JPH10505219A - 位相電流オーバラップを使用してdcブラシレスモーターのトルクリプルを最小化する方法及び装置 - Google Patents

位相電流オーバラップを使用してdcブラシレスモーターのトルクリプルを最小化する方法及び装置

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JPH10505219A
JPH10505219A JP8509651A JP50965196A JPH10505219A JP H10505219 A JPH10505219 A JP H10505219A JP 8509651 A JP8509651 A JP 8509651A JP 50965196 A JP50965196 A JP 50965196A JP H10505219 A JPH10505219 A JP H10505219A
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カリヤン・ピー ゴックヘイル、
デニス・エル ミューラー、
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アイティーティー・オートモーティブ・エレクトリカル・システムズ・インコーポレーテッド
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    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/10Arrangements for controlling torque ripple, e.g. providing reduced torque ripple

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Abstract

(57)【要約】 永久磁石ブラシレスDCモーターのトルクリプルを最小化するための方法が、第1位相電流(I1、I2、I3)を発生させるためにモーターの第1巻線(L1、L2、L3)を生かし、第2位相電流(I1、I2、I3)を発生させるために、モーターの第2巻線(L1、L2、L3)を生かし、トルクリプルを減少させるために、予選択された時間だけ第1位相電流と第2位相電流(I1、I2、I3)を正しい時期にオーバラップさせる段階を含んでいる。この方法を実施するための構造は、それぞれの半導体スイッチ(M1〜M3)をドライブするためのゲートドライブ信号を順次作り出して、モーターの各巻線(L1、L2、L3)を生かすために、モーター回転子位置信号及び速度制御信号に応答する通常のブラシレスDCモータードライブ回路(16)を含んでいる。この構造はさらに、モーターの各巻線(L1〜L3)を生かすために使用される、通常のブラシレスDCモータードライブ回路(16)の出力と半導体スイッチ(M1〜M3)の間に配置された位相オーバラップ回路(50)を含んでいる。位相オーバラップ回路は、「ワンショット」を作り出すための単安定マルチバイプレーターを含んでいる。「ワンショット」のパルス幅又は持続時間が位相電流オーバラップの範囲を決定する。オーバラップ回路(50)はゲートドライブ信号ラインの過渡を検出し、それに応答してトリガー信号を作り出す。トリガー信号は「ワンショット」の発生をトリガーする。オーバラップ回路は「ワンショット」の持続のためにそのゲートドライブ信号の2つを維持すする。

Description

【発明の詳細な説明】 位相電流オーバラップを使用してDCブラシレスモーターの トルクリプルを最小化する方法及び装置 技術分野 本発明は一般的にはブラシレスDC多相モーターを制御するシステムに関し、 詳細には位相電流オーバラップを使用してDCブラシレスモーターのトルクリプ ルを最小化する方法及び装置に関する。 発明の背景 多相ブラシレスDCモーターが複数の巻線から構成されていることはよく知ら れている。固定子の中の巻線の各々が順次生かされると、モーター回転子が回転 する。各巻線が回転中にいわゆる逆起電力を作り出すことも知られている。最大 効率を実現するためには、巻線は、各巻線によって作り出された逆起電力の正半 サイクルの真ん中に位置する理想的な矩形電流パルスによってドライブされなけ ればならない。しかしながら、各巻線の非ゼロインダクタンス(つまり、固定子 巻線インダクタンス、及び巻線によって作り出される逆起電力(バッテリー電圧 を妨害する)によって、入り位相(つまり、次に生かすべき順序の巻線)用の電 流の増加が相当に減速されることになる(つまり、電流が非ゼロ立ち上がり時間 を有する)。その結果、巻線を生かした後に、各巻線の中の電流が直ちに最大電 流に達するわけではない。