JPH1053380A - エレベータの作業灯及びピット灯消し忘れ防止装置 - Google Patents

エレベータの作業灯及びピット灯消し忘れ防止装置

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JPH1053380A
JPH1053380A JP21225796A JP21225796A JPH1053380A JP H1053380 A JPH1053380 A JP H1053380A JP 21225796 A JP21225796 A JP 21225796A JP 21225796 A JP21225796 A JP 21225796A JP H1053380 A JPH1053380 A JP H1053380A
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light
pit
work
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switch
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JP21225796A
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Kayoko Itou
嘉余子 伊藤
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータの昇降路の保守点検に使用する作
業灯、ピット灯の消し忘れを防止する。 【解決手段】 点検灯スイッチ12B,12CをONす
ると、作業灯、ピット灯が点灯すると共に、電磁コイル
15が給電される。これにより、引きバネ16の付勢力
に抗してストッパピン14が電磁コイル15に吸引さ
れ、スイッチ盤13より突出状態になる。このため、ス
トッパピン14が施錠部10Cに当接して、カバー蓋1
0が全開状態から上方向きにスライドできないようにな
る。従って、作業者が昇降路内の作業灯の消灯操作を失
念した場合には、カバー蓋10を閉めることができない
ため、作業者は、容易に作業灯等の消し忘れに気付き、
消灯操作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業灯及びピット灯
消し忘れ防止装置、特にエレベータの昇降路の保守点検
に使用する作業灯、ピット灯の消し忘れを防止する作業
灯及びピット灯消し忘れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8には、従来の昇降路作業のための照
明装置の電気回路が示され、図9には、昇降路の構造の
概略図が示されている。
【0003】図9に示すように、かご1の壁面には、か
ご操作盤2が設けられ、かご操作盤2には、通常鍵付き
カバーにより点検灯スイッチが外界から遮蔽されている
点検灯スイッチ箱3が設けられている。点検灯スイッチ
箱3内には、かご1の上梁4付近のコンセントにプラグ
を差し込んでかご1上に置かれるかご上作業灯71や、
かご1の底面に設けられたかご下作業灯72や、昇降路
のピット5の壁面に設けられたピット灯73等を点灯・
消灯操作する点検灯スイッチが収納配設されている。
尚、ピット5は、最下階の乗り場扉6より下方に設けら
れている空間であって、エレベータの保守点検用の機器
が取り付けられている。
【0004】また、図8及び図9に示すように、上記か
ご上作業灯71のランプL1とかご下作業灯72のラン
プL2は、点検灯スイッチS1のON/OFFによって
点灯/消灯する。また、上記ピット灯73のランプL3
は、点検灯スイッチS3のON/OFFによって点灯/
消灯する。
【0005】次に、図8及び図9を用いて、従来の作業
灯及びピット灯の点灯/消灯動作について説明する。
【0006】作業者は、予めかご1を最下階の乗り場扉
6付近に停止させ、更に最下階の乗り場扉6からかご1
に乗り込み、点検灯スイッチ箱3の施錠を解錠して、点
検灯スイッチを操作する。これにより、図8に示す電気
回路のスイッチS1が閉路されランプL1,L2、すな
わちかご上作業灯71とかご下作業灯72が点灯する。
この時、作業者は、点検灯スイッチ箱3内の操作スイッ
チを用いて、エレベータを自動運転から手動運転に切換
える。その後、作業者は、かご上に搭乗するための作業
にかかる。また、ピット5内の各機器を点検する場合に
は、点検灯スイッチS3を操作して、ランプL3すなわ
