JPH1051861A - ビル遠隔監視システム - Google Patents
ビル遠隔監視システムInfo
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- JPH1051861A JPH1051861A JP20711596A JP20711596A JPH1051861A JP H1051861 A JPH1051861 A JP H1051861A JP 20711596 A JP20711596 A JP 20711596A JP 20711596 A JP20711596 A JP 20711596A JP H1051861 A JPH1051861 A JP H1051861A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大規模災害発生時に通信回線を無駄に使用す
ることなく、効率の良い監視業務を行なえるようにした
ビル遠隔監視システムを提供する。 【解決手段】 点検通信スケジュールを記憶している記
憶装置１Ｃ内のスケジュールデータに入力装置１Ｄｂの
操作によって地域を特定して点検通信停止データを書き
加え、監視センタ１から監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜
Ｂ１ａ，Ｂ２ａへの通信の停止を地域毎に設定したり監
視センタ１で受信しないようにする点検通信一括停止手
段と、特定した地域の監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａから
の状態信号や点検通信等の信号を認識すると点検通信停
止データから該当監視端末装置のデータを削除して従来
の記憶装置１Ｃ内のスケジュールデータで点検通信が実
行できる復旧手段を設けた。
ることなく、効率の良い監視業務を行なえるようにした
ビル遠隔監視システムを提供する。 【解決手段】 点検通信スケジュールを記憶している記
憶装置１Ｃ内のスケジュールデータに入力装置１Ｄｂの
操作によって地域を特定して点検通信停止データを書き
加え、監視センタ１から監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜
Ｂ１ａ，Ｂ２ａへの通信の停止を地域毎に設定したり監
視センタ１で受信しないようにする点検通信一括停止手
段と、特定した地域の監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａから
の状態信号や点検通信等の信号を認識すると点検通信停
止データから該当監視端末装置のデータを削除して従来
の記憶装置１Ｃ内のスケジュールデータで点検通信が実
行できる復旧手段を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はビル遠隔監視システ
ムに関する。
ムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のビル遠隔監視システムは、回線障
害および監視端末装置の故障等を検出するために、監視
端末装置が監視センタから一定時刻毎に送られてくる定
時発信信号を受信するようにし、この信号が予め設定さ
れた時刻内に受信されるかどうか監視することにより、
監視センタの電話発信機能、電話回線状態、監視端末装
置の電話受信機能および監視端末装置の動作状態を確認
する点検通信を行なっていた。また、特開平４−８６９
９６号公報に記載されたビル遠隔監視システムでは、回
線障害および監視端末装置の故障等の検出を監視センタ
と監視端末装置の両方から点検通信を効率よく行なえる
ようにしている。
害および監視端末装置の故障等を検出するために、監視
端末装置が監視センタから一定時刻毎に送られてくる定
時発信信号を受信するようにし、この信号が予め設定さ
れた時刻内に受信されるかどうか監視することにより、
監視センタの電話発信機能、電話回線状態、監視端末装
置の電話受信機能および監視端末装置の動作状態を確認
する点検通信を行なっていた。また、特開平４−８６９
９６号公報に記載されたビル遠隔監視システムでは、回
線障害および監視端末装置の故障等の検出を監視センタ
と監視端末装置の両方から点検通信を効率よく行なえる
ようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビル遠隔監視システムは、地震などの大規模災害に見舞
われた地域内のビルに設置された監視端末装置が、予め
設定されている時間内に動作確認を送信してこないこと
を監視センタが検出する度に、被災地域の監視端末装置
に異常が発生した旨を記憶したり表示を行なうため、監
視センタの管制員は、新たに表示される通知に対応する
など無駄な監視業務を行なってしまうことになる。ま
た、被災地域のビルに設置された監視端末装置に対して
も、監視センタから点検通信のための定時発信信号を定
