JPH10509024A - ベーカリーのためのスイートシナモン又は他の風味づけされた、脂肪ベース、無水フレーク - Google Patents

ベーカリーのためのスイートシナモン又は他の風味づけされた、脂肪ベース、無水フレーク

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Abstract

(57)【要約】 ベーカリー製品及び小麦粉菓子に組み込むための無水脂肪ベース細分フレーバー添加物を提供する。細分されたフレーバー添加物製品は、実質的に0重量%乃至2重量%の範囲の水分、約5重量%乃至約15重量%の範囲の微細に挽いたシナモン又は他の天然フレーバー剤、約25重量%乃至約35重量%の範囲の、約35℃乃至約40℃の温度のとき実質的に流体であるベーカリー融和性油を、残部のグラニュー糖とともに含有する。前記ベーカリー融和性油は植物性油及び液体バター脂、及びこれらの混合物からなる群から選択され、実質的にバター脂と同じ固体脂肪インデックス曲線特性を示す。ベーカリー融和性油又は脂肪系は、微細に挽いたシナモン又は他の天然フレーバー剤を懸濁状に有し、グラニュー糖と混合され、次に約6℃約乃12℃において凝固する。凝固した場合、製品は約35℃未満の温度、特に、約20℃±の室温において実質的に凝固したままである。製造において、油脂成分は微細に挽いたシナモン又は他のフレーバーとともに混合し、僅かに冷却され、次にグラニュー糖と混合される。次に、約6℃乃至約12℃の温度において冷却される。他のフレーバーは甘味の糖と融和性であり、脂肪系において懸濁するために微細に挽いたものであり、ジンジャー、ナツメグ、クローブ、オールスパイス、メープルシュガー、脱水メープルシロップ、又はこれらの混合物を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 ベーカリーのためのスイートシナモン又は他の風味づけされた、脂肪ベース、 無水フレーク発明の分野 本発明はベーカリー製品及び小麦粉菓子に組み込むための無水脂肪ベースフレ ーバー添加物に関する。とりわけ、本発明はフレーク又はチャンク(chunks)の 形で供され得る細分されたフレーバー添加物製品に関し、これは室温において実 質的に固体であるベーカリー融和性脂肪系に組み入れられるシナモン又は他のフ レーバー及び糖で風味付けされている。本発明の脂肪ベースフレーバー添加物は 特徴的なスイートシナモン又は他のフレーバーを有し、消費したときにグラニュ ー糖成分によりフレーバーに付与される甘味のバリバリ砕ける感じ(chruch)又 はカリカリする感じ(crispness)を供する口中感覚を有する。甘味を付けるた めの糖と融和性であり、ベーカリー製品及び小麦粉菓子に組み込み得る他のフレ ーバーも又考慮に入れる。 さらに、本発明はスナックアイテム、とりわけ、甘いビスケットのようなもの に配合される無水脂肪ベースフレーバー添加物脂肪系の特徴的な甘味シナモン又 は他のフレーバー層を供する。このようなスナックアイテムは包装又は袋から個 々のスナックアイテムを単に除去することによって容易に消費することができる 。この甘味脂肪ベース系は特徴的なスイートシナモン又は他のフレーバーを有し 、甘いビスケット上に配される層の中にグラニュー糖が存在することにより付与 される甘味なバリバリ砕ける感じ又はカリカリする感じも又供する。発明の背景 シナモン又はスイートシナモンフレーバを有し得るベーカリー製品及び小麦粉 菓子を供する試みがベーキング産業を通じてしばしば試みられている。これは通 常単にその調製中に小麦粉混合物の中にシナモンを導入することによって成され ている。場合によっては、甘いバンズのように、シナモンがバター及び/又は糖 及び/又は油と混合され、次に、ベーキングのために生地を皿又はベーキングト レーに配置される直前に生地中に巻き込まれる。 しかし、ベーキング及び小麦粉菓子産業及びベーキング及び小麦粉菓子産業の 市場は、製品を改良し、特定のフレーバーを有するが、異なる体裁及び/又は口 中感覚を有する新製品を導入する方法を常に探している。まだ満たされていない 特定の要求の一つは、ベーカリー製品又は小麦粉菓子に組み込まれるシナモンフ レーバー添加物シナモン添加物であって、消費するときにベーカリー製品又は小 麦粉菓子中に分散して存在するものを供するという要求である。とりわけ、この ようなチョコレートチャンク、ピーナッツバターチップ、バタースコッチチップ などのような、ベーカリー製品及び小麦粉菓子のための分散したフレーバー添加 物が供されることは長い間知られている。しかし、良好なシナモンフレーバーを 発するチップを供することは不可能であった。 さらに、特に菓子アイテムに組み込むために、ハードキャンディー、又は特に 、グラニュー糖にあり得るような口中感覚又はバリバリ砕ける感じを有すること が所望されることもある。しかし、このような特徴は一般的にベーカリー製品及 び小麦粉菓子に組み込むことが不可能である。他方、グラニュー糖を単に組み込 むだけで所望の結果を得ることはできない。これはグラニュー糖がその結晶構造 を維持し得る特定の担体がないからである。 予期に反して、本発明は実質的に無水で、バター脂と実質的に同じ固体脂肪イ ンデックス曲線特性を示すベーカリー融和性油(そのため室温において実質的に 固体である)を含有する脂肪ベース担体系を供することによって挽いたシナモン 及びグラニュー糖を適切な割合で脂肪系に適切に組み込み、ベーカリー製品及び 小麦粉菓子にフレーバー添加物として使用し得ることを発見した。得られた製品 はフレーク又はチャンクの形を取り得、細分されたフレーバー添加物としてのそ の特性を維持し、噛んだときにバリバリ砕ける感じを与えるためにフレーク又は チャンクが十分に粒状で存在することによって、消費したときに要求される口中 感覚を与える。後述のように、甘味付けのための糖と混和する他の微細に挽いた 天然のフレーバー成分もまた使用し得る。さらに、後述のように、実質的に同一 の脂肪系をスナックアイテムに組み込み得る。 本説明において、「チャンク」という語は、製造した脂肪ベース細分フレーバ ー添加物製品がフレークの形(すなわち、長さ又は広さに比して比較的薄い厚 みを有する)、又はチャンクの形(長さ及び広さに比して比較的厚い厚みを有す る)であり得ることを意味する。上述のように、一般的にフレーク又はチャンク はいずれも金型による成形ではなく、むしろ移動ベルト上に配置し、冷却トンネ ルの中を通過した混合された成分の層から製造され、後にフレーク又はチャンク に解砕される。 流体バター脂と混合され得るベーカリー融和性油(油及び油とバター脂との混 合物は実質的にバター脂と同一の固体脂肪インデックス曲線特性を示す)を供す るために、満たさなければならない条件がいくつか存在する。とりわけ、本発明 の脂肪ベース細分フレーバー添加物の調製に使用される油は、凝固した後、ベー キング前にベーカリー混合物に混合するときベトベトせず、ベーキング工程中実 質的に凝固したままで比較的堅いままであるべきである。さらに、本発明の脂肪 系で使用されるベーカリー融和性油は約35℃で口中で溶解し始めるようなもの でなければならない。もちろん、本発明の脂肪系で使用される油脂は組み込まれ ることを意図されたベーカリー製品又は小麦粉菓子となじまないか、又は不耐性 を有するものであってはならない。 本発明の脂肪ベースの細分されたフレーバー添加物又はスナックアイテムの調 製に使用する油脂及び他の成分は、食品に課せられる成分表示及び他のラベル表 示の要求を満たさなければならないのはもちろんのことである。 本発明の特定の目的の一つは、甘味付けのための糖と融和性を有するシナモン 又は他の天然フレーバー成分が、フレーク又はチャンクの形を有するベーカリー 融和性脂肪に懸濁されている間にベーカリー製品及び他の小麦粉菓子に配合され 得るフレーバー添加物又はスナックアイテムを供することである。上記のように ベーカリー融和性油は流体のとき流体バター脂と混合し得ることに注目すべきで ある。いずれにせよ、ベーカリー融和性油はバター脂と実質的に同一の固体脂肪 インデックス曲線特性を示す。これは、実際にバター脂がベーカリー融和性油の 均一混合物に含有されているか否かにかかわらず、本発明の脂肪成分がバター脂 と類似した固体、融解及び流体の特徴を示すことを意味する。それゆえ、本発明 の甘味脂肪ベースフレーバーフレーク又はチャンクは、特定の時に消費され得る 特定の食品にバターを実際に使用することを排除する特定の規定食及び/又は宗 教上の要求を十分に満たし得る。 本発明の他の面では、甘いビスケット上にグラニュー糖とともに配される本発 明の基本的な甘味フレーバーの脂肪系の層を有するスナックアイテムを供する。 この甘いビスケットはティービスケット、クズウコン、ふすまを充填した消化さ れやすいビスケット、グラハムウエハース等のようなものであり得る。その目的 はスナック、通常美味しくて食卓であるいは食卓外で消費される小さい食品、又 は軽いデザートのような甘味で、容易に消費し容易に消化できる食品を供するこ とである。いずれにせよ、本発明により供されるスナックアイテムは後述のよう に、糖と融和性であるシナモン又は他のフレーバーで風味付けられた実質的に同 じ脂肪系を用いる。この脂肪系は、甘味脂肪ベース系の層を成形し完全に冷却す る前に甘味脂肪系の層の表面上又は表面から僅かに内部に位置するように甘味ビ スケットを配置することで容易に製造し得る。スナックアイテムは冷却したとき にすぐれた貯蔵寿命を有し、実質的に無水性で堅く、それゆえ、消費する目的の ために指でつかんだ時に脂肪の又はベトベトした感触はない。 従来技術のフレーバー添加物の一つは、フェール(FEHR)らの米国特許第3,58 2,353号(1971年6月1日発行)に教示されている。幅の狭い融点をもつ硬 化脂肪のフレーバー及び/又は着色ショートニング物質が使用され、ベーカリー 混合物中に分配される。焼いたときに、硬化脂肪がベーカリー製品の全体に渡っ て分配されることにより、バターに似た特定の口中感覚を有する。フレーバー物 質は、酸味等を供する有機酸などのほか、スパイス、疑似肉、果物、鳥肉、又は 野菜フレーバー、又は他の乳製食品のフレーバーを含有し得る。得られたベーカ リー製品は、製品を通じて、認識し得る味を有する着色された及び/又はフレー バーを付与されたフレークが認識できる点在する領域があることが報告されてい る。フェールらの米国特許第3,582,353号は濃縮したフレーバーの局部的領域が 存在すること、及び、このフレーバーは、必ずしも本当の又は実際のフレーバー ではなく、又、とりわけより粘着性の口触り及び/又はカラメルのフレーバーを 与えるものであることを述べたにすぎないことに注目すべきである。さらに、フ ェールらの製品は固形分成分が非常に少なく存在し、本質的に脂肪であり、本発 明の場合のように、グラニュー糖の存在によるバリバリ砕ける感じを 含有する口中感覚を供することは不可能である。 本発明の脂肪ベースの細分されたしたフレーバー添加物は脂肪系に組み込まれ るため、本発明の乾燥シナモン又は他の甘味なフレーバーフレーク又はチャンク は、約177℃(350°F)のベーキング温度において比較的速いベーキング 時間(例えば10乃至15分)を有するティービスケット又はマフィンのような 種々の製品を製造し得る方法で、ベーカリー製品又は他の小麦粉菓子に組み込む ことができる。一方、本発明の他の細分したフレーク又はチャンクを177℃よ り高い温度で30乃至40分間のベーキング時間を有するブレッド又は他の菓子 に焼き込み得る。 さらに、本発明は上述のものと同様な一般的な性質及び特徴を有する他のフレ ーバー添加物でシナモン以外のフレーバー成分を有するものも又提供する。とり わけ、本発明は甘味付けのための糖と融和性であり、グラニュー糖とともに乾燥 脂肪ベースフレーク又はチャンク又はスナックアイテムの基礎を形成する脂肪系 に懸濁させるために微細に挽き得る他の天然フレーバー成分を提供する。このよ うな他の天然フレーバー成分は、例えば、ジンジャー、ナツメグ、クローブ、オ ールスパイス、メープルシュガー(又は脱水メープルシロップ)又はこれらの混 合物などがあり得る。図面の詳細な説明 本発明を説明するために、本発明の細分脂肪ベースフレーバー添加物の製造又 はスナックアイテムを添付の図面を参照しながら記載する。 図1は細分したシナモン(又は他)のフレーバーの添加物を製造する製造装置 の模式的平面図である。 