JPH1053479A - 炭素含有耐火物の塗布材 - Google Patents

炭素含有耐火物の塗布材

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JPH1053479A
JPH1053479A JP21133996A JP21133996A JPH1053479A JP H1053479 A JPH1053479 A JP H1053479A JP 21133996 A JP21133996 A JP 21133996A JP 21133996 A JP21133996 A JP 21133996A JP H1053479 A JPH1053479 A JP H1053479A
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Yoji Fujii
洋治 藤井
Hiroshi Minamisono
広志 南園
Kiyomi Taniguchi
清美 谷口
Makoto Nakamura
真 中村
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Shinagawa Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浸漬ノズルなどの炭素含有耐火物製部材に対
する酸化防止用塗布材を提供すること。 【解決手段】 (A) 低融点酸化物及びフリットと、Siア
ルコキシドを主体とする部分加水分解物とをバインダ−
とする低融点被膜層を形成する第1の塗布材と、(B) Cr
2O3-La2O3系酸化物を主材とする高融点酸化物と、Siア
ルコキシドを主体とする部分加水分解物とをバインダ−
とする高融点被膜層を形成する第2の塗布材とからなる
炭素含有耐火物の塗布材。該塗布材により炭素含有耐火
物の「大気酸化並びに溶鋼酸化」を共に防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭素含有耐火物の
塗布材に関し、特に炭素含有耐火物を使用する製鉄プロ
セス、例えば混銑車,高炉鍋などの溶銑予備処理容器や
連続鋳造用浸漬ノズル,ロングノズル,ロングストッパ
−などの炭素含有耐火物製部材に対する酸化防止用塗布
材に関する。
【0002】
【従来の技術】炭素含有耐火物は、連続鋳造用部材をは
じめとする製鋼プロセスにおいて、広く使用されてい
る。これらの耐火物は、カ−ボン原料の特性を巧く活用
することで、耐スラグ浸潤性,耐熱スポ−リング性の大
幅な向上を実現している。
【0003】また、炭素含有耐火物は、加熱時のカ−ボ
ンの酸化による耐火物性能の劣化を抑制するため、炭素
含有耐火物をガラス状物質でコ−ティングし、酸化を防
止する手法が広く実施されている。この種の酸化防止剤
は、カ−ボンが大気により酸化され始める温度(約500
℃)以上で溶融し、酸化防止効果を発揮するように調整
されて使用されている。配合的には、長石系原料と溶融
開始温度が400〜700℃であるフリツトやガラス粉に、珪
酸ソ−ダ,珪酸カリウム,燐酸アルミニウム,ポリビニ
ルアルコ−ル,メチレンセルロ−ス等の水溶性バインダ
−を適宜混合したものからなり、これをスラリ−状にし
て炭素含有耐火物の表面に塗布し、該耐火物の酸化を防
止するようにしている。
【0004】例えば、特公昭56−52873号公報には、ア
ルミナ−グラファイト質からなる浸漬ノズルの表面に酸
化防止効果の有効温度範囲の最も高い酸化防止剤を塗布
し、以下有効温度範囲の高いものから低いものへ順次塗
布した多層酸化防止層を形成する手段が開示されてい
る。また、特公平5−87474号公報には、低融点ガラス,
ZrO2,無機又は有機溶液よりなる酸化防止剤を炭素含有
耐火物の表面に塗布することが開示されている。
【0005】さらに、特開平5−43354号公報には、低融
点ガラス,Crなどの遷移元素酸化物,ガラスのネットワ
−クフォ−マ−として作用するSiなどの金属及び液状バ
インダ−の混和物を第1層とし、低融点ガラス,耐火物
原料及び液状バインダ−の混和物を第2層として形成し
た黒鉛含有耐火物の酸化防止剤が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前掲の
