JPH1054166A - 鍵管理方式 - Google Patents

鍵管理方式

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JPH1054166A
JPH1054166A JP2147497A JP2147497A JPH1054166A JP H1054166 A JPH1054166 A JP H1054166A JP 2147497 A JP2147497 A JP 2147497A JP 2147497 A JP2147497 A JP 2147497A JP H1054166 A JPH1054166 A JP H1054166A
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JP
Japan
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date
personal identification
information
password
key
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Application number
JP2147497A
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English (en)
Inventor
Toru Takahashi
徹 高橋
Yoshiki Ikeda
芳樹 池田
Norio Eguchi
則男 江口
Kazuo Oshima
一夫 大島
Masataka Yoshimura
正孝 吉村
Osamu Kakuno
修 覚野
Hiroshi Jitsukawa
博史 実川
Hideo Nakagawa
日出夫 中川
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N T T FACILITIES KK
NTT Facilities Inc
Original Assignee
N T T FACILITIES KK
NTT Facilities Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍵の受け取りのための移動および返却のため
の移動を不要として時間および労力の有効活用が図れる
とともに、解錠または施錠についての十分な安全性およ
び信頼性を確保できる鍵管理方式を提供する。 【解決手段】 暗証番号または人物識別情報を日時情報
と共に通信回線6により解錠対象の建物1に送って同建
物1内に保持しておく。各建物1のいずれかで暗証番号
または人物識別情報が設定されると、その設定される暗
証番号または人物識別情報と上記保持した暗証番号また
は人物識別情報との合致を条件に、かつ同設定がなされ
た日時と上記保持した日時情報との合致を条件に、対応
する建物1を解錠または施錠する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば遠隔地
における建物の解錠または施錠を管理する鍵管理方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】各種機器を遠隔地の無人の建物に設置し
て自動運行するシステムでは、建物のドアに錠が取付け
られ、その解錠および施錠のための鍵が管理地の事務所
に保管される。
【0003】機器の保守や点検に際しては、担当者が管
理事務所に出向いて鍵を受け取り、その担当者が対象の
建物へ出かけて持参の鍵で建物を解錠し、建物内に入る
ことになる。必要な処置を済ませた担当者は、建物を施
錠し、鍵を返却しに管理事務所に戻ることになる。
【0004】電子錠の場合は、あらかじめ暗証番号が定
められ、暗証番号入力用の操作キーが建物のドアなどに
取付けられる。担当者は、暗証番号を記憶しており、対
象の建物に出向いて暗証番号を入力することになる。入
力される暗証番号が正しければ、建物が解錠されること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】保守や点検の対象とな
る建物が管理事務所から遠く離れている場合、鍵の受け
取りおよび返却に多大な時間を要してしまう。暗証番号
を使用する電子錠の場合は、暗証番号が第三者に漏洩す
る可能性があり、安全性の面で問題が残されている。
【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、鍵の受け取りのための移動お
よび返却のための移動を不要として時間および労力の有
効活用が図れるとともに、解錠または施錠についての十
分な安全性および信頼性を確保できる鍵管理方式を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の鍵管理方式
は、鍵情報を通信手段により錠の設置場所に送って同設
置場所に保持する手段と;上記錠の設置場所において鍵
情報が設定されると、その設定内容と上記保持した鍵情
報との合致を条件に、解錠または施錠を実行する手段
と;を備える。
【0008】第2の発明の鍵管理方式は、暗証番号およ
び日時情報を通信手段により錠の設置場所に送って同設
置場所に保持する手段と;上記錠の設置場所において暗
証番号が設定されると、その設定される暗証番号と上記
保持した暗証番号との合致を条件に、かつ同設定がなさ
れた日時と上記保持した日時情報との合致を条件に、解
錠または施錠を実行する手段と;を備える。
【0009】第3の発明の鍵管理方式は、人物識別情報
および日時情報を通信手段により錠の設置場所に送って
同設置場所に保持する手段と;上記錠の設置場所におい
て人物識別情報が設定されると、その設定される人物識
別情報と上記保持した人物識別情報との合致を条件に、
かつ同設定がなされた日時と上記保持した日時情報との
合致を条件に、解錠または施錠を実行する手段と;を備
える。
【0010】第4の発明の鍵管理方式は、暗証番号、人
物識別情報、および日時情報を通信手段により錠の設置
場所に送って同設置場所に保持する手段と;上記錠の設
置場所において暗証番号および人物識別情報が設定され
ると、その設定される暗証番号および人物識別情報と上
記保持した暗証番号および人物識別情報との合致を条件
に、かつ同設定がなされた日時と上記保持した日時情報
との合致を条件に、解錠または施錠を実行する手段と;
を備える。
【0011】第5の発明の鍵管理方式は、複数の建物、
複数の車両、あるいは複数の機器にそれぞれ錠を設置し
たものにおいて、暗証番号または人物識別情報を日時情
報と共に通信手段により解錠または施錠対象の建物、車
両、あるいは機器に送ってその建物内、車両内、あるい
は機器内に保持する手段と;上記各建物、各車両、ある
いは各機器のいずれかで暗証番号または人物識別情報が
設定されると、その設定された暗証番号または人物識別
情報と上記保持した暗証番号または人物識別情報との合
致を条件に、かつ同設定がなされた日時と上記保持した
日時情報との合致を条件に、対応する建物、車両、ある
いは機器を解錠または施錠する手段と;を備える。
【0012】第6の発明の鍵管理方式は、鍵情報を通信
手段により特定者に知らせる手段と;上記鍵情報を通信
手段により錠の設置場所に送って同設置場所に保持する
手段と;上記錠の設置場所において鍵情報が設定される
と、その設定内容と上記保持した鍵情報との合致を条件
に、解錠または施錠を実行する手段と;を備える。
【0013】第7の発明の鍵管理方式は、任意の暗証番
号を通信手段により特定者に知らせる手段と;上記暗証
番号、上記特定者の人物識別情報、および日時情報を通
信手段により錠の設置場所に送って同設置場所に保持す
る手段と;上記錠の設置場所において暗証番号および人
物識別情報が設定されると、その設定される暗証番号お
よび人物識別情報と上記保持した暗証番号および人物識
別情報との合致を条件に、かつ同設定がなされた日時と
上記保持した日時情報との合致を条件に、解錠または施
錠を実行する手段と;を備える。
【0014】第8の発明の鍵管理方式は、複数の建物、
複数の車両、あるいは複数の機器にそれぞれ錠を設置し
たものにおいて、任意の暗証番号を通信手段により特定
者に知らせる手段と;上記暗証番号を日時情報と共に解
錠または施錠対象の建物、車両、あるいは機器に送って
その建物内、車両内、あるいは機器内に保持する手段
と;上記各建物、各車両、あるいは各機器のいずれかで
暗証番号が設定されると、その設定された暗証番号と上
記保持した暗証番号との合致を条件に、かつ同設定がな
された日時と上記保持した日時情報との合致を条件に、
対応する建物、車両、あるいは機器を解錠または施錠す
る手段と;を備える。
【0015】第9の発明の鍵管理方式は、複数の建物、
複数の車両、あるいは複数の機器にそれぞれ錠を設置し
たものにおいて、任意の暗証番号を通信手段により特定
者に知らせる手段と;上記暗証番号を上記特定者の人物
識別情報および日時情報と共に解錠または施錠対象の建
物、車両、あるいは機器に送ってその建物内、車両内、
あるいは機器内に保持する手段と;上記各建物、各車
両、あるいは各機器のいずれかで暗証番号および人物識
別情報が設定されると、その設定された暗証番号および
人物識別情報と上記保持した暗証番号および人物識別情
報との合致を条件に、かつ同設定がなされた日時と上記
保持した日時情報との合致を条件に、対応する建物、車
両、あるいは機器を解錠または施錠する手段と;を備え
る。第10の発明の鍵管理方式は、第1の発明におい
て、錠の設置場所における鍵情報の設定が、携帯電話器
により行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施例につ
いて図面を参照して説明する。図2に示すように、複数
の地域に無人の建物1が分散配置され、その各建物1に
各種機器たとえば自動電話交換機が収容される。これら
機器は自動で運行される。
【0017】各建物1は、出入口にドア2を備えてい
る。ドア2には後述するドアロック部16が錠として取
付けられており、そのドアロック部16によりドア2の
施錠および解錠が可能となっている。また、ドア2の外
面側において、開閉操作用の把手3の近傍にカード挿入
用および暗証番号入力用の操作盤4が設けられる。
【0018】各建物1から離れた場所に、管理事務所5
が設置される。管理事務所5は、各建物1への出入りを
管理するところで、たとえば県庁所在地などに設置さ
れ、管理者が常駐する。この管理事務所5と各建物1と
の間にそれぞれ通信回線6が設けられる。通信回線6と
しては、電話回線や光ファイバケーブルなどがある。
【0019】これら建物1および管理事務所5に対し、
図1に示す鍵管理装置が設置される。10は各建物1内
に設けられるリモートユニット、20は管理事務所5内
に設けられるセンタユニットである。これらリモートユ
ニット10およびセンタユニット20が上記各通信回線
6によって相互に接続される。
【0020】リモートユニット10は、ドア2の解錠お
よび施錠を制御するためのもので、制御部11を有し、
その制御部11に、送・受信部12、メモリ13、日時
タイマ14、カード読取部15、ドアロック部16、お
よびテンキー17を接続している。
【0021】送・受信部12は、通信回線6を通して、
センタユニット20との間のデータの送受信を行なう。
メモリ13は、当該リモートユニット10の制御プログ
ラムを記憶するとともに、センタユニット20から送ら
れる種々の情報を保持するための手段として機能する。
【0022】日時タイマ14は、現時点の日時データを
逐次に出力する。カード読取部15は、上記操作盤4に
設けられ、挿入されるカードたとえばICカードに記憶
されている情報(使用者固有の人物識別情報)を読取
る。ドアロック部16は、ドア2の機械的な施錠および
解錠を行なう。テンキー17は、暗証番号の入力用とし
て上記操作盤4に設けられる。
【0023】センタユニット20は、各建物1における
ドア2の解錠および施錠を管理するためのもので、制御
部21を有し、その制御部21に、送・受信部22、操
作部23、メモリ24、および表示部25を接続してい
る。
【0024】送・受信部22は、通信回線6を通して各
リモートユニット10との間のデータの送受信を行なう
とともに、後述するパーソナルコンピュータ32との電
子メールの送受信を賄う。操作部23は、当該センタユ
ニット20の動作設定用である。
【0025】メモリ24は、当該センタユニット20の
制御プログラム、各建物1に入るための鍵情報たとえば
多数の暗証番号、鍵情報使用に関する使用許可条件など
を記憶している。表示部25は、鍵情報の管理に関する
種々の情報を管理者に報知するために用意されている。
【0026】センタユニット20の近傍に、電話器30
が設置される。電話器30は、公衆電話回線を通して外
部の電話器31との通話が可能な一般的な電話器であ
り、保守員や清掃会社などからの鍵情報使用の申請を管
理者が受けるために用意されている。
【0027】鍵情報使用の申請については、電話器30
を使っての受付けに限らず、外部のパーソナルコンピュ
ータ32から通信網を介して送られる電子メールの受信
によっても受付け可能である。
【0028】つぎに、上記の構成の作用を図3および図
4のフローチャートを参照して説明する。図3はセンタ
ユニット20の作用、図4は各リモートユニット10の
作用を示している。
【0029】保守員や清掃会社の作業員は、各建物1の
いずれかに入る必要があるとき、鍵情報使用の申請を電
話器31やパーソナルコンピュータ32を使って管理事
務所5の管理者に出す。
【0030】申請を受けた管理者は(ステップ101 のYE
S )、鍵情報の使用にあたって必要な情報、たとえば申
請者に与えられている人物識別情報(以下、使用者ID
と称す)、使用日時、使用先の建物名、使用目的を聞き
出し、それをセンタユニット20における操作部23の
キー操作によって入力する。この入力は、入力データと
して制御部21に取込まれる(ステップ102 )。
【0031】取込まれた入力データは、メモリ24内の
使用許可条件と照合される(ステップ103 )。使用許可
条件には、少なくとも、使用を許可し得る特定者の人物
識別情報(=使用者ID)および使用可能日時情報が含
まれている。
【0032】入力データが使用許可条件に適合していれ
ば、入力データは適性であるとの判断の下に(ステップ
104 のYES )、メモリ24内の多数の暗証番号の中から
任意の暗証番号がランダムに選定される(ステップ105
)。なお、一度選定された履歴のある暗証番号につい
ては、以後の再選定が禁止される。
【0033】選定された暗証番号は、上記入力データの
少なくとも使用者IDおよび使用日時情報と共に、鍵情
報として、送・受信部22から使用先の建物1に向けて
送信される(ステップ106 )。この鍵情報の送信は、使
用先の建物1からの受信完了データが入ってくるまで、
繰り返し行なわれる。
【0034】使用先の建物1から受信完了データが入る
と(ステップ107 のYES )、その旨が表示部25に表示
される。表示部25には上記選定された暗証番号も表示
されており、その暗証番号が管理者から特定者であると
ころの申請者(=使用者)に、電話器30,31を介し
て、あるいは送・受信部22およびパーソナルコンピュ
ータ32を介して、伝えられる(ステップ108 )。
【0035】入力データが使用許可条件に適合していな
い場合には、入力データは適性でないとの判断の下に
(ステップ104 のNO)、使用は許可できない旨が表示部
25に表示される。管理者はその旨を申請者に伝えるこ
とになる。
【0036】リモートユニット10では、鍵情報(暗証
番号および入力データ)の受信に際し(ステップ201 の
YES )、受信データがメモリ13に記憶保持され(ステ
ップ202 )、かつ受信完了データが管理事務所5へ送信
される(ステップ203 )。
【0037】同じ建物1に対する鍵情報使用の申請が複
数人から出された場合には、互いに異なる複数の暗証番
号がそれぞれ申請者に伝えられるとともに、互いに異な
る複数の鍵情報(暗証番号および入力データ)が同じ建
物1のリモートユニット10に保持される。
【0038】一方、管理者から暗証番号を教えられた申
請者(以下、使用者と称す)は、予定の日時に解錠対象
の建物1へ行き、自身が持っているICカードをドア2
の操作盤4にセットするとともに、管理者から教えられ
た暗証番号を操作盤4のテンキー17で入力する。IC
カードには使用者固有の使用者IDがあらかじめ記憶さ
れている。
【0039】ICカードがセットされると(ステップ20
4 のYES )、そのICカード内の使用者IDがカード読
取部15により読出される(ステップ205 )。読出され
た使用者IDは、メモリ13に保持されている使用者I
Dと照合される(ステップ206 )。
【0040】使用者IDが合致すると(ステップ207 の
YES )、テンキー17で入力された暗証番号とメモリ1
3に保持されている暗証番号とが照合される(ステップ
208,209 )。
【0041】暗証番号が合致すると(ステップ210 のYE
S )、次に日時タイマ14の日時データ(現時点の日
時)とメモリ13に保持されている使用日時情報とが照
合される(ステップ211 )。
【0042】日時が合致すると(ステップ212 のYES
)、制御部11からドアロック部16に解錠指令が供
給され、ドアロック部16が解錠される(ステップ213
)。この解錠により、ドア2を開けて建物1内に入
り、点検や清掃などの作業を行なうことができる。
【0043】日時の合致については、使用日時情報を中
心に所定の許容時間幅が設定される。この許容時間幅内
に日時データが収まれば、合致と判定される。作業が終
わった使用者は、ドア2を閉めたり、テンキー17で所
定の番号を入力するなど、適宜の施錠操作を行なう。こ
の操作により(ステップ214 のYES )、ドアロック部1
6に施錠指令が供給され、ドアロック部16が施錠され
る(ステップ215 )。
【0044】施錠後、使用者は、自身の所属事務所や会
社に戻るだけでよい。使用者IDが合致しないとき(ス
テップ207 のNO)、あるいは暗証番号が合致しないとき
(ステップ210 のNO)、あるいは日時が合致しないとき
(ステップ212 のYES )、そのいずれにおいても、ドア
ロック部16は解錠されない。
【0045】このように、使用者は、鍵情報使用を通信
手段により管理事務所5の管理者に申請し、その後、予
定の日時に解錠対象の建物1に出向いて解錠に必要な操
作を行なえばよく、従来のようにわざわざ管理事務所5
に出向いて鍵を受け取る必要がなく、管理事務所5へ鍵
を持ち帰る必要もない。
【0046】鍵の受け取りおよび返却のための移動が不
要であるから、時間および労力の有効活用が図れる。た
とえば、移動に要するであろう時間および労力を点検や
清掃など作業そのものに有効に利用することができる。
【0047】管理事務所5から建物1への鍵情報の移行
が即時になされるので、鍵情報使用の申請を出したその
直後に建物1を解錠することも可能である。しかも、暗
証番号は使用の申請ごとに新たに選定されて使用者に与
えられるので、使用後に暗証番号が第三者に漏洩して
も、その暗証番号の使用による解錠は不可能であり、十
分な安全性と信頼性が確保される。
【0048】解錠の条件として、暗証番号の合致だけで
なく、日時の合致および使用者IDの合致も含めている
ので、セキュリティ効果が高く、たとえ暗証番号が外部
に漏れた場合でも、不正な解錠を未然に防ぐことができ
る。
【0049】鍵情報の使用の申請を受けた段階で、使用
許可条件が満足されるかどうかの判定を行なうので、不
審者による鍵情報の不正な持ち出しを回避できる。次
に、この発明の第2実施例について説明する。
【0050】図5に示すように、複数台の車両たとえば
公共交通機関のバス41が車庫に駐車されている。各バ
ス41は、エンジンの始動および停止を行なうための運
転キー42を運転席に備えている。運転キー42には後
述するキーロック部53が錠として取付けられており、
そのキーロック部53により運転キー42の施錠および
解錠が可能となっている。施錠時は運転キー42の操作
が不可能でバス41を運行できず、解錠により、運転キ
ー42の操作が可能となってバス41を運行することが
できる。
【0051】各バス41の運転席には、運転キー42の
ほかに、カード挿入用および暗証番号入力用の操作盤
(図示しない)が設けられるとともに、後述する携帯電
話器51が装備される。
【0052】各バス41の車庫から離れた場所に、管理
事務所43が設置される。管理事務所43は、各バス4
1への搭乗を管理するところで、管理者が常駐してい
る。この管理事務所43と各バス41との間は無線通信
回線たとえば携帯電話用の無線電話回線を通してデータ
の送受信が可能となっている。
【0053】これらバス41および管理事務所43に対
し、図6に示す鍵管理装置が設けられる。すなわち、リ
モートユニット10が各バス41に搭載され、センタユ
ニット20が管理事務所43に設置される。これらリモ
ートユニット10およびセンタユニット20が上記無線
電話回線によって相互に接続される。
