JPH1056335A - ミキサ回路 - Google Patents

ミキサ回路

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JPH1056335A
JPH1056335A JP8227794A JP22779496A JPH1056335A JP H1056335 A JPH1056335 A JP H1056335A JP 8227794 A JP8227794 A JP 8227794A JP 22779496 A JP22779496 A JP 22779496A JP H1056335 A JPH1056335 A JP H1056335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】IF信号とLO信号をミキサ回路に入力する
際、2つの信号のアイソレーションをとるためのLCか
ら構成されるBEF(帯域阻止フィルタ)を削除するミ
キサ回路の提供。 【解決手段】ベースがLO端子に接続される第1のnp
nトランジスタと、ベースがIF端子に接続される第1
のpnpトランジスタと、第1のnpnトランジスタの
エミッタと、第1のpnpトランジスタのコレクタとの
共通接続点にコレクタを接続した第2のnpnトランジ
スタと、各トランジスタをそれぞれバイアスするバイア
ス回路と、第1のnpnトランジスタのコレクタはRF
端子に接続されると共に抵抗を介して電源端子に接続さ
れ、第2のnpnトランジスタのエミッタは抵抗を介し
てGND端子に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミキサ回路に関し、
特に中間周波数(IF)信号とローカル(LO)信号と
を混合するアナログミキサ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のミキサ回路の構成の一例を図5に
示す。図5を参照すると、ミキサIC(集積回路)88
は、コレクタがRF端子52に接続され、ベースが入力
端子49に接続され、エミッタがGND端子50に接続
されたnpnトランジスタ45を備え、このnpnトラ
ンジスタ45のベースに抵抗46と抵抗47の接続点が
接続され、抵抗46の他側端はトランジスタ45のコレ
クタに接続され、抵抗47の他側端はミキサIC88の
GND端子50に接続され、抵抗48は、電源(VC
C)端子51とトランジスタ45のコレクタとの間に接
続されている。
【0003】このミキサIC88の電源VCC端子51
は電源VCC55に接続され、RF端子52は容量54
を介してRF出力端子64に接続されている。入力端子
49には、容量53を介して、インダクタンス57と容
量60の一側端の接続点に接続されている。インダクタ
ンス57の他側端はインダクタンス56と容量58の一
側端の接続点に接続され、インダクタンス56の他側端
はIF入力端子62と接続され、容量58の他側端は接
地されている。容量60の他側端は容量59とインダク
タンス61の一側端の接続点に接続され、容量59の他
側端はLO入力端子63に接続され、インダクタンス6
1の他側端は接地されている。
【0004】容量59と容量60とインダクタンス61
とで第1の帯域除去フィルタ(BEF1)86を構成
し、インダクタンス56とインダクタンス57と容量5
8とで第2の帯域除去フィルタ(BEF2)87を構成
している。
【0005】以上の構成にて、ミキサ回路を構成してい
る。このミキサ回路において、IF信号がIF入力端子
62から入力され、第2の帯域除去フィルタ87を通過
する。また、LO信号はLO入力端子63から入力さ
れ、第1の帯域除去フィルタ86を通過して容量53の
入力でIF信号と混合される。
【0006】第1の帯域除去フィルタ86と第2の帯域
除去フィルタ87は、IF信号とLO信号のアイソレー
ションを図るために設けられており、IF信号にとって
は、第1の帯域除去フィルタ86によってLO側がオー
プン状態にみえ、一方、LO信号にとっては第2の帯域
除去フィルタ87によってIF側がオープン状態にみえ
るようにしている。
【0007】これによって、IF信号とLO信号は、互
いに相手側のパスに漏れることなく加算され、容量53
を通ってミキサIC88の入力端子49から入力され
る。
【0008】加算信号はnpnトランジスタ45で非線
型増幅され、ミキサIC88のRF端子52から出力さ
れ、容量54を通ってRF出力端子64から出力され
る。
【0009】次に、図6に、特開昭63−258107
