JPH10512721A

JPH10512721A - 移動通信システムにおけるインテリジェントネットワークサービスを作動させる方法および移動通信システム

Info

Publication number: JPH10512721A
Application number: JP8514344A
Authority: JP
Inventors: セッポヒュオターリ; ヴェリテュルクライネン
Original assignee: ノキアテレコミュニカシオンスオサケユキチュア
Priority date: 1994-11-01
Filing date: 1995-10-31
Publication date: 1998-12-02
Also published as: CN1166908A; NO972027D0; DE69533363T2; FI945151A; FI98971B; CA2203798A1; WO1996013949A1; NO320769B1; EP0789977B1; HK1002800A1; CN1096808C; FI945151A0; NO972027L; US6044264A; ES2224137T3; ATE273600T1; DE69533363D1; AU701814B2; FI98971C; EP0789977A1

Abstract

(57)【要約】本発明は、移動通信ネットワークおよび移動通信ネットワークにおいてインテリジェントネットワークサービスを作動させるための方法に関する。本発明においては、移動サービス交換センター（ＭＳＣ）は、インテリジェントネットワークのサービス交換ポイントとして動作する。移動サービス交換センターは、サービストリガを記憶する。これらサービストリガは、それらサービスのためのトリガ基準およびサービスコントロールポイント（ＳＣＰ）を訪れるために必要とされる情報とを備える。加入者データベース（ＨＬＲ）における移動加入者の加入者データには、１つまたはそれ以上のサービストリガを指示するインテリジェントネットワークサービストリガキーが与えられる。移動サービス交換センターが呼のセットアップ中に移動加入者のトリガキーを得るとき、この移動サービス交換センターは、キーによって指示されるサービストリガを作動させる。サービストリガのトリガ基準がその呼のあるフェーズで満足させられるとき、移動サービス交換センターは、そのサービストリガによって指示されるサービスコントロールポイント（ＳＣＰ）における各インテリジェントネットワークサービスをトリガする。

Description

【発明の詳細な説明】移動通信システムにおけるインテリジェントネットワークサービスを作動させる方法および移動通信システム発明の分野本発明は、少なくとも１つの移動交換センターと、移動加入者と、少なくとも１つの加入者データベースと、インテリジェントネットワークとを備えた移動通信システムに関するものである。そして、このインテリジェントネットワークは、少なくとも１つのサービス交換ポイントと、少なくとも１つのサービスコントロールポイントとを備えているものである。また、そのサービスコントロールポイントは、そのインテリジェントネットワークのデータベースおよびサービスロジックプログラムを備える。したがって、そのインテリジェントネットワークは、サービスコントロールポイントのうちの一つにおける各インテリジェントネットワークサービスを作動させるためのトリガ基準を各々が定める所定のサービストリガを含む。特に、本発明は、移動通信システムにおけるインテリジェントネットワークサービスを作動させることに関するものである。発明の背景通信ネットワークにおいては、インテリジェンスは、記憶データへのアクセス能力、記憶データを処理する能力およびデータに基づいて決定をなす能力に関連している。公衆電話網（ＰＳＴＮ）の如き現在の通信ネットワークでも、ある程度のインテリジェンスを有している。何故ならば、これらは、例えば、呼のルーティングに関して記憶データを処理することができるものであるからである。現代の通信ネットワークにおける典型的なインテリジェントファシリティは、呼の状態を分析して、コール再送の記憶サービスプロファイルに基づいてコール再送をルーティングする必要のある条件付きコール再送である。しかしながら、このようなインテリジェントファシリティは、基本ネットワークの一体部分であり、したがって、例えば、ファシリティの数を変更したり増大したりする場合においては、すべてのネットワーク交換機においてソフトウエア更新をする必要があるものであった。インテリジェントネットワーク（ＩＮ）は、基本ネットワークに組み込むことができ、且つサービスの実施および制御をより速く、より容易とし、より融通性のあるものとするネットワークアーキテクチャである。これは、サービスコントロールを、交換機からインテリジェントネットワークの別個の機能ユニットへ移すことによって達成されうる。こうすることにより、サービスを基本ネットワークのオペレーションとは独立して行なうことができ、また、サービスの数を変更したり増大するに際しても基本ネットワークの構成を変更したりソフトウエアを変更したりする必要がなくなる。実際のネットワークオペレータに加えて、インテリジェントネットワークは、いくつかのサービスプロバイダーを含みうる。固定ネットワークにおいては、近年、インテリジェントネットワークの標準化が急速に行われている。インテリジェントネットワークの標準として、ＣＣＩＴＴＱ．１２９０およびｐｒＥＴＳ３００３７４−１，Intelligent Networ k Capability Set１（ＣＳ１）がある。これらの標準は、インテリジェントネットワークのための特定の機能およびヒエラルキーモデルを定めている。このモデルにおいては、サービスコントロールは、基本ネットワークの交換機からインテリジェントネットワークのサービスコントロールポイント（ＳＣＰ）へと移されている。