図2は甘いビスケットと共に本発明の甘味フレーバーの脂肪系を有する典型的 な成形スナックアイテムの概念的透視図である。 図3は図2の線3−3に沿って見た図である。 図4は本発明の成形甘味フレーバー脂肪系層及びビスケットスナックアイテム の製造中の、連続する工程の概念図である。好ましい実施態様の詳細な説明 本発明の脂肪ベース細分フレーバー添加物又はスナックアイテムの脂肪系は実 質的に無水物であり、実質的に0重量%乃至約2重量%の範囲の水分を有する。 本発明の方法で製造する細分したフレーバーフレーク又はチャンクは、約5重量 %乃至約15重量%の範囲の微細に挽いたシナモン又は他の天然フレーバー剤を 、約25重量%乃至約35重量%の範囲のベーカリー融和性油及び残部のグラニ ュー糖とともに有する。ベーカリー融和性油は約35℃乃至約40℃の範囲の温 度のとき実質的に流体である。本説明の目的のために、シナモンをフレーバー剤 として使用するものとする。又、本発明の細分フレーバー添加物の通常の実施態 様は、ベーカリー製品又は小麦粉菓子に組み込んだとき、フレークとしてである 。しかし、新規なクッキー又はマフィンの製造のような場合、より大きい又はよ り厚い寸法に分割されたチャンクの形のフレーバー添加物が要求されることがあ り得る。以下に説明するように、スナックアイテムも又同様である。 ベーカリー融和性油は、製造段階の間流体の場合、植物油、流体バター脂、又 は他の流体の乳製油及びこれらの混合物が適し得る。いずれにせよ、ベーカリー 融和性油は、以降により詳しく記載するように、一般的にバター脂と類似の固体 脂肪インデックス及び融点を示し得る。さらに、ベーカリー融和性油は、約35 ℃乃至約50℃の範囲の温度において流体バター脂と混和可能でなければならな いが、これはそれらを混合したとき、実質的に均一な混合物とするためである。 さらに、ベーカリー融和性油又は流体状乳製脂肪との混合物は、チョコレート融 和性脂肪中のチョコレートと同様な態様において結晶化し得る。従って、固体の 場合、製品はチョコレートを折るときにポッキリ折れるのとほとんど同様の態様 で折れる。 さらに、上記のように、ベーカリー融和性油及びバター脂の固体脂肪インデッ クス及び融点を示す特性曲線は実質的に相互に似ており、それゆえベーカリー融 和製油はおよその室温(20℃±)において十分に安定であるという特性を示す 。従って、ベーカリー製品及び小麦粉菓子を焼く前に、製造されるベーカリー製 品及び小麦粉菓子の他の成分と混合する間ベトベトしない。 ブレッドのようなベーカリー製品を製造するとき、ブレッドを焼くための生地 は通常ベーキングの前にプルーフ(proof)される。それゆえ、約40℃乃至約 60℃までの温度で数分間乃至約数時間までの範囲の間で行われるベーカリーの プルーフィング工程の間、無水脂肪ベース細分フレーバー添加物がフレーク又は チャンクの形で比較的堅い状態を保つために、本発明の無水脂肪ベース細分フレ ーバー添加物は十分に遅い流速を有するものでなけらばならない。他方、本発明 の無水脂肪ベース細分フレーバー添加物又はスナックアイテムの脂肪系は一般的 に約35℃乃至約40℃の融点を有さなくてはならないが、これはベーカリー製 品、小麦粉菓子、又はスナックアイテムを食べるときに口中で溶けるようにする ためである。さらに、フレーク又はチャンクの形、又はスナックアイテムの細分 された甘味脂肪系における細分フレーバー添加物は、消費するときに、グラニュ ー糖がスナックアイテムのフレーク、チャンク又は脂肪系の中に含有され維持さ れることによって付与される食感、すなわちバリバリ砕ける状態を存在させなけ ればならない。 上述のように、本発明において使用されるベーカリー融和性油は約35℃乃至 約50℃の範囲の温度において流体バター脂と種々の比率での混和性を有しなけ ればならない。それゆえ、それらを混合した場合、実質的に均一な混合物となる 。そのような場合、その混合物は、均一混合物として、より低温において凝固し 、結晶化する。以下に示す表は植物油、流体バター脂及びそれらの混合物の固体 脂肪インデックス曲線の範囲を示したものであり、実質的にバター脂のものであ り、次に示す通りである。 植物油、バター脂及びそれらの混合物の固体脂肪インデックス曲線特性 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 上記の表の固体脂肪曲線特性を示すためには、植物油の固体脂肪を使用し、ブ レンド、分留又は水素添加により処理する必要があるが、所定の温度において所 定の範囲の固体及び流体成分を有する固体脂肪インデックス曲線を得るために必 要な範囲でなければならない。さらに、折れたときに一般的にポキッと折れる( snap)ために、凝固した脂肪は通常上記の表内のより固体の限度に近い量にな る。すなわち、いわゆる「ハードバター」、すなわち、上記の表の範囲のより固 体の側でバター脂固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油及びそれらの混合 物はとりわけ本発明の目的に有用である。 微細に挽いたシナモン又は他のフレーバー及びグラニュー糖を組み込んで有す るスナックアイテムの細分されたフレーバー添加物又は脂肪系の更なる説明を以 下に示す。 第一に、本発明の脂肪系を用い、続いて後述する製造工程を実施するときは、 植物油及び流体バター脂が実質的に0%乃至実質的に100%の範囲の望ましい 比率である油の均一混合物又はこれらの混合物は、微細に挽いたシナモン又は他 の天然フレーバー成分を内部に懸濁している。脂肪成分が流体である場合、シナ モンは懸濁状態で維持されるが、脂肪系が凝固したとき、シナモンは懸濁状態の ままであるが、より固定された状態である。これはより低温において流体脂肪成 分は実質的にほとんどないためである。シナモンは公知の方法で微細に挽かれた 天然シナモンである。同様に、ジンジャー、ナツメグ、クローブ、オールスパイ ス、メープルシュガー(又は脱水メープルシロップ)又はこれらの混合物などの 、甘味剤の糖と融和性の、他の天然フレーバー成分も、脂肪系の中に懸濁させる ために微細に挽かれる。 糖成分に関しては、グラニュー糖又は一般的に微細なグラニュー糖であるが、 きめの粗いグラニュー糖及び微細なグラニュー糖の混合物でもあり得る。これは 糖のバリバリ砕ける感じを供することが必要とされるためである。それゆえ、製 菓業用の砂糖又は粉砂糖は使用できない。糖成分がきめの粗いグラニュー糖及び 微細なグラニュー糖の混合物であるとき、糖成分は少なくとも10%乃至90% のきめの粗いグラニュー糖を糖成分の残部である微細な糖とともに含有し得る。 本発明はチョコレートチップのようなチョコレート製品に関連する公知の技術 とは全く異なることも又明記すべきである。成功したチョコレート製品の特徴の 一つは使用した脂肪系に混和した砂糖が非常に微細でなければならないことであ る。それゆえ、粉砂糖又は製菓業用の糖が使用される。対照的に、本発明は噛ん だときにバリバリ砕ける感じを供するグラニュー糖を使用することが要求される 。さらに、脂肪系におけるフレーバーとともに糖の懸濁は、脂肪系及びフレーバ ー に微細性を必要とし粒子が存在しないことを要求するチョコレートチップの製造 とは相反するものである。 上述のように、本質的に、微細に挽いたシナモン又は他のフレーバー成分は脂 肪系の中に懸濁しており、糖の粒子は脂肪によってコーティングされている。そ れゆえ、後述のようにフレーク又はチャンクに製造されるとき、糖の粒子は適所 に残る。 本発明の無水脂肪ベース細分フレーバー添加物を製造する方法に関して述べる と、最も広い意味において、方法は以下の工程を含む。 (a) 約35℃乃至約50℃の範囲の温度で混合器中においてベーカリー融和性油 (植物性油、流体バター脂及びそれらの混合物であり得る)と微細に挽いたシナ モンを混合し、シナモンが懸濁した均一な混合物を得、 (b) 均一混合物をホールディングタンクに移し、均一混合物の温度を約39℃乃 至約45℃の範囲の温度に保ち、 (c) 均一混合物がホールディングタンクにある間、均一混合物を連続的に撹拌し 、 (d) 均一混合物をテンパリングユニットにくみ取り、均一混合物がテンパリング ユニットにある間、連続的に撹拌し、均一混合物が約29℃乃至約34℃の範囲 の温度になるように僅かに冷却し、 (e) 僅かに冷却した均一混合物を次の混合タンクに移し、その中にグラニュー糖 を混合し、 (f) 得られた糖、シナモン及び油の混合物を次の細分粒子製造装置に移し、得ら れた糖、シナモン及び油の混合物から細分されたフレーク又はチャンクを製造し 、 (g) 細分されたフレーク又はチャンクを約6℃乃至約12℃の範囲の温度に冷却 し、及び (h) 更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、最終的に、冷却した細 分フレーク又はチャンクを取り出す。 上記から、使用される油及び又は流体脂肪は実質的に約35℃乃至約40℃以 上において液相であり、流体のように混和可能であり、実質的に少なくとも約6 ℃乃至約12℃の温度において凝固する。さらに、一旦凝固すると、堅いままで あり、およその室温(20℃±)においてベタベタする傾向を示さない。 工程(c)及び(d)は同一のタンクで実行可能であるが、ホールディングタンク及 び次にテンパリングユニットを使用するのがより一般的である。これはテンパリ ングユニット中の混合物は僅かに低い温度であり、それゆえホールディングタン ク及びテンパリングユニットの両方を使用することによりバッチによるよりも製 造工程は実質的に連続的であり得るからである。 図1は、本発明の無水脂肪ベース細分フレーバー添加物に関する装置を示す。 装置10は、基本的に、1対のタンク(一連のタンクであり得る)12及び1 4を有するが、ここにおいて植物油及び流体バター脂及びこれらの混合物は、微 細に挽いたシナモン又は他の微細に挽いた天然フレーバー剤と一緒に収容される 。これらの成分はポンプ16によって混合器18へくみ出され、そこでベーカリ ー融和性油及び微細に挽いたシナモンが約35℃乃至約50℃の温度において混 合される。得られた均一混合物は油中に微細に挽いたシナモンを懸濁している。 均一混合物は次にホールディングタンク20に移され、均一混合物がホールディ ングタンクにある間約39℃乃至約45℃に維持され、連続的に撹拌される。 ポンプ22を使用し、均一混合物はホールディングタンク20からテンパリン グユニット24へとくみ出され得る。テンパリングユニット24に均一混合物が ある間、均一混合物は連続的に撹拌され、約29℃乃至約34℃の範囲の温度に わずかに冷却される。それゆえ、僅かに冷却した均一混合物は次の混合タンク2 6へと移される。 貯蔵ビン又はタンク28は、その中にグラニュー糖(微細に挽いた糖又は微細 に挽いた糖と粗く挽いた糖との混合物であり得る)を貯蔵するために供される。 グラニュー糖もまた、混合タンク26へ移され、テンパリングユニット24から 運ばれた僅かに冷却した均一混合物と混合される。 次に、得られた糖、シナモン、及び油混合物を一般的に30として示される製 造装置に移し、混合物から細分されたフレーク又はチャンクを製造する。製造装 置30は通常連続ベルト及び冷却トンネルを有する機械を含む。製品を冷却し、 凝固させるために、得られた糖、シナモン、及び油混合物を移動ベルト上に配置 し、冷却トンネルの中を移動させる。混合物が移動ベルト上に薄く広げられた後 に、フレークに砕かれ得る。しかし、混合物が移動ベルト上により厚く広げられ た場合、冷却したときに細分されたチャンクに砕かれ得る。一般的に、移動ベル ト上の混合物の層の滞留時間は層の厚さによって調整しなければならない。 いずれにせよ、本発明の装置は、製造すべき細分されたフレーク又はチャンク に砕かれる混合物を約6℃乃至約12℃の温度に冷却する冷却装置32を有する ことが示されている。それゆえ、更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送の ために34として示される取扱い又は包装位置において細分されたフレーク又は チャンクが回収され、他の部署に移動される。 前記食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系をベーカリー製品及び小麦粉菓 子に組み込み、又は、スナックアイテムに使用するために、食用無水脂肪ベース 製品をフレーク又はチャンク製品に調製する方法の基本的な工程は、以下の工程 からなる。 (a) 前述のように、ベーカリー融和性油及び微細に挽いた天然フレーバー剤を混 合器中において約35℃乃至約50℃の温度で混合し、微細に挽いた天然フレー バー剤が混合物中に懸濁している均一混合物を得、 (i) 均一混合物をテンパリングユニットへくみ取り、均一混合物がテンパリング ユニット中にある間、均一混合物を連続的に撹拌し、約29℃乃至約34℃で均 一混合物を僅かに冷却し、 (j) 僅かに冷却した均一混合物を次の混合器に移し、グラニュー糖をその中に混 合し、 (k) 得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混合物の所定の部分を 冷却装置に移し、 (l) 均一混合物の所定の部分を冷却し続け、及び、 (o) 次の取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、最終的に、甘味のフレー バー脂肪系の冷却した所定の部分を取り出す。 図2乃至図4は、典型的スナックアイテム210を示しており、第一の独立層 212及び第二の独立層214を有する。第一の独立層212は無水の成形され た甘味フレーバー脂肪ベースのディスク又は円板であり、その構成は上述のよう に本発明に含まれる。第二層214は予め焼いた甘味のビスケットである。 スナックアイテムの無水甘味フレーバー層の調製及びその特徴は上述の通りで ある。それゆえ、記載したように、スナックアイテムの甘味フレーバー脂肪成分 212は実質的に0重量%乃至2重量%の水分、約5重量%乃至約15重量%の 微細に挽いた天然フレーバー剤、約25重量%乃至約35重量%のベーカリー融 和性油(約35℃乃至約40℃において実質的に流体である)、及び残部のグラ ニュー糖を含有する。 広義において、スナックアイテム210の無水脂肪ベース甘味フレーバー独立 層210は、以下の工程からなる。 (a) 前述のように、ベーカリー融和性油及び微細に挽いた天然フレーバー剤を混 合器中において約35℃乃至約50℃の温度で混合し、微細に挽いた天然フレー バー剤が混合物中に懸濁している均一混合物を得、 (i) 均一混合物をテンパリングユニットにくみ出し、均一混合物がテンパリング ユニット中にある間、均一混合物を連続的に撹拌し、約29℃乃至約34℃まで 均一混合物を僅かに冷却し、 (j) 僅かに冷却した均一混合物を次の混合器に移し、グラニュー糖をその中に混 合し、 (k) 得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混合物の所定の部分を 金型に移し、その中において成形された第一の独立層を調製し、 (l) 金型に入れた均一混合物の所定の部分を、金型に入れたままで冷却し続け、 (m) 均一混合物をベーカリー融和性油が少なくとも僅かに流体のままである程度 に冷却する前に、予め焼いた甘味のビスケットを金型及び冷却した均一混合物の 表面に配置し、 (n) ベーカリー融和性油成分が凝固するまで均一混合物及び甘味のビスケットを 冷却し続け、及び (o) 更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、最終的に、甘味フレー バー脂肪系及び甘味のビスケットの冷却した組み合わせを型から外す。 図3乃至図4に関し、甘味のビスケット214は甘味かつフレーバーされた脂 肪ベースディスク又は円板212の層の投影面積よりも小さい投影面積を有する 。それゆえ、一般的に216で示される周辺部は甘味のビスケット214の周囲 を 取り囲むことを明記すべきである。 図4に示したように、乾燥した成形甘味フレーバーした脂肪系のディスク及び 円盤212は表面216の下方に伸張した甘味ビスケット214の少なくとも一 部分の上に重なる。それゆえ、甘味ビスケット214は少なくともある程度、成 形された甘味フレーバー脂肪系円板212の中に伸張する。 層212への甘味ビスケット214の結合を効果的にするために、層が完全に 凝固し又は固体になる前に、層212の中に甘味ビスケット214を僅かに埋め 込むために甘味ビスケット214に対して軽い圧力を加え得る。 図4において、本発明のスナックアイテム210の製造方法における工程のい くつかを示す。この場合、スナックアイテムは上方から見たときに一般的に丸い 形を有することを想定している。 3つの一連の金型の空洞220、222及び224を示す。金型の空洞220 はまだ満たされていない。金型の空洞222はすでに中に均一混合物の所定の部 分又は充填物226を入れてあり、各々のスナックアイテムの独立したディスク 又は層212を形成するために冷却する。所定の部分又は充填物226は、矢印 229で示したように、分配ノズル228からの分配により金型の空洞に配置す る。 甘味ビスケット230は、矢印231で示したように下方に移動させて金型2 22の中に配置することにより、金型222の中の充填物226の表面上にのせ られるか又は僅かにその中に押し込められる。次に、金型空洞224に示すよう に甘味フレーバーの均一混合物226の充填物及び甘味ビスケット230は更な る取扱いを受ける。 この段階において、更なる取扱いには、微細に挽いたフレーバーを有するベー カリー融和性油を実質的に十分に凝固させ、グラニュー糖をバリバリした噛み応 えにする状態に被抱しかつ維持するために層212及びビスケット214の組み 合わせを冷却することを含む。これは約6℃乃至約12℃の温度で次に形成する スナックアイテムを冷却することによって工程(n)を実行することを含む。後者 の段階は冷却トンネルの中、又はいずれにせよ冷却装置32中に金型を通過させ ることによって迅速に行われる。 かくて、製造したスナックアイテムは乾燥した成形製品となる。製造者の名前 を層212に簡便に刻印することが可能である。上記のように、ここにおける製 造工程によって、スナックアイテムは取扱いやすく脂肪又はベタベタした口触り 又は感触を有さない甘味フレーバー脂肪系を有するようになる。型から取り出し たスナックアイテムは次に簡便に包装又は袋詰めされ、約16℃乃至約22℃の 通常の室温において乾燥環境中に維持する以外は特別の貯蔵を必要とせずに、極 めて長い貯蔵寿命を示す。 一般的に、成形スナックアイテムは金型の空洞から外され、取り出されると、 個々に包装され、次に他の類似のアイテムと共に袋詰めされる。本発明の個々の 成形及び包装したスナックアイテムは売り場のカウンター展示において簡便に販 売し得る。 以上において、ベーカリー製品又は小麦粉菓子に組み込まれる、シナモン及び 糖をフレーク又はチャンクとして供する無水脂肪ベース細分フレーバー添加物に ついて記述した。フレーバー添加物はベーカリー製品又は小麦粉菓子に組み込ん だとき、フレーク又はチャンクとしてその成分を維持し、細分されたシナモンフ レーバーの存在と共にグラニュー糖の存在によりバリバリ砕ける感じの口中感覚 を供する。以上に記載したように、他の糖と混和性を有するフレーバーも又使用 し得る。 又、本発明は、ポケット、ランチボックス、鞄などの中に簡便に持ち運ぶこと が可能で、包装をはがすのが容易であり、食べかすを出さずに消費可能であり、 グラニュー糖により提供される甘味なフレーバー及びバリバリした感触を含む快 い口中感覚を与えるスナックアイテムを供する。このスナックアイテムは健康的 で便利であり、容易に劣化したり、健康やアレルギーの危険性をもたらすことは ない。それゆえ、便利なスナックアイテム及びその製造方法をここに記載した。 本発明の機械的安全性の高い装置のデザイン及び製造について、特許請求の範 囲の精神及び範囲を離れることなく他の改良及び変更もなし得る。例えば、チッ プ製造装置をとりわけ混合物中にグラニュー糖を加えるために適当に改良するこ とにより、本発明のフレーク又はチャンク製品を、チップ又は成形されたチャン クの形で製造することができる。 本発明の範囲は特許請求の範囲によって定められる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年7月19日 【補正内容】 明細書 ベーカリーのためのスイートシナモン又は他の風味づけされた、脂肪ベース、 無水フレーク発明の分野 本発明はベーカリー製品及び小麦粉菓子に組み込むための無水脂肪ベースフレ ーバー添加物に関する。とりわけ、本発明はフレーク又はチャンク(chunks)の 形で供され得る細分されたフレーバー添加物製品に関し、これは室温において実 際上固体であるベーカリー融和性脂肪系に組み入れられるシナモン又は他のフレ ーバー及び糖で風味付けされている。本発明の脂肪ベースフレーバー添加物は特 徴的なスイートシナモン又は他のフレーバーを有し、消費したときにグラニュー 糖成分によりフレーバーに付与される甘味のバリバリ砕ける感じ(chruch)又は カリカリする感じ(crispness)を供する口中感覚を有する。甘味を付けるため の糖と融和性であり、ベーカリー製品及び小麦粉菓子に組み込み得る他のフレー バーも又考慮に入れる。 さらに、本発明はスナックアイテム、とりわけ、甘いビスケットのようなもの に配合される無水脂肪ベースフレーバー添加物脂肪系の特徴的な甘味シナモン又 は他のフレーバー層を供する。このようなスナックアイテムは包装又は袋から個 々のスナックアイテムを単に除去することによって容易に消費することができる 。この甘味脂肪ベース系は特徴的なスイートシナモン又は他のフレーバーを有し 、甘いビスケット上に配される層の中にグラニュー糖が存在することにより付与 される甘味なバリバリ砕ける感じ又はカリカリする感じも又供する。発明の背景 シナモン又はスイートシナモンフレーバを有し得るベーカリー製品及び小麦粉 菓子を供する試みがベーキング産業を通じてしばしば試みられている。これは通 常単にその調製中に小麦粉混合物の中にシナモンを導入することによって成され ている。場合によっては、甘いバンズのように、シナモンがバター及び/又は糖 及び/又は油と混合され、次に、ベーキングのために生地を皿又はベーキングト レーに配置される直前に生地中に巻き込まれる。 しかし、ベーキング及び小麦粉菓子産業及びベーキング及び小麦粉菓子産業の 市場は、製品を改良し、特定のフレーバーを有するが、異なる体裁及び/又は口 中感覚を有する新製品を導入する方法を常に探している。まだ満たされていない 特定の要求の一つは、ベーカリー製品又は小麦粉菓子に組み込まれるシナモンフ レーバー添加物シナモン添加物であって、消費するときにベーカリー製品又は小 麦粉菓子中に分散して存在するものを供するという要求である。とりわけ、この ようなチョコレートチャンク、ピーナッツバターチップ、バタースコッチチップ などのような、ベーカリー製品及び小麦粉菓子のための分散したフレーバー添加 物が供されることは長い間知られている。しかし、良好なシナモンフレーバーを 発するチップを供することは不可能であった。 さらに、特に菓子アイテムに組み込むために、ハードキャンディー、又は特に 、グラニュー糖にあり得るような口中感覚又はバリバリ砕ける感じを有すること が所望されることもある。しかし、このような特徴は一般的にベーカリー製品及 び小麦粉菓子に組み込むことが不可能である。他方、グラニュー糖を単に組み込 むだけで所望の結果を得ることはできない。これはグラニュー糖がその結晶構造 を維持し得る特定の担体がないからである。 予期に反して、本発明は実際上無水で、バター脂と実際上同じ固体脂肪インデ ックス曲線特性を示すベーカリー融和性油(そのため室温において実際上固体で ある)を含有する脂肪ベース担体系を供することによって挽いたシナモン及びグ ラニュー糖を適切な割合で脂肪系に適切に組み込み、ベーカリー製品及び小麦粉 菓子にフレーバー添加物として使用し得ることを発見した。得られた製品はフレ ーク又はチャンクの形を取り得、細分されたフレーバー添加物としてのその特性 を維持し、噛んだときにバリバリ砕ける感じを与えるためにフレーク又はチャン クが十分に粒状で存在することによって、消費したときに要求される口中感覚を 与える。後述のように、甘味付けのための糖と混和する他の微細に挽いた天然の フレーバー成分もまた使用し得る。さらに、後述のように、実質的に同一の脂肪 系をスナックアイテムに組み込み得る。 本説明において、「チャンク」という語は、製造した脂肪ベース細分フレーバ ー添加物製品がフレークの形(すなわち、長さ又は広さに比して比較的薄い厚 みを有する)、又はチャンクの形(長さ及び広さに比して比較的厚い厚みを有す る)であり得ることを意味する。