各公報に開示されている従来の酸化防止剤は、大気酸化
を対象としたものであって、「溶鋼浸漬中の耐火物中炭
素の溶鋼への溶脱(以下“溶鋼酸化”という)」を防止す
ることができないという問題点を有している。その理由
は、従来の酸化防止剤は、溶鋼温度(約1550℃)以上では
粘度が著しく低下し、流出するためである。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み成されたもの
であって、その目的とするところは、特に炭素含有耐火
物の前記した大気酸化並びに溶鋼酸化を共に防止するこ
とができる炭素含有耐火物の塗布材(酸化防止用塗布材)
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る炭素含有耐
火物の塗布材は、(A) 低融点酸化物及びフリットと、Si
アルコキシドを主体とする部分加水分解物をバインダ−
とする低融点被膜層を形成する第1の塗布材、及び、
(B) Cr2O3-La2O3系酸化物を主材とする高融点酸化物
と、Siアルコキシドを主体とする部分加水分解物とをバ
インダ−とする高融点被膜層を形成する第2の塗布材、
からなることを特徴とし(請求項1)、これにより前記目
的とする炭素含有耐火物の塗布材(酸化防止用塗布材)を
提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】そして、本発明に係る前記炭素含
有耐火物の塗布材において、 ・低融点被膜層(第1の塗布材)を構成する低融点酸化物
が、長石類であり、 ・高融点被膜層(第2の塗布材)を構成する高融点酸化物
が、Cr2O3およびLa2O3に対しMgO,ZrO2,Al2O3,Y2O3
1種以上を添加したものからなることを本発明の好まし
い実施態様とし(請求項2)、さらに、 ・本発明に係る前記炭素含有耐火物が、ロングノズル,
浸漬ノズル,ロングストッパ−などの連続鋳造用耐火部
材である、ことを本発明の好ましい実施態様とするもの
である(請求項3)。
【0010】本発明は、前記したとおり、(A)の第1の
塗布材と(B)の第2の塗布材からなることを特徴とする
炭素含有耐火物の塗布材である(請求項1)。そして、本
発明の実施の形態としては、上記第1の塗布材と第2の
塗布材とを交互に炭素含有耐火物表面に塗布し、低融点
被膜層と高融点被膜層の2層或いは3層以上を交互に形
成させるものであり、これにより“低温での大気酸化”
から“高温での溶鋼酸化”までの広い範囲にわたって、
炭素含有耐火物中のカ−ボンの酸化を防止できる塗膜層
が得られるものである。
【0011】まず、本発明で生じる上記塗膜層形成によ
る酸化防止作用について説明すると、この塗膜層のバイ
ンダ−として使用する「Siアルコキシドを主体とする部
分加水分解物(第1及び第2の塗布材で使用するバイン
ダ−)」は、加熱すると分解してほぼSiO2となり、強固
な塗膜層を形成するが、SiO2としての量が少なく、第2
の塗布材により形成される高融点被膜層中の高融点酸化
物間には、低融物が生成しないと考えて良い。特に高融
点酸化物として、Cr2O3-La2O3系酸化物を主材とする高
融点酸化物を使用した場合、1600℃以下の低融点化合物
が生成することがなく、このため第2の塗布材の使用に
より溶鋼温度(約1550℃)においても溶融しない被膜層が
得られる。
【0012】一方、低融点酸化物,フリット,バインダ
−(Siアルコキシドを主体とする部分加水分解物)からな
る第1の塗布材によって形成される低融点被膜層につい
ては、該被膜層の融点が400〜1300℃の所望溶融温度と
なるように、低融点酸化物とフリットとの配合量を適宜
選択するものである。
【0013】本発明に係る上記第1の塗布材と第2の塗
布材とを交互に塗布して得られる“低融点被膜層,高融
点被膜層”の2層或いは3層以上形成した被膜層は、温
度の上昇に伴って、まず、炭素含有耐火物中の“カ−ボ
ンの大気酸化”が生じる温度域で、第1の塗布材で形成
された低融点被膜層が溶融してガラス被膜を形成し、こ
れにより大気酸化による酸化防止効果を発揮する。ま
た、この低融点被膜層は、溶融時に第2の塗布材で形成
されている高融点被膜層と密着して高融点被膜層の流出
を防止する作用効果も生じる。