号公報に提案されたミキサ回路の構成を示す。図6を参
照すると、このミキサ回路は、コレクタが容量70によ
り高周波的に接地され、かつ非線型動作しているnpn
トランジスタ65のベースにはインダクタンス76が容
量71を介して、また外部から入力される局部発振源の
入力端子80が容量72を介して接続されている。
【0010】さらに、npnトランジスタ65のベース
−エミッタ端子間、及びエミッタ−GND間には、容量
69、容量73がそれぞれ設けられている。端子82は
変調信号入力端子である。
【0011】出力は、トランジスタ65のエミッタから
局部発振源の周波数成分の信号入力とインダクタンス7
6と容量69、73とで発振する周波数成分との混合し
た周波数成分を出力する。いくつかの混合された周波数
成分の中で濾波回路(フィルタ)78により所要な信号
を取り出す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のミキサ
回路の問題点を以下に説明する。
【0013】図5に示した従来のミキサ回路において
は、IF信号とLO信号とをミキサIC88の同一入力
端子から入力するように構成されていることから、IF
信号とLO信号のアイソレーションをとるため、インダ
クタンスと容量から構成される第1の帯域除去フィルタ
86と第2の帯域除去フィルタ87をそれぞれの信号パ
スに挿入しなければならず、チップ部品の実装面積が大
きくなる、という問題点を有している。
【0014】また、図6に示した回路では、バイパスコ
ンデンサ(容量70)、インダクタンス76、電圧可変
容量75などの外付け部品が多く、さらに、これらは実
装面積が非常に大きいという問題点を有すると共に、n
pnトランジスタ65をコレクタ接地で使用しているた
め、ミキサの変換利得が得られないという問題点も有し
ている。
【0015】したがって、本発明は上記事情に鑑みてな
されたものであって、その目的は、帯域除去フィルタを
不要として小型化を図ると共に、所定のミキシング特性
を得るようにしたミキサ回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のミキサ回路は、中間周波(IF)信号およ
びローカル(LO)信号をそれぞれ別々の端子から入力
し、エミッタとコレクタを共通接続して第3のトランジ
スタを介して共通電位に接続し、ベースがローカル信号
(LO)端子、中間周波信号(IF)端子にそれぞれ接
続される互いに逆導電型の第1、第2のトランジスタを
備え、LO信号とIF信号の乗算された信号を、コレク
タに負荷を接続してなる第1のトランジスタのコレクタ
から出力し、LO信号からみてIF信号がオープン状態
にみえるようにしてこれら2つの信号のアイソレーショ
ンをとるようにしたことを特徴としたものである。
【0017】また、本発明は、コレクタ同士を共通接続
し、ベースがローカル信号(LO)端子、中間周波信号
(IF)端子にそれぞれ接続される互いに逆導電型の第
1、第2のトランジスタを備え、前記第1、第2のトラ
ンジスタのコレクタの共通接続点をベース入力としコレ
クタに負荷を接続してなる第3のトランジスタを備え、
LO信号とIF信号の乗算された信号を前記第3のトラ
ンジスタのコレクタから取り出し、LO信号及びIF信
号の一からみて他がオープン状態にみえるようにしてこ
れら2つの信号のアイソレーションをとるようにしたこ
とを特徴とする。
【0018】さらに、本発明に係るミキサ回路は、好ま
しくは、中間周波(IF)信号およびローカル(LO)
信号をそれぞれ別々の端子から入力し、前記各信号の和
信号を高周波信号として出力するミキサ回路であって、
ベースがLO端子に接続される第1のnpnトランジス
タと、ベースがIF端子に接続される第1のpnpトラ
ンジスタと、前記第1のnpnトランジスタのエミッタ
と、第1のpnpトランジスタのコレクタとの共通接続
点にコレクタを接続した第2のnpnトランジスタと、
前記各トランジスタをそれぞれバイアスするバイアス回
路と、を備え、前記第1のnpnトランジスタのコレク
タはRF端子に接続されると共に抵抗を介して電源端子
に接続され、前記第2のnpnトランジスタのエミッタ
は抵抗を介してGND端子に接続されてなることを特徴
とする。
【0019】さらにまた、本発明に係るミキサ回路は、
好ましくは、エミッタが電源端子に接続され、ベースが
IF端子に接続された第1のpnpトランジスタと、ベ
ースがLO端子に接続され、エミッタがGND端子に接
