JP2503878Y2 - 回転数検出表示回路つきスピンドル駆動機構 - Google Patents

回転数検出表示回路つきスピンドル駆動機構

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JP2503878Y2
JP2503878Y2 JP68490U JP68490U JP2503878Y2 JP 2503878 Y2 JP2503878 Y2 JP 2503878Y2 JP 68490 U JP68490 U JP 68490U JP 68490 U JP68490 U JP 68490U JP 2503878 Y2 JP2503878 Y2 JP 2503878Y2
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喜一 樋山
仁 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、回転数検出表示回路つきスピンドル駆動
機構についてのものである。
[従来の技術] 次に、従来技術によるスピンドル駆動機構の構成を第
4図により説明する。
第4図の1は装置コントローラ、2はスピンドル用イ
ンバータ、3はスピンドル、4はドリル、5は回転検出
器、9は回転有無検出回路である。
第4図では、装置コントローラ1からスピンドル用イ
ンバータ2にスピンドル3を駆動させるための信号を送
り、スピンドル3を回転させたり停止させたりする。
ドリル4はスピンドル3に装着され、例えばプリント
基板などの穴明け加工に使用される。
スピンドル3には回転検出器5が取り付けられ、スピ
ンドル3が回転すると、回転数に応じて回転検出器5か
らパルスが出る。このパルスは、回転有無検出回路9に
供給される。
回転有無検出回路9は、回転検出器5からのパルスが
入ると、回転有の信号を装置コントローラ1に送り、回
転検出器5からパルスがこないときは、回転無の信号を
装置コントローラ1に送る。
次に、回転検出器5と回転有無検出回路9の出力波形
図を第5図により説明する。
第5図アは、回転検出器5の出力波形図であり、例え
ばスピンドル3が1回転すると、6パルスを発生する。
第5図イは、回転有無検出回路9の出力波形図であ
り、回転検出器5から出力パルスがくると論理「1」と
なり、回転検出器5からの出力パルスがないときは論理
「0」となる。
「1」の信号は、スピンドン3が回転中であり、
「0」の信号はスピンドル3が停止していることを示
す。
スピンドル3が10万回/分で回転すると、パルス数と
して10kHzの信号が得られる。
[考案が解決しようとする課題] 第4図によるスピンドル3の回転有無検出は、スピン
ドル3に装着するドリル4を交換するタイミングを知る
ためのものでる。
したがって、常にスピンドル3の回転数を求めたり、
回転動作の不良を検出したり、回転速度の遅速を表示で
きるものではない。
第4図の従来技術ではスピンドル3の回転数の不良は
検知することができないので、ドリル3で加工している
とき、スピンドル3、ドリル4、プリント板などに無理
な負担がかかり、破損事故が発生することがある。
また、スピンドル3は回転しているが、設定した回転
数でドリル4が加工しているかどうかを確認できないの
で、回転数が異常な状態でドリル加工した場合、加工さ
れたプリント板などに仕上り不良を出すことがある。
この考案は、第4図の回転有無検出回路9の代りに、
回転数検出回路と表示器を採用し、設定回転数で正常に
回転しているかどうかを知り、スピンドル3、ドリル4
などの破損を最低限に押えるとともに、回転数を表示器
に表示させ、視覚的に正常回転であるかどうかを判断で
きるスピンドル駆動機構の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、この考案では、装置コント
ローラ1の指令により回転するスピンドル3と、スピン
ドル3に取り付けられる回転検出器5と、回転検出器5
の出力を入力とし、回転数データ、アラームデータ、停
止データを作成して、装置コントローラ1に送る回転数
検出回路7と、回転数検出回路7から回転数データ、ア
ラームデータを受け、表示する表示器8とを備える。
次に、この考案による回転数検出表示回路つきスピン
ドル駆動機構の構成を第1図により説明する。
第1図の6は回転数検出回路、7は表示器、8は装置
表示器であり、その他は第4図と同じものである。
第1図は、第4図の回転有無検出回路9の代りに、回
転数検出回路6、表示器7、装置表示器8を新たに設け
たものである。
回転数検出回路は、回転検出器5からのパルス信号を
受け、スピンドル3の回転数に対応した回転数データを
作成し、装置コントローラ1から送られる設定回転数デ
ータとの比較をすることにより、スピンドル3の回転異
常をアラームデータとして取り出す。
また、装置コントローラ1からスピンドル用インバー
タ2に停止指令が出されたときは、回転数検出回路6に
も停止指令情報を送り、スピンドル3が停止状態になる
瞬間の回転数データをもとにスピンドル3の停止データ
を得ることができる。
回転数検出回路6からは、回転数データ、アラームデ
ータ、停止データが得られるので、装置コントローラ1
にこれらのデータを送り、スピンドル3の回転状態を監
視することができる。
表示器7は、回転数検出回路6で得られる回転数デー
タ、アラームデータを表示することによりスピンドル3
の異常を視覚的に監視するものである。
装置表示器8は、装置コントローラ1の専用のもので
あり、回転数検出回路6からのデータを表示させること
もできる。
回転数検出回路6は、装置コントローラ1と別構成に
なっているが、装置コントローラ1内に組み込みとして
も構わない。
装置コントローラ1からスピンドル3の停止指令が出
たときは回転数検出回路6はスピンドル3が完全に停止
したかどうかの停止データを得る。
回転数検出回路6で得られる回転数データ、アラーム
データ、停止データは、装置コントローラ1に送られ、
装置全体の動きを制御する。
次に、回転数検出回路6の構成を第2図により説明す
る。
第2図の6Aは波形整形器、6Bはカウンタ、6Cはプロセ
ッサである。
波形整形器6Aは回転検出器5からのパルスを方形波に
