JPH1055513A - 磁気抵抗素子を有する水平型磁気ヘッド - Google Patents
磁気抵抗素子を有する水平型磁気ヘッドInfo
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- JPH1055513A JPH1055513A JP10836997A JP10836997A JPH1055513A JP H1055513 A JPH1055513 A JP H1055513A JP 10836997 A JP10836997 A JP 10836997A JP 10836997 A JP10836997 A JP 10836997A JP H1055513 A JPH1055513 A JP H1055513A
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- magnetoresistive element
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- magnetic head
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
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- G11B5/3179—Structure of heads comprising at least in the transducing gap regions two magnetic thin films disposed respectively at both sides of the gaps the films being mainly disposed in parallel planes
- G11B5/3183—Structure of heads comprising at least in the transducing gap regions two magnetic thin films disposed respectively at both sides of the gaps the films being mainly disposed in parallel planes intersecting the gap plane, e.g. "horizontal head structure"
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 媒体上に記録された隣接するトラックの情報
に干渉しない磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 ヘッドギャップ（４０）によって分離さ
れた２つのポールピース（３６1 ，３６2 ）を有する磁
気回路（３０、３２1 、３２2 、３４1 、３４2、３６1
、３６2 、４０）と、該ヘッドギャップ（４０）に近
接して位置づけられた磁気抵抗素子（４２）とを備えて
いる水平型磁気ヘッドにおいて、磁気抵抗素子が、磁気
回路を横切って伸長する細長いテープであり、かつポー
ルピース（３６1 、３６2 ）に作られたノッチ部（４
４）内に配置された中央領域（Ａ）と、該ポールピース
（３６1 、３６2 ）の両側に２つの横領域（Ｂ１、Ｂ
２）とを有する水平型磁気ヘッドである。
に干渉しない磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 ヘッドギャップ（４０）によって分離さ
れた２つのポールピース（３６1 ，３６2 ）を有する磁
気回路（３０、３２1 、３２2 、３４1 、３４2、３６1
、３６2 、４０）と、該ヘッドギャップ（４０）に近
接して位置づけられた磁気抵抗素子（４２）とを備えて
いる水平型磁気ヘッドにおいて、磁気抵抗素子が、磁気
回路を横切って伸長する細長いテープであり、かつポー
ルピース（３６1 、３６2 ）に作られたノッチ部（４
４）内に配置された中央領域（Ａ）と、該ポールピース
（３６1 、３６2 ）の両側に２つの横領域（Ｂ１、Ｂ
２）とを有する水平型磁気ヘッドである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、改善された磁気抵
抗素子を有する水平型磁気ヘッドに関する。ディスク及
びテープ等のような媒体上に情報を記録するために用い
られる。
