=)32
MHzとする。
【0049】図2(a)は、サンプリングクロック(4
fs)と、A/D変換器13の出力である変調波サンプ
リング信号を示している。受信した2ndIF信号は、
(fIF−fc)で周波数変換されるが、受信キャリア
信号が(Δf)の周波数離調を持ち、さらに局部発振器
71の(fc)成分は、シンボルレート(fs)からα
分だけオフセットを持たせているため、3rdIF中心
周波数のシンボルレート(fs)からのずれは図6
(a)と比較してもかなり大きくなっている。
【0050】LPF11を介した中心周波数(fc+Δ
f)の3rdIF信号は、シンボルレート(fs)の4
倍(4fs)でA/D変換される。この時の動作クロッ
ク周波数(4fs)は、従来の場合と同様、後段のシン
ボルタイミング再生回路57の出力を、D/A変換した
値によって制御される電圧制御水晶発振器(以下VCX
Oと記す)15から正確に供給されているものとする。
A/D変換後の3rdIF信号は、図2(a)の黒点の
ようなサンプル値となり、振幅情報検出器17と、乗算
器33、35に供給される。
【0051】振幅情報検出器17で絶対値を検出したA
/D変換器13出力は、図2(b)のようなサンプル値
となり、比較器21で振幅基準レベルと比較が行われ
る。
【0052】今、基準振幅が図2(b)の点線で示した
ようなレベルで振幅基準レベル発生器19から与えられ
ているとすると、比較器21において各サンプル値との
比較結果が図2(c)の矢印で示した値となり、これら
が積分型ループフィルタ23に供給されることにより、
平滑化される。積分型ループフィルタ23での平滑化結
果の平均は、図3(a)に示す曲線のようになり、これ
をD/A変換器25でD/A変換した値が後段のAGC
アンプ制御電圧となる。
【0053】図3(b)は、D/A変換器25の出力で
あるアンプ制御電圧のレベルの変動を示している。ルー
プフィルタ23においてフィルタの時定数が小さい場合
は図3(b)の(ア)に示したような振幅で、フィルタ
の時定数が大きい場合は(イ)に示したような小さい振
幅で変動するアンプ制御電圧がD/A変換器25の出力
として得られる。
【0054】ここでアンプ制御電圧のレベルは3fs程
度の周期を持って変動している。この周期は図5の場合
では、2ndIF信号のキャリア周波数(fIF)に、
伝送路上で周波数離調Δfが乗ったため、ダウンコンバ
ート後のキャリア中心周波数(fc)とシンボルレート
(fs)との間に微小な周波数ずれ(Δf)が生じるた
めであった。
【0055】第1の実施の形態である図1のディジタル
変調信号復調装置の場合、ダウンコンバートするキャリ
アの中心周波数(fc)に、オフセット値αを持たせて
いるため、周波数ずれの周期は|Δf+α|となり、図
5の場合と比較してα分だけ大きくなる。したがってこ
の分周期の変動が短くなっている。つまり図7(a)に
示す如く4fsで25クロック分の周期で変動していた
ものが、図3(a)に示す如く4fsで約3クロック分
の周期の変動となっている。
【0056】このような周期のレベル変動は、フィルタ
時定数を比較的小さくしてもループフィルタで取り除く
ことが出来る。例えばシンボルレート(fs)の期間で
平均をとった場合を考えても、ループフィルタ23の出
力が一定値になることは図3(a)、図3(b)より明
らかである。
【0057】ここで、オフセット値αについて考える。
伝送路での周波数離調(Δf)の最大値は、通常その放
送システムの規格により決まっており、受信器はその離
調が生じても問題なく復調できるように設計される。ま
た、仮になんらかの原因でそれ以上の離調が生じた場合
は、引き込み動作を二度三度と繰り返して周波数誤差を
取り除く。
【0058】例えば今、伝送路において見込まれる周波
数離調(Δf)の最大値が±1MHzとする。図1に示
したディジタル変調信号復調装置において、QPSK変
調信号を離調+500KHzで受信したとすると、これ
は周波数引き込みが容易に可能な範囲の離調である。
【0059】ところがオフセット値αを−500KHz
近傍にとった場合、従来問題であった微小な周波数ずれ
(Δf)が(fc)にのってしまうことになる。Δfは
今500KHzとして考えたが、伝送路上での離調なの
でどのような値になるか不定であるので、これを考えた
場合αの値は伝送路上で見込まれる最大の周波数離調の
絶対値よりも大きくとらなければならない。すなわち、 |α| > max|Δf| (Δf:伝送路での周波
