JPH1051586A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1051586A
JPH1051586A JP8201801A JP20180196A JPH1051586A JP H1051586 A JPH1051586 A JP H1051586A JP 8201801 A JP8201801 A JP 8201801A JP 20180196 A JP20180196 A JP 20180196A JP H1051586 A JPH1051586 A JP H1051586A
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JP8201801A
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Inventor
Kaisei Yana
海声 梁
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面原稿をより有効に利用する画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、複数の片面原
稿の画像データを順に読み取る読取手段と、読取手段に
より読み取った複数の片面原稿の画像データを記憶する
画像メモリと、読取手段により読み取った複数の片面原
稿を給紙する第1給紙手段と、第1給紙手段より奇数枚
目の片面原稿が給紙される場合には、この片面原稿の直
後に読取手段が読み取った片面原稿の画像データを画像
メモリから読み出し、偶数枚目の片面原稿が給紙される
場合には、この片面原稿の1つ前に読取手段が読み取っ
た片面原稿の画像データを画像メモリから読み出す制御
手段と、第1給紙手段により給紙される片面原稿の所定
の面に、制御手段により画像メモリから読み出された画
像データに基づく画像を形成する画像形成手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、両面印刷機能を備えるディジ
タル複写機などの画像形成装置が知られている。両面印
刷機能を備える画像形成装置では、複数の原稿の画像を
読み取り、読み取った原稿の画像を記録紙の両面に読取
順に印刷する。この画像形成装置を利用すれば、片面の
みに画像の印刷されている原稿(以下、片面原稿とい
う)から、両面に画像の印刷されている原稿(以下、両
面原稿という)を形成することができる。これにより、
原稿の枚数を半分にすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両面印刷機能
を備える画像形成装置から出力される記録紙を両面原稿
として使用する場合、元の片面原稿は不要になると破棄
されることになる。このように、従来の両面印刷機能を
備える画像形成装置では、元の片面原稿を無駄にしてし
まうといった問題がある。
【0004】本発明の目的は、片面原稿をより有効に利
用することのできる画像形成装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、複数の片面原稿の画像データを順に読み取る読取手
段と、読取手段により読み取った複数の片面原稿の画像
データを記憶する画像メモリと、読取手段により読み取
った複数の片面原稿を給紙する第1給紙手段と、第1給
紙手段より奇数枚目の片面原稿が給紙される場合には、
この片面原稿の直後に読取手段が読み取った片面原稿の
画像データを画像メモリから読み出し、偶数枚目の片面
原稿が給紙される場合には、この片面原稿の1つ前に読
取手段が読み取った片面原稿の画像データを画像メモリ
から読み出す制御手段と、第1給紙手段により給紙され
る片面原稿の所定の面に、制御手段により画像メモリか
ら読み出された画像データに基づく画像を形成する画像
形成手段とを備える。この画像形成装置において、複数
の片面原稿を読取手段により読み取らせた後に、当該複
数の片面原稿を手差しトレイや給紙カセットからなる第
1給紙手段にセットすれば、画像形成手段により、この
片面原稿の裏面に、対応する画像が直接印刷される。こ
れにより、記録紙を使用せずに両面印刷原稿を得ること
ができる。また、好ましい構成の画像形成装置では、紙
詰まりを発生及びその回復を検出する検出手段と、検出
手段が紙詰まりの回復を検出した場合、画像形成手段に
記録紙を給紙する第2給紙手段とを備え、制御部は、第
2給紙手段による給紙に応じて、紙詰まりを起こした片
面原稿の画像データを画像メモリから読み出すと共に、
紙詰まりを起こした片面原稿が第1給紙手段より奇数番
目に給紙された片面原稿の場合には、この片面原稿の直
後に読み取った片面原稿の画像データを画像メモリから
読み出し、紙詰まりを起こした片面原稿が第1給紙手段
より偶数番目に給紙された片面原稿の場合には、この原
稿の1つ前に読み取った片面原稿の画像データを画像メ
モリから読み出す。このような構成を採ることにより、
第1給紙手段により給紙する片面原稿が紙詰まりにより
使用できなくなった場合であっても、この使用できなく
なった片面原稿と、この原稿の裏面に印刷する片面原稿
