JPH10511836A - デューティサイクルを制御できる電圧クランプ並列共振コンバータ - Google Patents

デューティサイクルを制御できる電圧クランプ並列共振コンバータ

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JPH10511836A
JPH10511836A JP8513198A JP51319896A JPH10511836A JP H10511836 A JPH10511836 A JP H10511836A JP 8513198 A JP8513198 A JP 8513198A JP 51319896 A JP51319896 A JP 51319896A JP H10511836 A JPH10511836 A JP H10511836A
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ハイアン ケイ ロウ
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エレクトロニク パワー コンディショニング
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Abstract

(57)【要約】 電力を2つの交流及び/又は直流回路の間で変換する高効率静的電圧クランプ並列共振コンバータであり、入力スイッチ回路(20)と出力スイッチ回路(10)との間にリンク回路(30)を含む。リンク回路は、並列共振回路及び単極のリンク電圧パルス列を発生するように切換えられるリンクスイッチ素子(SC1及び SC2)を含む。全てのスイッチは、実質的にゼロ電圧又はゼロ電流でオン及びオフの切換えが行われる「ソフトスイッチ」である。各リンク電圧パルスは、ゼロセグメント及び非ゼロセグメントからなる。リンクスイッチによって、これらの電圧パルスのデューティサイクルを制御することが可能であり、ゼロ及び非ゼロセグメントの長さを独立に制御することができる。フィルタの必要性を減らすため、及び部分負荷状態での動作における高効率を保持するため、パルス幅変調(PWM)及びパルスエリア変調(PAM)を用いることができる。リンク電圧は、各リンク電圧パルスの非ゼロセグメントの間最大電圧にクランプされる。共振回路による共振は、リンク電圧パルスがゼロ電圧レベルと非ゼロ電圧レベルとの間で遷移する間のみ生起する。その結果、全てのコンバータ構成部分には、負荷の電圧及び電流レベルより僅かに高い電圧及び電流レベルが与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 デューティサイクルを制御できる電圧クランプ並列共振コンバータ発明の背景 本発明は、高電力レベルでの応用に適する多相電力コンバータ、及び、特に並 列共振コンバータに関する。本発明の並列共振コンバータは、電気的スイッチに よるリンク電圧パルスのデューティサイクルの制御によって、長さが独立に制御 されるゼロ及び非ゼロセグメントを有するリンク電圧パルスを生成し、電圧クラ ンプデバイスによって非ゼロセグメントの最大電圧を制限するリンク回路を用い る。 共振コンバータの利点は、ハードスイッチコンバータに比較して、コンバータ の全ての半導体に対してソフトスイッチングを行うことによって達成されるスイ ッチングロスの低減により、著しく高い変調周波数を利用できることである。よ り高い変調周波数を利用できることは、フィルタリングの必要性を減らし、結局 はコストの低減につながる。 著しく高い電力レベルにおける電力の移送のために、リンクパルスのゼロ電圧 又はゼロ電流の点においてソフトスイッチングを行う技術の成功の報告にもかか わらず、並列共振コンバータの優越性は或る種の重要な妨害によって妨げられて いる。高電力に用いるための殆どの並列共振コンバータにおいて、電力源と負荷 との間のリンク回路素子が、アイドル即ちゼロセグメント及び電力移送即ち非ゼ ロセグメントを有するリンク電圧パルスを発生する。従来の並列共振コンバータ は、電力移送セグメントの間全体で少なくとも1つの完全な半サイクル共振の状 態にある。そのため、この種類のコンバータの構成部分に現れる電圧又は電流の 高いピーク値が過剰になり、変調周波数の増加をもたらし、これは、前述のよう なフィルタリングの必要性の低減によるコストの利点を無為にする。 従来の並列共振コンバータの欠点は、並列擬似共振コンバータ(PQRC)又 は電圧クランプ並列共振コンバータと呼ばれる既知のコンバータによって低減さ れる。この種のコンバータにおいては、擬似共振による電力移送の原理が用いら れる。擬似共振の原理を高電力の用途に適した並列共振コンバータに応用した最 初の既知の特許は、1989年9月5日にDivan に付与された米国特許第4,864,483 号である。同様のコンバータが、1991年8月6日にDeDoncker に付与された米国 特許第5,038,267 号及び1992年12月15日にDeDoncker 等に付与された米国特許第 5,172,309 号に開示されている。基本的に、PQRCのリンク電圧パルスは、電 力移送セグメントの間はほぼ一定の或る値にクランプされ、リンク電圧パルスが クランプ電圧レベルに上昇する間は共振の状態のみにあり、パルスが終わりにな ると電圧がゼロになる。得られる方形近似波形パルスは、従来の並列コンバータ で用いられる全共振サイクルにより発生されるパルスから達成されるデューティ サイクルに比較して、これより高いデューティサイクルになることは明らかであ る。更にこれらの方形近似波形パルスは、従来のハードスイッチコンバータによ って発生されるパルスと同一であるので、PQRCの全ての成分が従来のハード スイッチコンバータの電圧及び電流より低いか又は同等のレベルである。DeDonc ker 特許は、1992年11月24日にDeDoncker 等に付与された米国特許第5,166,549 号のゼロ電圧クロス検出器によって達成されるソフトスイッチを用いている。 PQRCについての困難な問題は、パルスのアイドルセグメント及び電力移送 セグメントの長さを連続的に制御する機能が欠けていたことである。即ち、デュ ーティサイクルの連続的な制御が不可能であることである。PQRCと従来のハ ードスイッチPWM(パルス幅変調)コンバータとの両者が同一の出力精度を得 るためには、PQRCの変調周波数を従来のハードスイッチコンバータで用いら れる周波数の何倍かにする必要がある。基本的な理由は、PQRCについて、出 力波形即ち、多重出力位相全体にわたってアイドルセグメント及び電力移送セグ メントが固定された長さを持つパルスが単純に分布しているパルス、又は正の極 性と負の極性との間でスイッチされるパルスを形成するために、インテグラルサ イクル制御を用いる必要があることである。このインテグラルサイクル制御は、 明らかに、実際に例えばPWM及びパルスエリア変調(PAM)制御のような既 知の制御方式のために基本的な、これらのセグメントの長さを制御するための適 応性を発揮することができる制御に比較して不利である。PWMは、殆どの種類 のハードスイッチコンバータに適用できる。 インテグラルサイクル制御を用いる必要がある場合における他の重大な問題点 は、コンバータの効率である。負荷が、電力移送セグメントの長さをPQRCが 設計されている固定の長さより短くすることを要求し、これに従って負荷に送ら れた余分のエネルギーを抽出する場合、電力移送セグメントの長さに対する制御 性の欠如によってパルスの浪費を引き起こす。更に、部分的な負荷で動作する間 の効率の低下を小さくするため、アイドルセグメントの長さの制御機能が重要で ある。電力移送セグメントの長さの制御を可能にする試みは、Divan,Malesani,T oigo の論文「ソフトスイッチPWMのための同期共振直流リンクコンバータ」 ("A Synchronized Resonant DC Link Converter for Soft-Switched PWM",IEEE Trans.,Ind.Appl,1993 年9月)に開示されている。しかしながら、リンク電圧 パルスの開始処理は2つの異なる高周波共振回路によって開始され、その結果、 擬似共振による電力移送の原理が折衷されたものになる。従って、所望の制御機 能は電圧クランプ機能の欠如の代価として達成されることになる。