JPH105474A - ミシン駆動装置 - Google Patents
ミシン駆動装置Info
- Publication number
- JPH105474A JPH105474A JP16564996A JP16564996A JPH105474A JP H105474 A JPH105474 A JP H105474A JP 16564996 A JP16564996 A JP 16564996A JP 16564996 A JP16564996 A JP 16564996A JP H105474 A JPH105474 A JP H105474A
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- JP
- Japan
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- sewing machine
- signal
- needle
- motor
- needle position
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1回転に1個のパルスと複数のパルスの計数
出力から作る位置検出信号を使うミシン駆動装置で、電
源投入直後でも実際の針位置を知ることを目的とする。 【解決手段】 針位置確認手段8は、モータ駆動回路9
に最大30°逆回転を指令し、位置検出器4からの特定
位置信号10の監視をする。また、針位置確認手段8は
特定位置信号10が入力されるとその位置を基点にモー
タ2の速度検出器11が出力する速度信号12をカウン
トし実際の正しい針位置を認識する。
出力から作る位置検出信号を使うミシン駆動装置で、電
源投入直後でも実際の針位置を知ることを目的とする。 【解決手段】 針位置確認手段8は、モータ駆動回路9
に最大30°逆回転を指令し、位置検出器4からの特定
位置信号10の監視をする。また、針位置確認手段8は
特定位置信号10が入力されるとその位置を基点にモー
タ2の速度検出器11が出力する速度信号12をカウン
トし実際の正しい針位置を認識する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンを駆動し定
位置停止可能なミシン駆動装置において、電源投入時に
針位置を所定の位置に移動する技術に関する。
位置停止可能なミシン駆動装置において、電源投入時に
針位置を所定の位置に移動する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミシン駆動装置の針位置検出器は
ミシンの主軸に取り付けられ、針棒が上昇した針上位置
と、下降した針下位置を検出するもので、ミシンの回転
角度幅で約30゜をそれぞれ針上位置および針下位置と
しているのが一般的である。
ミシンの主軸に取り付けられ、針棒が上昇した針上位置
と、下降した針下位置を検出するもので、ミシンの回転
角度幅で約30゜をそれぞれ針上位置および針下位置と
しているのが一般的である。
【0003】さらに、ミシン駆動装置は針上位置および
針下位置のほぼ中央に停止させる定位置停止制御も行っ
ている。このようなミシン駆動装置においては、種々の
ミシン機構を作動させる前に、ミシンの針棒が上位置あ
るいは下位置にあることを確認してから駆動信号を出力
する技術や、電源投入時に布を入れ易くするため自動的
に針棒を上位置に移動する技術などが古くから使われて
いる。
針下位置のほぼ中央に停止させる定位置停止制御も行っ
ている。このようなミシン駆動装置においては、種々の
ミシン機構を作動させる前に、ミシンの針棒が上位置あ
るいは下位置にあることを確認してから駆動信号を出力
する技術や、電源投入時に布を入れ易くするため自動的
に針棒を上位置に移動する技術などが古くから使われて
いる。
【0004】また、ミシン軸の回転角度の1点だけを検
出し、そこを基点にモータの速度検出信号をカウントし
て針位置を演算する方式の検出器を用いる技術も使われ
ている。
出し、そこを基点にモータの速度検出信号をカウントし
て針位置を演算する方式の検出器を用いる技術も使われ
ている。
【0005】例えば、特公平1−33199号公報に記
載された位置検出器などで、この位置検出器は1回転に
1個のパルスを発生する第1のパルス発生器と、ミシン
の回転に同期して1回転に複数個のパルスを発生する第
2のパルス発生器を備え、第1のパルス発生器のパルス