続された第1のnpnトランジスタと、コレクタがRF
端子に接続されるとともに抵抗を介して電源端子に接続
され、エミッタがエミッタ端子に接続されると共に並列
接続された抵抗及び容量を介して接地端子に接続され、
第2のnpnトランジスタと、を備え、前記第1のpn
pトランジスタのコレクタと前記第1のnpnトランジ
スタのコレクタと前記第2のnpnトランジスタのベー
スとが共通接続され、前記第1のpnpトランジスタ及
び前記第1のnpnトランジスタのバイアス回路を備え
たことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて以下に説明する。本発明は、その好ましい実施の形
態において、図1を参照すると、中間周波(IF)信号
およびローカル(LO)信号をそれぞれ別々の端子から
入力し、各信号の和信号を高周波信号としてRF端子か
ら出力するミキサIC(83)からなり、ミキサIC
は、ベースがLO端子(10)に接続される第1のnp
nトランジスタ(1)と、ベースがIF端子(13)に
接続される第1のpnpトランジスタ(2)と、第1の
npnトランジスタのエミッタと、第1のpnpトラン
ジスタのコレクタとの共通接続点にコレクタを接続した
第2のnpnトランジスタ(3)と、前記各トランジス
タ(1〜3)をそれぞれバイアスする第1〜第3のバイ
アス回路(6〜8)と、第1のnpnトランジスタのコ
レクタはRF端子(9)に接続されると共に抵抗(4)
を介して電源端子(12)に接続され、第2のnpnト
ランジスタのエミッタは抵抗(5)を介してGND端子
(11)に接続されて構成される。
【0021】本発明は、その好ましい第2の実施の形態
において、図2を参照すると、エミッタが電源端子(3
3)に接続され、ベースがIF端子(31)に接続され
た第1のpnpトランジスタ(23)と、ベースがLO
端子(32)に接続され、エミッタがGND端子(2
4)に接続された第1のnpnトランジスタ(24)
と、コレクタがRF端子(35)に接続されるとともに
抵抗(26)を介して電源端子(33)に接続され、エ
ミッタがエミッタ端子(36)に接続されると共に並列
接続された抵抗(27)及び容量(28)を介してGN
D端子(34)に接続され、第1のpnpトランジスタ
(23)のコレクタと第1のnpnトランジスタ(2
4)のコレクタと第2のnpnトランジスタ(25)の
ベースとが共通接続され、第1のpnpトランジスタ及
び前記第1のnpnトランジスタのバイアス回路(2
9、30)を備えて構成される。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例の回路構成
を示す図である。図1を参照して、本実施例において、
ミキサIC83は、npnトランジスタ1、3と、pn
pトランジスタ2と、第1〜第3のバイアス回路6〜8
と、から構成されている。
【0023】ミキサIC83において、npnトランジ
スタ1のベースは、LO端子10に接続されると共に第
1のバイアス回路6に接続され、pnpトランジスタ2
のベースはIF端子13に接続されると共に第3のバイ
アス回路8に接続され、npnトランジスタ1のエミッ
タとpnpトランジスタ2のコレクタは共通接続されて
npnトランジスタ3のコレクタに接続され、トランジ
スタ3のベースは第2のバイアス回路7に接続され、そ
のエミッタは抵抗5を介してGND端子11に接続され
ている。そしてトランジスタ1のコレクタはRF端子9
に接続されると共に、抵抗4を介してトランジスタ2の
エミッタに接続されて電源VCC端子12に接続されて
いる。
【0024】第1〜第3のバイアス回路6〜8はいずれ
も電源端子12とGND端子11との間に接続され、以
上でミキサIC83を構成している。
【0025】本実施例においては、ミキサIC83のL
O端子10とIF端子13をそれぞれ別々に設けること
によって、従来技術で用いられていた帯域除去フィルタ
を不要とし、LO信号をnpnトランジスタ1のベース
に入力し、IF信号をpnpトランジスタ2のベースに
入力し、トランジスタ1で2つの信号を混合し、非線型
増幅して、乗算された信号はRF端子9から出力され
る。
【0026】本実施例においては、トランジスタ3、抵
抗5からなる定電流源と、pnpトランジスタ2と、を
用いており、pnpトランジスタ2のコレクタ抵抗は非
常に大きいため、LO信号がIF側に漏れないようにし
て、従来、IF側に設けていた帯域除去フィルタを取り
除くことができる。
【0027】図5に示した従来のミキサ回路における帯