抗素子を有する水平型磁気ヘッドに関する。ディスク及
びテープ等のような媒体上に情報を記録するために用い
られる。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】媒体上
に磁気的に書き込まれた情報を読み出すための磁気抵抗
素子の使用は周知である。通常、該磁気抵抗素子はリボ
ン又はテープであり、その面は媒体に垂直である。該テ
ープはヘッドギャップによって分離された２つの垂直な
ポールピースの間に置かれる。
に磁気的に書き込まれた情報を読み出すための磁気抵抗
素子の使用は周知である。通常、該磁気抵抗素子はリボ
ン又はテープであり、その面は媒体に垂直である。該テ
ープはヘッドギャップによって分離された２つの垂直な
ポールピースの間に置かれる。
【０００３】添付された図１はこの手順を説明する。媒
体１０上において、トラックＰ０、Ｐ１及びＰ２上に分
布された情報が記録される。該媒体に近接して、２つの
磁気シールド２２1 及び２２2 の間に置かれた磁気抵抗
素子２０を備えているヘッドを移動させる。
体１０上において、トラックＰ０、Ｐ１及びＰ２上に分
布された情報が記録される。該媒体に近接して、２つの
磁気シールド２２1 及び２２2 の間に置かれた磁気抵抗
素子２０を備えているヘッドを移動させる。
【０００４】磁気抵抗素子２０は、トラック幅よりも常
に幅広である。従って、トラックＰ０を読み出す際に、
磁気抵抗素子は隣接するトラックＰ１及びＰ２上に書き
込まれた情報によって乱される。この現象はトラックＰ
０に関する読み出し信号中にノイズを発生させる。
に幅広である。従って、トラックＰ０を読み出す際に、
磁気抵抗素子は隣接するトラックＰ１及びＰ２上に書き
込まれた情報によって乱される。この現象はトラックＰ
０に関する読み出し信号中にノイズを発生させる。
【０００５】この不都合を取り除くための試みとして、
通常、導電層のデポジションが、磁気抵抗素子上とシー
ルド２２1 及び２２2 上とに行われ、これが磁気抵抗素
子を短絡して、隣接するトラックによって誘発された抵
抗の変動を削減し且つノイズを減らす。
通常、導電層のデポジションが、磁気抵抗素子上とシー
ルド２２1 及び２２2 上とに行われ、これが磁気抵抗素
子を短絡して、隣接するトラックによって誘発された抵
抗の変動を削減し且つノイズを減らす。
【０００６】しかしながら、隣接するトラックによって
発生した磁界は、磁気抵抗素子を励起している。この励
起はわずかなノイズを発生するのみであるが、磁気的駆
動によってシールド間の磁気抵抗素子の磁化に依然干渉
する。この現象を取り除くために、小さい磁石のような
硬質薄膜磁性層がデポジットされており、磁気ピース間
に配置された磁気抵抗素子のその部分上に、磁気抵抗素
子の長さ方向に平行な磁界を発生する。従って、この磁
界は、磁気抵抗素子の磁気領域を安定させ、読み出し信
号の純粋な利得が得られる。
発生した磁界は、磁気抵抗素子を励起している。この励
起はわずかなノイズを発生するのみであるが、磁気的駆
動によってシールド間の磁気抵抗素子の磁化に依然干渉
する。この現象を取り除くために、小さい磁石のような
硬質薄膜磁性層がデポジットされており、磁気ピース間
に配置された磁気抵抗素子のその部分上に、磁気抵抗素
子の長さ方向に平行な磁界を発生する。従って、この磁
界は、磁気抵抗素子の磁気領域を安定させ、読み出し信
号の純粋な利得が得られる。
【０００７】前述の短絡工程を実行するのは比較的簡単
であるけれども、磁性層の最適化は非常に難しい。第１
にこれら磁性層はゆっくりと徐々に展開する。また、該
層の漏れ磁界は磁気抵抗素子の領域を安定させるに十分
となるようにすべきであるが、媒体上に記録された情報
に干渉しないように過度に強くすべきではない。
であるけれども、磁性層の最適化は非常に難しい。第１
にこれら磁性層はゆっくりと徐々に展開する。また、該
層の漏れ磁界は磁気抵抗素子の領域を安定させるに十分
となるようにすべきであるが、媒体上に記録された情報
に干渉しないように過度に強くすべきではない。
【０００８】本発明の目的は、これらの不都合な点を取
り除くことにある。
り除くことにある。
【０００９】本発明は、水平型（平面型としても公知
の）磁気ヘッドの構成の中でのこの技術的問題に対する
解決法を提案する。通常シリコンである基板上にデポジ
ットされた層を有するこれらのヘッドは、マイクロエレ
クトロニクスから取り入れているテクノロジに従って製