従って、逆起電力がその最大値に達するのと同時に、 出力トルクに比例することが知られている電流が最大値に達するように、それぞ れの巻線を生かす時間を早めることは、技術としてはよく知られている。しかし ながら、各巻線はモータ回転子の回転のその個々の部分についてだけしか生かさ れないので(例えば、3相モーターの各巻線は120電気度について電流を運ぶ) 、各巻線は、早められた時間に対応する量によって理想的なターンオフが行われ る 時よりも前に死なされるのである。 しかしながら、出巻線が死なされており、入り位相がターンオンされている過 渡(整流)間隔中には、ある問題が生じる。この間隔中の問題は、発生するモー タートルクに相当の損失があることである。この現象の原因は、すでに述べたよ うに、入り位相の電流立ち上がり時間が比較的遅いのに、一方、巻線逆起電力が 位相電流をゼロにドライブするのを助けるスナッバー電圧のせいで、出位相電流 の立ち下がり時間が比較的速いことにある。その結果、整流間隔中には、測定で きるほどの電流を運ぶ巻線は全くない。従って、発生するトルクは、巻線の中を 流れる電流に比例するので、電流の低下によるトルク「ディップ」が見られる。 モータートルクのこれらの周期的な(電気周波数の3倍の)「ディップ」はねじ り力をモータの据え付け構造に伝え、従って、その周波数における不快な騒音の 原因となることがある。 先行技術によって提案されている1つの解決策は、そのようなDCモーターに (固定子に)「慣性ディスク」を含めることである。システムの慣性モーメント を増大させる追加質量は、上記トルクリプル又は「ディップ」から生じるねじり 加速を「抑える」のに有効である。しかしながら、ディスクがコストを高め、モ ーターアセンブリの総重量を増やし、そのようなモーターを自動車の中に据え付 ける場合には、この重量増加が特に不利であるという点で、この解決策が満足で きるものではないことが明らかになった。それに加えて、質量が加わることによ って、燃料効率も低下することになる。 従って、上記の問題の1つ以上を最小化するか、又はなくすために、3相ブラ シレスDCモーターのような多相DCモーターを制御する改良された方法及び装 置を提供する必要がある。 発明の概要 本発明は、モータートルクリプル減少させるために位相巻線又は多相モーター の巻線を生かす改良された方法を提供する。方法は3つの基本的段階からなる。 第1段階では、第1位相電流を発生させるためにモーターの第1巻線を生かす。 第2段階では、第2位相電流を発生させるためにモーターの第2巻線を生かす。 最後に、第3段階では、モータートルクリプルを減少させるために、予選択され た時間だけ第1位相電流と第2位相電流をオーバラップさせる。好ましい実施例 においては、モータの各巻線は個別の公称ターンオン及びターンオフ時間を有し ている。さらに、オーバラップ段階は、予選択された時間だけ第1位相電流と第 2位相電流がオーバラップするように、公称第1巻線ターンオフ時間よりも第1 巻線を死なせるのを遅らせる副段階を含んでいる。全電流を運んでいる第1巻線 を生かす時間を、第2巻線がそれぞれの第2位相電流を十分に立ち上げるまで延 長することによって、総モータートルクの過剰な変動又は変化を最小化または低 減するための制御の改善が行われ、その結果、モータートルクリプルが減少する 。 モータートルクリプルを減少させるために複数の位相を有するブラシレスDC モーターを制御するための好ましい実施様態を実施するための構造が提供される 。この構造は、第1間隔中に第1位相電流を発生させるために巻線の中の第1巻 線を生かすための手段、及び第2間隔中に第2位相電流を発生させるために巻線 の中の第2巻線を生かすための手段からなる。この構造は、トルク変動が減少し 、その結果、モータートルクリプルが減少するように、第1間隔と第2間隔を予 選択された時間だけオーバラップさせるための手段を供給することによって、先 行技術から出発している。 図面の簡単な説明 第1図は、3相ブラシレスDCモーターの等価回路及び関連先行技術制御・ド ライブ回路からなる先行技術半ブリッジDCモータードライブシステムのブロッ ク図・部分略図組み合わせ図である。 第2A図は、本発明の好ましい実施例によって発生する電流波形を含めた、3 相ブラシレスDCモーターの第1位相の逆起電力及び電流波形を示したタイミン グ図である。 第2B図は、本発明の好ましい実施例によって発生する電流波形を含めた、3 相ブラシレスDCモーターの第2位相の逆起電力及び電流波形を示したタイミン グ図である。 第2C図は、本発明の好ましい実施例によって発生する電流波形を含めた、3 相ブラシレスDCモーターの第3位相の逆起電力及び電流波形を示したタイミン グ図である。 第2D図は、本発明の好ましい実施例によるトルク波形を含めた、制御された 3相ブラシレスDCモーターの出力トルクを示したタイミング図である。 