【0014】そして、本発明に係る第2の塗布材で形成
した高融点被膜層は、上記したように溶鋼温度まで上昇
しても流出しないため、この高融点被膜層により溶鋼酸
化による酸化を防止できる作用効果を発揮する。
【0015】本発明は、第1の塗布材及び第2の塗布材
で形成する低融点被膜層及び高融点被膜層が、溶鋼浸漬
後に適当な粘性を維持するように、両被膜層の融点並び
に塗布厚を適宜調整することで、長期間にわたって炭素
含有耐火物の大気酸化並びに溶鋼酸化を共に防止できる
作用効果を発揮することを見いだして本発明を完成した
ものである。また、本発明は、第2の塗布材で形成する
高融点被膜層により、スラグに対する良好な耐食性を有
する炭素含有耐火物を提供できることを見いだして本発
明を完成したものである。
【0016】以下、本発明の第1及び第2の塗布材につ
いて詳細に説明する。まず、本発明の第1及び第2の塗
布材で使用するバインダ−について詳細に説明すると、
本発明者等は、本発明以前に「Siアルコキシド,Tiアル
コキシド,Alアルコキシド,Zrアルコキシドから選ばれ
た少なくとも1種からなる複合アルコキシドの部分加水
分解ゾルを含む無機耐熱組成物」を提案している(特開
平1−297471号公報参照)。
【0017】この複合アルコキシド部分加水分解ゾル
は、それ自体室温自硬性であって、このペ−スト状組成
物は、被膜を厚くしても硬化時の収縮を抑制し、500μ
m以上の膜厚でも亀裂発生がなく、強固に接着できる接
着剤である。また、この複合アルコキシド部分加水分解
ゾルに耐火骨材を配合した無機耐熱組成物は、耐火骨材
として例えばSiO2,TiO2,ZrO2,Al2O3などの酸化物、S
iCなどの炭化物、Si3N4,BNなどの窒化物を使用した場
合、耐熱性,耐酸性,耐アルカリ性,電気絶縁性,熱伝
導性を付与できるものである。
【0018】本発明の第1及び第2の塗布材で使用する
バインダ−としては、「Siアルコキシドを主体とする部
分加水分解物」を使用するものであり、具体的には、上
記した有用性を有する既提案の「複合アルコキシドの部
分加水分解物(Siアルコキシドを主体とし、これにTiア
ルコキシド,Alアルコキシド,Zrアルコキシドから選ば
れた少なくとも1種とからなる複合アルコキシドを部分
加水分解ゾル化したもの)」を使用するのが好ましい。
【0019】そして、本発明に係る塗布材は、(A) 低融
点被膜層を形成する第1の塗布材:低融点酸化物,フリ
ット,上記バインダ−、(B) 高融点被膜層を形成する第
2の塗布材:Cr2O3-La2O3系酸化物を主材とする高融点
酸化物,上記バインダ−、からなるものであり、これを
炭素含有耐火物に塗布することにより、前記したとお
り、大気酸化,溶鋼酸化に対する優れた耐酸化性を有
し、しかもスラグに対する良好な耐食性を有する炭素含
有耐火物を提供するものである。
【0020】本発明に係る第1の塗布材において、低融
点酸化物としては、融点が1600℃以下の酸化物(但しフ
リットを除く)の使用が好ましく、例えばアルカリ長
石,斜長石などの長石類、碍子破砕物、ガラス破砕物な
どを使用することができる。そして、所望目的に応じ
て、例えば第1の塗布材で形成する低融点被膜層の融点
が600〜1000℃の温度域では、長石類やガラス破砕物を
主体に使用し、1000〜1300℃の温度域では、碍子破砕物
を主体に使用するのが好ましい。
【0021】一方、本発明に係る第1の塗布材の配合成
分であるフリットとしては、軟化開始温度が350〜700℃
の硼珪酸系フリット,硼珪酸ソ−ダ鉛系フリット,硼珪
酸鉛系フリット,アルミナ硼珪酸ソ−ダ系フリットなど
を使用することができる。
【0022】上記低融点酸化物及びフリットの粒度とし
ては、1000μm以下であって、粒度の異なった粉粒体を
数種類配合するのが好ましい。その理由は、粒度の異な
った粉粒体を数種類配合することで、厚膜化が可能とな
り、かつ組織的に強固な塗膜を得ることができるからで
あり、例えば数μmの微粒子1種類のみでは、塗布乾燥
時に亀裂が生じやすく、しかも厚塗りが難しく、また、
数100μm程度の粒子1種類のみでは、緻密な膜が得ら
れず、僅かな衝撃でこの粒子が脱落するからである。
【0023】本発明に係る第1の塗布材において、長石
類,碍子破砕物,ガラス破砕物などの低融点酸化物の添
