JPH1053017A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH1053017A
JPH1053017A JP20963996A JP20963996A JPH1053017A JP H1053017 A JPH1053017 A JP H1053017A JP 20963996 A JP20963996 A JP 20963996A JP 20963996 A JP20963996 A JP 20963996A JP H1053017 A JPH1053017 A JP H1053017A
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健司 諏訪
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上村  幸男
Kazufumi Yomo
四方  一史
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性を保ちつつ、ロータリドアの操作力
の低減させる。 【解決手段】 ロータリドア6の円板部6aにはロータ
リドア6の回動方向に沿って突起部6fが立設されてお
り、この突起部6fはケース1の溝1cに遊嵌されてい
る。このような構造とすることにより回動軸6eの軸方
向に沿ってロータリドア6の内部から開口部8aへと流
入しようとする空気の流れを遮ることができるので、従
来のロータリドアに比べて回動方向に沿って設けられる
ヨコシール部13bを少なくすることができ、ロータリ
ドア6を回動させる際に必要となる操作力を低減させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略円筒形のロータ
リードアを、回動面がケースに形成された開口部に沿う
ように回動軸を中心に回動させることによってケースの
開口部からの空気吹出量を調節する車両用空調装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなロータリードアを回動させ
てケースの開口部からの吹出量を調節する空調装置で
は、通常、ロータリドアの回動面に弾性部材からなるシ
ール部材が固着されており、このシール部材をケースの
開口部の縁部に当接させることによりロータリドアとケ
ースとの間からの風漏れを防止している。
【0003】このようにロータリドアにシール部材を設
けた空調装置について、本発明者らは先に特願平7−1
93385号として出願した。特願平7−193385
号では、空調装置に配するロータリドアとして図に示す
ようなロータリドア50を挙げている。ロータリドア5
0の回動面50aにはゴムからなるシール部材51が固
着されている。シール部材51は、ロータリドア50の
回動面50aに対してほぼ垂直方向(ロータリドア50
がケース(図示しない)に配設された際にケースの壁面
へと向かう方向)へと伸び、可撓性を有する可撓性部分
52を有している。
【0004】この可撓性部分52は略矩形に設けられて
おり、回動軸50bの軸方向に設けられる部分(以下、
ヨコシール部52aとする)と、ロータリドア50の回
動方向に沿って設けられる部分(以下、タテシール部5
2bとする)とを有している。ロータリドア50は、可
撓性部分52の先端がケースの壁面に当接し、撓んだ状
態となるようにケース内に配設されており、可撓性部分
52を撓ませた状態でケースの壁面に当接させることに
よって、ロータリドア50とケースの壁面との間はシー
ルされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らが鋭意検討したところ、前記特願平7−19338
5号に示されているようなロータリドアであると、以下
に述べるような問題点があることが明らかとなった。可
撓性部分52のうちヨコシール部52aはロータリドア
50の回動軸50bとほぼ平行に設けられているので、
ロータリドア50の回動時にヨコシール部52aの先端
は一方向に撓む。したがって、ロータリドア50の回動
時に必要な操作力は比較的小さい。これに対して、タテ
シール部52bはロータリドア50の回動方向に沿って
設けられているので、ロータリドア50の回動時にタテ
