JPH10511480A - 液晶ディスプレー用内部クロックを備えるマイクロコントローラ - Google Patents

液晶ディスプレー用内部クロックを備えるマイクロコントローラ

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Abstract

(57)【要約】 半導体チップ上に形成されたマイクロコントローラ(50)を含むデバイスを用いて、マイクロコントローラ(50)によって制御されるべき外部システムのLCDディスプレー(30)を制御する。マイクロコントローラ(50)は、電力節約モードで動作するスリープ状態に入り、その間マイクロコントローラ(50)の機能的活動が低下する。そのような期間が終了した時点でマイクロコントローラ(50)はスリープ状態から覚醒されて活動を再開する。デバイスのユーザによって独立の内部オンチップクロックが、これはRC発振器(117)にすることができるが、選択された場合、LCD(30)へのタイミングはマイクロコントローラ(50)自体の内部クロックから切り離される。このことにより、マイクロコントローラ(50)の内部クロックがスリープ状態において停止している時でもチップがLCDディスプレー(30)の駆動を継続することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 液晶ディスプレー用内部クロックを備えるマイクロコントローラ関連出願の相互参照 本出願は、同一日に出願されて本出願人に譲渡された同時継続出願である「L CDディスプレー用デュアルポートRAMおよびスレーブポート共有を備えるマ イクロコントローラ」(合衆国特許出願第08/671,962号)、「LCDピクセル活 性化を決定するラムに記憶されたデータの更新に関するLCD制御を備えるマイ クロコントローラ」(合衆国特許出願第08/671,950号)、「液晶ディスプレーチ ャージポンプを備えるマイクロコントローラ」(合衆国特許出願第08/671,575号 )、および「液晶ディスプレー制御用に適合されたマイクロコントローラチップ のテスト方法」(合衆国特許出願第08/671,011号)に関連するものであり、それ らの開示は参考として本明細書の一部を成す。発明の背景 本発明は一般に、特に外部システムまたはサブシステムに対する制御機能を提 供するように適合されたマイクロプロセッサ、つまり一般にマイクロコントロー ラと呼ばれるものに関するもので、更に特定するならば、ディスプレイそれ自体 以外には周辺デバイスを必要とすることなく液晶ディスプレイ(LCD)の駆動機 能を提供することの可能なマイクロコントローラに関するものである。 LCDは一般に、間に液晶材料がはさまれた一対のガラスプレートを備え、液 晶は、プレート上の透明な導電性材料間に配された電場に従って結晶様構造の方 向を変えるという特性を有し、それによって光が液晶を通過する時に個々のピク セルが選択的に暗くなり、暗くなったピクセルが可視化される。典型的なLCD 、例えば従来技術のパネル10を図示した図1に示したLCDは、一般的に構成さ れた複数の英数字の表示可能部12(potential)を使用する。文字はそれぞれ、通 常図に示すように7本の独立した線状ピクセル15を複数集めて構成される「8の 字」型のブロック文字の形状を有するが、特定の英数字で、より大きな曲率また はより細部 の表示が望まれる場合にはそれ以上の数のピクセルを使用することができる。7 つのピクセルより成る文字では、17、18および19のような3つの水平ピクセルが 縦方向に等間隔に配列され、2つの垂直ピクセル2L、22(および23、24)が、水 平ピクセルの列の両端に、水平ピクセル間の各間隙を埋めるように配置される。 ピクセルは一般に、プリント回路状の導電体(図1には示さず)のデジタルコ ード化されたアレイに印加される波形によって駆動されるもので、LCDの上面 にある導体はそれぞれ「セグメント」に接続され、底面の導体は「コモン」に接 続される。従って、特定のデジタルコード(例えば2進数ベースのもの)が各種 導体への電力の形で印加されると、特定の英数字がLCD上に表示されるが、こ の場合、当然プレートを透過する光を放射する光源が存在するものと仮定する。 「セグメント」は、通常半導体回路チップ(図1には示さず)上に周辺デバイス の一部として供給されるドライバによって電力を与えられる。「コモン」もまた 、半導体回路チップによって、各ピクセル両端のRMS電圧が閾値より上(ピク セルが暗い)または閾値よりも下(ピクセルが透明)のいずれかとなるように駆 動される。任意の所定LCDについて、「コモン」の数に「セグメント」の数を かけた積はディスプレイ内のピクセルの数に等しい。 LCDは、ほんの少し例を挙げるならばホームセキュリティーシステム、工業 的な制御サーモスタット、家庭用サーモスタット、血圧計、血糖測定器、AC電 力計、がん具、音声レコーダ、電子レンジ、および一酸化炭素検出装置を含む広 範囲な用途に利用されている。そのような用途におけるLCDの利用、さらにL CDの用途を構成するシステムを制御するために1つ以上のマイクロコントロー ラが使用されるような用途におけるLCDの利用は本来、かなり一般的なもので ある。しかしながらこれまで、ディスプレイ(大量のピクセルを含むことがある )はそれ自体の電源および制御デバイスによって動作および制御される一方、デ ィスプレイを使用するシステムはマイクロコントローラによって独自に制御され てきた。独立した制御デバイスが必要であることは、コスト、複雑さ、およびシ ステムの制御部全体の寸法に悪影響を与える。 エンクロージャ(閉鎖空間)の暖房、換気および空調(HVAC)システムを制 御することによってこのエンクロージャ内の空気の温度を調節するために使用さ れ る比較的簡単なサーモスタットの例を参照することにより、問題の性質がより明 らかに理解されよう。サーミスタは、エンクロージャ内の温度を示すアナログ入 力を提供する。LCDディスプレイは、この温度を目に見える形で表示し、さら に、ユーザによって適切に選択されキーパッドを用いて指定された設定ポイント または設定温度を表示する。キーパッドインターフェースによって割り込みが発 生し、それによってユーザは、マイクロコントローラがディスプレイを変更する ために使用する基準として、キーパッド情報を打ち込むことが可能になる。これ は例えば、マイクロコントローラがシステム内のヒートポンプをオンにするよう 選択されたサーモスタッド出力電圧のような別の出力をメモリーに書き込むため に使用する。 制御機能の全て、あるいは少なくともそのうちの大部分を1つの製品、つまり マイクロコントローラチップ自体に統合するのが望ましい。しかしながらそのよ うな目標は決して単純なものではない。LCDディスプレイはマイクロコントロ ーラよりもはるかに低速で動作する。さらに、マイクロコントローラ制御機能の タイミングは、LCD制御機能のタイミングと異なる。電力を節約するためにマ イクロコントローラを「スリープ」モードまたはスリープ状態にすることが可能 である一方、LCDディスプレイは機能し続けなければならないことに関連して 、もう一つの問題が生じる。 