造される。このようなヘッドは、仏国特許公開公報第
２，６４５，３１４号（又は対応する米国特許第５，２
０８，７１６号）に記載されている。
の）磁気ヘッドの構成の中でのこの技術的問題に対する
解決法を提案する。通常シリコンである基板上にデポジ
ットされた層を有するこれらのヘッドは、マイクロエレ
クトロニクスから取り入れているテクノロジに従って製
造される。このようなヘッドは、仏国特許公開公報第
２，６４５，３１４号（又は対応する米国特許第５，２
０８，７１６号）に記載されている。
【００１０】これらのヘッドは、磁気回路を備えてお
り、より詳細にはヘッドギャップによって分離された２
つのポールピースによって構成されている。磁気抵抗素
子は、ヘッドギャップに近接して配置され、媒体の平面
に平行に向けて置かれる（その平面に対して垂直ではな
い）。
り、より詳細にはヘッドギャップによって分離された２
つのポールピースによって構成されている。磁気抵抗素
子は、ヘッドギャップに近接して配置され、媒体の平面
に平行に向けて置かれる（その平面に対して垂直ではな
い）。
【００１１】本発明によれば、磁気抵抗素子を構成する
テープは、その幅よりもより長い長さを有しており、実
際にはその幅の６倍よりも長くなる。このテープは、磁
気回路を横切って置かれており、ポールピース内に作ら
れたノッチのような凹部内に配置された中央部分を有す
る。２つの横部分は、磁気回路の両側に配置されてお
り、導電体接触部で覆われている。
テープは、その幅よりもより長い長さを有しており、実
際にはその幅の６倍よりも長くなる。このテープは、磁
気回路を横切って置かれており、ポールピース内に作ら
れたノッチのような凹部内に配置された中央部分を有す
る。２つの横部分は、磁気回路の両側に配置されてお
り、導電体接触部で覆われている。
【００１２】以下より明らかとなるように、中央領域は
ポールピースに静磁的に結合されており、これにより反
磁界を減少し且つ磁化が読み出し磁界の関数として容易
に回転することを可能にする。しかしながら、横領域に
おいて、磁気抵抗素子の非常に細長い形状に起因する強
い反磁界により、磁気抵抗素子の大寸法に応じて磁化が
実質的に遮断される。
ポールピースに静磁的に結合されており、これにより反
磁界を減少し且つ磁化が読み出し磁界の関数として容易
に回転することを可能にする。しかしながら、横領域に
おいて、磁気抵抗素子の非常に細長い形状に起因する強
い反磁界により、磁気抵抗素子の大寸法に応じて磁化が
実質的に遮断される。
【００１３】これは二重の効果を提供する。即ちその１
つはポールピースの両側の磁化の遮断（隣接するトラッ
クによって発生した干渉磁界に影響を受けない磁気抵抗
素子となる）であり、他の１つはポールピース間の中央
領域が高い感度を伴う良好な配向性を有することであ
る。この二重の結果が、磁石として働く磁性層の助けな
しに得られる。
つはポールピースの両側の磁化の遮断（隣接するトラッ
クによって発生した干渉磁界に影響を受けない磁気抵抗
素子となる）であり、他の１つはポールピース間の中央
領域が高い感度を伴う良好な配向性を有することであ
る。この二重の結果が、磁石として働く磁性層の助けな
しに得られる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図２に表されたヘッドは、示され
た例では、後部磁気ピース３０と、２つのポスト３２1
及び３２2 と、２つのコンセントレータ３４1 及び３４
2 と、ヘッドギャップ４０によって分離された２つのポ
ールピース３６1 及び３６2 とによって構成された磁気
回路を備えている。書き込み用巻線は表されていない。
書き込み及び読み出しの両方に用いられるヘッドとして
巻線を有している場合、それはポスト３２1 及び３２2
を巻回する。
た例では、後部磁気ピース３０と、２つのポスト３２1
及び３２2 と、２つのコンセントレータ３４1 及び３４
2 と、ヘッドギャップ４０によって分離された２つのポ
ールピース３６1 及び３６2 とによって構成された磁気
回路を備えている。書き込み用巻線は表されていない。
書き込み及び読み出しの両方に用いられるヘッドとして
巻線を有している場合、それはポスト３２1 及び３２2
を巻回する。
【００１５】読み出し素子は磁気抵抗素子４２によって
構成されており、通常の磁気抵抗素子か又は巨大効果磁
気抵抗素子としても公知な多層磁気抵抗素子のどちらか
一方であり得る。この素子は大きく伸長されており、そ