シール部52bの先端が撓む方向はロータリドア50の
回動方向に対して左右に不規則となってしまう。そのた
め、ロータリドア50の回動時に大きな操作力が必要と
なるとともに、シール性が低下してしまうという問題点
がある。
【0006】そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされ
たものであり、可撓性部分の先端を撓ませながらケース
の壁面に当接させることによりロータリドアとケースと
の間をシールする空調装置において、シール性を確保し
つつロータリドアの操作力の低減させることを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明によれば、端面(6a)に形成
される突起部(6f)がケース(1)に形成される溝部
(1c)に遊嵌する構造となっているので、閉塞される
べきケースの開口部(8,9,10)に回動軸(6e)
の軸方向に沿って流入しようとする空気は突起部と溝部
との間隙を通過しようとする。しかし、この空気は突起
部および溝部に沿って屈曲しながら通過するので、突起
部と溝部との間隙の通風抵抗が大きくなり、回動軸の軸
方向に沿って閉塞されるべきケースの開口部に流入しよ
うとする空気の流れを実質的に遮ることができる。した
がって、従来、ロータリドア(6)の回動方向に沿って
設けられていた可撓性部分(従来技術の項におけるタテ
シール部(52b))によって遮られていた、回動軸の
軸方向に沿って閉塞されるべきケースの開口部に流入し
ようとする空気の流れを遮ることができる。そのため、
ロータリドアの回動方向に沿って設けられていた可撓性
部分のうち端面側に設けられていた部分をなくすことが
でき、ロータリドアの操作力増大の原因となっていた、
回動方向に沿って設けられる可撓性部分(13b)の長
さを短くすることができる。ロータリドアを回動させる
際に必要となる操作力を低減させることができる。な
お、突起部は溝部に遊嵌されているので、ロータリドア
を回動させる際に必要となる操作力を増大させることは
ない。
【0008】さらに、可撓性部分(13a)の端部は突
起部に接合しており、可撓性部分(13)と突起部とに
よって閉塞されるべきケースの開口部の周囲は囲まれて
いるので、ロータリドアとケースの壁面との間のシール
性を十分に保つことができる。また、請求項2の発明に
よれば、ロータリドア(15)の形状を、径の大きさが
異なる複数の回動面を積み重ねた形状とすることによっ
て、壁面に回動軸(15h)の軸方向に複数の開口部
(8、9、10)が形成されるケース(1)の内部に配
されるロータリドアの各回動面の両端面(15a、15
c)に突起部(15f、15g)を形成し、ケースの溝
部に遊嵌させることによって、各回動面の両端側におい
て、閉塞されるべきケースの開口部に回動軸の軸方向に
沿って流入しようとする空気の流れを遮ることができ
る。したがって、従来、ロータリドアの回動方向に設け
られていたタテシール部(52b)をすべてなくすこと
ができ、ロータリドアを回動させる際に必要となる操作
力をさらに低減させることができる。
【0009】また、請求項3の発明によれば、ロータリ
ドア(6)の回動軸(6e)の軸方向に沿って端面(6
a)側から閉塞されるべきケース(1)の開口部(8、
9、10)に流入しようとする空気の流れを、端面に設
けられた可撓性部分(21a)によって遮ることができ
る。この端面に設けられる可撓性部分はロータリドアの
回動方向に略垂直となるように設けられているので、ロ
ータリドアが回動する際に撓む方向は一方向のみとな
る。したがって、ロータリドアを回動させる際に必要と
なる操作力を低減させることができ、請求項1と同様の
効果を得ることができる。なお、ロータリドアの突起部
とケースの溝部が遊嵌した構造を有していなくても請求
項1と同様の効果を得ることができ、請求項1の発明に
比べて、より簡潔な構造とすることができる。
【0010】さらに、請求項4の発明によれば、可撓性
部分(13)の、端面(6a)に設けられ、端部が突起
部(6f)に接合される部分は、ロータリドア(6)の
回動方向に略垂直となるように設けられているので、ロ
ータリドアの回動時にこの部分が撓む方向は一方向のみ
となる。したがって、ロータリドアの端面とケース