期的に送信し続けるため、通信回線の確保が重要となる
大規模災害発生時に、明らかに被災した監視端末装置に
対しても点検通信を行なって通信回線を無駄に使用して
しまう。
ビル遠隔監視システムは、地震などの大規模災害に見舞
われた地域内のビルに設置された監視端末装置が、予め
設定されている時間内に動作確認を送信してこないこと
を監視センタが検出する度に、被災地域の監視端末装置
に異常が発生した旨を記憶したり表示を行なうため、監
視センタの管制員は、新たに表示される通知に対応する
など無駄な監視業務を行なってしまうことになる。ま
た、被災地域のビルに設置された監視端末装置に対して
も、監視センタから点検通信のための定時発信信号を定
期的に送信し続けるため、通信回線の確保が重要となる
大規模災害発生時に、明らかに被災した監視端末装置に
対しても点検通信を行なって通信回線を無駄に使用して
しまう。
【０００４】本発明の目的とするところは、大規模災害
発生時に通信回線を無駄に使用することなく、効率の良
い監視業務を行なえるようにしたビル遠隔監視システム
を提供するにある。
発生時に通信回線を無駄に使用することなく、効率の良
い監視業務を行なえるようにしたビル遠隔監視システム
を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ビルに設置された設備機器の状態信号を入
力する監視端末装置と、この監視端末装置と通信回線を
介して接続して上記設備機器を遠隔的に監視するととも
に、監視領域を複数の地域に分けて管理する監視センタ
と、この監視センタと上記通信回線で接続された複数の
出動拠点とを配備し、上記監視端末装置および上記監視
センタのいずれかから所定時間間隔で起動し、上記監視
端末装置の動作が正常か否かの点検判定を行なう点検通
信手段を備えたビル遠隔監視システムにおいて、上記点
検通信手段の停止を上記地域毎に設定可能な点検通信一
括停止手段を備えたことを特徴とする。
するために、ビルに設置された設備機器の状態信号を入
力する監視端末装置と、この監視端末装置と通信回線を
介して接続して上記設備機器を遠隔的に監視するととも
に、監視領域を複数の地域に分けて管理する監視センタ
と、この監視センタと上記通信回線で接続された複数の
出動拠点とを配備し、上記監視端末装置および上記監視
センタのいずれかから所定時間間隔で起動し、上記監視
端末装置の動作が正常か否かの点検判定を行なう点検通
信手段を備えたビル遠隔監視システムにおいて、上記点
検通信手段の停止を上記地域毎に設定可能な点検通信一
括停止手段を備えたことを特徴とする。
【０００６】上述したように本発明のビル遠隔監視シス
テムは、地震や台風等の大規模災害で被災した地域内の
ビルに設置されている監視端末装置を、点検通信手段の
停止を地域毎に設定可能な点検通信一括停止手段によっ
て地域単位で点検通信の対象から外すようにしたため、
被災した監視端末装置への点検通信および点検判定が実
行されずに通信回線を無駄に使用することがなくなり、
また、管制員が出動拠点に対する配信および対策指示も
行なわなくてよいので、監視端末装置からの通報が増加
する大規模災害時の管制員の業務を効率的に行なうこと
ができるようになる。
テムは、地震や台風等の大規模災害で被災した地域内の
ビルに設置されている監視端末装置を、点検通信手段の
停止を地域毎に設定可能な点検通信一括停止手段によっ
て地域単位で点検通信の対象から外すようにしたため、
被災した監視端末装置への点検通信および点検判定が実
行されずに通信回線を無駄に使用することがなくなり、
また、管制員が出動拠点に対する配信および対策指示も
行なわなくてよいので、監視端末装置からの通報が増加
する大規模災害時の管制員の業務を効率的に行なうこと
ができるようになる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図１は本発明の一実施の形態による
ビル遠隔監視システムを示すブロック図であり、監視セ
ンタ１が監視する監視管轄地域は、都道府県別のように
複数の地域に分割し、分割した地域の中から予め地域Ａ
〜Ｂが選定されている。この地域Ａ〜Ｂに建てられてい
るビルＡ１，Ａ２〜Ｂ１，Ｂ２には、ビルに設けられた
エレベータや給水装置等の図示しない設備機器の起動、
停止、異常発生等の設備機器の状態が変化したときの信
号である状態信号が監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１
ａ，Ｂ２ａに保持され、この状態信号を電話回線２を介
して監視センタ１へ送信するように構成されている。ま
た、設備機器の保全作業や異常復旧作業を担当する出動
拠点が複数箇所に設けられており、これら出動拠点は予
め定めた地域の保全作業を管轄している。例えば、出動
拠点３は保全管轄該当地域として定めた地域Ａを担当し
ており、通信機能を持ったパーソナルコンピュータなど