ちピット灯73を点灯させる。そして、作業者は保守点
検作業を行う。
【0007】各作業を終えた場合には、点検灯スイッチ
S1,S3を操作して、かご上作業灯71、かご下作業
灯72、ピット灯73の全てを消灯させた後、点検灯ス
イッチ箱3を施錠して、エレベータを全自動運転の状態
に復帰してから、保守点検作業を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常は、上述のよう
に、保守点検作業後に点検灯スイッチを操作して全ての
照明装置を消灯させてから、保守点検作業を終了させ
る。
【0009】しかしながら、上述の従来の昇降路作業の
ための照明装置において、作業者が他のことに気を取ら
れたり、作業を急いで行ったりする場合には、時として
照明装置を消灯させるという操作を失念することがあ
る。この場合には、作業灯やピット灯は点灯したまま、
作業者は保守点検作業の現場を離れてしまうこととな
る。 かかる場合、顧客の担当者(例えば、ビルの管理
人)やエレベータの利用者が、作業灯、ピット灯の点灯
状態に気付いて、電話等によりエレベータの保守会社に
点灯している旨及び現状復帰の旨の依頼がなされる。連
絡を受けた保守会社は、例えばポケットベル等の携帯用
通信機を利用して、作業者に連絡を取る。そして、保守
会社は、先の作業者を現場に引き返させるか、又は先の
作業者が現場に戻れない場合には、他の作業者を復旧の
ために現場に派遣するか、の手配を行わなければならな
かった。
【0010】これでは、作業に無駄が生じ、またエレベ
ータの保守点検会社としては、顧客からの信用低下を招
くおそれがあった。
【0011】本発明は上記従来の課題に鑑みたものであ
り、その目的は、エレベータの昇降路の保守点検に使用
する作業灯、ピット灯の消し忘れを防止する作業灯及び
ピット灯消し忘れ防止装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係るエレベータの作業灯及びピッ
ト灯消し忘れ防止装置は、以下の特徴を有する。
【0013】(1)点検灯スイッチを収納する点検灯ス
イッチ箱を有するエレベータかごにおいて、前記点検灯
スイッチ箱の正面に設けられスライド開閉するカバー蓋
と、前記点検灯スイッチ箱内に設けられ作業灯、ピット
灯点灯状態の時に前記カバー蓋の全閉を阻止するストッ
パと、を有する。
【0014】作業灯及びピット灯を消灯しない限り、カ
バー蓋を全閉することができないので、作業者は、作業
灯及びピット灯消し忘れに気付く。これにより、消し忘
れを防止することができる。
【0015】(2)点検灯スイッチを収納する点検灯ス
イッチ箱を有するエレベータかごにおいて、前記点検灯
スイッチ箱の正面に設けられスライド開閉するカバー蓋
と、前記カバー蓋の全閉を感知すると作業灯及びピット
灯の点検灯スイッチの回路を遮断して前記作業灯及びピ
ット灯を消灯させる強制消灯スイッチと、を有する。従
って、作業者が作業灯、ピット灯を点灯したまま、カバ
ー蓋を全閉し、保守点検作業を終了したとしても、強制
消灯スイッチにより強制的に消灯されるので、作業者に
よる消し忘れを防止することができる。
【0016】(3)点検灯スイッチを収納する点検灯ス
イッチ箱を有するエレベータかごにおいて、前記点検灯
スイッチ箱の正面に設けられスライド開閉するカバー蓋
と、前記カバー蓋の後方に対峙して設けられ、作業灯、
ピット灯の点灯時に励磁されカバー蓋のスライド閉じを
阻止する電磁コイルと、を有する。
【0017】従って、作業灯、ピット灯の点灯時に励磁
された電磁コイルが、カバー蓋のスライド閉じを阻止す
るので、作業者は、消灯し忘れに気付くことができる。
これにより、消し忘れを防止することができる。
【0018】(4)かご上に設けられかご上作業灯を点
灯させる運転スイッチと、前記かご上作業灯の点灯を検
出する照度センサと、かご上に設けられ作業者の存在を
検出する人センサと、前記照度センサで点灯が検出さ
れ、人センサで存在が検出されない場合に前記運転スイ
ッチがON状態であると警報を鳴らす警報回路と、を有
する。
【0019】従って、作業者が、運転スイッチをOFF
させることなく、かご上作業灯を点灯したままかご上か
ら離れた場合には、警報が鳴るため、作業者は作業灯、
ピット灯の消し忘れを防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態を説明する。
【0021】第1実施形態.図1及び図2を用いて、第
