JPH10511348A - エンケファリナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の阻害剤の中間体を製造する新規な方法およびその中間体 - Google Patents

エンケファリナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の阻害剤の中間体を製造する新規な方法およびその中間体

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Abstract

(57)【要約】 本発明はエンケファナリーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の阻害剤の製造において有用な式(I)

Description

【発明の詳細な説明】 エンケファリナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の 阻害剤の中間体を製造する新規な方法およびその中間体 発明の背景 本発明は[4S−[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(S)−チオ−3− フェニルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ− ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸、[4S-[4α,7α(R*),12bβ]] −7−[(1−オキソ−2(S)−アセチルチオ−3−フェニルプロピル)アミノ]−1, 2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピ ン−4−カルボン酸およびそれらの薬学的に許容しうる塩〔1992年4月22日に公 開された欧州特許出願No.0 481 522 A1;第209回ACS全国大会、医化学分野、抄 録No.161(1995年);および1995年6月14日に公開された欧州特許出願No.657 4 53 A1〕を含む、エンケファリナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の阻害剤 を製造するための有用な中間体である式I の化合物の新規な製造法およびそれらの新規な中間体に関する。 発明の概要 本発明は式I 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択 される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物の新規な製造法であ って、 (a)式 (式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして RはフェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択される)からなる群よ り選択される基である)のフタルイミドアリールアミノ酸アミドをグルタルジア ルデヒドと反応させて式 (式中、Arは上記で定義された通りである)の1,4−ジヒドロピリジン誘導体を得 ; (b)1,4−ジヒドロピリジン誘導体を適当な環化酸と反応させて式 (式中、Gは上記で定義された通りである)の1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6− オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを得; (c)1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを適当な 酸の存在下で一酸化炭素と反応させ、次に水和することからなる前記方法を提供 する。 さらに、本発明は式I 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択 される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物の新規な製造法であ って、 (a)式 (式中、Aは-OH、-Cl、-Br、無水物、混成無水物および活性エステルからなる群 より選択され; Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして RはフェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択される)からなる群よ り選択される基である)のフタルイミドアリールアミノ酸誘導体を2−シアノ−1 ,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジンと反応させて式 (式中、Arは上記で定義された通りである)の2−シアノ−1,2,3,4−テ トラヒドロ−ピリジン誘導体を得; (b)2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジン誘導体を適当な環化酸と反応 させて式 (式中、Gは上記で定義された通りである)の4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8,12b- オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンを得; (c)4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][ 2]ベンズアゼピンを加水分解することからなる前記方法を提供する。 本発明は式 〔式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択 される)からなる群より選択される基である〕の新規化合物を提供する。 さらに、本発明は式 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択 される)からなる群より選択される芳香環である〕の新規化合物を提供する。 さらに、本発明は式 〔式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択 される)からなる群より選択される基である〕の新規化合物を提供する。 さらに、本発明は式 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択 される)からなる群より選択される芳香環である〕の新規化合物を提供する。 発明の詳細な記述 本明細書において、 る; d)“C1-C4アルコキシ”なる用語は1〜4個の炭素原子を含有する直鎖状または 分枝状アルコキシ基、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポ キシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシなどを意味する; e)“フェニル”なる用語は式 の基を意味する; f) の表示はチエニルまたはピロリルを意味し、その基は2−位または3−位で結 合される; g) の表示はインドリル、ベンズチエニルまたはベンズフリルを意味し、その基は 2−位または3−位で結合される; h) の表示はナフチルを意味し、その基は1−位または2−位で結合される; i) Gが芳香環 を意味する場合、式Iの化合物は式 の化合物である; j) Gが芳香環 を意味する場合、式Iの化合物は式 の化合物である; k) Gが芳香環 を意味する場合、式Iの化合物は式 の化合物である; l) Gが芳香環 を意味する場合、式Iの化合物は式 の化合物である; m) Gが芳香環 を意味する場合、式Iの化合物は式 の化合物である; n) Gが芳香環 を意味する場合、式Iの化合物は式 の化合物である; o) Gが芳香環 を意味する場合、式Iの化合物は式 の化合物である; p)“薬学的に許容しうる塩”なる用語は酸付加塩または塩基付加塩を意味する。 “薬学的に許容しうる酸付加塩”なる表現は[4S−[4α,7α(R*),12bβ]]−7 −[(1−オキソ−2(S)−チオ−3−フェニルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8, 12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カル ボン酸または[4S−[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(S)−アセチル チオ−3−フェニルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8,12b-オクタヒドロ−6− オキソ−ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸を含む、エンケファ リナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の阻害剤またはそれらの中間体の非毒 性有機ま たは無機酸付加塩を意味する。適当な塩を生成する代表的な無機酸は塩酸、臭化 水素酸、硫酸、リン酸および酸金属塩、例えばオルトリン酸一水素ナトリウムお よび硫酸水素カリウムである。適当な塩を生成する代表的な有機酸はモノ−、ジ −およびトリカルボン酸である。このような酸の例は酢酸、グリコール酸、乳酸 、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸 、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、安息香酸、 ヒドロキシ−安息香酸、フェニル酢酸、ケイ皮酸、サリチル酸、2−フェノキシ −安息香酸およびスルホン酸、例えばp−トルエンスルホン酸、メタンスルホン 酸および2−ヒドロキシエタンスルホン酸である。このような塩は水和物として 、または実質的に無水の形態で存在する。 “薬学的に許容しうる塩基付加塩”なる表現は[4S−[4α,7α(R*),12bβ]]− 7−[(1−オキソ−2(S)−チオ−3−フェニルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7, 8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カ ルボン酸または[4S−[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(S)−アセチ ルチオ−3−フェニルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ− 6−オキソ−ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸を含む、エンケ ファリナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の阻害剤またはそれらの中間体の 非毒性有機または無機塩基付加塩を意味する。適当な塩を生成する代表的な塩基 はアルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、カ リウム、カルシウム、マグネシウムまたはバリウム;アンモニアおよび脂肪族、 環式または芳香族有機アミン、例えばメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチ ルアミン、トリエチルアミン、ジエチルアミン、イソプロピルジエチルアミン、 ピリジンおよびピコリンである。 当業者により理解されるように、本明細書で開示した方法を使用して、7−[( 1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル)]−1,2,3,4, 6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド〔2,1-a〕[2]ベンズアゼピン−4 −カルボン酸を含む本発明の中間体の4−位および7−位のすべての異性体、お よびそれらから製造されるエンケファリナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素 の阻害剤の異性体を製造することができる。中間体の7−位の立体化学は選択す るフタルイミドアリールアミノ酸アミドまたは活性化フタルイミドアリールアミ ノ酸誘導体の立体化学により決定される。特定の4−位立体異性体は当該技術分 野で知られている方法、例えば1992年4月22日に公開された欧州特許出願No.0 48 1 522 A1;E.L.ElielおよびS.H.Wilen の「有機化合物の立体化学」(Wiley,1 994年);並びにJ.Jacques,A.ColletおよびS.H.Wilenの「エナンチオマー、 ラセミ化合物および分割法」(Wiley,1981年)に記載されているような4−位 のカルボン酸またはその誘導体のシリカゲルまたはキラルな固定相でのクロマト グラフィーあるいは分別再結晶により分割し、回収することができる。 一般的な合成法をスキームAに示す。スキームAにおいて、すべての置換基は 特に断りがなければ、上記で定義された通りである。スキームAで使用される出 発物質、試薬、方法および手順はよく知られており、当業者ならば理解できよう 。 スキームAの工程1において、構造式(1)の適当なフタルイミドアリ ールアミノ酸誘導体を当該技術分野でよく知られているようにアンモニアと接触 させて構造式(2)のフタルイミドアリールアミノ酸アミドを得る。 スキームAの工程aにおいて、構造式(2)の適当なフタルイミドアリールアミ ノ酸アミドをグルタルジアルデヒドと接触させて構造式(3)の1,4−ジヒドロ−ピ リジン誘導体を得る。 構造式(2)の適当なフタルイミドアリールアミノ酸アミド誘導体は容易に入手 でき、また当該技術分野でよく知られている芳香族アミノ酸から容易に誘導され る。本発明の方法において有用な芳香族アミノ酸の例としては、フェニルアラニ ン、トリプトファン、チロシンおよびそのエーテル誘導体、チエン−2−イルア ラニン、3−チエニルアラニン、フル−2−イルアラニン、フル−3−イルアラ ニン、ベンズチエン−2−イルアラニン、インドール−2−イルアラニンなどが 挙げられる。「ペプチド」、第5巻、E.GrossおよびJ.Meienhoffer編(アガデ ミック出版社、1983年)。さらに、芳香族アミノ酸は当該技術分野で知られてい る方法により、またはそれと同様にして得ることができる〔例えば、D.A.Evan sらのJ.Am.Chem.Soc.,112,4011〜4030(1990年);S.IkegamiらのTetrahe dron 44,5333〜5342(1988年);W.OppolzerらのTet.Lets.30,6009〜6010 (1989年);R.M.Williamsの「光学的に活性なα−アミノ酸の合成」(ペルガ モン出版社、オックスフォード1989年);M.J.O'Donnell編の「α−アミノ酸 の合成」、Tetrahedron Symposia(出版中)、No.33,Tetrahedron 44,No.17( 1988年);U. のJ.Org.Chem.,44,3748〜3752(1979年);M.J.O'DonnellらのTet.Lets. ,2641〜2644(1978年);M.J.O'DonnellらのTet.Lets. 23,4255〜4258(1982年);M.J.O'DonnellらのJ.Am.Chem.Soc.110,8520 〜8525(1988年)を参照〕。 構造式(2)の適当なフタルイミドアリールアミノ酸アミドはその立体化学が最 終生成物で望まれている通りであり、そしてArが最終生成物で望まれているよう なGを与えるのに必要なものである化合物である。グルタルジアルデヒドは反応 混合物中で適当なグルタルジアルデヒド等価体から生成できることは理解されよ う。適当なグルタルジアルデヒド等価体はグルタルジアルデヒドのアセタール、 グルタルジアルデヒドの水和物などである。 例えば、構造式(2)の適当なフタルイミドアリールアミノ酸アミドを約0.9〜1. 2モル当量のグルタルジアルデヒドと接触させる。反応はジクロロメタンのよう な適当な溶媒中で行われる。反応は酸性触媒作用下で行われる。適当な触媒は当 該技術分野でよく知られており、p−トルエンスルホン酸などがある。反応は周 囲温度から溶媒の還流温度までの温度で行われる。反応は当該技術分野でよく知 られている方法により例えば共沸混合物として除去することにより、還流液を五 酸化リンのような乾燥剤に通すことにより、または反応を3Åモレキュラーシー ブ、4Åモレキュラーシーブ、MgSO4などのような適当な非反応性乾燥剤の存在 下で行うことにより水を除去して行われる。一般に、反応は2時間〜4日間を要 する。生成物は抽出、蒸発、クロマトグラフィーおよび再結晶のような当該技術 分野でよく知られている方法により単離し、精製することができる。 スキームAの工程bにおいて、構造式(3)の適当な1,4−ジヒドロ−ピリジン誘 導体を適当な環化酸と接触させて構造式(4)の1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6− オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを得る。 例えば、構造式(3)の適当な1,4−ジヒドロ−ピリジン誘導体を適当な環化酸と 接触させる。適当な環化酸は出発物質または生成物のかなりの分解をもたらすこ となく生成物の生成を可能にするものである。適当な環化酸の例としては、硫酸 、トリフルオロメタンスルホン酸、硫酸/無水トリフルオロ酢酸の混合物、およ びトリフルオロメタンスルホン酸/無水トリフルオロ酢酸の混合物が挙げられる 。反応は選択された適当な環化酸そのものと、またはジクロロメタンのような適 当な非プロトン性溶媒中で行われる。反応は10℃〜40℃の温度で行われる。一般 に、反応は1〜8時間を要する。生成物は抽出、蒸発、クロマトグラフィーおよ び再結晶のような当該技術分野でよく知られている方法により単離し、精製する ことができる。 スキームAの工程cにおいて、構造式(4)の適当な1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ −6−オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを適当な酸の存在下で一酸化炭素と接触 させ、次に水和して式Iの化合物を得る。 例えば、構造式(4)の適当な1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2 ,1-a][2]アゼピンを硫酸のような適当な酸の存在下で過剰の一酸化炭素と接触さ せ、次に水和する。反応は溶媒として選択された適当な酸を使用して行われる。 反応は一酸化炭素の漏れを防止するために適当な圧力容器中で行うことができる 。一酸化炭素は気体として導入することができ、または反応容器中でギ酸の分解 のような当該技術分野でよく知られている方法により生成することができる。反 応は0〜100℃の温度で行われる。反応は大気圧から900psiまでの圧力で行うこ とができる。反応が大気圧より大きい圧力で行われる場合、密封されたまたは密 封可能なチューブ、圧力反応器またはオートクレーブを使用する必要がある。一 般に、反応は1〜48時間を要する。一酸化炭素を加えた後、水 を加えて水和を行う。生成物は抽出、蒸発、クロマトグラフィーおよび再結晶の ような当該技術分野でよく知られている方法により単離し、精製することができ る。 一般的な合成法をスキームBに示す。スキームBにおいて、すべての置換基は 特に断りがなければ、上記で定義された通りである。スキームBで使用される出 発物質、試薬、方法および手順はよく知られており、当業者ならば理解できよう 。 スキームBの工程aにおいて、構造式(1)の適当なフタルイミドアリールアミ ノ酸誘導体を2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジンと接触させて構造 式(6)の2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジ ン誘導体を得る。 適当なフタルイミドアリールアミノ酸誘導体は容易に入手でき、またスキーム Aの工程aに記載のように当該技術分野でよく知られている芳香族アミノ酸から 容易に誘導される。 適当なフタルイミドアリールアミノ酸誘導体はその立体化学が最終生成物で望 まれている通りであり、Arが最終生成物で望まれているようなGを与えるのに必 要なものであり、そしてA基はアミド化反応中に2−シアノ−1,2,3,4−テトラ ヒドロ−ピリジンと置換できる活性化基である化合物である。アミド化反応はA が-OHである酸;Aが-Clである酸塩化物、またはAが-Brである酸臭化物のよう な酸ハロゲン化物;活性中間体、例えばジアルキルリン酸、ジフェニルリン酸、 ハロリン酸のような置換リン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、 ピバル酸、2−エチル酪酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸などのような脂 肪族カルボン酸、安息香酸などのような芳香族カルボン酸の無水物または混成無 水物;フェノールエステル、p−ニトロフェノールエステル、2,4−ジニトロフ ェノールエステル、ペンタフルオロフェノールエステル、ペンタクロロフェノー ルエステル、N−ヒドロキシスクシンイミドエステル、N−ヒドロキシフタルイ ミドエステル、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾールエステルなどのよう な活性エステル;イミダゾール、ジメチルピラゾール、トリアゾールまたはテト ラゾールのような活性アミド;あるいはカップリング剤の存在下で生成した中間 体、例えばジシクロヘキシルカルボジイミドまたは1−(3−ジメチルアミノプ ロピル)−3−エチルカルボジイミドを経て進行する。酸ハロゲン化物および活 性中間体は単離することなく製造および使用することができる。別法として、酸 ハロゲン化物および活性中間体は製造および単離す るが、精製せずに使用することができる。酸ハロゲン化物および活性中間体の使 用および生成は当該技術分野でよく知られている。 例えば、Aが-Clである構造式(1)の適当なフタルイミドアリールアミノ酸誘導 体を過剰モルの2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジンと接触させる。 後者は2,6−ジシアノ−ピペリジンをカリウムt−ブトキシドのような適当な塩 基と反応させることにより現場で生成することができる。反応はテトラヒドロフ ランのような適当な溶媒中で行われる。アミド生成反応はN−メチルモルホリン のような適当な塩基を使用して行われる。反応は−50℃〜40℃の温度で行われ、 一般に1〜5時間を要する。生成物は濾過、蒸発、抽出、クロマトグラフィーお よび再結晶のような当該技術分野でよく知られている方法により単離し、精製す ることができる。 スキームBの工程bにおいて、構造式(6)の適当な2−シアノ−1,2,3,4−テト ラヒドロ−ピリジン誘導体を適当な環化酸と接触させて構造式(7)の4−シアノ −1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼ ピンを得る。適当な環化酸は出発物質または生成物の著しい分解をもたらすこと なく生成物の生成を可能にするものである。適当な環化酸の例としては、硫酸、 トリフルオロメタンスルホン酸、硫酸/無水トリフルオロ酢酸の混合物、および トリフルオロメタンスルホン酸/無水トリフルオロ酢酸の混合物が挙げられる。 例えば、構造式(6)の適当な2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジン誘 導体を適当な環化酸と接触させる。反応は選択された適当な環化酸そのものと、 またはジクロロメタンのような適当な非プロトン性溶媒中で行われる。反応は10 ℃〜40℃の温度で行われ、一般に1〜18時間を要する。溶液中で得られるこの工 程の生成物は単離することなく使用 するのが好ましいが、生成物は抽出、蒸発、クロマトグラフィーおよび再結晶の ような当該技術分野でよく知られている方法により単離し、精製することができ る。 スキームBの工程cにおいて、構造式(7)の適当な4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8 ,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンを加水分解し て式Iの化合物を得る。 例えば、構造式(7)の適当な4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ− 6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンを水と接触させる。反応は適当な酸 触媒の存在下で行われる。適当な酸触媒は反応条件下でフタルイミド基を除去す ることなく、または環状アミド結合を加水分解することなく、シアノ基を加水分 解してカルボン酸とすることができるものである。適当な酸触媒は当該技術分野 でよく知られており、硫酸、トリフルオロメタンスルホン酸、トリフルオロメタ ンスルホン酸/トリフルオロ酢酸の混合物、および硫酸/無水トリフルオロ酢酸 の混合物がある。前工程の生成物を単離することなく使用する場合、選択された 適当な環化酸は加水分解のための適当な酸触媒として使用することができる。反 応は約10℃〜約40℃の温度で行われる。一般に、反応は10分間〜2時間を要する 。生成物は抽出、蒸発、クロマトグラフィーおよび再結晶のような当該技術分野 でよく知られている方法により単離し、精製することができる。 スキームAおよびBに示したような典型的な合成法を次の実施例により詳しく 説明する。これらの実施例は単なる例示であり、本発明の範囲を制限するもので はないことは理解されよう。次の実施例で使用される下記の用語は表示した意味 を有する:“mg”はミリグラムを示し、“g”はグラムを示し、“kg”はキログ ラムを示し、“mmol”はミリモルを示し、 “mol”はモルを示し、“μL”はマイクロリットルを示し、“mL”はミリリット ルを示し、“L”はリットルを示し、“℃”は摂氏度を示し、 ルのセル中で得られた20℃におけるナトリウムのD線の比旋光度を示し、“c” はg/100mLとしての濃度を示し、“M”はモルを示し、“2-PrOH”はイソプロ パノールを示し、“MeOH”はメタノールを示し、“Rf”は保持時間を示し、“TL C”は薄層クロマトグラフィーを示し、“psi”は1平方インチあたりのポンド数 を示す。 製造例 1 N−フタロイル−(S)−フェニルアラニン酸塩化物の合成 無水フタル酸(1.82kg、12.3mol)、(S)−フェニルアラニン(1.84kg)11.1mol)お よび無水ジメチルホルムアミド(2.26L)を混合した。窒素雰囲気下、115〜120 ℃で2時間撹拌した。素早く撹拌する水(32.6L)に注ぎ、0℃で一晩冷却した。 濾過し、冷水(2×2L)で洗浄し、空気乾燥した。9Aエタノール(8.05L) および水(8.05L)の混合物に溶解し、還流温度で加熱した。重力濾過し、周囲 温度まで冷却し、約0℃で一晩冷蔵した。結晶化生成物を濾過し、50:50の冷却 9Aエタノール/水(2×2L)で洗浄し、空気乾燥して2.96kg(90.3%)のN− フタロイル−(S)−フェニルアラニンを得た。融点177〜179℃。 窒素雰囲気下、N−フタロイル−(S)−フェニルアラニン(50.2g、0.17mol) 、塩化メチレン(660mL)およびジメチルホルムアミド(0.5mL)を混合した。塩 化オキサリル(17.7mL、0.2mol)を約5分間にわたって加えた。周囲温度で3時 間撹拌し、真空下で溶媒を蒸発させて表題化合物を得た。 製造例 2 フタルイミド−(S)−フェニルアラニンアミドの合成 N−フタロイル−(S)−フェニルアラニン酸塩化物(100mmol)およびヘキサン (100mL)を混合した。濃アンモニア水溶液(30mL)を加え、素早く撹拌した。10 分後、濾過し、ジエチルエーテルおよび水で洗浄し、真空下で乾燥して表題化合 物を固体として得た。 製造例 3 2,6−ジシアノ−ピペリジンの合成 シアン化ナトリウム(12.25g、250mmol)および水(40mL)を混合した。塩化 アンモニウム(20g、374mmol)および30%アンモニア水溶液(35mL、620mmol)を加 えた。氷浴中で冷却した。グルタルジアルデヒド(25mL、水中50%、125mmol)を 加えた。氷浴中で7時間後、氷/メタノール混合物を使用する浴中で冷却して固 体を生成した。固体を濾過により集め、水で洗浄し、乾燥して表題化合物を得た 。 実施例 1 (S)−N−[2−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2− イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル]−1,4−ジヒドロ−ピリジン フタルイミド−(S)−フェニルアラニンアミド(3.0g、10mmol)とジクロロメタ ン(200mL)中におけるグルタルジアルデヒド(2.0g、水中 50重量%)の溶液を混合した。還流液から水を共沸除去しながら加熱還流した。 p−トルエンスルホン酸(60mg)を加えた。加熱還流を続けた。還流液をオーブ ン乾燥した4Åモレキュラーシーブに通した。4日後、反応混合物を周囲温度ま で冷却した。5%重炭酸ナトリウム溶液で抽出した。5%重炭酸ナトリウム溶液 をジクロロメタンで抽出した。有機層を合一し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、真 空下で蒸発させて残留物を得た。残留物を5%テトラヒドロフラン/ジクロロメ タンで溶離するシリカゲルでクロマトグラフィーにより処理して表題化合物を得 た。 実施例 1.1 (S)−N−[2−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2− イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル]−1,4−ジヒドロ−ピリジン フタルイミド−(S)−フェニルアラニンアミド(6.0g、20mmol)とジクロロメ タン(300mL)中におけるグルタルジアルデヒドの溶液(4.0mL、水中50重量%) を混合した。ディーン・スターク(Dean-Stark)トラップを使用して還流液から水 を共沸除去しながら加熱還流した。p−トルエンスルホン酸(600mg)を加えた。 水を共沸除去しながら加熱還流を続けた。ディーン・スタークトラップを五酸化 リンを入れたソックスレー抽出器に取り替えて、加熱還流を続けた。24時間後、 反応混合物を周囲温度まで冷却した。塩基性アルミナを加えてスラリーを生成し た。スラリーをシリカゲルのプラグを通して濾過し、ジクロロメタンで溶離した 。濾液を真空下で蒸発させて表題化合物を得た。 実施例 2 (S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル) ]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン ジクロロメタン(2mL)中における(S)−N−[2−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジ オキソ−2H−イソインドール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピ ル]−1,4−ジヒドロ−ピリジンの溶液(1.1g、3.1mmol)をトリフルオロメタン スルホン酸(1.2mL)を加えた。2.5時間後、トリフルオロメタンスルホン酸(1.2 mL)を加えた。4時間後、反応混合物を酢酸エチルおよび5%重炭酸ナトリウム 溶液に分配した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させて残留 物を得た。残留物を10%酢酸エチル/ヘキサン、次に25%酢酸エチル/ヘキサン で連続して溶離するシリカゲル上のクロマトグラフィーにより処理して表題化合 物を得た。 実施例 2.1 (S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル) ]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン 硫酸(3.0mL、90%)および無水トリフルオロ酢酸(300mL)を混合した。(S) −N−[2−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル )−1−オキソ−3−フェニルプロピル]−1,4−ジヒ ドロ−ピリジン(1.0mmol)を加えた。30分後、反応混合物を飽和重炭酸ナトリウ ム水溶液および氷の混合物に注いだ。酢酸エチル、次に塩化メチレンで抽出した 。有機層を合一し、シリカゲルのプラグを通して濾過した。シリカゲルをジクロ ロメタンで洗浄した。濾液を真空下で蒸発させて残留物を得た。残留物を10%酢 酸エチル/ヘキサン、次に25%酢酸エチル/ヘキサンで連続して溶離するシリカ ゲル上のクロマトグラフィーにより処理して表題化合物を得た。 実施例 3 (S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル) ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼ ピン−4−カルボン酸 圧力容器中で(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインド ール−2−イル)]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2 ]ベンズアゼピン(32mg、0.09mmol)および硫酸(1.0mL、95〜98%)を混合した 。96%ギ酸(200μL)を加え、すぐに容器を密閉した。18時間後、水(10mL)を加 えた。反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸カリウム水溶液( 5×10mL)で抽出した。水層を合一し、注意しながら12M塩酸水溶液で酸性にし た。クロロホルム(5×15mL)で抽出した。有機層を合一し、MgSO4上で乾燥し、 濾過し、真空下で蒸発させて残留物を得た。残留物を0.5%酢酸を含有する2/1の 酢酸エチル/ヘキサンで溶離するシリカゲル上のクロマトグラ フィーにより処理して表題化合物を得た。Rf=0.14(シリカゲル、0.5%酢酸を含 有する2/1の酢酸エチル/ヘキサン)。 実施例 3.1 (S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル) ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼ ピン−4−カルボン酸 圧力容器中で(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインド ール−2−イル)]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2 ]ベンズアゼピン(67mg、0.19mmol)および硫酸(2.0mL、95〜98%)を混合した 。96%ギ酸(400μL)を加え、すぐに容器を密閉した。18時間後、容器を注意しな がら開け、氷冷水(5mL)を加えた。反応混合物をクロロホルムで繰り返し抽出 した。有機層を合一し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させて残留物 を得た。残留物を2/1/0.01の酢酸エチル/ヘキサン/酢酸で溶離するシリカゲ ル上のクロマトグラフィーにより処理して表題化合物を得た。 実施例 3.2 (S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル) ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼ ピン−4−カルボン酸 圧力容器中で(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインド ール−2−イル)]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2 ]ベンズアゼピン(32mg、0.09mmol)および硫酸(1.0mL、95〜98%)を混合した。 一酸化炭素(気体)を噴霧して45psiの圧力まで加えた。18時間後、水(10mL)を 加えた。反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸カリウム水溶液 (5×10mL)で抽出 した。水層を合一し、注意しながら12M塩酸水溶液で酸性にした。クロロホルム (5×15mL)で抽出した。有機層を合一し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、真空下で 蒸発させて残留物を得た。残留物をシリカゲル上のクロマトグラフィーにより処 理して表題化合物を得た。 実施例 3.3 (S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル) ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼ ピン−4−カルボン酸 圧力容器中で(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインド ール−2−イル)]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2 ]ベンズアゼピン(800mg、2.2mmol)および硫酸(24mL)を混合した。注意しな がら、混合をできるだけ少なくしてギ酸(4.0mL、87mmol)を加えると一酸化炭素 が生成した。圧力容器を密閉し、一酸化炭素を300psiまで加え、撹拌した(混合 すると圧力が急激に上昇するために注意する)。16時間後、容器をガス抜きし、 反応混合物を氷/水の混合物(160mL)に加えた。酢酸エチルで繰り返し抽出した 。有機層を合一し、10%重炭酸カリウム水溶液で繰り返し抽出した。重炭酸カリ ウム溶液層を合一し、氷浴中で冷却した。6M塩酸水溶液を使用してpH1まで酸 性にした。酸性の水層を酢酸エチルで繰り返し抽出した。有機層を合一し、飽和 塩化ナトリウム水溶液で抽出し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させ て表題化合物を得た。 実施例 4 N−[2(S)−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル )−1−オキソ−3−フェニルプロピル]−2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ −ピリジンの合成 現場で2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジンを生成し、2,6−ジシア ノ−ピペリジン(1.0g、7.4mmol)およびテトラヒドロフラン(20mL)を混合した 。ドライアイス/四塩化炭素浴を使用して約−23℃まで冷却した。ゆっくりとカ リウムt−ブトキシド(0.913g、95%、8.14mmol)を加えた。副生成物の生成を 最小限にするためにはカリウムt−ブトキシドをゆっくりと加える必要がある。 カリウムt−ブトキシドの添加終了後、反応混合物を20〜30分間撹拌して2−シ アノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジンの溶液を得た。溶液を周囲温度まで加 温した。N−フタロイル−(S)−フェニルアラニン酸塩化物(2.55g、8.14mmol) およびN−メチルモルホリン(0.8mL、7.4mmol)を加えた。2時間後、反応混合 物をクロロホルムおよび1M重炭酸ナトリウム水溶液に分配した。有機層を分離 し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させて残留物を得た。残留物を25 %酢酸エチル/ヘキサンで溶離するシリカゲル上のクロマトグラフィーにより処 理して表題化合物を得た。 実施例 5 4−シアノ−(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドー ル−2−イル)]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a] [2]ベンズアゼピンの合成 N−[2(S)−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イ ル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル]−2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒド ロ−ピリジン(100mg、0.26mmol)、硫酸(3mL、99.999%)および無水トリフ ルオロ酢酸(0.03mL)を混合した。24時間後、表題化合物を溶液として得た。 実施例 6 (S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル) ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼ ピン−(S)−4−カルボン酸 実施例5で得られた4−シアノ−(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ −2H−イソインドール−2−イル)]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6 −オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンの溶液および水(30ml)を混合した。 3時間後、反応混合物をクロロホルムで抽出した。有機層を分離し、Na2SO4上で 乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させて残留物(NMR分析により測定したところ、 4位のカルボン酸における10:1のS:R異性体混合物であった)を得た。残留 物を酢酸エチル、次に99/1の酢酸エチル/酢酸で連続して溶離するシリカゲル 上のク (c=0.915、MeOH) 製造例 4 [4S-[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(S)−アセチルチオ−3−フェ ニルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリ ド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸の製造 [4S−[4α,7α(R*),12bβ]]−7−(アミノ)−1,2,3,4,6,7,8,12b− オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸の 合成 [4S−[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H− イソインドール−2−イル)]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸(1.63kg、4.03mmol)、トリエ チルアミン(429g、4.24mol)およびメタノール(5.59kg)を混合した。ヒドラジ ン一水和物(241g、4.82mol)を加えた。加熱還流した。3時間後、60℃に冷却し 、反応混合物を水(7.326kg)および37%塩酸水溶液(821g)の混合物に注いだ 。真空下、50℃で蒸発させて反応混合物を約7.8kgに減らした。反応混合物を水( 8.078kg)で希釈し、37%塩酸水溶液を使用してpHを約2.82に調整した。50℃に加 熱した。1時間後、濾過して固体を除去し、水(pHを塩酸で2.5に調整した。1.5 02kg)で洗浄した。濾液と洗浄液を合一した。トリエチルアミンを使用してpHを 7.22に調整した。真空下、60℃で蒸発させて反応混合物を約4.65kgに減らし、ス ラリーを得た。スラリーをイソプロパノール(3.53kg)で希釈し、30分間撹拌し た。5℃まで冷却して固体を得た。固体を濾過により集め、イソプロパノールで 洗浄し、乾燥して表題化合物(933g、84.4%)を得た。 [4S−[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(R)−ブロモ−3−フェニル プロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[2, 1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸の合成 3−フェニル−2(R)−ブロモプロピオン酸(967g、4.22mol)、テトラヒドロフ ラン(7.74kg)およびN−ヒドロキシスクシンイミド(607g、5.27mol)を混合し 、5℃で冷却した。温度を−3〜3℃に維持しながら、テトラヒドロフラン(1. 936kg)中における1,3−ジシクロヘキシル カルボジイミド(828g、4.01mol)の溶液を2.5時間にわたってゆっくり加えた 。19時間撹拌し、真空濾過により2,3−ジシクロヘキシル尿素を除去し、濾過ケ ークをテトラヒドロフラン(1.927kg)で洗浄した。50Lの底部排出−丸底フラ スコに濾液を入れて洗浄し、[4S-[4α,7α(R*),12bβ]]−7−(アミノ)−1,2,3, 4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン− 4−カルボン酸(869g、3.17mol)を加え、22℃で5.5時間撹拌した。トリエチ ルアミン(77g、0.76mol)を加え、22℃でさらに17時間撹拌した。酢酸エチル (10.427kg)で希釈し、37%塩酸(214.2g)および塩化ナトリウム(418g)を 含む水(9.94kg)、次に塩化ナトリウム(418g)を含む水(12.328kg)で洗浄 した。乾燥(MgSO4)し、濾過し、濾過ケークを酢酸エチル(2.193kg)で洗浄した。 溶媒を真空下で蒸発させ、イソプロパノール(4.210kg)を加え、12〜16℃で17 時間撹拌し、冷却し、真空濾過により生成物を単離した。イソプロパノール(621 g)で洗浄し、乾燥して表題化合物(940g、61%)を得た。 [4S-[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(S)−アセチルチオ−3−フェ ニルプロピル)アミノ]−1,2,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[2, 1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸の合成 [4S−「4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(R)−ブロモ−3−フェニ ルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[ 2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸(1.052kg、2.17mol)、アセトン(13. 256kg)およびチオール酢酸(207.1g、2.72mol)を混合した。−2℃まで冷却し 、約10分間にわたって水(270g)中における水酸化カリウム(279.5g)の溶液を 加えた。−4℃で23時間撹拌し、37%塩酸(210g)を含有する1.054kgの水を加 え、溶媒を真空 下で蒸発させた。固体残留物を43℃でトルエン(11.517kg)に溶解し、22Lの底 部排出−丸底フラスコに移し、水(4.067kg)で洗浄した。41℃で塩化ナトリウム (213g)を含有する4.099kgの水で洗浄した。溶媒を真空下で蒸発させ、固体残 留物をトルエン(10.239kg)に溶解し、濾過し、冷却した。−2℃まで冷却した 後、真空濾過により固体を集め、トルエン(1.103kg)で洗浄し、80℃以下で真 空乾燥して表題化合物(859g、82.5%)を得た。 [4S−[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(S)−チオ−3−フェニルプ ロピル)アミノ]−1,2,6,3,4,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[2,1- a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸の製造 [4S-[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(S)−アセチルチオ−3−フ ェニルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピ リド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸(57mg、0.12mmol)を水酸化リ チウム(0.25mL、水中1M、0.25mmol)を含有する脱酸素メタノール(3mL)に 溶解した。アルゴン雰囲気下、周囲温度で30分間撹拌した。真空下で容量を1.5m Lまで減らし、急速に撹拌しながら2M塩酸溶液(2mL)に滴加した。得られた 沈殿物を集め、水で洗浄し、真空デシケーター中で1時間乾燥した。35℃で一晩 乾燥して表題化合物を白色の静電粉末として得た。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年6月10日 【補正内容】 (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択 される)からなる群より選択される基である)のフタルイミドアリールアミノ酸 アミドをグルタルジアルデヒドと反応させて式 (式中、Arは上記で定義された通りである)の1,4−ジヒドロピリジン誘導体を得 ; (b)1,4−ジヒドロピリジン誘導体を適当な環化酸と反応させて式 (式中、Gは上記で定義された通りである)の1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6− オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを得; (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択 される)からなる群より選択される基である)のフタルイミドアリールアミノ酸 誘導体を2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジンと反応させて式 (式中、Arは上記で定義された通りである)の2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒド ロ−ピリジン誘導体を得; (b)2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジン誘導体を適当な環化酸と反応 させて式 (式中、Gは上記で定義された通りである)の4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8,12b −オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンを得; 請求の範囲 1.式I 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物の製造法であって 、 (a)式 (式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される基である)のフタルイミドアリールアミノ 酸アミドをグルタルジアルデヒドと反応させて式 (式中、Arは上記で定義された通りである)の1,4−ジヒドロピリジン誘導体を 得; (b)1,4−ジヒドロピリジン誘導体を適当な環化酸と反応させて式 (式中、Gは上記で定義された通りである)の1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6 −オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを得; (c)1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを適当 な酸の存在下で一酸化炭素と反応させ、次に水和することからなる前記方法。 2.適当な環化酸はトリフルオロメタンスルホン酸/無水トリフルオロ酢酸の混 合物である請求項1記載の方法。 3.適当な環化酸は硫酸/無水トリフルオロ酢酸の混合物である請求項1記載の 方法。 4.式 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物の製造法であって 、 (a)式 (式中、Aは-OH、-Cl、-Br、無水物、混成無水物および活性エステルからな る群より選択され; Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される基である)のフタルイミドアリールアミノ 酸誘導体を2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジンと反応させて式 (式中、Arは上記で定義された通りである)の2−シアノ−1,2,3,4−テトラ ヒドロ−ピリジン誘導体を得; (b)2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジン誘導体を適当な環化酸と反 応させて式 (式中、Gは上記で定義された通りである)の4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8,12 b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンを得; (c)4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a ][2]ベンズアゼピンを加水分解することからなる前記方法。 5.適当な環化酸はトリフルオロメタンスルホン酸/無水トリフルオロ酢酸の混 合物である請求項4記載の方法。 6.適当な環化酸は硫酸/無水トリフルオロ酢酸の混合物である請求項4記載の 方法。 7.現場で2,6−ジシアノ−ピペリジンから2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ −ピリジンを生成する請求項4記載の方法。 8.式 〔式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される基である〕の化合物。 9.化合物は(S)−N−〔2−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソイン ドール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル〕−1,4−ジヒドロ−ピ リジンである請求項8記載の化合物。 10.化合物は(R)−N−〔2−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソイン ドール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル〕−1,4−ジヒドロ−ピ リジンである請求項8記載の化合物。 11.式 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物。 12.化合物は(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドー ル−2−イル)]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2] ベンズアゼピンである請求項11記載の化合物。 13.化合物は(R)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドー ル−2−イル)]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2] ベンズアゼピンである請求項11記載の化合物。 14.式 〔式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される基である〕の化合物。 15.化合物はN−〔2(S)−(1,3−ジヒドロ−1,3-ジオキソ−2H−イソインド ール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル〕−2−シアノ−1,2,3,4 −テトラヒドロ−ピリジンである請求項14記載の化合物。 16.化合物はN−〔2(R)−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインド ール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル〕−2−シアノ−1,2,3, 4−テトラヒドロ−ピリジンである請求項14記載の化合物。 17.式 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物。 18.化合物は4−シアノ−(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H− イソインドール−2−イル)]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンである請求項17記載の化合物。 19.化合物は4−シアノ−(R)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H− イソインドール−2−イル)]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンである請求項17記載の化合物。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月21日 【補正内容】 発明の背景 本発明は[4S-[4α,7α(R*),12bβ]]−7−[(1−オキソ−2(S)−チオ−3−フ ェニルプロピル)アミノ]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピ リド[2,1-a][2]ベンズアゼピン−4−カルボン酸、[4S-[4α,7α(R*),12bβ]]− 7−[(1−オキソ−2(S)−アセチルチオ−3−フェニルプロピル)アミノ]−1,2, 3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ−ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピン −4−カルボン酸およびそれらの薬学的に許容しうる塩〔1992年4月22日に公開 された欧州特許出願No.0 481 522 A1など;第209回ACS全国大会、医化学分野、 抄録No.161(1995年);1993年3月31日に公開された欧州特許出願No.0 534 396 A 2;および1995年6月14日に公開された欧州特許出願No.657 453 A1〕を含む、エ ンケファリナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の阻害剤を製造するための有 用な中間体である式I の化合物の新規な製造法およびそれらの新規な中間体に関する。 発明の概要 本発明は式I 〔式中、Gは
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ジエニン,マイケル・ジエイ アメリカ合衆国ミシガン州 49002.ポー テイツジ.インデイペンデンスドライブ 6466 (72)発明者 ベイト,ダグラス・ダブリユー アメリカ合衆国インデイアナ州 46240. インデイアナポリス.ベンチマークドライ ブ 9368.アパートメント ジー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物の製造法であって 、 (a)式 (式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして RはフェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択される)からなる群 より選択される基である)のフタルイミドアリールアミノ酸アミドをグルタルジ アルデヒドと反応させて式 (式中、Arは上記で定義された通りである)の1,4−ジヒドロピリジン誘導体を 得; (b)1,4−ジヒドロピリジン誘導体を適当な環化酸と反応させて式 (式中、Gは上記で定義された通りである)の1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6 −オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを得; (c)1,2,6,7,8,12bヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]アゼピンを適当 な酸の存在下で一酸化炭素と反応させ、次に水和することからなる前記方法。 2.適当な環化酸はトリフルオロメタンスルホン酸/無水トリフルオロ酢酸の混 合物である請求項1記載の方法。 3.適当な環化酸は硫酸/無水トリフルオロ酢酸の混合物である請求項1記載の 方法。 4.式 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物の製造法であって 、 (a)式 (式中、Aは-OH、-Cl、-Br、無水物、混成無水物および活性エステルからな る群より選択され; Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして RはフェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選択される)からなる群 より選択される基である)のフタルイミドアリールアミノ酸誘導体を2−シアノ −1,2,3,4−テトラヒドロ-ピリジンと反応させて式 (式中、Arは上記で定義された通りである)の2−シアノ−1,2,3,4-テトラヒド ロ−ピリジン誘導体を得; (b)2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリジン誘導体を適当な環化酸と反 応させて式 (式中、Gは上記で定義された通りである)の4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8,12 b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンを得; (c)4−シアノ−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a ][2]ベンズアゼピンを加水分解することからなる前記方法。 5.適当な環化酸はトリフルオロメタンスルホン酸/無水トリフルオロ酢酸の混 合物である請求項4記載の方法。 6.適当な環化酸は硫酸/無水トリフルオロ酢酸の混合物である請求項4記載の 方法。 7.現場で2,6−ジシアノ−ピペリジンから2−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ −ピリジンを生成する請求項4記載の方法。 8.式 〔式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される基である〕の化合物。 9.化合物は(S)−N−〔2−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソイン ドール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル〕−1,4−ジヒドロ−ピ リジンである請求項8記載の化合物。 10.化合物は(R)−N−〔2−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソイン ドール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル〕−1,4−ジヒドロ−ピ リジンである請求項8記載の化合物。 11.式 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物。 12.化合物は(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドー ル−2−イル)]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2] ベンズアゼピンである請求項11記載の化合物。 13.化合物は(R)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドー ル−2−イル)]−1,2,6,7,8,12b−ヘキサヒドロ−6−オキソピリド[2,1-a][2] ベンズアゼピンである請求項11記載の化合物。 14.式 〔式中、Arは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される基である〕の化合物。 15.化合物はN−〔2(S)−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソイン ドール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル〕−2−シアノ−1,2, 3,4−テトラヒドロ−ピリジンである請求項14記載の化合物。 16.化合物はN−〔2(R)−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインド ール−2−イル)−1−オキソ−3−フェニルプロピル〕−2−シアノ−1,2,3, 4−テトラヒドロ−ピリジンである請求項14記載の化合物。 17.式 〔式中、Gは (ここで、X1はSおよびNHからなる群より選択され; X2はS、OおよびNHからなる群より選択され;そして Rは水素、ヒドロキシ、フェニルおよびC1-C4アルコキシからなる群より選 択される)からなる群より選択される芳香環である〕の化合物。 18.化合物は4−シアノ−(S)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H− イソインドール−2−イル)]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンである請求項17記載の化合物。 19.化合物は4−シアノ−(R)−7−[(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H− イソインドール−2−イル)]−1,2,3,4,6,7,8,12b−オクタヒドロ−6−オキソ ピリド[2,1-a][2]ベンズアゼピンである請求項17記載の化合物。
JP51980096A 1994-12-21 1995-11-20 エンケファリナーゼおよびアンギオテンシン変換酵素の阻害剤の中間体を製造する新規な方法およびその中間体 Expired - Lifetime JP3658408B2 (ja)

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