JPH10504233A - 旋動粉砕機のためのヘッドの回転防止と密封のシステム - Google Patents

旋動粉砕機のためのヘッドの回転防止と密封のシステム

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JPH10504233A
JPH10504233A JP8506855A JP50685596A JPH10504233A JP H10504233 A JPH10504233 A JP H10504233A JP 8506855 A JP8506855 A JP 8506855A JP 50685596 A JP50685596 A JP 50685596A JP H10504233 A JPH10504233 A JP H10504233A
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friction material
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JP8506855A
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Inventor
ベイリス、ジョン、アンドリュー
シャノン、ジェイムズ、ウィリアム
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ウェスコーン クラッシャーズ プロプライエタリー リミテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C2/00Crushing or disintegrating by gyratory or cone crushers
    • B02C2/02Crushing or disintegrating by gyratory or cone crushers eccentrically moved
    • B02C2/04Crushing or disintegrating by gyratory or cone crushers eccentrically moved with vertical axis
    • B02C2/047Crushing or disintegrating by gyratory or cone crushers eccentrically moved with vertical axis and with head adjusting or controlling mechanisms

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Abstract

(57)【要約】 旋動粉砕機には、粉砕される材料を受け入れるためのチャンバと、該チャンバの基底で、粉砕された材料を送り出すことができる送出し開口とを形成するボウルが含まれる。粉砕ヘッドはボウルの中心軸に対して偏っている位置でボウル内に取り付けられており、そして駆動組立体は、中心軸に対して傾斜しておりかつこの軸と交差している旋回軸を中心にしてヘッドに旋回運動を与えるために、ボウル内で粉砕ヘッドを駆動させるために動作することが可能であり、このようにして、チャンバに受け入れられた脆いすなわち砕けやすい材料はヘッドの旋回運動によって、ボウルの内側の周囲面とヘッドの外側の周囲面との間で粉砕される。粉砕機にはその他、ボウルと旋回軸に対するヘッドの回転を制止するための制動システムが含まれており、このシステムには、ヘッドの環状の下部の周囲の部域と粉砕機の固定構造の環状の面との間に配置されている環状の弾性部材であってこの環状の面は上記部域から間隔を置いて配置されておりかつこの部域にほぼ同軸である環状の弾性部材と、ヘッドの環状の部域と固定構造の環状の面のうちの一方に弾性部材の第1の縁を取り付けるための固定手段と、弾性部材の第2の縁の周囲に備えられている環状の摩擦材と、そしてヘッドの環状の部域と固定構造の環状の面のうちの他方に摩擦材を摩擦接触させるためのバイアス手段とが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】 旋動粉砕機のためのヘッドの回転防止と密封のシステム 本発明は、旋動粉砕機のヘッドまたは錐状体の自由な回転を防止するための改 良システムであって、密封を行うこともまた可能であるシステムに関するもので ある。 本発明のシステムは特に、豪州特許第618545号(AU−B−19935 /88)に開示されているタイプの旋動粉砕機に使用するのに適している。しか し、このシステムは大部分、上記タイプの粉砕機に関して説明されることになろ うが、他のタイプの旋動粉砕機にも応用できることを理解してほしい。 豪州特許第618545号のその旋動粉砕機に関する説明によると、中心軸の 周囲をこの粉砕機が回転している間、そのヘッドの回転に抗する力が働いていな いと、ヘッドはボウルとシャフトに対して回転し、こうしてヘッドに旋回運動が 生じることがある。更に、上記特許明細に記されていることによれば、ボウルに より形成される粉砕チャンバの中には、脆いすなわち砕けやすい原料が収められ ており、そしてこの原料は、環状の隙間の内部に入っているとき、ボウルに対す るヘッドの回転に抗する傾向がある。 粉砕チャンバに脆いすなわち砕けやすい原料が入っていないとき、大部分の旋 動粉砕機のヘッドは、制止されなければ、ボウルに対して回転する。市販の転り 軸受に取り付けられそしてこれに支持されている、粉砕機のヘッドは多くの場合 、駆動シャフトが旋回する速度と実質的に同じ速度で回転する。このような回転 は、下記の理由で好ましくない。すなわち、 1.不必要なヘッドの回転は、操作員にとって避けられれば避けたい危険である 。 2.粉砕機の作動中に粉砕ヘッドがボウルに最も接近している部分の近接度は近 接側設定値(CCS)と呼ばれ、そして、その結果作られる産物(粉砕された原 料)の寸法は、このCCSによって決定される。産物の寸法を所望の限界内に維 持する必要がある時はいつでも、このCCSが調整される。通常、CCSは定期 的に測定による検査を受け、そして多くの粉砕機施設において、この検査は、粉 砕機が供給なしに作動している間、導線のような柔軟で変形可能な物を吊り線に 懸け、粉砕チャンバに下ろすことによって最も簡単に行われている。変形可能な 物は、押しつぶされた後に、吊り線を上昇させて取り出され、それからその厚さ が測定されてCCSを決定する。他の施設では、この変形可能な物は粉砕チャン バに落とされ、それから測定のために粉砕機の下から回収することができる。し かし、ヘッドがほぼ旋回速度で回転しているときは、このような手順は不可能で ある。粉砕チャンバに吊り下げられた物を降下させることは非常に危険であり、 またいずれの場合でも、回転が変形可能な物をゆがめてCCSの正確な測定を不 可能にする。 3.ヘッドが空の粉砕チャンバ内でほぼ旋回速度で回転しているとき、新しい供 給原料の投入が妨げられ、そしてチャンバの過度の磨耗が生じる。まず、新しい 原料は、ヘッドから伝えられる遠心力によって排出される。次に、ヘッドの回転 の慣性(エネルギー)が吸収されるにしたがって、ヘッドとボウルとは新しい原 料による早期の削り磨耗を受ける。 これらの理由によって、粉砕チャンバが空の状態で粉砕機が運転されていると き、ヘッドが回転するという自然な傾向は、当業者間では受け入れがたいもので ある。ヘッドの回転防止装置が必要である。 特にこの種の旋動粉砕機に関するものばかりではなく、他の粉砕機にも関連す るが、これもまた豪州特許第618545号の記載によると、旋動粉砕機が脆い すなわち砕けやすい材料を粉砕しているとき、ヘッドの章動(旋回)の間、時計 回りまたは反時計回りの方向に向かう、送出し口の周囲壁上の隣接点に対するヘ ッドの下部周囲上のある点の円形状の幾らかの寸動が多くの場合生じる。ヘッド のこうした円形状の寸動(回転)は、強い制止力に依らない限り、これに抗する ことはできず、そして以下の理由からこれを制止することは適切ではない。すな わち、 a)この制止力は強くなければならず、そして適切な制止装置は大型になり、高 価にならざるを得ない。 b)制止によって、脆くかつ砕けやすい材料による粉砕ヘッドとボウルの不必要 な削り摩擦が生じる恐れがある。そして c)粉砕ヘッドとボウルの正常な磨耗が不均等になり易く、そのためボウルとヘ ッドに磨耗溝が付けられ、その結果、寸法の大きすぎる産物が粉砕機を通過しそ して正しく粉砕された産物と混じってしまうので、粉砕された産物の精密な品質 管理が不可能になる。 そこで、望ましい粉砕ヘッドの回転防止装置は、粉砕チャンバが空の状態で旋 回しているとき、ヘッドを回転させることなく静止状態に保ち、そして粉砕中に はボウルに対するヘッドの幾らかの回転を許容するために適当であるが最小の制 止を行うことが必要である、ということなる。 本発明による旋動粉砕機には、粉砕される材料を受け入れるためのチャンバと 、該チャンバの基底にて、粉砕された材料を送り出すことができる送出し開口と を形成するボウルが含まれ、この粉砕機にはまた、ボウルの中心軸に対して偏っ ている位置で該ボウル内に取り付けられている粉砕ヘッドと、中心軸に対して傾 斜しておりかつこの中心軸と交差している旋回軸を中心にしてヘッドに旋回運動 を与えるためにボウル内で粉砕ヘッドを駆動させるための駆動組立体とが含まれ る。チャンバに受け入れられた脆いすなわち砕けやすい材料はヘッドの旋回運動 によって、ボウルの内側の周囲面とヘッドの外側の周囲面との間で粉砕されるよ うな構造になっている。