とを修復することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を用いて、本発
明の画像形成装置の実施形態であるディジタル複写機に
ついて説明する。 (1)ディジタル複写機の構成 図1は、ディジタル複写機の構成を示す図である。本複
写機は、原稿台上に載置された原稿の画像データを読み
取る読み取り部100と、画像読み取り部100におい
て読み取った原稿の画像データに基づいて記録紙上に画
像を形成するプリンタ部200とに大きく分けられる。
画像読み取り部100において、原稿カバーを兼ねる自
動原稿搬送装置1は、原稿トレイ2上に記録紙がセット
されたことをセンサ3により検出する。原稿トレイ2に
セットされた原稿は、給紙ローラ4、捌きローラ5、及
び、捌きパッド6により、最下部にある原稿から順に給
紙される。給紙された原稿は、搬送ベルト7によりプラ
テンガラス20上の所定の位置にセットされる。画像の
読み取りの終了した原稿は、搬送ベルト7により搬送さ
れ、搬送ローラ8、切り換え爪9の上側、搬送ローラ1
0を通って、排紙トレイ11に排出される。両面に画像
の印刷されている原稿の場合には、表面の読み取りの終
了後、切り換え爪9を時計回りの方向に切り換えて、原
稿を搬送ローラ8、及び、切り換え爪9の下側を通し、
逆回転する搬送ベルト7によりプラテンガラス20上の
所定の位置に搬送する。裏面の読み取りの終了後、切り
換え爪9を反時計回りの方向に切り換えて元の位置に戻
し、原稿を搬送ローラ8、切り換え爪9の上側、搬送ロ
ーラ10を通して、排紙トレイ11に排出する。自動原
稿搬送装置1によりプラテンガラス20上の所定の位置
に載置された原稿は、スキャナ21の備える露光ランプ
22により照射される。原稿面からの反射光は、ミラー
23,24,25、及び、集光レンズ26を介してCC
Dラインセンサ27において結像する。CCDラインセ
ンサ27は、原稿からの反射光を電気信号に変換して信
号処理部28に出力する。スキャナモータ29の働きに
より、スキャナ21は、Vの速度で矢印の方向(副走査
方向)に移動して原稿全体を走査する。スキャナ21の
移動に伴い、ミラー24及び25は、V/2の速度で矢
印の方向に移動する。信号処理部28は、入力される画
像データに対してγ補正等の所定の処理を施し、処理後
の画像データを画像メモリ30に出力する。画像メモリ
30は、入力された画像データを記憶しておき、必要に
応じて、記憶している画像データをレーザ制御部40に
出力する。プリンタ部200において、レーザ制御部4
0は、画像メモリ30の出力する画像データに応じて、
レーザダイオード駆動信号を生成し、この駆動信号によ
りレーザダイオード41を発光させる。レーザダイオー
ド41の発光するレーザ光は、モータ43により回転駆
動されるポリゴンミラー42、f−θレンズ44、折り
返しミラー45,46,47を介して感光体ドラム50
の表面を走査する。感光体ドラム50の表面は、1複写
毎に露光を受ける前に帯電チャージャ51により一様に
帯電されている。この状態で露光を受けると、感光体ド
ラム50の表面には、原稿の静電潜像が形成される。現
像器52は、感光体ドラム50上の静電潜像を現像す
る。給紙カセット70,71、又は、手差しトレイ91
より適切な記録紙が選択され、搬送路72を通ってタイ
ミングローラ73の位置にまで搬送される。タイミング
ローラ73は、感光体ドラム50の回転に同期して、記
録紙を転写部へと搬送する。感光体ドラム50上に現像
されたトナー像は、転写チャージャ74により記録紙に
転写される。転写後の記録紙は、分離チャージャ75に
より感光体ドラム50から分離され、搬送ベルト76に
より搬送され、定着装置77において定着される。この
時、切り換え爪79は時計回りの方向に切り換えられて
おり、定着後の記録紙は排紙トレイ90に排出される。
転写後に感光体ドラム50の表面に残留するトナーは、
クリーナユニット53により除去される。両面コピーの
実行時において、表面の印刷の終了後、引き続き裏面の
印刷を行う場合には、切り換え爪79を反時計回りの方
向に切り換えて、定着後の記録紙を搬送ローラ80及び
81により、下方にある縦搬送路の最も下の位置へと導
く。センサ82により記録紙の終端が通過したことが検
出された場合、切り換え爪96を反時計回りの方向に切
り換え、搬送ローラ81を逆転し、表裏反転した記録紙
を再給紙搬送路83へと導く。再給紙搬送路83へ導か
れた記録紙は搬送ローラ84,85,86を介してタイ
ミングローラ73の位置にまで搬送される。センサ93
は、手差しトレイ91に記録紙がセットされたことを検
出する。手差しトレイ91にセットされた記録紙は、搬
送ローラ92によりタイミングローラ73にまで搬送さ
れる。後に説明する合成印刷処理実行時には、切り換え
爪79を反時計回りの方向に切り換えて、偶数番目に合
成印刷を施した用紙(手差しトレイ91にセットされた
原稿)を下方にある縦搬送路の最も下の位置へと導く。
センサ82により合成印刷の施された用紙の終端が通過
したことが検出された場合には、搬送ローラ81を逆転
し、用紙を縦搬送路上方に搬送する。切り換え爪95を