(1)の壁面との間のシール性を十分に保つことができ
るとともに、ロータリドアの回動させる際に必要とされ
る操作力を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を車両用空調装置と
して適用した第1実施例について図1ないし図9を用い
て説明する。内部に空気通路を有するケース1の空気上
流側部位には送風機2が配設されている。この送風機2
は図示しない駆動手段によって駆動される。また、ケー
ス1の送風機2よりも上流側(図1紙面手前側)部位に
は、空気を吸入するための吸入口3が形成されている。
そしてこの吸入口3には、図示しない圧縮機、凝縮器、
減圧手段とともに周知の冷凍サイクルを構成する蒸発器
を収納したクーラーユニットが接続されている。
【0012】ケース1内のうち送風機2よりも空気下流
側部位には通過する空気を加熱するヒータコア4が設け
られている。ヒータコア4の空気上流側部位には、シャ
フト5aを中心に回転し、ヒータコア4を通過させる空
気の量を調節するエアミックスドア5が設けられてい
る。また、ケース1のヒータコア4の空気下流側部位に
は、断面略円形状の部分1a、1aが、図1紙面手前側
と奥側とにそれぞれ突出して形成されており、この部分
1aに形成された突出部1bに後述するロータリードア
6の回動軸6eが遊嵌され、回動自在に支持されること
によって、ロータリードア6は上記1aと1aとの間に
ケース1に対して回動自在に支持される。
【0013】この部分1aには、この部分1aに配され
るロータリドア6の軸方向に、以下述べる複数のダクト
7〜10が接続されるとともに、これらのダクト7〜1
0の空気最下流側部位となる開口部7a〜10aが形成
されている。上記の部分1aには、運転席乗員および助
手席乗員の上半身のサイドガラス側部位またはサイドガ
ラスに空調空気を導くサイドフェイスダクト7、7と、
運転席乗員足元および助手席乗員足元に空調空気を導く
フットダクト8、8とが接続されている。
【0014】またケース1の空気下流端には、運転席乗
員および助手席乗員の上半身中央部に空調空気を導くセ
ンターフェイスダクト9と、フロントガラス内面に空調
空気を導くデフロスタダクト10とが形成されている
(図3参照)。そして上記エアミックスドア5によって
エアミックスされた空気は、ロータリードア6内に導か
れ、このロータリードア6が後述する各開口部7a〜1
0a(図6〜図8参照)に沿うようにして上記回動軸6
eを中心に回動し、停止した位置によって、上記各ダク
ト7〜10からの空気吹出量が調節される。
【0015】次に、上記ロータリードア6の形状につい
て説明する。ロータリードア6は図1に示すように、外
縁にリング状部分を有する2つの円板部6a(請求項に
おける端面)と、リング状に形成された2つのリング部
6bと、上記円板部6aとリング部6bとを連結する4
枚(うち2枚は図4では隠れて図示されていない)の連
結板6cと、上記リング部6bと6bとを連結する1枚
の連結板6dと、ロータリドア6がケース1に配設され
た際にケース1の壁面に向けて伸びるよう円板部6aに
立設される環状の突出部6fとがそれぞれ、図示しない
所定の型によって樹脂で一体成形されており、全体とし
て断面略円弧形状の略円筒形状を有している。また、円
板部6a、6aの中心部には、円板部6aに対して突出
した2つの円筒状の回動軸6e(うち1つは隠れて図示
されていない)が形成されている。
【0016】ロータリードア6が回動軸6eを中心に回
動すると、円板部6aのリング状部分とリング部6bと
の間の部位が上記ダクト7、8と対向し、リング部6b
と6bとの間の部位が上記ダクト9、10と対向するよ
うに、ロータリドア6はケース1の内部に配置される。
なお、円板部6aのリング状部分とリング部6bとの間
の部位のうち連結板6cが設けられていない部分、およ
びリング部6bと6bとの間の部位のうち連結板6dが
設けられていない部分はロータリドアの内部と外部とが
連通した状態となっており、請求項におけるロータリド
アの開口部となっている。
【0017】また、ロータリドア6の突出部6fと対向
するケース1の壁面には溝部である溝1cが形成されて
おり、ロータリドア6の突出部6fが遊嵌し、袋形状を
成している。ところで、円板部6a、および各連結板6
