JPH10512779A - 吸引掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、空気流から塵および埃を分離する装置（２２）を含むハウジング（１２）を備える吸引掃除機（１０）であって、一続きの階段に設置できるように構成されているとともに、上記ハウジング（１２）が、上記吸引掃除機（１０）が一続きの階段上を上方に滑動することが容易となるように形造られた前端部（３２）を有する吸引掃除機（１０）を提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 吸引掃除機 本発明は、吸引掃除機、特に円筒型吸引掃除機に関するものである。 一続きの階段に安定に設置できるように設計された直立型あるいは円筒型の吸 引掃除機は、非常に少ない。英国特許６５８３２８号は、円筒形のハウジングの 下側に取り付けられたスキッド（車輪付き台）を有する円筒型機であって、上記 スキッドによって上記円筒型機を段鼻（階段の踏板の縁の突出部）に「引っ掛け られる」ことが可能となるようにスキッド内に配された切欠部を有する円筒型機 を開示している。これによれば、使用者が、両手を使って上記掃除機のホースあ るいは杖状管を動かすことができる。類似の改善された設計が、審査中である我 々の英国特許出願９４１７７４９．０号およびそれに対応するＰＣＴ出願ＰＣＴ ／ＧＢ９４／０２５７５号に記述されている。 上記従来技術の掃除機はどちらも、使用者によって掃除機全体を持ち上げて掃 除機を一続きの階段の他の使いやすい部分に置き直すことなく一続きの階段上を 上下に動かせるようには設計あるいは意図されていない。このことは、特に、使 用者が上記掃除機を置き直す間にホースあるいは杖状管をも一緒に持ち続けなけ ればならない場合に、面倒となることがある。上記掃除機は、掃除機本体を物理 的に持ち上げる必要なしに一続きの階段上を引きずり上げる、あるいは滑らせて 上げることができればより使いやすいであろうが、上記各従来技術の掃除機は、 引きずる、あるいは滑らせることが難しく、また、扱いにくいため、結果として 掃除機がガタガタと揺れる。このため、掃除機の動作が損なわれることがある。 本発明の目的は、一続きの階段上を容易に移動させることが可能な吸引掃除機 を提供することにある。 本発明によれば、請求項１に記載の吸引掃除機が提供される。本発明の有利な 特徴点は、従属請求項に記載している。 ハウジングの前端部を上記掃除機が一続きの階段上を上方へ滑動することが容 易となるように形造ることによって、上記掃除機の上方への滑動が、より円滑に 、かつ、揺れの少ないものとなり、それゆえ、そのような運動によって上記掃除 機を傷める可能性を最小化することができる。 ここで、本発明の実施形態について、以下の添付図面を参照して述べる。 図１は、一続きの階段に設置された本発明に係る吸引掃除機の側面図である。 図２ａ〜２ｄは、一続きの階段上を上方に滑らされたときの上記吸引掃除機の 位置を連続的に示す図である。 図３ａおよび３ｂは、一続きの階段に設置された本発明の第２の実施形態を示 す図である。 本発明に係る吸引掃除機を図１に示す。吸引掃除機１０は、本質的に、底板１ ４およびカバー１６を有するハウジング１２から構成されている。ホース１８は 、ハウジング１２のカバー１６に対してスイベル継手２０によって継合されてい る。ハウジング１２の内側には、塵埃分離装置２２、モータ２４、および継合手 段が配されており、これらは、上記吸引掃除機に対して、塵を含む空気をホース １８に沿ってハウジング１２内に吸い込み、塵および埃の粒子を空気流から分離 し、大気中へきれいな空気を排出するように動作させる。本機１０の内部の機能 は、本発明の本質的な部分を形成しないので、ここでは、さらに詳細には述べな いことにする。 カバー１２の底板１４は、階段の踏み板の段鼻を収容可能な凹部２６を含んで いる。審査中である我々の英国特許出願９４１７７４９．０号およびＰＣＴ出願 ＰＣＴ／ＧＢ９４／０２５７５号の主題を形成するこの形状により、本機１０は 、一続きの階段に安定した状態で設置できるようになっている。