負荷電流が大 きく揺動する間又は変調周波数が増加するときに、コンバータの構成部分にかか るリンク電圧のピーク値が過剰になることがあり得る。発明の要約 本発明の1つの目的は、前記パルスのゼロセグメント及び非ゼロセグメントの 長さを独立に制御するため、リンク電圧パルスのデューティサイクルを連続的に 制御する機能を有する高効率の並列共振電力コンバータを提供することにある。 本発明の他の目的は、非ゼロセグメントの最大電圧レベルをクランプするため の電圧クランプを有する前記のコンバータを提供することにある。 本発明のもう1つの目的は、リンク電圧パルスのゼロセグメント及び非ゼロセ グメントの長さを制御するためのリンクスイッチを有し、他方でコンバータの全 てのリンクスイッチのためにゼロ電圧又はゼロ電流でソフトスイッチを行う機能 を保持するリンク回路を具える並列共振コンバータを提供することにある。 本発明の他の目的は、各リンク電圧パルスのゼロセグメント及び非ゼロセグメ ントの長さを独立して連続的に制御することにより、デューティサイクルを連続 的に制御する機能を有する前記コンバータを提供することにある。 本発明の付加的な目的は、回路素子を減らした前記共振コンバータを提供する ことにある。 本発明の更に他の目的は、各回路部品の電圧及び電流の定格を、負荷のそれよ り僅かに高く設定する前記共振コンバータを提供することにある。図面の簡単な説明 本発明の他の目的及び利点は、以下に述べる好ましい実施例の詳細な説明及び 以下のような添付図面によって明らかになる。 図1は、リンク電圧パルスのデューティサイクルの制御のためのスイッチを有 するリンク回路パルス発生器を具え、3相交流−交流(又は直流)電力移送を行 うための本発明の電圧クランプ並列共振コンバータの一実施例のブロック図、 図2は、図1のコンバータにおけるリンク回路の他の実施例のブロック図、 図3は、図1のコンバータにおけるリンク回路の第3の実施例のブロック図、 図4は、図1に示されたコンバータと同様であるが、2方向4象限の動作、入 力電流波形成形及び入力電力ファクタ制御を可能にするように入力スイッチ回路 が変更されているコンバータのブロック図、 図5は、図1と同様のリンク回路を有する直流−単相交流電力コンバータのブ ロック図、 図6は、本発明の並列共振コンバータにおける出力スイッチ回路で生成される 出力電圧パルスの波形を示す図、 図7は、リンク電圧パルスの非ゼロ即ち電力移送セグメントで、本発明の動作 の間に生成される電流信号を含む信号の波形を示す図、 図8は、リンク電圧パルスのゼロ即ちアイドルセグメントで、本発明の動作の 間に生成される電流信号を含む信号の波形を示す図、 図9は、リンク電圧パルスの非ゼロ即ち電力移送セグメントで、動作の間に図 3に示されたリンク回路によって生成される電流信号を含む信号の波形を示す図 、 図10は、信号波形を制御するために本発明の共振コンバータと共に用いられ る制御システムを示すブロック図、 図11は、図10の制御システムによって制御される信号の波形を示す図であ る。好ましい実施例の説明 図1は、本発明に従って作られ、デューティサイクルを制御できる、3相交流 −交流電力変換のための電圧クランプ並列共振コンバータの第1実施例を示す。 このコンバータは、出力スイッチ回路10、入力スイッチ回路20及びリンク回路30 の3つの主な構成部分からなることが分かる。本発明で請求された特徴を実現す るために困難な点は、共振コンデンサの両端にリンク電圧パルスVCRを発生する リンク回路である。 出力スイッチ回路10は、3対のトランジスタスイッチBH1-BL1、BH2-BL2 及びB H3-BL3 を含み、それらの第1スイッチBHのエミッタは第2スイッチBLのコレク タに接続されており、更に各トランジスタのエミッタとコレクタとの間に反平行 のダイオードが接続されている。この出力スイッチ回路は3つの出力端子11、12 及び13を有し、これらはそれぞれ、前記3対のトランジスタスイッチのそれぞれ の1つの共通のエミッタ−コレクタ接続から、3相交流負荷になるインダクタン スL11、L12及びL13を介して、3つの負荷抵抗14、15及び16のそれぞれに接続 される。入力スイッチ回路20は、3つの入力端子21、22及び23を含み、それらは それぞれ、ブリッジ整流器を構成する3対のダイオードのそれぞれの1つの共通 のカソード−アノード接続から、3つの交流電圧源24、25及び26のそれぞれ1つ に接続される。3つの交流電圧源24、25及び26は、全体として、例えば電気公益 事業の電力線の3相交流電圧源を形成する。 リンク回路30は、入力スイッチ回路20の整流出力に接続された正電圧入力端子 31及び負電圧入力端子35を持つ並列共振コンバータである。リンク回路の入力端 子31と35との間にバッファコンデンサCSが接続され、リンク回路の出力端子32 と35との間に共振コンデンサCRが接続されている。リンク電圧パルス信号VCR はリンク回路によって共振コンデンサの両端間に発生され、前記リンク電圧パル スが出力スイッチ回路10の入力に印加される。リンク回路は、入力端子31と共振 コンデンサの上側電極である出力端子32との間に接続される共振インダクタLR を含む。一対のリンクスイッチSC1及びSC2が直列に出力端子32とクランプコン デンサCCの上側電極との間に接続されており、クランプコンデンサCCの下側電 極は入力端子31に接続されている。クランプダイオードDCは入力端子31からリ ンクスイッチSC1とSC2との間の中間端子33に対して接続されており、SC1及 びSC2は、それぞれスイッチングトランジスタ及び該トランジスタのエミッタと コレクタとを接続する反平行ダイオードを含む。トランジスタのベースに印加さ れるスイッチング信号は、リンクスイッチSC1とSC2の動作を独立に制御し、ゼ ロセグメント及び非ゼロセグメントの長さを変え、これにより該パルスのデュー ティサイクルを変える。これについては後に説明する。出力スイッチ回路10のス イッチBH及びBLと、リンクスイッチSC1及びSC2とは、それらのエミッタ−コレ クタ信号がゼロ電圧又はゼロ電流である時に、それらのベースに印加されるスイ ッチング信号によって「ソフトスイッチ」が行われる。 図2−5に示された並列共振コンバータの実施例は図1のそれと同様であり、 従って同一の部分は図1と同一の符号が付されており、相違する部分についての み以下に説明される。 リンク電圧パルスVCRは、図7に示すように、それぞれアイドル即ちゼロ電圧 セグメント及び電力移送即ち非ゼロ電圧セグメントからなる。 従来の技術とは異なるリンク回路30においては、(a)リンク電圧パルスの非ゼ ロセグメントを、僅かな範囲のみ負荷電圧より高いほぼ一定の或る最大電圧にク ランプすること、(b)該パルスのアイドル及び電力移送セグメントを独立に制御 できる制御機能により、リンク電圧パルスのデューティサイクルが制御可能であ ること、及び(c)実質的にゼロ電圧又はゼロ電流において、リンクスイッチSC1 及びSC2を含む全ての半導体スイッチのソフトスイッチングを行うこと、の特徴 の組合せによってコンバータが提供される。これらの特徴は、次の3つの基準に よって確立される。 (1) 図1のリンク回路30は、各電圧パルスのアイドル及び電力移送セグメント 両者の長さに対する独立的且つ連続的制御と共に、リンク電圧パルスのデューテ ィサイクルの連続的な制御の機能を実現するために、スイッチSC2及びクランプ ダイオードDCを用いる。図2及び3はリンク回路30の他の実施例30’及び30” である。図2において、入力31と出力32との間に直列に且つ共振インダクタLR に並列に接続されたSC2及びDCによって、同一のデューティサイクル制御機能 が同様に実現されている。第1ダイオードスイッチSC1のエミッタは直接出力32 に接続されている。図3の実施例においては、リンク電圧パルスのデューティサ イクルを制御するためにはSC2のみが必要であるためクランプダイオードDCが 除かれており、SC2が共振コンデンサCRに直列に接続されている。 (2) 図1−3のクランプコンデンサCCと比較したバッファコンデンサCSの容 量は、CSの両端の電圧が、或る合理的な時間実質的に一定に保持されるように 、充分に高い値になっている。電力源における或る種の欠陥に対してこれを乗り 越える好ましい機能を実現するため、ミリ秒のオーダーのホールドアップ時間を 持つコンバータを提供するために、充分に大きい値のCSが実際に既に必要とさ れている。