の長さはその幅のおよそ４倍又は６倍までもより長くな
っている。磁気抵抗素子は、結果としてノッチ部４４と
なるポールピースの間に通される。
構成されており、通常の磁気抵抗素子か又は巨大効果磁
気抵抗素子としても公知な多層磁気抵抗素子のどちらか
一方であり得る。この素子は大きく伸長されており、そ
の長さはその幅のおよそ４倍又は６倍までもより長くな
っている。磁気抵抗素子は、結果としてノッチ部４４と
なるポールピースの間に通される。
【００１６】磁気抵抗素子４２は、読み出し媒体１０か
らの間隔がおよそ０．５から５マイクロメータの間であ
る。その幅は、通常およそ０．３からおよそ３マイクロ
メータの間である。従って、この幅は、記録トラック上
の２つの情報要素を分離するギャップよりも非常に大き
い。ポールピースの両側において、結果として磁気抵抗
素子は隣接するトラック上のいくつかの連続する情報要
素を覆っている。それゆえ、ポールピースの外側の弱い
磁界だけを受け取る。
らの間隔がおよそ０．５から５マイクロメータの間であ
る。その幅は、通常およそ０．３からおよそ３マイクロ
メータの間である。従って、この幅は、記録トラック上
の２つの情報要素を分離するギャップよりも非常に大き
い。ポールピースの両側において、結果として磁気抵抗
素子は隣接するトラック上のいくつかの連続する情報要
素を覆っている。それゆえ、ポールピースの外側の弱い
磁界だけを受け取る。
【００１７】この状態は、ポールピース間で自然に異な
っており(naturally very different)、ヘッドギャップ
がトラック上に記録された情報要素に近接する（トラッ
ク方向に数えた）長さを有すようになっている。
っており(naturally very different)、ヘッドギャップ
がトラック上に記録された情報要素に近接する（トラッ
ク方向に数えた）長さを有すようになっている。
【００１８】磁気抵抗素子はその横部分上の非常に弱い
磁界を受け取るけれども、それらを短絡するために金属
で該部分を覆うことができる。しかしながら、本発明の
本質は、磁気領域を安定するための手段である。これら
の手段の作用は、図３から図６によって説明されてい
る。
磁界を受け取るけれども、それらを短絡するために金属
で該部分を覆うことができる。しかしながら、本発明の
本質は、磁気領域を安定するための手段である。これら
の手段の作用は、図３から図６によって説明されてい
る。
【００１９】最初に、図３は、磁気抵抗テープ４２が通
過できるように、両方の前記ピースにノッチ部４４を有
する２つのポールピース３６1 及び３６2 の端部の平面
図を表している。磁気抵抗素子の２つの横領域は、例え
ばＡｌＳｉＣｕのようなマイクロエレクトロニクスで用
いられる導電材料である金属接触部５０1 及び５０2で
覆われている。これら接触部５０1 及び５０2 は、磁気
抵抗素子の端部を短絡するために用いられるだけでな
く、該テープの抵抗測定回路との接続を保証するためで
もある。
過できるように、両方の前記ピースにノッチ部４４を有
する２つのポールピース３６1 及び３６2 の端部の平面
図を表している。磁気抵抗素子の２つの横領域は、例え
ばＡｌＳｉＣｕのようなマイクロエレクトロニクスで用
いられる導電材料である金属接触部５０1 及び５０2で
覆われている。これら接触部５０1 及び５０2 は、磁気
抵抗素子の端部を短絡するために用いられるだけでな
く、該テープの抵抗測定回路との接続を保証するためで
もある。
【００２０】図４は、明確にするために接触部５０1 及
び５０2 が除かれていることを除いて、図３と同じであ
る。読み出し磁界が印加されていないと仮定すると、磁
気抵抗テープ４２中を磁束Ｈが長さ方向に通過する。非
常に著しい形状異方性（formanisotropy)（６よりも大
きいファクタ）のために、幅方向に強い反磁界が存在
し、従って長さ方向に垂直な磁界を印加する上で回転及
び傾くように磁化するのは難しい。従って、読み出しト
ラックに隣接するトラックによって発生した干渉磁界
は、横領域の磁化に干渉できず、形状異方性だけに起因
して縦方向に実質的に遮断されたままとなる。
び５０2 が除かれていることを除いて、図３と同じであ
る。読み出し磁界が印加されていないと仮定すると、磁
気抵抗テープ４２中を磁束Ｈが長さ方向に通過する。非
常に著しい形状異方性（formanisotropy)（６よりも大
きいファクタ）のために、幅方向に強い反磁界が存在