【0054】リモートユニット10は、運転キー42の
解錠および施錠を制御するためのもので、制御部11を
有し、その制御部11に、メモリ13、日時タイマ1
4、カード読取部15、携帯電話器51、テンキー5
2、およびキーロック部53を接続している。
【0055】メモリ13は、当該リモートユニット10
の制御プログラムを記憶するとともに、センタユニット
20から送られる種々の情報を保持するための手段とし
て機能する。日時タイマ14は、現時点の日時データを
逐次に出力する。カード読取部15は、運転席の上記操
作盤に設けられ、挿入されるカードたとえばICカード
に記憶されている情報(使用者固有の人物識別情報)を
読取る。
【0056】携帯電話器51は、無線電話回線を通し
て、センタユニット20との間のデータの送受信を行な
う。テンキー52は、暗証番号の入力用として運転席の
上記操作盤に設けられる。キーロック部53は、運転キ
ー42に対する機械的な施錠および解錠を行なう。
【0057】センタユニット20は、各バス41におけ
る運転キー42の解錠および施錠を管理するためのもの
で、制御部21を有し、その制御部21に、送・受信部
22、操作部23、メモリ24、および表示部25を接
続している。
【0058】送・受信部22は、無線電話回線を通して
各リモートユニット10との間のデータの送受信を行な
うとともに、後述するパーソナルコンピュータ32との
電子メールの送受信を賄う。操作部23は、当該センタ
ユニット20の動作設定用である。
【0059】メモリ24は、当該センタユニット20の
制御プログラム、各バス41に搭乗するための鍵情報た
とえば多数の暗証番号、鍵情報使用に関する使用許可条
件などを記憶している。表示部25は、鍵情報の管理に
関する種々の情報を管理者に報知するために用意されて
いる。
【0060】センタユニット20の近傍に、電話器30
が設置される。電話器30は、公衆電話回線を通して外
部の電話器31との通話が可能な一般的な電話器であ
り、バス会社の運転者や点検員からの鍵情報使用の申請
を管理者が受けるために用意されている。
【0061】鍵情報使用の申請については、電話器30
を使っての受付けに限らず、外部のパーソナルコンピュ
ータ32から通信網を介して送られる電子メールの受信
によっても受付け可能である。
【0062】つぎに、上記の構成の作用を、第1実施例
の場合と同じく図3および図4のフローチャートを参照
して説明する。なお、この第2実施例では、フローチャ
ート上の建物をバスと置き換えて見るとともに、同じく
フローチャート上のドアを運転キーと置き換えて見るこ
とにする。
【0063】バス41の運行が予定されている運転者
は、鍵情報使用の申請を電話器31やパーソナルコンピ
ュータ32を使って管理事務所43の管理者に出す。申
請を受けた管理者は(ステップ101 のYES )、鍵情報の
使用にあたって必要な情報、たとえば申請者に与えられ
ている人物識別情報(以下、使用者IDと称す)、使用
日時(=搭乗予定日時)、使用先のバス名(=号車
名)、使用目的(=搭乗目的)を聞き出し、それをセン
タユニット20における操作部23のキー操作によって
入力する。この入力は、入力データとして制御部21に
取込まれる(ステップ102 )。
【0064】取込まれた入力データは、メモリ24内の
使用許可条件と照合される(ステップ103 )。使用許可
条件には、少なくとも、使用許可し得る特定者の人物識
別情報(=使用者ID)および使用可能日時情報が含ま
れている。
【0065】入力データが使用許可条件に適合していれ
ば、入力データは適性であるとの判断の下に(ステップ
104 のYES )、メモリ24内の多数の暗証番号の中から
任意の暗証番号がランダムに選定される(ステップ105
)。なお、一度選定された履歴のある暗証番号につい
ては、以後の再選定が禁止される。
【0066】選定された暗証番号は、上記入力データの
少なくとも使用者IDおよび使用日時情報と共に、鍵情
報として、送・受信部22から使用先のバス41に向け
て送信される(ステップ106 )。この鍵情報の送信は、
使用先のバス41からの受信完了データが入ってくるま
で、繰り返し行なわれる。
【0067】使用先のバス41から受信完了データが入
ると(ステップ107 のYES )、その旨が表示部25に表
示される。表示部25には上記選定された暗証番号も表
示されており、その暗証番号が管理者から特定者である
ところの申請者(=使用者)に、電話器30,31を介
して、あるいは送・受信部22およびパーソナルコンピ
ュータ32を介して、伝えられる(ステップ108 )。
【0068】入力データが使用許可条件に適合していな
い場合には、入力データは適性でないとの判断の下に
(ステップ104 のNO)、使用は許可できない旨が表示部
25に表示される。管理者はその旨を申請者に伝えるこ
とになる。
【0069】リモートユニット10では、鍵情報(暗証
番号および入力データ)の受信に際し(ステップ201 の
YES )、受信データがメモリ13に記憶保持されるとと
もに(ステップ202 )、受信完了データが管理事務所4
3へ送信される(ステップ203 )。
【0070】同じバス41に対する鍵情報使用の申請が
複数人から出された場合には、互いに異なる複数の暗証
番号がそれぞれ申請者に伝えられるとともに、互いに異