カバー１２の底 板１４は、互いに隣接した踏み板Ａ、Ｂ上に載っており、接触部２８ａ，２８ｂ で支持されている。 使用者の一部には、本機１０が使用中であるときに、単にホース１８を引くこ とによって一続きの階段上で本機１０を引きずり上げたいという要望がある。本 機１０が階段上を矢印３０の方向に滑動することを容易にするために、突起部あ るいは突起状部３２がハウジング１２の前端部に設けられている。突起部３２は 、ケーシング１２に対して前方へ突出し、かつ、カバー１２の底板１４の大部分 を形成する平面に対して上方へ傾き、使用者がホース１８に対して矢印３０の方 向に牽引力を加えたときに本機が現在載っているＡ、Ｂの最上段の直ぐ上の段Ｃ の段鼻に対して平滑な表面を向けるようになっている。本機１０は、矢印３０の 方向に沿って十分な牽引力が加えられれば一続きの階段上を上方へ引き上げられ るであろうが、突起部３２は、その形状によって本機１０の上方への円滑な移動 を容易にする。突起部３２の下面は、本機１０の前方部分を段Ｃの段鼻上へ円滑 に案内する表面を形成している。 図２ａ〜２ｄは、ホース１８に対して矢印３０の方向に上昇力が加えられたと きの本機１０の上昇動作を示している。図２ａには、図１に示した位置を再度示 しているが、ここでは、この位置を出発位置として説明する。接触部２８ａおよ び２８ｂは、階段の踏み板ＡおよびＢと接触している。突起部３２の最前部の先 端は、段Ｃの段鼻と接触または隣接している。 矢印３０の方向に沿った牽引力が加えられると、本機１０は、一続きの階段上 を上方へ移動する。接触部２８ａおよび２８ｂが段ＡおよびＢの踏み板との接触 位置から移動すると、本機は、段ＢおよびＣの段鼻と凹部２６の表面（あるいは ハウジング１２の底板１４の他の部分）との接触、および、段ＢおよびＣの段鼻 と突起部３２の下面との接触のそれぞれによって、段ＢおよびＣの段鼻上に支持 される。矢印３０の方向に沿った牽引が続けられると、本機１０は、凹部２６の 側面のいずれかにおいてハウジング１２の底板１４と接触して支持されるまで、 段ＢおよびＣの段鼻上をさらに上方へ移動する。最終的に、段Ｃの段鼻が凹部２ ６の少なくとも１つの壁と接触し、これにより接触部２８ａ、２８ｂが段Ｂおよ びＣの踏み板に接触する。矢印３０の方向に沿ってさらに移動すれば、接触部２ ８ａ、２８ｂを、段ＣおよびＢの段鼻から本機１０を安定して支持できる程度に 十分遠く離れて位置させることが確実にできるであろう。上記の新しい安定した 姿勢は、本機１０が段ＡおよびＢの代わりに段ＢおよびＣで支持されている以外 は、図２ａに示した姿勢と全く同じである。 図１および２に示した形態は、検討の余地があることが理解できるであろう。 本発明の代替の実施形態を図３ａおよび３ｂに示す。これらの図面では、本機１ ０’のハウジング１２’が、その裏側でスキー板状部またはそり状部１５’によ って閉じられている。スキー板状部またはそり状部１５’は、前方に延びるとと もに、その先が上方へ折曲されている突起部３２を有し、突起部３２は、本機１ ０’が現在載っている段の上隣りの段の段鼻と接触するように取り付けられてい る。スキー板状部またはそり状部１５’の後端部には、そり状部１５’に対して 旋回心軸で結合された突出部１７’がある。突出部１７’とスキッドまたはそり 状部１５’との間には、突出部１７’の自由端をスキー板状部またはそり状部１ ５’から離れる方向へ偏向させるスプリング１９’が配されている。 突出部１７’の使用目的は、本機１０’が階段上を下方へ滑るのを防ぐ制動装 置または止め具を設けることにある。停止位置では、図３ｂに示すように、突出 部１７’が、突出部１７’を止め具として利用可能な有効姿勢に偏向している。 突出部１７’は、使用時に、段踏み板と噛み合い、本機１０’が下方へ滑るのを 阻止するようになっている。突出部１７’は、望むなら、上記段踏み板を掴むよ うにして保持する手段を、例えば、犬釘、鉤爪、あるいはゴム足の形で含むこと が可能である。突起部３２’の上向きの傾斜を別とすれば、スキッドまたはそり 状部１５’の下面の残りは、平滑で、ほぼ平面である。 もし本機１０’を階段上で上方へ引きずるか滑らせることを望むなら、ホース １８’を牽引することによって上昇力を矢印３０’の方向に加えることができる 。