従って、CSは、高電力の用途においては通常ミリファラッドのオー ダーである。CSは、スタート処理の間に、コンバータの定格に依存する或る直 流電圧値に予備充電される。 (3) 図1−3のクランプコンデンサCCの容量は、CCの両端の電圧が、少なく とも高周波リンク電圧パルスVCRの1サイクルの間実質的に一定に保持されるよ うに、充分に高い値になっている。CCについて選択されるべき容量は、コンバ ータの定格に依存する。50KW及び480V のコンバータについては、CCが1 00マイクロファラッドのオーダーである。CCは、リンク電圧が予め定められ た最大値を超えて大き過ぎる値に増加することを阻止するために用いられるので 、クランプコンデンサと呼ばれる。CCは、同様にコンバータのスタート手順の 一部としてコンバータの定格に依存する所望の或る値に予備充電される。後述す るように、CCの両端の電圧は、この予備充電値の或る範囲の中にあるように制 御される。 それぞれダイオードのブリッジ、及び、トランジスタ及びスイッチに反平行に 接続されたダイオードのような制御可能スイッチのブリッジからなる、図1の入 力及び出力スイッチ回路10及び20についての回路は、電力コンバータの分野では 既知である。制御可能スイッチは、ゲート信号によってオン、オフを行うことが できるならばいかなる半導体スイッチであってもよい。このようなスイッチの例 は例えば高電力用のPN接合トランジスタ、MOSFET、又は、IGBTのよ うな既知の半導体である。半導体スイッチは、一方向のみにブロックする機能を 有し、通常スイッチに反平行に接続されたダイオードが含まれる。図1のコンバ ータは、3相交流電源からの電力を3相交流負荷に変換することが必要な場合へ の応用のためのものである。単相交流又は直流負荷は、図5に示すように、出力 スイッチ回路10の1つの脚、例えばBH3 及びBL3 を除くことによって簡単に得る ことができる。更に、直流−交流コンバータは、図5に示すように、入力スイッ チ回路20を除き、バッファコンデンサCSを直流電力源で置き換えることによっ て簡単に得ることができる。図1の入力スイッチ回路20で用いられるダイオード ブリッジは、図4に示すように、制御可能のトランジスタスイッチ及び反平行ダ イオードからなるブリッジで置き換えてもよい。これは、他の型の制御可能のデ ューティサイクルを持つクランプ並列共振コンバータになる。図4における付加 的な変形は、この入力スイッチ回路20の上側端子と、入力31ではなくて出力32と 接続することである。図4のコンバータは、同一のリンク回路30を用いるため図 1のコンバータの他の全ての特徴を具えるのに加え、明らかに、双方向性動作、 電流波形成形、及び、入力電力ファクタの制御の機能を具える。図4のコンバー タには、更に他の図2及び3に示したリンク回路30の実施例を用いることができ る。 方形波又は方形波に近い電圧パルスを生成するいかなる種類のコンバータも、 負荷が充分に誘導性の場合にのみ適切に動作するということを認識することが重 要である。これは、明らかに、電圧パルスのゼロ即ちアイドルセグメントの期間 には出力スイッチ回路によって負荷が本質的に短絡されるので、この期間に負荷 電流が過剰に上昇することを防ぐためである。電圧パルスのアイドルセグメント の期間には、負荷は自由運転であるといわれる。負荷が純粋に抵抗性である場合 にはインダクタフィルタを付加する必要がある。図1及び4のコンバータに示さ れたインダクタL11、L12及びL13はこの目的に沿うものである。その結果、コ ンバータがパルスからパルスへ動作する際に、電圧パルスの周波数が充分高い場 合は、出力電流は比較的小さい上昇で変化することが期待できる。 次に、図1によれば、入力スイッチ回路20のためにダイオードブリッジを用い ることは、バッファコンデンサCSにより電源から負荷へエネルギーを移送する ことである。このことは、このコンデンサの容量が比較的大きくなければならな いことについての前述の説明の中で触れた。従って、以下の説明の分析を容易に するため、図1のコンバータの入力スイッチ回路20及びバッファコンデンサCS 全体を直流定電圧電源に置き換えて簡略化する。電源から負荷へエネルギーを移 送するためのラインの次の構成部分はリンク回路30である。このリンク回路は、 CSの両端の直流定電圧から、又は入力スイッチ回路及び大容量のCS全体の動作 によるように見える直流電源から、単極リンク電圧パルスVCRを発生するパルス 発生器として考察することができる。最後に、エネルギー移送プロセスにおける 最後の部分は出力スイッチ回路10であり、これはリンク回路30によって発生され たリンク電圧パルスによって給電される。出力スイッチ回路10のスイッチは、多 重出力位相全体のリンク電圧パルスを負荷14、15及び16に分配する役割を果たす 。出力が単相交流であると簡略化しても、普遍性を失うことなしに、リンク回路 30の理解における明瞭性は増進される。 従って、上述の説明についての考察においては、以下に、図5に示した簡略化 された直流−交流コンバータを参照して本発明の原理を説明する。この説明の中 心は、出力スイッチ回路10のスイッチのスイッチング動作との関連におけるリン ク回路30の動作である。従って、図1のリンク回路30は、図5の簡略化されたコ ンバータ回路と一体のものである。図5のコンバータ回路は、明らかに直流−単 相交流又は直流−直流コンバータのための回路を示していることに注意すべきで ある。 図6は、出力スイッチ回路10のスイッチのスイッチング動作との関連において 図5のリンク回路30によって発生され、出力端子11、12間に生成されるコンバー タ出力電圧パルスVOUTの波形における所望の適応性を示している。図6によれ ば、或る種の定義を導入することがコンバータの動作についての以下の説明の助 けになる。 (a) リンク電圧パルスVCRが端子32において正の極性を持つ単極であっても、 端子11、12における出力電圧パルスVOUTは正及び負の双方の極性を持つことが できる。この出力電圧パルスは、単に、図5において、スイッチBH1 及びBL2 が オンのときに正であり、スイッチBH2 及びBL1 がオンのときに負である。 (b) 各出力電圧パルスは、アイドルセグメントI及び電力移送セグメントPか らなる。アイドルセグメントの間は電圧がゼロであり、電力移送セグメントの間 は非ゼロである。アイドル即ちゼロセグメントの間のコンバータの動作はIモー ドと呼ばれ、電力移送即ち非ゼロセグメントの間のコンバータの動作はPモード と呼ばれる。 (c) 図6は、明らかにI及びPモード双方においてゼロ及び非ゼロセグメント の長さの連続的な制御の機能を具えるための本発明の目的にかなうものである。 これは、リンク電圧パルスVCR及び端子11、12の出力電圧パルスVOUTを、負荷 電圧より僅かな範囲だけ高い、予め定められた一定の最大電圧値にクランプし、 一方で、いずれのスイッチングも実質的にゼロ電圧又はゼロ電流における「ソフ トスイッチング」にするという目的と結合される。 (d) Iモードにおけるゼロセグメントの長さ及びPモードにおける非ゼロセグ メントの長さ、及び、各コンバータ出力電圧パルスVOUTの極性は、低周波出力 電流又は電圧の波形成形のために選択される制御方式に依存する。この出力電流 波形成形のためのパルスの適応性は、例えばパルス幅変調(PWM)又はパルス エリア変調(PAM)が本発明と共に用いられるという自由度を利用する制御方 式を適用できる可能性を与える。出力波形制御については後述する。この点に関 し、次に、Pモード及びIモードからなる電圧パルスを発生するためのメカニズ ム、及び、Pモード及びIモードのいずれの長さをも連続的に制御できるメカニ ズムについて、説明する。Pモードの動作 図7は、動作の電力移送モード即ちPモードの原理を説明するため、リンク電 圧パルスの3つの完全なサイクルの間におけるコンバータ出力電圧VOUT、リン ク電圧パルスVCR及び関連する電流信号の波形を示す。図5のコンバータに用い られる制御可能なスイッチのスイッチングスケジュールは、図7の最上部に、ス イッチングの時刻T1 乃至T12に対して、スイッチの名称及びオンかオフかの表 示と共に矢印で表されている。スイッチをオフすることは、スイッチの名称にア ステリスクを上付きで付加することにより表示されている。