JPH10511878A - 折り畳み式石鹸ディスペンサー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 折り畳み可能なボトル（１０）及びボトルの喉部に対する弁組立体を備えるディスペンサーが開示されている。弁組立体（１８）は、ボトルの喉部に着座する中空の第１弁部材及び側壁に開口を有し細長い中空の第２弁部材を含む。第２弁部材は第１弁部材中で、前記開口が第１弁部材のチャンネル内に位置してボトルを閉じる閉位置と、前記開口がボトル（１０）の内部と連通する開位置の間を入れ子式に運動する。第１及び第２弁部材は、ディスペンサーポンプ機構の細長いプローブ形成部分を受け入れる寸法を有する。プラスチック製ボトル（１０）は前面、背面及び側面に折れ目（１２，１３）を有し、液体がボトルから注出されるとき折り畳まれて液体内容物が空気に晒されるのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】 折り畳み式石鹸ディスペンサー 発明の属する分野 本発明は、液体洗剤等の流体を保持、注出するための石鹸ディスペンサーに関 する。より具体的には、本発明は液体が注出される際に空気の侵入を許さず、液 体が注出される際に容器が折り畳まれる折り畳み式容器、及びこの容器に付設さ れた弁に関する。 発明の背景 本発明は、液体洗剤及び石鹸を石鹸容器から注出するための改良されたディス ペンサーに関するものである。個人の衛生のために使用される液体洗剤の多くの ものは、手動ポンプを備えるディスペンサー内に挿入されるように設計されたボ トルに入れて供給されている。このボトルは、一般的には、ボトルが前記ディス ペンサーに挿入される際に取り外されるように設計されたキャップ、又はボトル をディスペンサー内に位置付ける際に穴を開けたり、剥がされるように設計され たシールを有する。この構成の欠点は、ディスペンサーから取り除かれる際にボ トルに漏れが発生し、これによって汚れが生じるということである。さらに深刻 な問題は、ボトルから液体を注出する方法に関係する。この種の多くのディスペ ンサーは、液体をボトルからポンピングする際に空気がボトルに逆流し、注出さ れた液体と置き換わるように設計されている。このため、例えば、酸化によって 液体石鹸が劣化しその寿命が短くなる。さらに、液体の蒸発によって石鹸の濃度 が高くなり、ポンプ機構に閉塞を生じる場合がある。 従って、ボトルがポンプ機構と係合したときに自動的に開状態となり、ボトル がディスペンサーから外れたときに閉状態になり、液体がボトルから注出されて いるときボトル中への空気の逆流を低減する経済的で再使用可能な弁組立体を有 する液体石鹸等のディスペンサーを提供することは有利である。 発明の要約 本発明は、喉部を有するプラスチック製ボトルと、プラスチック製弁組立体か らなる液体用ボトル及び弁組立体を提供する。この弁組立体は、前記喉部に密封 状態で係合可能であり、その中を延びるチャンネルを定める第１弁部材を有する 。また、チャンネルと、その中に前記チャンネルと連通する少なくとも一つの開 口を有する第２弁部材が設けられる。第２弁部材は第１弁部材のチャンネル内に おいて、少なくとも一つの開口が第１弁部材の前記チャンネル内に位置し、これ によって喉部が密閉される閉位置と、少なくとも一つの開口が少なくとも部分的 に第１弁部材から解放されてボトルの内部と連通する開位置の間を拘束されてス ライド運動する。第２弁部材のチャンネルは、注出プローブ、及びプローブが第 ２弁部材のチャンネル内に受け入れられたときに弁組立体をプローブに対して密 封する手段を含む弁組立体を受けることができる寸法を有する。 本発明の他の側面として、液体石鹸を注出するディスペンサーが提供される。 