JPH1052784A - レーザー加工装置 - Google Patents
レーザー加工装置Info
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- JPH1052784A JPH1052784A JP8211561A JP21156196A JPH1052784A JP H1052784 A JPH1052784 A JP H1052784A JP 8211561 A JP8211561 A JP 8211561A JP 21156196 A JP21156196 A JP 21156196A JP H1052784 A JPH1052784 A JP H1052784A
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- ball screw
- screw
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Abstract
動モータの回転速度および個数を従来のものと変えず
に、ステージの移動速度を速めることができるレーザー
加工装置を提供する。 【解決手段】 ネジの方向が途中で逆方向になるよう形
成されると共に、ネジの方向が異なる部分にそれぞれ第
一の稼動部6と第二の稼動部7が螺合されたボールネジ
5を用い、第一の稼動部6を基板1を保持する第一のス
テージ2に固定し、ボールネジ5を第一のステージ2を
保持する第二のステージ3に配置し、第二の稼動部7を
第二のステージ3を保持する固定プレート4に固定する
よう構成して、ボールネジ5を従来と同じ速度で回転さ
せることにより、第一のステージ2を固定プレート4に
対して従来の二倍の速度で移動させることができる。
Description
装置等の欠陥を修復する際に使用されるレーザー加工装
置に関するものである。
図である。図において、11は基板1を保持するステー
ジ、4は固定プレート、12は固定プレート4に配置さ
れると共に稼動部13を有するボールネジ、8はボール
ネジ12を回転させる駆動モータで、図4では一方向
(Y方向)の機構を記しているが、実際の装置では他方
向(X方向)にも同様の機構が設置されている。9はレ
ーザー照射部、10はレーザー光である。稼動部13に
固定されたステージ11は、駆動モータ8によりボール
ネジ12を回転させることにより固定プレート4の表面
に沿って摺動し、所定位置において、ステージ11上の
基板1がレーザー照射部9から照射されたレーザー光1
0により加工される。
公報に開示された従来の工作機械である。図において、
14は機械本体、15は機械本体14に対して上下移動
可能な状態で支持された第一の主軸台、16は第一の主
軸台15に対して上下移動可能な状態で支持された第二
の主軸台、17は第二の主軸台に装着された加工用砥
石、18は被工作物を保持するステージである。被工作
物の鉛直面を研磨する場合に、加工用砥石17には、第
一の主軸台15の上下動に第二の主軸台16の上下動が
加えられるため、加工用砥石17の上下動速度は高速と
なり、加工時間を短縮できると共に、加工精度も向上で
きる。すなわち、第一の主軸台15と第二の主軸台16
を二個のステージに置き換えた場合、ステージを高速で
移動できるため、加工時間を短縮できる。
置において被加工物を保持するステージの移動機構とし
ては、従来いくつかの構成が提案されてきたがいずれも
有効ではない。例えば、図4に示された装置では、ステ
ージ11の移動速度は、駆動モータ8の回転速度の上限
により決まり、ステージ11の移動速度を速くするため
には、回転速度の速い高機能な駆動モーターを使用する
か、あるいはボールネジのネジピッチを大きくする必要
があり、コスト高、あるいは螺合するネジとの摩擦抵抗
が大きくなるなどの問題があった。また、図5に示され
た方法では、第一の主軸台15と第二の主軸台16を動
かすために駆動系が二個必要となるため、コストが高く
なると共に制御が複雑になるなど問題があった。
ためになされたもので、駆動モータの回転速度および個
数を変えずにステージの移動速度を速めることができる
レーザー加工装置を提供することを目的とする。
ー加工装置は、基板を保持する第一のステージと、第一
のステージを摺動自在に保持すると共に、固定プレート
に摺動自在に保持される第二のステージと、駆動源に接
続され第一のステージと第二のステージを水平に移動さ
せるボールネジと、基板上にレーザー光を出射するレー
ザー出射部を備えたものである。また、第一のステージ
と第二のステージは、同時に同じ方向に摺動するよう構
成されているものである。さらに、第一のステージと第
二のステージは、一個の駆動源に接続された一本のボー
ルネジにより動かされるよう構成されているものであ
る。また、ボールネジは、ネジの方向が途中で逆方向に
なるよう形成されているものである。さらに、ボールネ
ジの所定方向のネジ部には、第一のステージに取り付け
られた第一の稼動部を螺合させ、ボールネジの逆方向の
ネジ部には、固定プレートに取り付けられた第二の稼動
部を螺合させると共に、ボールネジを第二のステージに
取り付けたものである。また、基板を保持するステージ
と、ステージを摺動自在に保持する固定プレートと、固
定プレートに摺動自在に支持された駆動源によって駆動
されネジの方向が途中で逆方向になるよう形成されたボ
ールネジと、ボールネジの所定方向のネジ部に螺合する
と共にステージに取り付けられた第一の稼動部と、ボー
ルネジの逆方向のネジ部に螺合すると共に固定プレート
に取り付けられた第二の稼動部を備えたものである。
ーザー加工装置を図について説明する。図1は本発明の
レーザー加工装置の斜視図、図2は本装置に搭載されて
いるボールネジの斜視図である。図1において、1は基
板、2は基板を保持する第一のステージ、3は第一のス
テージを保持する第二のステージ、4は固定プレート、
5は第二のステージ3に配置されたボールネジで、図2
に示すように、ネジの方向が途中で逆方向になるよう形
成されており、螺旋の方向が異なる部分にそれぞれ第一
の稼動部6と第二の稼動部7が螺合され、ボールネジ5
を回転させることにより第一の稼動部6と第二の稼動部
7は逆方向に移動するよう構成されている。ここで第一
の稼動部6は第一のステージ2に取り付けられ、第二の
稼動部7は固定プレート4に取り付けられている。8は
ボールネジを回転させる駆動モータ、9はレーザー照射
部、10はレーザー光である。ボールネジ5を駆動モー
タ8により回転させることにより、第一の稼動部6に取
り付けられた第一のステージ2は、ボールネジ5が取り
付けられた第二のステージ3に対して移動し、かつ第二
の稼動部7が、第二の稼動部7が取り付けられた固定プ
レート4を第一のステージ2の移動方向と逆方向に移動
させようとする力により、逆に第二のステージ3が固定
プレート4に対して第一のステージ2と同方向に移動す