c、6dのそれぞれの上面には、弾性体よりなるシール
部材(具体的にはゴム)11、12が固着(具体的には
接着剤によって接着)されている。このシール部材1
1、12には、自身を接着した連結板6c、6dに対し
て垂直となる方向(ロータリードア6をケース1内に配
設した際に対向するケース1の壁面側に伸びる方向)に
伸びる可撓性部分12、13がそれぞれ形成されてい
る。この可撓性部分12、13は垂直方向における幅に
対して、連結板6c、6dの面に水平な方向(ロータリ
ードア6をケース1内に配設した後においてはロータリ
ードア6が回動する方向)における幅が十分短く、ロー
タリードア6をケース1内に配設すると、ケース1の壁
面に撓んだ状態(図4中実線で示す)で当接する。
【0018】円板部6aおよび連結板6cに設けられる
可撓性部分12は、ロータリドア6の回動方向に略垂直
に設けられる部分(以下、ヨコシール部13aとする)
と、ロータリドア6の回動方向に沿って設けられる部分
(以下、タテシール部13bとする)とをそれぞれ有し
ている。ヨコシール部13aは略L字型形状を有してお
り、その一辺は連結板6cに接合されており、他辺は円
板部6aに接合されている。なお、円板部6aに接合さ
れる部分の端部は突出部6fに接合されている。一方、
タテシール部13bはヨコシール部13aのリング部6
b側となる端部どうしを接続するように形成されてお
り、ロータリドア6の回動方向に沿って設けられてい
る。
【0019】このように、ヨコシール部13aおよびタ
テシール部13bを設けることによって、ロータリドア
6がケース1の内部に配設されると、開口部8aが閉塞
される状態となると開口部8aの周囲は、突起部6f、
ヨコシール部13aおよびタテシール部13bによって
囲まれた状態となる。続いて、本実施の形態の作動につ
いて述べる。
【0020】吸入口3から吸入され、エバポレータ、ヒ
ータコア4を通過した空気はロータリドア6の内部へと
導かれる。ロータリドア6の内部に導かれた空気は、ロ
ータリドア6の回動位置に応じてケース1の各開口部7
a、8a、9a、10aへと流入し、各ダクト7、8、
9、10へと送られる。以下、ロータリードア6の回動
位置と吹出モードとの関係を図6〜図8を用いて説明す
る。ここで図6〜図8はフェイスモード、フットモー
ド、およびデフロスタモード時における図を示し、各図
の(a)は図2のC−C矢視断面図、各図の(b)は図
2のD−D矢視断面図である。
【0021】先ず、図6に、センターフェイスダクト9
およびサイドフェイスダクト7から空調風を吹き出すフ
ェイスモードを示す。フェイスモード時には、図6
(a)に示すように、ロータリードア6の連結板6dは
デフロスタ開口部10aと対向する位置にあり、連結板
6dによって開口部10aは閉塞された状態となってい
る。一方、図6(b)に示すように、ロータリードア6
の連結板6cはフット開口部8aと対向する位置にあ
り、連結板6cによって開口部8aは閉塞された状態と
なっているとともに、センターフェイス開口部7aがほ
ぼ全開に近い状態で開口される。
【0022】次に、図7に、サイドフェイスダクト7お
よびフットダクト8から空調風を吹き出すとともに、デ
フロスタダクト10からも若干量の風を吹き出すフット
モードを示す。フットモード時には、図7(a)に示す
ように、連結板6dはセンターフェイス開口部9aおよ
びデフロスタ開口部10aのほぼ全部と対向する位置に
あり、連結板6dによって開口部9aおよびデフロスタ
開口部10aは閉塞された状態となっている。一方、図
7(b)に示すように、サイドフェイス開口部7aとフ
ット開口部8aがともに全開状態となる。
【0023】次に、図8に、デフロスタダクト10およ
びサイドフェイスダクト7から空調風を吹き出すデフロ
スタモードを示す。デフロスタモード時には、図8
(a)に示すように、連結板6dはセンターフェイス開
口部9aと対向する位置にあり、連結板6dによって開
口部9aは閉塞され、デフロスタ開口部10aが全開さ
れる。一方、図8(b)に示すように、連結板6cはフ
ット開口部8aと対向する位置にあり、連結板6cによ
ってフット開口部8aは閉塞された状態となる。
【0024】なお、図示はしなかったが、上記各連結板
6c、6dが図6と図7の中間位置になるときに、サイ