図7は、更に、各サ イクルの電力移送セグメント(Pモード)及びアイドルセグメント(Iモード) を、3つのパルスサイクルについて異なる期間P1、P2、P3及びI1、I2を用 いて表示している。この図におけるプロットは、正及び負の極性を持つコンバー タ出力電圧VOUTを発生し、一方、前述のように、リンク電圧パルスVCRは 単極であることの自由度を説明するための例として役立つことに注意すべきであ る。 Pモードの間の動作の説明は、中央のパルスのP2モードに焦点が置かれる。 このパルスのP2モードがT5 で開始される直前の全てのスイッチの状態が、図 7に以下のように示されている。即ち、リンクアセンブリスイッチSC1及びSC2 は、T2 及びT3 でのスイッチオフの結果としてオフであり、出力スイッチ回路 10の全てのスイッチ、即ち、スイッチBH1、BH2、BL1 及びBL2 はT4 でのオンの 結果としてオンである。従って、負荷及びリンク回路30は短絡され、これは、P モードの開始に先立ち、リンク電圧VCR及びコンバータ出力電圧VOUTが双方共 T4 からT5 までゼロであることの理由である。以下の説明においては、Pモー ドが説明される。 Pモードの開始の最初の動作は、時刻T5 で、スイッチBH1 及びBL2 を残して スイッチBH2 及びBL1 をオフにし、所望の正の極性の出力電圧パルスVOUTを得 ることである。この時点及びPモードの残りの時間を通してリンク電圧VCRは出 力電圧VOUTと等しい。更に、T5 の時点でコンバータは最初の共振モードR1 にトリガーされる。この共振モードR1 では、LR及びCRによって形成される共 振回路を、電圧源VS及びリンク出力電流iLOによって励起することが必要であ る。時刻T5 とT6 との間のこの共振モードR1 においては、Pモードの間に遭 遇する他の共振モードと同様、図5のコンバータの共振コンデンサ電圧VCR及び 共振インダクタ電流iRが、次式(抵抗性の損失は無視する)によって管理され る。 時刻T5 に先立ってリンクスイッチSC2がオフになり、クランプ電流iCCがゼロ になることに注意すべきである。R1 モードにとって重要である開始状態は、共 振インダクタLRを流れる電流iRの値である。期間P2 (中央パルス)の間の考 察中のPモードについて、図7は、出力電流又は電圧を制御するプロセスに関 してスイッチBH1 及びBL1 が用いられることを示している。Pモードが始まると きは、スイッチBH1 及びBL2 がオンであり且つスイッチBH2 及びBL1 がオフであ り、リンク出力電流iL0は負荷出力電流i10と等しい。出力電流は比較的大きい インダクタL11及びL12を通って流れるので、リンク出力電流iL0は負荷出力電 流i10と等しくなり、同様に、Pモードのタイムウィンドウの間は一定と考える ことができる。Pモードが始まるときに、リンク電圧VCRをそのゼロ値から立ち 上げるためには、T5 とT6 との間の時間、インダクタ電流iRについて、共振 コンデンサ電流iCR=iR−iL0が正であることが必要である。更に、R1 モー ドの間にリンク電圧VCRをVS+VCに等しい最大値に到達させるためには、共振 インダクタ電流iRがPモードの開始時点で、 iR=iL0+(VS+VC)/ZR,但しZR=SQRT(LR/CR) によって与えられる値に到達していれば充分であることが、実験的に検証され且 つ上記の管理方程式から容易に導出される。ここで、ZRはLR及びCRによって 形成される共振回路についての特性インピーダンスである。Pモードに対応する 他の動作モードに関する以下の説明によって明らかになるように、クランプコン デンサCCの電圧レベルを維持し、一方で、リンク電圧パルスVCRが、T11にお けるPモードの終点でゼロに戻ることができるためには、共振インダクタ電流iR について、この関係によって与えられる値を確立しておくことが望ましい。上 述の共振モードR1 及び共振インダクタ電流iRの開始状態においては、リンク 電圧VCRがゼロ値から漸次上昇する。共振コンデンサ電流iCRは、図7に示すよ うに実際に正方向に流れる。この電圧の漸次的な上昇は、BH2 及びBL1 がT5 に おいて実質的にゼロ電圧でオフになることができる理由である。 R1 モードの間にリンク電圧VCRがVS+VCに等しい電圧レベルに到達すると 、T6 でクランプモードC1 に入る。共振コンデンサ電流iCRは実質的にゼロに なり、その代わり、ここでiRとiL0の差による電流がスイッチSC1及びSC2の 反平行ダイオードを通って流れ始める。従って、図7に示すように、この時点T 6 でクランプ電流iCC=iR−iL0が正の値になる。クランプモードC1 及びC2 の間、共振インダクタLRに直接ほぼ一定のクランプコンデンサ電圧VCがかか り(クランプコンデンサCCは比較的大きいものが選ばれる)、従ってiR は時刻T6 からT8 まで、 によって与えられる、ほぼ一定の変化の時間レートによって減少する。C1 及び C2 双方のクランプモードの間はダイオードDCが阻止状態になっていること、 及び、パルスのタイムフレームの間はリンク電流iL0が実質的に一定であること により、電流iCC=iR−iL0は、実際にはT6 からT8 までの間、クランプモ ードC1 及びC2 双方を通してiRのプロファイルに従う。第1クランプモード C1 の間の電流iCCは、正であることが図7に示されており、スイッチSC1及び SC2の反平行ダイオードを通って流れる。C2 モードの間、iCC=iR−iL0が 負になるためにはスイッチSC1及びSC2がオンでなければならず、これにより、 共振インダクタ電流iRが急激に減少する。実質的にゼロ電圧におけるSC1及び SC2のスイッチングを容易にするため、これらのスイッチのオンへの移行はC1 モードでそれらの反平行ダイオードがまだ導通状態にある間に行われる。クラン プモードC1 及びC2 の間の電流iCCのプロットから、クランプコンデンサCC は、C1 モードの間に充電され、C2 モードの間に放電することが分かる。この 充電及び放電のプロセスの間に、クランプコンデンサ電圧VCの変動が大きくな り過ぎることを防ぐために、クランプコンデンサCCの容量を充分に大きく選択 すべきであることは前に述べた。これが、リンク電圧パルスVCR及び出力電圧パ ルスVOUTが、VS+VCで与えられるほぼ一定の最大電圧を超えないようにする 基本的な理由である。 C2 モードは時刻T8 におけるスイッチSC1のオフへの移行によって終わる。 この時点は以下の考察を基に決められる。Iモードに入るための出力回路スイッ チのゼロ電圧スイッチングを容易にするために、PモードからIモードへの遷移 の時点に先立ち、リンク電圧VCRをゼロに戻すことが必要である。この電圧VCR が減少するためには、共振コンデンサ電流iCRが負になることが必要である。こ れは、C2 モードの間に電流iCC=iR−iL0が負になる点までインダクタ電流 iRが減少することができる場合にのみ、可能である。ここで、スイッチSC1及 びSC2が同時にオフになるので、R1 モードの間に動作した同一の共振回路によ り、コンバータは再び共振状態R2 になる。スイッチSC1のオフによりC2 モー ドが終わると、電流iCCは強制的にゼロになり、その結果、キルヒホッフの電流 則により共振コンデンサを通して電流iR−iL0が流れる。従って、ここで、時 刻T8 とT9 との間共振コンデンサ電流はiCR=iR−iL0になり、負の値にな る。従って、共振コンデンサ電流は負の方向に流れ、これはリンク電圧VCRの低 下を達成するための要求に合致する。更に、リンク電圧VCRが元の値VS+VCか らゼロに戻ることができるために、スイッチSC1及びSC2がオフになるのに先立 って共振インダクタ電流iRがC2 モードの間減少しなければならず、従ってこ の電流は条件 iR<iL0−(VS+VC)/ZR,但しZR=SQRT(LR/CR) を満足する。この関係は、Pモードの開始状態の説明で前述したように、Pモー ドの開始時点において、共振インダクタ電流iRについての値を確立する必要が あることの理由である。このような共振インダクタ電流iRについての初期条件 は、クランプコンデンサCCの充電(C1 モード)及び放電(C2 モード)プロ セスの間、理論的に正味ゼロ充電であることになり、従ってこのクランプコンデ ンサの電圧の低下を防ぐことである。この共振インダクタ電流iRについての要 求は、スイッチSC1及びSC2が同時にオフになるか否かに到達するということが 分かる。