上述のように、一般的にフレーク又はチャンク はいずれも金型による成形ではなく、むしろ移動ベルト上に配置し、冷却トンネ ルの中を通過した混合された成分の層から製造され、後にフレーク又はチャンク に解砕される。 流体バター脂と混合され得るベーカリー融和性油(油及び油とバター脂との混 合物は実質的にバター脂と同一の固体脂肪インデックス曲線特性を示す)を供す るために、満たさなければならない条件がいくつか存在する。とりわけ、本発明 の脂肪ベース細分フレーバー添加物の調製に使用される油は、凝固した後、ベー キング前にベーカリー混合物に混合するときベトベトせず、ベーキング工程中実 際上凝固したままで比較的堅いままであるべきである。さらに、本発明の脂肪系 で使用されるベーカリー融和性油は約35℃で口中で溶解し始めるようなもので なければならない。もちろん、本発明の脂肪系で使用される油脂は組み込まれる ことを意図されたベーカリー製品又は小麦粉菓子となじまないか、又は不耐性を 有するものであってはならない。 本発明の脂肪ベースの細分されたフレーバー添加物又はスナックアイテムの調 製に使用する油脂及び他の成分は、食品に課せられる成分表示及び他のラベル表 示の要求を満たさなければならないのはもちろんのことである。 本発明の特定の目的の一つは、甘味付けのための糖と融和性を有するシナモン 又は他の天然フレーバー成分が、フレーク又はチャンクの形を有するベーカリー 融和性脂肪に懸濁されている間にベーカリー製品及び他の小麦粉菓子に配合され 得るフレーバー添加物又はスナックアイテムを供することである。上記のように ベーカリー融和性油は流体のとき流体バター脂と混合し得ることに注目すべきで ある。いずれにせよ、ベーカリー融和性油はバター脂と実際上同一の固体脂肪イ ンデックス曲線特性を示す。これは、実際にバター脂がベーカリー融和性油の均 一混合物に含有されているか否かにかかわらず、本発明の脂肪成分がバター脂と 類似した固体、融解及び流体の特徴を示すことを意味する。それゆえ、本発明の 甘味脂肪ベースフレーバーフレーク又はチャンクは、特定の時に消費され得る特 定の食品にバターを実際に使用することを排除する特定の規定食及び/又は宗教 上の要求を十分に満たし得る。 本発明の他の面では、甘いビスケット上にグラニュー糖とともに配される本発 明の基本的な甘味フレーバーの脂肪系の層を有するスナックアイテムを供する。 この甘いビスケットはティービスケット、クズウコン、ふすまを充填した消化さ れやすいビスケット、グラハムウエハース等のようなものであり得る。その目的 はスナック、通常美味しくて食卓であるいは食卓外で消費される小さい食品、又 は軽いデザートのような甘味で、容易に消費し容易に消化できる食品を供するこ とである。いずれにせよ、本発明により供されるスナックアイテムは後述のよう に、糖と融和性であるシナモン又は他のフレーバーで風味付けられた実質的に同 じ脂肪系を用いる。この脂肪系は、甘味脂肪ベース系の層を成形し完全に冷却す る前に甘味脂肪系の層の表面上又は表面から僅かに内部に位置するように甘味ビ スケットを配置することで容易に製造し得る。スナックアイテムは冷却したとき にすぐれた貯蔵寿命を有し、実際上無水性で堅く、それゆえ、消費する目的のた めに指でつかんだ時に脂肪の又はベトベトした感触はない。 従来技術のフレーバー添加物の一つは、フェール(FEHR)らの米国特許第3,58 2,353号(1971年6月1日発行)に教示されている。幅の狭い融点をもつ硬 化脂肪のフレーバー及び/又は着色ショートニング物質が使用され、ベーカリー 混合物中に分配される。焼いたときに、硬化脂肪がベーカリー製品の全体に渡っ て分配されることにより、バターに似た特定の口中感覚を有する。フレーバー物 質は、酸味等を供する有機酸などのほか、スパイス、疑似肉、果物、鳥肉、又は 野菜フレーバー、又は他の乳製食品のフレーバーを含有し得る。得られたベーカ リー製品は、製品を通じて、認識し得る味を有する着色された及び/又はフレー バーを付与されたフレークが認識できる点在する領域があることが報告されてい る。フェールらの米国特許第3,582,353号は濃縮したフレーバーの局部的領域が 存在すること、及び、このフレーバーは、必ずしも本当の又は実際のフレーバー ではなく、又、とりわけより粘着性の口触り及び/又はカラメルのフレーバーを 与えるものであることを述べたにすぎないことに注目すべきである。さらに、フ ェールらの製品は固形分成分が非常に少なく存在し、本質的に脂肪であり、本発 明の場合のように、グラニュー糖の存在によるバリバリ砕ける感じを 含有する口中感覚を供することは不可能である。 本発明の脂肪ベースの細分されたしたフレーバー添加物は脂肪系に組み込まれ るため、本発明の乾燥シナモン又は他の甘味なフレーバーフレーク又はチャンク は、177℃(350°F)のベーキング温度において比較的速いベーキング時 間(例えば10乃至15分)を有するティービスケット又はマフィンのような種 々の製品を製造し得る方法で、ベーカリー製品又は他の小麦粉菓子に組み込むこ とができる。一方、本発明の他の細分したフレーク又はチャンクを177℃より 高い温度で30乃至40分間のベーキング時間を有するブレッド又は他の菓子に 焼き込み得る。 さらに、本発明は上述のものと同様な一般的な性質及び特徴を有する他のフレ ーバー添加物でシナモン以外のフレーバー成分を有するものも又提供する。とり わけ、本発明は甘味付けのための糖と融和性であり、グラニュー糖とともに乾燥 脂肪ベースフレーク又はチャンク又はスナックアイテムの基礎を形成する脂肪系 に懸濁させるために微細に挽き得る他の天然フレーバー成分を提供する。このよ うな他の天然フレーバー成分は、例えば、ジンジャー、ナツメグ、クローブ、オ ールスパイス、メープルシュガー(又は脱水メープルシロップ)又はこれらの混 合物などがあり得る。図面の詳細な説明 本発明を説明するために、本発明の細分脂肪ベースフレーバー添加物の製造又 はスナックアイテムを添付の図面を参照しながら記載する。 図1は細分したシナモン(又は他)のフレーバーの添加物を製造する製造装置 の模式的平面図である。 図2は甘いビスケットと共に本発明の甘味フレーバーの脂肪系を有する典型的 な成形スナックアイテムの概念的透視図である。 図3は図2の線3−3に沿って見た図である。 図4は本発明の成形甘味フレーバー脂肪系層及びビスケットスナックアイテム の製造中の、連続する工程の概念図である。好ましい実施態様の詳細な説明 本発明の脂肪ベース細分フレーバー添加物又はスナックアイテムの脂肪系は実 際上無水物であり、0重量%乃至2重量%の範囲の水分を有する。本発明の方法 で製造する細分したフレーバーフレーク又はチャンクは、5重量%乃至15重量 %の範囲の微細に挽いたシナモン又は他の天然フレーバー剤を、25重量%乃至 35重量%の範囲のベーカリー融和性油及び残部のグラニュー糖とともに有する 。ベーカリー融和性油は35℃乃至40℃の範囲の温度のとき実際上流体である 。本説明の目的のために、シナモンをフレーバー剤として使用するものとする。 又、本発明の細分フレーバー添加物の通常の実施態様は、ベーカリー製品又は小 麦粉菓子に組み込んだとき、フレークとしてである。しかし、新規なクッキー又 はマフィンの製造のような場合、より大きい又はより厚い寸法に分割されたチャ ンクの形のフレーバー添加物が要求されることがあり得る。以下に説明するよう に、スナックアイテムも又同様である。 ベーカリー融和性油は、製造段階の間流体の場合、植物油、流体バター脂、又 は他の流体の乳製油及びこれらの混合物が適し得る。いずれにせよ、ベーカリー 融和性油は、以降により詳しく記載するように、一般的にバター脂と類似の固体 脂肪インデックス及び融点を示し得る。さらに、ベーカリー融和性油は、35℃ 乃至50℃の範囲の温度において流体バター脂と混和可能でなければならないが 、これはそれらを混合したとき、実際上均一な混合物とするためである。さらに 、ベーカリー融和性油又は流体状乳製脂肪との混合物は、チョコレート融和性脂 肪中のチョコレートと同様な態様において結晶化し得る。従って、固体の場合、 製品はチョコレートを折るときにポッキリ折れるのとほとんど同様の態様で折れ る。 さらに、上記のように、ベーカリー融和性油及びバター脂の固体脂肪インデッ クス及び融点を示す特性曲線は本質的に相互に似ており、それゆえベーカリー融 和製油は室温(20℃±)において十分に安定であるという特性を示す。従って 、ベーカリー製品及び小麦粉菓子を焼く前に、製造されるベーカリー製品及び小 麦粉菓子の他の記載された成分と混合する間ベトベトしない。 ブレッドのようなベーカリー製品を製造するとき、ブレッドを焼くための生地 は通常ベーキングの前にプルーフ (proof)される。それゆえ、40℃乃至60 ℃までの温度で数分間乃至数時間までの範囲の間で行われるベーカリーのプルー フィング工程の間、無水脂肪ベース細分フレーバー添加物がフレーク又はチャン クの形で比較的堅い状態を保つために、本発明の無水脂肪ベース細分フレーバー 添加物は十分に遅い流速を有するものでなけらばならない。他方、本発明の無水 脂肪ベース細分フレーバー添加物又はスナックアイテムの脂肪系は一般的に35 ℃乃至40℃の融点を有さなくてはならないが、これはベーカリー製品、小麦粉 菓子、又はスナックアイテムを食べるときに口中で溶けるようにするためである 。さらに、フレーク又はチャンクの形、又はスナックアイテムの細分された甘味 脂肪系における細分フレーバー添加物は、消費するときに、グラニュー糖がスナ ックアイテムのフレーク、チャンク又は脂肪系の中に含有され維持されることに よって付与される食感、すなわちバリバリ砕ける状態を存在させなければならな い。 上述のように、本発明において使用されるベーカリー融和性油は35℃乃至5 0℃の範囲の温度において流体バター脂と種々の比率での混和性を有しなければ ならない。それゆえ、それらを混合した場合、実際上均一な混合物となる。その ような場合、その混合物は、均一混合物として、より低温において凝固し、結晶 化する。以下に示す表は植物油、流体バター脂及びそれらの混合物の固体脂肪イ ンデックス曲線の範囲を示したものであり、実質的にバター脂のものであり、次 に示す通りである。 植物油、バター脂及びそれらの混合物の固体脂肪インデックス曲線特性 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 上記の表の固体脂肪曲線特性を示すためには、植物油の固体脂肪を使用し、ブ レンド、分留又は水素添加により処理する必要があるが、所定の温度において所 定の範囲の固体及び流体成分を有する固体脂肪インデックス曲線を得るために必 要な範囲でなければならない。さらに、折れたときに一般的にポキッと折れる( snap)ために、凝固した脂肪は通常上記の表内のより固体の限度に近い量になる 。すなわち、いわゆる「ハードバター」、すなわち、上記の表の範囲のより固 体の側でバター脂固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油及びそれらの混合 物はとりわけ本発明の目的に有用である。 微細に挽いたシナモン又は他のフレーバー及びグラニュー糖を組み込んで有す るスナックアイテムの細分されたフレーバー添加物又は脂肪系の更なる説明を以 下に示す。 第一に、本発明の脂肪系を用い、続いて後述する製造工程を実施するときは、 植物油及び流体バター脂が本質的に0%乃至本質的に100%の範囲の望ましい 比率である油の均一混合物又はこれらの混合物は、微細に挽いたシナモン又は他 の天然フレーバー成分を内部に懸濁している。脂肪成分が流体である場合、シナ モンは懸濁状態で維持されるが、脂肪系が凝固したとき、シナモンは懸濁状態の ままであるが、より固定された状態である。これはより低温において流体脂肪成 分は実際上ほとんどないためである。シナモンは公知の方法で微細に挽かれた天 然シナモンである。同様に、ジンジャー、ナツメグ、クローブ、オールスパイス 、メープルシュガー(又は脱水メープルシロップ)又はこれらの混合物などの、 甘味剤の糖と融和性の、他の天然フレーバー成分も、脂肪系の中に懸濁させるた めに微細に挽かれる。 糖成分に関しては、グラニュー糖又は一般的に微細なグラニュー糖であるが、 きめの粗いグラニュー糖及び微細なグラニュー糖の混合物でもあり得る。