ドフェイスダクト7、フットダクト8、およびセンター
フェイスダクト9から空調風を吹き出すバイレベルモー
ドとなり、各連結板6c、6dが図7と図8の中間位置
なるときに、フットダクト8およびデフロスタダクト1
0から空調風を吹き出すフットデフモードとなる。
【0025】このように、ロータリドア6を回動させる
ことによって、各吹出モードは切り替えられる。吹出し
モードに応じて、開口部8aは連結板6cによって閉塞
され、開口部9a、10aは連結板6dによって閉塞さ
れる。ところで、ロータリドアの円板部6aには突起部
6fが立設されており、この突起部6fは溝部1cに遊
嵌されているため、開口部8aが閉塞される際に、ロー
タリドア6の内部から回動軸6eの軸方向に沿って開口
部8aに流入しようとする空気は突起部6fと溝1cと
の間隙を通過しようとする。
【0026】しかし、この空気は突起部6fおよび溝1
cに沿って屈曲しながら通過するので、突起部6fと溝
1cとの間隙の通風抵抗が大きくなり、回動軸6eの軸
方向に沿って閉塞されるべきケース1の開口部8aに円
板部6a側から流入しようとする空気の流れを実質的に
遮ることができる。したがって、従来、ロータリドア6
の回動方向に沿って設けられていたタテシール部のうち
円板部6a側に設けられていた部分をなくすことがで
き、ロータリドア6を回動させる際に必要とされる操作
力を減少させることができる。
【0027】一方、開口部8aが閉塞される際に、ロー
タリドア6の内部から、ロータリドア6の回動方向に沿
って開口部8aに流入しようとする空気の流れのうち連
結板6d側から流入しようとする空気の流れは、タテシ
ール部13bが撓みながらケース1の壁面に当接するこ
とにより遮られる。また、ロータリドア6の回動方向に
沿って開口部に8a流入しようとする空気の流れはヨコ
シール部13aが撓みながらケース1の壁面に当接する
ことにより遮られる。
【0028】また、開口部8aが閉塞される場合、開口
部8aの周囲は突起部6f、ヨコシール部13aおよび
タテシール部13bによって囲まれた状態となるよう
に、突起部6f、ヨコシール部13aおよびタテシール
部13bは設けられており、ロータリドア6とケース1
の壁面との間のシール性を十分に保つことができる。 〔第2の実施の形態〕また、ロータリドアの形状を、径
の大きさが異なる略円弧形状の断面を有する複数の回動
面が積み重ねられた形状とし、各回動面の両側の端面に
ケースに形成された溝に遊嵌する突起部を形成した構造
としてもよい。以下、第1の実施の形態と同様の構造を
有する部分については同じ符号を用いるとともに、その
説明は省略する。
【0029】図9および図10に示すように、ロータリ
ドア15は、外縁にリング状部分を有する2つの円板部
15aと、外縁に半円形の板状部分(以下、半円板部1
5cとする)を有し、径が円板部15aよりも大きい2
つのリング部15bと、上記円板部15aとリング部1
5bとを連結する4枚(うち2枚は図4では隠れて図示
されていない)の連結板15dと、上記リング部15b
と15bとを連結する1枚の連結板15eと、円板部1
5aに立設される環状の突出部15fと、半円板部15
cに立設される環状の突出部15gとがそれぞれ、図示
しない所定の型によって樹脂で一体成形されている。ま
た、円板部15a、15aの中心部には、円板部15a
に対して突出した2つの円筒状の回動軸15h(うち1
つは隠れて図示されていない)が形成されている。
【0030】このロータリドア15は、円板部15aの
リング状部分とリング部15bとの間の部位が上記ダク
ト7、8と対向し、リング部15bと15bとの間の部
位が上記ダクト9、10と対向するように、ロータリド
ア15はケース1の内部に配置される。円板部15aの
リング状部分とリング部15bとの間の部位、およびリ
ング部15bと15bとの間の部位はロータリドア15
の回動面となっており、両部位ともその断面は略円弧形
状となっている。ただし、15aのリング状部分とリン
グ部15bとの間の部位によって構成される回動面の断
面の径の大きさよりも、リング部15bと15bとの間
の部位によって構成される回動面の断面の径の大きさの
ほうが大きい。
【0031】なお、円板部15aおよび半円板部15c
は、円板部15aのリング状部分とリング部15bとの