この事実は、Pモードの長さの制御可能性の特徴を達成するために利用 される。 上記で与えられる関係によって共振インダクタ電流iRが減少した後で、スイ ッチSC2をオンにしておいてスイッチSC1をオフにすると、クランプモードC2 が終わり、更に短い共振モードR2 がT8 とT9 との間で続く。R1 モードの間 動作したものと同一の共振回路が、図7に示すように、共振コンデンサ電圧VCR 及び共振インダクタ電流iRの異なる初期条件の下で動作する。このモードにお いて、iCRはクランプダイオードDCが阻止状態である限り負の電流iR−iL0を 引き継ぐ。T8 におけるスイッチSC1のオフは、このスイッチングの開路に先立 ってリンク電圧VCRが電圧VS+VCにクランプされているため、このスイッチの 両端の電圧は実質的にゼロであるので、実質的にゼロ電圧及びゼロ電流iCCの間 であることに注意すべきである。ダイオードDCは、VCRまで阻止状態にあ り、負の電流により直流電源電圧VSのレベルに低下する。この時点T9 では、 第2の共振モードR2 が完結し、図7に示すようにLモードが始まる。 従って、T9 とT10との間のLモードの間は、リンク電圧VCRがVSにクラン プされ、共振コンデンサ電流iCRが実質的にゼロであり、ダイオードDCが導通 し、−iCC即ち、リンク電流iL0と共振インダクタ電流iRとの差に等しい実質 的に一定の負電流を流す。インダクタLRは導通状態のダイオードDC及びスイッ チSC2によって短絡されるので、インダクタ電流iRは、Lモードの期間の実際 の時間フレーム(コンバータが20kHz の変調周波数を持つように設計される場 合は約40マイクロ秒)に関連して、一定と考えることができる。明らかに、電 線による電力損失、及びダイオードDC及びスイッチSC2の導通損失が、Lモー ドの終期を制限する。しかしながら、実際の設計の制約の中で、Lモードの長さ は実際に連続的に制御することができると見做すことができる。 Lモードの終わりは単に時刻T10におけるスイッチSC2のオフのときであり、 図7に示すように、これがT10とT11との間の第3の共振モードR3 の開始にな る。共振回路はやはりR1 モード及びR2 モードの間に動作した共振回路と同一 である。Lモードの間はリンク電圧VCRが直流電源電圧VSによってクランプさ れているので、スイッチングは実質的にゼロ電流iCC及びゼロ電圧で生起する。 R2 モードの開始時点における共振インダクタ電流iRに関する要求を満足する ために適切な注意が払われておれば、VCRが時刻T11でゼロに戻るまで、これに 従って、共振現象によりスイッチSC2の両端の電圧が徐々に上がる。このリンク 電圧VCRがゼロに到達すると、全ての出力スイッチアセンブリ即ちBH1、BH2、BL 1 及びBL2 が時刻T11でオンになり、Pモードの終わりとIモードの開始を示す 。 結論として、Pモードの間、リンク電圧VCR及び出力電圧VOUTがVS+VCの 最大値にクランプされることによって制限される。パルスサイクル全体の期間中 、VS+VCが実質的に一定と見做される程に、クランプコンデンサCCが充分大 きいことを思い出す必要がある。従って、このクランプ機構は、このコンバータ の全ての重要な部分を、電圧VS+VCによって与えられる電圧レベルを超える電 圧から保護している。Lモードの長さの制御機能は単にスイッチSC2をオ フにする時点の制御によっているので、Pモードの長さは、基本的に連続的に制 御することができる。以上、Pモードの間に用いられる全ての制御可能のスイッ チのスイッチングが実質的にゼロ電圧において行われることを説明した。Iモードの動作 図8は、Iモード即ちアイドルモードの動作の原理を説明するために適切な変 数をプロットしたものである。図5のコンバータに用いられる制御可能なスイッ チのスイッチングスケジュールは、図8の最上部に、スイッチングの時刻T1 乃 至T11に対して、スイッチの名称及びオンかオフかの表示と共に矢印で表されて いる。スイッチをオフすることは、スイッチの名称にアステリスクを上付きで付 加することにより表示されている。この図には、2つの電力移送セグメント(P モード)及び2つのPモードの間の1つのアイドルセグメント(Iモード)を含 むコンバータ出力電圧信号VOUTが示されている。Iモードの間、出力パルス電 力VOUTはゼロである。従って、Iモード全体の間、電源から負荷その他へ電力 は移送されない。 図8に示すように、Iモードは3つの主なモードからなると考えることができ る。即ち、ゼロリンク電流(Z)モード、T5 乃至T10、その両側の2つの短絡 (S)モード、T4 乃至T5 及びT10乃至T11である。図8は両Sモードのスイ ッチング動作が同一であることを示している。従って、所望の場合、即ちIモー ドが1つのSモードからなるように発生される場合は、第1Sモード及びZモー ドは無視されることがある。この場合はIモードが最短の長さになる。図5のコ ンバータのS及びZモードの動作は以下のとおりである。 (a) Zモードの間は、出力電圧VOUTはゼロであるが、リンク電圧VCRはゼロ ではない。これは、出力スイッチ回路10の上側の全てのスイッチ、即ちBH1 及び BH2 をオンにし、スイッチアセンブリ10の下側の全てのスイッチ、即ちBL1 及び BL2 をオフにすることによって行われる。明らかに、スイッチ回路10の下側のス イッチをオンにし上側のスイッチをオフにすると、同一の結果が得られる。 (b) いずれのSモードもその間は出力電圧VOUT及びリンク電圧VCR双方共ゼ ロである。これは、単に出力スイッチ回路10の全てのスイッチ又は1つの脚を形 成する少なくとも2つのスイッチ(例えばBH2 及びBL2)をオンにすることによ って行われる。 Zモードの目的は、コンバータがIモードの長さを連続的に制御できる機能を 具えることにある。Zモードの間のスイッチの制御は、前に詳細に説明したPモ ードの動作と同様である。相違点は、リンク電流iL0のレベルのみである。正規 のPモードにおいては、リンク電流iL0は、出力電流又は電圧を制御するプロセ スで選択される、出力スイッチ回路10のスイッチに依存する出力電流によって決 定されることを思い出すと良い。例えば、或るPモードの出力電圧VOUTが正で あることが望まれるとすると、時刻T11で、BH1 及びBL2 をオンにし、BH2 及び BL1 をオフにすべきである。この場合、このスイッチング動作によってPモード が開始されると、リンク電流iL0=iMAXになる。しかしながらZモードについ ては、Zモードの定義と共に上述したスイッチング動作により、リンク電流iL0 が強制的にゼロになる。スイッチ回路10の全ての上側のスイッチBH1 及びBH2 が オンになり、下側のスイッチBL1 及びBL2 がオフになるので、出力端子11と12と の間の出力電圧VOUTはゼロである。スイッチが前述した正規のPモードと同一 の制御状態にある時のリンク電圧VCRは、図8のリンク電圧VCRのプロットに示 されている正規のPモードと同一のプロファイルを示す。従ってリンク電圧パル スVCRはZモードの全期間正の極性を持ち、これにより、スイッチ回路10の下側 スイッチの反平行ダイオードがZモードを通して阻止状態になる。更に同様に、 クランプモードC1 及びC2 の間、リンク電圧VCRはVS+VCに等しいほぼ一定 の電圧にクランプされていることが示されている。共振インダクタ電流iR、共 振コンデンサ電流iCR及びクランプ電流iCCの挙動も、このZモードでのリンク 電流iL0=0を除いて、正規のPモードについての図7のそれらと同一のパター ンを示す。結論として、Zモードはリンク電流iL0が強制的にゼロになっている 特定の場合のPモードと等価である。その結果、時刻T9 でスイッチSC2をオフ にすることによっていつでも終わらせることができるLモードの導入により、Z モードの長さを連続的に制御することができる。明らかに、Zモードの長さが連 続的に制御できるので、同じスイッチSC2をオフにする時点を制御することによ り、Iモードの長さも同様に連続的に制御できる。 T4 からT5 までの第1Sモードの目的は、Zモードを開始するのに先立って 共振インダクタ電流iRについての適切な初期条件を確立することにある。