域除去フィルタは、IF信号とLO信号のアイソレーシ
ョンをとるだけでなく、帯域除去フィルタが存在しない
と、信号が入力端子49に入力されない。
【0028】これに対して、本実施例においては、帯域
除去フィルタがなくとも、信号が入力されないことはな
く、またIF信号は入力レベルも低いのでLO端子を通
ってLO側に漏れても実用上は問題ない。このため、L
O側の帯域除去フィルタも実用上必要なくなるため、結
果として従来技術の帯域除去フィルタ2個を削減でき
る。
【0029】図2は、本発明の第2の実施例の回路構成
を示す図である。図2を参照すると、本実施例におい
て、ミキサIC85は、pnpトランジスタ23と、n
pnトランジスタ24、及び25と、第1、及び第2の
バイアス回路29、30から構成されている。トランジ
スタ23のエミッタは電源VCC端子33に接続され、
ベースはIF端子31に接続され、コレクタはトランジ
スタ24のコレクタとトランジスタ25のベースに接続
され、トランジスタ24のベースはLO端子32、エミ
ッタはGND端子34にそれぞれ接続され、トランジス
タ25のコレクタはRF端子35に接続されると共に抵
抗26を介して電源VCC端子33に接続され、トラン
ジスタ25のエミッタはエミッタ端子36に接続される
と共に、抵抗27及び容量28の一側端に接続され、抵
抗27と容量28の他側端は共にGND端子34に接続
されている。
【0030】また、トランジスタ23とトランジスタ2
4のベースにはそれぞれ第1、第2のバイアス回路2
9、30が接続され、第1のバイアス回路9と第2のバ
イアス回路30はいずれも電源VCC端子33とGND
端子34間に接続されている。
【0031】以上がミキサIC85を構成している。
【0032】本実施例では、ミキサIC85のIF端子
31とLO端子32をそれぞれ別々に設けることにより
帯域除去フィルタを取り除き、IF信号はトランジスタ
23のベースに入力され、このトランジスタ23で増幅
されてトランジスタ25のベースに達する。
【0033】LO信号はトランジスタ24のベースに入
力され、トランジスタ24で増幅されてトランジスタ2
5のベースに達する。そして、pnpトランジスタ23
と、npnトランジスタ24のコレクタ同士を互いに接
続しているため、IF信号にとっては、トランジスタ2
4のコレクタ抵抗が非常に高いため、LO側はオープン
状態にみえ、LO信号にとっては、トランジスタ23の
コレクタ抵抗が非常に高いため、IF側はオープン状態
にみえる。
【0034】このため、IFおよびLO信号は互いに漏
れることなく、トランジスタ25のベースで加算され
て、トランジスタ25で非線型増幅されて、RF端子3
5から出力される。このように、本実施例においても、
従来技術で必要とされていた帯域除去フィルタが2個削
除できる。
【0035】図3は、本発明の第1の実施例に係るミキ
サ回路、図4は、本発明の第2の実施例に係るミキサ回
路のシミュレーション結果をそれぞれ示す。また、図7
には、比較例として、従来技術のミキサ回路のシミュレ
ーション結果を示す。
【0036】これらの図では、IF信号PIFin=−35
dBm、fIF=150MHZ固定で、ローカル入力電力
LO(dBm)(fLOが800MHZの時)をスイープ
した時のRF出力電力PRF(dBm)(fRFが950M
HZの時)(四角記号参照)と、LO信号→IF端子へ
の漏れ(dB)(丸印参照)と、IF信号→LO側への
漏れ(dB)(逆三角記号参照)と、をグラフにプロッ
トしたものである。
【0037】図3と図7とを参照して、本発明の第1の
実施例では、従来技術と消費電力が等しく同程度の性能
を有している。
【0038】以上により、本発明の第1の実施例のミキ
サ回路では、消費電力、性能が同程度で帯域除去フィル
タを2個削減することができる。
【0039】また、図4を参照して、本発明の第2の実
施例のミキサ回路では、従来技術と消費電力が同一で帯
域除去フィルタが2個削減でき、IF信号とLO信号を
加算して非線型増幅しているため、第1の実施例のミキ
サ回路よりも変換利得を高くすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ミキサICのIF端子とLO端子を別々に設けることに
より、従来のミキサ回路とほぼ同一の消費電力、同一性
能を達成しながら、帯域除去フィルタを2個削減できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のミキサ回路の回路構成
