JPH10511993A - アラミド組成物 - Google Patents
アラミド組成物Info
- Publication number
- JPH10511993A JPH10511993A JP8515531A JP51553196A JPH10511993A JP H10511993 A JPH10511993 A JP H10511993A JP 8515531 A JP8515531 A JP 8515531A JP 51553196 A JP51553196 A JP 51553196A JP H10511993 A JPH10511993 A JP H10511993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- added
- minutes
- aramid
- mmol
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/78—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products
- D01F6/80—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products from copolyamides
- D01F6/805—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products from copolyamides from aromatic copolyamides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G69/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
- C08G69/02—Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
- C08G69/26—Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
- C08G69/32—Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids from aromatic diamines and aromatic dicarboxylic acids with both amino and carboxylic groups aromatically bound
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/78—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products
- D01F6/80—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products from copolyamides
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2913—Rod, strand, filament or fiber
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polyamides (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本質的にp−フェニレンジアミン、テレフタル酸、3,3’−ビ安息香酸、及び場合によりクロロテレフタル酸から誘導される繰り返し単位から成るアラミド組成物を開示する。アラミドは繊維として特に有用であり、それは延伸の後、通常向上した引張弾性率及び強度を有し、それはロープ及びケーブルにおいて、ならびに複合材料においてアラミドを特に有用なものとしている。
Description
【発明の詳細な説明】
アラミド組成物
発明の分野
本発明は、その繰り返し単位がp−フェニレンジアミン、テレフタル酸、3,
3’−ビ安息香酸及び場合によりクロロテレフタル酸から誘導されるアラミドポ
リマーに関する。
技術的背景
芳香族ポリアミド又はアラミドは多様な用途に、特に繊維として有用である。
これらのポリマーのいくつかは高い強度、弾性率、耐熱性などを有する。かくし
て優れた物理的性質の組み合わせを有するアラミドが常に求められている。これ
は通常、繰り返し単位の新しい組み合わせを有するアラミドの製造を意味する。
米国特許第4,172,938号はそのような典型的な特許であり、アラミド
として有用な種々の繰り返し単位につき記載している。本明細書に開示されてい
る特別なアラミドは記載されていない。
発明の概略
本発明は本質的に約5〜約50モルパーセントの繰り返し単位
及び0〜約25モルパーセントの繰り返し単位
を含み、
が残りの単位であるアラミドに関する。
発明の詳細
本明細書に開示されているのは、2つの必須の繰り返し単位及び場合による繰
り返し単位を含むアラミドである。単位(I)は3,3’−ビ安息香酸及びp−
フェニレンジアミン(PPD)から誘導され、場合による単位(II)はクロロ
テレフタル酸及びPPDから誘導され、単位(III)はテレフタル酸及びPP
Dから誘導される。好ましいアラミドの場合、単位(I)は存在する繰り返し単
位の約10〜約25モルパーセントであり、及び/又は単位(II)は0〜約1
5モルパーセント、より好ましくは0モルパーセントである。繰り返し単位(I
II)はアラミドの残りを補う。
繰り返し単位は形式的には種々の芳香族ジカルボン酸及びPPDから誘導され
るが、アラミド自身は通常ジカルボン酸の反応性同等物、最も典型的にはアシル
クロリドから作られる。ポリマーはアラミドの製造に関する熟練者に周知の方法
により作ることができ、例えば米国特許第3,
673,143号及び本明細書の実施例を参照されたい。
本明細書におけるアラミドが少なくとも2.5か又はそれ以上(硫酸中で0.
5%の濃度において)、より好ましくは3.0か又はそれ以上、特に好ましくは
3.5か又はそれ以上のインヒーレント粘度を有するとしたら、それが好ましい
。熟練者により理解される通り、ポリマー中の末端基は、カルボキシル又はアミ
ノのいずれかが重合の間に過剰に存在したら、又はわざわざ加えられる連鎖停止
剤から誘導されることができたら、又は重合法における外来の不純物から誘導さ
れることができたら、そのいずれであることもできる。
これらのアラミドは特に繊維の形態において優れた物理的性質を有する。驚く
べきことに、製造されたままのこれらのアラミドの繊維を延伸することができ、
延伸された繊維は非延伸繊維より高い引張弾性率及び引張強度という優れた性質
の組み合わせを有することが多い。そのような延伸及びアラミドの性質は実施例
に記載されている。これは本発明のアラミドをロープ及びケーブルにおいて、な
らびに熱可塑性プラスチック又は熱硬化性樹脂との複合材料における強化剤とし
て特に有用なものとしている。
示差走査熱量測定(DSC)分析の場合、ポリマーは第1の加熱サイクルで1
0℃/分において周囲温度から410℃に加熱され、次いで周囲温度に冷却され
た。第2の加熱において、アラミドは10℃/分で650℃に加熱された。熱重
量分析(TGA)の場合、20℃/分の加熱速度を用いた。
テレフタロイルクロリド(TCl)は蒸留するか(90℃、0.1mmHg)
、又は受け取ったまま使用した。3,3’−ビフェニルジカル
ボン酸ジメチルは、I.Colon and D.R.Kelsey,J.Or g.Chem.