数離調) である必要がある。例えば前述のQPSK変調波の場
合、見込まれる最大周波数離調は±1MHzであった。
したがってこの場合のαの値は、 +1MHz < α または、 −1MHz > α である必要がある。
【0060】次にこのような値にαをとった時、伝送路
において周波数離調が生じなかった場合、すなわち(Δ
f=0)の場合を考える。この場合、ダウンコンバート
した3rdIF信号の中心周波数は(fc+α)とな
る。伝送路の周波数離調への対策から、αの範囲は|α
|>|1(MHz)|なので、ダウンコンバートした時
点で3rdIF信号の中心周波数はfc(=fs)より
±1MHz以上離調していることになる。
【0061】これは後段の直交検波部31においてNC
O73が基準周波数(fc)で発振していた場合、周波
数誤差を取り除くことができず、引き込み動作を複数回
行わなければならないことを意味する。本実施の形態で
は、この問題を解決するためにNCO73の基準周波数
(fc)も、 fc=fs+α (|α|>max|Δf|) (Δ
f:伝送路での周波数離調) と置くことにより、ダウンコンバートした際の3rdI
F信号の中心周波数と一致した周波数でシンボルレート
(fs)を復調するようにしている。これにより伝送路
において周波数離調が生じなかった場合、すなわち(Δ
f=0)の場合でもアンプ制御電圧の変動の問題が発生
することがないことはもちろん、後段の直交検波部31
においても良好にシンボルレート(fs)を復調するこ
とが出来る。
【0062】図4は、本発明のディジタル変調信号復調
装置の第2の実施の形態を示す。第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態と比較して、利得制御処理を周波
数変換処理の後段で行い、さらに振幅情報検出器75が
自乗回路の場合を示している。説明を分かりやすくする
ために図1と同様の動作をする構成要素に関しては同じ
参照番号を付している。
【0063】受信した2ndIF信号の利得はキャリア
周波数が変わっても変化することがない。よって、図1
における周波数変換器9と局部信号発振器71を図4の
位置に配置してもAGCを行うことは可能である。図4
において、端子1で受信した2ndIF信号は、周波数
変換器9において局部発振信号と混合され、キャリアの
中心周波数が(fc)である3rdIF信号にダウンコ
ンバートされる。この3rdIF信号がAGCアンプ5
に与えられることによりAGCの動作が行われる。
【0064】また図1において、振幅情報検出器17は
基準振幅と比較してAGCアンプ5のアンプ制御電圧を
決定するためのものであった。アンプ制御電圧は基本的
には復調したシンボルの最大振幅から決定されるが、受
信信号の振幅に依存して変化する情報であればAGCの
動作を行うことが可能である。よって図4に示したよう
に、入力信号の自乗値を算出する振幅情報検出器75を
使用してもなんら差し支えない。
【0065】振幅情報検出器75で算出されたサンプル
の自乗値は、比較器21で振幅基準レベル発生器19か
ら供給される入力信号の基準レベルと比較され、この結
果は振幅誤差信号としてループフィルタ23で積分され
る。図4におけるAGCアンプ5の位置、及び振幅情報
検出器75を除く他の構成要素の構成及び動作は図1と
同様である。
【0066】以上、本発明を2つの実施の形態により説
明したが、この発明はこのような実施の形態に限定され
るものではない。
【0067】例えば第1、第2の実施の形態において、
受信したディジタル変調信号に伝送路で周波数離調(Δ
f)が生じた場合を説明した。しかし実際には周波数離
調は伝送路でのみ生じるものではない。例えば2ndI
F信号を3rdIF信号にダウンコンバートするため
に、(fIF−fc)で発振している局部発振器を用い
て周波数変換を行なったが、この局部発振器は一般に用
いられている水晶発振器であり、また周波数変換器はア
ナログミキサである場合が多い。この場合、局部発振器
の発振周波数は、周波数温度特性や電源電圧の微妙な変
動により変化し、変調波のキャリア周波数(fIF)と
局部発振器の発振周波数(fIF)の微小な差成分の周
期がアンプ制御電圧に現れてしまうことになる。
【0068】またこれはA/D変換器13の動作クロッ
ク周波数を与えるVCXO(電圧制御水晶発振器)15
でも同様であり、第1の実施の形態において、VCXO
15は正確にシンボルレート(fs)の4倍で発振して