を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例のミキサ回路の回路構成
を示す図である。
【図3】本発明第1の実施例のミキサ回路のシミュレー
ション結果を示す図である。
【図4】本発明第2の実施例のミキサ回路のシミュレー
ション結果を示す図である。
【図5】従来のミキサ回路の一例を示す図である。
【図6】従来のミキサ回路の別の例を示す図である。
【図7】従来のミキサ回路のシミュレーション結果を示
す図である。
【符号の説明】
C1〜C3、C5〜C20 容量 L2〜L5 インダクタンス Q1、Q3、Q5〜8 npnトランジスタ Q2、Q4 pnpトランジスタ R1〜R10 抵抗 6〜8、29〜30 バイアス回路 9、35、52 RF端子 10、32 LO端子 11、34、50 GND端子 12、33、51 電源VCC端子 13、31 IF端子 14、41、55 電源VCC 20、44、64 RF出力端子 21、43、63 LO入力端子 22、42、62 IF入力端子 75 電圧可変容量 77、78 濾波回路 79 電源端子 80 入力端子 81 出力端子 82 変調入力端子 83、85、88 ミキサIC 86、87 BEF

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタとコレクタを共通接続して第3の
    トランジスタを介して共通電位に接続され、ベースがロ
    ーカル信号(LO)端子、中間周波信号(IF)端子に
    それぞれ接続される、互いに逆導電型の第1、第2のト
    ランジスタを備え、LO信号とIF信号の乗算された信
    号を、コレクタに負荷を接続してなる第1のトランジス
    タのコレクタから出力し、 LO信号からみてIF信号がオープン状態にみえるよう
    にしてこれら2つの信号のアイソレーションをとるよう
    にしたことを特徴とするミキサ回路。
  2. 【請求項2】コレクタ同士を共通接続し、ローカル信号
    (LO)端子、中間周波信号(IF)端子にそれぞれ接
    続される互いに逆導電型の第1、第2のトランジスタを
    備え、 前記第1、第2のトランジスタのコレクタの共通接続点
    をベース入力としコレクタに負荷を接続してなる第3の
    トランジスタを備え、LO信号とIF信号の乗算された
    信号を前記第3のトランジスタのコレクタから取り出
    し、 LO信号及びIF信号の一からみて他がオープン状態に
    みえるようにしてこれら2つの信号のアイソレーション
    をとるようにしたことを特徴とするミキサ回路。
  3. 【請求項3】中間周波(IF)信号およびローカル(L
    O)信号をそれぞれ別々の端子から入力し、 前記各信号の和信号を高周波信号として出力するミキサ
    回路であって、 ベースがLO端子に接続される第1のnpnトランジス
    タと、 ベースがIF端子に接続される第1のpnpトランジス
    タと、 前記第1のnpnトランジスタのエミッタと、第1のp
    npトランジスタのコレクタとの共通接続点にコレクタ
    を接続した第2のnpnトランジスタと、 前記各トランジスタをそれぞれバイアスするバイアス回
    路と、を備え、 前記第1のnpnトランジスタのコレクタはRF端子に
    接続されると共に抵抗を介して電源端子に接続され、 前記第2のnpnトランジスタのエミッタは抵抗を介し
    てGND端子に接続されてなることを特徴とするミキサ
    回路。
  4. 【請求項4】エミッタが電源端子に接続され、ベースが
    IF端子に接続された第1のpnpトランジスタと、 ベースがLO端子に接続され、エミッタがGND端子に
    接続された第1のnpnトランジスタと、 コレクタがRF端子に接続されるとともに抵抗を介して
    電源端子に接続され、エミッタがエミッタ端子に接続さ
    れると共に並列接続された抵抗及び容量を介して接地端
    子に接続され、第2のnpnトランジスタと、を備え、 前記第1のpnpトランジスタのコレクタと前記第1の
    npnトランジスタのコレクタと前記第2のnpnトラ
    ンジスタのベースとが共通接続され、 前記第1のpnpトランジスタ及び前記第1のnpnト
    ランジスタのバイアス回路を備えたことを特徴とするミ
    キサ回路。
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