ＳＣＰは、データベースおよびサービスロジックプログラム（ＳＬＰ）、すなわち、特定のプログラム（サービスロジック）のロジック構造を満たすコンピュータプログラムを備える。インテリジェントネットワークサービスは、サービス形成環境（ＳＣＥ）と称される特殊イクイップメントを用いて、形成され、テストされ、取り下げられる。サービス管理機能（ＳＭＦ）は、サービス特定情報およびサービスプログラムを含むデータベースにおける加入者およびネットワーク情報の管理のために使用される。サービス交換ポイント（ＳＳＰ）は、サービス交換機能（ＳＳＦ）、換言するならば、インテリジェントネットワークサービスの認識およびサービスコントロールポイントＳＣＰとの相互作用の作動を満たす交換機、例えば、基本ネットワークの交換機である。インテリジェントネットワークサービスを認識し作動させるために、インテリジェントネットワークは、インテリジェントネットワークサービスの作動のために使用されるトリガ基準を各々が定めるサービスのための所定のトリガを含む。トリガ基準は、例えば、ＥＴＳＩＣＳ１呼モデルによる検出ポイント（ＤＰ）、呼ルーティングのフェーズを含む。その検出ポイントは、呼処理に関連した事象である。もし、トリガによって定められたトリガ基準が満足される場合には、そのインテリジェントネットワークサービスが、そのトリガによって定められたＳＣＰにおいて作動させられる。前述したように、固定通信ネットワークについては、インテリジェントネットワーク標準が開発されている。しかしながら、移動通信ネットワークについては同様の標準化はなされていない。例えば、移動加入者がネットワークにおいて固定アクセスポイントを有していないような移動通信ネットワークにおいて、ＥＴＳＩＣＳ１型のインテリジェントネットワーク機能を実施することは難しい。しかしながら、移動通信ネットワークのどの部分においても、インテリジェントネットワークサービスを使用する移動加入者を認識し、各移動加入者のサービスおよびトリガに関する情報を持つ等という必要はありうることである。このために、すぐに、移動通信ネットワーク内で大量のデータファイルおよび／または大量のデータ伝送要件が必要となってきてしまう。発明の概要本発明の目的は、移動通信ネットワークにおいて簡単な仕方でインテリジェントネットワーク機能を実施することである。本発明の別の目的は、移動通信ネットワークにおいて、そのネットワークへのローディングを出来るだけ少なくして、インテリジェントネットワークサービスを作動させることである。これは、少なくとも１つの移動交換センターと、移動加入者と、少なくとも１つの加入者データベースと、インテリジェントネットワークとを備えた移動通信システムであって、該インテリジェントネットワークは、少なくとも１つのサービス交換ポイントと、少なくとも１つのサービスコントロールポイントとを備えており、該サービスコントロールポイントは、インテリジェントネットワークのデータベースおよびサービスロジックプログラムを備えており、インテリジェントネットワークは、サービスコントロールポイントの一つにおいて各インテリジェントネットワークサービスを作動させるためのトリガ基準を各々が定めている所定のサービストリガを含むような移動通信システムによって、達成される。本発明の移動通信システムは、次の点を特徴としている。すなわち、移動サービス交換センターは、インテリジェントネットワークのサービス交換ポイントとして動作し、サービスコントロールポイントは、移動サービス交換センターとは独立して機能ユニットとして実施され、インテリジェントネットワークインターフェイスおよびインテリジェントネットワークプロトコルを用いて移動サービス交換センターと通信し、前記少なくとも１つの加入者データベースにおけるインテリジェントネットワークサービスに対して資格付けられた移動加入者の加入者データは、１つまたはそれ以上のサービストリガを指示するサービストリガキーを含み、移動サービス交換センターは、呼セットアップ中に移動加入者のサービストリガキーに応答して、該トリガキーによって指示された１つまたはそれ以上のトリガを検索し、且つそのトリガのトリガ基準が満たされているときには、サービスコントロールポイントの一つにおける前記検索されたトリガに対応するインテリジェントネットワークサービスをトリガする。本発明は、また、移動通信ネットワークにおいてインテリジェントネットワークサービスを作動させる方法であって、前記移動通信ネットワークは、少なくとも１つの移動交換センターと、移動加入者と、少なくとも１つの加入者データベースと、インテリジェントネットワークとを備えており、該インテリジェントネットワークは、少なくとも１つのサービス交換ポイントと、少なくとも１つのサービスコントロールポイントとを備えており、該サービスコントロールポイントは、インテリジェントネットワークのデータベースおよびサービスロジックプログラムを備えており、サービスコントロールポイントの一つにおける各インテリジェントネットワークサービスを作動させるためのトリガ基準を各々が定めている所定のサービストリガをインテリジェントネットワークに維持する段階を含むような方法において、インテリジェントネットワークサービスに対して資格付けられた移動加入者に１つまたはそれ以上のサービストリガを指示するトリガキーを与え、前記トリガキーによって作動させられうるように、移動サービス交換センターにトリガを維持し、移動加入者のトリガキーによって指示されたトリガのうちのどれかを、インテリジェントネットワーク呼に関連して移動サービス交換センターにおいて作動させ、前記トリガのトリガ基準が移動サービス交換センターにおいて満たされるときには、サービスコントロールポイントの一つにおいてそのトリガに対応するインテリジェントネットワークサービスをトリガすることを特徴とする方法にも関する。