時計回りの方向に切り換えて、表裏反転した用紙を下段
にある排紙トレイ94に排出する。
【0007】(2)操作パネル 図2は、操作パネル300の正面図である。液晶タッチ
パネル301は、複写枚数、コピー濃度、複写倍率、記
録紙のサイズ等の情報を表示する他、ジャムの発生など
状況に応じたメッセージを表示する。テンキー302
は、コピー枚数や複写倍率の値を直接を入力するキーで
ある。クリアキー303は、コピー枚数を1枚にリセッ
トするキーである。スタートキー304は、コピーを開
始するキーである。ストップキー305は、コピー動作
を停止するキーである。パネルリセットキー306は、
印刷濃度やコピー倍率等の画像形成条件を標準値に戻す
キーである。原稿選択キー307は、自動原稿搬送装置
1にセットする原稿の種類を特定するキーであり、押下
する毎に片面原稿、両面原稿、合成印刷原稿群が順に選
定される。LED308,309,310は、原稿選択
キー307により選定された原稿の種類に応じて点灯す
る。片面原稿とは、片面のみに画像の印刷された原稿を
いう。両面原稿とは、両面に画像の印刷された原稿をい
う。合成印刷原稿群とは、2枚以上の片面原稿からなる
原稿群であって、画像の読み取り終了後に、合成印刷処
理に供されるものをいう。合成印刷処理の内容について
は、後に説明する。コピーモード選択キー311は、実
行するコピーモードを選定するキーであり、押下する毎
に片面コピー、両面コピーが交互に選択される。LED
312又はLED313は、選定されたコピーモードに
応じて点灯する。なお、原稿選択キー307により合成
印刷原稿群が選定された場合には、自動的に合成印刷モ
ードが設定される。この場合、LED312及び313
は点灯しない。読み取り完了キー314は、合成印刷原
稿群の選定時において、自動原稿搬送装置1を使用しな
い場合に、合成印刷原稿群の読み取りの終了を複写機に
知らせるためのキーである。
【0008】(3)制御系 図3は、複写機の制御系を示すブロック図である。CP
Uを備える制御部400には、画像読み取り部100、
プリンタ部200、操作パネル300に接続される他、
ROM401、及び、RAM402が接続される。RO
M401は、制御部400の実行する制御プログラムが
記憶されている。RAM402は、制御プログラムの実
行時におけるワーキングエリアとして使用される。制御
部400には、画像読み取り部100を介して、自動原
稿搬送装置1の備えるセンサ3、及び画像メモリ30が
接続される。制御部400は、画像メモリ30に記憶す
る原稿の画像データを、原稿を読み取った順番Xの値に
対応させて管理する。また、制御部400は、プリンタ
部200を介して、搬送路各所に設ける複数のジャムセ
ンサからなるジャムセンサ群201と接続されており、
このジャムセンサ群201からの信号に基づいて、ジャ
ム発生及びジャムの発生箇所の特定を行う。後に説明す
る制御処理実行時において、制御部400は、液晶タッ
チパネル301に所定のメッセージを表示する。
【0009】(4)合成印刷処理の概略説明 図4は、合成印刷モードの設定時における合成印刷原稿
群の取り扱い方を説明する図である。利用者は、まず合
成印刷原稿群を構成する各片面原稿の画像を、画像読み
取り部100において読み取る。例えば、本図に示すよ
うに、4枚の片面原稿からなる合成印刷原稿群を原稿ト
レイ2上にセットして、その画像をページP=1,2,
3,4の順で読み取る。自動原稿搬送装置1を用いず、
1枚毎に画像の読み取りを行ってもよい。この場合、画
像メモリ30には、片面原稿の画像データがページP=
1,2,3,4の順で記憶される。次に、画像の読み取
りの終了した合成印刷原稿群を所定の給紙口にセット
し、合成印刷用の記録紙として複写機内部へ供給する。
本複写機では、操作パネル300に備える液晶タッチパ
ネル301の表示に従って、画像の読み取りの終了した
合成印刷原稿群を手差しトレイ91にセットする構成を
採用する。しかし、画像の読み取りの終了した合成印刷
原稿群を自動的に複写機内部へ搬入し、所定の給紙口に
所定の方向及び順序でセットする手段を設けるようにし
てもよい。このような構成を採れば合成原稿群を置き換
える手間を省くことができる。図5は、4枚の片面原稿
よりなる合成印刷原稿群を、ページP=1,2,3,4
の順で読み取った後に、当該合成印刷原稿群を手差しト
レイ91にセットし、記録紙として供給する場合におい
て、各片面原稿の裏面に印刷される画像のページ番号P
を示す図である。合成印刷モードの設定時において、制
御部400は、手差しトレイ91より奇数枚目の片面原
稿が給紙される場合には、この片面原稿の直後に読み取
った片面原稿の画像データを画像メモリから読み出し、
偶数枚目の片面原稿が給紙される場合には、この片面原
稿の1つ前に読み取った片面原稿の画像データを画像メ
モリ30から読み出す。具体的には、ページP=1の片
面原稿の裏面には、次のページ(P=2)の片面原稿の
画像を印刷し、ページP=2の片面原稿の裏面には、1
つ前のページ(P=1)の片面原稿の画像を印刷する。
同様に、ページP=3の片面原稿の裏面には、次のペー
ジ(P=4)の片面原稿の画像を印刷し、ページP=4