Pモ ードについての説明で前述したように、このインダクタ電流iRは、Pモードの 開始時点で、 iR=iL0+(VS+VC)/ZR,但しZR=SQRT(LR/CR) によって与えられる値に到達することが望ましい。この初期条件により、リンク 電圧VCRがT3 とT4 との間にゼロに戻り、クランプコンデンサCCの電圧レベ ルを低下させることを必要とせずにPモードが終わる。この要件は、リンク電流 iL0がゼロにされることを条件として、明らかに更にZモードに適用することが できる。共振電流iRが或る値になるためのこの要件は、明らかにSモードで確 立される。Sモードの間、出力スイッチ回路10の全てのスイッチがオンになる。 従って、Sモードの間、インダクタ電流iRは、直流電源電圧により、 で与えられる時間レートの変化で上昇する。Pモードについての説明において前 述したように、単にリンク電圧VCR及び出力電圧VOUTが第1Sモード以前のP モードの完結時点でゼロに戻るという理由から、先行するPモードから第1Sモ ードを開始するための出力スイッチ回路10のスイッチのスイッチングは、実質的 にゼロ電圧において行われる。 時刻T10とT11との間の第2Sモードは、第1Sモードと同一の目的を満たし 且つ同一のメカニズムをトリガーする。従って、第2Sモードは本質的に、次の Pモードのための適切な初期条件を得るための共振インダクタ電流iRを生成す る。この初期条件は、この次のPモードについて扱われるリンク電流iL0の値に 依存する。前述のように、リンク電流iL0は、出力電流又は電圧の波形を制御す るプロセスで選択される出力スイッチ回路10のスイッチによって決定される。リンク電圧調整 実際には、コンバータの全ての電気回路部品の規格がリンク電圧VCRのピーク 値によって決定されるので、リンク電圧VCRが或る公称値付近の小さい電圧範囲 の中に収まるように調整することが極めて望ましい。コンバータの適切な設計の ために、この公称値は、少なくとも、コンバータの設計の対象である負荷のピー ク電圧を、コンバータが全負荷状態で動作するときのリンク電圧パルスのデュー ティサイクルで除した値に等しくすべきである。Pモード及びIモードの間のコ ンバータの動作の説明から、リンク電圧パルスVCRのピーク値は、直流電源電圧 VSとクランプコンデンサ電圧VCとの和によって制限されることが明らかである 。従って、リンク電圧VCRのピーク値の調整のためには多くの方法を用いること ができる。そのうちの1つでは、各電圧パルスサイクルの間の充電及び放電プロ セスにあるときにおけるクランプコンデンサCCの正味の電荷を制御して電圧VC を或る電圧範囲に保持することにより、VCRを調整する。図5のコンバータに関 する本発明で説明したようなリンク回路30及びパルス発生制御については、この 充電及び放電プロセスはそれぞれC1 及びC2 モード中で起きる。Pモード及び Iモードの間のC1 及びC2 モード両者での動作については、それぞれ図7及び 8で説明した。ゼロ電圧ソフトスイッチングは、時刻T4 で図5の出力スイッチ 回路10の全てのスイッチがオンになり、Pモードを終了させてIモードに続く前 に、リンク電圧VCRがゼロに戻ることができることが必要である。この目的のた めには、共振インダクタ電流iRがC2 モードの間にiR=iL0−(VS+VC)/ ZRの条件を満足するように減少すべきであるということを前述した。このよう なiRの制御は、図7及び8両者におけるプロットから見て明らかなように、T8 におけるスイッチSC1のオフの時刻の制御によって達成される。更にこれらの 図は、各パルスにおいてクランプコンデンサCCの正味電荷がゼロであるべきと の要求は、C1 及びC2 モードの間のiRの特性的挙動が以下のようになること であることを示している。即ち、共振電流iRはリンク出力電流iL0を中心にし て正及び負にまたがって変化し、その結果C1 モードの開始時点とC2 モードの 終了時点における電流差iR−iL0は値が等しく符号が逆である。従って、C1 モードの間に充電されてC2 モードの間に放電されるので、C1 モードの開始時 点で共振インダクタ電流iRを(VS+VC)/ZRより大きくするか又は小さくす ることにより、明らかにCCの正味電荷をゼロより大きいか小さいかに制御する ことができる。この目的のためのiRの制御は、図7に示されるようにPモード の開始を表すT5 において、スイッチ回路10の出力スイッチBH2、BL1 をスイッ チングオフする時点を制御することによって達成される。出力波形制御 他の種類の並列共振コンバータと同様に、図1、4及び5に示された対象のコ ンバータは、リンク電圧パルスVCRの列を発生する。従って、このコンバータの 内部制御は、本質的に電流制御方法である。即ち、リンク電圧パルスVCRをルー ティングして出力端子11、12及び13において正又は負である出力電圧を生成する ことによって、出力電流の増加及び減少が行われる。出力波形の制御の原理を図 10の制御ブロック図を用いて説明する。同図における制御方式は、出力電流が 電流源410 によって生成される或る電流基準信号に従うように制御するものであ ることを示している。このコンバータの電圧制御は、単にスイッチ415 を電流基 準信号源410 から出力電圧フィードバックループ制御装置430 の出力に切り換え ることによって達成される。この制御装置430 には、電圧源420 からの或る電圧 基準信号とフィルタされたか又はされない実際の出力電圧を表すセンサー425 か らのセンサー信号との差分信号が供給される。この差分信号は、制御装置430 に おいて単独の増幅処理を受けるか、又は必要な場合、制御装置の応答を強化する ために、当業者には既知のPID(比例的、積分的又は微分的)制御要素の組合 せを利用する処理を受ける。 出力波形制御装置430 の最終的な役割は、この回路で使用される制御可能の半 導体スイッチのドライバにゲート信号を供給することである。これらのゲート信 号を形成する制御スイッチゲート論理回路490 には、基本的には、 (1) 全てのスイッチのオン及びオフのためのタイミングを決めるリンク電圧パ ルス変調器480、及び (2) 電力を負荷に移送するために、出力スイッチ回路10(図1、4及び5に関 連)の切り換えられるスイッチを選択するリンク電圧パルスルータ450 の2つの部分から送られる2個の情報が供給される。これらの部分の各々は後の 説明で更に詳しく取扱われる。 リンク電圧パルス変調器480 は、選択されたパルス変調プロセスを実行する。 この選択は、例えば、利用分野又は対象の負荷の種類、市販の制御素子との互換 性、及び製造時点におけるコンバータの全コストのうち制御装置に割当てられる コスト等の多くの観点に基づいて行われる。本発明により、各電圧パルスのセグ メントとしてのI(アイドル)モード及びP(電力移送)モードの両者の長さを 制御する機能が高められることを前に述べた。従って、これらの自由度を利用す る制御方式であれば、例えば既知のパルス幅変調(PWM)制御のようないかな る方式にも適用することができる。好ましく且つ後述する変調プロセスはパルス エリア変調(PAM)であり、これはパルス幅が変調処理を受けるが、通常のパ ルス幅変調制御で用いられる均一キャリア信号のサンプリングに基づく方式によ るものではない。Iモードの長さの制御機能は、パルスの開始即ちPモードの開 始を変調することによって利用される。パルスエリアの基準が、(時間の関数と しての)出力電圧基準の下でのエリアと(時間の関数としての)実際の出力電圧 の下でのエリアとが次のパルスのPモードが開始する前に等しくなければならな い、との意味で適用される。対応する電圧信号を測定しこれらの信号のプロファ イルを時間に関して積分するのではなく、出力電圧エリアに関する情報を出力電 流から手軽に得ることである。その結果、 Ei=ii REF−ii で定義される出力電流エラーEiを検出することによって、簡易で且つ強力なフ ィードバック制御システムが得られる。ここで、iiは出力ライン電流を表し、 ii REFはこれらのライン電流についての基準信号である。出力電流エラー検出器 440 で単純なプロセスが実行される。その入力は、スイッチ415 及びコンバータ 出力電流i01、i02及びi03を検知するためのセンサー445 に接続される。この 検出器440 の出力信号は、次の2つのステップでパルス変調プロセスを制御する リンク電圧パルス変調器480 に接続される。