マイクロコントローラによって制御されるシステムと併せて用いられるLCD ディスプレイを制御するための今日のシステムは、特に、マイクロコントローラ がスリープモードにある時など、ディスプレイのタイミングおよび更新を制御す るクロックパルスがマイクロコントローラ自体によって供給されない時に、その ようなパルスのソースを必要とする。マイクロコントローラデバイスパッケージ は通常、外部からの入力のために使用可能なピンを有するが、デバイスのユーザ は、そのピンをその他の必須な目的のために確保したいという理由から、そのよ うな使用を望まない場合がある。LCDを動作状態に保つには、タイミングモジ ュールがLCDディスプレイを駆動する論理セクションにクロック信号を供給し なければならない。典型的な今日の用途では、現在入手可能なマイクロコントロ ーラはスリープ状態の時には全くクロック機能を提供することができない。 デバイスユーザの用途において、LCDディスプレイが動作状態に保たれなけ ればならないまたは保たれることが必要な場合、ユーザは、マイクロコントロー ラの外部ピンに外部クロックを印加することによってLCD制御に用いることが できる外部クロック信号を発生させる独立したデバイスを使用しなければならな くなる。これは、選択されたピン(その内使用可能なのは限られた数、一般的な デバイスでは1本だけあるいは2本)がその他の目的については使用不可能にな ることを意味し、さらに緊急事態においてはその他の目的がはるかに重要な場合 がある。 以下詳細に説明するように、LCDディスプレイを駆動するために2種類の波 形がさまざまに利用される。タイプAの波形は、全てのデータが1つのフレーム 内に収容されて、そのフレームについてDC値をゼロにするために相補的な状態 (例えば高電圧および低電圧)に組み立てられる「コモン」および「セグメント 」波形を発生させる。ディスプレイのガラスプレート両端の電圧波形が平均DC 値ゼロに維持されることが必須である。なぜなら、長い時間に渡ってガラスにゼ ロでないDC電圧が印加されるとガラスがブレークダウンを起こす可能性がある からである。タイプBの波形は、全てのデータが2つのフレーム内にあって、実 際のデータが第1フレーム内に組み立てられて、同じデータが逆の状態で第2フ レーム内に組み立てられており、タイプB波形について2つの完全なデータフレ ームに渡って平均のDC値ゼロが維持される「コモン」および「セグメント」波 形を発生させる。 一般に、タイプA波形は単純なLCDディスプレイに使用され、タイプB波形 はより複雑なLCDおよびMUX速度の早いディスプレイに使用されるが、後者 の理由は、タイプBについての弁別比(discrimination ratio)がより高いことに より視角が拡大されるからである。LCDピクセルをオンにするには、いずれか の波形のRMS電圧がガラス(より正確に言うならば、対向する導電性ピクセル を構成する容量性要素)の閾値電圧を越えなければならず、更にピクセルをオフ にするには、RMS電圧値が閾値電圧よりも低くなければならない。ディスプレ イ内のコントラストは、RMS電圧がガラスの閾値電圧よりも高い値で上昇する に伴って、限られた範囲で増加する。マイクロコントローラから効率的にLCD を駆動するために波形電 圧を発生させる際の方法について、深刻な問題が発生する。 タイプAの波形は、ランダムアクセスメモリ(RAM)から読み取られるデータ をDC値ゼロの単一のフレームで供給することから、RAMはいつでも読み取り および書き込みすることができる。これに対して、タイプBの波形では2つのフ レームが必要となることから、その間ゼロDC値を達成するには、その期間中、 つまりその波形の2フレームまたは2サイクルに渡ってRAM内にデータを保持 することが必要である。例えば第2フレームが完了する前にRAM内のデータが 変化すると、第2フレームに第1フレームのデータの逆が含まれないことになり 、結果としてDC値がゼロにならない。 LCD制御のためのフレーム速度は相対的に非常に低速で60から100Hzの範囲 にあり、一方マイクロコントローラは、通常1メガヘルツ(MHZ)以上の速度で 動作する。高速マイクロコントローラでは、単にデータが非常に速く変化すると いう理由によって、タイプB波形においてDC値ゼロを維持することが困難にな る。従ってLCDガラス自体の信頼性および物理的不安定性が、マイクロコント ローラに統合された制御機能からLCDディスプレイを動作させる際に問題を示 す。 更にもう一つの大きな問題は、統合されたLCD機能マイクロコントローラを テストする際の方法にある。非常に低速のLCDディスプレイは、試験時間また はコストの浪費とはならないマイクロコントローラの動作速度に適した方法でマ イクロコントローラをテストできる方法を考案する上で、深刻な問題を提示する 。さらに、LCDに適応させるべきアナログ電圧および機能は、デジタルテスタ ー上で、あるいはデジタルシミュレーションを用いてマイクロコントローラのテ ストを行うという要望と対立する。 それ以外の一連の問題は、マイクロコントローラを作製する半導体基板がN- 型よりもむしろP-型である時に発生する。P-型基板の導電性はプラスの電圧で 動作することを必要とし、LCDディスプレイの各種機能およびその制御を行っ て可能化するためにプラスの電圧を発生させなければならない。 本発明の主たる目的は、1つ以上のLCD制御機能と、それ以外のより一般的 なマイクロコントローラのシステム制御機能とを、効果的且つ経済的に統合した マイクロコントローラデバイスを提供することにある。さらに特定するならば、 本 発明の目的は、アナログ電圧(またはその他の波形)の入力および出力を受けて これを伝送するためのアナログインターフェースと、LCDディスプレイを更新 するためのLCDインターフェースと、制御動作を行うためのマイクロコントロ ーラ命令およびシーケンサとを、1つのパート、つまり1つの製品に統合するこ とにある。 関連する目的は、マイクロコントローラによって制御されるシステムのLCD を制御する能力を、少なくとも部分的にマイクロコントローラチップそのものに 組み込むことにある。 本発明の更にもう一つの重要な目的は、マイクロコントローラがスリープ状態 にあって覚醒の必要性(覚醒すべきか否か、およびいつ覚醒すべきか)を検出す るための単純なモニター機能以上の機能を全く行っていない時に、ホームセキュ リティーシステム、工業制御用サーモスタッドおよびその他の用途に用いられる LCDディスプレーの駆動を補助するための内部クロックソースを提供するよう に適合されたマイクロコントローラを提供することにある。発明の概要 本発明は、デバイスのユーザに、内部クロックソースを使用または可能にする という選択肢を与えるものである。つまり、マイクロコントローラそのものの内 部に、マイクロコントローラをスリープ状態にして電力を節約すると同時にLC Dディスプレーを完全な動作状態に保ってシステムの適切なポイントを視覚的に モニター可能にする好都合な道具として、内部クロックソースを提供するもので ある。本発明によれば、LCDモジュールにクロックパルスを供給し且つマイク ロコントローラがスリープ状態の時もLCDディスプレーを動作状態に保つため に、半導体マイクロコントローラチップ上に単純で安価なRC発振器が形成され る。 デバイス使用方法は、マイクロコントローラによって制御されるべき外部シス テムのLCDディスプレーを制御するために半導体チップ上に製造されたマイク ロコントローラを含むデバイスを動作させるために使用される。マイクロコント ローラは選択的にスリープ状態に入るように適合されており、この状態ではマイ クロコントローラが電力消費を節約するために低電力モードで動作するもので、 そ の間マイクロコントローラの機能的活動は低下する。マイクロコントローラはさ らに、そのような期間が終了した時点でスリープ状態から覚醒され、活動を再開 するように適合されている。本発明方法では、マイクロコントローラが覚醒して いる時、LCDの動作をタイミングするためのクロック信号はマイクロコントロ ーラの内部RCクロックから供給される。マイクロコントローラがスリープ状態 に入ったことが検出された場合、内部RC発振器は、スリープ中に停止するマイ クロコントローラの内部クロックから独立しているために、マイクロコントロー ラがスリープ状態にあるそれぞれの期間中LCDにクロック信号を供給してLC Dの動作のタイミングを継続することができる。 好ましい実施例では、独立した内部オンチップクロックはRC発振器である。 ユーザによってRC発振器が選択されると、LCDへのタイミングはマイクロコ ントローラ自体の内部クロックから分離される。RC発振器は、使用可能な3つ のLCD用クロックソースのうちから選択することができる。 従って本発明のもう1つの目的は、より特定するならば、マイクロコントロー ラと共にチップ上に作製された内部RC発振器であって、マイクロコントローラ 自体の内部クロックを差し置いてユーザによって選択されることができ、結果的 にマイクロコントローラの内部クロックから切り離された状態でLCDディスプ レーのタイミングを行って、マイクロコントローラがスリープ状態にある時でも LCDディスプレーが動作状態に保たれるようにする内部RC発振器を提供する ことにある。図面の簡単な説明 以下、添付した図面と併せて現在好ましいとされる実施例および使用方法(現 在考えられる最良の本発明実施方法を構成する)に関する詳細な説明を考慮する ことにより、本発明のさらなる目的、対象、および利点が明らかになろう。 図1は、従来技術によるLCDディスプレイの単純化された概念的機能図であ って、先に述べたディスプレイの各種部分を説明する上で有用であり、 図2は、LCDディスプレイと供に使用されるシステムのマイクロコントロー ラと供にチップ上に作製されたLCDモジュールのブロック図であり、 図3Aおよび3Bは、タイプAおよびタイプBのLCDドライバ波形の例であり 、 図4Aおよび4Bは、マイクロコントローラチップに組み込まれた図2のLCD モジュールを備えるマイクロコントローラの単純化ブロック図であり、 図5Aおよび5Bは、それぞれ、LCDディスプレイに必要な数種類の電圧レベ ルを、電源(電池)VDDによって決定される固定されたベース電圧の倍数として 供給するために必要とされる、切替式コンデンサ構造を用いたチャージポンプの 好ましい実施例、および抵抗ラダー構造を用いた代替例を示す概念図であり、 図6は、図5Aの切替式コンデンサのチャージポンプにおいて発生するエネルギ ー損失を補償するためのフィードバックおよびコンデンサ過充電回路を示す概念 図であり、 図7は、マイクロコントローラがスリープ状態にある期間中LCDディスプレ イ用の内部クロックを提供するための発振器について、内部RC発振器からマイ クロコントローラと供にチップ上に作られたLCDモジュールへの接続を示す単 純化ブロック図であり、 図8は、図7の回路用の内部RC発振器の例を示した概念図であり、 図9および図10A、10Bはそれぞれ、多重マスターによるスレーブ共有を備え る単純化デュアルポートRAMを可能にする技術において用いられる回路構造を 示すブロック図および概念図であり、 図11は、LCDディスプレイを駆動するために、タイプBの波形を用いてRA Mを制御して更新するために使用される回路のブロック図であり、 図12は、比較的低速のLCDとLCD制御モジュールとを高速でテストするた めの好ましい方法を具体的に示す簡略化ブロック図である。好ましい実施例および方法に関する詳細な説明 図2を参照すると、半導体(一般的にはシリコン)チップ(図示せず)内にL CDモジュール30が組み込まれており、この半導体チップ内には、一般的な相補 型金属酸化膜シリコン(CMOS)、ポリシリコンゲートプロセス技術を用いてマ イクロコントローラ(これについては以下詳細に説明する)が作製されている。 本発明の好ましい実施例では、マイクロコントローラ、従ってLCDモジュール はP-型 導電性シリコン基板内に作製されており、そのファクターは本発明のいくつか( 全てではない)の特徴において重要である。 LCDモジュール30は、選択および分割能力を有するクロックソース32を含み 、このクロックソースは、LCDモジュールの動作を制御するタイミング制御35 と相互作用する。タイミング制御35は、クロックソースに対し、3つのクロック 入力、つまり内部RC発振器からの入力、入力TlCKI、および入力Fosc/4か ら1つを選択するように命令し、そのクロック入力を分割するか否かを命令する 。タイミング制御は更に、ランダムアクセスメモリー(RAM)37に、I/Oパッ ド制御回路機構への信号seg<31:0>上のデータをいつ更新するかを命令し、さら に、パッド制御回路機構に信号lcdclk、lcdph、およびCOM3:COM0を供給す る。パッドはシリコンチップの出力を意味し、つまりこれはLCDガラスへの入 力となる。 LCDの各英数字のセグメントは、あらかじめRAM37に書き込まれ、次にR AM37から読み出されて、更にパッドへと伝達されるデジタルコード化された値 によって駆動される。デジタル値は、パッド制御回路機構によってアナログ波形 へと変換され、このパッド制御回路機構は、タイミング制御35からの制御信号お よび、チャージポンプまたはその他のソースによって供給されるアナログ電圧値 を利用する。 発生される波形は、図3Aの例に図示したタイプAまたは図3Bに図示したタイ プBのいずれかである。図3Aを参照すると、タイプAの波形は、コモン波形お よびセグメント波形を発生させ、この波形では単一フレーム内に含まれる全ての データが高電圧および低電圧の相補的な組み合わせで、フレーム全体に渡って平 均DC値ゼロに維持されている。この図では、LCDおよびLCDのピクセルの 端子接続が図の左側に示されており、ここでは、対応する接続に印加される1ノ4 多重ドライブにおいて発生される右側に示した波形により、個々のピクセルが暗 くなっている。ピクセルは、英数字ディスプレイの独立した水平および垂直のバ ーであり、これらはセグメントと呼ばれることもある。駆動可能なピクセルの数 は、ディスプレイ内のセグメントの数にコモンの数をかけた算術積である。 図3Aに示すように、各コモンは多数のピクセルに接続することができる。同 様に、各セグメントは多数のピクセルに接続することができる。例えば、上のデ ィ スプレイでは、コモン3(COM3)は一番上の水平ピクセルと左上の垂直ピクセル とに接続しており、COM2は右上の垂直ピクセルと真ん中の水平ピクセルとに 接続しており、COM1は左下と右下の垂直ピクセルに接続しており、COM0は 点(小数点)と一番下の水平ピクセルとに接続している。