本機は、その次に、本機１０’が現在載っている段の最上段のすぐ上の段の段 鼻に接触した状態で、矢印３０’の方向に沿って上方へ動く。突起部３２’がこ の段の段鼻を本機１０’のハウジング１２’の下面に案内するので、上方への動 きは、円滑であり、かつ、操作しやすい。突出部１７’は、段踏み板の段鼻を乗 り越えるときにスプリング１９’の偏りによって偏向するが、スプリング１９’ の動作は、同じく、突出部１７’が適切な段鼻を通り過ぎた直後に突出部１７’ を有効姿勢に戻す。その次に、使用者が本機１０’を新しい位置で保持すること に決めると、突出部１７’の自由端と下隣りの段踏み板との間の接触が、本機が それ以上少しでも下方へ滑ることを防止するであろう。 突出部１７’は、事実上、スキー板状部またはそり状部１５’のほぼ平らな部 分に沿ったどの点にでも配置することができることが理解できるであろう。特に 、突出部１７’は、本機１０’の前端部またはその近傍に配置してもよく、ある いは本機１０’の前端および後端の中間に配置してもよい。 添付図面に示す実施形態は、ハウジング１２，１２’が、ホース１８，１８’ を通して吸い込まれた空気流から塵および埃を分離するサイクロン手段を含むこ とを示している。これは、本発明の好ましい特徴点であって、本発明を限定する ものと解釈すべきではない。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年１月２３日 【補正内容】 明細書 吸引掃除機 本発明は、吸引掃除機、特に円筒型吸引掃除機に関するものである。 一続きの階段に安定に設置できるように設計された直立型あるいは円筒型の吸 引掃除機は、非常に少ない。英国特許６５８３２８号は、円筒形のハウジングの 下側に取り付けられたスキッド（車輪付き台）を有する円筒型機であって、上記 スキッドによって上記円筒型機を段鼻（階段の踏板の縁の突出部）に「引っ掛け られる」ことが可能となるようにスキッド内に配された切欠部を有する円筒型機 を開示している。これによれば、使用者が、両手を使って上記掃除機のホースあ るいは杖状管を動かすことができる。類似の改善された設計が、審査中である我 々の英国特許出願２２９２８８１Ａ号およびそれに対応するＰＣＴ出願ＷＯ９６ ／０７３５０号に記述されている。代替の設計が、ＤＥ−Ｕ−９３０２６４５号 に示されている。 上記従来技術の掃除機はいずれも、使用者によって掃除機全体を持ち上げて掃 除機を一続きの階段の他の使いやすい部分に置き直すことなく一続きの階段上を 上下に動かせるようには設計あるいは意図されていない。このことは、特に、使 用者が上記掃除機を置き直す間にホースあるいは杖状管をも一緒に持ち続けなけ ればならない場合に、面倒となることがある。上記掃除機は、掃除機本体を物理 的に持ち上げる必要なしに一続きの階段上を引きずり上げる、あるいは滑らせて 上げることができればより使いやすいであろうが、上記各従来技術の掃除機は、 引きずる、あるいは滑らせることが難しく、また、扱いにくいため、結果として 掃除機がガタガタと揺れる。このため、掃除機の動作が損なわれることがある。 ＵＳ ３０１５１２３号は、一続きの階段上を滑らせて上げられるか、あるい は引き上げられるよう意図された吸引掃除機を示しているが、上記掃除機の安定 性は、安全な使用には不十分である。 本発明の目的は、一続きの階段上を容易に移動させることが可能な吸引掃除機 を提供することにある。 本発明によれば、請求項１に記載の吸引掃除機が提供される。本発明の有利な 特徴点は、従属請求項に記載している。 ハウジングの前端部を、上記掃除機が一続きの階段上を上方へ滑動することが 容易となるように、階段の段鼻に対して平滑な傾斜した表面を向けるように適用 されている上方へ傾斜した突起部を含むように形造ることによって、上記掃除機 の上方への滑動が、より円滑に、かつ、揺れの少ないものとなり、それゆえ、そ のような運動によって上記掃除機を傷める可能性を最小化することができる。 ここで、本発明の実施形態について、以下の添付図面を参照して述べる。 図１は、一続きの階段に設置された本発明に係る吸引掃除機の側面図である。 