加量は、5〜90重量部が好ましい。5重量部未満では、ガ
ラス粘性が低下しすぎ、ガラス厚みが不均一となるので
好ましくなく、逆に90重量部を超えると、ガラス生成温
度が高くなり、大気酸化防止効果が不十分となると共
に、第2の塗布材で形成される高融点被膜層が十分に溶
融しない原因となるので、同じく好ましくない。
【0024】また、フリットの添加量としては、10〜95
重量部が好ましい。10重量部未満では、大気酸化が生じ
始める温度域での十分なガラス被膜が得られず、このた
め大気酸化防止効果が不十分となるので好ましくない。
一方、95重量部を超えると、溶鋼温度で塗布材の融点が
低下しすぎ、溶鋼温度域で溶流,流出してしまい、溶鋼
に対する酸化防止効果が得られ難いので、同じく好まし
くない。
【0025】なお、本発明に係る第1の塗布材におい
て、本発明の特性を損なわない範囲で炭化珪素等の炭化
物や硼化珪素等の硼化物を添加することもでき、これも
本発明に包含されるものである。また、本発明に係る第
1の塗布材として、本発明者等が先に提案した炭素含有
耐火物用の酸化防止剤(特公平5−35709号公報参照)を使
用することもできる。この酸化防止剤は、骨材50〜90重
量部,フリット10〜50重量部からなる粉末100重量部に
複合アルコキシド部分分解ゾル35〜60重量部を配合して
得られたものである。
【0026】次に、本発明に係る第2の塗布材[高融点
被膜層を形成する第2の塗布材であって、高融点酸化
物,バインダ−(Siアルコキシドを主体とする部分加水
分解物)からなる塗布材]について説明する。
【0027】本発明に係る第2の塗布材において、高融
点酸化物としては、Cr2O3-La2O3系酸化物を主材とす
る。具体的に説明すると、高融点酸化物としては、融点
が1600℃以上であるCr2O3およびLa2O3に対してMgO,ZrO
2,Al2O3,Y2O3の1種以上とを併用したもの、ないし
は、Cr2O3およびLa2O3に対し例えばSiO2,スピネル,ム
ライト等を併用することができるが、融点が溶鋼温度に
対して十分に高く、かつ製鋼プロセスで広く使用される
SiO2−CaO系スラグに対し優れた耐食性を示す「Cr2O3-L
a2O3-(Al2O3,MgO,ZrO2,Y2O3)系骨材」を使用するの
がより好ましい。
【0028】本発明に係る第2の塗布材において、Cr2O
3-La2O3系酸化物を主材とする高融点酸化物の粒度とし
ては、1000μm以下であって、粒度の異なった粉粒体を
数種類配合するのが好ましい。その理由は、前記第1の
塗布材における低融点酸化物と同様、粒度の異なった粉
粒体を数種類配合することで、厚膜化が可能となり、か
つ組織的に強固な塗膜を得ることができるからであり、
例えば数μmの微粒子1種類のみでは、塗布乾燥時に亀
裂が生じやすく、しかも厚塗りが難しく、また、数100
μm程度の粒子1種類のみでは、緻密な膜が得られず、
僅かな衝撃でこの粒子が脱落するからである。
【0029】本発明に係る第2の塗布材において、高融
点酸化物としてCr2O3-La2O3系酸化物-(Al2O3,MgO,ZrO
2,Y2O3)系骨材を使用する場合、このうちの酸化クロム
源としては各種の酸化クロム原料が使用できるが、熱
的,化学的安定性の点からCr2O3を90重量部以上含む酸
化クロム原料が好ましい。
【0030】さらに、本発明に係る第2の塗布材では、
高融点酸化物としてAl2O3,MgO,ZrO2,Y2O3原料の中か
ら選択された1〜3種をCr2O3-La2O3系酸化物に併用し
て任意に使用することができ、これらの使用も本発明に
包含されるものである。これらCr2O3,La2O3,Al2O3,M
gO,ZrO2,Y2O3の純度は、耐食性の点から90重量部以
上、好ましくは95重量部以上である。
【0031】また、100μm以上のCr2O3およびLa2O3
使用は、これらは、微粉体を成形焼成後粉砕して製造す
ることになるので経済的でない。従って、Cr2O3およびL
a2O3は、経済上の観点から100μm以下の粒度の粉粒体
を使用するのが好ましい。この100μm以下のCr2O3およ
びLa2O3を使用する場合、1000μm以下のやや粗めの粒
度を有するAl2O3,MgO及び/又はZrO2と併用して使用す