本発明は、インテリジェントネットワークサービスのための交換ポイントとして移動サービス交換センターを利用し、移動通信ネットワークのユーザがサービスとは独立した仕方でインテリジェントネットワークサービスに対してアクセスできるようにする。移動サービス交換センターは、インテリジェントネットワークおよび通信プロトコルの標準インターフェイスを用いて、サービスコントロールポイントと通信する。移動サービス交換センターは、インテリジェントネットワークサービスを必要とする呼を認識し、特定のサービスを知る必要なしにサービスコントロールポイントにおけるインテリジェントネットワークサービスを作動させることができる。移動サービス交換センターは、サービスコントロールポイントからの命令にしたがって実行されるインテリジェントネットワークの基本機能のセットをマスターする。移動サービス交換センターは、サービスのためのトリガを記憶する。これらトリガは、サービスのためのトリガ基準およびサービスコントロールポイントへ入るために必要とされる情報を備える。移動加入者の加入者データには、インテリジェントネットワークサービスのためのトリガキーが割り当てられており、このトリガキーは、サービスのための１つまたはそれ以上のトリガを指示する。移動サービス交換センターが呼のセットアップ中に移動加入者のトリガキーを得るとき、この移動サービス交換センターは、そのキーによって指示されたトリガを作動させる。その呼のあるフェーズでそのトリガのトリガ条件が満足されたときに、移動サービス交換センターは、そのトリガによって指示されたサービスコントロールポイントにおけるそのトリガによって指示されたインテリジェントネットワークサービスをトリガする。本発明によれば、インテリジェントネットワーク機能によって生ぜしめられるシグナリングロードは増大しない。何故ならば、移動通信ネットワークにおいて、例えば、数値でありうる加入者のトリガキーを転送するだけでよいからである。この新しいパラメータは、移動通信ネットワークにおいてそのときに伝送されている加入者データに容易に含ませうる。トリガキーの各値は、１つのサービスパッケージを指示しており、すなわち、インテリジェントネットワークのトリガ、またはトリガの組合せを指示している。使用するトリガは、比較的に少なく限定された数である。したがって、トリガキーの値は、所望のサービスパッケージに依存しており、数人の加入者に対して同じでありうる。その結果として、移動サービス交換センターは、加入者特定サービスデータの代わりに、比較的に少ない限定された数のトリガを記憶するだけでよい。それらの中で、移動加入者のトリガが、トリガキーを用いて選択される。トリガ基準、サービスコントロールポイントのアドレスおよびサービスの認識のために使用されるサービスキーだけがそのトリガを実際のインテリジェントネットワークサービスに関連付けるので、インテリジェントネットワークサービスの認識および作動のための移動サービス交換センターの動作は、本質的に、そのサービスとは独立している。サービスプロバイダーは、移動サービス交換センターに記憶されているトリガを変更せずに、サービスを変更しうる。新しいサービスパッケージは、それに対して所望のトリガキーを指示する自由トリガキー値を割り当て、且つ移動サービス交換センターにその割り当ておよびそのあり得る新しいトリガを通知することによって、加えられうる。図面の簡単な説明次に、添付図面に基づいて、本発明をより詳細に説明する。第１図は、本発明による移動通信システムの概略図である。第２図は、本発明による移動通信システムにおけるＣＳ−１ＩＮアーキテクチャーを例示するブロック図である。第３図は、トリガキー、サービスパッケージおよびトリガの間の相互関係を例示する図である。第４図、第５図および第６図は、ＶＭＳＣにおける移動発呼およびＶＭＳＣまたはＧＭＳＣにおける移動着呼に本発明によるトリガキーを使用する例を示す事象図である。発明の好ましい実施例原理的に、本発明は、パンヨーロッパ移動通信システムＧＳＭ(Global System for Mobile Communications)、ＮＭＴ（Nordic Mobile Telephone）、ＤＣＳ１８００（Digital Communication System）、ＰＣＮ（Personal Cornmunication Network）、ＵＭＣ（Universal Mobile Communication）、ＵＭＴＳ（Universal Mobile Telecommunication System）、ＦＰＬＭＴＳ（Future Public Land Mo bile Telecommunication System）等の如き任意の移動通信システムに適用されうる。ここでは、ＧＳＭシテムが本発明の好ましい実施例を説明するための例として使用されるのであるが、本発明をこれに限定しようとするものではない。第１図は、ＧＳＭシステムの基本要素を非常に簡単に例示しており、そのシステムの要素の特性や他の領域については示していない。ＧＳＭシステムのより詳細な説明については、ＧＳＭリコメンデーションおよび「The GSM System for Mobile Co mmunications」（M．Mouly＆M．Pauter，Palaiseau，France，1992，ISBN:2-950 7190-0-7）を参照されたい。移動サービス交換センターＭＳＣは、着呼および発呼の交換を取り扱う。これは、公衆電話網（ＰＳＴＮ）の交換機の機能と類似の機能を実行する。これらに加えて、移動サービス交換センターＭＳＣは、ネットワークの加入者レジスタと協働して加入者位置管理の如き移動通信のみの機能特性をも実行する。移動通信ネットワークとＰＳＴＮ、ＰＳＰＤＮおよびＩＳＤＮの如き他の通信ネットワークとの間の呼は、ゲートウエイサービス交換センターＧＭＳＣを介してルーティングされる。移動ステーションＭＳは、ベースステーションシステムによってセンターＭＳＣに接続される。