即ち、ステップ(1)では、エラー信 号が電流基準値に対して或る所望の範囲を超えて増大したときに、次のPモード について開始コマンドを発出する。明らかに、Iモードの長さの制御の適応性が 利用されている。ステップ(2)では、エラー信号が或る所望の範囲以内に減少し たときに、Pモードを停止してIモードを開始するコマンドを発出する。ここで は、Pモードの長さの制御の適応性が利用されている。 ステップ(1)でIモードの長さを変えることができるようにし、一方ステップ( 2)ではPモードの長さを固定した変調制御、即ちエラー信号の状態に依存して行 われる変調制御も、同様に極めて容易に実行できる。Iモードの長さを可変に しておくことは、最大負荷より少ない場合の動作の間高いコンバータ効率を保持 するために極めて有利である。図11は、図1、4及び5に示されたいずれかの コンバータに前述の変調プロセスを適用した結果を示す。基準電流ii REFに対す る1つの出力ライン電流が、センサー電流iiの挙動の例として図11の上部第 1の波形プロットに示されている。 図10の制御ブロック図には、リンク電圧パルス変調器480 が更にリンク電圧 調整器470 から情報を供給されることが示されている。クランプコンデンサCC の両端の電圧VCを制御することによってVCRのピーク値を制御するためのコン バータの機能は、Iモードの動作に関して上述した。次のPモードの前に存在す るSモード(Iモードの一部分)の長さを制御することによって所望の制御機能 が達成されることを説明した。図10は、リンク電圧調整器470 が、クランプ電 圧エラー検出器460 の出力に接続されることを示している。クランプ電圧エラー 検出器460 は、センサー465 によって生成されるクランプコンデンサの両端の検 出電圧VCと基準信号源466 からの基準値VC REFとの偏差を表すエラー即ち偏差 信号を生成する。調整器470 は、リンク電圧パルス変調器480 に、或る公称値を 中心とする或る電圧範囲内でリンク電圧パルスVCRのピーク値を保持するために 、上記Sモードを長くする必要があるのか又は短くする必要があるのかの情報を 提供する。偏差信号VC REF−VCが或る範囲を超えて正の場合は、上記のSモー ドを長くする必要がある。偏差信号が電圧範囲を超えて負の場合は、上記Sモー ドは短くする必要がある。 図11は、更に、単極リンク電圧パルスVCRの切り換え又は方向決めが行われ て、出力電圧パルスVOUTが、必要に応じて、即ち、基準信号ii REFに対する出 力電流i1の偏差が減少するように、出力電流i1を増減できるような適切な極性 を達成することが必要であることを示している。これは、図10のリンク電圧パ ルスルータ450 によって達成される。このリンク電圧パルスルータ450 は、上述 のように、制御スイッチゲート論理490 に対する判断情報を提供する第2構成部 分である。従って、リンク電圧パルスルータ450 によって行われる判定プロセス にとって重要なことは、全てのライン電流kのエラー信号ek=ik REF−ikの符 号に関する情報である。これらの信号は、リンク電圧パルス変調器480 のために既に必要とされており、出力電流エラー検出器440 から得ることができ る。例えば、図11を参照すると、出力電流エラーEi=ii REF−iiの状態が、 第2出力電圧パルスVOUTに先行する。このエラー信号Eiの符号は、図11の第 1波形プロットから正であると観察される。ここで、図5のコンバータを参照す ると、単相出力が、明らかに出力電流i1と出力電流i2とが等しく且つ符号が逆 になるようにするので、出力電流エラーE2=i2 REF−i2はE1と符号が逆であ る。E1が正でE2が負であるため、明らかに、リンク電圧パルスVCRが、出力電 圧VOUTが正になる方向に向いている場合に、これらの電流エラーが減少する。 これは、この第2パルスの間における、電力移送のためのスイッチBH1 及びBL2 の選択によって達成される。従って、3相出力を持つコンバータのリンク電圧パ ルスルータによって実現されるべき論理は、簡単に Ek>0(k=1,2 or 3について) ならば電力移送のための出力スイッチ回路10のBHk を選択し、BHk をオンにし、 BLk をオフにせよ、である。図11は、この論理によるリンク電圧パルスVCRの ルーティングの結果としてのVOUTパルスを示している。第3番目のプロットに おいては、6個のVOUT電圧パルスが形成される時間だけ示されている。第4番 目のプロットにおいては、更に現実的な時間スケールの変調周波数で、VOUT電 圧パルスについての結果が表示されている。リンク電圧パルスルータ450 によっ て実現されるべきもう1つのタスクは、リンク電圧パルス変調器480 が、単独S モードによって決定される長さを超えてIモードの長さを拡大することを要求す る場合に、Zモードを創成することである。Iモードの説明の中で前述したよう に、この配置は、出力スイッチ回路10の上側の全てのスイッチをオンにし、下側 の全てのスイッチをオフにすることにより、簡単に達成される。図2及び3の実施例 次に本発明の他の幾つかの実施例を説明する。特に、動作の原理は、図1及び 5の好ましい実施例に基づいて既に説明した。しかしながら、たとえ後述する他 の実施例の利用から他の付加的な特徴又は特性が生じたとしても、本発明の原理 の完全な理解により、他の実施例又は他の方法によって更に本発明の目的を実現 することができることが、当業者には明らかである。 図2は、図1のリンク回路30に対して、リンク回路30’の第2の型を用いる本 発明のコンバータの他の実施例を示す図であり、図においては、リンクスイッチ SC1及びSC2のエミッタが相互に接続され、スイッチSC2とダイオードDCとの 直列接続が共振インダクタLRに並列に接続されている。スイッチSC2は、前述 の実施例におけると同様の基本的機能を果たす。即ち、このスイッチのオフ時点 の制御がPモードの長さ及びIモードの長さの連続的な制御機能を達成する。実 際には、図7及び8について説明した対応するスイッチの動作制御を含むP及び Iモード両者における動作の説明を、図2の実施例にも完全に適用することがで きる。 図3は第3の型のリンク回路30”を具える本発明の更に他の実施例である。図 3のリンク回路30”は、第2リンクスイッチSC2を共振コンデンサCRに直列に 接続し、クランプダイオードDCを削除する点で、図1のそれと異なっている。 図9は、図7及び8におけると同様にスイッチンのオン及びオフ時点を示す矢印 と共に、図3のリンク回路における、所望のリンク電圧パルスVCRを発生するた めの制御スイッチSC1及びSC2の動作スケジュールを示す。図9は更に、対応す る出力電圧パルスVOUT、リンク電圧パルスVCR、並びに、リンクアセンブリ30 中の電流の流れ、即ち共振インダクタ電流iR、共振コンデンサ電流iCR、リン ク出力電流iL0及びクランプスイッチ電流iCCの挙動を含む。図3のリンクアセ ンブリ30”の挙動を表す図9のプロットを、図1及び5のリンク回路30の挙動を 表す図7のプロットと比較すると若干の相違がある。しかしながら、最終的に本 発明の目的を達成するコンバータの主な特徴は完全に保持されている。Pモード の間、リンク電圧パルスVCR及び出力電圧パルスVOUTは、最大電圧VS+VCに 制限される。クランプコンデンサCCは同様に充分に大きく選択されるので、VS +VCは実際にはパルスサイクル全体の間一定値である。従って、このクランプ メカニズムは、コンバータの全ての重要な部分の電圧が、電圧VS+VCによって 与えられる最大電圧レベルを超えないようにする。Pモードの長さは、図1及び 5の好ましい実施例について用いられたものと同一の原理に基づいて、リンクス イッチSC1及びSC2及びスイッチ回路10の出力スイッチBH1、BH2、BL1及びBL2 のスイッチングによって、連続的に制御することができる。従って、L モードは同様に存在し、単純にスイッチSC1及びSC2のオンの時点の制御を通し て、その長さを制御する機能により、Pモードの長さの制御機能を与える。出力 回路スイッチBH1 及びBL2 のオフへの移行の時刻を変えることによって、Iモー ドの長さを制御する方式として同じZモードを用いると、この実施例のIモード の長さを同様に制御することができることになる。更に、図9に示されたプロッ トから、全ての制御可能なスイッチのスイッチングは実質的にゼロ電圧で生起す るということが結論される。