るのが望ましい。その理由は、粒度の異なった粉粒体を
併用することにより、粉粒体全体の粒度がブロ−ドとな
り、塗布乾燥時の亀裂を防ぎ、緻密な塗膜を得ることが
できるからである。
【0032】高融点酸化物としてのCr2O3の使用は、ス
ラグに対する良好な耐食性を示し、高融点被膜層が低融
点被膜層に溶融される速度を遅延する役割を受け持つ
が、30重量部未満ではその効果が薄い。したがって、Cr
2O3の添加量は30〜70重量部未満が好ましい。一方、La2
O3の使用は、生成ガラス層の高融点緻密化に効果がある
が、5重量部未満ではその効果が薄く、逆に40重量部を
超えると高融点被膜層の亀裂が発生しやすくなる。した
がって、La2O3の配合量は5〜40重量部が好ましい。
【0033】また、その他の添加成分(MgO,ZrO2,Al2O
3,Y2O3)については、本発明に係る第2の塗布材が(1)C
r2O3-La2O3-Al2O3系と(2)Cr2O3-La2O3-ZrO2(MgO,Y2O3)
系に大別できるが、それぞれの系の焼結性や高温での基
材との密着性を向上させるために使用するものであり、
Al2O3に関しては10〜50%,ZrO2(MgO,Y2O3)に関しては
30〜60%が好ましい。
【0034】本発明に係る塗布材は、第1の塗布材とし
て、前記した低融点酸化物,フリット及びバインダ−を
混合して目的とする“低融点被膜層を形成する第1の塗
布材”を得ることができる。また、第2の塗布材とし
て、前記した高融点酸化物とバインダ−とを混合して、
目的とする“高融点被膜層を形成する第2の塗布材”を
得ることができる。
【0035】この第1及び第2の塗布材において、バイ
ンダ−の配合量は“低融点酸化物+フリット”100重量
部に対し、又は、“高融点酸化物”100重量部に対し、
バインダ−10〜60重量部が好ましい。バインダ−量が60
重量部を超えると、塗布材の粘性が低下し、厚膜が得ら
れなず、その結果、塗布材の酸化防止効果が低下するの
で好ましくない。逆にバインダ−量が10重量部未満で
は、粘性が高く、塗布時の流動性が乏しく、その結果と
して作業性が悪くなり、かつ固着強度も低下するので好
ましくない。
【0036】上記バインダ−の配合量は、塗布手段によ
っても若干異なる。例えばヘラ等により塗布する場合に
は、バインダ−10〜15重量部が作業性の上でより好まし
く、また、スプレ−の場合では、バインダ−45〜60重量
部がより望ましい。
【0037】各塗布層(低融点被膜層,高融点被膜層)の
塗布厚さは、100〜3000μmが好ましい。より好ましく
は500〜1500μmである。塗布厚さが100μm未満では、
塗布層の厚みが薄く、不均一となりやすいので好ましく
ない。一方、3000μmを超えると、乾燥時にクラックの
発生が多くなるので好ましくない。
【0038】なお、本発明の第1及び第2の塗布材にお
いて、バインダ−として“Siアルコキシドを主体とする
部分加水分解物”を用いることにより、被膜を厚くして
も硬化時の収縮を抑制することができ、3000μm以上の
膜厚でも亀裂発生がなく、強固に接着できる特徴をもつ
が、この塗布厚さが3000μmを超えると、上記したよう
に乾燥時にクラックの発生が多くなるので好ましくな
い。
【0039】本発明に係る炭素含有耐火物の塗布材にお
いて、第1の塗布材及び第2の塗布材の塗布順序は、第
1層(母材側第1層)を第1の塗布材による低融点被膜層
とし、第2層を第2の塗布材による高融点被膜層とする
のが好ましい。塗布層の第1層(母材側第1層)を高融点
被膜層にすると、炭素含有耐火物との熱膨張係数の差に
より剥離し易くなるので好ましくない。
【0040】第1層の低融点被膜層は、その密着性と溶
融時の接着性により、第2層の高融点被膜層が十分に保
持される。そして、第1層の低融点被膜層によつて耐大
気酸化性が得られる作用効果が生じる。また、第2層の
高融点被膜層によって耐溶鋼酸化性が得られ、同時に溶
鋼やスラグに対する耐食性が確保される作用効果が生じ
る。
【0041】更に、本発明において、第2層の高融点被
膜層上に低融点被膜層の第3層を塗布することもでき
る。この第3層の低融点被膜層を形成することによっ
て、第2層の高融点被膜層の剥離や亀裂をより一層抑制
できる利点を有する。なお、この第3層の低融点被膜層