間の部位によって構成される回動面の両端面となってお
り、半円板部15cおよび半円板部15cはリング部1
5bと15bとの間の部位によって構成される回動面の
両端面となっている。また、円板部15aのリング状部
分とリング部15bとの間の部位のうち連結板15dが
設けられていない部分、およびリング部15bと15b
との間の部位のうち連結板15eが設けられていない部
分はロータリドア15の内部と外部とが連通した状態と
なっており、請求項におけるロータリドアの開口部とな
っている。
【0032】なお、ロータリドア15の突出部15fと
対向するケース1の壁面には溝部である溝1cが形成さ
れ、突出部15fが遊嵌しており、袋形状を成してい
る。一方、突出部15gと対向するケース1の壁面には
溝部である溝1dが形成され、突出部15gが遊嵌して
おり、袋形状を成している。このように、円板部15
a、半円板部15cにそれぞれ突出部15f、15gを
形成し、ケース1に形成された溝部1c、1dに遊嵌さ
せることによって、第1の実施の形態において述べたよ
うに、ロータリドア15の回動方向に沿ってロータリド
ア15の内部から開口部8aへと流入しようとする空気
の流れを遮ることができる。
【0033】円板部15aと連結板15dとにわたって
設けられるシール部材16、および連結板15eに設け
られるシール部材17は、第1の実施の形態におけるシ
ール部材11、12と同様に弾性体(具体的にはゴム)
よりなり、第1の実施の形態における可撓性部分13、
14と同様に、自身を接着した連結板15d、15eに
対して垂直な方向(ロータリードア15をケース1内に
配設した際に、対向するケース1の壁面側に伸びる方
向)に伸びる可撓性部分18、19がそれぞれ形成され
ている。
【0034】連結板15dに設けられるシール部材16
の可撓性部分18は、クランク形状を有しており、各辺
は円板部15a、連結板15d、半円板部15cに、ロ
ータリドア15の回動方向に略垂直となるようにそれぞ
れ接合されている。なお、円板部15aに設けられる可
撓性部分18の部分の端部は突起部15fに、円板部1
5aに設けられる可撓性部分18の部分の端部は突起部
15gにそれぞれ接合されている。
【0035】一方、連結板15eに設けられるシール部
材17の可撓性部分19は略コの字型形状を有してお
り、各辺は半円板部15c、連結板15e、半円板部1
5cにロータリドア15の回動方向に略垂直となるよう
にそれぞれ接合されている。なお、半円板部15cに設
けられる可撓性部分19の部分の端部は突起部15gに
それぞれ接合されている。
【0036】吹出モードを切り替えるためにロータリド
ア15が回動すると、開口部8aは連結板15dによっ
て、開口部9a、10aは連結板15eによってそれぞ
れ開閉される。開口部8aが閉塞されると、開口部8a
の周囲に可撓性部分18がケース1の壁面に撓みながら
当接することによって、ロータリドア15の回動方向に
沿って開口部8aへと流入しようとする空気の流れは遮
られる。
【0037】以上に述べたように、開口部9a、10a
が閉塞されると、開口部9a、10aの周囲となるケー
ス1の壁面とロータリドア15との間は袋形状およびシ
ール部材16によってシールされた状態となる。なお、
本実施の形態では、特に、ロータリドア15を、径の大
きさの異なる円板部15aとリング部15bとを連結板
15d、15eによって連結した形状とすることによっ
て、回動軸15hの軸方向に複数の開口部7a、8a、
9a、10aがケース1に形成される空調装置におい
て、各回動面の両端に袋形状を設けることができる。し
たがって、ロータリドア15の回動方向に沿ってロータ
リドア15の内部から開口部8aへと流入しようとする
空気の流れのうち、円板部15a側から開口部8aに流
入しようとする空気の流れだけでなく、半円板部15a
側から開口部8aに流入しようとする空気の流れも遮る
ことができる。したがって、従来、設けられていたヨコ
シール部をすべてなくすことができ、ロータリドア15
を回動させる際に必要となる操作力をさらに低減するこ
とができる。 〔第3の実施の形態〕また、ロータリドアを、円板部に
立設される突起部をなくし、ヨコシール部の円板部に接
合される部分の端部をロータリドアの回動軸に接合させ