し、従って長さ方向に垂直な磁界を印加する上で回転及
び傾くように磁化するのは難しい。従って、読み出しト
ラックに隣接するトラックによって発生した干渉磁界
は、横領域の磁化に干渉できず、形状異方性だけに起因
して縦方向に実質的に遮断されたままとなる。
【００２１】前記中央領域が横領域のような自由空間に
置かれるならば、自然に干渉磁界から免れることはま
た、該中央領域において発生する（なぜなら中央領域は
横領域と同じ形状を有するからである）。しかしなが
ら、該中央領域において、磁気抵抗素子は、凹部４４内
に置かれ、それゆえ磁気を帯びているポールピースに非
常に近接している。そのため反磁界は中央領域の中で非
常に弱くなる。図５は、より明確に、磁気抵抗素子が置
かれている凹部４４内を表している。そのエッジは間隔
ｄでポールピースから分離されており、その表面は間隔
ｄ´で凹部の底から分離されている。これらの間隔は
０．０５から１マイクロメータの間である。自由空間の
横領域の値ＨD を有する反磁界は、静磁結合係数に等し
い係数Ｃによって中央領域内で分割されている。この結
合係数がおよそ２から１０の間であり、寸法ｄ及びｄ´
の関数として、反磁界はおよそＨD ／１０とＨD ／２と
の間で中央領域内にドロップする。
置かれるならば、自然に干渉磁界から免れることはま
た、該中央領域において発生する（なぜなら中央領域は
横領域と同じ形状を有するからである）。しかしなが
ら、該中央領域において、磁気抵抗素子は、凹部４４内
に置かれ、それゆえ磁気を帯びているポールピースに非
常に近接している。そのため反磁界は中央領域の中で非
常に弱くなる。図５は、より明確に、磁気抵抗素子が置
かれている凹部４４内を表している。そのエッジは間隔
ｄでポールピースから分離されており、その表面は間隔
ｄ´で凹部の底から分離されている。これらの間隔は
０．０５から１マイクロメータの間である。自由空間の
横領域の値ＨD を有する反磁界は、静磁結合係数に等し
い係数Ｃによって中央領域内で分割されている。この結
合係数がおよそ２から１０の間であり、寸法ｄ及びｄ´
の関数として、反磁界はおよそＨD ／１０とＨD ／２と
の間で中央領域内にドロップする。
【００２２】このように、図６に従って、磁気抵抗素子
は以下の２つの非常に異なる特性を有する中央領域Ａ及
び２つの横領域Ｂを有する。 ・横領域Ｂにおいて、外側磁界
は以下の２つの非常に異なる特性を有する中央領域Ａ及
び２つの横領域Ｂを有する。 ・横領域Ｂにおいて、外側磁界
【外１】 は、反磁界
【外２】 及び異方性磁界
【外３】 の和よりも大きい
【数１】 ならば、幅方向の磁化の回転だけを生じることができ
る。 ・中央領域Ａにおいて、状態は同じであるが、反磁界は
Ｃ分の１になる。
る。 ・中央領域Ａにおいて、状態は同じであるが、反磁界は
Ｃ分の１になる。
【数２】 従って、中央領域がポールピースからの読み出し磁界に
従う際に、磁化が中央領域において非常に簡単に回転で
きる。従って、永久磁化を用いることなしに、磁化は横
領域内で遮断され、中央領域において自由で且つ高感度
に残る。
従う際に、磁化が中央領域において非常に簡単に回転で
きる。従って、永久磁化を用いることなしに、磁化は横
領域内で遮断され、中央領域において自由で且つ高感度
に残る。
【図１】従来技術の磁気抵抗素子を表す概略図である。
【図２】本発明による磁気ヘッドを説明する概略図であ
る。
る。
【図３】磁気抵抗素子の平面図である。
【図４】磁気抵抗素子の磁化を表す概略図である。
【図５】磁気抵抗素子のノッチハウジングの部分を表す
概略図である。
概略図である。
【図６】磁気抵抗素子を形成する３つの領域を表す概略
図である。
図である。
１０ 媒体 ２０ 磁気抵抗素子 ２２1 、２２2 磁気シールド ３０ 後部磁気ピース ３２1 、３２2 ポスト ３４1 、３４2 コンセントレータ ３６1 、３６2 ポールピース ４０ ヘッドギャップ ４２ 磁気抵抗素子、磁気抵抗テープ ４４ ノッチ部、凹部 ５０1 、５０2 導電体接触部 Ａ 中央領域 Ｂ１、Ｂ２ 横領域 Ｐ０、Ｐ１、Ｐ２ トラック
Claims (5)
- 【請求項１】 ヘッドギャップ（４０）によって分離さ
れた２つのポールピース（３６1 、３６2 ）を有する磁
気回路（３０、３２1 、３２2 、３４1 、３４2 、３６
1 、３６2 、４０）と、該ヘッドギャップ（４０）に近
接して位置づけられた磁気抵抗素子（４２）とを備えて