図２ａ〜２ｄは、一続きの階段上を上方に滑らされたときの上記吸引掃除機の 位置を連続的に示す図である。 本発明に係る吸引掃除機を図１に示す。吸引掃除機１０は、本質的に、底板１ ４およびカバー１６を有するハウジング１２から構成されている。ホース１８は 、ハウジング１２のカバー１６に対してスイベル継手２０によって継合されてい る。ハウジング１２の内側には、塵埃分離装置２２、モータ２４、および継合手 段が配されており、これらは、上記吸引掃除機に対して、塵を含む空気をホース １８に沿ってハウジング１２内に吸い込み、塵および埃の粒子を空気流から分離 し、大気中へきれいな空気を排出するように動作させる。本機１０の内部の機能 は、本発明の本質的な部分を形成しないので、ここでは、さらに詳細には述べな いことにする。 カバー１２の底板１４は、階段の踏み板の段鼻を収容可能な凹部２６を含んで いる。審査中である我々の英国特許出願９４１７７４９．０号およびＰＣＴ出願 ＰＣＴ／ＧＢ９４／０２５７５号の主題を形成するこの形状により、本機１０は 、一続きの階段に安定した状態で設置できるようになっている。カバー１２の底 板１４は、互いに隣接した踏み板Ａ、Ｂ上に載っており、接触部２８ａ，２８ｂ で支持されている。 使用者の一部には、本機１０が使用中であるときに、単にホース１８を引くこ とによって一続きの階段上で本機１０を引きずり上げたいという要望がある。本 機１０が階段上を矢印３０の方向に滑動することを容易にするために、突起部あ るいは突起状部３２がハウジング１２の前端部に設けられている。突起部３２は 、ケーシング１２に対して前方へ突出し、かつ、カバー１２の底板１４の大部分 を形成する平面に対して上方へ傾き、使用者がホース１８に対して矢印３０の方 向に牽引力を加えたときに本機が現在載っているＡ、Ｂの最上段の直ぐ上の段Ｃ の段鼻に対して平滑な表面を向けるようになっている。本機１０は、矢印３０の 方向に沿って十分な牽引力が加えられれば一続きの階段上を上方へ引き上げられ るであろうが、突起部３２は、その形状によって本機１０の上方への円滑な移動 を容易にする。突起部３２の下面は、本機１０の前方部分を段Ｃの段鼻上へ円滑 に案内する表面を形成している。 図２ａ〜２ｄは、ホース１８に対して矢印３０の方向に上昇力が加えられたと きの本機１０の上昇動作を示している。図２ａには、図１に示した位置を再度示 しているが、ここでは、この位置を出発位置として説明する。接触部２８ａおよ び２８ｂは、階段の踏み板ＡおよびＢと接触している。突起部３２の最前部の先 端は、段Ｃの段鼻と接触または隣接している。 矢印３０の方向に沿った牽引力が加えられると、本機１０は、一続きの階段上 を上方へ移動する。接触部２８ａおよび２８ｂが段ＡおよびＢの踏み板との接触 位置から移動すると、本機は、段ＢおよびＣの段鼻と凹部２６の表面（あるいは ハウジング１２の底板１４の他の部分）との接触、および、段ＢおよびＣの段鼻 と突起部３２の下面との接触のそれぞれによって、段ＢおよびＣの段鼻上に支持 される。矢印３０の方向に沿った牽引が続けられると、本機１０は、凹部２６の 側面のいずれかにおいてハウジング１２の底板１４と接触して支持されるまで、 段ＢおよびＣの段鼻上をさらに上方へ移動する。最終的に、段Ｃの段鼻が凹部２ ６の少なくとも１つの壁と接触し、これにより接触部２８ａ、２８ｂが段Ｂおよ びＣの踏み板に接触する。矢印３０の方向に沿ってさらに移動すれば、接触部２ ８ａ、２８ｂを、段ＣおよびＢの段鼻から本機１０を安定して支持できる程度に 十分遠く離れて位置させることが確実にできるであろう。上記の新しい安定した 姿勢は、本機１０が段ＡおよびＢの代わりに段ＢおよびＣで支持されている以外 は、図２ａに示した姿勢と全く同じである。 添付図面に示す実施形態は、ハウジング１２，１２’が、ホース１８，１８’ を通して吸い込まれた空気流から塵および埃を分離するサイクロン手段を含むこ とを示している。これは、本発明の好ましい特徴点であって、本発明を限定する ものと解釈すべきではない。 請求の範囲 １．