を基点に第2のパルス発生器のパルスをカウントし、そ
の計数出力を針位置信号とする技術である。
載された位置検出器などで、この位置検出器は1回転に
1個のパルスを発生する第1のパルス発生器と、ミシン
の回転に同期して1回転に複数個のパルスを発生する第
2のパルス発生器を備え、第1のパルス発生器のパルス
を基点に第2のパルス発生器のパルスをカウントし、そ
の計数出力を針位置信号とする技術である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この1回転に1個のパ
ルスと複数のパルスの計数出力から作る位置検出信号を
使う従来のミシン駆動装置では、電源投入前にミシン軸
を回し、針位置を動かした場合はパルスを出力しない
し、計数もしないため、電源投入直後は正しい針位置を
知ることができない構成であった。
ルスと複数のパルスの計数出力から作る位置検出信号を
使う従来のミシン駆動装置では、電源投入前にミシン軸
を回し、針位置を動かした場合はパルスを出力しない
し、計数もしないため、電源投入直後は正しい針位置を
知ることができない構成であった。
【0007】しかし、布のセットを自動的に行う場合な
ど、電源投入後、針が上昇している状態からでないと布
をセットしてはならないミシン動作を行う場合もある。
従って、電源投入後引き続きミシン動作を行う前に、実
際の正しい針位置を知ることが要求される。
ど、電源投入後、針が上昇している状態からでないと布
をセットしてはならないミシン動作を行う場合もある。
従って、電源投入後引き続きミシン動作を行う前に、実
際の正しい針位置を知ることが要求される。
【0008】本発明は、電源投入時に所定の針位置にあ
るかどうかを効果的に確認し、所定の針位置であれば引
き続き次のミシン動作を行い、所定の針位置でない場合
は所定の針位置までミシンを逆回転させることにより、
電源投入時に正しい針位置を無駄な動作無く知ることが
できる。さらに、針位置を確認する動作を逆回転で行
い、不要な縫い目を作ってしまわないことを目的とす
る。
るかどうかを効果的に確認し、所定の針位置であれば引
き続き次のミシン動作を行い、所定の針位置でない場合
は所定の針位置までミシンを逆回転させることにより、
電源投入時に正しい針位置を無駄な動作無く知ることが
できる。さらに、針位置を確認する動作を逆回転で行
い、不要な縫い目を作ってしまわないことを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、電源を投入したとき、所定の角度だけミシ
ンを逆方向に回し位置検出器からの特定位置信号の有無
を確認し、特定位置信号があれば、針は所定の位置にあ
ったものとして次のミシン動作に入る。特定位置信号が
なければ、ブザーやランプの点滅などの方法で警報を発
した後、ミシンを逆方向に回転させ、所定の針位置に移
動した後次のミシン動作に移るように構成したものであ
る。
に本発明は、電源を投入したとき、所定の角度だけミシ
ンを逆方向に回し位置検出器からの特定位置信号の有無
を確認し、特定位置信号があれば、針は所定の位置にあ
ったものとして次のミシン動作に入る。特定位置信号が
なければ、ブザーやランプの点滅などの方法で警報を発
した後、ミシンを逆方向に回転させ、所定の針位置に移
動した後次のミシン動作に移るように構成したものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、ミシンの主軸の1回転
当たり1個の信号を出力する第1の検出手段と、モータ
を制御する制御装置とからなり、前記第1の検出手段は
前記モータの回転の特定位置で信号を出力し、前記モー
タは1回転当たり複数個の信号を出力する第2の検出手
段を備え、前記制御装置は針位置確認手段を有し、針位
置確認手段は針位置確認指令により所定角度だけ前記モ
ータを逆方向に回転させ前記第1の検出手段からの信号
を確認する構成としたものであり、電源投入後、無駄な
動作無く正しい針位置を知ることができるという作用を
有する。
当たり1個の信号を出力する第1の検出手段と、モータ
を制御する制御装置とからなり、前記第1の検出手段は
前記モータの回転の特定位置で信号を出力し、前記モー
タは1回転当たり複数個の信号を出力する第2の検出手
段を備え、前記制御装置は針位置確認手段を有し、針位
置確認手段は針位置確認指令により所定角度だけ前記モ
ータを逆方向に回転させ前記第1の検出手段からの信号
を確認する構成としたものであり、電源投入後、無駄な
動作無く正しい針位置を知ることができるという作用を
有する。
【0011】また、針位置確認手段は、モータを所定角
度だけ逆方向に回転させ、第1の検出手段からの信号を
確認したときは、前記モータを正方向に回転し所定の停
止位置に停止させる構成の請求項1記載のミシン駆動装
置であり、通常の停止位置と前記特定位置とのずれを補
正するという作用を有する。
度だけ逆方向に回転させ、第1の検出手段からの信号を
確認したときは、前記モータを正方向に回転し所定の停
止位置に停止させる構成の請求項1記載のミシン駆動装
置であり、通常の停止位置と前記特定位置とのずれを補
正するという作用を有する。
【0012】さらに、針位置確認手段はタイマーと警報
手段を備え、モータを所定角度だけ逆方向に回転させ、
第1の検出手段からの信号を確認できないとき、前記タ
イマーと警報手段により一定時間警報を発した後、前記
第1の検出手段からの信号を確認するまで逆方向に回転
させる構成の請求項1または2記載のミシン駆動装置で
あり、電源投入時に通常の停止位置でないとき、通常の
停止位置に移動する動作でけがや機械の破損などの事故
に対する予防を促すとともに、逆回転で移動することに
より不要な縫い目を作らないという作用を有する。
手段を備え、モータを所定角度だけ逆方向に回転させ、
第1の検出手段からの信号を確認できないとき、前記タ
イマーと警報手段により一定時間警報を発した後、前記
第1の検出手段からの信号を確認するまで逆方向に回転
させる構成の請求項1または2記載のミシン駆動装置で
あり、電源投入時に通常の停止位置でないとき、通常の
停止位置に移動する動作でけがや機械の破損などの事故
に対する予防を促すとともに、逆回転で移動することに
より不要な縫い目を作らないという作用を有する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0014】図1において、ミシン1はモータ2により
ベルト3を介して駆動される。ミシン軸に取り付けられ
た位置検出器4はミシン軸の特定角度で信号を出力す
る。
ベルト3を介して駆動される。ミシン軸に取り付けられ
た位置検出器4はミシン軸の特定角度で信号を出力す
る。
【0015】本実施例では、通常の停止位置として許容
され得る30゜幅を針上位置とし、その前端位置を特定
角度として幅の狭い信号を出力しており、制御装置5は
モータ2の駆動とミシン1の機構部の動作を制御する。
され得る30゜幅を針上位置とし、その前端位置を特定
角度として幅の狭い信号を出力しており、制御装置5は
モータ2の駆動とミシン1の機構部の動作を制御する。
【0016】図2において、針位置確認指令6は電源投
入時、あるいはミシン制御手段7のcpu(図示せず)
がリセットされたときなど一連の初期設定動作の中で出
力される。
入時、あるいはミシン制御手段7のcpu(図示せず)
がリセットされたときなど一連の初期設定動作の中で出
力される。
【0017】針位置確認手段8は針位置確認指令6によ
り、モータ駆動回路9に最大30°逆回転を指令し、位
置検出器4からの特定位置信号10の監視を開始する。
り、モータ駆動回路9に最大30°逆回転を指令し、位
置検出器4からの特定位置信号10の監視を開始する。
【0018】また、針位置確認手段8は特定位置信号1
0が入力されるとその位置を基点にモータ2の速度検出
器11が出力する速度信号12をカウントし実際の正し
い針位置を認識する。
0が入力されるとその位置を基点にモータ2の速度検出
器11が出力する速度信号12をカウントし実際の正し
い針位置を認識する。
【0019】本実施例では、速度信号12は90°位相
をずらした2つの信号から成り、速度の大きさと回転方
向を知ることができる構成としている。
をずらした2つの信号から成り、速度の大きさと回転方
向を知ることができる構成としている。
【0020】従って、針位置確認手段8はモータが正方
向に回転しても逆方向に回転しても、いったん特定位置
信号10が入力された後は、実際の針位置を認識し続け
ることができる。
向に回転しても逆方向に回転しても、いったん特定位置
信号10が入力された後は、実際の針位置を認識し続け
ることができる。
【0021】ミシン制御手段7は、モータ2の駆動停止
を含むミシンの動作全般を制御する。
を含むミシンの動作全般を制御する。
【0022】図3(a)は本発明の一実施例における針
位置と位置信号の関係を示す図で、針位置確認手段8が