の操作端末装置３Ａが配置されており、監視端末装置Ａ
１ａ，Ａ２ａから監視センタ１へ送信した状態信号が電
話回線４を介して配信されて、この操作端末装置３Ａ
に、関連情報が表示および記憶するように構成されてい
る。出動拠点３では、表示された情報を基にして異常復
旧のために作業者を該当ビルへ派遣する。
によって説明する。図１は本発明の一実施の形態による
ビル遠隔監視システムを示すブロック図であり、監視セ
ンタ１が監視する監視管轄地域は、都道府県別のように
複数の地域に分割し、分割した地域の中から予め地域Ａ
〜Ｂが選定されている。この地域Ａ〜Ｂに建てられてい
るビルＡ１，Ａ２〜Ｂ１，Ｂ２には、ビルに設けられた
エレベータや給水装置等の図示しない設備機器の起動、
停止、異常発生等の設備機器の状態が変化したときの信
号である状態信号が監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１
ａ，Ｂ２ａに保持され、この状態信号を電話回線２を介
して監視センタ１へ送信するように構成されている。ま
た、設備機器の保全作業や異常復旧作業を担当する出動
拠点が複数箇所に設けられており、これら出動拠点は予
め定めた地域の保全作業を管轄している。例えば、出動
拠点３は保全管轄該当地域として定めた地域Ａを担当し
ており、通信機能を持ったパーソナルコンピュータなど
の操作端末装置３Ａが配置されており、監視端末装置Ａ
１ａ，Ａ２ａから監視センタ１へ送信した状態信号が電
話回線４を介して配信されて、この操作端末装置３Ａ
に、関連情報が表示および記憶するように構成されてい
る。出動拠点３では、表示された情報を基にして異常復
旧のために作業者を該当ビルへ派遣する。
【０００８】監視センタ１は、監視センタ１内の機器の
制御や入力データの演算および処理等を行なうデータ処
理装置１Ａと、このデータ処理装置１Ａと電話回線２に
接続された受発信装置１Ｂと、データ処理装置１Ａに接
続され監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａか
ら起動させられて監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１
ａ，Ｂ２ａおよび電話回線３の点検を定期的に行なう点
検通信のスケジュールデータや監視データ等を記憶する
記憶装置１Ｃと、データ処理装置１Ａに接続されて状態
信号の内容や発生ビルの表示および処理されたデータの
表示を行なう表示装置１Ｄａおよび入力装置１Ｄｂで構
成されるパーソナルコンピュータなどの操作端末装置１
Ｄと、データ処理装置１Ａと電話回線４に接続されて受
発信装置１Ｂに入力された状態信号を該当する出動拠点
３の操作端末装置３Ａに配信する情報配信装置１Ｅとで
構成されている。
制御や入力データの演算および処理等を行なうデータ処
理装置１Ａと、このデータ処理装置１Ａと電話回線２に
接続された受発信装置１Ｂと、データ処理装置１Ａに接
続され監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａか
ら起動させられて監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１
ａ，Ｂ２ａおよび電話回線３の点検を定期的に行なう点
検通信のスケジュールデータや監視データ等を記憶する
記憶装置１Ｃと、データ処理装置１Ａに接続されて状態
信号の内容や発生ビルの表示および処理されたデータの
表示を行なう表示装置１Ｄａおよび入力装置１Ｄｂで構
成されるパーソナルコンピュータなどの操作端末装置１
Ｄと、データ処理装置１Ａと電話回線４に接続されて受
発信装置１Ｂに入力された状態信号を該当する出動拠点
３の操作端末装置３Ａに配信する情報配信装置１Ｅとで
構成されている。
【０００９】ここで、例えば地震や台風等によってビル
の倒壊や停電等の広域災害が発生して、テレビやラジオ
等のメディアの情報から明らかに地域Ａ，Ｂの監視端末
装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａの点検通信が不可
能であると判断できるような場合、入力装置１Ｄｂの操
作と地域Ａ，Ｂを特定する操作を行ない、点検通信スケ
ジュールを記憶している記憶装置１Ｃ内のスケジュール
データに地域Ａ，Ｂの点検通信停止データを書き加え、
監視センタ１から監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１
ａ，Ｂ２ａへの通信の停止を地域Ａ，Ｂ毎に設定した
り、監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａや電
話回線２の点検判定実行の停止を地域Ａ，Ｂ毎に設定可
能な点検通信一括停止手段が構成されている。この点検
通信一括停止手段は、出動拠点３から操作端末装置３Ａ