ベースステーションシステムは、ベースステーションコントローラＢＳＣおよびベースステーションＢＴＳからなる。加入者レジスタとして、ＧＳＭシステムは、ホーム位置レジスタＨＬＲおよびビジター位置レジスタＶＬＲを含む。移動加入者の加入者データは、ホーム位置レジスタＨＬＲに恒久的に維持される。加入者データは、その移動加入者が訪れているビジター位置レジスタＶＬＲへ一時的にコピーされる。典型的には、各移動サービス交換センターＭＳＣに対して１つのＶＬＲがある。ＶＬＲおよびＭＳＣは、略号ＶＭＳＣとして示される１つのユニットとして実現されうる。本発明によれば、インテリジェントネットワーク機能は、移動サービス交換センターＶＭＳＣがサービス交換ポイントＳＳＰとして機能し、サービスロジックおよびデータを備えるサービスコントロールポイントＳＣＰが別個の機能ユニットとして交換機の外となるように、移動通信システムに組み込まれる。第２図にしたがって、ＳＣＰは、データベースＤＢおよびサービスロジックプログラムＳＬＰ、すなわち、特定のサービスのロジック構造（サービスロジック）を満たすコンピュータプログラムを備える。第２図において、ＳＣＰは、ｎ個のサービスロジックプログラムＳＬＰを備える。さらに、ＳＣＰは、サービスコントロール機能ＳＣＦおよび移動サービス交換センターＶＭＳＣおよびＧＭＳＣと通信するためのＣＯＲＥＩＮＡＰプロトコルソフトウエアを備える。インテリジェントネットワークの他の機能ユニットは、ＳＣＰへ接続されている。インテリジェントネットワークサービスは、サービス形成環境ＳＣＥとされた特殊イクイップメントを用いて形成され、テストされ、取り下げられる。サービス管理システムＳＭＳは、サービス特定情報およびサービスプログラムを含むデータベースにおけるユーザおよびネットワークに関する情報を制御するために使用される。移動サービス交換センターＶＭＳＣは、サービス交換機能ＳＳＦを満たすサービス交換ポイントＳＳＰとして機能し、ユーザがサービスとは独立した仕方でインテリジェントネットワークサービスにアクセスできるようにする。ＶＭＳＣ／ＳＳＰは、インテリジェントネットワークサービスを要求している呼を認識することができる。このような呼は、ＶＭＳＣエリアに位置する移動加入者ＭＳにおいて、または、公衆電話網ＰＳＴＮにおいて、または、構内交換機ＰＢＸにおいて発しうるものである。インテリジェントネットワーク呼は、インテリジェントネットワークサービスの結果として、移動加入者、または、公衆電話網ＰＳＴＮ、または、構内交換機ＰＢＸの方へとルーティングされうる。分かりやすくするために、第２図は、移動サービス交換センターＶＭＳＣにおける、本発明を説明するために必要な機能ブロックのみを示している。しかしながら、ＶＭＳＣが、ここに示されていない多くの他のユニットを備えているものであることは、当業者には明らかであろう。本発明が適用される適当な商業的移動サービス交換センターは、ノキアテレコミュニケーションズによって製造されているＤＸ２００ＭＳＣである。第２図によれば、ＶＭＳＣ／ＳＳＰは、呼制御機能ＣＣＦ、サービス交換機能ＳＳＦ、特殊リソース機能ＳＲＦ、ビジター位置レジスタＶＬＲおよびＭＡＰプロトコルソフトウエアを備えている。ＣＣＦは、移動通信ネットワークの通常呼制御を処理し、インテリジェントネットワーク呼を認識して、ＳＳＦに所定の呼フェーズを知らせる。ＣＣＦおよびＳＦＦは、内部インターフェイスを使用して通信する。特殊リソース機能ＳＲＦは、ＤＴＭＦ（ジュアルトーン多重周波数）コードの報知および受信の如きユーザ相互作用機能を処理する。ＳＳＦは、あるサービスのためのトリガを記憶し、トリガ基準が満たされるときに、後述するように、ＳＣＰにおける所望のインテリジェントネットワークサービスを作動させる。ＶＭＳＣ／ＳＳＰは、また、ＳＳＦがインテリジェントネットワークの標準インターフェイスおよび標準プロトコルを用いてＳＣＰと通信するのに使用するＣＯＲＥＩＮＡＰプロトコルソフトウエアをも備えている。ＩＮＡＰプロトコルは、文書 prETS300 374-1,1 Intelligent Network(IN); Intelligent Network Capability Set１(CS1)，Core Intelligent Network Application Protocol(IN AP)，Part 1，Protocol Specifcation に記述されている。ＭＡＰ（Mobile Appl ication Part）プロトコルは、呼制御機能ＣＣＦと、ビジター位置レジスタＶＬＲと、ホーム位置レジスタＨＬＲとの間の通信を処理する。分かりやすくするために、第１図および第２図は、１つのＶＭＳＣ／ＳＳＰおよびＳＣＰのみを示しているが、移動通信ネットワークには、このようなユニットが所望の任意の数あるものである。例えば、インテリジェントネットワークサービスの各プロバイダーは、それ自身のＳＣＰを有しうる。ＣＯＲＥＩＮＡＰプロトコルは、種々のユニットを互いに接続するのに使用されうるオープンインターフェイスを構成する。また、ゲートウエイ移動サービス交換センターＧＭＳＣは、前述したようなＶＭＳＣ／ＳＳＰ型のものであり得て、さらに、他の通信ネットワークへのゲートウエイを構成する。典型的には、インテリジェントネットワークサービスは、加入者によって埋め合わされるべきいくつかの補足的特徴を提供する。したがって、インテリジェントネットワークサービスの取扱いは、すべての呼に含まれるものでないことは明らかである。インテリジェントネットワーク呼取扱い能力は、ＳＳＰにおけるＣＣＦ能力およびＳＣＰを加えることにより増大されうるＳＣＰ能力に依存している。本発明が支援しうる典型的なＩＮサービスは、例えば、仮想構内ネットワークＶＰＮ、番号変換サービス、個人番号ＰＮ、フリーテレホンサービスＦＰＨ、プレミアレートサービスＰＲＭ、発呼スクリーニングＯＣＳ、着呼スクリーニングＴＳＣ等である。