の片面原稿の裏面には、1つ前のページ(P=3)の片
面原稿の画像を印刷する。このように、本複写機では、
片面原稿の裏面に、対応するページの片面原稿の画像を
直接印刷することで、記録紙を用いずに、両面印刷原稿
を形成する。
【0010】(5)制御処理の内容 (5-1)メインルーチン 図6は、制御部400の実行する制御処理のメインルー
チンのフローチャートである。まず、複写機本体の各制
御部や各変数の初期化を行う(ステップS1)。キー入
力処理として、操作パネル300上に設けた各種のキー
操作を受け付ける(ステップS2)。キー入力処理にお
いて、合成印刷モードが設定されている場合には(ステ
ップS3でYES)、合成印刷処理を実行する(ステッ
プS4)。合成印刷モードが設定されていない場合には
(ステップS3でNO)、その他のコピー処理を実行す
る(ステップS5)。その他の処理を実行した後に(ス
テップS6)、ステップS2へ戻り、上記処理を繰り返
し実行する。
【0011】(5-2)キー入力処理 図7は、キー入力処理(図6、ステップS2)のフロー
チャートである。利用者により原稿選択キー307が押
下されて、合成印刷原稿群が選定された場合には(ステ
ップS10でYES)、コピーモードとして合成印刷モ
ードを設定する(ステップS11)。その他の場合(ス
テップS10でNO)、両面コピーモードの設定等、そ
の他の設定処理を実行する(ステップS12)。スター
トキー304が押下されるのを待って(ステップS13
でYES)、メインルーチンへリターンする。
【0012】(5-3)合成印刷処理 図8、図9、及び、図10は、合成印刷処理(図6、ス
テップS4)のフローチャートである。以下、必要に応
じて、図11〜図16を参照しつつ、合成印刷処理の内
容について説明する。まず、複数の片面原稿からなる合
成印刷原稿群の画像データを読み取り、これを画像メモ
リ30に記憶する(ステップS20〜S26)。具体的
には、画像読み取り部100において、原稿の画像デー
タの読み取りを行うと共に(ステップS20)、キー入
力処理においてスタートキー304が押下されてから読
み取った原稿の枚数nをカウントする(ステップS2
1)。何番目に読み取った原稿であるのかを表す読取番
号X(但し、X≦n)と画像メモリ30に記憶する画像
データを対応させる管理テーブルを作成する(ステップ
S22)。以下に示す表1は、制御部400により形成
される管理テーブルを示す。ステップS22の時点にお
いて、管理テーブルには、n枚の原稿を読み取った順番
1〜nに対応して割り当てる読取番号X=1〜nだけが
書き込まれている。
【表1】 自動原稿搬送装置1を使用している場合であって(ステ
ップS23でYES)、原稿トレイ2に設けるセンサ3
により原稿が検出されている場合(ステップS24でY
ES)、ステップS20に戻り、次の原稿を読み取る。
センサ3により原稿が検出されなくなった場合には(ス
テップS24でNO)、自動原稿搬送装置1の原稿トレ
イ2にセットした全ての原稿の読み取りが終了したと判
断してステップS27へ進む。また、自動原稿搬送装置
1を使用せず、1枚づつ原稿の読み取りを行っている場
合(ステップS23でNO)、読み取り完了キー314
が押下されるまでは(ステップS25でNO)、次にセ
ットされる原稿を読み取り(ステップS26)、ステッ
プS21に戻る。読み取り完了キー314が押下された
場合(ステップS25でYES)、合成印刷を行う全て
の原稿の読み取りが終了したと判断してステップS27
へ進む。ステップS27では、操作パネル300の液晶
タッチパネル301に図11に示す画面を表示させ、読
み取った片面原稿が、最初のページから最後のページへ
と昇順で読み取られたものか、逆に最後のページから最
初のページへと降順に読み取られたものかについての指
定を要求する。タッチキー360が押下されて、昇順が
指定された場合(ステップS28でYES)、レジスタ
Wにカウントした原稿の枚数nに1を加算した値を記憶
させる(ステップS29)。また、タッチキー361が
押下されて、降順が指定された場合(ステップS28で
NO)、レジスタWに0を記憶させる(ステップS3
0)。制御部400は、昇順又は降順の指定に基づいて
読取番号Xに対応する原稿のページPを特定し、特定し
たページPの情報を表1に示す管理テーブルに追加する
(ステップS31)。例えば、原稿の読み取り順序が昇
順の場合、図12の(a)に示すように、読取番号X=
1に対応する画像データは、ページP=1の原稿の画像
データであると特定し、この情報を管理テーブルに追加
する。また、原稿の読み取り順序が降順の場合、図12
の(b)に示すように、読取番号X=1に対応する画像
データは、最終ページP=nの原稿の画像データである
と特定し、この情報を管理テーブルに追加する。読み取
った原稿の枚数nが奇数の場合(ステップS32でYE
S)、画像メモリ30に読取番号X=wであって、ペー
ジP=n+1の白紙の画像データを書き込む(ステップ
S33)。例えば、原稿の読み取り順序が昇順の場合に
は、図13の(a)に示すように、X=n+1番目にペ
ージP=n+1の白紙原稿を読み取ったこととする。ま