なる複数の鍵情報(暗証番号および入力データ)が同じ
バス41のリモートユニット10に保持される。
【0071】一方、管理者から暗証番号を教えられた申
請者(以下、使用者と称す)は、予定の日時に搭乗対象
(解錠対象)のバス41へ行き、自身が持っているIC
カードを運転席の操作盤にセットするとともに、管理者
から教えられた暗証番号を操作盤のテンキー52で入力
する。ICカードには使用者固有の使用者IDがあらか
じめ記憶されている。
【0072】ICカードがセットされると(ステップ20
4 のYES )、そのICカード内の使用者IDがカード読
取部15により読出される(ステップ205 )。読出され
た使用者IDは、メモリ13に保持されている使用者I
Dと照合される(ステップ206 )。
【0073】使用者IDが合致すると(ステップ207 の
YES )、テンキー52で入力された暗証番号とメモリ1
3に保持されている暗証番号とが照合される(ステップ
208,209 )。
【0074】暗証番号が合致すると(ステップ210 のYE
S )、次に日時タイマ14の日時データ(現時点の日
時)とメモリ13に保持されている使用日時情報とが照
合される(ステップ211 )。
【0075】日時が合致すると(ステップ212 のYES
)、制御部11からキーロック部53に解錠指令が供
給され、キーロック部53が解錠される(ステップ213
)。この解錠により、運転キー42を操作してバス4
1を運行することができる。
【0076】日時の合致については、使用日時情報を中
心に所定の許容時間幅が設定される。この許容時間幅内
に日時データが収まれば、合致と判定される。運行が終
わった使用者は、テンキー52で所定の番号を入力する
など、適宜の施錠操作を行なう。この操作により(ステ
ップ214 のYES )、キーロック部53に施錠指令が供給
され、運転キー42が施錠される(ステップ215 )。
【0077】施錠後、使用者は、自宅等に戻るだけでよ
い。使用者IDが合致しないとき(ステップ207 のN
O)、あるいは暗証番号が合致しないとき(ステップ210
のNO)、あるいは日時が合致しないとき(ステップ212
のYES )、そのいずれにおいても、キーロック部53
は解錠されない。
【0078】このように、使用者は、鍵情報使用を通信
手段により管理事務所43の管理者に申請し、その後、
搭乗予定の日時にバス41に出向いて解錠に必要な操作
を行なえばよく、従来のようにわざわざ管理事務所43
に出向いて鍵を受け取る必要がなく、管理事務所43へ
鍵を持ち帰る必要もない。
【0079】鍵の受け取りおよび返却のための移動が不
要であるから、時間および労力の有効活用が図れる。た
とえば、移動に要するであろう時間および労力をバス4
1の点検や清掃など別の作業に有効に利用することがで
きる。
【0080】管理事務所43からバス41への鍵情報の
移行は即時になされるので、たとえ管理事務所43とバ
ス41の駐車地とが遠く離れていても、鍵情報使用の申
請を出したその直後にバス41を運行することが可能で
ある。
【0081】しかも、暗証番号は使用の申請ごとに新た
に選定されて使用者に与えられるので、使用後に暗証番
号が第三者に漏洩しても、その暗証番号の使用によるバ
ス運行は不可能であり、十分な安全性と信頼性が確保さ
れる。
【0082】解錠の条件として、暗証番号の合致だけで
なく、日時の合致および使用者IDの合致も含めている
ので、セキュリティ効果が高く、たとえ暗証番号が外部
に漏れた場合でも、不正な運行を未然に防ぐことができ
る。
【0083】鍵情報の使用の申請を受けた段階で、使用
許可条件が満足されるかどうかの判定を行なうので、不
審者による鍵情報の不正な持ち出しを回避できる。な
お、上記各実施例では、鍵情報の一つである使用者固有
の人物識別情報いわゆる使用者IDをICカードに記憶
させておき、それを建物1あるいはバス41に対し読取
らせて設定する場合を例に説明したが、鍵情報の設定手
段として、ICカードの代わりに携帯電話器(PHSと
称する簡易型携帯電話器を含む)を用いることも可能で
ある。
【0084】携帯電話器にはその電話器固有のコードが
予め設定されており、そのコードが使用者IDとして建
物1あるいはバス41に無線で送られることにより、I
Cカードを用いる場合と同様の鍵情報設定を行うことが
できる。
【0085】この場合、建物1内に電話器を設置してそ
れをリモートコントロールユニット10の制御部11に
接続しておくことになる。バス41のリモートコントロ
ールユニット10にはすでに携帯電話器が設置されてい
るので、新たな電話器設置は不要である。
【0086】使用者側の携帯電話器と建物1側の電話器
との間の情報伝送、また使用者側の携帯電話器とバス4
1側の携帯電話器との間の情報伝送は、公衆無線電話回
線を通して行われる。使用者が建物1やバス41から離
れた場所にいても、鍵情報を設定できることになる。
【0087】使用者側の携帯電話器および建物1側の電
話器が共にインターホン機能を有する場合、また使用者
側の携帯電話器およびバス41側の携帯電話器が共にイ
ンターホン機能を有する場合には、公衆無線電話回線を
通すことなく、電話器相互間で直接的に情報伝送を行う
ことができる。
【0088】また、第2実施例では、車両がバスの場合