下のディスプレイ(説 明を明確にするために便宜上別れているが、実際には上のディスプレイと同一の ものである)では、セグメント0(SEG0)は下側および中央の水平ピクセル並び に左上および左下の垂直ピクセルに接続しており、SEG1が点と右上および右 下の垂直ピクセルと上側水平ピクセルとに接続している。 ここで、図3Aの右側を見ると、各種ピンおよび端子接続に現れる波形が図の 最初の6つの部分(上から下へ読む)に示されている。従って一番上の波形につ いて、ピンCOM0では、多重ドライブの最初の1/4に波形の最大エクスカーショ ン(3Vまで)が現れ、一方、COM3における波形については、最大エクスカー ションは最後の1/4にある。SEG0について示した波形は、ドライブの3番目お よび4番目の1/4にそれぞれ最大のエクスカーションを有する。コモンが「アク ティブ」の場合(つまりRMS値が大きい)、このコモンに連結されたピクセル は全てアクティブである。従ってCOM3がアクティブである場合、例えば左上 のピクセルがアクティブである。そしてこのピクセルはCOM3とSEG0との交 差点にある。最後から2番目にCOM3-SEG0として示した2つの波形の組み 合わせは、フレーム内のいずれかのポイントに最大値を有し(最後の1/4)、そ れらが交差するピクセルはフレームを通して点灯されている(つまり暗くなって いる)。一方、図の同じ側の最後(一番下)の波形に示したCOM0およびSE G0に関する波形の組み合わせは、フレーム内の何れの時点にも最大値(3Vのエ クスカーション)を持たず、このコモンとセグメントとが交差する底部水平ピク セルは、フレームを通して点灯されていない(つまり明るい)のままである。図 では、「選択」および「非選択」波形は単純に、それぞれ点灯および非点灯を意 味する。 図3Bに示したディスプレイおよびタイプB波形についても、同じ分析が適用 される。但しここでは、全てのデータが2つのフレームまたはサイクルで発生さ れる1/4デューティーサイクルドライブが使用されている。ここでも、LCDお よび端子接続が図の左側に示されており、右側に示した波形と左側に示した端子 接続と によって暗くなったピクセルが示されている。例えば、一番上のピンCOM0に おける波形を見ると、この波形では最初の2本の垂直な点線の間にフレーム1が 示されて、その直後に第2および第3の垂直な点線の間にフレーム2が示されて おり、この図では、フレーム2のデータがフレーム1内に組み立てられた実際のデ ータのちょうど逆であることが理解されよう。すでに述べたように、これにより 、2つのフレームを通して平均DC電圧値ゼロが保証される。 本発明では、常にタイプA波形を使用する(常にいずれか一方を使用してもう 一方を除外する)。本明細書で既に述べたように、LCDピクセルは、ガラスの 閾値を越えたRMS電圧を印加することによってオンにされる(つまり暗くなる )。RMS電圧が閾値電圧を下回るとピクセルはオフになる。しかしながら、タ イプB波形を使用した場合、連続する2つのフレームインクリメントにおいて起 こる変化がRAM内のメモリー位置に書き込まれ、読み取られる。従って、タイ プB波形では、DC電圧を平均ゼロとするのに2つのデータフレームが必要であ ることから、この2つのフレームの期間中ずっとデータがRAM内に保持される ことになろう。図11の説明に関連して以下に説明するように、タイプB波形を使 用した場合、RAM内のデータ更新のタイミングは注意深く制御される。なぜな ら、第2のフレームが完了する前にRAM内のデータが変化すると、第2のフレ ームが第1フレームのデータの逆を含有しなくなり、DC電圧値がゼロでなくな る可能性があるからである。その結果LCDガラスのブレークダウンの可能性が 高くなり、これは許容されない。 図2のLCDモジュール30は、最大4個のコモンと32個のセグメントとをサポ ートすることができる。LCDガラス上のピクセルはそれぞれ2つの接続を有し 、そのうち一方はコモンへの接続でもう一方はセグメントへの接続である。従っ て各コモンは、セグメントと同じ数の独特なピクセルに接続することができる。 任意の所定LCDドライバについて、駆動可能なピクセル数の理論上の最大値 はLCD内のコモンの数にセグメントの数を乗じた算術積に等しく、実際には、 駆動可能なピクセルの最大数は、アナログ電圧発生器への負荷のために理論上の 最大値よりも小さい。タイミング制御35は、任意の所定時間にいずれのコモンが アクティブであるかを示すデジタル信号を発生させ、クロックソース32と供に、 いつ RAM37内のセグメントデータがパッド制御回路機構に対し更新されるかを制御 する。 図4は、マイクロコントローラの単純化したブロック図であり、マイクロコン トローラのより重要な機能のうちのいくつかを具体的に示しており、LCDモジ ュールとその他の部品、例えば内部RC発振器との関係を含む。マイクロコント ローラ50はシリコンチップ51上に作製されており、このシリコンチップ51には図 2のLCDモジュール30が組み込まれている。マイクロコントローラは、デバイ スユーザの利便性のためにアナログインターフェースを備え、さらに周期的(ま たは必要に応じて断続的に)ディスプレイを更新してアナログ用途を提供するた めにLCDインターフェースを備えている。これらの機能は、マイクロコントロ ーラ命令およびシーケンシングと供に、デバイスが、制御機能および制御動作を 単一のデバイスパッケージ内の単一チップまたは多重チップデバイス内で全て行 うことを可能にする。制御機能は全て、マイクロコントローラ構造および動作に 組み込まれた部分である。 LCDガラスに匹敵する容量性回路の両端におけるRMS電圧を駆動するため の構造技術を用いる一方ガラスのブレークダウンを避けるためにディスプレイ両 端のDCレベルの平均値をゼロにして、タイプAおよびBの波形でLCDを駆動 することは幾分複雑である。波形は全てLCDモジュール30を含むデジタルセク ションから発生され、制御機能に必要なアナログレベルは電圧発生回路機構(マ イクロコントローラの内部または外部のいずれにあってもよい)から提供される 。 マイクロコントローラーのコアまたは中央処理ユニット(CPU)は、LCDモ ジュールの論理部位に対し、LCDドライバおよびアナログ機能のタイミングを 制御するように命令する。チャージポンプまたは抵抗ラダーの形状を有する電圧 発生器は、LCDコモンおよびセグメント用のピンを駆動するのに必要な電圧を 発生させる。LCD用途については、ディスクリートな電圧レベル、つまり、例 えば1×電圧、2×電圧および3×電圧というディスクリートな段階が利用可能で なければならない。好ましい実施例では、チャージポンプの動作範囲はベースと なる電圧について1.0V〜2.3V、および供給すべき3つの電圧について、その2 倍、3倍である。実際には4つの電圧が必要であるが、ディスクリートレベルの うちの1つは グラウンドである。これは典型的なチャージポンプとは異なることに注意された い。典型的なチャージポンプではただ1つの電圧レベルが必要となるが、その場 合、固定された低電圧(一般的には電池電圧)レベルを引き上げてより高い電圧 を達成するために数個の段階が必要とされる。 