整形し、カウンタ6Bに供給する。
カウンタ6Bのカウンタデータはプロセッサ6Cが取り込
み、プロセッサ6Cは、回転数データ、アラームデータ、
停止データを作成する。
プロセッサ6Cは、回転数データとアラームデータを表
示器7に表示させるとともに、装置コントローラ1との
データを授受する。
次に、第1図の装置コントローラ1と回転数検出回路
6の動作を第3図のフローチャートにより説明する。
ステップ11では、装置コントローラ1から回転数検出
回路6のプロセッサ6Cに、スピンドル3の回転または停
止の指令を受ける。
ステップ12では、装置コントローラ1からプロセッサ
6Cに、スピンドル3の設定回転数のデータを受ける。
ステップ13では、スピンドル3の回転数のデータを回
転検出器5と波形整形器6Aを介して、カウンタ6Bでカウ
ンタ値を読み、回転数のデータを作成する。
ステップ14では、装置コントローラ1からプロセッサ
6Cに、回転処理か停止処理かをプロセッサ6Cで判定す
る。
回転処理の場合はステップ15に進み、停止処理の場合
はステップ23に進む。
ステップ15は、回転処理であれば、装置コントローラ
1からプロセッサ6Cに回転の指令を受けてから、正常回
転数になるまでの時間が約10秒に達したかを判定する。
10秒以下であれば、ステップ18に進み、約10秒以上で
あれば、ステップ16に進む。
ステップ16では、回転の指令を受けてから約10秒以上
であれば、プロセッサ6Cでステップ12の設定回転数デー
タとステップ13のカウント値の回転数データとを比較す
る。
ステップ17では、ステップ16で比較した結果、設定回
転数が許容範囲内かどうかを判定する。
設定回転数の±5%以内であればステップ18へ進み、
設定回転数の±5%以上であればステップ20へ進む。
ステップ18では、プロセッサ6Cから装置コントローラ
1へ回転数データを送る。
ステップ19では、プロセッサ6Cから表示器7へステッ
プ18の回転数データを送り、回転数データを表示する。
そして、再びステップ11に戻る。
ステップ20は、ステップ17の設定回転数が±5%以上
であれば、アラームデータを作成する。
ステップ21では、プロセッサ6Cから装置コントローラ
1にアラームデータを送る。
ステップ22では、プロセッサ6Cから表示器7へステッ
プ21のアラームデータを送り、アラームデータを表示す
る。そして、再びステップ11に戻る。
ステップ23では、ステップ14が処理停止であれば、ス
テップ12の設定回転数データとステップ13のカウンタ値
の回転数データの差が1カウント以内かどうかをプロセ
ッサ6Cで比較する。
ステップ24では、ステップ23で比較した結果、停止の
許容範囲かどうかを判定する。
回転数が0または1カウントであれば、停止範囲とし
ステップ27に進み、回転数が1カウント以上であれば、
ステップ25に進む。
ステップ25では、ステップ24の回転数が1カウント以
上であれば、プロセッサ6Cから装置コントローラ1に回
転数データを送る。
ステップ26では、プロセッサ6Cから表示器7にステッ
プ25の回転数データを送り、回転数データを表示する。
そして、再びステップ11に戻る。
ステップ27では、ステップ24の回転数が0か1カウン
トであれば、停止とし、停止データを作成する。
ステップ28では、プロセッサ6Cから装置コントローラ
1に停止データを送る。そして、再びステップ11に戻
る。
[考案の効果] この考案によれば、回転数検出回路と表示器を採用し
ているので、次のような効果がある。
(ア)スピンドル回転指令後、設定回転数で正常回転を
しているかどうかを知ることができるので、スピンド
ル、ドリル、プリント板などの破損を少なくすることが
できる。
(イ)回転数を表示器に表示させるので、視覚的に正常
回転しているかどうかを判断することができる。
(ウ)スピンドル停止指令後、停止検出をすることがで
きるので、ドリル交換の時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による回転数検出表示回路つきスピン
ドル駆動機構の構成図、第2図は第1図の回転数検出回
路6の構成図、第3図は第1図の動作を説明するフロー
チャト、第4図は従来技術によるスピンドル駆動機構の
構成図、第5図は第4図の回転検出器5と回転有無検出
器9の波形図である。 1……装置コントローラ、2……スピンドル用インバー
タ、3……スピンドル、4……ドリル、5……回転検出
器、6……回転数検出回路、6A……波形整形器、6B……
カウンタ、6C……プロセッサ、7……表示器、8……装
置表示器、96……回転有無検出器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置コントローラ(1)の指令により回転
    するスピンドル(3)と、 スピンドル(3)に取りけられる回転検出器(5)と、 回転検出器(5)の出力を入力とし、回転数データ、ア
    ラームデータ、停止データを作成して、装置コントロー
    ラ(1)に送る回転数検出回路(6)と、 回転数検出回路(6)から回転数データ、アラームデー
    タを受け、表示する表示器(7)とを備えることを特徴
    とする回転数検出表示回路つきスピンドル駆動機構。
JP68490U 1990-01-09 1990-01-09 回転数検出表示回路つきスピンドル駆動機構 Expired - Lifetime JP2503878Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP68490U JP2503878Y2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 回転数検出表示回路つきスピンドル駆動機構

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JPH0393057U JPH0393057U (ja) 1991-09-24
JP2503878Y2 true JP2503878Y2 (ja) 1996-07-03

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