このディスペンサーは、ディスペンサーハウジングと、ディスペンサーハウジン グ中に装着可能な手動ディスペンサー機構から構成される。この手動ディスペン サー機構は、注出口に連通する流体流チャンネルを形成するプローブと、チャン ネルから注出口へ液体をポンピングする手段を含む。このディスペンサーは、内 部と喉部とを有するボトルを有し、弁組立体が喉部の中に設けられる。弁組立体 は、喉部を密封して係合可能で、その中を延びるチャンネルを有する第１弁部材 を含む。チャンネル及びその側壁に少なくとも一つの開口を有する第２弁部材が 含まれる。第２弁部材は、第１弁部材のチャンネル内を摺動可能である。この第 ２弁部材は、第１弁部材のチャンネル内において、少なくとも一つの開口が第１ 弁部材のチャンネル内に位置し、これによって喉部が密閉される閉位置と、少な くとも一つの開口が少なくとも部分的に第１弁部材から解放されてボトルの内部 と連通する開位置の間に摺動運動を拘束する手段を含む。第１及び第２弁部材の チャンネルは、注出プローブを受け入れ、プローブの流れチャンネルが少なくと も一つの開口と連通することのできる寸法とされる。このディスペンサーは、第 １及び第２弁部材のチャンネル内のプローブを密封する手段を有する。 図面の簡単な説明 以下の説明は本発明にかかる液体を注出するための折り畳み式ディスペンサー の例示に過ぎず、以下の図面を参照しながら説明する。 図１は、本発明にかかる折り畳み式ボトル及びディスペンサー機構の一部分を 示す斜視図である。 図２は、ボトルの一部を破断した図１に示す折り畳み式ボトルの喉部及びディ スペンサー機構の一部分を示す［破断］斜視図である。 図３は、本発明にかかるボトル及び弁挿入組立体を示す一部破断組立斜視図で あって、取り外し可能な閉止シールを示している。 図４は、折り畳み式ボトル及び開位置にある弁とともに使用される組み立てら れた石鹸ディスペンサーの一部破断断面図である。 図５は、互いに結合される前の弁組立体及び折り畳み式ボトル及びディスペン サー機構の一部を示す断面図である。 図６は、部分的に結合した弁組立体及び折り畳み式ボトル及びディスペンサー 機構の一部を示す図５に類似の図である。 図７は、ディスペンサー機構の一部と完全に結合した弁組立体を示す図６に類 似の図である。 図８は、折り畳み式ボトルが閉位置にある図７に類似の断面図である。 発明の詳細な説明 まず図１を参照すると、柔軟性を有するプラスチックで製造された折り畳み式 容器すなわち折り畳み式ボトル１０は、その側面１５に鉛直方向の折り目１２と 斜めの折り目１３を有し、その前面１７及び背面にわたって延びる水平方向の折 り目１４を有する。喉部１６がボトル１０から内容物を注出するために設けられ 、 喉部１６にはプラスチック製弁組立体１８が挿入され接合されている。 図２及び図３を参照すると、プラスチック製弁組立体１８は、２つの円筒形部 材２０及び２２、及びフランジ２３からなる。外側に向かって延びるフランジ２ ３は部材２０と一体的に形成されている。フランジ２３は、外側の二股に分かれ た（bifurcated）略々円環状のリップ３０を有し、このリップ３０はボトルの喉 部のリム３２と係合する。円筒部材２０は、内部を貫通する中央通路２４を有す る。部材２２は、その中にチャンネル２５を有し、望遠鏡式に移動可能に部材２ ０内にぴったりはまる寸法を有する。使用に際しては、図において参照番号２６ で示されるプローブ、すなわち注出ポンプ機構の接合部分が、以下に説明するよ うに弁組立体１８の部分２０及び２２と係合する。 ボトル１０は所望の液体によって満たされ、そののち弁組立体１８はそれに挿 入される閉止部材３６（図３参照）によって閉じられる。弁組立体はフランジリ ップ３０に沿って喉部１６のリム３２に超音波溶接され、気密シールを形成する 。閉止部材３６は、端部が閉じた円筒状部分３７を含んでいる。この閉止部材は 弁１８の部分２２中にスナップどめされ、ボトル１０からの漏れを防止するシー ルとして機能する。弁組立体１８の中に位置する閉止部材３６を備えるボトル１ ０は、収縮包装され需要者に提供される。 ディスペンサー機構における弁組立体１８及びポンプ部２６の詳細、その結合 方法及びその結合の解除方法は図５から図８に示されている。円筒状部材２２は 、その壁を貫通してチャンネル２５に連通する開口３８を有する。端部２８は、 円筒部材２２の内向きの環状フランジ４２と当接しシリンダー２２の内側への動 きを制限する外側の凹状フランジ４０を有する。図５及び図６に寸法的に誇張し て描かれているように、円筒部材２２は、端部２８から間隔をおいて位置する円 環リブ４８も有する。円筒部材２２の他端には、内側に突出する環状リップ４４ がある。円筒部材２２は、その外側の周りに延び内向きのフランジ４２の内面に 当接することによって外側への動きを制限する、外側に突出する肩部４６も有し ている。円筒部材２２が部材２０の中でボトル１０の内部に対して望遠鏡式に延 びたとき、ボトルの内側からの流路が開口３８及びチャンネル２５を通して形成 される。逆に、円筒部材２２が部材２０内に位置するときには、ボトル１０は、 ボ トルの中身が漏れないように密封された状態にある。リブ４８がフランジにスナ ップどめされると、リブ４８と内向きのフランジ４２は共同して円筒部材２２を 部材２０に対して閉位置にロックする。このようにして、フランジ４２はリブ４ ８と部材２２のフランジ４０との間に形成された凹所２７内に位置し、これによ ってボトルが密封される。 ポンプ機構の部分２６は、プレート８０から延び、Ｏリング５２が取り付けら れる環状溝を有する中空円筒部材５０を含む。部分２６はまた部材５０よりも径 が小さい円筒部材５４を含み、それは壁部に設けられた複数の開口５８とともに 外側環状溝５６及び外側の閉じられた端部６０を有する。ポンプ部２６の部材５ ０及び５４によって、プローブすなわち液体流路６２を有する栓が形成される。 折り畳み式ボトル１０は、図４において全体を７０で示されるディスペンサー とともに使用される。ディスペンサー７０は、７４で示されるポンプ機構を含む ハウジング７２を有する。ポンプ機構７４は、プレート８０及びポンプ部２６を 含むブラケット７６を含む。 中空シリンダー８２は、プレート８０と一体的に形成され、中空連結部８３に よってプレート８０から垂下している。連結部８３は、シリンダーをポンプ部２ ６の流路チャンネル６２と連通させるチャンネル８４を定める。こうして、流路 チャンネル６２及びチャンネル８４は、弁１８を介してボトル１０から注出され る液体に対する通路を形成する。 使用の際には、まず弁組立体１８から閉止部材３６を取り外し、次にボトル１ ０をディスペンサーハウジング７２内に位置決めすることによって、ボトル１０ とディスペンサー７０を組み立てる。ボトル１０とポンプ部２６の組立前の相対 的な位置決めは図５に示されている通りである。ここで図６及び図７を参照する と、ボトル１０は、円筒部材５４が弁１８の円筒部材２２の中に受け入れられる ようにポンプ部２６の上に押し下げられる。円筒部材５４が摺動円筒２２を押し 、それによってそれを部材２０内で移動させる。ボトル１０をポンプ部２６にさ らに押しつけることによって、図７に最も明確に示されているように、肩部４６ が内向きのフランジ４２の内面に当接するまで、部材２２がボトル１０に押しつ けられる。この位置において、円筒部材２２のリップ４４は、ポンプ部２６の円 筒 部材５４の溝５６にスナップどめされ、円筒部材２２がポンプ部２６にロックさ れる。この位置において、開口３８と５８が整合し、図７に矢印によって示され ているように、弁１８及びチャンネル６２を介してボトル１０の内側から液体流 路が形成される。