インテリジェントネットワークサービスの認識および作動のために、インテリジェントネットワークは、そのサービスのための所定のトリガを含む。これらトリガは、インテリジェントネットワークサービスの作動のために使用されるトリガ基準を定めている。本発明によれば、トリガレコードを備えるトリガファイルが、ＳＳＦブロックにおける移動サービス交換センターＶＭＳＣに記憶される。１つのレコードは、特定のＳＣＰにおいて特定のＩＮサービスを作動させるために必要とされる定義を備える。トリガレコードは、例えば、次のフィールドを備える。 −サービスキーＣＯＲＥＩＮＡＰオペレーションにおいてＳＣＰへ送られるサービスの識別（例えば、初期ＤＰ） −トリガ状態オン／オフトリガは、トリガレコードを削除することなく一時的にディスエーブルされうる。 −検出ポイント（ＤＰ）これは、サービスがトリガされる基本呼状態モデルＢＣＳＭにおける検出ポイントＤＰを定める。 −ＳＣＰアドレスソースこれは、呼制御ポイントがＳＣＰアドレスを見出す場所を指示する。可能性：トリガレコード／Ａ番号／Ｂ番号における −ＳＣＰアドレスこれは、ＳＣＰアドレスソース＝“トリガレコードにおいて”である場合に使用される。 −トリガ優先順位トリガには、１６個の優先順位のうちの一つが与えられるている。もし、同じ検出ポイントＤＰにおいていくつかのトリガがある場合には、それらトリガは、その優先順位の順にトリガされる。 −トリガ基準の型トリガ決定に影響する外部条件これらは、例えば、ノン／コーズ受信数字のコード／番号／特定数字ストリング／タイマー満了 −トリガ基準の間の論理オペレータアンド／オア −トリガ基準 −故障アクティビィティＳＣＰ質問なしの継続呼または報知付き解除呼本発明の好ましい実施例においては、インテリジェントネットワークは、１つまたはそれ以上のサービスからなる所定のサービスパッケージを備える。したがって、移動サービス交換センターＶＭＳＣのブロックＳＳＦは、また、各々がサービスパッケージに含まれたものに対応するサービスを有したトリガレコードへのポインタを備えたサービスパッケージレコードを維持している。移動サービス交換センターＭＳＣがインテリジェントネットワークサービスを必要としている呼を認識し且つそのサービスのための正しいトリガを作動させることができるようにするために、新しいパラメータ、すなわち、加入者ベーストリガキーが、移動加入者の加入者データに形成される。このトリガキーは、どのＩＮサービスがその移動加入者に対して用意されたかを指示する。各加入者は、数値型の１つのトリガキーのみを有しうる。各トリガキー値は、あるサービスに対して１つまたはそれ以上のトリガを、直接的に、または、所望のサービスに対するトリガを備えるサービスパッケージに関連して、指示する。第３図は、後者の状態を例示している。先ず、１つのトリガ／複数のトリガが形成され、それから、１つのサービスパッケージ／複数のサービスパッケージが形成される。その後、そのサービスパッケージを指示するトリガキーが形成されうる。そのトリガキーには、そのトリガキーがその移動加入者によって使用されないことを指示する値が与えられうる。ＧＳＭシステムにおいて、トリガキーは、ホーム位置レジスタＨＬＲのデータベースにおける移動加入者データに形成される。データベースにおけるその値は、人間−マシン言語のコマンドによって吟味され変更されうる。トリガキーおよび他の加入者データは、ＭＡＰプロトコルを用いて、ホーム位置レジスタＨＬＲからビジター位置レジスタＶＬＲへと、例えば、位置更新に関連して転送されうる。したがって、トリガキーの転送において、ＧＳＭシステムの補足サービスによって使用される方法は、そのＩＮサービスに対して補足サービスコードを割り当てることによって、使用される。ＶＬＲは、それが将来ありうる使用のためにＨＬＲから得たトリガキーを、他の加入者データと共に、記憶する。トリガキーは、移動発呼（ＭＯＣ）および移動着呼（ＭＴＣ）の両方におけるインテリジェントネットワークサービスの作動のために使用される。ＭＴＣ呼においては、インテリジェントネットワークサービスのトリガが、ゲートウエイＭＳＣ（ＧＭＳＣ）またはＶＭＳＣにおいて行われることがありうる。次に、第４図、第５図および第６図を用いて３つの状態を例示する。第４図は、移動ＭＳ発呼における本発明によるトリガキーの使用を説明している。最初に、移動サービス交換センターＶＭＳＣのビジター位置レジスタＶＬＲは、最初の移動ステーションがその位置をＶＬＲに対して更新するときに、そのＶＬＲエリア内に現在位置している移動加入者の加入者データにおける移動加入者のホーム位置レジスタＨＬＲから得たトリガキー値を記憶していると仮定する。加入者が移動ステーションＭＳから呼を発するとき（ステップ１）、移動サービス交換センターＶＭＳＣ／ＳＳＰの呼制御ＣＣは、ＶＬＲから移動加入者の加入者データを要求する（ステップ２）。ＶＬＲは、あるメッセージ、例えば、ＣＯＭＰＬＥＴＥ＿ＣＡＬＬでもって応答し、トリガキーを呼制御へと転送する（ステップ３）。呼制御ＣＣは、そのトリガキーを突き止め、サービス交換機能ＳＳＦにそのトリガキーを知らせる（ステップ４）。ＳＳＦは、与えられたサービスキー値に対応するサービスパッケージを指示するメモリにおけるそれらのＩＮサービストリガを作動させる（ステップ５）。別の仕方としては、ＳＳＦは、トリガキー値が１つのトリガまたはいくつかのトリガ群を直接的に指示するトリガテーブルとしてそのメモリにおけるトリガを有することがありうる。これに続いて、呼制御ＣＣは、呼処理に関連した事象であり、ＥＴＳＩＣＳ＿１の検出ポイントＤＰであるフェーズに達するまでは、呼セットアップを続ける。ＣＣは、ＳＳＦにこの遭遇した検出ポイントＤＰを知らせる（ステップ６）。ＳＳＦは、この検出ポイントＤＰに対してアクティブなトリガがセットされたかどうかをチェックする。もし、この検出ポイントＤＰに対するアクティブなトリガがない場合には、ＩＮサービスはトリガされる必要はなく、ＣＣは、呼セットアップを続ける。