を操作して電話回線４を介して監視センタ１に信号を送
信し、記憶装置１Ｃ内に点検通信停止データを書き加え
て点検通信停止設定することも可能であり、データ処理
装置１Ａは送信されてきた信号が操作端末装置３Ａから
の点検通信停止信号であることを確認して、出動拠点３
の保全管轄地域を記憶装置１Ｃから検索して該当する地
域Ａの監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａのみの特定した点検
通信停止データの書き加えを行なうように構成しても良
い。また、データ処理装置１Ａは、受信した信号が点検
通信一括停止手段で点検通信停止データの書き加えが行
なわれた地域Ａの監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａからの状
態信号あるいは点検通信等の通報信号であることを確認
すると、点検通信停止データから該当監視端末装置のデ
ータを削除して、従来の記憶装置１Ｃ内のスケジュール
データで点検通信が実行できる復旧手段も有している。
の倒壊や停電等の広域災害が発生して、テレビやラジオ
等のメディアの情報から明らかに地域Ａ，Ｂの監視端末
装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａの点検通信が不可
能であると判断できるような場合、入力装置１Ｄｂの操
作と地域Ａ，Ｂを特定する操作を行ない、点検通信スケ
ジュールを記憶している記憶装置１Ｃ内のスケジュール
データに地域Ａ，Ｂの点検通信停止データを書き加え、
監視センタ１から監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１
ａ，Ｂ２ａへの通信の停止を地域Ａ，Ｂ毎に設定した
り、監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａや電
話回線２の点検判定実行の停止を地域Ａ，Ｂ毎に設定可
能な点検通信一括停止手段が構成されている。この点検
通信一括停止手段は、出動拠点３から操作端末装置３Ａ
を操作して電話回線４を介して監視センタ１に信号を送
信し、記憶装置１Ｃ内に点検通信停止データを書き加え
て点検通信停止設定することも可能であり、データ処理
装置１Ａは送信されてきた信号が操作端末装置３Ａから
の点検通信停止信号であることを確認して、出動拠点３
の保全管轄地域を記憶装置１Ｃから検索して該当する地
域Ａの監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａのみの特定した点検
通信停止データの書き加えを行なうように構成しても良
い。また、データ処理装置１Ａは、受信した信号が点検
通信一括停止手段で点検通信停止データの書き加えが行
なわれた地域Ａの監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａからの状
態信号あるいは点検通信等の通報信号であることを確認
すると、点検通信停止データから該当監視端末装置のデ
ータを削除して、従来の記憶装置１Ｃ内のスケジュール
データで点検通信が実行できる復旧手段も有している。
【００１０】次に、上述したビル遠隔監視システムの動
作をフローチャートによって説明する。図２は、監視端
末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａから送信された
通報信号に対する監視センタ１の処理作業を示すフロー
チャートである。今、監視端末装置Ａ１ａから電話回線
２を介して監視センタ１へ通報信号を送信すると、ステ
ップＳＡ１で監視センタ１の受発信装置１Ｂは通報信号
を受信してデータ処理装置１Ａへ受信信号を伝え、デー
タ処理装置１Ａは送信先の監視端末装置Ａ１ａを認識し
て、ステップＳＡ２で監視端末装置Ａ１ａが点検通信停
止の設定の有無を記憶装置１Ｃ内の点検通信停止データ
から判定する。点検通信停止の設定がない場合は、ステ
ップＳＡ３で送信された通報信号が点検通信信号である
か否かを判定し、例えば給水装置の異常信号のような状
態信号であれば、ステップＳＡ４で受信時間やビル名や
異常発生機器名等を記憶装置１Ｃへ記憶し、表示装置１
Ｄａへ表示し、管制員は情報配信装置１Ｅを作動させ
て、記憶装置１Ｃに記憶した情報を監視端末装置Ａ１ａ
を保全管轄する出動拠点３の操作端末装置３Ａへ電話回
線４を介して配信して対策指示の実行等の状態信号受信
処理を行なう。また、ステップＳＡ３で送信された通報
信号が点検通信信号の場合は、ステップＳＡ５で、デー
タ処理装置１Ａは監視端末装置Ａ１ａからの点検通信信
号の受信時刻を記憶装置１Ｃに記憶すると共に、受信時
刻と記憶装置１Ｃに記憶されたスケジュールデータと受
信時刻の比較を行なったり、送信された信号が予め定め
た点検通信信号であるか否かの判定を含め点検通信受信
処理を行なう。また、ステップＳＡ２で監視端末装置Ａ