但し、スイッチSC1及びSC2がオンになる時は例外 である。しかしながら、それらのスイッチを通る電流についての図9のプロット は、iCCがゼロであり、SC1がオンになる時に共振インダクタLRが共振インダ クタ電流iRの減少を緩やかにするので、明らかに、これらのスイッチが実質的 にゼロ電流でオンになることを示している。最終的な事項として、図9に、対応 してプロットされている点線で表されているように、Lモードの間、電圧パルス VOUT及びVCRが振動を起こす。これらの振動は、Lモードの間にスイッチSC2 及びその反平行ダイオードが阻止状態にある時の浮遊容量によるものである。し かしながら、これらの振動は、電圧VS+VCとVSとの間の狭い範囲にクランプ され、例えば電圧にとってもコンバータ素子の電流定格にとっても有害ではない 。 図5及び1に関して説明した本発明の原理を、図4に示したコンバータに拡張 できることは明らかである。図1のコンバータと比較すると、図4のコンバータ は、入力スイッチ回路20にそれぞれがトランジスタ及び反平行ダイオードを含む 制御可能のスイッチを追加することにより、双方向及び4象限動作を行うことが できる。更に、入力スイッチ回路20の上側端子が、リンク回路30の出力端子32に 直接接続されている。従って、図4のコンバータは3相システムの2つの組に並 列に接続されている図5のコンバータと等価であるので、図5及び1に関して先 に説明した本発明の原理はまた、図4のコンバータに当てはまる。並列3相シス テムの2つの組は、出力32及び35でリンク回路30に結合される。図5のコンバー タのためのリンク出力電流は、iL0によって表記される電流である。図4のコン バータについては、このリンク出力電流は、iL=iL0−iLIで与えられる。図 5の直流電圧源は、ここでは図4のバッファコンデンサCSの両端の電圧である と理解されるべきである。このバッファコンデンサの両端における電圧を制御す ること、及び電力移送制御方式の一部分としての入力ライン電流に対する制御機 能を具えることは、図5で簡易化したコンバータの出力波形の制御のために用い られた原理と同様の原理に従って行うことができる。従って、入力及び出力波形 を制御するためには、概念上の変更は必要ではなく、ただ、実行に際して僅かな 拡張が必要なだけである。この拡張は、当業者に既知であり、多くの特許及び、 例えばN.Mohan,T.M.Undeland,W.P.Robbinsによる「パワーエレクトロニクス: コンバータ、応用及び設計」("Power Electronics :Converters,Applications and Design",John Wiley and Sons社、1989年)の第415-427 頁等の出版物に記 載されている原理に従って行うことができる。 本発明の目的から逸脱することなく前述の実施例について多くの変更を行うこ とができることは当業者にとって明らかである。従って、本発明の範囲は以下の 請求の範囲から決定されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ゼドウィック ロバート エス アメリカ合衆国 オレゴン州 97333 コ ーヴァリス エス イー メイソン プレ イス 960 【要約の続き】 果、全てのコンバータ構成部分には、負荷の電圧及び電 流レベルより僅かに高い電圧及び電流レベルが与えられ る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電力源と負荷とを結合する第1スイッチ回路を具え、 電力源と第1スイッチ回路との間に接続され、リンク信号パルスを発生し、 第1スイッチ回路に並列に接続された共振コンデンサを有する並列共振タンク回 路を含むリンク回路であって、 第1スイッチ回路の出力端子に送られるリンク電圧パルスの列を発生するた めに電気的に切換えられるリンクスイッチを具え、各電圧パルスはゼロセグメン ト及び非ゼロセグメントを有し、この両セグメントの長さが前記リンクスイッチ により連続的且つ独立的に制御可能であるリンク回路を具備することを特徴とす る電力源と負荷との間で電力を移送するための並列共振コンバータ。 2.電圧クランプデバイスによって、各リンク電圧パルスの非ゼロセグメントの 間、リンク電圧が予め定められた最大電圧にクランプされることを特徴とする請 求項1に記載の並列共振コンバータ。 3.前記タンク回路による共振が、リンク電圧パルスのゼロ電圧レベルと非ゼロ 電圧レベルとの間の遷移の間にのみ生起することを特徴とする請求項1に記載の 並列共振コンバータ。 4.電圧クランプデバイスが、少なくとも1つのリンクスイッチに接続されたク ランプダイオード及びクランプコンデンサを含むことを特徴とする請求項2に記 載の並列共振コンバータ。 5.第1リンクスイッチが、前記クランプコンデンサと前記クランプダイオード との間に接続されることを特徴とする請求項4に記載の並列共振コンバータ。 6.クランプダイオード及び前記タンク回路の共振インダクタに接続された第2 リンクスイッチを含むことを特徴とする請求項5に記載の並列共振コンバータ。 7.第2リンクスイッチが、クランプダイオードと共振インダクタとの間に接続 されることを特徴とする請求項6に記載の並列共振コンバータ。 8.第2リンクスイッチが、共振コンデンサに直列に接続されることを特徴とす る請求項6に記載の並列共振コンバータ。 9.第1及び第2リンクスイッチが、それぞれトランジスタ及びそのエミッタと コレクタとの間に接続された反平行ダイオードを含むことを特徴とする請求項6 に記載の並列共振コンバータ。 10.全てのリンクスイッチを、制御信号により、リンク信号が実質的にゼロ電 圧又はゼロ電流の時にスイッチングする制御デバイスを更に含むことを特徴とす る請求項1に記載の並列共振コンバータ。 11.第2スイッチ回路が、電力源とリンク回路との間に接続されることを特徴 とする請求項1に記載の並列共振コンバータ。 12.全てのスイッチを、制御信号により、実質的にゼロ電圧又はゼロ電流の時 にスイッチングするための制御デバイスを更に含むことを特徴とする請求項11 に記載の並列共振コンバータ。 13.電力源と負荷との間で電力を移送するための並列共振コンバータの動作方 法であって、コンバータが負荷電圧波形を合成し、 リンク回路でゼロ電圧セグメント及び非ゼロ電圧セグメントを持つリンク電 圧パルスを発生するステップ、 リンク回路と負荷との間に接続された第1スイッチ回路の出力端子に、リン ク電圧パルスを送出するステップ、 前記リンク信号の発生の間、各リンク電圧パルスのゼロ及び非ゼロセグメン トの長さを制御し、前記パルスのデューティサイクルを連続的に制御するステッ プ、及び 前記リンク電圧パルスの最大電圧を予め定められた電圧に制限するステップ を含むことを特徴とする並列共振コンバータの動作方法。 14.リンク電圧パルスの非ゼロセグメントの間、リンク電圧が負荷電圧にほぼ 等しい電圧に制限されるように、最大電圧レベルを制御するステップを含むこと を特徴とする請求項13に記載の方法。 15.電力源とリンク回路との間に接続された第2スイッチ回路を通して、リン ク電圧パルスを前記電力源に接続された前記第2スイッチの入力端子に送出する ステップ、及び 前記入力端子に印加されたリンク電圧パルスのゼロ及び非ゼロセグメントの 長さを制御するステップ を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。 16.リンク電圧パルスが、単極パルスであることを特徴とする請求項13に記 載の方法。 17.コンバータの共振回路が、リンク電圧パルスのゼロ電圧レベルと非ゼロ電 圧レベルとの間の遷移の間にのみ発振するように制御されることを特徴とする請 求項13に記載の方法。 18.ゼロ及び非ゼロセグメントの長さが、制御信号に基づくリンクスイッチの 動作によって制御されることを特徴とする請求項13に記載の方法。 19.リンク電圧パルスの最大電圧が、少なくとも1つのリンクスイッチに接続 されたクランプダイオード及びクランプコンデンサによって制限されることを特 徴とする請求項13に記載の方法。 20.第2リンクスイッチが、クランプダイオード及び前記コンバータの共振回 路の共振インダクタに接続されることを特徴とする請求項19に記載の方法。
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