について説明したが、バスに限らず、トラックやタクシ
ーであってもよい。解錠または施錠の対象としては、建
物や車両に限らず、工場内に分散配置される複数台の機
器たとえば製造機器や計測機器であってもよい。これら
機器の運転スイッチに対する解錠または施錠を第1実施
例および第2実施例と同様に安全に管理することができ
る。
【0089】また、上記各実施例では、鍵情報使用の申
請を出した者に対して鍵情報を与えるようにしたが、申
請がなくても、スケジュール管理に基づく使用予定者に
対し、管理者側から強制的に鍵情報を与えてもよい。
【0090】上記各実施例では、暗証番号を選定してそ
れを使用者に伝え且つ解錠先のリモートユニット10に
送るようにしたが、使用者が予め認識している暗証番号
をそのまま解錠先のリモートユニット10に送るように
してもよい。
【0091】上記各実施例では、暗証番号、使用者I
D、日時の三つを鍵情報として用い、その三つが共に合
致したときに解錠を実行するようにしたが、たとえば、
使用者IDを除く暗証番号および日時の二つを鍵情報と
して用い、その二つが共に合致したときに解錠を実行す
るようにしてもよい。あるいは、暗証番号を除く使用者
IDおよび日時の二つを鍵情報として用い、その二つが
共に合致したときに解錠を実行するようにしてもよい。
【0092】さらに、鍵情報としては、暗証番号、使用
者ID、日時などに限らず、指紋、声紋、瞳の模様な
ど、種々の利用が可能である。その他、この発明は上記
各実施例に限定されるものではなく、要旨を変えない範
囲で種々変形実施可能である。
【0093】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、鍵
情報を錠の設置場所に送って同設置場所に保持してお
き、錠の設置場所において鍵情報が設定されると、その
設定される鍵情報と上記保持した鍵情報との合致を条件
に、解錠または施錠を実行するようにしたので、鍵の受
け取りのための移動および返却のための移動を不要とし
て時間および労力の有効活用が図れるとともに、解錠ま
たは施錠についての十分な安全性および信頼性を確保で
きる鍵管理方式を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の鍵管理装置の構成を示すブロック
図。
【図2】第1実施例における各建物と管理事務所の関係
を示す図。
【図3】第1実施例および第2実施例におけるセンタユ
ニットの作用を説明するためのフローチャート。
【図4】第1実施例および第2実施例におけるリモート
ユニットの作用を説明するためのフローチャート。
【図5】第2実施例における各バスと管理事務所の関係
を示す図。
【図6】第2実施例の鍵管理装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…建物 2…ドア 4…操作盤 5…管理事務所 6…通信回線 10…リモートユニット 11…制御部 12…送・受信部 13…メモリ 14…日時タイマ 15…カード読取部 16…ドアロック部 20…センタユニット 21…制御部 22…送・受信部 23…操作部 24…メモリ 25…表示部 41…バス 42…運転スイッチ 43…管理事務所 51…携帯電話器 53…キーロック部。
フロントページの続き (72)発明者 江口 則男 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 大島 一夫 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 吉村 正孝 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 覚野 修 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 実川 博史 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 中川 日出夫 東京都港区芝浦三丁目4番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵情報を通信手段により錠の設置場所に
    送って同設置場所に保持する手段と、 前記錠の設置場所において鍵情報が設定されると、その
    設定内容と前記保持した鍵情報との合致を条件に、解錠
    または施錠を実行する手段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  2. 【請求項2】 暗証番号および日時情報を通信手段によ
    り錠の設置場所に送って同設置場所に保持する手段と、 前記錠の設置場所において暗証番号が設定されると、そ
    の設定される暗証番号と前記保持した暗証番号との合致
    を条件に、かつ同設定がなされた日時と前記保持した日
    時情報との合致を条件に、解錠または施錠を実行する手
    段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  3. 【請求項3】 人物識別情報および日時情報を通信手段
    により錠の設置場所に送って同設置場所に保持する手段
    と、 前記錠の設置場所において人物識別情報が設定される
    と、その設定される人物識別情報と前記保持した人物識