,51,2627−2637(1986)により記載のニッケル
及び還元性金属によるアリールクロリドの一般的カップリングを介して、又は日
本特許出願03−2279に記載の、乾燥メタノール中のアルカリ土類金属炭酸
塩の存在下におけるパラジウム−触媒アリールハライドカップリングに関する一
般的方法により製造した。3,3’−ビフェニルジカルボン酸は、Corey
et al.,Tetrahedron Lett.,3529(1977)に
より記載の一般的方法に従い、メタノール/H2O混合物中でLiOHを用いた
3,3’−ビフェニルジカルボン酸ジメチルの加水分解を介して製造した。酸ク
ロリドへの転化は、触媒的DMFを用いて還流チオニルクロリド中で行った。す
べての重合反応は乾燥窒素又はアルゴン雰囲気下で行った。無水1−メチル−2
−ピロリジノン(NMP)は活性化ふるい上で保存した。赤外分光分析はNic
olet 60SX FTIR分光光度計において行った。主赤外ピークを波数
(cm-1)として記録する。熱重量分析は2950 TGA TA装置において
行った。示差走査熱量測定は、2910 DSC TA装置において行った。マ
ルチフィラメント繊維はRheometer Spinning Unit又は
Microspinning Unitにおいて紡糸した。
紡糸液の製造及び紡糸の一般的方法
紡糸液の製造前にポリマーは終夜乾燥した(100℃、真空炉)。二重らせん
Atlanticミキサーを組み立て、80℃に加熱し、N2で2時間パージし
、室温に冷却した。室温のミキサーに、ドライアイス/アセトン浴を用いて硫酸
「雪」を生ずるまで冷却された(−63℃)
100%H2SO4を加えた。乾燥ポリマーを酸雪に加え、ゆっくり室温にしなが
ら撹拌した。粘性となるまで混合物を加熱し(約60〜80℃)、単相紡糸液を
得た。紡糸液を真空下で脱気し、N2流を用いて紡糸セル中に移し、次いでエア
ギャップ紡糸した(air−gap spun)。集めた繊維試料を中性になる
まで水に浸した。他に記載されなければ1”のフィラメント試料につき引張測定
を行った。繊維試料は、熱いピン(hot pin)上で手で延伸することによ
り熱−処理した。延伸はパーセンテージとして算出した。
実施例1
炉乾燥された重合がま中に7.78g(70.1ミリモル)の塩化カルシウム
(N2下で400℃において乾燥)及び95.1gの無水NMPを加えた。重合
がまには、エア−駆動(air−driven)かご型撹拌機及び窒素パージが
備えられていた。懸濁液を75℃に1時間加熱して塩の溶解を助けた。混合物を
室温に冷却し、5.347g(49.45ミリモル)のPPDを装填し、PPD
の溶解が完了するまで撹拌した。アミン溶液を0℃に冷却し、次いで1.384
g(4.958ミリモル)の3,3’−ビフェニルジカルボニルクロリド及び1
.844g(9.083ミリモル)のTClの混合物を加え、0℃において4.
75分間撹拌した。氷浴を除去し、撹拌を10.75分間続けた。懸濁液に7.
217g(35.55ミリモル)のTClを加えた。撹拌速度を中から高に変え
た。1.5分後に混合物はゲル化し、6分後に小片が生ずるまで増粘し続けた。
ポリマーを3x200mLのH2O、100mLの1.4%NaOH、2x20
0mLのH2O、100mLのアセトン及び3x200mLのH2Oで洗浄した。
固体を乾燥し(100℃、
20in.Hg)、12.03gのポリマーを得た。ηinh=2.79dL/g
(0.5%、H2SO4)。ポリマーはNMP/CaCl2に可溶性であり(0.