空気流から塵および埃を分離する装置（２２）を含むハウジング（１２） を備え、上記ハウジング（１２）の底板（１４）が、階段の段鼻を収容するため の上方へ延びる凹部（２６）と、２つの隣接した段踏み板（Ａ，Ｂ）と接触して 上記吸引掃除機を支持するために上記凹部（２６）の側面のいずれかに配された 接触部（２６，２８）とを含む吸引掃除機において、 上記ハウジング（１２）の前端部が、上記吸引掃除機が使用時に一続きの階段 上を上方へ滑動させられたときに、上記滑動を容易にするために階段の段鼻に対 して平滑な傾斜した表面（３４）を向けるように適用されている上方へ傾斜した 突起部（３２）を有することを特徴とする吸引掃除機。 ２．上記の平滑な傾斜した表面（３４）がほぼ平面である請求項１記載の吸引 掃除機。 ３．上方へ延びる凹部（２６）が、上方へ傾斜した突起部（３２）の平滑な傾 斜した表面（３４）に対してほぼ平行である後方へ傾斜した表面を有している請 求項２記載の吸引掃除機。 ４．空気流から塵および埃を分離する装置（２２）が、サイクロン型である前 出の各請求項のいずれかに記載の吸引掃除機。 ５．おおよそ添付図面を参照して先に記載した通りである吸引掃除機。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，Ｕ Ｇ)，ＵＡ(ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ )，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ， ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，Ｋ Ｇ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ， ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，Ｓ Ｉ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．空気流から塵および埃を分離する装置を含むハウジングを備える吸引掃除 機であって、一続きの階段に設置できるように構成されているとともに、上記ハ ウジングが、上記吸引掃除機が一続きの階段上を上方に滑動することが容易とな るように形造られた前端部を有する吸引掃除機。 ２．上記ハウジングの前端部が、上記吸引掃除機が使用時に一続きの階段上を 上方へ滑動させられたときに階段の段鼻に対して平滑な表面を向けるように適用 されている上方へ傾斜した突起部を有する請求項１記載の吸引掃除機。 ３．上記ハウジングの底板が、上記吸引掃除機を一続きの階段に設置可能とす るように構成されている請求項１または２に記載の吸引掃除機。 ４．上記ハウジングの底板が、階段の段鼻を収容するための上方へ延びる凹部 と、２つの隣接した段踏み板と接触して上記吸引掃除機を支持するために上記凹 部の側面のいずれかに配された接触部とを含む請求項３記載の吸引掃除機。 ５．上記突出部が、段踏み板と噛み合い、かつ、上記吸引掃除機が一続きの階 段上を下方へ滑ることを防ぐように設けられている前出の各請求項のいずれかに 記載の吸引掃除機。 ６．上記ハウジングの底板上に突出部が設けられている請求項５記載の吸引掃 除機。 ７．上記突出部が、上記吸引掃除機から、上記ハウジングの底板の大部分を形 成する平面に対して斜め方向に延びる有効姿勢と、上記ハウジングの底板の大部 分を形成する平面に対してほぼ平行である無効姿勢との間を動くことができるよ うになっている請求項５または６に記載の吸引掃除機。 ８．上記突出部が、有効姿勢に偏向されている請求項７記載の吸引掃除機。 ９．上記突出部が、上記吸引掃除機の後端部またはその近傍に配置されている 請求項５ないし８のいずれか１項に記載の吸引掃除機。 １０．上記突出部が、上記吸引掃除機のほぼ中央に配置されている請求項５な いし８のいずれか１項に記載の吸引掃除機。 １１．上記突出部が、上記ハウジングの後端部またはその近傍に配置されてい る請求項５ないし８のいずれか１項に記載の吸引掃除機。 １２．空気流から塵および埃を分離する装置が、サイクロン型である前出の各 請求項のいずれかに記載の吸引掃除機。 １３．おおよそ添付図面に示す実施形態のいずれかを参照して先に記載した通 りである吸引掃除機。