た、原稿の読み取り順序が降順の場合には、図13の
(b)に示すように、X=0番目にページP=n+1の
白紙原稿を読み取ったこととする。表1に示す管理テー
ブルの読取番号X=0、又は、X=n+1に対応するペ
ージ番号Pを書き込み、画像メモリ30内の画像データ
の管理上、読み取った原稿の枚数を偶数にする。レジス
タwの値がn+1の場合、即ち、原稿の読取順序が昇順
で、かつ、原稿の枚数が奇数の場合には(ステップS3
4でYES)、フラグKをセットする(ステップS3
5)。レジスタwの値がn+1でない場合には(ステッ
プS34でNO)、フラグKをリセットする(ステップ
S36)。読み取った原稿の枚数nの値に1を加算した
値を読取枚数として取り扱う(ステップS37)。一
方、読み取った原稿の枚数nが偶数の場合(ステップS
32でNO)、レジスタwに記憶している値を1減算し
た値に変更する(ステップS38)。引き続き図9に示
すフローへと進み、読取番号X=aに対応する原稿のペ
ージPと読取番号X=a+1に対応する原稿のページP
が逆になるように管理テーブルを書き換える(ステップ
S39)。ここで、変数aの値は、偶数枚数の原稿の場
合、1、3、…、n−1であり、奇数枚数の原稿を昇順
で読み取った場合には、1、3、…、nであり、奇数枚
数の原稿を降順で読み取った場合には、0、2、…、n
−1である。以下に示す表2は、書き換え後の管理テー
ブルを示す。
【表2】 例えば、合計でn枚(但し、nは偶数)の原稿を昇順で
読み取った場合、図14に示すように、読取番号X=1
に対応する原稿をページP=2の原稿とし、読取番号X
=2に対応する原稿をページP=1に変更する。同様
に、読取番号X=3に対応する原稿をページP=4の原
稿とし、読取番号X=4に対応する原稿をページP=3
の原稿とする。これを最後の読取原稿まで繰り返し、読
取番号X=n−1に対応する原稿をページP=nの原稿
とし、読取番号X=nに対応する原稿をページP=n−
1の原稿とする。操作パネル300の液晶タッチパネル
301に図15に示す画面を表示させ、手差しトレイ9
1にセットする原稿の向きを、タッチキー362又は3
63の押下により指定させる(ステップS40)。引き
続き、液晶タッチパネル301に図16に示す画面を表
示させ、合成印刷する部数を指定させる(ステップS4
1)。ここで、タッチキー364が押下されて1部が選
択された場合(ステップS42でYES)、フラグVを
セットする(ステップS43)。タッチキー365が押
下されて2部が選択された場合(ステップS42でN
O)、フラグVをリセットする(ステップS44)。同
じ画面で合成印刷を行う原稿群を手差しトレイ91にセ
ットした後にスタートキー304を押下することを要求
する(ステップS45)。原稿が手差しトレイ91にセ
ットされたことがセンサ93により検出され(ステップ
S46でYES)、かつ、スタートキー304が押下さ
れた場合(ステップS47でYES)、読み取り原稿の
順序、その枚数、及び、合成印刷する部数に応じて以下
の処理を実行する。なお、利用者によるスタートキー3
04の押下を待たずに、センサ93により原稿が手差し
トレイ91にセットされたことを検出した場合に、自動
的に以下の処理を実行するようにしても良い。奇数枚数
の原稿を降順で読み取った場合(レジスタw=0)であ
って、合成印刷を2部行う場合(フラグV=0)(ステ
ップS48でYES)には、読取番号X=0の白紙原稿
の裏面に対して、管理テーブルにより特定されるページ
P(図13の(b)ではP=n)の原稿画像を直接印刷
する。この場合において、読取番号X=0の白紙原稿
は、手差しトレイ91にセットされている合成印刷原稿
群には実在しない。そこで、制御部400は、給紙カセ
ット70又は71より給紙を行い、給紙した記録紙に読
取番号X=0に対応するページPの画像を印刷し、印刷
後の記録紙を排紙トレイ94に表裏反転して排出する
(ステップS50)。ジャムセンサ群201により紙詰
まりが検出された場合を除き(ステップS51でN
O)、変数mを1に設定する(ステップS52)。一
方、ジャムセンサ群201により紙詰まりが検出された
場合には(ステップS51でYES)、後に説明するジ
ャム処理(ステップS53)を実行した後に、ステップ
S50へ戻る。一方、レジスタw=0、かつ、フラグV
=0でない場合には(ステップS48でNO)、変数m
を0に設定する(ステップS54)。なお、この変数m
は、読取番号Xを特定する変数である。ステップS5
2、又は、ステップS54において変数mの値を設定し
た後に図10に示すフローへと進む。以下の処理では、
読取番号X=mに対応して表2の管理テーブルにより特
定されるページPの画像データを画像メモリ30より読
み出し、手差しトレイ91より供給される片面原稿の裏
面に、読み出した画像データに基づく画像を直接印刷す
る。まず、変数mの値が読み取った原稿の枚数n(但
し、実際の読み取り枚数が奇数の場合には枚数nに1を
加算した値である)以下であって(ステップS55でY
ES)、フラグKがセットされておらず、かつ、変数m
=nでない場合には(ステップS56でNO)、手差し
トレイ91にセットされた片面原稿を給紙する(ステッ
プS57)。合成印刷する部数が1部であって、かつ、
変数mが偶数ではない場合(ステップS58でNO)、
給紙される片面原稿の裏面に対して読取番号X=mに対
応する原稿の画像を印刷する(ステップS61)。合成
印刷する部数が1部であって、かつ、変数mが偶数の場
合(ステップS58でYES)、ステップ61における
印刷処理をスキップする。奇数枚数の原稿を昇順で読み
取り(フラグK=1)、合成印刷を2部行う場合(フラ
グV=0)であって、最後に読み取ったとする白紙原稿
(m=n)の裏面に対して管理テーブルにより特定され
るページPの原稿画像を直接印刷する場合(ステップS
56でYES、ステップS59でNO)、制御部400
は、手差しトレイ91には白紙原稿が実在しないため、
給紙カセット70又は71より給紙を行い(ステップS
60)、給紙される記録紙に対して読取番号X=mに対
応する原稿の画像を印刷する(ステップS61)。一
方、合成印刷を行う部数が1部(フラグV=1)の場合
には(ステップS59でYES)、給紙処理(ステップ
S60)、及び、合成印刷処理(ステップS61)をス
キップする。ジャムセンサ群201により紙詰まりの発
生が検出されない場合には(ステップS62でNO)、
用紙を排出する。ここで、変数mが偶数の場合には(ス
テップS65でYES)、用紙の表裏を反転した後に、
排紙トレイ94に排出する(ステップS66、ステップ
S67)。変数mが奇数の場合(ステップS65でN
O)、そのままの状態で用紙を排紙トレイ90に排出す
る(ステップS68、ステップS69)。変数mの値に
1を加算した後に(ステップS70)、ステップS55
へと戻る。一方、ジャムセンサ群201により紙詰まり
が検出された場合には(ステップS62でYES)、後
に説明するジャム処理(ステップS63)を実行した後
に、読取番号X=mに対応するページPの画像データを
画像メモリ30より読み出すと共に、ページPが奇数ペ
ージの場合には次のページの画像データを、または、ペ
ージPが偶数ページの場合には1つ前のページの画像の
データを画像メモリ30より読み出す。読み出した2ペ
ージ分の画像データに基づく画像を、給紙カセット70
又は71より供給する2枚の記録紙に印刷して、紙詰ま
りを起こした片面原稿と、その片面原稿の裏面に印刷さ
れるべき原稿画像を修復する(ステップS64)。な
お、該当する2ページの画像を1枚の記録紙の両面に印
刷して出力してもよい。なお、ステップS41におい
て、合成印刷を行う部数を3部以上設定できるようにし
てもよい。この場合、合成印刷を2部行った後に、給紙
カセット70又は71より記録紙の供給を行い、画像デ
ータより原稿の画像データを順に読み出し、記録紙の両
面に印刷する処理(通常の両面コピー処理)を残りの部
数だけ実行する。
【0013】(5-4)ジャム処理 図17は、ジャム処理(図9のステップS53)のフロ
ーチャートである。まず、操作パネル300上に設ける
液晶タッチパネル301に紙詰まりの発生を知らせるジ
ャムメッセージを表示して(ステップS100)、詰ま
った紙が取り除かれるのを待機する(ステップS101
でNO)。詰まった紙が取り除かれた場合(ステップS
101でYES)、液晶タッチパネル301の表示画面
を元に戻し(ステップS102)、リターンする。図1
0のステップS63において実行するジャム処理は、ス
テップS53で実行するジャム処理と同じであり、重複
した説明は省略する。
【0014】(6)合成印刷処理の結果 (6-1)偶数枚数の原稿を昇順又は降順で読み取った場合 (6-1-1)合成印刷部数が2部の場合 偶数枚数の片面原稿を昇順又は降順で読み取った場合で
あって、合成印刷を2部行う場合、制御部400は、読
取番号X=mにより特定されるページPの画像データを
画像メモリ30より順に読み出し、読み出した画像デー
タに基づく画像を、手差しトレイ91にセットされた原
稿の裏面に直接印刷する。例えば、6枚の片面原稿を昇
順で読み取った場合には、図18に示すように、ページ
P=1の片面原稿の裏面に、ページP=2の原稿画像を
直接印刷し、ページP=2の片面原稿の裏面にページP
=1の原稿画像を直接印刷する。ページP=3の片面原
稿の裏面にページP=4の原稿画像を直接印刷し、ペー
ジP=4の片面原稿の裏面にページP=3の原稿画像を
直接印刷する。ページP=5の片面原稿の裏面にページ
P=6の原稿画像を直接印刷し、ページP=6の片面原
稿の裏面にページP=5の原稿画像を直接印刷する。ペ
ージP=1,3,5の原稿は、排紙トレイ90に排出す
る。ページP=2,4,6の原稿は、表裏反転した後に
排紙トレイ94に排出する。これにより、片面原稿を無
駄にすることなく、記録紙を1枚も使用せずに、両面原
稿を2部形成することができる。
【0015】(6-1-2)合成印刷部数が1部の場合 偶数枚数の原稿を昇順又は降順で読み取った場合であっ
て、合成印刷を1部だけ行う場合には、制御部400
は、手差しトレイ91より供給される奇数ページの原稿
の裏面に対してのみ合成印刷を行う。例えば、6枚の片
面原稿を昇順で読み取った場合には、ページP=1,