粉砕機にはその他、ボウルと旋回軸に対するヘッドの回 転を制止するためのシステムが含まれており、このシステムには、 (i)ヘッドの環状の下部の周囲の部域と粉砕機の固定構造の環状の面との間に 配置されている環状の弾性部材であって、上記の固定構造の環状の面は上記部域 から間隔を置いて配置されておりかつこの部域とほぼ同軸である環状の弾性部材 と、 (ii)ヘッドの環状の環状の部域と固定構造の環状の面のうちの一方に弾性部材 の第1の縁を取付けるための固定手段と、 (iii)弾性部材の第2の縁の周囲に備えられている環状の帯の摩擦材と、 そして (iv)ヘッドの環状の部域と固定構造の環状の面のうちの他方に摩擦材を摩擦接 触させるためのバイアス手段とが含まれる。 チャンバ内に粉砕される材料がない状態でヘッドが旋回している間、バイアス 手段はボウルと旋回軸に対してヘッドが回転するのを制止するのに充分な上記の 摩擦接触を行うように動作することができ、また粉砕作業中は、ヘッドの環状の 部域および固定構造の環状の面のうちの一方と摩擦材との間における滑動によっ て、ボウルと旋回軸とに対するヘッドの回転を可能にする。 第1の実施態様においては、バイアス手段によって固定構造の環状の面を摩擦 材に摩擦接触させて、固定手段は弾性部材の第1の縁をヘッドの環状の部域に固 定させる。ヘッドの(ボウルと旋回軸に対する)どのような回転によっても、弾 性部材はヘッドと共に回転する構造になっている。このような弾性部材の回転は 、摩擦材と固定構造との滑動によって可能になっているが、バイアス手段の動作 は回転を遅らせる傾向がある。 第2の実施態様においては、バイアス手段によって摩擦材をヘッドの環状の部 域に摩擦接触させて、固定手段は弾性部材の第1の縁を固定構造の環状の面に固 定させる。ヘッドの回転によっても、固定手段はヘッドと共に回転しないように 制止されるような構造になっている。回転は、摩擦材とヘッドの環状の部域との 滑動によって可能になっているが、バイアス手段の動作はやはり回転を遅らせる 傾向がある。 第1と第2の実施態様の各場合において、弾性部材の第1の縁を固定するため の固定手段は、環状の1枚のプレートの形態か、または環状をなす1組の弓状の プレートの形態をとる。1枚のプレートまたは1組のプレートは、第1の縁をし っかりとヘッドまたは固定構造に締め付けるように、ボルト、ねじ、クリップな どによってヘッドまたは固定構造の一つに対して固定することができる。このよ うな場合、弾性部材が固定手段から引き離されるように変形することを抑止する ように、この弾性部材には、1枚のプレートもしくは1組のプレートと係合する ビードが、および/またはビードと固定手段のうちの一つと係合するビードが形 成されることが好ましい。代替の態様では、固定手段が重なり合っている1対の 環状のプレートかまたは重なり合っている環状を成す2組の弓状のプレートであ ってもよく、この場合、第1の縁はこの1対のプレートまたは2組のプレートの 間で把持され、そしてその結果生じる組立体は、ボルト、ねじ、クリップまたは これらと同様なものによって、ヘッドまたは固定構造のうちの一つに対して固定 されている。更にもう一つの代替の態様においては、固定手段は、弾性部材の第 1の縁に埋め込まれるか、または粘着もしくは熱シールで接着されている1枚の 環状のプレートかまたは一組の弓状のプレートを含んでおり、この場合、その結 果生じる第1の縁と1枚のプレートもしくは一組のプレートの組立体はヘッドお よび固定構造のうちの一つに対してボルト、ばね、クリップまたはこれらと同様 なものによって固定される。 弾性部材は無孔性のものであることが、最も好ましい。例えば、ネオプレンま たはこれと同様な材料で作られるとよく、そして織布のようなもので補強される ことが好ましい。弾性部材が無孔性のものである場合、そのほかにヘッドと固定 構造との間のシール効果という利点も加わる。もっとも、弾性部材は有孔性にす ることも可能で、この場合、シールは他の手段で行われる。 この弾性部材は、弾性部材の第2の縁において必要な摩擦材として機能するの に適している材料から作られることも可能である。しかし、弾性部材と摩擦材と がそれぞれ固有の材料からなる方が好ましい。後者の場合、この摩擦材は、車両 のブレーキに摩擦材として用いられるような、適宜な材料から構成することがで きる。摩擦材は連続している環状の形態であっても、もしくは環状を成す1組の 弓状の部分から成っていてもよい。 弾性部材と摩擦材とにそれぞれ別の材料が用いられているとき、弾性部材の第 2の縁は摩擦材に適宜に接着されても、または熱融着されてもよい。しかし、摩 擦材は、この摩擦材と弾性部材の第2の縁とを把持するための把持手段を含む組 立体の一部であることが好ましく、この場合、摩擦材は把持手段に固定されてい る。後者では把持手段は、固定手段について記載されていたような少なくとも1 つの環状のプレートかまたは1組の弓状のプレートから成る。 摩擦材が摩擦接触させられる固定部材の環状の面またはヘッドの環状の部域の いずれか1つに、バイアス手段を取り付けることができる。代替として、バイア ス手段を環状の部域と環状の面との間に取り付けることも可能であり、そしてヘ ッドが旋回するのにしたがって膨張されたり、圧縮されたりする。本発明の第1 の実施態様では、バイアス手段は固定構造に取り付けられる方が好ましい。第2 の実施態様では、バイアス手段は、環状の部域と環状の面との間に取り付けられ 、そしてこれら双方と連結される。 バイアス手段は、ある角度で間隔をおいて1列に配置されている幾つかの圧縮 ばねから成ることが好ましい。しかし、バイアス手段は、環状で波形のばねまた は螺旋形のばねのような単一の環状のばねにすることも可能で、これは固定構造 の環状の面およびヘッドとほぼ同軸である。このような環状の形態のいずれの場 合であっても、摩擦材の帯が摩擦接触される固定構造かもしくはヘッドのいずれ か1つにより形成されているショルダと、摩擦材との間に バイアス手段を取付 けることができる。バイアス手段と摩擦材との間に、1つの環状の圧力プレート または環状をなす1組の弓形の圧力プレートを供し、バイアス手段によって付与 されるバイアスは1つの圧力プレートかまたは1組のプレートを介して摩擦材に 付与されることが最も好ましい。 本発明がより簡単に理解されるように、以下の説明は添付の図面を参照しなが らなされる。 図1は、本発明の第1の実施態様による回転防止システムを有する旋動粉砕機 の断面図である。 図2は図1に類似しているが、拡大して回転防止システムを詳細に示したもの である。 図3は図2に類似しているが、本発明による回転防止システムの第2の実施態 様を示している。 図1は、回転防止システム12を有する旋動粉砕機10を示す。この粉砕機1 0の構造と動作の多くは容易に理解されるであろう。したがって、このシステム 12に直接、関係のない特徴に関しては概略が示されているだけである。 粉砕機10はボウル14とヘッド16とを有する。ボウル14は固定されてい るボウル支持フレーム18に取り付けられている。図示されているように、ボウ ル14は円形の横断面を有し、そして開口しているその上端から符号20の地点 の構造に到るまで円錐台形に狭まっており、そしてその後は開口している下端ま で円錐台形に広がっている。 ヘッド16もまたその横断面は円形でありそして内側の軸受ハウジング22を 含み、このハウジングの上にヘッドライナ24とヘッドキャップ26とが固定さ れている。このライナ24はその上端から構造20の下の部域までいくらか広が っており、そしてその後は外側に向かって下方に広がり、スカート部24a。と なる。 粉砕機10には、偏心シャフト28があり、ヘッド16はこのシャフトに回転 可能に取り付けられている。このシャフト28には、ボウル14の軸とほぼ一致 している回転軸を有する下部28aがある。このシャフトの部分28aは上部の 軸受組立体30と下部の軸受組立体30aとの内部で回転でき、各組立体30お よび30aは、フレーム18の一部を形成することができる下部の支持フレーム 18a内に配置されている。シャフト28にはまた、このシャフトの下部28a の軸に対して傾斜している軸を有する上部28bがあり、シャフトの部分28a と28bの軸はそれぞれ、ヘッド16の基底面にあるかまたはこの基底面に近接 している固定点Pにおいて互いに交差している。これは、点Pが、スカート部2 4aの下部の周囲端を含む面に対して上述のような位置にあるということである 。シャフト28へのヘッド16の取付けは、上部の軸受組立体32と下部の軸受 組立体32aによってなされ、これらの組立体は互いに同軸であり、そして上部 のシャフト部28bとヘッド16のハウジング22との間に配置されている。 ヘッドキャップ26の下において、ヘッド16の内部はトップシール34と保 持プレート36とによって保護されている。ヘッド16のベース(基底)におい ては、ヘッド16とサブフレーム18aの間は、回転防止システム12に備えら れている弾性の環状のシール(環状の弾性部材)によって保護されている。 シャフト28は、駆動組立体40によってそのシャフトの下部28aの軸を中 心に回転するように、駆動原動機(図示されていない)により駆動される。組立 体40には、内側の軸受組立体44および外側の軸受組立体44aによって支持 フレーム18aに取り付けられている駆動シャフト42がある。シャフト42の 内側の端末にはピニオン46が取り付けられており、シャフト28の下部28a の周囲に固定されている冠歯車48と噛み合っている。駆動シャフト42の外側 の端末にある滑車50は、シャフト28の回転のために、駆動ベルト(図示され ていない)を介して、原動機の作動によりシャフト42を回転させることができ る。 粉砕機10の運転中、駆動組立体40はシャフト28をその下部28aの軸を 中心に回転させる。シャフトの上部28bの軸はシャフトの下部28aの軸に対 して傾斜しており、そしてヘッド16は上部28bに同軸になるように取り付け られているので、シャフトの下部28aの軸を中心にしたシャフト28の回転は 、ヘッド16を固定点Pを中心に旋回させる。更に、ヘッド16の下端は点Pに 近接しているかまたはこの点に一致しているので、ヘッド16の旋回運動は、そ の上端の運動が主としてボウル14の軸を横切り、そしてヘッド16の下端の運 動がほぼボウル14の軸に平行になるような動きになる。 粉砕される材料はボウル14の上端に供給され、ヘッド16の回りのボウル1 4内に形成されている粉砕チャンバ60に入る。シャフト28の回転中における ヘッド16の運動は粉砕動作を生じさせ、この場合、材料の粒子が位置Aにおい て粉砕される状況を示すために図示されているように、ボウル14の粉砕面62 とヘッド16との隙間はチャンバ60の上端で最小になっており、またこの隙間 は以下のようになっている。すなわち、 ー チャンバ60の上端の直径方向に向かい合う側では最大で、 ー 同じ側におけるチャンバ60の下端、すなわち、位置Aのすぐ下では最大 になり、そして ー 直径方向の向い合う側におけるチャンバ60の下端、すなわち位置「B」 では、最小である。 更に、シャフト28が回転するにつれて、ヘッド16の旋回運動によって、上 部の最大と最小の隙間の開口の位置と下部の最小と最大の隙間の開口の位置とは 、ボウル14の直径方向の連続面に含まれることになる。このようにして、図1 に示されている位置から180度までシャフト28が回転すると、それぞれ位置 Aと位置Bにおいて最大の隙間が生じることになる。 更に図1と、そして特に図2を参照すると、粉砕機10のシステム12には、 上部と下部の周囲ビード72および73を有する環状で弾性のシール70が含ま れている。また、システム12には、ヘッド16の面74に対するシール70を 固定する上部の締付け組立体76と、支持フレーム18aに対するシール70を 固定する下部の締付け組立体77とがある。 組立体76は単純に、ボルト91によってヘッド16に留められている環状の 締付けプレート90より成る。しっかりとそして密封するようにビード72を面 74に押しつけるために、プレート90の上面には(必要ならば、ヘッド16の 面74も)溝が付けられている。このようにして、ヘッド16の回転と共に、シ ール70は、ヘッド16と一緒に回転するように、そのビード72により引っ張 られる。 締付け組立体77は上部と下部の環状の締付けプレート92および93を有し 、これらのプレートはそれぞれ、ビード73を配置するために溝を付けられてい る。プレート92および93は、ビード73をしっかりとそして密封するように 保持するために、ボルト94によって共に締め付けられている。プレート92は プレート93より大きい内径を有しており、このようにしてプレート93の内側 の縁が露出されるようになっている。また、プレート93の下面に接着されて、 支持フレーム18aの面75と連結している環状の摩擦ライニング95がある。 システム12には更に、へり96aを形成する段付きの下面を有する環状のバ イアスプレート96が含まれている。プレート96は締付け組立体77内に半径 方向にはめ込まれているが、へり96aはプレート93の露出されている上面に 乗っている。そのうえ、周囲に配置されている幾つかのばね97は、バイアスプ レート96に圧力を与えるために備えられている。図示されているように、各ば ね97はそれぞれ、プレート96内の各孔を貫通しそして支持フレーム18aに ねじ込まれたボルト98によって、所定の位置に固定され、かつ圧縮されている 。 システム12の働きは、以下の説明によって理解されるであろう。図で判るよ うに、ヘッドが少しでも回転すると、シール70と各組立体76および77と、 これゆえに摩擦ライニング95とがヘッド16と共に回転するように、摩擦ライ ニング95はフレーム18aの面75に摩擦ばめされる位置に配置されている。 ばね97は、ライニング95を面75に押し付けるように配置されているが、ヘ ッドが旋回するときに、ばね97が伸びたり縮んだりする必要はない。 シール70の上部ビード72はヘッド16の面74に直接締め付けられている ので、ヘッドが幾らかでも円形状に寸動した場合、シール70はヘッド16に同 伴させられる。 全てのばね97の共同効果によって、粉砕チャンバ60が空の状態で旋回して いるとき、ライニング95と支持フレーム18a間の摩擦力はヘッド16の回転 を充分に妨げられるものになっている。しかしながら、脆く砕けやすい材料が粉 砕されているとき、摩擦によって、ヘッドのかすかな動きが妨げられることはな い。 シール70はほこりや水分や化学物質を取り除きそして潤滑油を留めておく。 それはまた、ライニング95の摩擦面とそして面75とに生じる抵抗力を粉砕ヘ ッド16に伝達することによって、粉砕ヘッド16の自由な回転を防止する。 以後は図3を参照すると、図1と2の粉砕機10の部品に対応するものは、同 じ参照番号に100を加えた数で示される。 図3の粉砕機110では、システム112は環状の弾性シール170を有し、 このシールはその上部の周縁にビード172を、そしてその下部の周縁にビード 173を形成する。上部の把持組立体176と、下部の把持組立体177と、そ してこれらの組立体176および177の間に延びている、間隔をおいて周囲に 配置されている幾つかのばね178によって、シール170は、ヘッド116の 基底面174と下部の支持フレーム118aの面175に対して取り付けられて いる。 上部の組立体176は、上部の締付けプレート179と下部の締付けプレート 180とを有し、各々は共に環状をなしている。弾性シール170のビード17 2は各プレート179および180のそれぞれの溝内に配置されており、これら のプレートはビード172を保持するために、ねじ181によってしっかりと互 いに固定されている。プレート179は、ばね178がはめ込まれている内側の 縁を形成するために、プレート180より小さい内径を有する。プレート179 の上面に接着される環状の摩擦ライニング182があり、このライニングはばね 178のバイアスによってヘッド116の面174に摩擦ばめされている。 下部の組立体177は、上部の締付けプレート183と下部の締付けプレート 184とを有し、各々は共に環状をなしている。シール170のビード173は 各プレート183および184のそれぞれの溝内に配置されており、これらのプ レートはその間にビード173を保持するために、ねじ185によって互いに固 定されている。プレート184は、ばね178がはめ込まれる内側の縁を形成す るように、プレート183より小さい内径を有する。また、組立体177の回転 を確実にするために、プレート184はねじ186によって支持フレーム188 aの面175に固定されている。 粉砕機110が作動しているとき、支持フレーム118aは静止している。し かし、ヘッド116は駆動システム140を介して旋回するように作られている 。ヘッド116の面174との摩擦連結は、チャンバ160が空の間はヘッド1 16の回転を防止する。しかし、この連結は、ライニング182上における面1 74の滑動によって、チャンバ160内での材料の粉砕中にヘッド116がいく らか回転するのを許容するようなものである。ヘッド116が支持フレーム11 8a上で旋回するとき、ヘッド116の面174と支持フレーム118aの面1 75との間の間隔の変動によって、ばね178は伸びたり縮んだりする。チャン バ160が空の間、ヘッド16を回転しないように維持するのに充分な水準の摩 擦力を発生させるために、ライニング182を面174にしっかりと接触させて おくことができる十分な平均的力を供するために、摩擦ライニング182におい てかつシール170において、ばね178もまた、組立体176のプレート17 9および180内の慣性の力に打ち勝てるようなものになっている。ライニング 182とプレート179および180がヘッド116と共に回転する傾向は、シ ール170とばね178により抵抗されるが、ただしある場合には、この抵抗は 滑りキーを備えた制動機構によって増大させることも可能である。 全体の効果は、組立体177の締付けプレート183および184が静止状態 を保つことができ、そしてシール170のビード173を締め付けて静止状態に しておけることである。ばね178はその最下端において静止状態を保ち、そし てライニング182と面174との接触状態を保つために、これらのばねは伸び たり縮んだりする。組立体176のプレート179と180はビード172を締 め付け、そして回転することなく、ヘッド116と共に旋回する。 駆動機構からあらゆるほこりや水分を除去しそしてこの機構内に潤滑油を留め ておくために、シール170は、粉砕機110の外部の部品とその内部の駆動機 構との間に、可とう性の完全な障壁を形成する。 図1と2の実施態様の構造は、図3の実施態様の利点を越える幾つかの利点を 有している。すなわち、 1.シール70のトップヘッド72を粉砕ヘッド16の下の位置に保持するのに 、1つの締付けプレート90が必要なだけである。これは、ヘッド16と共に動 く部分の質量(重量)が減少し、それだけ慣性力も減少することを意味する。こ のようにして、ボルト絞めと締付けの力が全て減少し、そして粉砕機10の動く 部分によって生じる振動も減少する。 2.ばね97は慣性力を越えないので、寸法もコストも小さくなる。粉砕機のヘ ッド16が旋回する度にばね97は伸びたり縮んだししないので、その寸法、重 量およびコストを低下させることができる。 3.図3の配置では、比較的に激しい旋回運動によって壊れたばね178が外れ て、その壊れた鋭い先端がシール170に孔をあける恐れがあり、そのためにほ こりが入り込んだり、潤滑油が漏れたりすることがある。図1と2の実施態様で は、ばねの周期的な収縮や伸長がないので、ばね97が壊れる恐れは、可能性と して実質的に減少する。これらのばねは当初収縮され、そしてその後は静止して いる。ばね97の破損という非常に起こりにくい出来事がたとえ起こったとして も、壊れたかけらはシール70に損傷を与えずに恐らくその場に留まるであろう 。 4.締付けプレート93と摩擦材のライニング95は粉砕機10の下部の支持フ レーム18aと圧力プレート96の間で二重に圧せられる。これは摩擦効果を増 大させ、そしてより軽いばねの使用を可能にする。 5.シール70は、ヘッド16の回転を制御するために、下部のビード73から 上部のビード72に摩擦力を伝達する。たわみ性を減少させる必要なしに、適宜 な織布でシール70を補強することによって所望の大きさの力を伝達することが できる。 しかし、図3の実施形態に勝る図1および2の実施形態のこうした利点にも係 わらず、図3の実施態様は非常に効果的でかつ堅実なエンジニアリングの実施で あって、他の実施形態に匹敵する性能で機能することが可能である。 最後に、本発明の精神または範囲から逸脱しない限り、上述の諸部品の構造お よび配置には様々な変更や修正および/または追加が可能であることは、ご理解 願いたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 シャノン、ジェイムズ、ウィリアム オーストラリア国 6015 ウエスタン オ ーストラリア シティー ビーチ パンド ラ ドライヴ 49 【要約の続き】 の第1の縁を取り付けるための固定手段と、弾性部材の 第2の縁の周囲に備えられている環状の摩擦材と、そし てヘッドの環状の部域と固定構造の環状の面のうちの他 方に摩擦材を摩擦接触させるためのバイアス手段とが含 まれる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.脆いすなわち砕けやすい材料を粉砕するための旋動粉砕機であって、該旋 動粉砕機には、 粉砕される材料を受け入れるためのチャンバと、該チャンバの基底にて、粉砕さ れた材料を送り出すことができる送出し開口とを形成するボウルと、 前記ボウルの中心軸に対して偏っている位置で該ボウル内に取り付けられている 粉砕ヘッドと、そして 前記中心軸に対して傾斜しておりかつ前記中心軸と交差している旋回軸を中心に して前記粉砕ヘッドに旋回運動を与えるために前記ボウル内で前記粉砕ヘッドを 駆動させるための駆動組立体とが含まれ、 前記チャンバに受け入れられた脆いすなわち砕けやすい材料は前記粉砕ヘッドの 旋回運動によって前記ボウルの内側の周囲面と前記粉砕ヘッドの外側の周囲面と の間で粉砕され、該旋動粉砕機にはそのほかボウルと旋回軸に対する前記粉砕ヘ ッドの回転を制止するためのシステムが含まれており、 前記システムには、 (i)前記粉砕ヘッドの下部の環状の周囲の部域と前記旋動粉砕機の固定構造の 環状の面との間に配置されている環状の弾性部材であって、前記の固定構造の環 状の面は前記部域から間隔を置いて配置されておりかつ前記部域とほぼ同軸であ る環状の弾性部材と、 (ii)前記粉砕ヘッドの前記環状の部域と前記固定構造の前記環状の面のうち一 方に前記弾性部材の第1の縁を取り付けるための固定手段と、 (iii)前記弾性部材の第2の縁の周囲に備えられた環状の帯の摩擦材と、 そして (iv)前記粉砕ヘッドの前記環状の部域と前記固定構造の前記環状の面のうちの 他方に前記摩擦材を摩擦接触させるためのバイアス手段と、 が含まれる旋動粉砕機。 2.前記チャンバ内に粉砕される材料がない状態で前記粉砕ヘッドが旋回して いる間、前記バイアス手段は前記ボウルと前記旋回軸に対して前記粉砕ヘッドが 回転するのを制止するのに十分な前記摩擦接触を行うように動作することができ 、粉砕作業中は、前記摩擦材と、前記粉砕ヘッドの前記環状の部域と前記固定構 造の前記環状の面のうちの他方との間における滑動によって前記ボウルと旋回旋 回軸とに対する前記粉砕ヘッドの回転を可能にする請求項1に記載の旋動粉砕機 。 3.前記ボウルおよび前記旋回軸に対する前記粉砕ヘッドのどのような回転に よっても、前記摩擦材と前記固定構造との間における滑動によって前記弾性部材 が前記粉砕ヘッドと共に回転可能になるように、前記バイアス手段は前記固定構 造の前記環状の面に前記摩擦材を摩擦接触させ、前記固定手段は前記弾性部材の 前記の第1の縁を前記粉砕ヘッドの前記環状の部域に固定させているが、前記バ イアス手段の働きは回転を遅らせる傾向がある請求項1又は請求項2に記載の旋 動粉砕機。 4.前記バイアス手段は前記固定構造に取り付けられている請求の範囲第3項 記載の旋動粉砕機。 5.前記粉砕ヘッドのどのような回転によっても、前記摩擦材と前記粉砕ヘッ ドの前記環状の面との間における滑動によって前記固定手段が前記粉砕ヘッドと 共に回転することを制止されるように、前記バイアス手段は前記粉砕ヘッドの前 記環状の部域に前記摩擦材を摩擦接触させ、前記固定手段は前記弾性部材の前記 の第1の縁を前記固定構造の前記環状の面に固定させているが、前記バイアス手 段の働きは回転を遅らせる傾向がある請求項1又は請求項2に記載の旋動粉砕機 。 6.前記バイアス手段は前記環状の部域と前記環状の面との間に取り付けられ 、そして前記環状の部域と前記環状の面との双方に連結している請求項5に記載 の旋動粉砕機。 7.前記弾性部材の前記の第1の縁を固定するための固定手段は、前記の第1 の縁をしっかりと前記粉砕ヘッドまたは前記固定構造に締め付けるようにボルト 、ねじ、クリップまたは同様なものによって前記粉砕ヘッドまたは前記固定構造 の一つに対して固定されている、環状の1枚のプレートか、または環状をなす1 組の弓状のプレートである請求項1から6のいずれか1項に記載の旋動粉砕機。 8.前記弾性部材には前記の環状の1枚のプレートもしくは前記の1組のプレ ートで係合するビードが、および/または前記ビードと前記固定構造のうちの一 方で係合するビードが形成されることによって、前記弾性部材が前記固定手段か ら引き離されるように変形することが抑止されている請求項7に記載の旋動粉砕 機。 9.前記固定手段は重なり合っている1対の環状のプレートかまたは重なり合 っている環状を成す2組の弓状のプレートから成り、前記の第1の縁は前記の1 対のプレートまたは前記の2組のプレートの間で把持され、そしてこの組立体は 、ボルト、ねじ、クリップまたは同様なものによって前記粉砕ヘッドおよび前記 固定構造のうちの一つに対して固定されている請求項7に記載の旋動粉砕機。 10.前記固定手段は、前記弾性部材の前記第1の縁に埋め込まれるか、また は粘着もしくは熱シールで接着されている1枚の環状のプレートかまたは一組の 弓状のプレートを含み、前記の第1の縁と前記の1枚のプレートもしくは前記の 1組のプレートは、前記粉砕ヘッドおよび前記固定構造のうちの一つに対してボ ルト、ばね、クリップまたは同様なものによって固定されている請求項7に記載 の旋動粉砕機。 11.前記弾性部材は無孔性のものである請求項1から10のいずれか1項に 記載の旋動粉砕機。 12.前記弾性部材は、前記弾性部材の前記第2の縁において必要な摩擦材と して機能するのに適している材料から作られている請求項1から11のいずれか 1項に記載の旋動粉砕機。 13.前記摩擦材は、連続している環状であるか、または環状を成す1組の弓 状の部分から成る請求項1から12のいずれか1項に記載の旋動粉砕機。 14.前記弾性部材と前記摩擦材とはそれぞれ別の材料から成り、前記弾性部 材の前記の第2の縁は前記摩擦材に適宜に接着されているか、または熱融着され ている請求項1から11のいずれか1項に記載の旋動粉砕機。 15.前記摩擦材は、前記弾性部材の前記の第2の縁と前記摩擦材とを把持す るための把持手段を含む組立体の一部であって、前記摩擦材は前記把持手段に固 定されている請求項1から13のいずれか1項に記載の旋動粉砕機。 16.前記把持手段は、前記弾性部材の前記第1の縁に埋め込まれるか、また は粘着もしくは熱シールで接着されている1枚の環状のプレートかまたは一組の 弓状のプレートを少なくとも含み、前記の第1の縁と前記の1枚のプレートもし くは前記の1組のプレートは、前記粉砕ヘッドおよび前記固定構造のうちの一つ に対してボルト、ばね、クリップまたは同様なものによって固定されている請求 項15に記載の旋動粉砕機。 17.前記バイアス手段は、前記摩擦材が摩擦接触させられる前記粉砕ヘッド の前記環状の部域および前記固定部材の前記環状の面のうちの一方に取り付けら れている請求項1から16のいずれか1項に記載の旋動粉砕機。 18.前記バイアス手段は前記環状の部域と前記環状の面との間に取り付けら れている請求項1から16のいずれか1項に記載の旋動粉砕機。 19.前記バイアス手段は、ある角度で間隔をおいて1列に配置されている幾 つかの圧縮ばねを含む請求項1から18のいずれか1項に記載の旋動粉砕機。 20.前記バイアス手段は、前記固定構造および前記粉砕ヘッドの前記環状の 面とほぼ同軸である、環状で波形のばねまたは螺旋形のばねのような、単一の環 状のばねからなる請求項1から18のいずれか1項に記載の旋動粉砕機。 21.前記バイアス手段は、前記摩擦材と、前記摩擦材が摩擦接触される前記 粉砕ヘッドおよび前記固定構造のうちの1つによって形成されているショルダと の間に取り付けられている請求項20に記載の旋動粉砕機。 22.前記バイアス手段と前記摩擦材との間に1つの環状の圧力プレートまた は環状をなす1組の弓形の圧力プレートが配置され、前記バイアス手段によって 付与されるバイアスは前記の1つの圧力プレートかまたは前記の1組のプレート を介して前記摩擦材に付与される請求項21に記載の旋動粉砕機。
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