5%固体)、4%LiCl/DMAcにわずかに可溶性である。酢酸エチル、ア
セトン、エタノール又はジクロロメタンにおけるポリマーの明白な可溶性は観察
されなかった。熱重量分析(TGA)はN2中で487℃において、及び空気中
で477℃において初期重量損失を示す。示差走査熱量測定(DSC)は分解の
前に熱的現象を示さない。
実施例2
炉乾燥された重合がま中に15.45g(0.139モル)の塩化カルシウム
及び188.12gの無水NMPを加えた。重合がまには、エア−駆動かご型撹
拌機及び窒素パージが備えられていた。懸濁液を75℃に3.25時間加熱して
塩の溶解を助けた。混合物を室温に冷却し、10.601g(98.03ミリモ
ル)のPPDを装填し、PPDの溶解が完了するまで撹拌した。室温で2.75
4g(9.83ミリモル)の3,3’−ビフェニルジカルボニルクロリドを加え
、20秒間撹拌し、5.000g(24.63ミリモル)のTClを加えた。撹
拌を17.5分間続けた。混合物に12.962g(63.85ミリモル)のT
Clを加えた。1分後に撹拌速度を中から高に変え、その時点でゲルが生じた。
酸クロリドの添加の完了後、160秒で小片が生じた。小片の生成の後10分間
、撹拌を続けた。ポリマーを3x500mLのH2O、300mLの1.4%N
aOH、2x500mLのH2O、300mLのアセトン及び2x400mLの
H2Oで洗浄した。固体を乾燥し(100℃、20in.Hg)、24.05g
のポリマーを得た。ηinh=
4.18dL/g(0.5%、H2SO4)。IR(KBr)3288,3035
,1653,1648,1608,1545,1512,1491,1406,
1316。
実施例3
Atlanticミキサーを組み立て、80℃に加熱し、N2を用いて2時間
パージし、室温に冷却し、N2下に保存した。ミキサーに93.5gの硫酸(1
00%)を加えた。酸をドライアセトン/アセトン浴において冷却し(−61℃
)、酸「雪」を得;、雪に22.5gのPPD−T/3,3’−BB(90/1
0)ポリマー小片、(ηinh=4.11dL/g)を加えた。室温にゆっくり温
めながら固体を1時間撹拌した。ミキサーを73℃に加熱し、0.75時間撹拌
し、80℃に加熱し、真空下で1.25時間撹拌した。粘性の黄色の紡糸液を紡
糸セルに移し、75〜80℃で繊維に紡糸した。集められた繊維試料を中性にな
るまでH2Oに浸した。繊維試料を表1に示す種々の条件下で製造した。紡糸さ
れたままのフィラメントの性質(5回の破断値の平均)を括弧内の1回の最高破
断値と共に表2に示す。繊維のηinh=3.31dL/g。延伸されたフィラメ
ントの性質を表3に示す。
実施例4
炉乾燥された重合がま中に7.79g(70.02ミリモル)の塩化カルシウ
ム及び95.1gの無水NMPを加えた。重合がまには、エア−駆動かご型撹拌
機及び窒素パージが備えられていた。懸濁液を75℃に加熱して塩の溶解を助け
た。混合物を室温に冷却し、5.347g(49.45ミリモル)のPPDを加
え、PPDの溶解が完了するまで撹拌した。アミン溶液を0℃に冷却し、次いで
1.384g(4.958ミリモル)の3,3’−BBClを加えた。9.3分
間撹拌した後、1.117g(4.704ミリモル)のClTClを加え、次い
で追加の0.095g(0.400ミリモル)のClTClを3分間で加えた。
混合物を0℃においてさらに13分間撹拌し、2.005g(9.88ミリモル
)のTClを加え、3分間撹拌し、6.048g(29.79ミリモル)のTC
lを加えた。2分後に反応混合物はゲル化し、さらに10分後に乾燥小片が生じ
た。小片の生成後10分間、ポリマーを撹拌し、10分間、撹拌せずに放置し、
次いで3x200mLのH2Oで洗浄し、200mLのH2O中で終夜放置し、3
x200mLのH2O、100mLの1.4%NaOH、2x200mLのH2O
、100mLのアセトン及び3x200mLのH2Oで洗浄した。固体を乾燥し
(100℃、20in.Hg)、11.73gのポリマーを得た。ηinh=3.