いるものとして説明したが、やはり電源電圧の変動など
で発振周波数は微妙に変化する可能性がある。
【0069】さらには、変調器側でシンボルレート(f
s)で変調する際、あるいはIF帯に周波数変換する際
に用いる発振器でも同様のことが考えられ、この場合、
伝送路以前ですでに周波数離調が生じていると考えられ
る。
【0070】しかしながら、これら発振周波数の最大離
調もそれぞれの部品の仕様等で予め知ることができ、シ
ステムの設計段階で考慮にいれることができる。すなわ
ち、局部発振器71の発振周波数及び、後段の直交検波
部31におけるNCO(数値制御発振器)73の基準周
波数(fc)を、 fc=fs+α (|α|>max|Δf|) ( Δ
f:変復調器、伝送路を含む予測される総合周波数離
調) と置くことにより、生じた離調をオフセットα分大きく
できるので、良好なAGC動作及びディジタル復調動作
を行うことが可能である。このように、オフセット値α
の値は±1MHz以上に限定されることはなく、システ
ム設計時の検討事項であることは当然である。
【0071】これらの実施例を応用すれば、受信ディジ
タル変調信号を周波数変換によりシンボルレートに等し
いキャリア中心周波数にダウンコンバートした後、シン
ボルレートのn倍(nは3以上の整数)でA/D変換
し、このA/D変換後の信号を用いてAGC及び復調処
理を行うディジタル変調信号復調装置において、安定し
た利得制御と復調動作を実現することができる。この他
にも、この発明は要旨を逸脱しない範囲で種々様々に変
形実施可能であることは勿論である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
受信したディジタル変調信号を、復調装置側で周波数変
換によりシンボルレートに等しいキャリア中心周波数に
ダウンコンバートする際に、局部発振器の発振周波数に
オフセット値を持たせるようにすることで、A/D変換
後の変調信号からAGCの動作を行う場合に、安定した
利得制御を実現することができる。
【0073】またこのオフセット値は、変復調装置、お
よび伝送路で総合的に発生し得る最大の周波数離調の絶
対値よりも大きい値に設定し、後段のNCO(数値制御
発振器)の基準周波数にも同じオフセット値を持たせる
ように構成することにより、直交検波によるディジタル
復調においても良好にシンボルレートの復調をすること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル変調信号復調装置の第1の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のディジタル変調信号復調装置の動作を説
明するための波形図である。
【図3】図1のディジタル変調信号復調装置の動作を説
明するための波形図である。
【図4】本発明のディジタル変調信号復調装置の第2の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のディジタル変調信号復調装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】図5のディジタル変調信号復調装置の動作を説
明するための波形図である。
【図7】図5のディジタル変調信号復調装置の動作を説
明するための波形図である。
【符号の説明】
3・・・AGCループ部、5・・・AGCアンプ、9・
・・周波数変換器、71・・・局部発振器(XO)、1
3・・・A/D変換器、15・・・電圧制御水晶発振器
(VCXO)、17・・・振幅情報検出器、75・・・
振幅情報検出器、19・・・振幅基準レベル発生器、2
1・・・比較器、23・・・ループフィルタ、25・・
・D/A変換器、31・・・直交検波部、33・・・乗
算器、35・・・乗算器、37・・・SIN発生器、3
9・・・COS発生器、73・・・数値制御発振器(N
CO)、51・・・ロールオフフィルタ、53・・・ロ
ールオフフィルタ、55・・・キャリア位相誤差検出
器、57・・・シンボルタイミング再生回路、59・・
・D/A変換器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したディジタル変調信号の搬送周波
    数が所定の中間周波数となるように前記受信ディジタル
    変調信号と局部発振信号とを混合し中間周波信号に変換
    して出力する周波数変換手段と、 前記周波数変換手段で周波数変換された中間周波信号