た構造としても、第1の実施の形態とほぼ同様の効果を
得ることができる。なお、第1の実施の形態と同様の構
造を有する部分については同じ符号を用いるとともに、
その説明は省略する。
【0038】図11または12に示すように、ロータリ
ドア6の円板部6aおよび連結板6cには、第1の実施
の形態におけるシール部材11と同様の材質からなるシ
ール部材20が接合されている。シール部材20は、連
結板6cに対して垂直方向(ロータリードア6をケース
1内に配設した際に対向するケース1の壁面側に伸びる
方向)に伸びる可撓性部分21が形成されている。可撓
性部分21は、ロータリドア6の回動軸6eの軸方向に
設けられるタテシール部21bと、ロータリドア6の回
動方向に沿って設けられるヨコシール部21aとを有し
ている。
【0039】ヨコシール部21aは略L字型形状を有し
ており、一辺は円板部6aに、他辺は連結板6cにそれ
ぞれ接合されている。ヨコシール部21aのうち、円板
部6aに設けられる部分の端部はロータリドア6の回動
軸6eに接合されている。一方、タテシール部21b
は、ヨコシール部21aの、連結板6cに設けられる部
分の端部どうしを接続するように形成される。
【0040】ロータリドア6がケース1の内部に配設さ
れると、開口部8が閉塞される際には開口部8の周囲
は、撓みながらケースの壁面に当接するヨコシール部2
1aおよび、タテシール部21bによって囲まれた状態
となる。そのため、ロータリドア6の内部を通過し、開
口部8へと流入しようとする空気をヨコシール部21
a、タテシール部21bによって遮ることができ、ロー
タリドアとケースの壁面との間をシールすることができ
る。
【0041】なお、ヨコシール部21aの円板部6aに
設けられている部分はロータリドアの回動方向に略垂直
に設けられているので、ロータリドア6が回動する際に
撓む方向は一方向のみである。したがって、ロータリド
ア6を回動させる際に必要とされる操作力を低減させる
ことができる。また、第1の実施の形態のように、突出
部を円板部に、溝をケースにそれぞれ形成しなくても、
第1の実施の形態と同様の効果を得ることができるの
で、ロータリドアおよびケースをより簡潔な構造とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるロータリド
アの全体構成を示す斜視図である。
【図2】空調装置の全体構成を示す正面図である。
【図3】図2のB矢視図である。
【図4】シール部材の状態を示す拡大図である。
【図5】円板面に垂直な面におけるロータリドアの断面
図の一部拡大図である。
【図6】フェイスモード時における各吹出口の最下流側
となる開口部を示す図であり、そのうち(a)はセンタ
ーフェイス吹出口およびデフロスタ吹出口の最下流側と
なる開口部の状態を、(b)はフット吹出口の最下流側
となる開口部の状態をそれぞれ示す。
【図7】フットモード時における各吹出口の最下流側と
なる開口部を示す図であり、そのうち(a)はセンター
フェイス吹出口およびデフロスタ吹出口の最下流側とな
る開口部の状態を、(b)はフット吹出口の最下流側と
なる開口部の状態をそれぞれ示す。
【図8】デフロスタモード時における各吹出口の最下流
側となる開口部を示す図であり、そのうち(a)はセン
ターフェイス吹出口およびデフロスタ吹出口の最下流側
となる開口部の状態を、(b)はフット吹出口の最下流
側となる開口部の状態をそれぞれ示す。
【図9】第2の実施の形態におけるロータリドアの全体
構成を示す斜視図である。
【図10】第2の実施の形態におけるロータリドアの、
円板面に垂直な面での断面図の一部拡大図である。
【図11】第3の実施の形態におけるロータリドアの全
体構成を示す斜視図である。
【図12】第3の実施の形態におけるロータリドアの、
円板面に垂直な面での断面図の一部拡大図である。
【図13】従来におけるロータリドアの全体構成を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 1c 溝部である溝 6 ロータリドア 6a ロータリドア6の端面である円板部 6e 回動軸 6f 突起部 7a 開口部 8a 開口部 9a 開口部 10a 開口部 11 シール部 13 可撓性部分 13a 可撓性部分13の回動軸6eの軸方向に沿って