を形成する塗布材としては、前記第1の塗布材を使用す
ることができる。
【0042】本発明に係る炭素含有耐火物の塗布材は、
混銑車などの溶銑予備処理用Al203−SiC−C耐火物、転
炉用MgO−C耐火物、ロングノズル,浸漬ノズル,ロング
ストッパ−などの連続鋳造用Al203−SiO2−C,ZrO2−C
などの製鋼プロセスに使用される炭素含有耐火物に適用
することができる。この中でも、特に、使用前の余熱や
使用時に耐火物全面が大気や溶鋼に晒される「ロングノ
ズル,浸漬ノズル,ロングストッパ−などの連続鋳造用
耐火物」への塗布材として最も効果を発揮することがで
きる。
【0043】
【実施例】次に、本発明に係る炭素含有耐火物の塗布材
の実施例を比較例と共に挙げ、本発明を詳細に説明する
が、本発明は、以下の実施例により限定されるものでは
ない。
【0044】(実施例1〜4)次の表1に示す配合割合
の骨材に同じく表1に示す量のバインダ−を添加し混練
したスラリ−(第1〜第3の塗布材)を、Al203:65重量
部,SiC:5重量部,C:30重量部からなる組成の炭素含
有耐火物(30×30×160mm)の表面に、スプレ−により ・「低融点塗布層(母材側第1層),高融点塗布層(表面
側第2層)」順(実施例1,2)、及び、 ・「低融点塗布層(母材側第1層),高融点塗布層(表面
側第2層),低融点塗布層(表面側第3層)」順(実施例
3,4)、にそれぞれ1.0mmの厚さに1層ずつ塗布し、
試料とした。
【0045】本実施例1〜4において、骨材の粒度が30
0μm以下のものを使用し、また、バインダ−として“S
i/Tiが100/10”の「テトラメトキシシランとチタニウ
ムテトライソプロポキシドの複合アルコキシド部分加水
分解物」を使用した。さらに、フリツトとして融点400
℃の硼珪酸系フリットを、長石としてアルカリ長石を、
ガラス屑として融点1100℃の珪酸系ガラスを使用した。
【0046】上記試料を600℃に加熱した電気炉内に挿
入し、1時間保持した後の酸化層の厚みを測定した(テ
スト1、単位:mm)。また、試料を1600℃に保持した
(0)500ppmの高酸素鋼に6時間浸漬し、耐火物中の炭
素の溶鋼への溶脱に由来する損傷深さを測定した(テス
ト2、単位:mm)。これにより塗布材の大気酸化防止
効果と溶鋼酸化防止効果とを測定した。更に、この試料
を1650℃に保持した連続鋳造用モ−ルドパウダ−中に浸
漬し、30分後の厚み減少を測定した(テスト3、単位:
mm)。各測定結果を表1に示す。
【0047】(比較例1〜3)比較のため、表1に示す
配合割合の骨材に同じく表1に示す量のバインダ−を添
加、混練したスラリ−を前記実施例と同一組成の炭素含
有耐火物(30×30×160mm)の表面にスプレ−し、それ
ぞれ1.0mmの厚さに塗布し、試料とした。この試料に
対して、前記実施例と同一のテスト1〜3を行い、その
結果を表1に付記した。
【0048】
【表1】
【0049】上記表1から明らかなように、本発明にか
かる実施例1〜4では、テスト1の結果はすべて“0”
であり、大気酸化防止効果が生じることが認められ、か
つテスト2、同3の結果から溶鋼酸化防止効果、連続鋳
造用モ−ルドパウダ−中の酸化防止効果が認められた。
【0050】これに対して、低融点塗布層(母材側第1
層)のみからなる比較例1では、この低融点塗布層上に
更に高融点塗布層を塗布した実施例1と比較して、テス
ト1〜3の結果から、大気酸化防止効果及び溶鋼酸化防
止効果がいずれも劣るものであった。また、高融点塗布
層のみからなる比較例2及び低融点塗布層(母材側第1
層)を塗布しない比較例3においても、テスト1〜3の
結果から明らかなように、大気酸化防止効果、溶鋼酸化
防止効果とも劣るものであった。
【0051】なお、実施例1,2と実施例3,4との対
比から明らかなように「低融点塗布層(母材側第1層),
高融点塗布層(表面側第2層),低融点塗布層(表面側第
3層)」を設けることにより(実施例3,4参照)、表面
側第3層を設けない場合(実施例1,2参照)に比し、溶
鋼酸化防止がより一層改善されることが認められた。
【0052】(実施例5,6)実施例5は、前記実施例
2の塗布材を「Al2O3:51wt%,C+SiC:39wt%,S