次いで図5Aの概念図を参照すると、LCDディスプレイに必要な数種類のデ ィスクリートな電圧レベルは、チャージポンプ75によって、固定されたベース電 圧VLCD1の倍数として発生され、その強さおよび範囲は電源(電池)VDDに よって決定される。これにはグラウンドレベルVSSに設定された4番目のレベル VLCD0は含まれない。ベースレベル電圧VLCD1は電流源77上のタップか ら取り、この電流源77は片側が電源VDDに接続されてもう一方の側が調節可能な 抵抗(ポテンショメータ)78へと接続されている。ポテンショメータは、図中点 線で部分的に囲まれたチップ51の外側にある。この出力(VLCDADJ)上の電 圧は、単位利得増幅器100によってベース電圧VLCD1に印加される。 チャージポンプ75の所望の電圧レベルは、切替式コンデンサ技術によって達成 され、この技術では、スイッチマトリクス80および制御論理81(後者はステート マシンである)を、コンデンサ83、101、102、および103と供に使用する。最初 のアクティブなクロックにおいて、制御論理81によってスイッチ80-Cが閉じら れ、その結果ピンC1とC2との間に接続されたコンデンサ83が電圧レベルVLC D1(公称2V)まで充電される。2番目のクロックにおいて、スイッチ80-Cが 開放されてスイッチ80-2が閉じられ、それによってコンデンサ83がVLCD1と 直列且つVLCD2と並列に接続される。従って、コンデンサ83上の電荷がコン デンサ102へと送り出される。そしてついにはコンデンサ102上の有効電圧VLC D2が2×VLCD1(公称4V)になる。第3のクロックで、スイッチ80-2が開放 されてスイッチ80-Cが再び閉じられ、コンデンサ83が再び電圧VLCD1まで充 電される。第4クロックでは、スイッチ80-Cが開放されてスイッチ80-3が閉じ られ、コンデンサ83がVLCD2と直列且つVLCD3と並列になる。従って、コ ンデンサ83上の電荷が今度はコンデンサ101へと送り出され、ついにはVLCD3 上の電圧が3×VLCD1(公称6V)となる。 このチャージポンプ構成および方法は、マイクロコントローラおよびLCDモ ジュールにP-型基板を使用することを考慮するもので、マイナス電圧が発生さ れ ないことを認識し、グラウンドに対してプラスの電圧を発生させて、この部分の 動作電圧(VDD)を越えるレベル(単数または複数)にすることを可能にする。L CDディスプレイ用途に関する限り、LDCガラスに関する唯一の興味のポイン トはRMS値(タイプA波形については1フレーム、タイプB波形については2 フレームに渡ってDC値がゼロである)が発生されていることにある(電圧がプ ラスであるかマイナスであるかは問題でない)。 デバイスのユーザは、チップ上の電圧発生器からのLCD制御を可能にするた めに、外部供給ポテンショメータ78、外部コンデンサ83、101、102および103の みを必要とする。独立した電圧源または電圧調節器を備える必要はない。3つの 電圧レベルは、チャージポンプ75によって、コンデンサ充電を介した電圧倍増に より発生される。グラウンド基準が4つ目のレベルを提供する。使用するコンデ ンサは全てチップの外側にあって、それにより個々のコンデンサについて独立し たピンが必要である。外部コンデンサを使用するのは、次のような理由による。 つまり、駆動されている瞬間の電流がかなりの強さを有することから、コンデン サを直接チップ上に置くには容量値を大きくしなければならず、従ってチップの 寸法が大幅に大きくなるからである。 必要となるディスクリートな電圧レベルを得るための別の方法では、シリコン チップ内に組み込まれた抵抗ラダーを使用するが、この方法には次のような欠点 がある。つまり、抵抗ラダーを使用しない場合にシステムに必要な最大電圧より も高い出力電圧レベルを有する電源が必要であり、さらに、チャージポンプより もはるかに多くの電力を消費する。以上のような理由のためにそれほど望ましく ないものの、抵抗ラダー90の適当な実施例を図5Bに示す。回路は、抵抗91、92 、および93を含み、これら抵抗は電源電圧VDDからこの順で分岐している。抵抗 93とVLCD0との間にはトランジスタ94が接続されて、抵抗ラダーを使用可能 にまたは不可能にするようになっている。最も低い電圧、あるいはベース電圧V LCD0はポテンショメータ95に接続されており、最も高い電圧はVLCD3であ って、これはVDDに接続されている。3つの抵抗91、92および93はVLCD3と VLCD0との間の電圧差を均等に分割する。従って、VLCD1上の電圧は常に 、この電圧差の1/3分だけVLCD0よりも高く、VLCD2は常に、この電圧差 の2/3分だけVLCD0よりも高い。 電圧VLCD0、1、2は、ポテンショメータ95の端子間の電圧低下を変化させる ことによって調節することができる。 抵抗ラダーを使用する場合、より高い電源電圧、例えば6.5Vの電源電圧が必 要である。LCDディスプレイガラスには適当なレベルの瞬間的電流が送り込ま れなければならず、これは、ラダー用に選択される抵抗の寸法が十分に低くなけ ればならないこと、従ってラダーを流れる電流が、チャージポンプ切替式コンデ ンサ法の場合の電流に比べて比較的高いことを意味する。チャージポンプのもう 1つの利点は、電流が駆動されるLCDガラスに比例する、つまり多くのセグメ ントをオンにすればするほど電流強度が高くなることにある。反対に抵抗ラダー では、電流はLCDディスプレイの種類に関係なくほぼ同じである。 さらに、切替式コンデンサチャージポンプは、電池の寿命の間に起こる電圧の 低下に対処する上で抵抗ラダーよりも効果的である。チャージポンプ内の電流源 は、電池電圧の減衰にも係らず一定の電流、従ってディスプレイに対する比較的 均一な基準電圧を維持することにより、電池電圧の低下を補う。その結果、ディ スプレイ上のLCD電圧はより長時間に渡って一定に保たれる。これに対して、 抵抗ラダーでは、電源電圧の減衰と供にLCD電圧が低下する。 しかし、チャージポンプを用いるシステムでも幾分の電圧低下が見られ、これ はスイッチング、スイッチ抵抗および関連する要因によるもので、実質的に任意 の切替式コンデンサデザインにおいて観察されるものである。これを補うために 、過充電状態を適用し、対象となるピンの電圧レベルを検出して検出した値をア ナログ入力を介して比較器へとフィードバックする。この能動的フィードバック プロセスによってピン上の充電レベルが不十分であることが観察されたならば、 それに従って充電レベルを上昇させ、低下を補う。 常にある程度の損失が存在することから、ディスクリートなステップ電圧は完 全にベース電圧の×2および×3ではない。ベース電圧は調節によって元のレベル またはその付近に留まる傾向を有するが、第2および第3の電圧は低下し易い。 その結果、異なるデータについてディスプレイに差が観察され、コントラストが 失われ、定期的にディスプレイを調節する必要が生じる可能性がある。さらに、 長い間にはディスプレイのブレークダウンを引き起こすような傾向を有するDC 電 圧が存在する可能性があり、結果的に信頼性の点で深刻な問題となる。大型のL CDを駆動する場合のように、非常に大きい負荷コンデンサが存在する場合、チ ャージポンプが壊れて電圧倍増が低下することがある。