これは 糖のバリバリ砕ける感じを供することが必要とされるためである。それゆえ、製 菓業用の砂糖又は粉砂糖は使用できない。糖成分がきめの粗いグラニュー糖及び 微細なグラニュー糖の混合物であるとき、糖成分は少なくとも10%乃至90% のきめの粗いグラニュー糖を糖成分の残部である微細な糖とともに含有し得る。 本発明はチョコレートチップのようなチョコレート製品に関連する公知の技術 とは全く異なることも又明記すべきである。成功したチョコレート製品の特徴の 一つは使用した脂肪系に混和した砂糖が非常に微細でなければならないことであ る。それゆえ、粉砂糖又は製菓業用の糖が使用される。対照的に、本発明は噛ん だときにバリバリ砕ける感じを供するグラニュー糖を使用することが要求される 。さらに、脂肪系におけるフレーバーとともに糖の懸濁は、脂肪系及びフレーバ ーに微細性を必要とし粒子が存在しないことを要求するチョコレートチップの製 造 とは相反するものである。 上述のように、本質的に、微細に挽いたシナモン又は他のフレーバー成分は脂 肪系の中に懸濁しており、糖の粒子は脂肪によってコーティングされている。そ れゆえ、後述のようにフレーク又はチャンクに製造されるとき、糖の粒子は適所 に残る。 本発明の無水脂肪ベース細分フレーバー添加物を製造する方法に関して述べる と、最も広い意味において、方法は以下の工程を含む。 (a) 35℃乃至50℃の範囲の温度で混合器中においてはベーカリー融和性油( 植物性油、流体バター脂及びそれらの混合物であり得る)と微細に挽いたシナモ ンを混合し、シナモンが懸濁した均一な混合物を得、 (b) 均一混合物をホールディングタンクに移し、均一混合物の温度を39℃乃至 45℃の範囲の温度に保ち、 (c) 均一混合物がホールディングタンクにある間、均一混合物を連続的に撹拌し 、 (d) 均一混合物をテンパリングユニットにくみ取り、均一混合物がテンパリング ユニットにある間、連続的に撹拌し、均一混合物が29℃乃至34℃の範囲の温 度になるように僅かに冷却し、 (e) 僅かに冷却した均一混合物を次の混合タンクに移し、その中にグラニュー糖 を混合し、 (f) 得られた糖、シナモン及び油の混合物を次の細分粒子製造装置に移し、得ら れた糖、シナモン及び油の混合物から細分されたフレーク又はチャンクを製造し 、 (g) 細分されたフレーク又はチャンクを6℃乃至12℃の範囲の温度に冷却し、 及び (h) 更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、最終的に、冷却した細 分フレーク又はチャンクを取り出す。 上記から、使用される油及び又は流体脂肪は実際上35℃乃至40℃以上にお いて液相であり、流体のように混和可能であり、実際上少なくとも6℃乃至12 ℃の温度において凝固する。さらに、一旦凝固すると、堅いままであり、室温( 20℃±)においてベタベタする傾向を示さない。 工程(c)及び(d)は同一のタンクで実行可能であるが、ホールディングタ ンク及び次にテンパリングユニットを使用するのがより一般的である。これはテ ンパリングユニット中の混合物は僅かに低い温度であり、それゆえホールディン グタンク及びテンパリングユニットの両方を使用することによりバッチによるよ りも製造工程は本質的に連続的であり得るからである。 図1には、本発明の無水脂肪ベース細分フレーバー添加物に関する装置を示す 。 装置は、基本的に1対のタンク(一連のタンクであり得る)12及び14を有 するが、ここにおいて植物油及び流体バター脂及びこれらの混合物は、微細に挽 いたシナモン又は他の微細に挽いた天然フレーバー剤と一緒に収容される。これ らの成分はポンプ16によって混合器18へくみ出され、そこでベーカリー融和 性油及び微細に挽いたシナモンが35℃乃至50℃の範囲の温度において混合さ れる。得られた均一混合物は油中に微細に挽いたシナモンを懸濁している。均一 混合物は次にホールディングタンク20に移され、均一混合物がホールディング タンクにある間39℃乃至45℃の範囲の温度に維持され、連続的に撹拌される 。 ポンプ22を使用し、均一混合物はホールディングタンク20からテンパリン グユニット24へとくみ出され得る。テンパリングユニット24に均一混合物が ある間、均一混合物は連続的に撹拌され、29℃乃至34℃の範囲の温度にわず かに冷却される。それゆえ、僅かに冷却した均一混合物は次の混合タンク26へ と移される。 貯蔵ビン又はタンク28は、その中にグラニュー糖(微細に挽いた糖又は微細 に挽いた糖と粗く挽いた糖との混合物であり得る)を貯蔵するために供される。 グラニュー糖もまた、混合タンク26へ移され、テンパリングユニット24から 運ばれた僅かに冷却した均一混合物と混合される。 次に、得られた糖、シナモン、及び油混合物を一般的に30として示される製 造装置に移し、混合物から細分されたフレーク又はチャンクを製造する。製造装 置30は通常連続ベルト及び冷却トンネルを有する機械を含む。製品を冷却し、 凝固させるために、得られた糖、シナモン、及び油混合物を移動ベルト上に配置 し、冷却トンネルの中を移動させる。混合物が移動ベルト上に薄く広げられた後 に、フレークに砕かれ得る。しかし、混合物が移動ベルト上により厚く広げられ た場合、冷却したときに細分されたチャンクに砕かれ得る。一般的に、移動ベル ト上の混合物の層の滞留時間は層の厚さによって調整しなければならない。 いずれにせよ、本発明の装置は、製造すべき細分されたフレーク又はチャンク に砕かれる混合物を6℃乃至12℃の範囲の温度に冷却する冷却装置32を有す ることが示されている。それゆえ、更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送 のために34として示される取扱い又は包装位置において細分されたフレーク又 はチャンクが回収され、他の部署に移動される。 前記食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系をベーカリー製品及び小麦粉菓 子に組み込み、又は、スナックアイテムに使用するために、食用無水脂肪ベース 製品をフレーク又はチャンク製品に調製する方法の基本的な工程は、以下の工程 からなる。 (a) 前述のように、ベーカリー融和性油及び微細に挽いた天然フレーバー剤を混 合器中において35℃乃至50℃の範囲の温度で混合し、微細に挽いた天然フレ ーバー剤が混合物中に懸濁している均一混合物を得、 (i) 均一混合物をテンパリングユニットへくみ取り、均一混合物がテンパリング ユニット中にある間、均一混合物を連続的に撹拌し、29℃乃至34℃の温度で 均一混合物を僅かに冷却し、 (j) 僅かに冷却した均一混合物を次の混合器に移し、グラニュー糖をその中に混 合し、 (k) 得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混合物の所定の部分を 冷却装置に移し、 (l) 均一混合物の所定の部分を冷却し続け、及び、 (o) 次の取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、最終的に、甘味のフレー バー脂肪系の冷却した所定の部分を取り出す。 図2乃至図4は、典型的スナックアイテム210を示しており、第一の独立層 212及び第二の独立層214を有する。第一の独立層212は無水の成形され た甘味フレーバー脂肪ベースのディスク又は円板であり、その構成は上述のよう に本発明に含まれる。第二層214は予め焼いた甘味のビスケットである。 スナックアイテムの無水甘味フレーバー層の調製及びその特徴は上述の通りで ある。それゆえ、記載したように、スナックアイテムの甘味フレーバー脂肪成分 212は0重量%乃至2重量%の水分、5重量%乃至15重量%の範囲の微細に 挽いた天然フレーバー剤、25重量%乃至35重量%のベーカリー融和性油(3 5℃乃至40℃において実際上流体である)、及び残部のグラニュー糖を含有す る。 広義において、スナックアイテム210の無水脂肪ベース甘味フレーバー独立 層210は、以下の工程からなる。 (a) 前述のように、ベーカリー融和性油及び微細に挽いた天然フレーバー剤を混 合器中において35℃乃至50℃の範囲の温度で混合し、微細に挽いた天然フレ ーバー剤が混合物中に懸濁している均一混合物を得、 (i) 均一混合物をテンパリングユニットにくみ出し、均一混合物がテンパリング ユニット中にある間、均一混合物を連続的に撹拌し、29℃乃至34℃の範囲の 温度まで均一混合物を僅かに冷却し、 (j) 僅かに冷却した均一混合物を次の混合器に移し、グラニュー糖をその中に混 合し、 (k) 得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混合物の所定の部分を 金型に移し、その中において成形された第一の独立層を調製し、 (l) 金型に入れた均一混合物の所定の部分を、金型に入れたままで冷却し続け、 (m) 均一混合物をベーカリー融和性油が少なくとも僅かに流体のままである程度 に冷却する前に、予め焼いた甘味のビスケットを金型及び冷却した均一混合物の 表面に配置し、 (n) ベーカリー融和性油成分が凝固するまで均一混合物及び甘味のビスケットを 冷却し続け、及び (o) 更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、最終的に、甘味フレー バー脂肪系及び甘味のビスケットの冷却した組み合わせを型から外す。 図3乃至図4に関し、甘味のビスケット214は甘味かつフレーバーされた脂 肪ベースディスク又は円板212の層の投影面積よりも小さい投影面積を有する 。それゆえ、一般的に216で示される周辺部は甘味のビスケット214の周囲 を取り囲むことを明記すべきである。 図3から分かるように、位置218に示したように、乾燥した成形甘味フレー バーした脂肪系のディスク及び円盤212は表面216の下方に伸張した甘味ビ スケット214の少なくとも一部分の上に重なる。それゆえ、甘味ビスケット2 14は少なくともある程度、成形された甘味フレーバー脂肪系円板212の中に 伸張する。 層212への甘味ビスケット214の結合を効果的にするために、層が完全に 凝固し又は固体になる前に、層212の中に甘味ビスケット214を僅かに埋め 込むために甘味ビスケット214に対して軽い圧力を加え得る。 図4において、本発明のスナックアイテム210の製造方法における工程のい くつかを示す。この場合、スナックアイテムは上方から見たときに一般的に丸い 形を有することを想定している。 3つの一連の金型の空洞220、222及び224を示す。金型の空洞220 はまだ満たされていない。金型の空洞222はすでに中に均一混合物の所定の部 分又は充填物226を入れてあり、各々のスナックアイテムの独立したディスク 又は層212を形成するために冷却する。所定の部分又は充填物226は、矢印 229で示したように、分配ノズル228からの分配により金型の空洞に配置す る。 甘味ビスケット230は、矢印231で示したように下方に移動させて金型2 22の中に配置することにより、金型222の中の充填物226の表面上にのせ られるか又は僅かにその中に押し込められる。次に、金型空洞224に示すよう に甘味フレーバーの均一混合物226の充填物及び甘味ビスケット230は更な る取扱いを受ける。 この段階において、更なる取扱いには、微細に挽いたフレーバーを有するベー カリー融和性油を実際上十分に凝固させ、グラニュー糖をバリバリした噛み応え にする状態に被抱しかつ維持するために層212及びビスケット214の組み合 わせを冷却することを含む。これは6℃乃至12℃の範囲の温度で次に形成する スナックアイテムを冷却することによって工程(n)を実行することを含む。後 者の段階は冷却トンネルの中、又はいずれにせよ冷却装置32中に金型を通過さ せることによって迅速に行われる。 かくて、製造したスナックアイテムは乾燥した成形製品となる。製造者の名前 を層212に簡便に刻印することが可能である。上記のように、ここにおける製 造工程によって、スナックアイテムは取扱いやすく脂肪又はベタベタした口触り 又は感触を有さない甘味フレーバー脂肪系を有するようになる。型から取り出し たスナックアイテムは次に簡便に包装又は袋詰めされ、16℃乃至22℃の通常 の室温において乾燥環境中に維持する以外は特別の貯蔵を必要とせずに、極めて 長い貯蔵寿命を示す。 