認識する針上および針下位置と特定位置信号10との関
係を示している。
位置と位置信号の関係を示す図で、針位置確認手段8が
認識する針上および針下位置と特定位置信号10との関
係を示している。
【0023】図3(a)において、ミシン1が通常停止
する針下位置、針上位置は停止時のバラツキを考慮し約
30°の幅を持たせたもので、例えば特定位置信号10
の発生位置が0°であったとき、針位置確認手段8は0
°から30°の範囲を針上位置、180°から210°
の範囲を針下位置と認識する。実施例ではこの幅と範囲
を任意に設定できる構成としている。
する針下位置、針上位置は停止時のバラツキを考慮し約
30°の幅を持たせたもので、例えば特定位置信号10
の発生位置が0°であったとき、針位置確認手段8は0
°から30°の範囲を針上位置、180°から210°
の範囲を針下位置と認識する。実施例ではこの幅と範囲
を任意に設定できる構成としている。
【0024】図3(b)は本発明の一実施例における針
上位置と特定位置信号の関係を示す図で、針上位置付近
においてミシン軸を30°逆転させたときの特定位置信
号10について説明したもので、図3(b)において、
例えば電源投入直後のミシン1の停止位置が点aのと
き、針位置確認手段8は点aが特定位置信号10を発し
た位置0°に対する位置を認識することができない。
上位置と特定位置信号の関係を示す図で、針上位置付近
においてミシン軸を30°逆転させたときの特定位置信
号10について説明したもので、図3(b)において、
例えば電源投入直後のミシン1の停止位置が点aのと
き、針位置確認手段8は点aが特定位置信号10を発し
た位置0°に対する位置を認識することができない。
【0025】なぜなら、電源が切れている間は速度信号
12が出力されないし、針位置確認手段8も動作しない
ため、ミシン1を手で回したかどうか判断できないから
である。
12が出力されないし、針位置確認手段8も動作しない
ため、ミシン1を手で回したかどうか判断できないから
である。
【0026】そこで本実施例ではミシン1を30°だけ
逆転させて点aを点a’まで移動させている。このとき
点aが0°から30°の範囲であれば逆転させたとき0
°の点を通過するので特定位置信号10を出力する。
逆転させて点aを点a’まで移動させている。このとき
点aが0°から30°の範囲であれば逆転させたとき0
°の点を通過するので特定位置信号10を出力する。
【0027】言い換えれば、30°逆転させても特定位
置信号10が出力されないとき針位置確認手段8は、針
上位置の範囲外であることを認識する。
置信号10が出力されないとき針位置確認手段8は、針
上位置の範囲外であることを認識する。
【0028】図4(a)は本発明の一実施例における電
源投入時のタイムチャートで、針上位置範囲内に停止し
ている場合を示す。
源投入時のタイムチャートで、針上位置範囲内に停止し
ている場合を示す。
【0029】図4(b)は本発明の一実施例における電
源投入時のタイムチャートで、針上位置範囲外に停止し
ている場合を示す。
源投入時のタイムチャートで、針上位置範囲外に停止し
ている場合を示す。
【0030】図4(a),図4(b)において、eは電
源のオン,オフの状態を示し、fはモータ2の回転と回
転方向を表し、基線の下側が逆転、上側が正転を示す。
10は特定位置信号、12は速度信号を示し、gは針位
置確認手段8のカウンタ出力すなわち特定位置を0°と
するミシン1の角度を示す。hは針位置確認手段8のブ
ザーの発音のタイミングを示す。
源のオン,オフの状態を示し、fはモータ2の回転と回
転方向を表し、基線の下側が逆転、上側が正転を示す。
10は特定位置信号、12は速度信号を示し、gは針位
置確認手段8のカウンタ出力すなわち特定位置を0°と
するミシン1の角度を示す。hは針位置確認手段8のブ
ザーの発音のタイミングを示す。
【0031】図4(a)において、電源をオンしたミシ
ン制御手段7は自動的に針位置確認指令6を出力し、f
に示すモータ2を低速で逆方向に回転させる。
ン制御手段7は自動的に針位置確認指令6を出力し、f
に示すモータ2を低速で逆方向に回転させる。
【0032】このとき特定位置信号10が入力されると
この時点で実際の正しい位置が判るので、gに示すb点
で針位置確認手段8のカウンタをクリヤし0°にする。
この時点で実際の正しい位置が判るので、gに示すb点
で針位置確認手段8のカウンタをクリヤし0°にする。