40(0.5%、H2SO4)。ポリマーはNMP/CaCl2に可溶性であり(
0.5%固体)、4%LiCl/DMAcにわずかに可溶性である。酢酸エチル
、アセトン、エタノール又はジクロロメタンにおける明白なポリマーの可溶性は
観察されなかった。熱重量分析(TGA)はN2中で474℃において、及び空
気中で465℃において初期重量損失を示す。示差走査熱量測定(DSC)は分
解の前に熱的現象を示さない。
実施例5
炉乾燥された重合がま中に7.79g(70.02ミリモル)の塩化カルシウ
ム及び95.0gの無水NMPを加えた。重合がまには、エア−駆動かご型撹拌
機及び窒素パージが備えられていた。懸濁液を75℃に加熱して塩の溶解を助け
た。混合物を室温に冷却し、5.342g(49.40ミリモル)のPPDを加
え、PPDの溶解が完了するまで撹拌した。アミン溶液を0℃に冷却し、次いで
1.383g(4.95ミリモル)の3,3’−BBClを加えた。1分後に氷
浴を除去し、5
分後に重合がまを冷却に戻し、次いで3.3’−BBClの添加の16分後に1
.179g(4.97ミリモル)のClTClを加えた。混合物を0℃において
さらに9分間撹拌し、2.00g(9.88ミリモル)のTClを加え、5.5
分間撹拌し、6.047g(29.79ミリモル)のTClを加えた。3分後に
反応混合物はゲル化し、さらに4.5分後に乾燥小片が生じた。小片の生成後1
2分間、ポリマーを撹拌し、17分間、撹拌せずに放置し、次いで3x250m
LのH2O、250mLの1.4%NaOH、2x250mLのH2O、200m
Lのアセトン及び2x250mLのH2Oで洗浄した。固体を乾燥し(100℃
、20in.Hg)、12.01gのポリマーを得た。ηinh=3.88(0.
5%、H2SO4)。IR(KBr)3286,3030,1653,1648,
1608,1545,1513,1405,1314。
実施例6
Atlanticミキサーを組み立て、80℃に加熱し、N2を用いて2時間
パージし、室温に冷却した。ミキサーに87.4gの硫酸(100%)を加えた
。酸をドライアセトン/アセトン浴において冷却し(−63℃)、酸「雪」を得
;、雪に21.0gのPPD−T/3,3’−BB/ClT(80/10/10
)ポリマー小片、(ηinh=3.79)を加えた。室温にゆっくり温めながら固
体を30分間撹拌した。真空下でミキサーを65℃に加熱し、30分間撹拌し、
70℃に加熱し、30分間撹拌し、75℃に加熱し、30分間撹拌し、80℃に
加熱し、0.8時間撹拌した。ミキサーにN2を満たし、次いで紡糸液をN2圧を
用いて紡糸セルに移した。集められた繊維試料を中性になるまでH2Oに浸した
。繊維試料を表4に示す種々の条件下で製造した。紡糸された
ままのフィラメントの性質(5回の破断値の平均)を括弧内の最高の靭性のレベ
ルと共に表5に示す。繊維のηinh=2.69dL/g。延伸されたフィラメン
トの性質を表6に示す。
実施例7
炉乾燥された重合がま中に15.44g(0.1391モル)の塩化カルシウ
ム及び188gの無水NMPを加えた。重合がまには、エア−駆動かご型撹拌機
及び窒素パージが備えられていた。懸濁液を75℃に加熱して塩の溶解を助けた
。混合物を室温に冷却し、10.600g(98.02ミリモル)のPPDを装
填し、PPDの溶解が完了するまで撹拌した。アミン溶液を0℃に冷却し、次い
で1.371g(4.91ミリモル)の3,3’−BBClを加えた。混合物を
9分間撹拌し、次いで1.168g(4.92ミリモル)のClTClをシリン
ジを介して加えた。9分後に氷浴を除去し、6.000g(29.55ミモル)
のTClを加えた。5分後に11.955g(58.89ミリモル)のTClを
加えた。試薬の添加の完了後3分でゲルが生成され;次の3分以内にゲルは増粘
し、小片を生じた。小片を10分間撹拌し、5x500mL及び400mLのH2
Oで洗浄した。試料を取り出し、乾燥し(100℃、20in.Hg)、1.