る。
のステージ2を移動させる駆動モータ8の回転速度およ
び個数を従来のものと変えずに、第一のステージ2の移
動速度を2倍に速めることができる。
態2を示すレーザー加工装置の斜視図である。図におい
て、11は基板を保持すると共に固定プレート4に摺動
自在に保持されたステージである。なお、図1と同一部
分については同符号を付し説明を省略する。ここで、第
一の稼動部6はステージ11に取り付けられ、第二の稼
動部7は固定プレート4に取り付けられ、ボールネジ5
は駆動モータ8と共に固定プレート4に摺動自在に支持
されている。ボールネジ5を駆動モータ8により回転さ
せることにより、第一の稼動部6に取り付けられたステ
ージ11は、ボールネジ5に対して移動し、かつ第二の
稼動部7は固定プレート4に取り付けられているため、
逆にボールネジ5をステージ11の移動方向と同方向に
移動させる。本実施の形態によれば、駆動モータ8の負
荷を軽減した状態で、実施の形態1と同様の効果が得ら
れる。
工物を保持したステージを移動させる駆動モータの回転
速度および個数を従来のものと変えずに、ステージの移
動速度を2倍に速めることができ、レーザー加工装置の
タクトタイムを向上させることができる。
装置を示す斜視図である。
示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
である。
4 固定プレート、5 ボールネジ、6 第一の稼動
部、7 第二の稼動部、8 駆動モータ、9 レーザー
照射部、10 レーザー光、11 ステージ。
Claims (6)
- 【請求項1】 基板を保持する第一のステージ、 この第一のステージを摺動自在に保持すると共に、固定
プレートに摺動自在に保持される第二のステージ、 駆動源に接続され上記第一のステージと上記第二のステ
ージを水平に移動させるボールネジ、 上記基板上にレーザー光を出射するレーザー出射部を備
えたことを特徴とするレーザー加工装置。 - 【請求項2】 第一のステージと第二のステージは、同
時に同じ方向に摺動するよう構成されていることを特徴
とする請求項1記載のレーザー加工装置。 - 【請求項3】 第一のステージと第二のステージは、一
個の駆動源に接続された一本のボールネジにより動かさ
れるよう構成されていることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載のレーザー加工装置。 - 【請求項4】 ボールネジは、ネジの方向が途中で逆方
向になるよう形成されていることを特徴とする請求項1
〜3のいずれか一項記載のレーザー加工装置。 - 【請求項5】 ボールネジの所定方向のネジ部には、第
一のステージに取り付けられた第一の稼動部を螺合さ
せ、上記ボールネジの逆方向のネジ部には、固定プレー
トに取り付けられた第二の稼動部を螺合させると共に、
上記ボールネジを第二のステージに取り付けたことを特
徴とする請求項4記載のレーザー加工装置。 - 【請求項6】 基板を保持するステージ、 このステージを摺動自在に保持する固定プレート、 この固定プレートに摺動自在に支持された駆動源によっ
て駆動されネジの方向が途中で逆方向になるよう形成さ
れたボールネジ、 このボールネジの所定方向のネジ部に螺合すると共に上
記ステージに取り付けられた第一の稼動部、 上記ボールネジの逆方向のネジ部に螺合すると共に上記
固定プレートに取り付けられた第二の稼動部を備えたこ
とを特徴とするレーザー加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21156196A JP3683042B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | レーザー加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21156196A JP3683042B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | レーザー加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1052784A true JPH1052784A (ja) | 1998-02-24 |
JP3683042B2 JP3683042B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=16607841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21156196A Expired - Fee Related JP3683042B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | レーザー加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3683042B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105772962A (zh) * | 2016-04-12 | 2016-07-20 | 东莞市沃德精密机械有限公司 | 定位旋转装置 |
JP2019077025A (ja) * | 2017-09-17 | 2019-05-23 | ディッケル マホ ゼーバッハ ゲーエムベーハー | 工作物を機械加工する工作機械 |
JP2020199549A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-17 | 胡金霞 | 加工品に対するレーザ切断と校正に応用される方法 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP21156196A patent/JP3683042B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105772962A (zh) * | 2016-04-12 | 2016-07-20 | 东莞市沃德精密机械有限公司 | 定位旋转装置 |
JP2019077025A (ja) * | 2017-09-17 | 2019-05-23 | ディッケル マホ ゼーバッハ ゲーエムベーハー | 工作物を機械加工する工作機械 |
JP2020199549A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-17 | 胡金霞 | 加工品に対するレーザ切断と校正に応用される方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3683042B2 (ja) | 2005-08-17 |
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