1の実施形態のエレベータの作業灯及びピット灯消し忘
れ防止装置について説明する。尚、上述した従来の昇降
路の構造及び昇降路作業のための照明装置の構成と同様
の構成要件には、同一の符号を付しその説明を省略す
る。なお、図1は、図9に示す点検灯スイッチ箱3の拡
大縦割り断面図である。
【0022】図1に示すように、点検灯スイッチ箱3の
正面の上下壁8,8Bの間には、スライド開閉するカバ
ー蓋10が設けられており、カバー蓋10には、把持部
10Bが設けられている。この把持部10Bによって、
カバー蓋10をスライドさせて、開閉させることができ
る。
【0023】また、上壁8の正面には、点検灯スイッチ
箱3の解錠用の鍵穴9が設けられ、一方、上壁8の裏面
には、鍵穴9に連動する施錠レバー11が設けられてい
る。また、カバー蓋10の裏面には、上記施錠レバー1
1が挿嵌される施錠部10Cが設けられている。また、
点検灯スイッチ箱3内には、スイッチ盤13が設置さ
れ、スイッチ盤13には、点検灯スイッチ12B,12
Cが配設されている。
【0024】通常、保守点検作業を行う場合には、作業
者は、かご操作盤2の点検灯スイッチ箱3の鍵穴9に専
用の鍵を差し込んで、施錠レバー11を動作させてカバ
ー蓋10の施錠部10Cを解放する。その後、把持部1
0Bを持ってカバー蓋10を引き下げ、点検灯スイッチ
箱3内の点検灯スイッチ12B,12Cを操作可能にす
る。
【0025】その後、作業者は、保守点検作業内容に応
じて、図2に示す点検灯スイッチS1を操作して、ラン
プL1,L2、すなわちかご上作業灯71とかご下作業
灯72(図9に示す)を点灯させる。そして、点検灯ス
イッチ箱3内の操作スイッチを操作してエレベータの自
動運転モードを手動運転モードに切り換え、保守点検作
業を行う。
【0026】保守点検作業後は、点検灯スイッチ箱3内
の操作スイッチを操作してエレベータの自動運転モード
に復旧させ、カバー蓋10の把持部10Bを持ってカバ
ー蓋10を引き上げ、カバー蓋10を全閉する。その
後、施錠部10Cと施錠レバー11によりカバー蓋10
を施錠状態にする。
【0027】上記カバー蓋10を全閉する際の作業灯等
の消し忘れを防止するために、本実施形態の装置は、以
下のような特徴の構成を有する。すなわち、本実施形態
の装置には、スイッチ盤13に作業灯、ピット灯点灯状
態の時にカバー蓋10の全閉を阻止するストッパが設け
られている。そして、このストッパは、スイッチ盤13
内に引きバネ16によって付勢されたストッパピン14
と、作業灯、ピット灯点灯時に励磁されストッパピン1
4を吸引してスイッチ盤13より突出させる電磁コイル
15と、からなる。更に、本実施例では、図示しない
が、電磁コイル15とストッパピン14が2組横に並べ
て配置されている。これにより、作業灯等が点灯したま
までカバー蓋10を閉じようとしても、2組の電磁コイ
ル15がそれぞれ励磁され、それぞれのストッパピン1
4が吸引され、スイッチ盤13より突出する。従って、
確実にカバー蓋10のスライド閉じを阻止することがで
きる。尚、図1では、電磁コイル15に給電された状態
が示されている。
【0028】次に、本実施形態のエレベータの作業灯及
びピット灯消し忘れ防止装置の動作について、図1及び
図2を用いて説明する。
【0029】図2に示すように、点検灯スイッチS1を
閉路させると、ランプL1,L2が点灯すると共に、電
磁コイルK1に給電され、図1の引きバネ16の付勢力
に抗して一方のストッパピン14が図1の電磁コイル1
5に吸引され、スイッチ盤13より突出状態になる。こ
れにより、ストッパピン14が施錠部10Cに当接し
て、カバー蓋10が全開状態から上方向きにスライドで
きないようになる。また、点検灯スイッチS3が操作さ
れると、電磁コイルK3に給電され、他方のストッパピ
ン14(図示せず)が吸引され、スイッチ盤13より突
出状態になる。これにより、他のストッパピン14(図
示せず)が施錠部10Cに当接して、カバー蓋10が全
開状態から上方向きにスライドできないようになる。
【0030】すなわち、作業灯等が点灯のままの状態の
場合には、それぞれの電磁コイル15が励磁され、2つ
のストッパピン14を吸引するため、スイッチ盤13よ
り横に並んだ2つのストッパピン14が突出する。そし
て、この2つのストッパピン14が、2個所で施錠部1
0Cと当接するため、確実にカバー蓋10のスライド閉
じを阻止することができる。
【0031】以上のように、作業者が昇降路内の作業灯
の消灯操作を失念した場合には、カバー蓋10を閉める