１ａが点検通信停止の設定がある場合は、ステップＳＡ
６で、通報信号に同期してデータ処理装置１Ａは記憶装
置１Ｃ内の点検通信停止データから監視端末装置Ａ１ａ
のデータを削除することで点検通信停止を解除し、その
後、ステップＳＡ３以降の処理を行なう。
作をフローチャートによって説明する。図２は、監視端
末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａから送信された
通報信号に対する監視センタ１の処理作業を示すフロー
チャートである。今、監視端末装置Ａ１ａから電話回線
２を介して監視センタ１へ通報信号を送信すると、ステ
ップＳＡ１で監視センタ１の受発信装置１Ｂは通報信号
を受信してデータ処理装置１Ａへ受信信号を伝え、デー
タ処理装置１Ａは送信先の監視端末装置Ａ１ａを認識し
て、ステップＳＡ２で監視端末装置Ａ１ａが点検通信停
止の設定の有無を記憶装置１Ｃ内の点検通信停止データ
から判定する。点検通信停止の設定がない場合は、ステ
ップＳＡ３で送信された通報信号が点検通信信号である
か否かを判定し、例えば給水装置の異常信号のような状
態信号であれば、ステップＳＡ４で受信時間やビル名や
異常発生機器名等を記憶装置１Ｃへ記憶し、表示装置１
Ｄａへ表示し、管制員は情報配信装置１Ｅを作動させ
て、記憶装置１Ｃに記憶した情報を監視端末装置Ａ１ａ
を保全管轄する出動拠点３の操作端末装置３Ａへ電話回
線４を介して配信して対策指示の実行等の状態信号受信
処理を行なう。また、ステップＳＡ３で送信された通報
信号が点検通信信号の場合は、ステップＳＡ５で、デー
タ処理装置１Ａは監視端末装置Ａ１ａからの点検通信信
号の受信時刻を記憶装置１Ｃに記憶すると共に、受信時
刻と記憶装置１Ｃに記憶されたスケジュールデータと受
信時刻の比較を行なったり、送信された信号が予め定め
た点検通信信号であるか否かの判定を含め点検通信受信
処理を行なう。また、ステップＳＡ２で監視端末装置Ａ
１ａが点検通信停止の設定がある場合は、ステップＳＡ
６で、通報信号に同期してデータ処理装置１Ａは記憶装
置１Ｃ内の点検通信停止データから監視端末装置Ａ１ａ
のデータを削除することで点検通信停止を解除し、その
後、ステップＳＡ３以降の処理を行なう。
【００１１】図３は、上述したビル遠隔監視システムの
点検通信の発信処理を示すフローチャートであり、監視
端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａおよび電話回
線２の点検を行なうための点検通信を監視センタ１から
行なう処理動作を示すものである。データ処理装置１Ａ
は、まずステップＳＢ１で、監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２
ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａの発信時刻の管理を所定時間間隔で
行ない、ステップＳＢ２で記憶装置１Ｃ内に記憶したス
ケジュールデータから点検通信を行なう監視端末装置を
検索し、該当する監視端末装置があればステップＳＢ３
で、監視端末装置Ａ１ａが点検通信の時刻となったと
き、記憶装置１Ｃの点検通信停止データから監視端末装
置Ａ１ａの点検通信停止設定の有無を判定する。監視端
末装置Ａ１ａが点検通信停止の設定がなければ、ステッ
プＳＢ４で記憶装置１Ｃ内に記憶された所定の点検通信
信号を受発信装置１Ｂから電話回線を介して監視端末装
置Ａ１ａへ送信する点検通信発信処理を行なう。また、
ステップＳＢ３で監視端末装置Ａ１ａが点検通信停止の
設定があれば、ステップＳＢ５で監視端末装置Ａ１ａに
対する点検通信の実行を停止して終了する。
点検通信の発信処理を示すフローチャートであり、監視
端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａおよび電話回
線２の点検を行なうための点検通信を監視センタ１から
行なう処理動作を示すものである。データ処理装置１Ａ
は、まずステップＳＢ１で、監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２
ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａの発信時刻の管理を所定時間間隔で
行ない、ステップＳＢ２で記憶装置１Ｃ内に記憶したス
ケジュールデータから点検通信を行なう監視端末装置を
検索し、該当する監視端末装置があればステップＳＢ３
で、監視端末装置Ａ１ａが点検通信の時刻となったと
き、記憶装置１Ｃの点検通信停止データから監視端末装
置Ａ１ａの点検通信停止設定の有無を判定する。監視端
末装置Ａ１ａが点検通信停止の設定がなければ、ステッ
プＳＢ４で記憶装置１Ｃ内に記憶された所定の点検通信
信号を受発信装置１Ｂから電話回線を介して監視端末装
置Ａ１ａへ送信する点検通信発信処理を行なう。また、