【0033】同時にモータ2を停止から正方向に回転さ
せ通常の停止位置15°付近で停止する。この停止位置
15°付近は速度信号12をgに示すカウンタにより逆
回転方向のときは減算、正回転方向では加算することで
特定できる。
せ通常の停止位置15°付近で停止する。この停止位置
15°付近は速度信号12をgに示すカウンタにより逆
回転方向のときは減算、正回転方向では加算することで
特定できる。
【0034】図4(b)において、fに示すように30
°逆回転させても特定位置信号10が入力されないと
き、点cにおいて針位置確認手段8は針上位置以外であ
ると判断し特定位置信号10が入力されるまで逆方向に
回転させる。
°逆回転させても特定位置信号10が入力されないと
き、点cにおいて針位置確認手段8は針上位置以外であ
ると判断し特定位置信号10が入力されるまで逆方向に
回転させる。
【0035】ところで、−1°の位置で停止している場
合にはほぼ1回転しなければ特定位置信号10が入力さ
れず、特に0°から−180°の間は針が布に突き刺さ
る方向になるため、自動的にミシンを起動する場合など
に手を近づけていると怪我のおそれがある。
合にはほぼ1回転しなければ特定位置信号10が入力さ
れず、特に0°から−180°の間は針が布に突き刺さ
る方向になるため、自動的にミシンを起動する場合など
に手を近づけていると怪我のおそれがある。
【0036】その対策として、点cで針上位置以外と判
断した場合、fに示すtの時間だけ待ち時間を設け、こ
の間hに示すようにブザー音で作業者に注意を促し、そ
の後に再度ミシンを駆動する。
断した場合、fに示すtの時間だけ待ち時間を設け、こ
の間hに示すようにブザー音で作業者に注意を促し、そ
の後に再度ミシンを駆動する。
【0037】なお、特定位置信号10が入力された後は
図4(a)と同じ動作であり説明を省略する。
図4(a)と同じ動作であり説明を省略する。
【0038】なお、以上の説明ではミシンに位置検出器
を取り付けベルトで駆動する構成で説明したが、ミシン
軸を直接モータで駆動し、位置検出器の代わりにモータ
の原点信号を用いても同様に実施可能である。
を取り付けベルトで駆動する構成で説明したが、ミシン
軸を直接モータで駆動し、位置検出器の代わりにモータ
の原点信号を用いても同様に実施可能である。
【0039】また、特定位置信号を針位置の前端とした
が逆転角度を変更すれば、針位置内でも針位置外でも同
様に実施可能である。
が逆転角度を変更すれば、針位置内でも針位置外でも同
様に実施可能である。
【0040】さらに、本実施例のミシンは正回転方向で
釜あるいはルーバーが糸を掬い縫い目を形成する構造で
あり、逆回転させたときは縫い目を作らないという特徴
を活用したものであるが、詳細な説明は省略する。
釜あるいはルーバーが糸を掬い縫い目を形成する構造で
あり、逆回転させたときは縫い目を作らないという特徴
を活用したものであるが、詳細な説明は省略する。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ミシン1
回転当たり1パルスの信号を基点にモータの速度信号を
計数して針位置を知る構成のミシン駆動装置でも、電源
投入時の針位置確認が無駄な動作無く安全に行えるとい
う有利な効果が得られる。
回転当たり1パルスの信号を基点にモータの速度信号を
計数して針位置を知る構成のミシン駆動装置でも、電源
投入時の針位置確認が無駄な動作無く安全に行えるとい
う有利な効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例のミシンとミシン駆動装置の
配置図
配置図
【図2】本発明の一実施例のミシンとミシン駆動装置の
ブロック図
ブロック図
【図3】(a)本発明の一実施例における針位置と位置
信号の関係を示す図 (b)本発明の一実施例における針上位置と特定位置信
号の関係を示す図
信号の関係を示す図 (b)本発明の一実施例における針上位置と特定位置信
号の関係を示す図
【図4】(a)本発明の一実施例における電源投入時の
タイムチャート (b)本発明の一実施例における電源投入時のタイムチ
ャート
タイムチャート (b)本発明の一実施例における電源投入時のタイムチ
ャート
1 ミシン 2 モータ 4 位置検出器 5 制御装置 6 針位置確認指令 8 針位置確認手段 10 特定位置信号 11 速度検出器 12 速度信号
Claims (3)
- 【請求項1】ミシンの主軸の1回転当たり1個の信号を