設けられる部分であるヨコシール部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空気通路を有するケースと、 このケースに回動自在に支持される回動軸と、 開口部が形成される断面略円弧形状の回動面を有し、前
    記ケースの内部に前記回動軸に連結されて配置されるロ
    ータリドアと、 このロータリドアに設けられ、先端が対向するケースの
    壁面に向けて伸びる可撓性部分を有し、この可撓性部分
    を撓ませながら前記ケースの壁面に当接させることによ
    り前記ロータリドアと前記ケースの壁面との間をシール
    するシール部材とを有し、 前記ケースの前記ロータリドアの開口部と対向する位置
    に開口部が形成され、前記ロータリードアを前記回動軸
    を中心に回動させることによって前記ケースの開口部か
    らの空気吹出量を調節する空調装置において、 前記ロータリドアの前記回動面の端面に、前記ロータリ
    ドアの回動方向に沿って突起部が立設され、 この突起部が立設される前記端面と対向するケースの壁
    面に前記突起部が遊嵌する溝部が形成され、 前記可撓性部分の端部が前記突起部に接合し、閉塞され
    るべき前記ケースの開口部の周囲を前記突起部と前記可
    撓性部分とによって囲むように前記シール部材が前記ロ
    ータリドアに設けられることを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 前記ケースの壁面に前記ロータリドアの
    前記回動軸の軸方向に複数の開口部が形成され、前記ロ
    ータリドアが径の大きさが異なる略円弧形状の断面を有
    する複数の前記回動面を積み重ねた形状を有し、これら
    の回動面の両端面に前記突起部がそれぞれ形成され、こ
    れらの突起部に前記可撓性部材の端部が接合するように
    前記シール部材が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 内部に空気通路を有し、開口部が形成さ
    れるケースと、 このケースに回動自在に支持される回
    動軸と、 開口部が形成される断面略円弧形状の回動面を有し、前
    記ケースの内部に前記回動軸に連結されて配置されるロ
    ータリドアと、 このロータリドアに設けられ、先端が対向するケースの
    壁面に向けて伸びる可撓性部分を有し、この可撓性部分
    を撓ませながら前記ケースの開口部の周囲に当接させる
    ことにより前記ロータリドアと前記ケースの開口部の周
    囲との間をシールするシール部材とを有し、 前記ロータリードアを前記回動軸を中心に回動させるこ
    とによって前記ケースの開口部からの空気吹出量を調節
    する空調装置において、 前記可撓性部分が、前記ロータリドアの回動方向に略垂
    直となるように、前記ロータリドアの前記回動面の端面
    の少なくとも一方の端面に設けられ、前記回動軸に接合
    されることを特徴とする空調装置。
  4. 【請求項4】 前記端面に設けられ、端部が前記突起部
    に接合される前記可撓性部分の部分が、前記ロータリド
    アの回動方向に略垂直となるように設けられることを特
    徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1つに記載の
    空調装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993005289A2 (en) * 1991-09-10 1993-03-18 Detroit Diesel Corporation Methanol fueled diesel cycle internal combustion engine
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CN100372700C (zh) * 2003-04-25 2008-03-05 株式会社电装 空气通道转换装置及采用该转换装置的车辆空调
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