第3図は、第1図の点線で示された箱の中に挿入することによって第1図のシ ステムと組み合わされれた場合には、本発明の好ましい実施例を形成する電流位 相オーバラップ回路を含めた、トルクリプルを減少させるための手段の部分略図 である。 第4A図は、先行ブラシレスDCモータードライブシステム及び本発明の好ま しい実施例によるブラシレスDCバス電流波形を示したタイミング図である。 第4B図は、先行ブラシレスDCモータードライブシステム及び本発明の好ま しい実施例のトリガーパルスを示したタイミング図である。 第4C図は、先行モータードライブシステムのねじり加速に対応する波形、及 び本発明の好ましい実施例によって制御されたモータのねじり加速に対応する波 形を示したタイミング図である。 第5図は、標準モーター、先行技術「慣性ディスク」を採用したモーター、及 び本発明の好ましい実施例によって制御されたモーターのねじり加速を示した棒 グラフである。 好ましい実施例の詳細な説明 第1図においては、システム10は、多相モーターを制御するための先行技術シ ステムを代表しており、3相半波永久磁石DC(PM BLDC)モーター(図 示されていない)を制御するために使用することができる。モーターは、発生し たトルクを伝えるために、巻線を生かすことによって回転可能になるシャフトを 有している。あるいは又、他のタイプの多相モーターもシステム10によって制御 することができる。システム10によって制御されるモーターは、DCモーター等 価回路12によって表されている。システム10は、スナッバー等価回路14、制御論 理又は手段16、及び位相整流ドライバー又は手段18を含んでいる。 第1図に示したように、モーター等価回路12は、3相モーターの場合には、3 つの巻線又は枝路を含んでいる。 第1巻線は、生かされた場合には、等価抵抗R1、等価インダクタンスL1を通 じて、電流I1を運び、第1図には逆起電力発生器20として等価的に図示されて いる、周期的逆起電力を発生させる。 第2巻線は、生かされた場合には、等価抵抗R2、等価インダクタンスL2を通 じて、電流I2を運び、逆起電力発生器22によって等価的に図示されている、逆 起電力を発生させる。 第3巻線は、生かされた場合には、等価抵抗R3、等価インダクタンスL3を通 じて、電流I3を運び、逆起電力発生器24によって等価的に図示されている、逆 起電力を発生させる。 スナッバー回路14は、モーター位相の各々の中の電流のターンオフと関連して いる過渡電圧スパイクを制御するために、制御システム10の中に含まれている。 スナッバー回路14は、等価スナッバー抵抗Rs、等価コンデンサーCs、及び回路 12の3つの枝路の各々にそれぞれ接続されているダイオードD1、D2及びD3を 含んでいる。 論理回路16は、回路12の各枝路を順次生かし、それぞれの間隔中にそれぞれの 位相電流を発生させるために、制御システム10の中に備えられている。ドライバ ー回路16は、制御されているモーターの回転子位置を決定するための位置感知論 理26を含んでいる。位置感知論理26は、回路12の巻線の発生した逆起電力の各々 に応答する逆起電力比較器論理28でもよく、1つの位相を次の位相に切り換える (つまり、整流事象)時期を決定する際にドライバー回路16によって使用される モーター回転子信号11を作り出す働きを行う。あるいは又、論理回路16が使用す る等価回転子位置情報を提供するために、HALLセンサーを採用した位置監視 システムを使用することもできる。整流事象を決定するための位置センサーはモ ーター制御技術の当業者にはよく知られている。どんな位置感知手段でも使用す ることができ、本発明の精神及び範囲を逸脱することはない。 論理回路16は、第1図に示されているような、モーターの出力速度を制御する ための速度制御信号13にも応答する。論理回路16は、制御されるモーターの各枝 路を(それぞれの電源スイッチを生かすことを通じて)生かすためのゲートドラ イバー回路17に加えて、位相整流論理15及びパルス幅変調(PWM)論理19を含 んでいる。回路16はモーター回転子位置信号11及び速度制御信号13に応答し、電 源スイッチM1,M2及びM3をそれぞれドライブするためのそれぞれのゲート ドライブ信号(GD1〜GD3)を作り出すようになっている。モーターの速度 は、回路12の各枝路に適用される位相電圧を(パルス幅変調によって)変えるこ とによって変えられる。回路16の機能性は技術としてはよく知られたものであり 、モトローラチップMC33033のような市販のコンポーネントである。 スイッチM1,M2及びM3は回路12のそれぞれの枝路と直列に配置または配 線されている。スイッチM1、M2及びM3は、技術としてはよく知られているN- チャンネルMOSFET半導体素子とすることができる。