ステップＳＢ３で監視端末装置Ａ１ａが点検通信停止の
設定があれば、ステップＳＢ５で監視端末装置Ａ１ａに
対する点検通信の実行を停止して終了する。
【００１２】図４は上述したビル遠隔監視システムの点
検通信の発信処理を示すフローチャートであり、監視端
末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａおよび電話回線
２の点検を行なうための点検通信を監視端末装置Ａ１
ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａから行なう処理動作を示す
ものである。監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ
２ａから行なう点検通信の受信時刻の管理をステップＳ
Ｃ１で所定時間間隔で行ない、ステップＳＣ２で、記憶
装置１Ｃ内に記憶したスケジュールデータから点検通信
を行なう監視端末装置を検索する。該当する監視端末装
置があればステップＳＣ３で、監視端末装置Ａ１ａが点
検通信の時刻となったとき、記憶装置１Ｃの点検通信停
止データから監視端末装置Ａ１ａの点検通信停止設定の
有無を判定する。監視端末装置Ａ１ａが点検通信停止の
設定がなければ、ステップＳＣ４で監視端末装置Ａ１ａ
から送信してくる点検通信信号の受信を所定時間待機し
たり、待機した所定時間に点検通信信号の受信が確認で
きなかったときは記憶装置１Ｃに監視端末装置Ａ１ａ点
検通信異常のデータを記憶させ、管制員は情報配信装置
１Ｅを作動させ、記憶した監視端末装置Ａ１ａ点検通信
異常のデータを電話回線４を介して出動拠点３の操作端
末装置３Ａへ配信すると共に、対策の指示を連絡する点
検通信判定処理を行なう。また、ステップＳＣ３で監視
端末装置Ａ１ａが点検通信停止の設定があれば、ステッ
プＳＣ５で監視端末装置Ａ１ａに対する点検通信の判定
実行を停止として終了する。
検通信の発信処理を示すフローチャートであり、監視端
末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａおよび電話回線
２の点検を行なうための点検通信を監視端末装置Ａ１
ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａから行なう処理動作を示す
ものである。監視端末装置Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ
２ａから行なう点検通信の受信時刻の管理をステップＳ
Ｃ１で所定時間間隔で行ない、ステップＳＣ２で、記憶
装置１Ｃ内に記憶したスケジュールデータから点検通信
を行なう監視端末装置を検索する。該当する監視端末装
置があればステップＳＣ３で、監視端末装置Ａ１ａが点
検通信の時刻となったとき、記憶装置１Ｃの点検通信停
止データから監視端末装置Ａ１ａの点検通信停止設定の
有無を判定する。監視端末装置Ａ１ａが点検通信停止の
設定がなければ、ステップＳＣ４で監視端末装置Ａ１ａ
から送信してくる点検通信信号の受信を所定時間待機し
たり、待機した所定時間に点検通信信号の受信が確認で
きなかったときは記憶装置１Ｃに監視端末装置Ａ１ａ点
検通信異常のデータを記憶させ、管制員は情報配信装置
１Ｅを作動させ、記憶した監視端末装置Ａ１ａ点検通信
異常のデータを電話回線４を介して出動拠点３の操作端
末装置３Ａへ配信すると共に、対策の指示を連絡する点
検通信判定処理を行なう。また、ステップＳＣ３で監視
端末装置Ａ１ａが点検通信停止の設定があれば、ステッ
プＳＣ５で監視端末装置Ａ１ａに対する点検通信の判定
実行を停止として終了する。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるビル遠
隔監視システムは、地震や台風等の大規模災害に見舞わ
れた地域内のビルに設置されている監視端末装置を地域
単位で点検通信の対象から外すようにしたため、被災し
た監視端末装置への点検通信および点検判定が実行され
ないで、通信回線を無用に使用することがなくなり、ま
た、管制員が出動拠点に対する配信および対策指示も行
なわなくてよいので、監視端末装置からの通報が増加す
る大規模災害時の管制員の業務を効率的に行なうことが
できる。
隔監視システムは、地震や台風等の大規模災害に見舞わ
れた地域内のビルに設置されている監視端末装置を地域
単位で点検通信の対象から外すようにしたため、被災し
た監視端末装置への点検通信および点検判定が実行され
ないで、通信回線を無用に使用することがなくなり、ま
た、管制員が出動拠点に対する配信および対策指示も行
なわなくてよいので、監視端末装置からの通報が増加す
る大規模災害時の管制員の業務を効率的に行なうことが
できる。
【図１】本発明の一実施の形態によるビル遠隔監視シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図２】図１に示したビル遠隔監視システムの監視セン
タの受信処理を示すフローチャートである。
タの受信処理を示すフローチャートである。
【図３】図１に示したビル遠隔監視システムの点検通信
の発信処理を示すフローチャートである。
の発信処理を示すフローチャートである。
【図４】図１に示したビル遠隔監視システムの点検通信
の発信処理を示すフローチャートである。
の発信処理を示すフローチャートである。
１ 監視センタ １Ａ データ処理装置 １Ｃ 記憶装置 ２ 通信回線 ３ 出動拠点 ４ 通信回線 Ａ１ａ，Ａ２ａ〜Ｂ１ａ，Ｂ２ａ 監視端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０８Ｂ 29/06 Ｇ０８Ｂ 29/06 Ｈ０４Ｍ 11/00 ３０１ Ｈ０４Ｍ 11/00 ３０１
Claims (6)
- 【請求項１】 ビルに設置された設備機器の状態信号を
入力する監視端末装置と、この監視端末装置と通信回線
を介して接続して上記設備機器を遠隔的に監視するとと
もに、監視領域を複数の地域に分けて管理する監視セン
タと、この監視センタと上記通信回線で接続された複数
の出動拠点とを配備し、上記監視端末装置および上記監
視センタのいずれかから所定時間間隔で起動し、上記監
視端末装置の動作が正常か否かの点検判定を行なう点検
通信手段を備えたビル遠隔監視システムにおいて、上記
点検通信手段の停止を上記地域毎に設定可能な点検通信
一括停止手段を備えたことを特徴とするビル遠隔監視シ
ステム。 - 【請求項２】 請求項１記載のものにおいて、上記点検
通信一括停止手段により停止設定された上記点検通信手
段の復旧を上記監視端末装置毎に行なう復旧手段とを備
えたことを特徴とするビル遠隔監視システム。 - 【請求項３】 請求項１記載のものにおいて、上記点検
通信一括停止手段は、上記監視センタからの上記点検通
信手段の実行停止と、該当地域の全監視端末装置に対す
る点検判定の停止とから構成したことを特徴とするビル
遠隔監視システム。 - 【請求項４】 請求項２記載のものにおいて、上記復旧
手段は、該当監視端末装置からの通信信号で作動するよ
うにしたことを特徴とするビル遠隔監視システム。 - 【請求項５】 請求項１記載のものにおいて、上記点検
通信一括停止手段は、上記監視センタおよび上記出動拠
点の少なくとも一方で設定可能にしたことを特徴とする
ビル遠隔監視システム。 - 【請求項６】 請求項５記載のものにおいて、上記出動
拠点から設定可能な上記点検通信一括停止手段は、上記
地域を上記出動拠点の保全管轄該当地域としたことを特
徴とするビル遠隔監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20711596A JPH1051861A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ビル遠隔監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20711596A JPH1051861A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ビル遠隔監視システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1051861A true JPH1051861A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16534450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20711596A Pending JPH1051861A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ビル遠隔監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1051861A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100749760B1 (ko) * | 2000-07-28 | 2007-08-16 | 미우라고교 가부시키카이샤 | 열공급설비의 보수관리방법 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP20711596A patent/JPH1051861A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100749760B1 (ko) * | 2000-07-28 | 2007-08-16 | 미우라고교 가부시키카이샤 | 열공급설비의 보수관리방법 |
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