JPH09325318A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH09325318A
JPH09325318A JP14123296A JP14123296A JPH09325318A JP H09325318 A JPH09325318 A JP H09325318A JP 14123296 A JP14123296 A JP 14123296A JP 14123296 A JP14123296 A JP 14123296A JP H09325318 A JPH09325318 A JP H09325318A
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JP
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voltage
liquid crystal
operational amplifier
crystal display
potential
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JP14123296A
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Shinsaku Chiba
眞作 千葉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電流を低減した液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】 マトリクス状に設けられた複数の画素を
有する液晶表示パネルと、複数の画素に画素駆動電圧を
印加する画素駆動手段と、画素駆動手段に複数の駆動電
圧(V1〜V6)を供給する電源回路(12)とを具備
する液晶表示装置であって、電源回路が、複数の駆動電
圧の中の1つの駆動電圧を出力する複数のボルティージ
ホロワ回路とを有する液晶表示装置において、電源回路
の各ボルティージホロワ回路を構成する複数のオペアン
プを高電位側のオペアンプ(OP1,OP2)群と低電
位側のオペアンプ(OP3,OP4)群との2つの群に
分割し、高電位側のオペアンプ群と低電位側のオペアン
プ群を、高電位側の電源電圧と低電位側の電源電圧との
間に直列に接続するとともに、高電位側のオペアンプ群
と低電位側のオペアンプ群との接続点にコンデンサ
(C)を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特に、STN方式の単純マトリックス型液晶表示装
置における、液晶層に印加する駆動電圧を生成する電源
回路に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示モジュール等のSTN(Sup
er Twisted Nematic)方式の単純マ
トリックス型液晶表示装置は、ノート型パソコン等の表
示デバイスとして広く使用されている。
【0003】図9は、従来のSTN方式の単純マトリッ
クス型液晶表示モジュールの概略構成を示すブロック図
であり、101は表示制御装置、102は電源回路、L
CDは液晶表示パネル、IC−U1,IC−U2,IC
−U3,IC−Unは上側のドレインドライバ(データ
信号線駆動回路)、IC−L1,IC−L2,IC−L
3,IC−Lnは下側のドレインドライバ(データ信号
線駆動回路)、IC−C1,IC−C2,IC−C3,
IC−C4,IC−C5はコモンドライバ(走査信号線
駆動回路)である。
【0004】図9において、表示制御装置101は、上
位コンピュータ側等から転送される表示制御信号および
表示用データに基づき、各セグメントドライバ(IC−
U1〜IC−Un,IC−L1〜IC−Ln)および各
コモンドライバ(IC−C1〜IC−Cn)を制御す
る。
【0005】電源回路102は、それぞれ異なるV1な
いしV6の駆動電圧を生成し、V1,V2,V3,V4
の駆動電圧を各セグメントドライバ(IC−U1〜IC
−Ln)に供給し、V1,V2,V5,V6の駆動電圧
を各コモンドライバ(IC−C1〜IC−Cn)に供給
する。
【0006】液晶表示パネル(LCD)は、液晶を介し
て互いに対向配置された一対のガラス基板を備え、一方
のガラス基板の液晶側の面には、X方向に延在し、か
つ、Y方向に並設されるm本のコモン電極(走査信号
線)が形成され、このm本のコモン電極のそれぞれは、
対応する各コモンドライバ(IC−C1〜IC−Cn)
に接続される。
【0007】また、他方のガラス基板の液晶側の面に
は、Y方向に延在し、かつ、X方向に並設されるn本の
セグメント電極(データ信号線)が形成され、さらに、
このn本のセグメント電極は上下2つに分割され、この
2分割されたn本のセグメント電極のそれぞれは、上側
の対応する各セグメントドライバ(IC−U1〜IC−
Un)、あるいは、下側の対応する各セグメントドライ
バ(IC−L1〜IC−Ln)に接続される。
【0008】即ち、液晶表示パネル(LCD)は上下2
つに分割されており、また、前記複数のセグメント電極
と複数のコモン電極との交差部が画素領域を構成する。