    を、シンボルレートのn倍(nは3以上の整数)の周波
    数でアナログ/ディジタル変換するアナログ/ディジタ
    ル変換手段と、 前記アナログ/ディジタル変換後の中間周波信号をディ
    ジタル処理で直交検波を行う直交検波手段とを具備して
    成るディジタル変調信号復調装置において、 前記アナログ/ディジタル変換手段の出力から前記ディ
    ジタル変調信号の振幅情報を検出する振幅情報検出手段
    と、 前記振幅情報と所定の基準レベルとの差を求めるレベル
    誤差生成手段と、 前記レベル誤差生成手段の出力を時間的に平滑化する誤
    差平滑化手段と、 前記誤差平滑化手段の出力をもとに前記受信ディジタル
    変調信号の利得を可変する利得可変手段と、 を具備し、 前記局部発振信号の発振周波数を前記所定の中間周波数
    が前記シンボルレートから所定の偏差周波数分ずれた周
    波数となるように設定したことを特徴とするディジタル
    変調信号復調装置。
  2. 【請求項2】 前記利得可変手段は、周波数変換後の前
    記所定の中間周波信号の利得を可変する利得可変手段で
    あることを特徴とする請求項1に記載のディジタル変調
    信号復調装置。
  3. 【請求項3】 前記振幅情報検出手段は、前記ディジタ
    ル変調信号を前記シンボルレートのn倍(nは3以上の
    整数)の周波数でサンプリングしたサンプル値の絶対値
    を求める手段であることを特徴とする請求項1または2
    に記載のディジタル変調信号復調装置。
  4. 【請求項4】前記振幅情報検出手段は、前記ディジタル
    変調信号を前記シンボルレートのn倍(nは3以上の整
    数)の周波数でサンプリングしたサンプル値を2乗した
    値を求める手段であることを特徴とする請求項1または
    2のいずれかに記載のディジタル変調信号復調装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の偏差周波数分は、その絶対値
    が当該変復調器および伝送路で総合的に発生し得る周波
    数離調の最大値の絶対値よりも大きい値に設定されるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のディ
    ジタル変調信号復調装置。
  6. 【請求項6】 前記直交検波手段は、アナログ/デジタ
    ル変換されたディジタルデータを同相信号Iに復調する
    ための第1の乗算器と、アナログ/デジタル変換された
    ディジタルデータを直交信号Qに復調するための第2の
    乗算器と、前記第1の乗算器に発振信号を供給するCO
    S発生手段と、前記第2の乗算器に発振信号を供給する
    SIN発生手段とを具備し、前記COS発生手段と前記
    SIN発生手段の前記発振信号の基準周波数は前記シン
    ボルレートから所定の偏差周波数分ずれていることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のディジタル
    変調信号復調装置。
  7. 【請求項7】 前記基準周波数における前記所定の偏差
    周波数分は、その絶対値が当該変復調器および伝送路で
    総合的に発生し得る周波数離調の最大値の絶対値よりも
    大きい値に設定されることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載のディジタル変調信号復調装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320434A (ja) * 2000-05-04 2001-11-16 Samsung Electronics Co Ltd Vsb/qam共用受信器及び受信方法
JP2003513503A (ja) * 1999-10-22 2003-04-08 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 既知の干渉信号をデジタル中間周波数信号から除去する受信機ならびに手法を備える通信端末
JP2010219935A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 受信機

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