他のタイプのスイッチ を使用することもでき、本発明の精神及び範囲を逸脱することはない。 第2A〜2D図は、特に、先行技術多相モーター制御・ドライブシステム10の 作動に関連した逆起電力及び電流波形を示したものである。特に。第2A〜2C 図は、逆起電力発生器20、22及び24によって発生させられた台形逆起電力波形30 、32及び34を示している。第2A〜2C図はそれぞれ理想的な電流波形36、38及 び40を電気度による回転子位置θの関数として示している。簡潔明瞭なものにす るために、スイッチM1、M2及びM3のPWM作用による高周波(約20kHz) 小規模電流リプルは第2A〜2C図の電流波形には図示されていない。平滑なト ルクを作り出すためには、理想的には120°幅理想矩形電流パルス36、38及び40 をそれぞれの逆起電力波形の真ん中に配置すること必要である。しかしながら、 本出願書の背景技術部分ですでに述べたように、巻線電流は、巻線と関連した非 ゼロインダクタンスのために、ゼロ立ち上がり及び立ち下がり時間を有すること ができない。従って、先行システムは、最大効率を得るために、巻線の各々の中 での電流の流れ始めの時間を理想的な時間よりも早めている。このように時間を 早めることによって、逆起電力がピークに達した時に、電流がピークに達するこ とが可能になる。その結果、先行システムの各位相の典型的な電流波形は、第2 A、2 B及び2Cに示されたような、それぞれの電流波形42、44及び46に似たものにな る。波形42、44及び46は、各位相において、有限立ち上がり及び立ち下がり時間 を有する電流を示している。各電流パルスはまだ120°幅であるので、電流の流 れ始めを早めることによって、特定のモーター速度(単位はRPM)の場合の公 称ターンオン及びターンオフ時間が(電気度による回転子位置θの関数として) 確定される。 部分的には、スナッバー回路14、及び各位相によって発生させられた逆起電力 のために、 入り巻線電流の立ち上がり時間が出巻線電流の立ち下がり時間よりも長くなり、 その結果、(第2D図に示したような)トルク「ディップ」が整流事象の度毎に 発生する。このモータトルクの外乱がねじり加速及び騒音を作り出す。 本発明の好ましい実施例は、周期的トルクディップ又はリプルから生じる上記 騒音を低減または最小化する。第1〜3図によれば、本発明の好ましい実施例は 、第1図の点線で示された箱の中に挿入することによって先行技術システム10と 組み合わせられた、モータートルクリプルを減少させるための回路50(第3図) からなる。好ましくは、回路50は、予選択された時間だけ整流に関する2つの枝 路の導電の間隔をオーバラップさせるための回路52によって実現される。 第1、2A、2C、及び3図に基づいて、好ましい実施例の作動について説明 を行う。最初に、(理想ターンオン時間よりも早められた)公称ターンオン時間 にスイッチM3を作動させることによって第1間隔中にドライバー回路16経由で 巻線電流を発生させるために、モータの第3位相が生かされる。この第3位相は 生かされる最初の相であることを説明するために任意に選択されたものであるこ とを認識しておくものとする。3つの位相のいずれも「最初の位相」として選択 することができる。逆起電力、及び第3位相と関連する電流は第2C図に図示し てある。次に、公称ターンオン時間にスイッチM1を作動させることによって第 2間隔中にドライバー回路16経由で別の巻線電流(第2A図)を発生させるため に、モータの第1位相が生かされる(順次次の巻線又は位相)。第2A図は、第 1枝路がθ=15°でターンオンされ、その結果、枝路電流I1がθ=30°で(つ ま り、第1枝路の逆起電力がその最大値に達した場合に、その希望(つまり、定常 状態又は一定)値に達することができることを示している。第3枝路は、先行技 術システムにおいては、θ=15°で公称ターンオフされ、第3枝路の電流I3が 非常に速くゼロに達することに注意すること。モータによって作り出されるトル クは、逆起電流と枝路電流の積に比例する。もし複数の枝路が電流を運んでいる 場合には、総トルクは、各巻線の中の電流によって作り出されるトルクの合計に 等しい。逆に、もし測定できるほどの量の電流を運んでいる巻線がない場合には 、総トルクはゼロに近づくことになる。その結果、先行技術システムでは、第2 D図の波形48が示しているように、測定できるほどの電流を運んでいる巻線がな いθ=15°〜θ=30°において、幅約15°の三角形トルク「ディップ」が存在す る。この「ディップ」は整流の度毎に繰り返される。上記全ての角度(例えば、 θ=15°)が最適化のためにモーター従属性であることを認識しておくものとす る。 