ことができないため、作業者は、容易に作業灯等の消し
忘れに気付き、消灯操作を行うことができる。これによ
り、エレベータの自動運転中に作業灯等が点灯すること
がなく、顧客に不安感や不信感を与えることがない。ま
た、保守会社が保守点作業後の処理に無駄な連絡を取り
合うこともなくなる。 第2実施形態.第1実施形態のエレベータの作業灯及び
ピット灯消し忘れ防止装置では、作業灯等が点灯してい
る場合には、図1に示すようにカバー蓋10が閉まらな
いような構成になっていたが、本実施形態のエレベータ
の作業灯及びピット灯消し忘れ防止装置は、図3に示す
ように、カバー蓋10の全閉を感知すると作業灯及びピ
ット灯の点検灯スイッチの回路を遮断して前記作業灯及
びピット灯を消灯させる強制消灯スイッチ17が設けら
れている。尚、上述した従来の昇降路の構造及び昇降路
作業のための照明装置、第1実施形態のエレベータの作
業灯及びピット灯消し忘れ防止装置の構成と同様の構成
要件には、同一の符号を付しその説明を省略する。
【0032】更に詳説すると、図3及び図4に示すよう
に、本実施形態のエレベータの作業灯及びピット灯消し
忘れ防止装置は、上壁8の裏面にカバー蓋10の全閉時
にカバー蓋10の頂部と当接する強制消灯スイッチ17
が設けられている。従って、カバー蓋10が全閉され、
強制消灯スイッチ17が押圧されると、点検灯スイッチ
S1がONされランプL1,L2が点灯していたとして
も、図4に示す信号機S5が遮断され、ランプL1,L
2、すなわちかご上作業灯71とかご下作業灯72(図
9に示す)が消灯する。
【0033】従って、作業者が作業灯、ピット灯を点灯
したまま、カバー蓋を全閉し、保守点検作業を終了した
としても、強制消灯スイッチ17により強制的に消灯さ
れるので、作業者による消し忘れを防止することができ
る。
【0034】第3実施形態.本実施形態のエレベータの
作業灯及びピット灯消し忘れ防止装置は、点検灯スイッ
チ箱3に、カバー蓋10の後方に対峙して電磁コイル2
0が設置されている。この電磁コイル20は、作業灯、
ピット灯の点灯時に給電されて励磁され、カバー蓋10
のスライド閉じを阻止する。
【0035】従って、カバー蓋10のスライド閉じを阻
止するので、作業者は、消灯し忘れに気付くことができ
る。これにより、消し忘れを防止することができる。
【0036】尚、作業灯が消灯されている場合には、磁
力が絶たれてカバー蓋10を閉めることができる。
【0037】第4実施形態.図6及び図7を用いて、本
実施形態のエレベータの作業灯及びピット灯消し忘れ防
止装置の構成について、説明する。
【0038】図6に示すように、かご1上には、かご上
作業灯71を点灯させる運転スイッチ21と、かご上作
業灯71の近傍に設けられかご上作業灯71の点灯を検
出する照度センサ2aと、作業者1aの存在を検出する
人センサ2bとが設けられている。尚、人センサ2b
は、作業者を監視できるように複数設けられている。更
に、本実施形態の装置は、図7に示すように、照度セン
サ2aで点灯が検出され(照度センサ2aがONにな
り)、また人センサ2bで存在が検出されない(人セン
サ2bはONなる)場合に、運転スイッチ21がON状
態であるとブザー22を鳴らす警報回路を有する。
【0039】従って、作業者1aが、運転スイッチ21
をOFFさせることなく、かご上作業灯を点灯したまま
かご上から離れた場合には、ブザー22が鳴るため、作
業者1aは作業灯、ピット灯の消し忘れを防止すること
ができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るエレベータ
の作業灯及びピット灯消し忘れ防止装置によれば、作業
灯等の点灯状態の時にカバー蓋の全閉を阻止するストッ
パを有するので、作業者が昇降路内の作業灯等の消灯操
作を失念した場合でも、かご操作盤のカバー蓋を閉める
ことができないため、作業者は容易に作業灯等の消し忘
れを認識することができ、消し忘れを防止できる。
【0041】また、カバー蓋の全閉を感知すると作業灯
等の点検灯スイッチの回路を遮断して作業灯等を消灯さ
せる強制消灯スイッチを有するので、作業者が作業灯等
を点灯したまま、カバー蓋を全閉し、保守点検作業を終
了したとしても、強制消灯スイッチにより強制的に消灯
される。このため、作業者による消し忘れを防止するこ
とができる。
【0042】更に、カバー蓋の後方に対峙して設けら
れ、作業灯等の点灯時に励磁されカバー蓋のスライド閉