従って、LCDディスプ レイ内で駆動可能なキャパシタンスの寸法に関しては制限が存在する。 システムの損失を補償するためにフィードバックを用いてコンデンサを過充電 する方法においては、コンデンサを充電するために電源電圧VDDから電流を引く 。そのような補償回路の実施例を図6に示す。図5Aのチャージポンプ回路の電流 源77の出力回路に対して直列に、2つの追加の抵抗105および106を配置する。抵 抗106および105の端子間にはそれぞれΔV1およびΔV2で示す電圧が存在し、上 記の場合と同様、直列経路の末端には外部ポテンショメータ78が接続されている 。ポテンショメータと並列に小型のコンデンサ108が配置されて、第2のディス クリートな電圧レベルVLCD2が充電される前にクロックサイクル中のノイズ を濾波するようになっている。切替式コンデンサ83の充電はモニターされて、比 較器110のプラスの入力に印加される。比較器のマイナスの入力はベース電圧+ ΔV2であり、これは、クロックサイクルのこの部分では抵抗105および106間の ノードからの回路経路でスイッチが閉じられているからである。従って、コンデ ンサ83の端子間の電荷がベース電圧+ΔV2未満であるならば、コンデンサは後 者のレベルまで過充電されよう。 これは、コンデンサ83がベース電圧+ΔV2のレベルに充電されるまで、つま り比較器への2つの入力が同等になってその出力がゼロになるまで、比較器110 の出力がトランジスタ112をオンにする結果として達成されるものである。その 後VLCD3が充電される前のクロックサイクルにおいて、更に損失が蓄積し、 抵抗106のタップからのベース電圧+ΔV1が入力として比較器に印加される。そ の時のコンデンサ83上の電荷がそのレベル(ベースレベル+ΔV1)よりも低い ならば、コンデンサに過充電が施され、この過充電は比較器110への入力が同等 になるや否や停止される。従って補償は、フィードバック回路によって必要であ ることが示された場合のみ行われ、過充電回路はフィードバック回路によってコ ンデンサ83の充電が必要であると決定された場合のみオンにされる。 図6のコンデンサ過充電システムの主な利点は、(i)内部電源VDDから余分な電 荷 を得る、(ii)能動的フィードバック(能動的電荷モニター)を利用して電圧レベ ルを一定に保つ、(iii)過充電状態(VCAP)に達するのに必要な電圧よりも高い電 圧(VDD)を使用することにより、該状態に到達するのに必要な充電時間を短縮す ることにある。さらに、特別な基準電圧を用いることなく回路機構内での損失の 補償を行う(さもなければ特別な基準電圧がここでの第1の問題点となろう)。 むしろ、デルタ電圧レベルはチャージポンプ技術に関して起こり得る回路損失レ ベル付近に選択される。 システムは、マイクロコントローラが「スリーピング」である時、つまり「ス リープ」モードまたは「スリープ」状態と呼ばれる低電力動作モードにある時で もLCDディスプレイの動作が継続されるよう、さらに構成され、適応される。 外部制御されたシステムの制御機能を行う必要が生じた時にマイクロコントロー ラがこれを認識することができるよう、必須の機能およびモニタリング活性はア クティブのままであるが、電力を節約するために、必須でない機能は一定期間保 留される。本発明のこの実施例の重要な特徴によれば、LCDに関するタイミン グ機能をマイクロコントローラから分離して且つディスプレイにクロック信号を 供給するために、低コストの内部RC発振器を使用する。従ってクロック機能を 行うためにマイクロコントローラのスリープ状態を中断する必要はなく、デバイ スのユーザはクロック機能のために外部部品を備えたり、そのような機能をデバ イス上の外部ピンを介してマイクロコントローラに連結する必要はないが、LC Dディスプレイは動作を継続する。マイクロコントローラが覚醒して完全な動作 状態にある期間中は、LCDはマイクロコントローラのコアまたは内部RC発振 器のいずれかによって動作されることができるが、マイクロコントローラによっ て動作されるのが好ましい。それでもなお、外部からのクロック入力を設けて、 マイクロコントローラがスリープ状態にある期間中にこの入力によってディスプ レイを駆動することができるようになっていてもよい(ユーザがそのような外部 クロック入力性能を所望する場合には)。 図7の簡略化ブロック図では、マイクロコントローラ50がLCDモジュール30 に連結されて、特に、ディスプレイの動作タイミングを維持するためにマイクロ コントローラの内部クロックからクロック信号を供給するようになっている。マ イ クロコントローラが、そのチップ、あるいはマイクロコントローラによって制御 されるべき外部システム、または周辺デバイスの機能的制御を行うように求めら れていないとき、マイクロコントローラはスリープ状態までパワーダウンされる 。このことは任意の数の周知方法によって行うことができ、そのうちの1つは、 マイクロコントローラが最後に機能的活動(LCDモジュール/ディスプレイへ のタイミング(クロック)信号の供給という活動を除く)を行ってからの経過時 間を測定するというものである。さらなる機能的活動が行われることなく所定の 時間が経過した場合には、マイクロコントローラがスリープ状態に入るが、次に 機能的活動を行うように要求された時点でスリープ状態から回復されなければな らない。 マイクロコントローラ50からのクロック信号は、LCDモジュール30に供給さ れる。モジュールは、マイクロコントローラ50によって供給されるクロックソー スと内部RC発振器117によって提供されるクロックソースとの間で選択を行う 。ユーザは、何れのクロックソースが望ましいかを選択しなければならない。内 部RC発振器または外部クロックを選択することにより、LCDディスプレイを スリープ中に駆動することが可能になるが、システムクロック(マイクロコント ローラの内部クロック)を選択した場合にはLCDディスプレイをスリープ中に 駆動することはできない。RC発振器によって供給される内部オンチップクロッ クは、マイクロコントローラ自体の内部クロックとは無関係である。 RC発信器回路117そのものを、図8に詳細に示すが、これは完全に一般的な構 成のものであってもよく、重要な特徴は、マイクロコントローラチップ上に内部 RC発振器が組み込まれている点にある。内部RC発振器は、マイクロコントロ ーラがスリープ状態にある間、LCD用のタイミング機能をマイクロコントロー ラから切り離し、発振器からLCDモジュールを介してLCDディスプレイに直 接クロック信号が供給されることを可能にする。図8を参照すると、RC発振器1 17への入力CLKENは、この入力がハイの時に発振を可能にし、入力がローの 時に発振を不可能にする。後者の場合、NANDゲート120の出力は常にハイで 、インバータ123の出力は常にローである。従って、発振器117の出力CLKOU Tはローであり、発振は行われない。 発振器へのCLKEN入力がハイになると、NANDゲート120の出力がロー になり、最終的にインバータ125の入力がローになる。このような状況下では、 出力がハイになろうとするものの、プルアップデバイスが非常に弱く、ノード12 8に接続されたコンデンサ126もまたこれを妨げる。