本発明は、第3巻線及び第1巻線電流が予選択された時間だけそれぞれ流れる 第1間隔と第2間隔をオーバラップさせることによってモータートルクリプルを 減少させるためのオーバラップ回路52を使用する。第2C図の波形54は、本発明 によって制御された場合の第3巻線の位相電流を示している。好ましくは、出位 相(つまり、第3位相)を死なせるのを回路52(第3図)によってその公称ター ンオフ時間よりも遅らせることによって、位相間隔のオーバラップが行われ、電 流(I3)を公称ターンオフ時間よりも後に流す(つまり、θ=15°〜θ=20° において第3巻線に電流と流す)ことを可能にする。第2A図においては、電流 がθ=15°からスタートして第1枝路(入り位相)の中を流れることに注意する こと。従って、本発明は予選択された時間だけ2つの巻線電流の時間をオーバラ ップさせる。結果において、全電流を運んでいる遅延巻線である第3巻線は全ト ルクに貢献し、第1巻線の中を運ばれる低電流に原因があるトルク「ディップ」 を改善する。第3巻線の中の電流I3がオーバラップ中には変化しない(つまり 、2つの位相の間の電磁結合が弱い)と仮定した場合には、両方の巻線が電流を 運んでおり、従って、トルクに貢献するので、総モータートルクはオーバラップ 中に(つまり、θ=15°〜θ=20°の間に)最終(公称)値の約1.5倍に増加す ることになる。第3巻線がθ=20°で死なされた、又はターンオフされた場合に は、第 3巻線電流の減少が比較的速いことから、トルクは最終値の約0.5倍に低下する ことになる。約θ=30°の場合には、モータートルクはその最終値まで増加する 。従って、本発明は、回路52によって、最終値と比較した場合の2つの位相トル クの合計の変化が低減又は最小化されるように、2つの位相(つまり、入りおよ び出位相)の導電の間隔をオーバラップさせる。 オーバラップ期間の量(本例では5°)は、2つの位相電流によって作り出さ れた2つのトルクの合計の変化の関数とすることができる。例えば、ピークトル クが最終値(つまり、定常状態)よりも約50%大きくなるように、つまり、トル クの「ディップ」が最終値よりも約50%少なくなるように、このオーバラップ時 間を選択することができる。実際には、「オーバシュート」及び「ディップ」の 上記目標が最終値の50%よりは若干低いことを認識しておくものとする。好まし くは、以下に詳細に説明してある速度制御信号の関数としてオーバラップ時間を 選択する。本発明の位相オーバラップ特徴を使用するモータトルクは波形56とし て第2D図に示してある。 上記のように、総トルクはそれぞれの位相トルクの合計に等しいことが知られ ている。第2D図は、電流が整流中に予選択された時間だけ第1位相及び第3位 相の中を流れる、本発明によって制御された(つまり、位相オーバラップを有す る)モーターのトルク波形56を示している。波形56(位相オーバラップあり)は 、波形48(位相オーバラップなし)と比較すると、下記の望ましい特性を有して いる。公称トルクレベルの一部としての「ディップ」の大きさは約係数2だけ減 少する。もしトルク「ディップ」又はスパイクよりも下のエリアをトルクの平滑 さ(又はその欠如)の尺度として採用した場合には、本発明による適当な量の位 相オーバラップの追加によって、トルク「平滑さ」の約係数4の改善を実現する ことができる。この「平滑さ」はトルク波形56の形状によって見ることができる 。整流期間中には、トルクの“ac”部分のフーリエ成分がより高い周波数の方 へ押されているが、これを従来よりも簡単に抑制することができ、騒音が発生し にくくなる。 第3図は、本発明を実施するための構造例であるオーバラップ回路52の部分略 図である。好ましくは、回路52は、出位相を死なせるのをその位相の公称ターン オフ時間よりも遅らせる手段を含んでおり、その結果、入り位相電流及び出位相 電流にそれぞれ関連した間隔が予選択された時間だけオーバラップする。回路52 は、プログラマブル論理素子58、マルチバイブレーターチップ60、及びドライバ ー/バッファーチップ62及び64を含んでいる。 チップ58は、汎用論理機能を実行するために回路52の中に備えられている。チ ップ58は市販のコンポーネントであり、Altena社製のEP310でよい。チップ58 は、表1の命令に従ってプログラミングされている。 表1では、# 記号は論理OR関数に対応し、& 記号は論理AND関数に対応し ている。同一の関数を実現するためには、離散形ゲートを採用することができる ことを認識しておくものとする。 第3図によれば、入力GD1、GD2、及びGD3(第1図の回路16の出力) が、個別入力GD1,GD2、及びGD3として、直列抵抗器R1、R2、及び R3経由で、チップ58に備えられている。入力GD1〜GD3は個別抵抗器R4 〜R6経由で接地されている。直列抵抗器R1〜R3は10キロオームでよく、抵 抗器R4〜R6は5キロオームでよい。 