18gのポリマー、ηinh=3.54(0.5%、H2SO4)を得た。残りのポ
リマーを500mLのH2O、500mLのアセトン及び3x500mLのH2O
で洗浄し、追加の2
0.55gのポリマー、ηinh=3.56(0.5%、H2SO4)を得た。
実施例8
Atlanticミキサーを組み立て、80℃に加熱し、N2を用いて2時間
パージし、室温に冷却した。ミキサーに85.0gの硫酸(100%)を加えた
。酸をドライアセトン/アセトン浴において冷却し(−60℃)、酸「雪」を得
;、雪に20.46gのPPD−T/3,3’−BB/ClT(90/5/5)
ポリマー小片、(ηinh=3.56)を加えた。室温にゆっくり温めながら固体
を30分間撹拌した。ミキサーを71℃に加熱し、N2下で1時間撹拌した。7
1℃で0.8時間撹拌を続けながら混合物を真空に引いた。温度を75℃に上げ
、真空下で0.3時間撹拌した。混合物にN2を満たし、N2圧を用いて紡糸セル
に移した。繊維試料を表7に示す種々の条件下で製造した。紡糸されたままのフ
ィラメントの性質(5回の破断値の平均)を括弧内の最高の靭性のレベルと共に
表8に示す。繊維のηinh=2.89dL/g。延伸されたフィラメントの性質
を表9に示す。
実施例9
炉乾燥された重合がま中に14.58g(0.131モル)の塩化カルシウム
及び177.47gの無水NMPを加えた。重合がまには、エア−駆動かご型撹
拌機及び窒素パージが備えられていた。懸濁液を75℃に加熱して塩の溶解を助
けた。混合物を室温に冷却し、10.000g(92.47ミリモル)のPPD
を装填し、PPDの溶解が完了するまで撹拌し、次いで3.881g(4.91
ミリモル)の3,3’−BBClを加えた。反応混合物に1.100g(4.6
3ミリモル)のClTCl、15.057g(74.17ミリモル)の約1/3
のTCl、
及び次いで残りのTClを加えた。テレフタロイルクロリドの添加の完了後30
秒で乳光が生じ、ゲル生成(90秒)及び乾燥小片(505秒)が続いた。小片
を3x300mLのH2O、300mLの1.4%NaOH、2x300mLの
H2O、300mLのアセトン及び300mLのH2Oで洗浄した。固体を乾燥し
(100℃、20in.Hg)、23.08gのポリマー、ηinh=3.30d
L/g(0.5%、H2SO4)を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.本質的に約5〜約50モルパーセントの繰り返し単位 及び0〜約25モルパーセントの繰り返し単位 を含み、 が残りの単位であるアラミド。 2.(I)が該繰り返し単位の約10〜約25モルパーセントである請求の範 囲第1項に記載のアラミド。 3.(II)が該繰り返し単位の0〜約15モルパーセントである請求の範囲 第1項に記載のアラミド。 4.(II)が該繰り返し単位の0〜約15モルパーセントである請求の範囲 第2項に記載のアラミド。 5.(II)が存在しない請求の範囲第2項に記載のアラミド。 6.繊維の形態の請求の範囲第1項に記載のアラミド。 7.延伸された繊維の形態の請求の範囲第1項に記載のアラミド。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US33603594A | 1994-11-08 | 1994-11-08 | |
US08/336,035 | 1994-11-08 | ||
PCT/US1995/014715 WO1996014350A1 (en) | 1994-11-08 | 1995-11-01 | Aramid composition |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10511993A true JPH10511993A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=23314288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8515531A Pending JPH10511993A (ja) | 1994-11-08 | 1995-11-01 | アラミド組成物 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5599623A (ja) |
EP (1) | EP0791026B1 (ja) |
JP (1) | JPH10511993A (ja) |
KR (1) | KR100240848B1 (ja) |
CA (1) | CA2200704A1 (ja) |
DE (1) | DE69507629T2 (ja) |
WO (1) | WO1996014350A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074106A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミドおよび芳香族ポリアミドフィルム。 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101449439B1 (ko) * | 2007-02-03 | 2014-10-13 | 데이진 아라미드 비.브이. | 이중 샤프트 혼련기를 사용하여 아라미드 중합체를 황산에 용해시키는 방법 |
RU2478143C2 (ru) * | 2011-05-04 | 2013-03-27 | Российская Федерация, от имени которой выступает Общество с ограниченной ответственностью "Научно-производственное предприятие "Термостойкий текстиль" (ООО НПП "ТЕРМОТЕКС") | Способ получения высокопрочных высокомодульных арамидных нитей (варианты) |
WO2015102413A1 (ko) * | 2014-01-03 | 2015-07-09 | 현대자동차 주식회사 | 성형성이 우수한 고내열성 복합소재 및 이의 제조방법 |
CN103952114B (zh) * | 2014-05-15 | 2016-03-30 | 天津冯德亦康新材料科技有限公司 | 一种制卡用聚酰胺粘合剂 |