一般的に、成形スナックアイテムは金型の空洞から外され、取り出されると、 個々に包装され、次に他の類似のアイテムと共に袋詰めされる。本発明の個々の 成形及び包装したスナックアイテムは売り場のカウンター展示において簡便に販 売し得る。 以上において、ベーカリー製品又は小麦粉菓子に組み込まれる、シナモン及び 糖をフレーク又はチャンクとして供する無水脂肪ベース細分フレーバー添加物に ついて記述した。フレーバー添加物はベーカリー製品又は小麦粉菓子に組み込ん だとき、フレーク又はチャンクとしてその成分を維持し、細分されたシナモンフ レーバーの存在と共にグラニュー糖の存在によりバリバリ砕ける感じの口中感覚 を供する。以上に記載したように、他の糖と混和性を有するフレーバーも又使用 し得る。 又、本発明は、ポケット、ランチボックス、鞄などの中に簡便に持ち運ぶこと が可能で、包装をはがすのが容易であり、食べかすを出さずに消費可能であり、 グラニュー糖により提供される甘味なフレーバー及びバリバリした感触を含む快 い口中感覚を与えるスナックアイテムを供する。このスナックアイテムは健康的 で便利であり、容易に劣化したり、健康やアレルギーの危険性をもたらすことは ない。それゆえ、便利なスナックアイテム及びその製造方法をここに記載した。 請求の範囲 1.食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系であって、フレーク又はチャンク 製品を製造するために金型に成形されるか又はベルト上に広げて載置されること ができ、 前記食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系はベーカリー製品及び小麦粉 製品に組み込むための細分されたフレーバー添加物又はスナックアイテムに使用 するものであり、0重量%乃至2重量%の範囲の水分、5重量%乃至15重量% の範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、25重量%乃至35重量%の範囲の、 35℃乃至40℃の範囲の温度のとき実際上流体であるベーカリー融和性油を、 残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成分 の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油 及び液体バター脂、及びこれらの混合物から選択され、 前記ベーカリー融和性油が6℃乃至12℃の温度で凝固し、35℃未満の温 度において実際上固体のままであることを特徴とする、食用脂肪ベース甘味フレ ーバー脂肪系。 2.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、 クローブ、オールスパイス、メープルシュガー、脱水メープルシロップ、及びこ れらの混合物からなる群から選択される、請求項1のフレーバー脂肪系。 3.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモンであり、前記グラニュー糖 が微細なグラニュー糖又は、少なくとも10%乃至90%のきめの粗いグラニュ ー糖を前記混合物の残部の微細なグラニュー糖とともに含む、きめの粗い グラニュー糖と微細なグラニュー糖の混合物である、請求項2のフレーバー脂肪 系。 4.ベーカリー製品及び小麦粉菓子の細分されたフレーバー添加物として使用す る場合、前記ベーカリー製品及び前記小麦粉菓子を焼く前に、前記細分されたフ レーバー添加物が組み込まれる前記ベーカリー製品及び前記小麦粉菓子の他の記 載された成分に、前記ベーカリー融和性油を混合している間ベトベトしないよう に、前記ベーカリー融和性油が室温において安定であるという性質を示す、請求 項1のフレーバー脂肪系。 5.ベーカリー製品及び小麦粉菓子の細分されたフレーバー添加物として使用す る場合、前記ベーカリー融和性油が、40℃乃至60℃の温度の範囲において、 数分から数時間までのベーキングのプルーフィング工程の間、実際的に堅いまま であるために、遅い流速を有する性質を示す、請求項1のフレーバー脂肪系。 6.必要な場合、所定の温度において所定の範囲の固体及び流体成分を有する固 体脂肪インデックス曲線特性を得るために、必要な範囲において、前記植物油の 前記固体脂肪成分をブレンド、分留又は水素添加により処理する、請求項1のフ レーバー脂肪系。 7.ベーカリー製品及び小麦粉菓子の細分されたフレーバー添加物として使用す る場合、前記細分したフレーバー添加物をフレーク又はチャンクの形にする、請 求項1のフレーバー脂肪系。 8.第一の独立層(212)及び第二の独立層(214)を含むスナックアイテ ム(210)の第一の独立層(212)として使用する場合、前記第一の独立層 は前記脂肪系の成形ディスクであり、前記第二の独立層は焼いた小麦粉べース甘 味ビスケットである、請求項1のフレーバー脂肪系。 9.食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系の調製方法であって、フレーク又 はチャンク製品を製造するために金型に成形されるか又はベルト上に広げて載置 されることができ、 前記食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系は、ベーカリー製品及び小麦 粉菓子に組み込むための細分フレーバー添加物又はスナックアイテムに使用する ものであり、0重量%乃至2重量%の範囲の水分、5重量%乃至15重量% の範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、25重量%乃至35重量%の範囲の、 35℃乃至40℃の範囲の温度のとき実際上流体であるベーカリー融和性油を、 残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成分 の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油 及び液体バター脂、及びこれらの混合物から選択され、 前記ベーカリー融和性油が6℃乃至12℃の温度で凝固し、35℃未満の温 度において実際的に固体のままであり、 該方法は以下の工程、すなわち、 (a) 35℃乃至50℃の範囲の温度において混合器(18)中で前記ベーカリ ー融和性油と前記微細に挽いたフレーバー添加物を混合し、前記微細に挽いたフ レーバー添加物が懸濁した均一な混合物を得、 (b) 前記均一混合物をテンパリングユニット(24)にくみ取り、前記均一混 合物がテンパリングユニットにある間、連続的に撹拌し、前記均一混合物が29 ℃乃至34℃の範囲の温度になるように僅かに冷却し、 (c) 前記僅かに冷却した均一混合物を次の混合タンク(26)に移し、その中 に前記グラニュー糖を混合し、 (d) 得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混合物を冷却装置( 32)に移し、 (e) 前記均一混合物の所定の部分を冷却し続け、及び、 (f) 最終的に、更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、前記冷却 した細分フレーク又はチャンクを取り出す、 工程を含むことを特徴とする、食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系の調 製方法。 10.前記フレーバー脂肪系を無水脂肪ベース細分フレーバー添加物としてベーカ リー製品及び小麦粉菓子へ組み込むために使用する場合、 該方法は以下の工程、すなわち、 (g) 工程(a)の後、前記均一混合物をホールディングタンク(20)に移し 、前記混合物を39℃乃至45℃の範囲の温度に維持し、及び前記均一混合物が ホールディングタンクにある間、連続的に撹拌し、 (h) 工程(d)が得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤、及び油の混合 物をさらに細分粒子製造装置(30)に移し、前記得られた糖、微細に挽いた天 然フレーバー剤及び油の混合物から細分されたフレーク又はチャンクを製造し、 次に前記冷却装置へ移し、 (i) 工程(e)を、前記細分されたフレーク又はチャンクを6℃乃至12℃の 範囲の温度に冷却することによって行い、 (j) 工程(f)を前記冷却したフレーク又はチャンクを更なる取扱い及び/又 は貯蔵及び/又は搬送のために、前記冷却した細分フレーク又はチャンクを取り 出すことによって行われる、請求項9の方法。 11.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、 クローブ、オールスパイス、メープルシュガー、脱水メープルシロップ、及びこ れらの混合物からなる群から選択される、請求項9の方法。 12.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモンであり、前記グラニュー糖 が微細なグラニュー糖、又は少なくとも10%乃至90%のきめの粗いグラニュ ー糖を前記混合物の残部の微細なグラニュー糖とともに含む、きめの粗いグラニ ュー糖及び微細なグラニュー糖の混合物である、請求項9の方法。 13.必要な場合、所定の温度において所定の範囲の固体及び流体成分を有する固 体脂肪インデックス曲線を得るために必要な範囲において、前記植物油の前記固 体脂肪成分をブレンド、分留又は水素添加により処理する、請求項9の方法。 14.前記脂肪系の成形ディスクの第一の独立層(212)、及び焼いた小麦粉ベ ース甘味ビスケットの第二の独立層(214)を含むスナックアイテム (210)の第一の独立層(212)として使用する場合であって、 該方法は以下の工程、すなわち、 (k) 工程(c)の後、得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混 合物の所定の部分を金型(220、222、224)に移し、その中において成 形された第一の独立層を調製することによって工程(d)を実施し、 (l) 工程(e)が金型に入れた均一混合物の所定の部分を、金型に入れたまま で冷却し続け、 (m) 均一混合物をベーカリー融和性油が少なくとも僅かに流体のままである程 度に冷却する前に、予め焼いた甘味のビスケットを金型及び冷却した均一混合物 の表面に配置し、 (n) ベーカリー融和性油成分が凝固するまで均一混合物及び甘味のビスケット を冷却し続け、及び (o) 最終的に、工程(f)において、更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は 搬送のため、甘味フレーバー脂肪系及び甘味のビスケットの冷却した組み合わせ を型から外す、 工程を含む、請求項9の方法。 15.工程(m)において、さらに前記甘味ビスケットに僅かに圧力を加え、前記 少なくとも僅かに液体の均一混合物の中に押し込められることを含む、請求項1 4の方法。 16.工程(n)において、前記均一混合物と前記甘味ビスケットの組み合わせを 6℃乃至12℃の範囲の温度まで冷却することによって行われる、請求項15の 方法。 【手続補正書】 【提出日】1996年12月13日 【補正内容】 1 請求の範囲を以下のように訂正する。 「請求の範囲 1.食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系であって、フレーク又はチャン ク製品を製造するために金型に成形されるか又はベルト上に広げて載置されるこ とができ、 前記食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系はベーカリー製品及び小麦 粉製品に組み込むための細分されたフレーバー添加物又はスナックアイテムに使 用するものであり、0重量%乃至2重量%の範囲の水分、5重量%乃至15重量 %の範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、25重量%乃至35重量%の範囲の 、35℃乃至40℃の範囲の温度のとき実質的に流体であるベーカリー融和性油 を、残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成 分の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物 油及び液体バター脂、及びこれらの混合物から選択され、 前記ベーカリー融和性油が6℃乃至12℃の温度で凝固し、35℃未満の 温度において実質的に固体のままであることを特徴とする、食用脂肪ベース甘味 フレーバー脂肪系。 