出力する第1の検出手段と、ミシンを駆動するモータ
と、モータを制御する制御装置とからなり、前記第1の
検出手段は前記ミシンの回転の特定位置で信号を出力
し、前記モータは1回転当たり複数個の信号を出力する
第2の検出手段を備え、前記制御装置は針位置確認手段
を有し、針位置確認手段は針位置確認指令により所定角
度だけ前記モータを逆方向に回転させ前記第1の検出手
段からの信号を確認する構成のミシン駆動装置。 - 【請求項2】針位置確認手段は、モータを所定角度だけ
逆方向に回転させ、第1の検出手段からの信号を確認し
たときは、前記モータを正方向に回転し所定の停止位置
に停止させる構成の請求項1記載のミシン駆動装置。 - 【請求項3】針位置確認手段はタイマーと警報手段を備
え、モータを所定角度だけ逆方向に回転させ、第1の検
出手段からの信号を確認できないとき、前記タイマーと
警報手段により一定時間警報を発した後、前記第1の検
出手段からの信号を確認するまで逆方向に回転させる構
成の請求項1または2記載のミシン駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16564996A JPH105474A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | ミシン駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16564996A JPH105474A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | ミシン駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH105474A true JPH105474A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15816380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16564996A Pending JPH105474A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | ミシン駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH105474A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106400320A (zh) * | 2015-07-29 | 2017-02-15 | Juki株式会社 | 孔锁边缝纫机 |
CN110004607A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-07-12 | 浙江众邦机电科技有限公司 | 一种用于工业缝纫机开机找停针位的方法 |
CN111663252A (zh) * | 2019-03-07 | 2020-09-15 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 缝纫机的控制方法、装置、存储介质和处理器 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16564996A patent/JPH105474A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106400320A (zh) * | 2015-07-29 | 2017-02-15 | Juki株式会社 | 孔锁边缝纫机 |
CN106400320B (zh) * | 2015-07-29 | 2020-07-10 | Juki株式会社 | 孔锁边缝纫机 |
CN111663252A (zh) * | 2019-03-07 | 2020-09-15 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 缝纫机的控制方法、装置、存储介质和处理器 |
CN110004607A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-07-12 | 浙江众邦机电科技有限公司 | 一种用于工业缝纫机开机找停针位的方法 |
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