    別情報との合致を条件に、かつ同設定がなされた日時と
    前記保持した日時情報との合致を条件に、解錠または施
    錠を実行する手段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  4. 【請求項4】 暗証番号、人物識別情報、および日時情
    報を通信手段により錠の設置場所に送って同設置場所に
    保持する手段と、 前記錠の設置場所において暗証番号および人物識別情報
    が設定されると、その設定される暗証番号および人物識
    別情報と前記保持した暗証番号および人物識別情報との
    合致を条件に、かつ同設定がなされた日時と前記保持し
    た日時情報との合致を条件に、解錠または施錠を実行す
    る手段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  5. 【請求項5】 複数の建物、複数の車両、あるいは複数
    の機器にそれぞれ錠を設置したものにおいて、 暗証番号または人物識別情報を日時情報と共に通信手段
    により解錠または施錠対象の建物、車両、あるいは機器
    に送ってその建物内、車両内、あるいは機器内に保持す
    る手段と、 前記各建物、各車両、あるいは各機器のいずれかで暗証
    番号または人物識別情報が設定されると、その設定され
    た暗証番号または人物識別情報と前記保持した暗証番号
    または人物識別情報との合致を条件に、かつ同設定がな
    された日時と前記保持した日時情報との合致を条件に、
    対応する建物、車両、あるいは機器を解錠または施錠す
    る手段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  6. 【請求項6】 鍵情報を通信手段により特定者に知らせ
    る手段と、 前記鍵情報を通信手段により錠の設置場所に送って同設
    置場所に保持する手段と、 前記錠の設置場所において鍵情報が設定されると、その
    設定内容と前記保持した鍵情報との合致を条件に、解錠
    または施錠を実行する手段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  7. 【請求項7】 任意の暗証番号を通信手段により特定者
    に知らせる手段と、 前記暗証番号、前記特定者の人物識別情報、および日時
    情報を通信手段により錠の設置場所に送って同設置場所
    に保持する手段と、 前記錠の設置場所において暗証番号および人物識別情報
    が設定されると、その設定される暗証番号および人物識
    別情報と前記保持した暗証番号および人物識別情報との
    合致を条件に、かつ同設定がなされた日時と前記保持し
    た日時情報との合致を条件に、解錠または施錠を実行す
    る手段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  8. 【請求項8】 複数の建物、複数の車両、あるいは複数
    の機器にそれぞれ錠を設置したものにおいて、 任意の暗証番号を通信手段により特定者に知らせる手段
    と、 前記暗証番号を日時情報と共に解錠または施錠対象の建
    物、車両、あるいは機器に送ってその建物内、車両内、
    あるいは機器内に保持する手段と、 前記各建物、各車両、あるいは各機器のいずれかで暗証
    番号が設定されると、その設定された暗証番号と前記保
    持した暗証番号との合致を条件に、かつ同設定がなされ
    た日時と前記保持した日時情報との合致を条件に、対応
    する建物、車両、あるいは機器を解錠または施錠する手
    段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  9. 【請求項9】 複数の建物、複数の車両、あるいは複数
    の機器にそれぞれ錠を設置したものにおいて、 任意の暗証番号を通信手段により特定者に知らせる手段
    と、 前記暗証番号を前記特定者の人物識別情報および日時情
    報と共に解錠または施錠対象の建物、車両、あるいは機
    器に送ってその建物内、車両内、あるいは機器内に保持
    する手段と、 前記各建物、各車両、あるいは各機器のいずれかで暗証
    番号および人物識別情報が設定されると、その設定され
    た暗証番号および人物識別情報と前記保持した暗証番号
    および人物識別情報との合致を条件に、かつ同設定がな
    された日時と前記保持した日時情報との合致を条件に、
    対応する建物、車両、あるいは機器を解錠または施錠す
    る手段と、 を備えたことを特徴とする鍵管理方式。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の鍵管理方式におい
    て、 錠の設置場所における鍵情報の設定は、携帯電話器によ
    り行われることを特徴とする鍵管理方式。
JP2147497A 1996-06-06 1997-02-04 鍵管理方式 Pending JPH1054166A (ja)

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