回路52はさらに単安定マルチバイブレーター回路66を含んでいる。回路66は、 マルチバイブレーターチップ60に備えられた2つのマルチバイブレーターの1つ を含んでおり、パルス時間は、外部コンデンサーC1、及び、可変抵抗器R11に 直列接続された固定抵抗器R10として図示された外部抵抗器の選択によってプロ グラミングされている。チップは市販のコンポーネントであり、National Semic onductor社製の74HC123でよい。コンデンサーC1は0.01マイクロファラッド でよく、抵抗R10は22キロオームでよく、可変抵抗R11は50キロオーム電位差計 でよい。回路66のMONO出力はチップ58のMONO入力に接続されている。チ ップ62及び64に備えられているドライバー/バッファーは、チップ58の出力G1 〜G3よりも高い電圧及び電流ドライブ能力を提供する。チップ62及び64は市販 のコンポーネントであり、Teledyne社製のTSC427でよい。 作動中には、第1図に示したシステム10のような先行技術システムは、制御さ れているモーターのそれぞれの位相(第1図の等価回路12)を生かすために、ド ライブ信号GD1〜GD3を順次供給する。チップ58の出力G1〜G3は、チッ ブ62、64のバッファー/ドライバー、及び抵抗器R7〜R9を通じて、スイッチ M1〜M3をドライブする。抵抗器R7〜R9は300オームでよい。先行技術シ ステ ムでは、ゲートドライブ信号GD1〜GD3の中の2つの信号が半ブリッジプラ シレスDCモーターの2つの位相を同時にドライブするのにぴったりのタイミン グでオーバラップすることはない。チップ58の中にプログラミングされた論理が 活動中のゲートドライブ信号の1つから次の信号への過渡を検出した場合には、 MONO TRG信号がチップ58によって発せられ、それによって単安定マルチ バイブレーター回路66をトリガーし、「ワンショット」を発生させる。回路66は 、入り位相と出位相の間の位相電流オーバラップを決定するパルス幅又は持続期 間を有する「ワンショット」又はパルスを発生させる。従って、回路66によって 発生させられたパルスを持続させるために、ゲートドライブ信号G1〜G3の中 の2つが、制御されるモーターのそれぞれの枝路を生かすことが明らかになるで あろう。好ましくは、位相オーバラップは速度制御信号の関数である。回路66に よって発生させられた「ワンショット」のパルス幅を変えるために、抵抗器R11 を速度制御信号の関数として制御することができるので、この機能は回路52の中 で構造的に支援することができる。市販のHVACブロアーモーターの場合には 、220マイクロ秒の固定位相オーバラップが幅広いモータ速度範囲にわたってト ルク「ディップ」を十分に減少させることが分かっている(第5図を参照)。こ の固定オーバラップはR11を希望のオーバラップ時間に調節することによって実 現することができる。 第4A〜4C図は、位相電流オーバラップなしの場合と本発明による位相電流 オーバラップありの場合の電流波形及びねじり加速波形を示している。まず第4 B図では、パルス68は、パルス電流オーバラップなしでモーター位相を生かす場 合を示している。パルス70は、本発明による位相電流オーバラップありでモータ ー位相を生かす場合を示している。 第4A図は、3つの位相電流の全て(つまり、DCバス電流)の合計を表す波 形を示している。波形72は、位相オーバーラップを採用していない(先行技術) モーターの場合のDCバス電流を示している。波形74は、本発明による位相電流 オーバラップありの場合のDCバス電流を示している。モータが本発明によって 制御された場合には、2つの位相電流が整流中にオーバラップするので、波形74 が示しているように、DCバス電流は整流の度毎に「ピーク」を示す。逆に、波 形72は、出位相の電流の減少が比較的速く、入り位相の電流の増加が比較的遅い ので、整流の度毎に、作り出されたトルクに比例した電流の大きな減少を示す。 第4C図では、波形76は、位相オーバーラップを採用していない先行技術モー ターシステムのねじり加速を示している。波形78は、本発明による位相電流オー バラップあリモーターによって作り出されるねじり加速を示している。波形76の 場合よりも波形78の場合の方が軸のまわりのエクスカーションがはるかに少ない ことを認識しておくものとする。従って、本発明によって得られる運転の「滑ら かさ」は、トルクリプル補償のなしで運転される標準モーターよりも優れている 。 第5図は、先行技術システム10によって制御された標準モーター、先行技術シ ステム10によって制御されたが、さらに慣性ディスクを備えているモーター、及 び本発明による位相電流オーバラップを有するモータの場合のねじり加速の棒グ ラフである。