2.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモン、ジンジャー、ナツメグ 、クローブ、オールスパイス、メープルシュガー、脱水メープルシロップ、及び これらの混合物からなる群から選択される、請求項2のフレーバー脂肪系。 3.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモンであり、前記グラ ニュー糖が微細なグラニュー糖又は、少なくとも10%乃至90%のきめの粗い グラニュー糖を前記混合物の残部の微細なグラニュー糖とともに含む、きめの粗 いグラニュー糖と微細なグラニュー糖の混合物である、請求項2のフレーバー脂 肪系。 4.前記ベーカリー製品及び前記小麦粉菓子を焼く前に、前記細分されたフレ ーバー添加物が組み込まれる前記ベーカリー製品及び前記小麦粉菓子の他の記載 された成分に、前記ベーカリー融和性油を混合している間ベトベトしないように 、前記ベーカリー融和性油が室温において安定であるという性質を示す、ベーカ リー製品及び小麦粉菓子の細分されたフレーバー添加物として適する、請求項1 のフレーバー脂肪系。 5.前記ベーカリー融和性油が、40℃乃至60℃の温度の範囲において、数 分から数時間までのベーキングのプルーフィング工程の間、実質的に堅いままで あるために、遅い流速を有する性質を示す、ベーカリー製品及び小麦粉菓子の細 分されたフレーバー添加物として適する、請求項1のフレーバー脂肪系。 6.必要な場合、所定の温度において所定の範囲の固体及び流体成分を有する 固体脂肪インデックス曲線特性を得るために、必要な範囲において、前記植物油 の前記固体脂肪成分をブレンド、分留又は水素添加により処理する、請求項1の フレーバー脂肪系。 7.前記細分したフレーバー添加物がフレーク又はチャンクの形である、ベー カリー製品及び小麦粉菓子の細分されたフレーバー添加物として適する、請求項 1のフレーバー脂肪系。 8.第一の独立層は前記脂肪系の成形ディスクであり、第二の独立層は焼いた 小麦粉ベース甘味ビスケットであって、前記第一の独立層(212)及び前記第 二の独立層(214)を含むスナックアイテム(210)の前記第一の独立層( 212)として適する、請求項1のフレーバー脂肪系。 9.食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系の調製方法であって、フレーク 又はチャンク製品を製造するために金型に成形されるか又はベルト上に広げて載 置されることができ、 前記食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系は、ベーカリー製品及び小 麦粉菓子に組み込むための細分フレーバー添加物又はスナックアイテムに使用す るものであり、0重量%乃至2重量%の範囲の水分、5重量%乃至15重量%の 範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、25重量%乃至35重量%の範囲の、3 5℃乃至40℃の範囲の温度のとき実質的に流体であるベーカリー融和性油を、 残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成 分の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物 油及び液体バター脂、及びこれらの混合物から選択され、 前記ベーカリー融和性油が6℃乃至12℃の温度で凝固し、35℃未満の 温度において実質的に固体のままであり、 該方法は以下の工程、すなわち、 (a) 35℃乃至50℃の範囲の温度において混合器(18)中で前記ベーカ リー融和性油と前記微細に挽いたフレーバー添加物を混合し、前記微細に挽いた フレーバー添加物が懸濁した均一な混合物を得、 (b) 前記均一混合物をテンパリングユニット(24)にくみ取り、前記均一 混合物がテンパリングユニットにある間、連続的に撹拌し、前記均一混合物が2 9℃乃至34℃の範囲の温度になるように僅かに冷却し、 (c) 前記僅かに冷却した均一混合物を次の混合タンク(26)に移し、その 中に前記グラニュー糖を混合し、 (d) 得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混合物を冷却装置 (32)に移し、 (e) 前記均一混合物の所定の部分を冷却し続け、及び、 (f) 最終的に、更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、前記冷 却した細分フレーク又はチャンクを取り出す、 工程を含むことを特徴とする、食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系の 調製方法。 10.前記フレーバー脂肪系を無水脂肪ベース細分フレーバー添加物としてベー カリー製品及び小麦粉菓子へ組み込むために使用する場合、 該方法は以下の工程、すなわち、 (g) 工程(a)の後、前記均一混合物をホールディングタンク(20)に移 し、前記混合物を39℃乃至45℃の範囲の温度に維持し、及び前記均一混合物 がホールディングタンクにある間、連続的に撹拌し、 (h) 工程(d)が得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤、及び油の混 合物をさらに細分粒子製造装置(30)に移し、前記得られた糖、微細に挽いた 天然フレーバー剤及び油の混合物から細分されたフレーク又はチャンクを製造し 、次に前記冷却装置へ移し、 (i) 工程(e)を、前記細分されたフレーク又はチャンクを6℃乃至12℃ の範囲の温度に冷却することによって行い、 (j) 工程(f)を前記冷却したフレーク又はチャンクを更なる取扱い及び/ 又は貯蔵及び/又は搬送のために、前記冷却した細分フレーク又はチャンクを取 り出すことによって行われる、請求項9の方法。 11.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモン、ジンジャー、ナツメグ 、クローブ、オールスパイス、メープルシュガー、脱水メープルシロップ、及び これらの混合物からなる群から選択される、請求項9の方法。 12.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモンであり、前記グラニュー 糖が微細なグラニュー糖、又は少なくとも10%乃至90%のきめの粗いグラニ ュー糖を前記混合物の残部の微細なグラニュー糖とともに含む、きめの粗いグラ ニュー糖及び微細なグラニュー糖の混合物である、請求項9の方法。 13.必要な場合、所定の温度において所定の範囲の固体及び流体成分を有する 固体脂肪インデックス曲線を得るために必要な範囲において、前記植物油の前記 固体脂肪成分をブレンド、分留又は水素添加により処理する、請求項9の方法。 14.前記脂肪系の成形ディスクの第一の独立層(212)、及び焼いた小麦粉 ベース甘味ビスケットの第二の独立層(214)を含むスナックアイテム(21 0)の第一の独立層(212)として使用する場合であって、 該方法は以下の工程、すなわち、 (k) 工程(c)の後、得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の 混合物の所定の部分を金型(220、222、224)に移し、その中において 成形された第一の独立層を調製することによって工程(d)を実施し、 (l) 工程(e)が金型に入れた均一混合物の所定の部分を、金型に入れたま まで冷却し続け、 (m) 均一混合物をベーカリー融和性油が少なくとも僅かに流体のままである 程度に冷却する前に、予め焼いた甘味のビスケットを金型及び冷却した均一混合 物の表面に配置し、 (n) ベーカリー融和性油成分が凝固するまで均一混合物及び甘味のビスケッ トを冷却し続け、及び (o) 最終的に、工程(f)において、更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又 は搬送のため、甘味フレーバー脂肪系及び甘味のビスケットの冷却した組み合わ せを型から外す、 工程を含む、請求項9の方法。 15.工程(m)において、さらに前記甘味ビスケットに僅かに圧力を加え、前 記少なくとも僅かに液体の均一混合物の中に押し込められることを含む、請求項 14の方法。 16.工程(n)において、前記均一混合物と前記甘味ビスケットの組み合わせ を6℃乃至12℃の範囲の温度まで冷却することによって行われる、請求項15 の方法。」 2 平成8年12月13日付補正書の写し(翻訳文)提出書に添付の補正書の写 し(翻訳文)の頁の右肩に第2頁と表示されている頁の下から13行目(2か所 )、下から12行目、第3頁と表示されている頁の10行目乃至11行目、下か ら6行目、第4頁と表示されている頁の13行目、第5頁と表示されている頁の 下から1行目乃至第6頁と表示されている頁の1行目、第6頁と表示されている 頁の5行目、下から13行目、第7頁と表示されている頁の13行目、第8頁と 表示されている頁の12行目、第9頁と表示されている頁の下から4行目、下か ら3行目、及び第12頁と表示されている頁の4行目「実際上」を「実質的」に 訂正する。 3 平成8年12月13日付補正書の写し(翻訳文)提出書に添付の補正書の写 し(翻訳文)の頁の右肩に第13頁と表示されている頁の6行目「実際上」を削 除する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フレーク又はチャンク製品を製造するために金型に成形されるか又はベルト 上に広げて載置され得る食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系であって、 前記食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系はベーカリー製品及び小麦粉 製品に組み込むこと又はスナックアイテムに使用するものであり、又、実質的に 0重量%乃至2重量%の範囲の水分、約5重量%乃至約15重量%の範囲の微細 に挽いた天然フレーバー剤、約25重量%乃至約35重量%の範囲の、約35℃ 乃至約40℃の温度のとき実質的に流体であるベーカリー融和性油を、残部のグ ラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成分 の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油 及び液体バター脂、及びこれらの混合物からなる群から選択され、 前記ベーカリー融和性油は約6℃乃至約12℃の温度で凝固し、約35℃未 満の温度において実質的に固体のままであるような、食用脂肪ベース甘味フレー バー脂肪系。 2.ベーカリー製品及び小麦粉菓子に組み込まれる無水脂肪ベース細分フレーバ ー添加物であって、 前記細分フレーバー添加物は、実質的に0重量%乃至約2重量%の範囲の水 分、約5重量%乃至約15重量%の範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、約2 5重量%乃至約35重量%の範囲の、約35℃乃至約40℃の温度のとき実質的 に流体であるベーカリー融和性油を、残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成分 の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油 及び液体バター脂、及びこれらの混合物から選択され、 前記ベーカリー融和性油が約6℃乃至約12℃の温度で凝固し、約35℃未 満の温度において実質的に固体のままであるような、無水脂肪ベース細分フレー バー添加物。 3.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、 クローブ、オールスパイス、メープルシュガー、脱水メープルシロップ、及びこ れらの混合物からなる群から選択される、請求項2のフレーバー添加物。 4.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモンである、請求項3のフレー バー添加物。 