3,5の原稿に対してのみ合成印刷を施し、これを排紙
トレイ90に排出する。ページP=2,4,6の原稿
は、合成印刷を施さずに、表裏反転した後に排紙トレイ
94に排出する。これにより、片面原稿を無駄にするこ
となく、記録紙を1枚も使用せずに、両面原稿を1部形
成することができる。
【0016】(6-2)奇数枚数の原稿を昇順で読み取った
場合 (6-2-1)合成印刷部数が2部の場合 奇数枚数の片面原稿を昇順で読み取った場合であって、
合成印刷を2部行う場合、読取番号X=mにより特定さ
れるページPの画像データを画像メモリ30より順に読
み出し、読み出した画像データに基づく画像を、手差し
トレイ91にセットする片面原稿の裏面に直接印刷す
る。なお、図8のステップS33において、最後に読み
取ったこととして追加した白紙原稿は、実際には存在し
ないため、給紙カセット70又は71より記録紙を供給
する。例えば、5枚の片面原稿を昇順で読み取った場合
には、図19に示すように、ページP=1の片面原稿の
裏面に、ページP=2の原稿画像を直接印刷し、ページ
P=2の片面原稿の裏面にページP=1の原稿画像を直
接印刷する。ページP=3の片面原稿の裏面にページP
=4の原稿画像を直接印刷し、ページP=4の片面原稿
の裏面にページP=3の原稿画像を直接印刷する。ペー
ジP=5の片面原稿の裏面にページP=6の白紙原稿を
直接印刷し、給紙カセット70または71より別途供給
したページP=6の白紙原稿にページP=5の原稿画像
を直接印刷する。ページP=1,3,5の原稿は、排紙
トレイ90に排出する。ページP=2,4,6の原稿
は、表裏反転した後に排紙トレイ94に排出する。これ
により、片面原稿を無駄にすることなく、記録紙を1枚
使用するだけで、両面原稿を2部形成することができ
る。
【0017】(6-2-2)合成印刷部数が1部の場合 奇数枚数の原稿を昇順で読み取った場合であって、合成
印刷を1部だけ行う場合には、制御部400は、手差し
トレイ91より供給される奇数ページの原稿の裏面に対
してのみ合成印刷を行う。この場合において、図8のス
テップS33において最後に読み取ったこととして追加
した白紙原稿は、実際には存在せず、かつ合成印刷も行
われないため、給紙処理は行わない。例えば、5枚の片
面原稿を昇順で読み取った場合には、ページP=1,
3,5の原稿に対してのみ、合成印刷を施し、これを排
紙トレイ90に排出する。ページP=2,4の原稿は、
合成印刷を施さずに、表裏反転した後に排紙トレイ94
に排出する。これにより片面原稿を無駄にすることな
く、記録紙を1枚も使用せずに、両面原稿を1部形成す
ることができる。
【0018】(6-3)奇数枚数の原稿を降順で読み取る場
合 (6-3-1)合成印刷部数が2部の場合 奇数枚数の片面原稿を降順で読み取った場合であって、
合成印刷を2部行う場合、まず、最初に、図8のステッ
プS33において、一番最初に読み込んだこととした白
紙原稿は、実際には存在しない。そこで、給紙カセット
70又は71より記録紙を供給し、読取番号X=0に対
応するページPの画像を合成印刷し、これを排紙トレイ
94に表裏反転して排出する。この後は、読取番号X=
mにより特定されるページPの画像データを画像メモリ
30より順に読み出し、読み出した画像データに基づく
画像を、手差しトレイ91にセットされた片面原稿の裏
面に直接印刷する。例えば、5枚の片面原稿を降順で読
み取った場合には、図20に示すように、給紙カセット
70又は71より別途供給したページP=6の白紙原稿
の裏面にページP=5の原稿画像を直接印刷する。そし
て、ページP=5の原稿の裏面にページP=6の白紙原
稿を直接印刷する。ページP=4の原稿の裏面にページ
P=3の原稿画像を直接印刷し、ページP=3の原稿の
裏面にページP=4の原稿画像を直接印刷する。ページ
P=2の原稿の裏面にページP=1の原稿画像を直接印
刷し、ページP=1の原稿の裏面に、ページP=2の原
稿画像を直接印刷する。ページP=5,3,1の原稿は
排紙トレイ90に排出する。ページP=6,4,2の原
稿は、表裏反転した後に排紙トレイ94に排出する。こ
れにより、片面原稿を無駄にすることなく、記録紙を1
枚使用するだけで、両面原稿を2部形成することができ
る。
【0019】(6-3-2)合成印刷部数が1部の場合 奇数枚数の原稿を降順で読み取った場合であって、合成
印刷を1部だけ行う場合には、制御部400は、手差し
トレイ91より供給される奇数ページの原稿の裏面に対
してのみ合成印刷を行う。この場合において、読取原稿
の数を偶数にするために一番最初に読み込んだこととす
る白紙原稿は、実際には存在せず、かつ合成印刷も行わ
れないため、給紙処理は行わない。例えば、5枚の片面
原稿を降順で読み取った場合には、ページP=5,3,
1に合成印刷を施し、これを排紙トレイ90に排出す
る。ページP=4,2の原稿は、合成印刷を施さずに、
表裏反転した後に排紙トレイ94に排出する。これによ
り片面原稿を無駄にすることなく、記録紙を1枚も使用
せずに、両面原稿を1部形成することができる。
【0020】以上のように、本複写機は、利用者が使用
する原稿の種類として、2枚以上の片面原稿からなる合