本発明によって実現されたねじり加速の低減は、先行技術の「慣性 ディスク」解決策によって実現された低減と比べると、追加コスト及び重量もな く、全く問題にならないほど大きい。 本発明によって多相ブラシレスDCモーターを制御する効果には、据え付けシ ステムに伝えられて、騒音を発生させるねじり加速を、先行技術の機械的解決策 に匹敵する程度まで、そのような解決策を使用した場合の欠点を伴わずに減少さ せる能力が含まれている。本発明の位相電流オーバーラップ制御によって、整流 周波数におけるねじり加速は係数8だけ減少し、騒音は6dB低下している。 上記の説明は、限定的な性質のものと言うよりはむしろ例示である。本発明の 好ましい実施例は、当業者がこの発明を実施することを可能にするために開示さ れたのである。本発明の範囲及び精神を逸脱しない限りは、変更及び修正は可能 であり、その範囲を限定するのは添付のクレームだけである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年8月14日 【補正内容】 時よりも前に死なされるのである。 しかしながら、出巻線が死なされており、入り位相がターンオンされている過 渡(整流)間隔中には、ある問題が生じる。この間隔中の問題は、発生するモー タートルクに相当の損失があることである。この現象の原因は、すでに述べたよ うに、入り位相の電流立ち上がり時間が比較的遅いのに、一方、巻線逆起電力が 位相電流をゼロにドライプするのを助けるスナッバー電圧のせいで、出位相電流 の立ち下がり時間が比較的速いことにある。その結果、整流間隔中には、測定で きるほどの電流を運ぶ巻線は全くない。従って、発生するトルクは、巻線の中を 流れる電流に比例するので、電流の低下によるトルク「ディップ」が見られる。 モータートルクのこれらの周期的な(電気周波数の3倍の)「ディップ」はねじ り力をモータの据え付け構造に伝え、従って、その周波数における不快な騒音の 原因となることがある。 先行技術によって提案されている1つの解決策は、そのようなDCモーターに (固定子に)「慣性ディスク」を含めることである。システムの慣性モーメント を増大させる追加質量は、上記トルクリプル又は「ディップ」から生じるねじり 加速を「抑える」のに有効である。しかしながら、ディスクがコストを高め、モ ーターアセンブリの総重量を増やし、そのようなモーターを自動車の中に据え付 ける場合には、この重量増加が特に不利であるという点で、この解決策が満足で きるものではないことが明らかになった。それに加えて、質量が加わることによ って、燃料効率も低下することになる。 論文「ブラシレスDC小型モーターのトルクリプルの改善」、IEEE Transacti ons on Industry Applications 、第25巻3号、1989年5月1日(441〜450頁)、 XP000039075は、トルクリプルを減少させるためのスイッチング戦略を有する ブラシレスDC小型モーターを開示している。この戦略はオーバラップ法を含ん でいる。120°導電(3相)における通通常の位相電流がスイッチングオフポイ ントにおいて短い間隔δだけ遅延させられる。 従って、上記の問題の1つ以上を最小化するか、又はなくす、3相ブラシレス DCモーターのような多相DCモーターを制御する改良された方法及び装置を提 供する必要がある。 発明の概要 本発明は、モータートルクリプル減少させるために位相巻線又は多相モーター の巻線を生かす改良された方法を提供する。方法は3つの基本的段階からなる。 第1段階では、第1位相電流を発生させるためにモーターの第1巻線を生かす。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 ショット」を作り出すための単安定マルチバイプレータ ーを含んでいる。「ワンショット」のパルス幅又は持続 時間が位相電流オーバラップの範囲を決定する。オーバ ラップ回路(50)はゲートドライブ信号ラインの過渡を 検出し、それに応答してトリガー信号を作り出す。トリ ガー信号は「ワンショット」の発生をトリガーする。オ ーバラップ回路は「ワンショット」の持続のためにその ゲートドライブ信号の2つを維持すする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.モーターを有し、モーターが複数の巻線を有するシステムにおいて、 第1位相電流を発生させるために、モーターの第1巻線を生かす段階、 第2位相電流を発生させるために、モーターの第2巻線を生かす段階、及び モータートルクリプルを減少させるために、予選択された時間だけ第1位相電 流と第2位相電流をオーバラップさせる段階 からなることを特徴とする、モータートルクリプルを減少させるために巻線を生 かす方法。 2.