【0009】図9に示す各セグメントドライバ(IC−
U1〜IC−Un,IC−L1〜IC−Ln)は、表示
制御装置101から入力される表示デ−タラッチ用クロ
ック(CL2)により、表示データ(Din)を内部ロ
ジック回路に取り込み、出力タイミング制御用クロック
(CL1)により、各セグメント電極毎の1水平分の表
示データ(Din)が「1」の各セグメント電極には、
交流化信号(M)に基づき電源回路102から供給され
るV1またはV2の駆動電圧を、また、各セグメント電
極毎の1水平分の表示データ(Din)が「0」の各セ
グメント電極には、交流化信号(M)に基づき電源回路
102から供給されるV4またはV3の駆動電圧を各セ
グメントドライバ(IC−U1〜IC−Un,IC−L
1〜IC−Ln)からセグメント電極に出力する。
【0010】なお、各セグメントドライバ(IC−U1
〜IC−Un,IC−L1〜IC−Ln)に、表示制御
装置101から入力される表示制御信号としては、前記
したクロック(CL1,CL2)および交流化信号
(M)以外の表示制御信号も入力されるが、図9におい
ては省略している。
【0011】各コモンドライバ(IC−C1〜IC−C
n)は、表示制御装置101から入力されるフレーム信
号(FLM)、および、クロック(CL1)により、1
水平走査時間毎に駆動されるコモン電極を内部ロジック
回路で選択し、当該選択されたコモン電極には、交流化
信号(M)に基づき電源回路102から供給されるV1
またはV2の駆動電圧を、また、前記選択されたコモン
電極以外のコモン電極(選択されないコモン電極)に
は、交流化信号(M)に基づき電源回路102から供給
されるV5またはV6の駆動電圧を、各コモンドライバ
(IC−C1〜IC−Cn)からコモン電極に出力す
る。
【0012】なお、各コモンドライバ(IC−C1〜I
C−Cn)に、表示制御装置101から入力される表示
制御信号としては、前記したクロック(CL1)、交流
化信号(M)およびフレーム信号(FLM)以外の表示
制御信号も入力されるが、図9においては省略してい
る。
【0013】図10は、図9に示す、それぞれ異なるV
1ないしV6の駆動電圧を生成する電源回路102の回
路構成を示すブロック図である。
【0014】図10に示すように、図9に示す電源回路
102は、DC/DCコンバータ部103と駆動電圧生
成回路104とから構成され、DC/DCコンバータ部
103が、高電位の電圧(VL )および低電位の電圧
(VS )を出力し、駆動電圧生成回路104が、前記D
C/DCコンバータ部103から出力される高電位の電
圧(VL )および低電位の電圧(VS )から、それぞれ
異なるV1ないしV6の駆動電圧を生成する。
【0015】この場合に、前記(VL )が(VDD)の電
圧(例えば、5V)であれば、前記(VS )は負電位の
(VEE)の電圧(例えば、−25V)であり、また、前
記(VS )が基準電位(GND;0V)であれば、前記
(VL )は正電位の(VLCD)の電圧(例えば、30
V)である。
【0016】図11は、図10に示す駆動電圧生成回路
104の概略構成を示す回路図である。
【0017】図11に示すように、図10に示す駆動電
圧生成回路104は、抵抗(R1)ないし抵抗(R5)
から構成され、その両端にDC/DCコンバータ部10
3から出力される高電位の電圧(VL )と低電位の電圧
(VS )とが印加される抵抗分圧回路を有する。
【0018】前記抵抗分圧回路は、前記高電位の電圧
(VL )と低電位の電圧(VS )との間の電圧を分割し
て、それぞれ異なる中間位のV3ないしV6の駆動電圧
を生成する。
【0019】このV3ないしV6の駆動電圧は、オペア
ンプ(OP1〜OP4)で構成されるボルテージホロワ
回路を介して、各セグメントドライバ(IC−U1〜I
C−Ln)、および、各コモンドライバ(IC−C1〜
IC−Cn)に出力される。
【0020】また、前記高電位の電圧(VL )および低
電位の電圧(VS )が、そのまま、最高位の駆動電圧
(V1)および最低位の駆動電圧(V2)として、各セ
グメントドライバ(IC−U1〜IC−Ln)、およ
び、各コモンドライバ(IC−C1〜IC−Cn)に出
力される。
【0021】また、図11に示す各オペアンプ(OP1
〜OP4)には、前記高電位の電圧(VL )と低電位の
電圧(VS )とが、それぞれ高電位側の電源電圧および
低位側の電源電圧として供給されている。
【0022】図12は、図9に示す単純マトリックス型
液晶表示モジュールのセグメント電極に印加されるデー
タ信号線駆動電圧、および、コモン電極に印加される走
査信号線駆動電圧の一例を説明するための図である。
【0023】図12において、点線(A)は、交流化信
号(M)のHighレベルおよびLowレベルに応じて
選択されたコモン電極に印加される駆動電圧を示し、ま
た、実線(C)は、交流化信号(M)のHighレベル
およびLowレベルに応じて非選択のコモン電極に印加
される駆動電圧を示す。
【0024】同様に、一点鎖線(D)は、交流化信号
(M)のHighレベルおよびLowレベルに応じて表
示データ「1」の各セグメント電極に印加される駆動電