コンデンサは充電のために約 40〜50マイクロ秒(μsec)を要し、充電が行われたならば、出力CLKOUT( 入力CLKENがハイになった時点でハイになった)がローになる。従ってイン バータ125へのゲートがハイになり、出力はローになろうとする。しかしコンデ ンサ126が充電されていてプルダウンデバイスが弱いことから、コンデンサは約3 0〜40μsecに渡って放電する。その後出力CLKOUTがハイになり、プロセス そのものが繰り返される。従って、CLKOUT信号は約100μsec毎に発振する 。 つまり、LCDディスプレイは、マイクロコントローラ50がスリープ状態の時 、内部RC発振器117から供給されるクロック出力により操作されることができ る。 次に、図9に示したスレーブ共有を有するデュアルポートRAMのブロック図 (図10には概念図を示す)を参照すると、古典的なRAMの予備充電、放電、お よびクロック制御が巧みに回避されている。LCD制御のためには、デバイスの ユーザによって、データつまりピクセルがビットとしてRAM37(図2)に記憶 される。その後LCDモジュール30がチップ外のデバイスを更新し、RAMがL CDと交信すると同時にマイクロコントローラ50がRAM37と交信する場合が存 在することになろう。RAMがマイクロコントローラと交信している間、RAM はLCDコントローラによって更新、つまりインクリメントされることができ、 これは通常大型で比較的高価なデュアルポートRAMを必要とする。図9および1 0のデバイスはより小型でコストの低い代替品を提供する。 ここで、RAMは複数のフリップフロップを備え、マスター側がマイクロコン トローラの中央処理ユニット(CPU)によって制御されてスレーブ側がLCDモ ジュールによって制御されている。1つのスレーブラッチ154に対して、4つの マスターラッチ150、151、152および153が備えられており、これら4つのマスタ ーラッチは、通常の任意のRAMレジスタービットを用いた場合と同様、マイク ロコントローラと交信する。スレーブラッチの更新はLCDモジュールによって 制御され、そのような更新はマスターラッチ内のデータが変更されるのと同時に 起こることが ないように保証されている。これは、LCDセグメント出力に安定なデータのみ が供給されるようにするためである。図10に示した対応するマスター―スレーブ 構造は、LCDモジュールによって支持されることの可能な32のセグメントにつ いて、32回繰り返される。 RAM動作の例として、マスターラッチ150はコモン0に関する特定のセグメン トのデータを含む。コモン0がアクティブになる直前に、LCDモジュールはマ スターラッチ150内のデータでスレーブラッチ154を更新する。その後データはパ ッド制御論理へと出力され、そこでコモン0がアクティブになる時にラッチされ る。コモン0に関するセグメントデータがパッドにラッチされるために、LCD モジュールは今度はマスターラッチ151からのデータでスレーブラッチ154を更新 することができる。後者はコモン1がアクティブになる直前のコモン1に関するセ グメントデータである。同様に、コモン2に関するセグメントデータがマスター ラッチ152に含まれ、コモン3に関するセグメントデータはマスターラッチ153に 含まれる。このプロセスは指定されるコモンの数だけ連続する。 セグメントデータをラッチするパッド制御論理によって、LCDモジュールは 、スレーブラッチ内の次のセグメントデータを、次のコモンがアクティブになる 前に、対応するマスターラッチから更新することができる。従ってそれぞれのセ グメント出力についてただ1つのスレーブラッチが必要である。 スレーブ側では、効果は4対1マルチプレックスであるが、駆動目的についてマ スターは互いに排他的であることから、ワイヤー接続を使用する。必要なスレー ブはわずか32個であり、128個(つまり32×4)の独立したマスター/スレーブの 組み合わせに代わって、128個のマスターおよび32個のスレーブが使用される。 数個のマスターによってスレーブを共有するこの方法は、RAMの寸法および複 雑さを大幅に軽減するもので、スレーブポートのスキャニングを通してスレーブ の時間多重共有を可能にすることによって達成される。なぜなら、個々のスレー ブが対応する特定の時間フレームにおいてだけで読み取られているからである。 これに対して、古典的なデュアルポートRAMでは、各スレーブに1つのマスタ ーが必要となり、各ビットについて個々のスレーブがあって、スレーブが一方の 側から読み取られてマスターがもう一方の側で書き込まれるようになっている。 RAMの 単純化に加えて、デバイスにおけるシリコン面積が大幅に節約される。 タイプA波形を用いてLCDディスプレイを駆動および制御する場合、RAM は任意の時間に更新することができる。しかしながらより高速のMUX速度では タイプB波形が好ましい。図11に示したタイプB波形を使用する実施例では、制 御された状態でRAMの更新が行われる。本発明の別の特徴によれば、タイプB 波形を用いてLCDを駆動する場合、所定の時間間隔の間のみマイクロコントロ ーラがRAMへの書き込みを許可される。特にRAMの更新は、波形の2サイク ル、つまり2つ分のフルフレームが経過してから次のサイクルが開始されるまで の間のみ許可される。この更新後、次のRAMの更新が許可されるまでには、タ イプB波形がさらに2サイクル経過しなければならない。 図11では、LCD制御135が、タイプB波形によってRAM137に書き込み可能 にすることを許可される。この書き込みは、データの第2フレーム終了後、次の フレームが始まるまでの間でのみ(タイプB型波形の連続する2つのサイクル中 の何れの部分でもなく)可能にされる。このスキームでは、書き込みが許可され る前にRAMに書き込みを行おうとすれば、その書き込みは許可されず、RAM を更新する試みが許可されなかったことをユーザに知らせるために、書き込みエ ラー発生装置140からエラービットが設定される。この操作は、ゼロDC電圧値 以上の電圧が、少なくとも長時間(ディスプレイのブレークダウンを引き起こす 可能性のある時間)に渡ってLCDガラスにかからないこと保証しようとするも のである。ユーザはどのような行動を起こすべきか決断しなければならない。 RAMが書き込まれてエラービットが設定されない場合、これは常に、RAM への書き込みが受け入れられてユーザはそれ以上のステップを行う必要がないこ とを示唆するものである。しかし書き込み操作中にエラービットが設定された場 合、それは、メモリー内の所定の位置にあるデータを見直して、必要な場合には 適切に訂正する必要があることを意味する。必要に応じて、RAMへのデータ書 き込みをしてもよいことをユーザに知らせるために、LCD制御によって割り込 みが発生されてもよい。 次の別の特徴について説明すると、回路機構およびLCD制御の全体的な機能 的能力を高速でテストするための方法を開発する上で深刻な問題が発生する。な ぜ なら、高速マイクロコントローラに比べてLCDおよびLCD制御モジュールは 比較的低速で動作するからである。