Ｏリング５２は、円筒部材２０とポンプ部２６の間に、主にボ トルへの空気の逆流を防止し、またボトル１０からの漏れを防止するためのシー ルを形成する。 ボトル１０をディスペンサー７０から取り外す時は、可動部材２２が円筒部材 ２０の中に引き戻され、そのフランジ４０がフランジ４２に当接して、図８に示 すようにボトルが閉止されるまで、ボトル１０が上方に引っ張られる。さらにボ トル１０を引くことによってリップ４４が溝５６から外れ、これによってボトル １０のポンプ機構との係合が解かれ、その後、液体が残っている場合には再使用 され、空の場合にはリサイクルされる。 再び図４を参照すると、ポンプ機構７４は液体を注出するための標準的なポン プであればよく、鉛直に延びる円筒アーム９１と円筒水平アーム８９を有するＬ 字型ピストン９０を含む。注出口９４はアーム９１の下端に位置する。ボールバ ルブ９２が注出口９４に近接して設けられ、バネ９６によって閉位置に付勢され ている。円筒状の挿入部１０２がアーム８９の端部に位置し、そのアームの内部 に位置する環状肩部１００に当接している。シリンダー８２内において、挿入部 １０２とアーム８９の端部の間の気密シールがＯリング１０６によってなされ、 ポンプ機構を通って空気がボトル１０内に逆流するのを防ぐ。アーム８９上のバ ネ９３によって、図４に示す開位置にピストン９０が付勢される。シリンダー８ ２の内側にシャトルバルブ１０４が設けられ、その一端部には円盤状ディスク１ ０５が設けられている。ディスク１０５は、複数の穴１０８がその周囲に分散し て設けられている。シャトルバルブ１０４は、図４に示すように、ディスク１０ ５がシリンダー８２の内側縁部の環状肩部１０９に当接する位置と、シャトルバ ルブが左側に移動してシリンダー８２の内側端部に設けられたキャップ１１７の 開口１１６を閉じる位置との間を移動する。シリンダー８２の内部において、ア ーム８９とシャトルバルブ１０４の間に室１１８が形成される。 ディスペンサー７０は、ピボット軸１１１の回りに回動可能なようにハウジン グ７２に設けられた手動レバー１１０を含む。ロッドがレバーから延び、それは ピストン９０のアーム９１の壁の窪み１１４に位置する球状の端部１１２を有す る。レバー１１０がバネ９３に抗して内側に押されると、アーム８９が図から分 かるように左側に付勢されてシリンダー８２の内部に入り、これによってシャト ルバルブ１０４が左側に戻るように付勢されて開口１１６がシールされ、室１１ ８及びピストン９０のアーム内の内容物が加圧される。一旦液体内容物が加圧さ れると、ボールバルブ９２がバネ９４に対して下方向に付勢されてこのバルブを 開き、室１１８及びピストン９０のアーム内に保持されていた１回分の液体が放 出される。レバー１１０を解放すると、ボールバルブ９２はバネ９６によって閉 位置に戻るように付勢され、バネ９３がピストン９０を元の位置に戻し、これに よってシャトルバルブ１０４が肩部１０９に当たるように引き戻される。これに よって部分的な真空状態がディスペンサー機構７４を介して得られ、ボトル１０ 内の液体を、矢印の方向に通路６２及び８４、開口１１６及び１０８を通して、 室１１８及びピストン９０のアームへと引き出す。 弁組立体１８は、気密シールを提供し、何回でも開閉することができ、ボトル １０を漏れがない状態で再びシールしたり取り替えたりすることが可能となるた め、非常に有利である。 石鹸や洗剤等の液体が真空すなわち吸引によってボトル１０から注出されると き、弁組立体１８の気密シールによってボトル１０内への空気の引き込みが阻止 されるため、ボトルは液体の容量が減少するにつれて折り目１２、１３、１４（ 図１及び図４）に沿って徐々に折り畳まれる。ボトルが折り畳まれることによっ て洗剤の空気への露出が低減されるため、洗剤の酸化が低減され、これによって 洗剤の寿命が延びるという利点がある。