各巻線が個別の公称ターンオン及びターンオフ時間を有しており、該第1巻 線生かし段階が、第1位相ターンオン時間にモーターの第1巻線を生かす副段階 を含んでおり、該オーバラップ段階が、予選択された時間だけ第1位相電流と第 2位相電流がオーバラップするように、公称第1巻線ターンオフ時間よりも第1 巻線を死なせるのを遅らせる副段階を含んでいる請求の範囲1に記載の方法。 3.システムがモーターの速度を制御するための速度制御信号を含んでおり、該 オーバラップ段階が予選択された時間を速度制御信号の関数として決定する副段 階を含んでいる請求の範囲1に記載の方法。 4.モーターが速度を含んでおり、該オーバラップ段階が予選択された時間をモ ーター速度の関数として決定する副段階を含んでいる請求の範囲1に記載の方法 。 5.該オーバラップ段階が予選択された時間をモータートルク変動の関数として 決定する副段階を含んでいる請求の範囲1に記載の方法。 6.該予選択された時間を決定する副段階が、モータートルクオーバシュートが モータートルクディップとほぼ等しくなるように、予選択された時間を決定する 副段階を含んでいる請求の範囲1に記載の方法。 7.モータートルクリプルを減少させるためにモーターを制御するシステムにお いて、モーターは、各々がそれぞれの巻線電流を運んでいる複数の巻線を有して おり、 第1位相電流を発生させるためにモーターの第1巻線を生かすための手段、 第2位相電流を発生させるためにモーターの第2巻線を生かすための手段、及 び モータートルクリプルを減少させるために予選択された時間だけ第1位相電流 と第2位相電流をオーバラップさせるための手段 からなることを特徴とするシステム。 8.各巻線が個別の公称ターンオン及びターンオフ時間を有しており、該オーバ ラップ手段が、予選択された時間だけ該第1位相電流と第2位相電流がオーバラ ップするように、該公称第1巻線ターンオフ時間よりも該第1巻線を死なせるの を遅らせるための手段を含んでいる請求の範囲7に記載の方法。 9.該遅延装置が該予選択された時間を速度制御信号の関数として変更するため の手段を含んでいる請求の範囲8に記載の方法。 10.モーターシステムにおいて、 各々がそれぞれの巻線電流を運んでいる複数の巻線を有しており、該位相電流 の合計がモータートルクに比例することが分かっており、巻線を生かすことによ って回転可能になるシャフトを有しているモーター、 第1間隔中に第1位相電流を発生させるために巻線の中の第1巻線を生かすた めの手段、第2間隔中に第2位相電流を発生させるために巻線の中の第2巻線を 生かすための手段、モータートルクの変動が最小化するように、該第1間隔と第 2間隔を予選択された時間だけオーバラップさせるための手段 からなることを特徴とするモーターシステム。 11.各巻線が個別の公称ターンオン及びターンオフ時間を有しており、該オーバ ラップ手段が、予選択された時間だけ該1間隔と第2間隔がオーバラップするよ うに、該公称第1巻線ターンオフ時間よりも該第1巻線を死なせるのを遅らせる ための手段を含んでいる請求の範囲10に記載のシステム。 12.該遅延装置が該予選択された時間を速度制御信号の関数として変更するため の手段を含んでいる請求の範囲11に記載のシステム。 13.該モーターが永久磁石ブラシレス直流モーターである請求の範囲10に記載の システム。 14.モーターを制御する装置において、モーターは、各々がそれぞれの巻線電流 を運んでいる複数の巻線を有しており、 モーター回転子位置信号を作り出すための位置感知論理、 第1及び第2電流をそれぞれ発生させるために能動状態である場合にはモータ ーのそれぞれの巻線を生かす働きを行い、それぞれの非オーバラップ期間中も能 動状態である第1及び第2信号を作り出すための、該モーター回転子位置信号に 応答する位相整流論理、 及び 該第1ゲートドライブ信号と第2ゲートドライブ信号の間の能動状態の過渡を 検出し、該検出過渡に応答してトリガー信号を作り出すための過渡論理を有して おり、さらに遅延信号を作り出すために該トリガー信号に応答する遅延回路を有 しており、該過渡論理が、該第1及び第2ゲートドライブ信号が能動状態である 時間を予選択された時間だけオーバラップさせるために該遅延信号に応答する、 オーバラップ回路 からなることを特徴とする装置。 15.該遅延回路が速度制御信号に応答する請求の範囲14に記載の装置。 16.該予選択された時間が該遅延信号の持続時間に比例する請求の範囲14に記載 の装置。 17.該遅延信号の持続時間が速度制御信号に比例する請求の範囲14に記載の装置 。 18.該遅延回路が単安定マルチバイブレーターを含んでいる請求の範囲14に記載 の装置。
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