圧を、また、破線(B)は、交流化信号(M)のHig
hレベルおよびLowレベルに応じて表示データ「0」
の各セグメント電極に印加される駆動電圧を示す。
【0025】図12に示す例では、交流化信号(M)が
Highレベルの場合に、表示データ「1」の各セグメ
ント電極には、電源回路102から供給されるV1の駆
動電圧が、表示データ「0」の各セグメント電極には、
電源回路102から供給されるV3の駆動電圧が印加さ
れ、また、交流化信号(M)がLowレベルの場合に、
表示データ「1」の各セグメント電極には、電源回路1
02から供給されるV2の駆動電圧が、表示データ
「0」の各セグメント電極には、電源回路102から供
給されるV4の駆動電圧が印加される。
【0026】同じく、交流化信号(M)がHighレベ
ルのときには、選択されたコモン電極には電源回路10
2から供給されるV2の駆動電圧が印加され、非選択の
コモン電極には、電源回路102から供給されるV6の
駆動電圧が印加され、また、交流化信号(M)がLow
レベルの場合に、選択されたコモン電極には、電源回路
102から供給されるV1の駆動電圧が、非選択のコモ
ン電極には、電源回路102から供給されるV5の駆動
電圧が印加される。
【0027】したがって、図12に示す例では、上下各
ブロックの2つの選択されたコモン電極を除いて、選択
されないコモン電極上の画素の液晶に電圧を印加するた
めに使用される駆動電圧は、交流化信号(M)がHig
hレベルの場合は、V1,V6,V3の駆動電圧(以
下、Highレベルグループの駆動電圧と称す。)であ
り、また、交流化信号(M)がLowレベルの場合は、
V4,V5,V2駆動電圧(以下、Lowレベルグルー
プの駆動電圧と称す。)である。
【0028】したがって、選択されないコモン電極上の
画素の液晶に電圧を印加するための駆動電圧としては、
交流化信号(M)のHighレベル、あるいは、Low
レベルに応じて、Highレベルグループの駆動電圧、
あるいは、Lowレベルグループの一方のグループの駆
動電圧が使用されるのみで、両方のグループの駆動電圧
が使用されることはない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す液晶表示モ
ジュール等の液晶表示装置は、ノート型パソコン等の表
示デバイスとして使用されるために、その消費電力を低
減することが強く要望されている。
【0030】しかしながら、図9に示す単純マトリクス
型液晶表示モジュールにおいては、交流化信号(M)の
極性が反転する毎に、各画素の液晶容量に充放電電流が
流れるので、その消費電力を低減することが困難であっ
た。
【0031】図13は、図9に示す単純マトリクス型液
晶表示モジュールにおいて、交流化信号(M)の極性が
反転する時に、高電位の電圧(VL )を出力する電源
線、および、低電位の電圧(VS )を出力する電源線に
流れる電流を説明するための図である。
【0032】図9に示す単純マトリクス型液晶表示モジ
ュールでは、交流化信号(M)の極性が反転する毎に、
各画素の液晶に印加される電圧の極性が反転し、それに
伴い、各画素の液晶容量に充放電電流が流れることにな
る。
【0033】そのため、DC/DCコンバータ部103
から高電位の電圧(VL )を出力する電源線には、図1
3に示す(IVL)の電流が流れ、DC/DCコンバータ
部103から低電位の電圧(VS )を出力する電源線に
は、図13に示す(IVS)の電流が流れることになる。
【0034】この場合に、選択されるコモン電極は、上
下各ブロックで2つであるので、前記(IVL)あるいは
(IVS)の電流は、選択されないコモン電極上の画素の
液晶容量に流れる充放電電流と見なしてよい。
【0035】このように、図9に示す液晶表示モジュー
ル等の従来の液晶表示装置においては、交流化信号
(M)の極性が反転する毎に、各画素の液晶容量に充放
電電流が、高電位の電圧(VL )を出力する電源線と低
電位の電圧(VS )を出力する電源線とに流れ、液晶表
示装置の消費電力を低減することが困難であった。
【0036】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであって、本発明の目的は、液晶
表示装置において、消費電流を低減することが可能とな
る技術を提供することにある。
【0037】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかする。
【0038】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0039】(1)マトリクス状に設けられた複数の画
素を有する液晶表示パネルと、前記複数の画素に画素駆
動電圧を印加する画素駆動手段と、前記画素駆動手段に
複数の駆動電圧を供給する電源回路とを具備する液晶表
示装置であって、前記電源回路が、前記複数の駆動電圧
の中の1つの駆動電圧を出力する複数のボルティージホ
ロワ回路とを有する液晶表示装置において、前記電源回
路の各ボルティージホロワ回路がそれぞれオペアンプで
構成され、前記複数のオペアンプを高電位側のオペアン
プ群と低電位側のオペアンプ群との2つの群に分割し、