もし、この検出ポイントＤＰに対してアクティブなトリガが見出される場合には、ＳＳＦは、そのトリガに含まれたトリガ基準をチェックする（ステップ７）。もし、そのトリガに含まれたトリガ基準が満足されている場合には、ＳＳＦは、そのトリガが与えているアドレスを有するサービス制御ポイントＳＣＰにおけるトリガに対応するＩＮサービスを作動させる(ステップ８)。そのＩＮサービスは、そのトリガにおけるサービスキーによって決定される。ＳＣＰは、そのサービスが必要とするように応答する（ステップ９）。さらに、サービスは、ＳＣＰとＳＳＦとの間の付加的な通信を必要とするかもしれない。別の仕方として、ＳＣＰは、呼セットアップに関係したステップ９における命令を移動サービス交換センターＶＭＳＣ／ＳＳＰへ送ることがある。ＳＳＦは、それら命令を呼制御ＣＣへ送り（ステップ９）、必要な呼制御機能、例えば、呼送りを実行する（ステップ１１）。ステップ９〜１１は、インテリジェントネットワークモデルの通常の原理にて実行され得るので、これらについて、ここで、これ以上詳述する必要はない。第５図は、移動着呼（ＭＴＣ）における本発明によるトリガキーの使用を例示している。最初に、また、そのエリア内の移動加入者のトリガキー値を記憶していると仮定する。その値は、任意の前のフェーズでＨＬＲから得られたものである。移動サービス交換センターＶＭＳＣ／ＳＳＰは、ＭＴＣ呼を受信する（ステップ１）。呼制御ＣＣは、ＶＬＲから呼ばれている移動加入者の加入者データを要求し（ステップ２）、応答メッセージにおいて、移動加入者のトリガキー値を受ける（ステップ３）。これに続いて、移動サービス交換センターは、第４図におけるように、トリガキーを使用する。換言するならば、ＣＣは、ＳＳＦに、そのトリガキー値を知らせる（ステップ４）。そして、ＳＳＦは、対応するトリガを作動させる（ステップ５）。これに続いて、ＣＣは、ＢＣＳＭモデルの検出ポイントＤＰである呼フェーズに出会う毎に、ＳＳＦに通知し（ステップ６）、したがって、ＳＳＦは、それらトリガにおいて必要なチェックを行い（ステップ７）、そして、もし、必要ならば、ＳＣＰにおけるＩＮサービスを作動させる（ステップ８）。作動されるＩＮサービスには、ＳＣＰからＳＳＦへの応答メッセージの送信（ステップ９）およびそれに続く移動サービス交換センターＶＭＳＣにおける呼制御メジャーが含まれうる。第６図は、ゲートウエイ移動サービス交換センターＧＭＳＣにおいて移動ＭＳ着呼（ＭＴＣ）における本発明によるトリガキーの使用を例示している。トリガキー値は、ホーム位置レジスタＨＬＲデータベースにおける移動加入者の加入者データにて決定されていると仮定する。そのゲートウエイ機能を除いてＶＭＳＣ／ＳＳＰと同様の本発明による構造を有するゲートウエイ移動サービス交換センターＧＭＳＣは、ＭＴＣ呼を受信する（ステップ１）。ＧＭＳＣ呼制御ＣＣは、ＭＡＰプロトコルを使用することにより、移動加入者のホーム位置レジスタＨＬＲへのルーティング情報問い合わせを行う（ステップ２）。問い合わせメッセージは、インテリジェントネットワークサービス交換ポイントＳＳＰとして機能するＧＭＳＣ能力に関する情報を含みうる。ＨＬＲは、移動加入者の加入者データを検索し、トリガキー値が移動着呼ＭＴＣに対して定められたものであるか否かをチェックする（ステップ３）。もし、このようなトリガキー値が存在しない場合には、ＨＬＲは、移動通信ネットワークの通常の手順によって処理を行い、その結果、ＨＬＲは、通常のルーティング情報を要求ＧＭＳＣへ送る。もし、移動加入者がその移動着呼ＭＴＣに対して定められたトリガキー値を有しているとＨＬＲが検出する場合には、ＨＬＲは、通常手順から外れて、その要求ＧＭＳＣがインテリジェントネットワークのサービス交換ポイントＳＳＰであるか否かをチェックする。このような情報片は、ルーティング情報要求メッセージによって与えられる。もし、ＧＭＳＣがＳＳＰでない場合には、ＨＬＲは、通常の手順にしたがって処理する。もし、ＧＭＳＣがＳＳＰである場合には、ＨＬＲは、トリガキー値をＧＭＳＣ／ＳＳＰセンターへと戻す（ステップ４）。呼制御ＣＣは、そのトリガキーに対応するトリガを作動するＳＳＦへトリガキー値を知らせる（ステップ６）。ＣＣは、ＢＣＳＭ呼モデルの検出ポイントＤＰに出会うまで呼制御を続け、呼制御ＣＣは、ＳＳＦにその検出ポイントＤＰを知らせる（ステップ７）。ＳＳＦは、第４図および第５図に関して行ったように、トリガに関するチェックを行い（ステップ８）、必要な場合には、ＳＣＰにおけるインテリジェントネットワークサービスを作動させる（ステップ９）。作動されたサービスは、移動サービス交換センターＧＭＳＣにおけるＳＣＰからの応答（ステップ１０）および呼制御手順の両方を必要とすることがある（ステップ１１および１２）。作動されたサービスは、通常の仕方でのルーティングを継続しうるようにするようなものでありうる。このような場合において、ＧＳＭＣは、ＨＬＲから新しいルーティング情報を要求しなければならない。ＨＬＲの通常のオペレーションは、このような状態においては、例えば、新しい問い合わせから、ＧＭＳＣがＳＳＰであるという情報を除くことによって、確認されうる。前述の説明では、ＣＳ−１ＢＣＳＭ呼モデルについてであった。呼をモデル化する必要があるのは、ＩＮサービスを制御しうるようにするためには、ＳＣＰが実時間にて呼のフェーズを知らなければならないからである。モデル化により、ＳＳＰおよびＳＣＰの両者は、呼フェーズおよびＳＣＰがその呼に影響を持つかもしれない相互作用ポイント、すなわち、検出ポイントＤＰを明確に知る。呼の試みが検出ポイントＤＰに進むとき、ＭＳＣ／ＳＳＰは、次の場合においてＳＣＰ問い合わせを行う。 −ＤＰは、トリガ検出ポイント（ＴＤＰ）であり、トリガ基準が満足されている。 −または、ＤＰは、ＳＣＰが関係する事象検出ポイント（ＥＤＰ）である。ＳＣＰは、ＥＤＰが呼毎に報告されるように命ずる。ＥＤＰの２つの型、すなわち、“リクエスト”と、“ノーティフィケーション ”とがある。ＳＳＰが型“リクエスト”の検出ポイントＤＰにおけるＳＣＰ問い合わせをなすとき、その呼の取扱いは中断され、ＳＣＰからの応答を待つ必要がある。移動発呼ＭＯＣの場合には、ＥＴＳＩＣＳ−１ＯＢＣＳＭ呼モデル（発呼基本呼状態モデル）の次のＴＤＰが使用される。 −ＴＤＰ２：Ｃｏｌｌｅｃｔｅｄ＿ＩｎｆｏこのＴＤＰにおいて、ＭＳＣ／ＳＳＰは、ＭＳ、ＰＢＸ、またはトランクラインから呼セットアップメッセージを受信する。ＭＯＣの場合には、基本サービスの識別、許可およびチェックが、このＤＰに入る前に行われる。ＴＤＰ２における主トリガ基準は、加入者データに含まれている呼パーティーのＩＮカテゴリに基づいている。 −ＴＤＰ３：Ａｎａｌｙｚｅｄ＿ＩｎｆｏこのＴＤＰにおいて、ＭＳＣは、数字分析を行うが、呼は、まだルーティングされていない。チャージング分析が行われる。主トリガ基準は、分析されたＢ番号を含む。移動着呼ＭＴＣの場合には、本発明により使用できないＥＴＳＩＣＳ−１ＴＢＳＣＭ（着呼基本呼状態モデル）呼モデルのＴＤＰは、次のようである。 −ＴＤＰ１２：Ｔｅｒｍ＿Ａｔｔｅｍｐｔ＿ＡｕｔｈｏｒｉｚｅｄこのＴＤＰにおいては、ＭＳＣがＭＳを識別し、確証し、ページングする。主トリガ基準は、移動終端サービスのＩＮカテゴリである。添付図面およびこれに関連してなした説明は、本発明を単に例示しようとしているだけのものである。ここに説明したシステムおよび方法は、本請求の範囲および精神から逸脱せずに、変形修正されうるものである。例えば、移動サービス交換センターは、また、入来シグナリングファイルまたは交換機の補足的サービス情報において、呼ばれている加入者の数字分析に基づいて、移動加入者のトリガキーを受信しうる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ【要約の続き】（ＳＣＰ）における各インテリジェントネットワークサービスをトリガする。

Claims

【特許請求の範囲】１．少なくとも１つの移動交換センター（ＭＳＣ、ＧＭＳＣ）と、移動加入者と、少なくとも１つの加入者データベース（ＨＬＲ、ＶＬＲ）と、インテリジェントネットワークとを備えた移動通信システムであって、該インテリジェントネットワークは、少なくとも１つのサービス交換ポイント（ＳＳＰ）と、少なくとも１つのサービスコントロールポイント（ＳＣＰ）とを備えており、該サービスコントロールポイントは、インテリジェントネットワークのデータベースおよびサービスロジックプログラム（ＳＬＰ）を備えており、インテリジェントネットワークは、サービスコントロールポイントの一つにおいて各インテリジェントネットワークサービスを作動させるためのトリガ基準を各々が定めている所定のサービストリガを含むような移動通信システムにおいて、前記移動サービス交換センター（ＭＳＣ、ＧＭＳＣ）は、前記インテリジェントネットワークの前記サービス交換ポイント（ＳＳＰ）として動作し、前記サービスコントロールポイント（ＳＣＰ）は、前記移動サービス交換センターとは独立して機能ユニットとして実施され、インテリジェントネットワークインターフェイスおよびインテリジェントネットワークプロトコル（ＣｏｒｅＩＮＡＰ）を用いて前記移動サービス交換センターと通信し、前記少なくとも１つの加入者データベース（ＨＬＲ、ＶＬＲ）におけるインテリジェントネットワークサービスに対して資格付けられた移動加入者の加入者データは、１つまたはそれ以上のサービストリガを指示するサービストリガキーを含み、前記移動サービス交換センターは、呼セットアップ中に前記移動加入者のサービストリガキーに応答して、該トリガキーによって指示された１つまたはそれ以上のトリガを検索し、且つそのトリガのトリガ基準が満たされているときには、サービスコントロールポイント（ＳＣＰ）の一つにおける前記検索されたトリガに対応するインテリジェントネットワークサービスをトリガするように構成されていることを特徴とする移動通信システム。２．前記移動サービス交換センター（ＭＳＣ、ＧＭＳＣ）は、各トリガキーが１つまたはそれ以上のトリガを指示しているようなテーブルの形におけるインテリジェントネットワークのトリガおよびトリガキーを備える請求項１記載の移動通信システム。３．前記インテリジェントネットワークにおける１つまたはそれ以上のサービスに対する所定のサービスパッケージがあり、各パッケージは、専用トリガキーを有している請求項１または２記載の移動通信システム。４．前記移動サービス交換センターは、インテリジェントネットワーク呼を処理する呼制御ポイント（ＣＣＰ）と、標準インテリジェントネットワークプロトコル（ＩＮＡＰ）を使用して前記サービスコントロールポイント（ＳＣＰ）と通信し且つ内部インターフェイスを使用して呼制御と通信する能力を有したサービス交換機能（ＳＳＦ）とを備えている請求項１または２または３記載の移動通信システム。５．移動通信ネットワークにおいてインテリジェントネットワークサービスを作動させる方法であって、前記移動通信ネットワークは、少なくとも１つの移動交換センターと、移動加入者と、少なくとも１つの加入者データベースと、インテリジェントネットワークとを備えており、該インテリジェントネットワークは、少なくとも１つのサービス交換ポイントと、少なくとも１つのサービスコントロールポイントとを備えており、該サービスコントロールポイントは、インテリジェントネットワークのデータベースおよびサービスロジックプログラムを備えており、サービスコントロールポイントの一つにおける各インテリジェントネットワークサービスを作動させるためのトリガ基準を各々が定めている所定のサービストリガをインテリジェントネットワークに維持する段階を含むような方法において、インテリジェントネットワークサービスに対して資格付けられた移動加入者に１つまたはそれ以上のサービストリガを指示するトリガキーを与え、前記トリガキーによって作動させられうるように、移動サービス交換センターにトリガを維持し、移動加入者のトリガキーによって指示されたトリガのうちのどれかを、インテリジェントネットワーク呼に関連して移動サービス交換センターにおいて作動させ、前記トリガのトリガ基準が移動サービス交換センターにおいて満たされるときには、サービスコントロールポイントの一つにおいてそのトリガに対応するインテリジェントネットワークサービスをトリガすることを特徴とする方法。６．入来シグナリングファイルまたは構内交換機の補足的サービス情報において、呼ばれた加入者のディレクトリ番号の分析の結果として移動加入者のトリガキーを、移動サービス交換センターで得るような請求項５記載の方法。７．前記少なくとも１つの加入者データベースの加入者データにおいてインテリジェントネットワークサービスに資格付けられた移動加入者のトリガキーを記憶し、前記少なくとも１つの加入者データベースからトリガキーを呼のセットアップ中に移動サービス交換センターへ転送し、前記トリガキーが指示するトリガを移動サービス交換センターにおいて作動させ、前記移動サービス交換センターにおいて前記トリガ基準ば満足されているときに、特定のサービスコントロールポイントの一つにおいてトリガに対応するインテリジェントネットワークサービスをトリガするような請求項５記載の方法。８．移動発呼におけるインテリジェントネットワークサービスの作動は、移動加入者によって呼のセットアップが開始され、移動サービス交換センターによって加入者データベースに対する問合せが行われ、応答において前記加入者データベースからトリガキーを前記移動サービス交換センターへと送り、前記トリガキーによって指示されるトリガを前記移動サービス交換センターによって作動させ、前記移動サービス交換センターにおいて前記トリガ基準が満たされているときに、特定のサービスコントロールポイントの一つにおける前記トリガに対応するインテリジェントネットワークサービスを前記移動サービス交換センターによってトリガすることによって行われるような請求項７記載の方法。９．移動着呼におけるインテリジェントネットワークサービスの作動は、前記移動サービス交換センターで移動着呼を受信し、加入者データベースに対する問合せを、前記移動サービス交換センターによって行い、応答において前記移動サービス交換センターへ加入者データベースからトリガキーを送り、該トリガキーによって指示されるトリガを前記移動サービス交換センターによって作動させ、前記移動サービス交換センターにおいて前記トリガ基準が満たされているときに、サービスコントロールポイントのうちの一つにおける前記トリガに対応するインテリジェントネットワークサービスを前記移動サービス交換センターによってトリガすることによって行われるような請求項７記載の方法。 10．前記移動通信ネットワークのゲートウエイ移動サービス交換センターにおける移動着呼のインテリジェントネットワークサービスの作動は、前記移動着呼を前記ゲートウエイ移動サービス交換センターで受信し、加入者データベースへのルーティング情報の問合せを前記ゲートウエイ移動サービス交換センターによって行い、前記移動加入者の加入者データにおけるトリガキーを前記加入者データベースによって検出し、該トリガキーを、前記ルーティング情報の代わりに、前記加入者データベースから前記ゲートウエイ移動サービス交換センターへと送り、前記トリガキーによって指示されたトリガを前記ゲートウエイ移動サービス交換センターによって作動させ、前記ゲートウエイ移動サービス交換センターにおいて前記トリガ基準が満足されているときに、特定のサービスコントロールポイントにおける前記トリガに対応するインテリジェントネットワークサービスを前記ゲートウエイ移動サービス交換センターによってトリガすることによって行われるような請求項５記載の方法。 11．前記ルーティング情報問合せにおいて、前記ゲートウエイ移動サービス交換センターが前記インテリジェントネットワークの前記サービス交換ポイントとして機能することができるか否かについての情報を転送し、もし、それが前記インテリジェントネットワークの前記サービス交換ポイントとして機能することができる場合には、前記加入者データベースからトリガキーを前記ゲートウエイ移動サービス交換センターへ送るような請求項１０記載の方法。 12．前記トリガは、サービスのコントロールポイントと、サービスキーと、トリガ優先順位と、そのサービスが作動されうる呼モデル検出ポイントと、トリガ基準とを含む請求項５から１１のうちのいずれかに記載の方法。 13．前記移動サービス交換センターによって前記呼モデルの検出ポイントを検出し、前記移動サービス交換センターにより、アクティブなトリガが使用されているか否かおよび前記トリガ基準が満足されているか否かのチェックを行い、もし、前記トリガ基準が満足されている場合には、前記サービスコントロールポイントへ作動メッセージを送ることによって、前記インテリジェントネットワークサービスを前記移動サービス交換センターにより作動させるような請求項１２記載の方法。 14．前記トリガキーによってインデックスされるトリガテーブルの形にて前記移動サービス交換センターにおけるトリガを記憶し、前記トリガキーによって指示されるトリガテーブルにおけるトリガを検索することにより、それらトリガを作動させるような請求項５記載の方法。 15．所定のサービスパッケージを含み、該各パッケージは、１つまたはそれ以上のインテリジェントネットワークサービスからなり、且つ専用トリガキーを有しているような請求項５記載の方法。 16．移動通信ネットワークの加入者データベースは、少なくとも１つのホーム位置レジスタおよび少なくとも１つのビジター位置レジスタを備えており、位置更新中に、前記ホーム位置レジスタから前記ビジター位置レジスタへトリガキーを転送するような請求項５記載の方法。