5.前記グラニュー糖が微細なグラニュー糖である、請求項4のフレーバー添加 物。 6.前記グラニュー糖がきめの粗いグラニュー糖及び微細なグラニュー糖の混合 物である、請求項5のフレーバー添加物。 7.前記きめの粗いグラニュー糖及び微細なグラニュー糖の混合物が、少なくと も10%乃至90%のきめの粗いグラニュー糖を残部の微細なグラニュー糖とと もに含む、請求項6のフレーバー添加物。 8.前記ベーカリー製品及び前記小麦粉菓子を焼く前に、前記細分フレーバー添 加物が組み込まれる前記ベーカリー製品及び前記小麦粉菓子の他の記載された成 分に前記ベーカリー融和性油を混合している間ベトベトしないように、前記ベー カリー融和性油がおよその室温において安定であるという性質を示す、請 求項4のフレーバー添加物。 9.前記ベーカリー融和性油が、約170℃乃至約200℃の温度で、約5分か ら約45分までの間のベーキング工程の間、実質的に堅いままであるために、遅 い流速を有する性質を示す、請求項4のフレーバー添加物。 10.前記ベーカリー融和性油が、約40℃乃至約60℃の温度で、数分から約時 間までのベーキングのプルーフィング工程の間、実質的に堅いままであるために 、遅い流速を有する性質を示す、請求項4のフレーバー添加物。 11.必要な場合、所定の温度において所定の範囲の固体脂肪及び流体脂肪成分を 有する固体脂肪インデックス曲線特性を得るために、必要な範囲において、前記 植物油の前記固体脂肪成分をブレンド、分留又は水素添加により処理する、請求 項4のフレーバー添加物。 12.前記分散したフレーバー添加物をフレーク又はチャンクの形にする、請求項 4のフレーバー添加物。 13.第一の独立層(212)及び第二の独立層(214)を含むスナックアイテ ム(20)であって、ここにおいて、前記第一の独立層は無水甘味フレーバー成 形脂肪系ディスクであり、前記第二の独立層は焼いた小麦粉ベース甘味ビスケッ トであって、 前記第一の独立層は実質的に0重量%乃至約2重量%の範囲の水分、約5重 量%乃至約15重量%の範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、約25重量%乃 至約35重量%の範囲の、約35℃乃至約40℃の温度のとき実質的に流体であ るベーカリー融和性油を、残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成分 の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線を示す植物油及び 液体バター脂、及びこれらの混合物からなる群から選択され、 前記ベーカリー融和性油が約6℃乃至約12℃の温度で凝固し、約35℃未 満の温度において実質的に固体のままであるような、スナックアイテム。 14.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、 クローブ、オールスパイス、メープルシュガー、脱水メープルシロップ、及びこ れらの混合物からなる群から選択される、請求項13のスナックアイテム。 15.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモンであり、前記グラニュー糖 が微細なグラニュー糖である、請求項13のスナックアイテム。 16.フレーク又はチャンク製品を製造するために金型に成形されるか又はベルト 上に広げて載置され得る食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系の調製方法で あって、 前記食用無水脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系はベーカリー製品及び小麦粉 製品に組み込むこと又はスナックアイテムに使用するものであり、 実質的に0重量%乃至2重量%の範囲の水分、約5重量%乃至約15重量% の範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、約25重量%乃至約35重量%の範囲 の、約35℃乃至約40℃に上昇した温度のとき実質的に流体であるベーカリー 融和性油を、残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成分 の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油 及び液体バター脂、及びこれらの混合物から選択され、 前記ベーカリー融和性油が約6℃乃至約12℃の温度で凝固し、約35℃未 満の温度において実質的に固体のままであり、 該方法は以下の工程、すなわち、 (a) ベーカリー融和性油及び微細に挽いた天然フレーバー剤を混合器(18) 中において約35℃乃至約50℃の温度で混合し、微細に挽いた天然フレーバー 剤が混合物中に懸濁している均一混合物を得、 (i) 前記均一混合物をテンパリングユニット(24)へくみ取り、前記均一混 合物がテンパリングユニット中にある間、前記均一混合物を連続的に撹拌し、約 29℃乃至約34℃で前記均一混合物を僅かに冷却し、 (j) 前記僅かに冷却した均一混合物を次の混合タンク(26)に移し、グラニ ュー糖をその中に混合し、 (k) 得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混合物の所定の部分 を冷却装置(32)に移し、 (l) 前記均一混合物の所定の部分を冷却し続け、及び、 (o) 最終的に、次の取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、甘味のフレ ーバー脂肪系の冷却した所定の部分を取り出す 工程を含む、食用脂肪ベース甘味フレーバー脂肪系の調製方法。 17.ベーカリー製品及び小麦粉菓子に組み込まれる無水脂肪ベース細分フレーバ ー添加物の調製方法であって、 前記細分フレーバー添加物は、実質的に0重量%乃至2重量%の範囲の水分 、約5重量%乃至約15重量%の範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、約25 重量%乃至約35重量%の範囲の、約35℃乃至約40℃の温度のとき実質的に 流体であるベーカリー融和性油を、残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成分 の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油 及び液体バター脂、及びこれらの混合物から選択され、 前記ベーカリー融和性油が約6℃乃至約12℃の温度で凝固し、約35℃未 満の温度において実質的に固体のままであり、 該方法は以下の工程、すなわち、 (a) 約35℃乃至約50℃の範囲の温度において混合器(18)中で前記ベー カリー融和性油と前記微細に挽いたフレーバー添加物を混合し、前記微細に挽い たフレーバー添加物が懸濁した均一な混合物を得、 (b) 前記均一混合物をホールディングタンク(20)に移し、均一混合物の温 度を約39℃乃至約45℃に保ち、 (c) 均一混合物がホールディングタンクにある間、均一混合物を連続的に撹拌 し、 (d) 前記均一混合物をテンパリングユニット(24)にくみ取り、前記均一混 合物がテンパリングユニットにある間、連続的に撹拌し、前記均一混合物が約2 9℃乃至約34℃になるように僅かに冷却し、 (e) 前記僅かに冷却した均一混合物を次の混合タンク(26)に移し、その中 に前記グラニュー糖を混合し、 (f) 得られた糖、シナモン及び油の混合物を次の細分粒子製造装置(30)に 移し、前記得られた糖、シナモン及び油の混合物から細分されたフレーク又はチ ャンクを製造し、 (g) 前記細分されたフレーク又はチャンクを約6℃乃至約12℃の範囲の温度 に冷却し、及び (h) 最終的に、更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、前記冷却 した細分フレーク又はチャンクを取り出す、 工程を含む、無水脂肪ベース分離フレーバー添加物の調製方法。 18.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、 クローブ、オールスパイス、メープルシュガー、脱水メープルシロップ、及び これらの混合物からなる群から選択される、請求項17の方法。 19.前記微細に挽いた天然フレーバー剤が、シナモンである、請求項18の方法 。 20.前記グラニュー糖が微細なグラニュー糖である、請求項19の方法。 21.前記グラニュー糖がきめの粗いグラニュー糖及び微細なグラニュー糖の混合 物である、請求項19の方法。 22.前記きめの粗いグラニュー糖及び微細なグラニュー糖の混合物が、少なくと も10%乃至90%のきめの粗いグラニュー糖を残部の微細なグラニュー糖とと もに含む、請求項21の方法。 23.必要な場合、所定の温度において所定の範囲の固体及び流体成分を有する固 体脂肪インデックス曲線特性を得るために必要な範囲において、前記植物油の前 記固体脂肪成分をブレンド、分留又は水素添加により処理する、請求項19の方 法。 24.第一の独立層(212)及び第二の独立層(214)を含むスナックアイテ ム(20)であって、ここにおいて、前記第一の独立層(212)は無水甘味フ レーバー成形脂肪系ディスクであり、前記第二の独立層(214)は焼いた小麦 粉ベース甘味ビスケットであって、 前記第一の独立層は実質的に0重量%乃至約2重量%の範囲の水分、約5重 量%乃至約15重量%の範囲の微細に挽いた天然フレーバー剤、約25重量%乃 至約35重量%の範囲の、約35℃乃至約40℃に上昇した温度のとき実質的に 流体であるベーカリー融和性油を、残部のグラニュー糖とともに含有し、 前記ベーカリー融和性油は、所定の温度において固体脂肪及び液体脂肪成分 の所定の範囲を有する固体脂肪インデックス曲線特性、すなわち、 10.0℃−43乃至66%の固体脂肪、残部は流体脂肪 21.1℃−32乃至52%の固体脂肪、残部は流体脂肪 26.6℃−20乃至44%の固体脂肪、残部は流体脂肪 33.3℃−6乃至25%の固体脂肪、残部は流体脂肪 40.0℃−0乃至5%の固体脂肪、残部は流体脂肪 を示し、 前記ベーカリー融和性油は前記固体脂肪インデックス曲線特性を示す植物油 及び液体バター脂、及びこれらの混合物から選択され、 前記ベーカリー融和性油が約6℃乃至約12℃の温度で凝固し、約35℃未 満の温度において実質的に固体のままであり、 該方法は以下の工程、 (a) ベーカリー融和性油及び微細に挽いた天然フレーバー剤を混合器(18) 中において約35℃乃至約50℃の温度で混合し、微細に挽いた天然フレーバー 剤が混合物中に懸濁している均一混合物を得、 (i) 前記均一混合物をテンパリングユニット(24)へくみ取り、前記均一混 合物がテンパリングユニット中にある間、前記均一混合物を連続的に撹拌し、約 29℃乃至約34℃で前記均一混合物を僅かに冷却し、 (j) 前記僅かに冷却した均一混合物を次の混合タンク(26)に移し、グラニ ュー糖をその中に混合し、 (k) 得られた糖、微細に挽いた天然フレーバー剤及び油の混合物の予定の部分 を金型(220、222、224)に移し、その中において成形された第一の独 立層を調製し、 (l) 前記金型に入れた均一混合物の予定の部分を、金型に入れたままで冷却し 続け、 (m) 均一混合物をベーカリー融和性油が少なくとも僅かに流体のままである程 度に冷却する前に、予め焼いた甘味のビスケットを金型に入れ、冷却した均一混 合物の表面に配置し、 (n) ベーカリー融和性油成分が凝固するまで均一混合物及び甘味のビスケット を冷却し続け、及び (o) 最終的に、更なる取扱い及び/又は貯蔵及び/又は搬送のため、甘味フレ ーバー脂肪系及び甘味のビスケットの冷却した組み合わせを型から外す 工程を含む、スナックアイテムの調製方法。 25.工程(m)において、さらに前記甘味ビスケットに僅かに圧力を加え、前記 少なくとも僅かに液体の均一混合物の中に押し込められることを含む、請求項2 6の方法。 26.工程(n)において、前記均一混合物と前記甘味ビスケットの組み合わせが 約6℃乃至約12℃の温度まで冷却することによって行われる、請求項26の方 法。
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