前記高電位側のオペアンプ群と低電位側のオペアンプ群
を、高電位側の電源電圧と低電位側の電源電圧との間を
直列に接続するとともに、前記高電位側のオペアンプ群
と低電位側のオペアンプ群との接続点にコンデンサを接
続したことを特徴とする。
【0040】(2)マトリクス状に設けられた複数の画
素を有する液晶表示パネルと、前記複数の画素に画素駆
動電圧を印加する画素駆動手段と、前記画素駆動手段に
複数の駆動電圧を供給する電源回路とを具備する液晶表
示装置であって、前記電源回路が、前記複数の駆動電圧
の中の1つの駆動電圧を出力する複数のボルティージホ
ロワ回路とを有する液晶表示装置において、前記電源回
路の各ボルティージホロワ回路がそれぞれオペアンプで
構成され、前記複数のオペアンプを高電位側のオペアン
プ群と低電位側のオペアンプ群との2つの群に分割し、
前記高電位側のオペアンプ群と低電位側のオペアンプ群
を、ツェナーダイオードを介して高電位側の電源電圧と
低電位側の電源電圧との間に直列に接続するとともに、
前記ツェナーダイオードと前記低電位側のオペアンプ群
との接続点にコンデンサを接続したことを特徴とする。
【0041】(3)前記(1)または(2)の手段にお
いて、前記電源回路が、最高位の駆動電圧と最低位の駆
動電圧との間を分圧して複数の中間電圧を生成する分圧
回路を有し、前記分圧回路で生成された複数の中間電圧
が、前記各ボルティージホロワ回路に入力されることを
特徴とする。
【0042】(4)前記(3)の手段において、前記高
電位側の電源電圧が、最高位の駆動電圧であり、前記低
電位側の電源電圧が、最低位の駆動電圧であることを特
徴とする。
【0043】(5)前記(1)ないし(4)の手段にお
いて、前記コンデンサが接続される接続点に、所定の電
圧を印加することを特徴とする。
【0044】(6)前記(5)の手段において、前記所
定の電圧が、前記分圧回路で生成された所定の中間電圧
であることを特徴とする。
【0045】前記(1)、(3)、(4)の手段によれ
ば、液晶表示装置において、電源回路の各ボルティージ
ホロワ回路を構成する複数のオペアンプを高電位側のオ
ペアンプ群と低電位側のオペアンプ群との2つの群に分
割し、高電位側のオペアンプ群と低電位側のオペアンプ
群とを直列に接続するとともに、その接続点にコンデン
サを接続し、交流化信号(M)の極性が反転する時に、
高電位側のオペアンプ群を介して各画素の液晶容量に流
れる充放電電流をコンデンサに充電し、また、交流化信
号(M)の極性が反転する時に、低電位側のオペアンプ
群を介して各画素の液晶容量に流れる充放電電流をコン
デンサから供給するようにしたので、液晶表示装置の消
費電力を低減すること可能となる。
【0046】前記(2)、(3)、(4)の手段によれ
ば、液晶表示装置において、電源回路の各ボルティージ
ホロワ回路を構成する複数のオペアンプを高電位側のオ
ペアンプ群と低電位側のオペアンプ群との2つの群に分
割し、高電位側のオペアンプ群と低電位側のオペアンプ
群とをツェナーダイオードを介して直列に接続するとと
もに、その接続点にコンデンサを接続し、交流化信号
(M)の極性が反転する時に、高電位側のオペアンプ群
を介して各画素の液晶容量に流れる充放電電流をコンデ
ンサに充電し、また、交流化信号(M)の極性が反転す
る時に、低電位側のオペアンプ群を介して各画素の液晶
容量に流れる充放電電流をコンデンサから供給するよう
にしたので、液晶表示装置の消費電力を低減すること可
能となり、さらに、高電位側のオペアンプ群と低電位側
のオペアンプ群とを低耐圧仕様のオペアンプで構成する
ことが可能となる。
【0047】前記(5)、(6)の手段によれば、コン
デンサが接続される接続点に所定の電圧を印加するよう
にしたので、コンデンサの電位変動を防止することが可
能となる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明をSTN方式の単純
マトリックス型液晶表示モジュールに適用した発明の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0049】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0050】本発明の各発明の実施の形態のSTN方式
の単純マトリックス型液晶表示モジュールは、電源回路
の構成が図9に示すSTN方式の単純マトリックス型液
晶表示モジュールと相違するが、それ以外の構成は、図
9に示すSTN方式の単純マトリックス型液晶表示モジ
ュールと同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0051】[発明の実施の形態1]図1は、本発明の
一発明の実施の形態(発明の実施の形態1)である単純
マトリックス型液晶表示モジュールにおける電源回路の
回路構成を示すブロック図である。
【0052】本発明の実施の形態1の電源回路12も、
DC/DCコンバータ部13と駆動電圧生成回路14と
から構成され、DC/DCコンバータ部13が、高電位
の電圧(VL )および低電位の電圧(VS )を出力し、
駆動電圧生成回路14が、駆動電圧生成回路14が、前
記DC/DCコンバータ部13から出力される高電位の
電圧(VL )および低電位の電圧(VS )から、それぞ
れ異なるV1ないしV6の駆動電圧を生成する。
【0053】図2は、本発明の実施の形態1のSTN方
式の単純マトリックス型液晶表示モジュールにおける電
源回路12の駆動電圧生成回路14の概略構成を示す回
路図である。
【0054】図2に示すように、本発明の実施の形態1
の駆動電圧生成回路14は、抵抗(R1)ないし抵抗
(R6)から構成され、その両端にDC/DCコンバー
タ部13から出力される高電位の電圧(VL )と低電位
の電圧(VS )とが印加される抵抗分圧回路を有する。
【0055】前記抵抗分圧回路は、DC/DCコンバー
タ部13から出力される高電位の電圧(VL )と低電位
の電圧(VS )との間の電圧を分割して、それぞれ異な
る中間位のV3ないしV6の駆動電圧を生成する。
【0056】このV3ないしV6の駆動電圧は、オペア
ンプ(OP1〜OP4)で構成されるボルテージホロワ
回路を介して、各セグメントドライバ(IC−U1〜I
C−Ln)および各コモンドライバ(IC−C1〜IC
−Cn)に出力される。
【0057】また、前記DC/DCコンバータ部13か
ら出力される高電位の電圧(VL )および低電位の電圧
(VS )が、そのまま、最高位の駆動電圧(V1)およ
び最低位の駆動電圧(V2)として、各セグメントドラ
イバ(IC−U1〜IC−Ln)および各コモンドライ
バ(IC−C1〜IC−Cn)に出力される。
【0058】しかしながら、本発明の実施の形態1の駆
動電圧生成回路14では、各ボルテージホロワ回路を構
成する複数のオペアンプ(OP1〜OP4)が、高電位
側のオペアンプ(OP1,OP2)群と低電位側のオペ
アンプ(OP3,OP4)とに分割され、この高電位側
のオペアンプ(OP1,OP2)群と低電位側のオペア
ンプ(OP3,OP4)とが、前記DC/DCコンバー
タ部13から出力される高電位の電圧(VL )と低電位
の電圧(VS )との間に直列に接続されている。
【0059】また、前記高電位側のオペアンプ(OP
1,OP2)群と低電位側のオペアンプ(OP3,OP
4)との接続点に、コンデンサ(C)が接続される。
【0060】図3、図4は、本発明の実施の形態1の液
晶表示モジュールにおいて、交流化信号(M)の極性が
反転する時に、選択されないコモン電極上の画素の液晶
容量に流れる充放電流の経路を説明するための図であ
る。
【0061】なお、図3は、交流化信号(M)の極性が
Highレベルに反転した時に、液晶表示パネル(LC
D)の液晶容量に流れる充放電流の経路、同じく、図4
は、交流化信号(M)の極性がLowレベルに反転した
時に、液晶表示パネル(LCD)の液晶容量に流れる充
放電流の経路を示す。
【0062】また、図3、図4において、交流化信号
(M)の極性と、駆動電圧(V1〜V6)との関係は、
図12に示す関係にあり、さらに、CW はデータ「1」
の画素の液晶容量を、CB はデータ「0」の画素の液晶
容量を示している。
【0063】図3に示すように、本発明の実施の形態1
の液晶表示モジュールでは、交流化信号(M)の極性が
Highレベルに反転した時には、データ「1」の画素
の液晶容量(CW )には、高電位の電圧(VL )を出力
する電源線→液晶容量(CW)→オぺアンプ(OP1)
→コンデンサ(C)の経路で電流が流れ、同様に、デー
タ「0」の画素の液晶容量(CB )には、高電位の電
圧(VL )を出力する電源線→オぺアンプ(OP1)→
液晶容量(CB )→コンデンサ(C)の経路で電流が流
れる。
【0064】また、図4に示すように、交流化信号
(M)の極性がLowレベルに反転した時には、データ
「0」の画素の液晶容量(CB )には、コンデンサ
(C)→オぺアンプ(OP3)→液晶容量(CB )→低
電位の電圧(VS )を出力する電源線の経路で電流が流
れ、同様に、データ「1」の画素の液晶容量(CW )に
は、コンデンサ(C)→オぺアンプ(OP4)→液晶容
量(CW )→低電位の電圧(VS )を出力する電源線の
経路で電流が流れる。
【0065】このように、本発明の実施の形態1の液晶
表示モジュールでは、交流化信号(M)の極性がHig
hレベルに反転した時には、選択されないコモン電極上
の画素の液晶容量に流れる充放電電流がコンデンサ
(C)に流れ、これにより、コンデンサ(C)が充電さ
れ、コンデンサ(C)の電位が上昇する。
【0066】また、交流化信号(M)の極性がLowレ
ベルに反転した時には、選択されないコモン電極上の画
素の液晶容量に流れる充電電流が、コンデンサ(C)か
らの放電電流でまかなわれる。
【0067】なお、コンデンサ(C)の容量は、液晶容
量と液晶駆動電圧とのバランスを考慮して決定される。
【0068】図5は、本発明の実施の形態1の液晶表示
モジュールにおいて、交流化信号(M)の極性が反転す
る時に、高電位の電圧(VL )を出力する電源線、低電
位の電圧(VS )を出力する電源線、および、コンデン
サ(C)に流れる電流を説明するための図である。
【0069】本発明の実施の形態液晶表示モジュールで
は、交流化信号(M)の極性が反転する時に、コンデン