じを阻止する電磁コイルを有するので、作業灯等の点灯
したまま、カバー蓋のスライド閉じようとしても、閉め
ることができない。このため、作業者は、消灯し忘れに
気付くことができ、消し忘れを防止することができる。
また、かご上作業灯の点灯を検出する照度センサと、か
ご上に設けられ作業者の存在を検出する人センサとを有
し、照度センサで点灯が検出され、人センサで存在が検
出されない場合であって、かご上作業灯の運転スイッチ
がON状態である場合に、警報を鳴らす警報回路を有す
るので、作業者が、運転スイッチをOFFさせることな
く、かご上作業灯を点灯したままかご上から離れた場合
には、警報が鳴る。このため、作業者は作業灯、ピット
灯の消し忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のエレベータの作業灯
及びピット灯消し忘れ防止装置の構成を示す断面図であ
る。
【図2】 図1に示す第1実施形態のエレベータの作業
灯及びピット灯消し忘れ防止装置の電気回路図である。
【図3】 本発明の第2実施形態のエレベータの作業灯
及びピット灯消し忘れ防止装置の構成を示す断面図であ
る。
【図4】 図3に示す第2実施形態のエレベータの作業
灯及びピット灯消し忘れ防止装置の電気回路図である。
【図5】 本発明の第3実施形態のエレベータの作業灯
及びピット灯消し忘れ防止装置の構成を示す一部拡大断
面図である。
【図6】 本発明の第4実施形態のエレベータの作業灯
及びピット灯消し忘れ防止装置の構成を示す概略図であ
る。
【図7】 図6に示す第4実施形態のエレベータの作業
灯及びピット灯消し忘れ防止装置の電気回路図である。
【図8】 従来の昇降路内の照明装置の電気回路図であ
る。
【図9】 昇降路内の構造を示す概略図である。
【符号の説明】
S1,S3 点検灯スイッチ、L1,L2,L3 ラン
プ、1 かご、1a作業者、2 かご操作盤、2a 照
度センサ、2b 人センサ、3 点検灯スイッチ箱、4
上梁、5 ピット、6 最下階の乗り場扉、71 か
ご上作業灯、72 かご下作業灯、73 ピット灯、8
上壁、8B 下壁、9 鍵穴、10カバー蓋、10B
把持部、10C 施錠部、11 施錠レバー、12
B,12C 点検灯スイッチ、13 スイッチ盤、14
ストッパピン、15,20電磁コイル、16 引きバ
ネ、17 強制消灯スイッチ、21 運転スイッチ、2
2 ブザー、K1,K3 電磁コイル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点検灯スイッチを収納する点検灯スイッ
    チ箱を有するエレベータかごにおいて、 前記点検灯スイッチ箱の正面に設けられスライド開閉す
    るカバー蓋と、 前記点検灯スイッチ箱内に設けられ作業灯、ピット灯点
    灯状態の時に前記カバー蓋の全閉を阻止するストッパ
    と、 を有することを特徴とするエレベータの作業灯及びピッ
    ト灯消し忘れ防止装置。
  2. 【請求項2】 点検灯スイッチを収納する点検灯スイッ
    チ箱を有するエレベータかごにおいて、 前記点検灯スイッチ箱の正面に設けられスライド開閉す
    るカバー蓋と、 前記カバー蓋の全閉を感知すると作業灯及びピット灯の
    点検灯スイッチの回路を遮断して前記作業灯及びピット
    灯を消灯させる強制消灯スイッチと、 を有することを特徴とするエレベータの作業灯及びピッ
    ト灯消し忘れ防止装置。
  3. 【請求項3】 点検灯スイッチを収納する点検灯スイッ
    チ箱を有するエレベータかごにおいて、 前記点検灯スイッチ箱の正面に設けられスライド開閉す
    るカバー蓋と、 前記カバー蓋の後方に対峙して設けられ、作業灯、ピッ
    ト灯の点灯時に励磁されカバー蓋のスライド閉じを阻止
    する電磁コイルと、 を有することを特徴とするエレベータの作業灯及びピッ
    ト灯消し忘れ防止装置。
  4. 【請求項4】 かご上に設けられかご上作業灯を点灯さ
    せる運転スイッチと、 前記かご上作業灯の点灯を検出
    する照度センサと、 かご上に設けられ作業者の存在を検出する人センサと、 前記照度センサで点灯が検出され、人センサで存在が検
    出されない場合に前記運転スイッチがON状態であると
    警報を鳴らす警報回路と、 を有することを特徴とするエレベータの作業灯及びピッ
    ト灯消し忘れ防止装置。
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