成原稿群を選択した場合、合成原稿群の画像を読み取っ
た後に、操作パネル300上に設ける液晶タッチパネル
の指示に従って、当該原稿群を手差しトレイ91にセッ
トすることで、片面原稿の裏面に対応する画像を直接印
刷して、両面コピーを1部又は2部形成するとができ
る。これにより、片面原稿を無駄にすることなく有効に
活用して、両面コピーを行うことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の画像形成装置では、読取手段に
より読み取った複数の片面原稿を、要求手段による要求
に従って、第1給紙手段にセットすることで、片面原稿
の裏面に対応する画像が印刷された両面原稿を得ること
ができる。また、好ましい構成の画像形成装置は、紙詰
まりが生じた場合に元の片面原稿を修復することができ
る。上記構成の画像形成装置を発明に係る方法で使用す
ることで、片面原稿を直接利用して、両面原稿の形成を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディジタル複写機の構成を示す図である。
【図2】 操作パネルの正面図である。
【図3】 複写機の制御系を示す図である。
【図4】 合成印刷モード設定時における合成印刷原稿
群の取り扱い方を説明する図である。
【図5】 合成印刷モード設定時における画像の印刷順
序を説明する図である。
【図6】 制御部の実行する制御処理のメインルーチン
のフローチャートである。
【図7】 キー入力処理のフローチャートである。
【図8】 合成処理のフローチャートである。
【図9】 合成処理のフローチャートである。
【図10】 合成処理のフローチャートである。
【図11】 原稿の読み取り順序を指定させる画面であ
る。
【図12】 (a)は原稿の読み取り順序が昇順の場
合、(b)は原稿の読み取り順序が降順の場合における
読取番号Xに対応するページPの値を示す図である。
【図13】 (a)は奇数枚数の原稿を昇順で読み取っ
た場合、(b)は奇数枚数の原稿を降順で読み取った場
合における、白紙原稿の追加と、読み取り番号Xに対応
するページPの値を示す図である。
【図14】 管理テーブルの書き換え処理の説明図であ
る。
【図15】 合成印刷原稿群の手差しトレイへのセット
方向を指定するための画面である。
【図16】 合成印刷を行う部数を指定させる画面であ
る。
【図17】 ジャム処理のフローチャートである。
【図18】 偶数枚数の原稿を昇順で読み取った場合に
おいて、(a)は合成印刷を2部以上行う場合に排出さ
れる用紙の状態を示し、(b)は、合成印刷を1部行う
場合に排出される用紙の状態を示す図である。
【図19】 奇数枚数の原稿を昇順で読み取る場合にお
ける合成印刷処理の結果を示す図である。
【図20】 奇数枚数の原稿を降順で読み取る場合にお
ける合成印刷処理の結果を示す図である。
【符号の説明】
1…自動原稿搬送装置 30…画像メモリ 70,71…給紙カセット 90,94…排紙トレイ 91…手差しトレイ 100…画像読み取り部 200…プリンタ部 201…ジャムセンサ群 300…操作パネル 301…液晶タッチパネル 400…制御部 401…ROM 402…RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の片面原稿の画像データを順に読み
    取る読取手段と、 読取手段により読み取った複数の片面原稿の画像データ
    を記憶する画像メモリと、 読取手段により読み取った複数の片面原稿を給紙する第
    1給紙手段と、 第1給紙手段より奇数枚目の片面原稿が給紙される場合
    には、この片面原稿の直後に読取手段が読み取った片面
    原稿の画像データを画像メモリから読み出し、偶数枚目
    の片面原稿が給紙される場合には、この片面原稿の1つ
    前に読取手段が読み取った片面原稿の画像データを画像
    メモリから読み出す制御手段と、 第1給紙手段により給紙される片面原稿の所定の面に、
    制御手段により画像メモリから読み出された画像データ
    に基づく画像を形成する画像形成手段とを備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、 紙詰まりを発生及びその回復を検出する検出手段と、 検出手段が紙詰まりの回復を検出した場合、画像形成手
    段に記録紙を給紙する第2給紙手段とを備え、 制御部は、第2給紙手段による給紙に応じて、紙詰まり
    を起こした片面原稿の画像データを画像メモリから読み
    出すと共に、紙詰まりを起こした片面原稿が第1給紙手
    段より奇数番目に給紙された片面原稿の場合には、この
    片面原稿の直後に読み取った片面原稿の画像データを画
    像メモリから読み出し、紙詰まりを起こした片面原稿が
    第1給紙手段より偶数番目に給紙された片面原稿の場合
    には、この原稿の1つ前に読み取った片面原稿の画像デ
    ータを画像メモリから読み出すことを特徴とする画像形
    成装置。
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