サ(C)には、図5に示す(IC )の充放電電流が流れ
るが、高電位の電圧(VL )を出力する電源線には、交
流化信号(M)のレベルがHighレベルに反転すると
きのみ、図5に示す(IVL)の電流が流れ、また、低電
位の電圧(VS )を出力する電源線には、交流化信号
(M)のレベルがLowレベルに反転するときのみ、図
5に示す(IVS)の電流が流れることになる。
【0070】図14、図15は、図9に示す液晶表示モ
ジュールにおいて、交流化信号(M)の極性が反転する
時に、選択されないコモン電極上の画素の液晶容量に流
れる充放電流の経路を説明するための図である。
【0071】なお、図14は、交流化信号(M)の極性
がHighレベルに反転した時に、液晶表示パネル(L
CD)の液晶容量に流れる充放電流の経路、同じく、図
15は、交流化信号(M)の極性がLowレベルに反転
した時に、液晶表示パネル(LCD)の液晶容量に流れ
る充放電流の経路を示す。
【0072】また、図14、図15において、交流化信
号(M)の極性と、駆動電圧(V1〜V6)との関係
は、図12に示す関係にあり、さらに、CW はデータ
「1」の画素の液晶容量を、CB はデータ「0」の画素
の液晶容量を示している。
【0073】図14に示すように、図9に示す液晶表示
モジュールにおいては、交流化信号(M)の極性がHi
ghレベルに反転した時に、データ「1」の画素の液晶
容量(CW )には、高電位の電圧(VL )を出力する電
源線→液晶容量(CW )→オぺアンプ(OP1)→低電
位の電圧(VS )を出力する電源線の経路で電流が流
れ、同様に、データ「0」の画素の液晶容量(CB )に
は、高電位の電圧(VL)を出力する電源線→オぺアン
プ(OP1)→液晶容量(CB )→低電位の電圧(VS
)を出力する電源線の経路で電流が流れる。
【0074】また、図15に示すように、交流化信号
(M)の極性がLowレベルに反転した時に、データ
「0」の画素の液晶容量(CB )には、高電位の電圧
(VL )を出力する電源線→オぺアンプ(OP3)→液
晶容量(CB )→低電位の電圧(VS )を出力する電源
線の経路で電流が流れ、同様に、データ「1」の画素の
液晶容量(CW )には、高電位の電圧(VL )を出力す
る電源線→オぺアンプ(OP4)→液晶容量(CW )→
低電位の電圧(VS )を出力する電源線の経路で電流が
流れる。
【0075】したがって、図13に示すように、図9に
示す単純マトリクス型液晶表示モジュールでは、交流化
信号(M)のHighレベルおよびLowレベル毎に、
高電位の電圧(VL )を出力する電源線と、低電位の電
圧(VS )を出力する電源線とに充放電電流が流れるこ
とになる。
【0076】これに対して、本発明の実施の形態1の液
晶表示モジュールでは、交流化信号(M)のHighレ
ベル(あるいはLowレベル)に一度、高電位の電圧
(VL)を出力する電源線に充放電電流が流れ、また、
交流化信号(M)のLowレベル(あるいはHighレ
ベル)に一度、低電位の電圧(VS )を出力する電源線
に充放電電流が流れるだけであるので、本発明の実施の
形態1の液晶表示モジュールでは、消費電力を大幅に低
減することが可能となる。
【0077】[発明の実施の形態2]図6は、本発明の
他の発明の実施の形態(発明の実施の形態2)である単
純マトリックス型液晶表示モジュールにおける電源回路
の駆動電圧生成回路の概略構成を示す回路図である。
【0078】本発明の実施の形態2の駆動電圧生成回路
14は、高電位側のオペアンプ(OP1,OP2)群と
低電位側のオペアンプ(OP3,OP4)との接続点
を、抵抗分圧回路の抵抗(R3)と抵抗(R6)との接
続点に接続するようにした点で、前記発明の実施の形態
1と相違する。
【0079】前記発明の実施の形態1の駆動電圧生成回
路14では、コンデンサ(C)の電圧が、高電位側のオ
ペアンプ(OP1,OP2)群に流れる電流により多少
変動するが、本発明の実施の形態2の駆動電圧生成回路
14によれば、コンデンサ(C)の電圧変動を防止する
ことが可能となる。
【0080】[発明の実施の形態3]図7は、本発明の
他の発明の実施の形態(発明の実施の形態3)である単
純マトリックス型液晶表示モジュールにおける電源回路
の駆動電圧生成回路の概略構成を示す回路図である。
【0081】本発明の実施の形態3の駆動電圧生成回路
14は、高電位側のオペアンプ(OP1,OP2)群と
低電位側のオペアンプ(OP3,OP4)とを、ツェナ
ーダイオード(ZD)を介して直列に接続するととも
に、ツェナーダイオード(ZD)と低電位側のオペアン
プ(OP3,OP4)との接続点に、コンデンサ(C)
を接続するようにした点で、前記発明の実施の形態1と
相違する。
【0082】前記発明の実施の形態1の駆動電圧生成回
路14では、コンデンサ(C)が充電されていない状態
の時に、高電位側のオペアンプ(OP1,OP2)群の
電源電圧として、高電圧の(VL −VS )の電圧が印加
されるので、少なくとも、高電位側のオペアンプ(OP
1,OP2)群として、高耐圧仕様のオペアンプを使用
する必要があるが、本発明の実施の形態3の駆動電圧生
成回路14によれば、ツェナーダイオード(ZD)によ