いる水平型磁気ヘッドにおいて、 前記磁気抵抗素子が、前記磁気回路を横切って伸長する
細長いテープであり、かつ前記ポールピース（３６1 、
３６2 ）に作られたノッチ部（４４）内に配置された中
央領域（Ａ）と、該ポールピース（３６1 、３６2 ）の
両側に２つの横領域（Ｂ１、Ｂ２）とを有していること
を特徴とする磁気抵抗素子を有する水平型磁気ヘッド。 - 【請求項２】 前記磁気抵抗素子を構成するテープがそ
の幅の４倍よりも長い長さを有することを特徴とする請
求項１に記載の磁気ヘッド。 - 【請求項３】 前記磁気抵抗素子の長さがその幅の６倍
よりも長いことを特徴とする請求項２に記載の磁気ヘッ
ド。 - 【請求項４】 前記磁気抵抗素子の横領域（Ｂ）が導電
体接触部（５０1 、５０2 ）によって各々覆われている
ことを特徴とする請求項１に記載の磁気ヘッド。 - 【請求項５】 前記磁気抵抗素子の前記中央領域（Ａ）
の２つのエッジが、およそ０．０５から１マイクロメー
タの間のギャップ（ｄ）によって前記ポールピース（３
６1 、３６2 ）から分離されていることを特徴とする請
求項１に記載の磁気ヘッド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9604584 | 1996-04-12 | ||
| FR9604584A FR2747499B1 (fr) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | Tete magnetique horizontale a magnetoresistance perfectionnee |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1055513A true JPH1055513A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=9491141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10836997A Withdrawn JPH1055513A (ja) | 1996-04-12 | 1997-04-11 | 磁気抵抗素子を有する水平型磁気ヘッド |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0801381A1 (ja) |
| JP (1) | JPH1055513A (ja) |
| FR (1) | FR2747499B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2761477B1 (fr) * | 1997-04-01 | 1999-04-23 | Commissariat Energie Atomique | Capteur de champ magnetique a magnetoresistance |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| FR2645315B1 (fr) * | 1989-03-29 | 1991-05-31 | Commissariat Energie Atomique | Tete magnetique de lecture a magnetoresistance pour enregistrement perpendiculaire et procede de realisation d'une telle tete |
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1996
- 1996-04-12 FR FR9604584A patent/FR2747499B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
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- 1997-04-11 JP JP10836997A patent/JPH1055513A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2747499B1 (fr) | 1998-07-17 |
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