さらに、洗剤からの水の蒸発が著しく低 減されるため、洗剤の濃縮が防止されディスペンサー機構の閉塞が低減される。 上述の折り畳み式ボトル１０と弁組立体１８の組み合わせは、種々のタイプの ディスペンサーに適用できることは、本発明の属する技術分野における当業者に は自明である。従って、上記好適例においては、再びシールすることができる弁 組立体及び折り畳み式ボトルを利用した液体ディスペンサーについて説明がなさ れたが、ここに記載された本発明の技術的範囲から逸脱することなく種々の改変 をすることは容易である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，Ｕ Ｇ)，ＵＡ(ＡＺ，ＢＹ，ＫＺ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，Ａ Ｌ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ， ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，Ｋ Ｐ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 バンクス，スチュワート カナダ国 オンタリオ州 エヌ３ブイ １ シー１，ブラントフォード，マートルビル ドライブ 26

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．注出プローブが弁組立体に挿入されたとき液体を注出するボトル及び弁組立 体であって、 ａ）喉部及び内部を有するボトルと、 ｂ）前記喉部と漏れの生じないように係合可能でそこを通って延びるチャンネ ルを定める第１弁部材と、チャンネル及びその内部で該チャンネルと連通する少 なくとも一つの開口を有する第２弁部材とを含む弁組立体からなり、前記第２弁 部材は、前記第１弁部材の前記チャンネル内において、前記少なくとも一つの開 口が前記第１弁部材の前記チャンネル内に位置しこれによって前記喉部が密閉さ れる閉位置と、前記少なくとも一つの開口が少なくとも部分的に前記第１弁部材 から解放されて前記ボトルの前記内部と連通する開位置の間を摺動するように拘 束され、前記第２弁部材の前記チャンネルは、前記注出プローブ及び前記プロー ブが前記第２弁部材の前記チャンネル内に受け入れられたときに前記弁組立体を 密封する手段を含む前記弁組立体を受け入れる寸法を有することを特徴とするボ トル及び弁組立体。 ２．前記第１弁部材はそこを通る前記チャンネル中に部分的に延びる内向きのフ ランジを含み、前記第２弁部材は該第２弁部材が前記閉位置にあるとき前記内向 きのフランジが位置する凹所を含むことを特徴とする請求項１記載のボトル及び 弁組立体。 ３．前記第２弁部材はフランジ部を有する閉端部を含み、閉位置にあるとき前記 フランジ部は前記第１弁部材の前記内向きのフランジと係合可能であることを特 徴とする請求項２記載のボトル及び弁組立体。 ４．前記第２弁部材は前記閉端部から離れた位置に外側に突出する肩部を含み、 前記肩部は前記第２弁部材が前記開位置にあるとき前記第１弁部材の前記内向き のフランジと係合可能であることを特徴とする請求項３記載のボトル及び弁組立 体。 ５．前記弁組立体を前記プローブに対して密封する手段は、前記第２弁部材の前 記チャンネル内に延びる内向きのリップを含むことを特徴とする請求項４記載の ボトル及び弁組立体。 ６．前記第２弁部材はその前記フランジ部から離れた位置に外側に延びるリブを 含み、前記内向きのフランジは前記第２弁部材が前記閉位置にあるとき前記リブ 上及び前記凹所内にスナップどめされることを特徴とする請求項５記載のボトル 及び弁組立体。 ７．