JPH1050504A - 可変抵抗器 - Google Patents
可変抵抗器Info
- Publication number
- JPH1050504A JPH1050504A JP20713096A JP20713096A JPH1050504A JP H1050504 A JPH1050504 A JP H1050504A JP 20713096 A JP20713096 A JP 20713096A JP 20713096 A JP20713096 A JP 20713096A JP H1050504 A JPH1050504 A JP H1050504A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- variable resistor
- knob
- pattern
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的安価な設備で製造される可変抵抗器を
提供する。 【解決手段】 バネ性を持つ1本の針金を摺動方向と同
方向に折り曲げ、かつ印刷パターン3aとの接触部1a
は針金の直径よりも大きく円弧状に折り曲げて形成した
摺動子1をつまみ2に固定した。
提供する。 【解決手段】 バネ性を持つ1本の針金を摺動方向と同
方向に折り曲げ、かつ印刷パターン3aとの接触部1a
は針金の直径よりも大きく円弧状に折り曲げて形成した
摺動子1をつまみ2に固定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフォーカス
電圧やスクリーン電圧を取り出すフライバックトランス
などに用いる可変抵抗器に係り、特にそれの摺動子の構
成に関するものである。
電圧やスクリーン電圧を取り出すフライバックトランス
などに用いる可変抵抗器に係り、特にそれの摺動子の構
成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】つまみを回転させることにより、このつ
まみと一体に設けた摺動子を回転させ、セラミック基板
上の印刷パターンと摺動子を相対的に摺動させることで
所定の抵抗値を得る可変抵抗器において、従来の摺動子
は、バネ性を持つ金属製の板を打ち抜き、その後、曲げ
加工を施すことで形成されていた。
まみと一体に設けた摺動子を回転させ、セラミック基板
上の印刷パターンと摺動子を相対的に摺動させることで
所定の抵抗値を得る可変抵抗器において、従来の摺動子
は、バネ性を持つ金属製の板を打ち抜き、その後、曲げ
加工を施すことで形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
は、金属製の板を打ち抜いて摺動子を形成していたた
め、打ち抜きのための大規模な設備と高価な金型が必要
となり、結果的に摺動子を含む可変抵抗器のコストが高
くなるという不具合があった。
は、金属製の板を打ち抜いて摺動子を形成していたた
め、打ち抜きのための大規模な設備と高価な金型が必要
となり、結果的に摺動子を含む可変抵抗器のコストが高
くなるという不具合があった。
【0004】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、比較的安価な設備で製造される可変抵抗器
を提供することにある。
点を解消し、比較的安価な設備で製造される可変抵抗器
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、つまみを回
転させることによりこのつまみと一体に設けた摺動子を
回転させ、セラミックなどの絶縁基板上の印刷パターン
と摺動子を相対的に摺動させることで規定の抵抗値を得
る可変抵抗器において、前記摺動子は、バネ性を有する
1本の針金により形成される第1の手段により達成され
る。
転させることによりこのつまみと一体に設けた摺動子を
回転させ、セラミックなどの絶縁基板上の印刷パターン
と摺動子を相対的に摺動させることで規定の抵抗値を得
る可変抵抗器において、前記摺動子は、バネ性を有する
1本の針金により形成される第1の手段により達成され
る。
【0006】またこの第1の手段において、摺動子は、
摺動方向と同じ方向に折り曲げられ、印刷パターンとの
接触部分は針金の直径よりも大きく円弧状に折り曲げら
れることを特徴とする。
摺動方向と同じ方向に折り曲げられ、印刷パターンとの
接触部分は針金の直径よりも大きく円弧状に折り曲げら
れることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
に係る摺動子を組み込んだフライバックトランス用可変
抵抗器の分解斜視図、図2はその可変抵抗器の組立状態
での側面図、図3はその可変抵抗器の摺動子とセラミッ
ク基板の関係を示す平面図である。
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
に係る摺動子を組み込んだフライバックトランス用可変
抵抗器の分解斜視図、図2はその可変抵抗器の組立状態
での側面図、図3はその可変抵抗器の摺動子とセラミッ
ク基板の関係を示す平面図である。
【0008】摺動子1は、つまみ2の底部に固定され、
セラミック基板(抵抗印刷基板)3上に印刷焼成された
印刷パターン(抵抗パターン)3aに弾接している。そ
してつまみ2を回すことで、摺動子1は印刷パターン3
a上を摺動することで、所定の抵抗値を得るようになっ
ている。
セラミック基板(抵抗印刷基板)3上に印刷焼成された
印刷パターン(抵抗パターン)3aに弾接している。そ
してつまみ2を回すことで、摺動子1は印刷パターン3
a上を摺動することで、所定の抵抗値を得るようになっ
ている。
【0009】ところで本発明の摺動子1は、金属製の板
を打ち抜いて形成した従来のものと異なり、バネ性を有
する1本の針金を摺動方向と針金の長さ方向が同じ方向
となるように折り曲げ、かつ、セラミック基板3の印刷
パターン3aとのパターン接触部1aは針金の直径より
も大きく円弧(U字状)に曲げてバネ性を持たせてあ
り、つまみ2を回して滑らかに摺動子1を回転させるこ
とが可能となるような構成としている。
を打ち抜いて形成した従来のものと異なり、バネ性を有
する1本の針金を摺動方向と針金の長さ方向が同じ方向
となるように折り曲げ、かつ、セラミック基板3の印刷
パターン3aとのパターン接触部1aは針金の直径より
も大きく円弧(U字状)に曲げてバネ性を持たせてあ
り、つまみ2を回して滑らかに摺動子1を回転させるこ
とが可能となるような構成としている。
【0010】このような構造としたので、打ち抜きのた
めの大規模な設備や金型を必要とせず、摺動子1の製造