CN103937440B (zh) * | 2014-05-15 | 2016-03-30 | 天津冯德亦康新材料科技有限公司 | 一种制卡用聚酰胺粘合剂的制备方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3671542A (en) * | 1966-06-13 | 1972-06-20 | Du Pont | Optically anisotropic aromatic polyamide dopes |
JPS53294A (en) * | 1976-06-23 | 1978-01-05 | Teijin Ltd | Preparation of aromatic polyamide with high degree of polymerization |
US5310861A (en) * | 1992-06-19 | 1994-05-10 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Drawable high tensile strength aramids |
-
1995
- 1995-11-01 EP EP95939131A patent/EP0791026B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-01 DE DE69507629T patent/DE69507629T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-01 JP JP8515531A patent/JPH10511993A/ja active Pending
- 1995-11-01 KR KR1019970703049A patent/KR100240848B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-11-01 CA CA002200704A patent/CA2200704A1/en not_active Abandoned
- 1995-11-01 WO PCT/US1995/014715 patent/WO1996014350A1/en active IP Right Grant
-
1996
- 1996-01-16 US US08/585,602 patent/US5599623A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074106A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミドおよび芳香族ポリアミドフィルム。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0791026A1 (en) | 1997-08-27 |
DE69507629D1 (de) | 1999-03-11 |
EP0791026B1 (en) | 1999-01-27 |
WO1996014350A1 (en) | 1996-05-17 |
US5599623A (en) | 1997-02-04 |
KR100240848B1 (ko) | 2000-01-15 |
CA2200704A1 (en) | 1996-05-17 |
DE69507629T2 (de) | 1999-08-05 |
KR970707210A (ko) | 1997-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2285761C1 (ru) | Способ получения высокопрочных термостойких нитей из ароматического сополиамида с гетероциклами в цепи | |
JPS6139976B2 (ja) | ||
JPH06500147A (ja) | 芳香族コポリアミド,それらの製法、および造形構造物の製造のためのそれらの使用 | |
JPH10511993A (ja) | アラミド組成物 | |
US3642707A (en) | Fibers prepared from aromatic polyhydrazides | |
Liou et al. | Preparation and characterization of aromatic polybenzoxazoles bearing ether and 1, 4‐naphthalene or 2, 6‐naphthalene units in the main chain | |
JPH11502241A (ja) | 耐加水分解性アラミド類 | |
JPS6234848B2 (ja) | ||
US5089568A (en) | Process of making thermoplastic copolymers containing polybenzoxazole, polybenzothiazole and polybenzimidazole moieties | |
JPH0449571B2 (ja) | ||
JP2732879B2 (ja) | 全芳香族共重合ポリアミド | |
JPH02263829A (ja) | 新規芳香族コポリアミド及びその製法 | |
US5248759A (en) | Method of producing aromatic heterocyclic copolymer and molecular composite material containing same | |
JP2009501286A (ja) | ポリベンゾビスオキサゾール含有繊維の製造方法 | |
EP0295017B1 (en) | Aromatic polyamides | |
Hsiao et al. | Synthesis and properties of aromatic polyamides based on 4, 4′‐(1, 5‐naphthalenedioxy) dibenzoic acid | |
JPH0217572B2 (ja) | ||
JPH0617310A (ja) | メタ−アラミドからの繊維の調製 | |
JP3152491B2 (ja) | 芳香族複素環ブロックコポリマーの製造方法 | |
JPH05321026A (ja) | 耐熱性繊維 | |
JPS6329008B2 (ja) | ||
JP3130362B2 (ja) | 芳香族複素環コポリマーを用いた分子複合材及びその製造方法 | |
MX2008000399A (es) | Metodo para producir polimero que contiene polibenzobisoxazol. | |
JPH0742611B2 (ja) | ポリイミド繊維 | |
JPH03181521A (ja) | ポリベンゾビスオキサゾールの製造方法 |