iO2:9wt%」よりなる炭素含有耐火物製ロングノズル
の外表面に適用した例であり、また、実施例6は、前記
実施例4の塗布材を「Al2O3:51wt%,C+SiC:33w
t%,SiO2:15wt%」よりなる本体および「ZrO2:72
wt%,C+SiC:24wt%」よりなるパウダ−ラインか
らなる炭素含有耐火物製浸漬ノズルの外表面に適用した
例である。
【0053】実施例5のロングノズルをタンディッシュ
で使用した。無塗布品の炭素含有耐火物製のロングノズ
ル品の16チャ−ジに比し、実施例5のロングノズル
は、24チャ−ジと良好であった。
【0054】実施例6の浸漬ノズルをアルミキルド鋼の
連続鋳造を行った。その結果、無塗布品の炭素含有耐火
物製の浸漬ノズル、パウダ−ラインの損傷速度が4mm
/hrに比し、実施例6の浸漬ノズルは3.1mm/h
rと良好であった。
【0055】ロングノズル、浸漬ノズルに適用した実施
例5,6は、無塗布の比較例に比し、大気酸化防止効
果、溶鋼酸化防止効果が共に優れていることが認められ
た。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る炭素含有耐火物の塗布材
は、以上詳記したとおり、(A) 低融点酸化物及びフリッ
トと、Siアルコキシドを主体とする部分加水分解物をバ
インダ−とする低融点被膜層を形成する第1の塗布材
と、(B) Cr2O3-La2O3系酸化物を主材とする高融点酸
化物と、Siアルコキシドを主体とする部分加水分解物を
バインダ−とする高融点被膜層を形成する第2の塗布材
と、からなることを特徴とし、これにより炭素含有耐火
物の大気酸化並びに溶鋼酸化を共に防止することができ
るという顕著な効果が生じる。
【0057】さらに、本発明によれば、上記第2の塗布
材で形成する高融点被膜層によってスラグに対する良好
な耐食性を有する炭素含有耐火物を提供することができ
ので、例えばロングノズル,浸漬ノズル,ロングストッ
パ−などの連続鋳造用耐火部材として好適な炭素含有耐
火物製部材を提供することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)低融点酸化物及びフリットと、Siア
    ルコキシドを主体とする部分加水分解物とをバインダ−
    とする低融点被膜層を形成する第1の塗布材と、(B)Cr2
    O3-La2O3系酸化物を主材とする高融点酸化物と、Siアル
    コキシドを主体とする部分加水分解物とをバインダ−と
    する高融点被膜層を形成する第2の塗布材とからなるこ
    とを特徴とする炭素含有耐火物の塗布材。
  2. 【請求項2】 前記低融点被膜層を構成する低融点酸化
    物が長石類であり、前記Cr2O3-La2O3系酸化物を主材と
    する高融点酸化物が、Cr2O3およびLa2O3に対しMgO,ZrO
    2,Al2O3,Y2O3の1種以上を添加したものからなること
    を特徴とする請求項1に記載の炭素含有耐火物の塗布
    材。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の炭素含有耐火物が、ロ
    ングノズル,浸漬ノズル,ロングストッパ−などの連続
    鋳造用耐火部材であることを特徴とする請求項1に記載
    の炭素含有耐火物の塗布材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004500988A (ja) * 2000-05-31 2004-01-15 ティーワイケー ユアロップ ゲーエムベーハー 注ぎ口、注湯管、溶湯流保護管、および溶湯の注入または移送のためのその他の工作物を被覆するための絶縁材料およびその方法
WO2009072217A1 (ja) * 2007-12-05 2009-06-11 Nippon Steel Corporation 浸漬ノズルおよび連続鋳造方法
JP2012056813A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Nippon Crucible Co Ltd 耐火材の成形焼成物

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