前記第１弁部材は外側に延びるフランジを含み、前記ボトルの前記喉部はリ ムを有し、前記外側に延びるフランジは前記リムに対してシールされていること を特徴とする請求項６記載のボトル及び弁組立体。 ８．前記ボトルは折り畳み式プラスチックボトルであることを特徴とする請求項 １，２，３，４，５，６又は７記載のボトル及び弁組立体。 ９．液体石鹸を注出するディスペンサーであって、 ａ）ディスペンサーハウジングと、前記ディスペンサーハウジングに装着可能 な手動ディスペンサー機構とを有し、前記手動ディスペンサー機構は注出口に連 通する流体流チャンネルを定める細長いプローブ及び前記チャンネルから前記注 出口へ液体をポンピングする手段を含み、 ｂ）内部と喉部を有するボトルと、前記喉部中に装着された弁組立体を有し、 前記弁組立体は、前記喉部に密封して係合可能でその中を延びるチャンネルを有 する第１弁部材と、チャンネル及びその側壁に少なくとも一つの開口を有する第 ２弁部材とを有し、前記第２弁部材は前記第１弁部材の前記チャンネル内を摺動 可能であり、前記第２弁部材は、前記第１弁部材の前記チャンネル内における前 記摺動運動を、前記少なくとも一つの開口が前記第１弁部材の前記チャンネル内 に位置しこれによって前記喉部が密閉される閉位置と、前記少なくとも一つの開 口が少なくとも部分的に前記第１弁部材から解放されて前記ボトルの前記内部と 連通する開位置の間に拘束する手段を有し、前記第１及び前記第２弁部材の前記 チャンネルは、前記注出プローブを受け入れ、前記プローブの前記流路のチャン ネルが前記少なくとも一つの開口と連通することのできる寸法に形成され、さら に前記第１及び第２弁部材の前記チャンネル内に前記プローブを密封する手段を 有することを特徴とするディスペンサー。 １０．前記第１弁部材はそこを通る前記チャンネル内に部分的に延びる内向きの フランジを含み、前記第２弁部材は該第２弁部材が前記閉位置にあるとき前記内 向きのフランジが入る凹所を含むことを特徴とする請求項９記載のディスペンサ ー。 １１．前記第２弁部材はフランジ部を有する閉端部を含み、前記フランジ部は閉 位置にあるとき前記第１弁部材の前記内向きのフランジと係合可能であることを 特徴とする請求項１０記載のディスペンサー。 １２．前記第２弁部材は前記閉端部から離れた位置に外側に突出する肩部を含み 、前記第２弁部材が前記開位置にあるとき前記肩部は前記第１弁部材の前記内向 きのフランジと係合可能であることを特徴とする請求項１１記載のディスペンサ ー。 １３．前記弁組立体を前記プローブに対してシールする手段は、前記第２弁部材 の前記チャンネル内に延びる内向きのリップを含むことを特徴とする請求項１２ 記載のディスペンサー。 １４．前記第２弁部材はその前記フランジ部から離れた位置に外側に延びるリブ を含み、前記内向きのフランジは前記第２弁部材が前記閉位置にあるとき前記リ ブ上及び前記凹所内にスナップどめされていることを特徴とする請求項１３記載 のディスペンサー。 １５．前記第１弁部材が外側に延びるフランジを含み、前記ボトルの前記喉部が リムを有し、前記外側に延びるフランジが前記リムに対してシールされているこ とを特徴とする請求項１４記載のディスペンサー。 １６．前記ボトルは折り畳み式プラスチックボトルであることを特徴とする請求 項９，１０，１１，１２，１３，１４又は１５記載のディスペンサー。 １７．前記プローブは第１の直径の第１円筒部及び第２のより小さい直径の第２ 円筒部を有し、前記プローブの前記流路チャンネルは前記第１円筒部を貫通して 前記第２円筒部の中に延び、前記第２円筒部は閉端部と、その内部に少なくとも 一つの開口を有することを特徴とする請求項９記載のディスペンサー。 １８．前記第２円筒部は溝を含み、前記第２弁部材は前記溝中で係合可能な内側 に延びるリップを含むことを特徴とする請求項１７記載のディスペンサー。