り、高電位側のオペアンプ(OP1,OP2)群に印加
される電源電圧が制限されるので、高電位側のオペアン
プ(OP1,OP2)および低電位側のオペアンプ(O
P3,OP4)として、低耐圧仕様のオペアンプを使用
することが可能となる。
【0083】[発明の実施の形態4]図8は、本発明の
他の発明の実施の形態(発明の実施の形態4)である単
純マトリックス型液晶表示モジュールにおける電源回路
の駆動電圧生成回路の概略構成を示す回路図である。
【0084】本発明の実施の形態4の駆動電圧生成回路
14は、ツェナーダイオード(ZD)と低電位側のオペ
アンプ(OP3,OP4)との接続点を、抵抗分圧回路
の抵抗(R3)と抵抗(R6)との接続点に接続するよ
うにした点で、前記発明の実施の形態3と相違する。
【0085】本発明の実施の形態4の駆動電圧生成回路
14では、高電位側のオペアンプ(OP1,OP2)お
よび低電位側のオペアンプ(OP3,OP4)として、
低耐圧仕様のオペアンプを使用することが可能となると
ともに、コンデンサ(C)の電圧変動を防止することが
可能となる。
【0086】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0087】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0088】(1)本発明によれば、液晶表示装置にお
いて、交流化信号(M)の極性が反転するときに各画素
の液晶層に流れる充放電電流を、交流化信号(M)の一
周期に1度、電源回路から供給するようにしたので、消
費電力を大幅に低減することが可能となる。
【0089】(2)本発明によれば、液晶表示装置にお
いて、液晶駆動電圧生成回路に低耐圧仕様のオペアンプ
を使用することが可能となる。
【0090】(3)本発明によれば、液晶表示装置を表
示デバイスとして使用するノート型パソコン等の携帯型
端末装置において、電池駆動時の使用時間を長くするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一発明の実施の形態(発明の実施の形
態1)である単純マトリックス型液晶表示モジュールに
おける電源回路の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1のSTN方式の単純マト
リックス型液晶表示モジュールにおける電源回路12の
駆動電圧生成回路14の概略構成を示す回路図である。
【図3】本発明の実施の形態1の液晶表示モジュールに
おいて、交流化信号(M)の極性が反転する時に、選択
されないコモン電極上の画素の液晶容量に流れる充放電
流の経路を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態1の液晶表示モジュールに
おいて、交流化信号(M)の極性が反転する時に、選択
されないコモン電極上の画素の液晶容量に流れる充放電
流の経路を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態1の液晶表示モジュールに
おいて、交流化信号(M)の極性が反転する時に、高電
位の電圧(VL )を出力する電源線、低電位の電圧(V
S )を出力する電源線、および、コンデンサ(C)に流
れる電流を説明するための図である。
【図6】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施の
形態2)である単純マトリックス型液晶表示モジュール
における電源回路の駆動電圧生成回路の概略構成を示す
回路図である。
【図7】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施の
形態3)である単純マトリックス型液晶表示モジュール
における電源回路の駆動電圧生成回路の概略構成を示す
回路図である。
【図8】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施の
形態4)である単純マトリックス型液晶表示モジュール
における電源回路の駆動電圧生成回路の概略構成を示す
回路図である。
【図9】従来のSTN方式の単純マトリックス型液晶表
示モジュールの概略構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示す、それぞれ異なるV1ないしV6
の駆動電圧を生成する電源回路102の回路構成を示す
ブロック図である。
【図11】図10に示す駆動電圧生成回路104の概略
構成を示す回路図である。
【図12】図9に示す単純マトリックス型液晶表示モジ
ュールのセグメント電極に印加されるデータ信号線駆動
電圧、および、コモン電極に印加される走査信号線駆動
電圧の一例を説明するための図である。
【図13】図9に示す単純マトリクス型液晶表示モジュ
ールにおいて、交流化信号(M)の極性が反転する時
に、高電位の電圧(VL )を出力する電源線、および、
低電位の電圧(VS )を出力する電源線に流れる電流を
説明するための図である。
【図14】図9に示す液晶表示モジュールにおいて、交
流化信号(M)の極性が反転する時に、選択されないコ
モン電極上の画素の液晶容量に流れる充放電流の経路を
説明するための図である。
【図15】図9に示す液晶表示モジュールにおいて、交
流化信号(M)の極性が反転する時に、選択されないコ
モン電極上の画素の液晶容量に流れる充放電流の経路を
説明するための図である。
【符号の説明】
12,102…電源回路、13,103…DC/DCコ
ンバータ、14,104…駆動電圧生成回路、101…
表示制御装置、R1〜R6…抵抗、C…コンデンサ、Z
D…ツェナーダイオード、OP1〜OP4…オペアン
プ、CW , CB …液晶容量、LCD…液晶表示パネル、
IC−U1〜IC−Un,IC−L1〜IC−Ln…ド
レインドライバ、IC−C1〜IC−C5…コモンドラ
イバ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に設けられた複数の画素を
    有する液晶表示パネルと、前記複数の画素に画素駆動電
    圧を印加する画素駆動手段と、前記画素駆動手段に複数
    の駆動電圧を供給する電源回路とを具備する液晶表示装
    置であって、前記電源回路が、前記複数の駆動電圧の中
    の1つの駆動電圧を出力する複数のボルティージホロワ
    回路とを有する液晶表示装置において、 前記電源回路の各ボルティージホロワ回路がそれぞれオ
    ペアンプで構成され、前記複数のオペアンプを高電位側
    のオペアンプ群と低電位側のオペアンプ群との2つの群
    に分割し、前記高電位側のオペアンプ群と低電位側のオ
    ペアンプ群を、高電位側の電源電圧と低電位側の電源電
    圧との間を直列に接続するとともに、前記高電位側のオ
    ペアンプ群と低電位側のオペアンプ群との接続点にコン
    デンサを接続したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 マトリクス状に設けられた複数の画素を
    有する液晶表示パネルと、前記複数の画素に画素駆動電
    圧を印加する画素駆動手段と、前記画素駆動手段に複数
    の駆動電圧を供給する電源回路とを具備する液晶表示装
    置であって、前記電源回路が、前記複数の駆動電圧の中
    の1つの駆動電圧を出力する複数のボルティージホロワ
    回路とを有する液晶表示装置において、 前記電源回路の各ボルティージホロワ回路がそれぞれオ
    ペアンプで構成され、前記複数のオペアンプを高電位側
    のオペアンプ群と低電位側のオペアンプ群との2つの群
    に分割し、前記高電位側のオペアンプ群と低電位側のオ
    ペアンプ群を、ツェナーダイオードを介して高電位側の
    電源電圧と低電位側の電源電圧との間に直列に接続する
    とともに、前記ツェナーダイオードと前記低電位側のオ
    ペアンプ群との接続点にコンデンサを接続したことを特
    徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電源回路が、最高位の駆動電圧と最
    低位の駆動電圧との間を分圧して複数の中間電圧を生成
    する分圧回路を有し、前記分圧回路で生成された複数の
    中間電圧が、前記各ボルティージホロワ回路に入力され
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載され
    た液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記高電位側の電源電圧が、最高位の駆
    動電圧であり、前記低電位側の電源電圧が、最低位の駆
    動電圧であることを特徴とする請求項3に記載された液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記コンデンサが接続される接続点に、
    所定の電圧を印加することを特徴とする請求項1ないし
    請求項4に記載された液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の電圧が、前記分圧回路で生成
    された所定の中間電圧であることを特徴とする請求項5
    に記載された液晶表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002182617A (ja) * 2000-12-18 2002-06-26 Kyocera Corp 液晶駆動用電圧発生回路および液晶表示装置
KR100402872B1 (ko) * 2000-01-25 2003-10-22 세이코 엡슨 가부시키가이샤 Dc-dc 승압 방법 및 그것을 사용한 전원 회로
US7358950B2 (en) 2001-05-18 2008-04-15 Sharp Kabushiki Kaisha Signal processing circuit, low-voltage signal generator, and image display incorporating the same

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