例えば、マイクロコントローラの指定された 機能をテストするためにアナログ電圧が書き込まれる場合、その電圧を測定する 、あるいはその電圧の印加をチェックするためにテスト装置は低速LCDディス プレイの60Hz期間だけ待たなければならならず、これは非常に貴重なテスト時 間および効率の損失となる。本発明によれば、デジタル回路のみに基づいて、出 力で正しい電圧またはパルスが得られたことを確認するために、高速スロットの 多重値を使用するシステムを採用する。このことによって非常に高速で低コスト なテストが可能になり、マイクロコントローラ/LCDモジュールが予定通りに 動作していることを確認するためにアナログ電圧を評価する必要がない。 通常、LCDピンは、LCDディスプレイの動作とその制御モジュールとを適 応させるために低速ドライバによって駆動される。本発明は、そのような動作が 維持されるユーザーモードを提供し、さらにデバイス全体を高速でテストするた めにLCDピンが高速で駆動されるテストモードを提供する。そのため、ユーザ ーモードでは、ディスプレイおよび関連する回路機能に適した速度で適切な電圧 を印加するためにディスプレイ用の通常のLCDドライバが使用される。それと は別のテストモードでは、比較的高速の動作が可能な別のドライバが純粋にテス トのためだけに切り替えられる。デバイスのテストが終了したならば、ユーザー モードにおけるデバイスの動作のために、高速ドライバを切って通常のLCDド ライバに戻す。 図12を参照すると、LCDディスプレイへのLCDピン172は通常、ノーマル またはユーザーモード可能化信号175の印加に応答して、小型の低速LCDドラ イバ173によって駆動される。上述のように、ドライバは、LCDデータおよび LCD電圧レベルを入力177および178として受け取り、LCDディスプレイのセ グメントを駆動するために適切にコード化された信号を供給する。デバイスをテ ストに供する場合、ノーマルモード可能化信号を除去し、それによって小型LC Dドライバ173の動作を不可能にして、さらにテストモード可能化信号179を印加 して、高速の大型デジタルドライバ180がLCDピン172を駆動することを可能に する。テストは、ピンにおけるデジタルパルスレベルとタイミングライトとを検 出することによって行 われる。例えば、ディスプレイの通常の動作では、ピン172に、互いに異なる別 々の時間相において4つの異なるアナログ電圧を書き込むことができる。本発明 の方法では、テストパルスは、LCDデータと共に異なる時間スロットでドライ バに印加して、ピン172における低速アナログ電圧および入力のタイミングを高 速のデジタルフォームで表すために、多重化されている。その後、テスト用の機 器、つまりデジタルテスター185が、単純に、ピンに現れるデジタルレベルとタ イミングとを観察する。 ピンが所定の時間スロットでパルスを発生するならば、それは、対応するアナ ログ電圧が適性な時間に印加されており、各スロットについても同様であること を意味する。このスキームにより、デジタルテスター185をアナログチャネルの 連続性をテストするために用いることが可能になる。テスターは、ディスクリー トな電圧を探すよりもむしろ、そのテストのために特異的にオンにされた高速ポ ート上のパルスを時間ウィンド内で探す。この技術はさらに、デジタルシミュレ ータを用いてシミュレーションを行うことを可能にするもので、これは、各種用 途についてLCDモジュール動作に見られる全てのアナログLCD機能および電 圧レベルの"1"および"0"に制限される。 その他の利点に加えて、高速テストモードでモジュールを駆動する能力は、シ リコン利用の点から見ても追加のコストまたはペナルティを課されることなく達 成される。これは、パッド上の静電放電(ESD)保護のために通常回路内に必要 とされるトランジスタを使用した場合、高速テストモードのために同じトランジ スタをアクティブにすることができるからである。 以上、いくつかの好ましい実施例および方法について述べたが、本発明が対象 とする分野の当業者には、上述の説明を考慮することにより、本発明の精神およ び範囲を逸脱することなく上記実施例および方法に関して種々の変形および改良 を行うことが可能であることは明らかである。従って本発明は、添付した請求項 および関連する法律の規則ないし原則により要求される内容によってのみ限定さ れるべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. マイクロコントローラによって制御されるべき外部システムの液晶ディス プレー(LCD)を制御するために半導体チップ上に形成されたマイクロコントロ ーラを含むデバイスを動作させるデバイス使用方法であって、上記マイクロコン トローラが、選択的にスリープ状態に入りマイクロコントローラが低電力モード で動作してその間マイクロコントローラの機能的活動が低下し、さらにそのよう な期間が終了した時点でスリープ状態から覚醒されて活動を再開するように適合 されている方法であって: マイクロコントローラ自体の内部クロックから独立したオンチップの内部ク ロックを提供する段階と、 LCDのタイミング操作を行うためのクロック信号をLCDに供給するため に、マイクロコントローラの内部クロックと上記独立のオンチップ内部クロック との間で選択を行う段階と、 マイクロコントローラがスリープ状態にある時にLCDに信号を供給してL CD動作のタイミングを継続するために、上記独立のオンチップ内部クロックを 選択する段階と を含む方法。 2.上記独立の内部オンチップクロックがRC発振器である請求項1に記載のデ バイス使用方法。 3.LCDモジュール用のクロックとしてRC発振器が選択された時に、LCD のタイミングをマイクロコントローラ自体の内部クロックから切り離すことを含 む請求項2に記載のデバイス使用方法。 4.マイクロコントローラによって制御されるべき外部システムの液晶ディスプ レー(LCD)を制御するために半導体チップ上に製造されたマイクロコントロー ラを含むデバイスであって、上記マイクロコントローラが、選択的にスリープ状 態 を取り、その間マイクロコントローラが低電力モードで動作してその間マイクロ コントローラの機能的活動が低下し、さらにそのような期間が終了した時点でス リープ状態から覚醒されて活動を再開するように適合されており、上記マイクロ コントローラが内部クロックを含むデバイスが: マイクロコントローラ自体の内部クロックから独立したオンチップの内部ク ロックと、 マイクロコントローラ自体の内部クロックまたは上記独立のオンチップ内部 クロックのいずれかから、LCDのタイミング操作を行うためのクロック信号を LCDに供給するための手段と、 上記独立の内部オンチップクロックをLCD用のクロック信号ソースとして 選択し、マイクロコントローラがスリープ状態に入った時でもLCDが動作状態 に保たれるようにするための手段と を備えるデバイス。 5.上記独立な内部オンチップクロックがRC発振器を含む請求項4に記載のデ バイス。 6.上記LCDディスプレーに連結されたLCDモジュールへクロック信号を供 給するためにRC発振器が選択された時、LCDへのタイミングをマイクロコン トローラ自体の内部クロックから切り離すための手段を含む請求項5に記載のデ バイス。
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