工程をフライバックトランスの合理化設備の一部に組み
込むことが可能となる。
めの大規模な設備や金型を必要とせず、摺動子1の製造
工程をフライバックトランスの合理化設備の一部に組み
込むことが可能となる。
【0011】図4は、第2の実施の形態に係る摺動子の
斜視図である。同図に示すように摺動子1は、針金の直
線部1bの両端を同じ方向に折り曲げ、かつその前方に
一対の円弧状に曲げたパターン接触部1aを形成してい
る。
斜視図である。同図に示すように摺動子1は、針金の直
線部1bの両端を同じ方向に折り曲げ、かつその前方に
一対の円弧状に曲げたパターン接触部1aを形成してい
る。
【0012】図5は、第3の実施の形態に係る摺動子の
斜視図である。同図に示すように摺動子1は、針金の直
線部1bの両端を逆方向に折り曲げ、かつその前方に一
対の円弧状に曲げたパターン接触部1aを形成してい
る。
斜視図である。同図に示すように摺動子1は、針金の直
線部1bの両端を逆方向に折り曲げ、かつその前方に一
対の円弧状に曲げたパターン接触部1aを形成してい
る。
【0013】図6は、第4の実施の形態に係る摺動子の
斜視図である。同図に示すように摺動子1は、針金の直
線部1bの両端を鋭角に折り曲げ、かつその先端部に一
対の円弧状に曲げたパターン接触部1aを形成してい
る。
斜視図である。同図に示すように摺動子1は、針金の直
線部1bの両端を鋭角に折り曲げ、かつその先端部に一
対の円弧状に曲げたパターン接触部1aを形成してい
る。
【0014】図7は、第5の実施の形態に係る摺動子の
斜視図である。同図に示すように摺動子1は、針金の曲
線部1cの両端部に一対の円弧状に曲げたパターン接触
部1aを形成している。
斜視図である。同図に示すように摺動子1は、針金の曲
線部1cの両端部に一対の円弧状に曲げたパターン接触
部1aを形成している。
【0015】これら各実施の形態においても、図1ない
し図3に示す第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
し図3に示す第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0016】前記実施の形態ではフライバックトランス
用可変抵抗器について説明したが、本発明は他の用途の
可変抵抗器にも適用可能である。
用可変抵抗器について説明したが、本発明は他の用途の
可変抵抗器にも適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
摺動子の簡素化が実現でき、可変抵抗器が比較的安価な
設備で製造可能となる。
摺動子の簡素化が実現でき、可変抵抗器が比較的安価な
設備で製造可能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る摺動子を組み
込んだフライバックトランス用可変抵抗器の分解斜視図
である。
込んだフライバックトランス用可変抵抗器の分解斜視図
である。
【図2】そのフライバックトランス用可変抵抗器の組立
状態での側面図である。
状態での側面図である。
【図3】そのフライバックトランス用可変抵抗器の摺動
子とセラミック基板の平面図である。
子とセラミック基板の平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る摺動子の斜視
図である。
図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る摺動子の斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る摺動子の斜視
図である。
図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係る摺動子の斜視
図である。
図である。
1 摺動子 1a 摺動子のパターン接触部 2 つまみ 3 セラミック基板 3a 印刷パターン
Claims (2)
- 【請求項1】 つまみを回転させることによりこのつま
みと一体に設けた摺動子を回転させ、絶縁基板上の印刷
パターンと摺動子を相対的に摺動させることで所定の抵
抗値を得る可変抵抗器において、前記摺動子はバネ性を
有する1本の針金により形成されることを特徴とする可
変抵抗器。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記摺動子は、
摺動方向と同じ方向に折り曲げられ、前記印刷パターン
との接触部分は針金の直径よりも大きく円弧状に折り曲
げられていることを特徴とする可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20713096A JPH1050504A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20713096A JPH1050504A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 可変抵抗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1050504A true JPH1050504A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16534697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20713096A Pending JPH1050504A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1050504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010010807A (ko) * | 1999-07-23 | 2001-02-15 | 이형도 | 플라이 백 트랜스포머의 포커스 유니트 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP20713096A patent/JPH1050504A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010010807A (ko) * | 1999-07-23 | 2001-02-15 | 이형도 | 플라이 백 트랜스포머의 포커스 유니트 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051004 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |