JPH10503743A - 高性能スタッカ／分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 高性能コンベヤ装置は、圧力シーラやその他のビジネスフォーム製造装置や取り扱い装置と共に使われて効果的にビジネスフォームを取り扱い、仕事別に分類されたり、高性能なアウトフィードを実施する。インフィードコンベヤ（１１）は第一の水平運搬表面（１５）を有し、両ホイールの下流に位置するアウトフィードコンベヤ（１２）と共に、ビジネスフォームを第一の方向の１対の掴みホイール（１３、１４）に送るが、このアウトフィードコンベヤもビジネスフォームを第一の方向に送るものであって、第二の水平な運搬表面（１７）を有している。掴みホイールは駆動され、上部掴みホイール（１３）と底部掴みホイール（１４）を有し、それらの間に掴みを有する。底部掴みホイールは、掴みよりもアウトフィードコンベヤに近い位置に最上部周縁部表面を有している。遷移要素（２８）（低摩擦棚のような）は、底部掴みホイールの最上部周縁部表面よりも低い位置にあるビジネスフォーム支持表面を有し、掴みホイールとアウトフィードコンベヤの間に位置している。センサは、この遷移要素の上にビジネスフォームが積み重なるとそれを感知して、制御装置を介して、アウトフィードコンベヤ（好ましくは、１対のローラ（５０、５１）と、その回りを包んでいる多くのコンベヤテープ又はベルト（５２）を有している）の動きを制御して、ある時間間隔でビジネスフォームを運搬する。インフィードコンベヤは、キャリッジ（７０）の上に設置された運搬要素（エンドレスのコンベヤテープ又はベルトを有したローラ（６０、６１）などの）を有しており、このキャリッジ（７０）は、インフィード端部に於いて回転させられて、垂直軸（７６）を中心に回転する。アウトフィード端部は、キャリッジとピン／スロットで結合しているステッパーモータによって、一般的に直線的に移動させられる。

Description

【発明の詳細な説明】 高性能スタッカ／分離装置 発明の背景と要約 ビジネスフォームの高性能な運搬又はスタッキングを行うことが望まれている 場合、ビジネスフォームの製造又は取り扱いに関して多くの様々な状況が考えら れる。例えば、イリノイ州のレイクフォレストの会社、ムーアビジネスフォーム （Ｍｏｏｒｅ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ Ｆｏｒｍｓ）により供給されるムーア４８０ ０圧力シールシステムは、圧力シールの郵便タイプのビジネスフォームであって 、これは製作されると、アウトフィードコンベヤに運搬される。十分な数のフォ ーム（例えば、典型的には、少なくとも２０インチ、好ましくは、サイズ、重量 、フォールドタイプ、及びインサートのある無しによって変わるが、約２フィー トのスタック）を収容出来る大きさで、機械が動いている時でも搬出することが 出来るアウトフィードを有することが望ましい。 多くの様々なスタッカが、米国特許第５、４０９、２０７号（その開示はこの 明細書中に参照として取り上げている）に開示されている様なシステムと一緒に 使用されてきた。その他のスタッカの中には、ムーア７４００とよく似た動力式 ドロップスッタカがあるが、これによ れば、フォームは、棚ユニットに積み重ねられ、センサにまで達すると、このセ ンサはその棚ユニットを下降させる。この様なシステムで使用されてきた第三の タイプのスタッカは、スプリングで載荷するスタッカがあり、２本のロッドの上 に搭載されたプラットフォームを使用するもので、プラットフォームは水平状態 を保っているが、ユニットが下方に揺動する。しかし、これらのスタッカはすべ てある状況に於いては、多くの不満足な点を包含していて、又、それらの装置を 、圧力シーラやその他のビジネスフォーム製造又は取り扱い装置と、そのアウト フィードコンベヤとの間に配置されるジョブセパレータなどの、簡単ではあるが 、効果的なジョブセパレータと統合することが困難である。 本発明によれば、簡単で信頼の置ける方法で、少なくとも２０インチほどフォ ームの積み重ねることを可能にしかつ、機械が動いている時にも搬出することが 出来て、さらにこの装置の上流に位置している効果的なジョブセパレータと簡単 に統合出来るシステム、配送機構及び方法が提供される。 本発明の１つの局面によれば、ビジネスフォームの為の高性能コンベヤ装置が 提供される。この装置によってどんなタイプのビジネスフォームも取り扱うこと が可能であり、例えば、内容物が入っているもの、又は内容物の入っていない郵 便タイプのビジネスフォームや、単一のシートのフォーム、折ってないフォーム 又は折ってあ るフォーム（例えば、Ｖ，ＺまたはＣ形の折り）、又は状況によっては、普通の 手紙であっても取り扱うことが可能である。この装置は次の要素から構成されて いる：第一の運搬表面を有して、フォームを第一の方向に搬送するためのインフ ィードコンベヤ。第二の運搬表面を有して、フォームを第一の方向に搬送するた めのアウトフィードコンベヤ。インフィードとアウトフィードコンベヤの間に位 置しており、インフィードコンベヤからのビジネスフォームを受け取り、そのビ ジネスフォームを第一の方向のアウトフィードコンベヤへ向けるための１対の掴 みホイールであって、その１対の掴みホイールは、上部掴みホイールと底部掴み ホイールを有して、かつその両者の間に掴みを保持し、その底部掴みホイールは 、掴みよりもアウトフィードコンベヤに近接した最上部周縁部表面を有している 。更に、遷移要素であって、これは掴みとアウトフィードコンベヤの間に位置し ており、この遷移要素は底部掴みホイールの最上部周縁部表面よりも低いフォー ム支持表面を有している。 遷移要素は棚から構成されており、この棚は最上部表面を有し、低摩擦材料で 作られているフォーム支持表面を有している。例えば、この棚（その最上部表面 を有している）はステンレススチールで作られており、その最上部表面はポリテ トラフルオロエチレンで作られているか、ポリテトラフルオロエチレンの塗膜を 有している。又、典型的には、第一のセンサが、その遷移要素の上に フォームが積み重ねられるのを検知する為に設けられている。第一のモータは、 アウトフィードコンベヤを駆動する。制御装置はその第一のモータの動きを制御 して、第一のセンサがその遷移要素上にフォームが積み重ねられたことを検知す る時、遷移要素からフォームを運搬する。 第一の運搬表面は、典型的には、第二の運搬表面よりも低い水準に位置してお り、第一と第二の運搬表面の両者は略水平である。好ましくは、ビジネスフォー ムが移動して、第一の運搬表面から掴みまで案内されるところの傾斜した案内表 面が設けられる。好ましくは、掴みホイールは、第二のモータで駆動され、第一 のモータとは独立して制御される。上部掴みホイールは、掴みの位置に、スプリ ングで押しつけられて、下部掴みホイールと係合している。 アウトフィードコンベヤは、様々なタイプのものが考えられる。例えば、この アウトフィードコンベヤは、ある状況では、それと関連したプッシャ機構を有し たテーブルであっても良い。又は、その第二の運搬表面として、これはローラ、 ホイール、ボールベアリング、又はそれに類した運搬要素であっても良い。又は 、動力ローラ、ホイール、ボールベアリング、又はそれに類した動力の固定要素 又は様々なその他の従来の構造物などの様々な動力機構が使用可能である。しか し、好適な実施形態では、アウトフィードコンベヤは第一と第二のロールとを 有し、これらのロールの上を、複数のエンドレスのコンベヤベルト又はテープが 通過し、そのエンドレスベルト又はテープの最上部表面は第二の運搬表面を画定 している。第二の運搬表面は、遷移要素に隣接した第一の端部を有し、かつ遷移 要素から離れた第二の端部を有する。第二の運搬表面は、少なくとも約２０イン チの長さ（典型的には、少なくとも、約２フィートの長さ）である。つまり、第 二の運搬表面の第一と第二の端部の間の略水平な間隔は、少なくとも２０インチ である。第二のフォーム検知センサが、第二の運搬表面の第二の端部に隣接して 位置することが可能で、制御装置に入力する。このセンサは、適するタイプのも のであればどんなタイプのものでも良く、例えば、磁気タイプ、容量タイプ、電 磁タイプ、接触タイプ、或いはその他のほとんどすべての従来のセンサ構造が使 用可能である。しかし、好ましくは、このセンサは光学的センサであって、反射 タイプであるか、コンベヤの一方の側にエミッタを設け、反対側に検出器を設け たタイプ（つまり、光線透過形光学センサ）のいづれかである。 インフィードコンベヤも、アウトフィードコンベヤに関して上記の如く、様々 なタイプであっても良い。然し、好ましくは、このインフィードコンベヤは、第 三のモータで駆動されるジョブセパレータを有する。本発明で使用可能な様々な ジョブセパレータ構造は、米国特許第５、２３８、１６４号及び第５、２６５、 ７３１号（これら の開示は参照として、この明細書中に引用されている）の中に示されている。 好適な形態に於いては、本発明のジョブセパレータとフィードコンベヤは第三 のモータによって駆動され、キャリッジの上に設置された動力コンベヤ要素を有 しており、このコンベヤ要素は、掴みホイールから離れた第一のインフィード端 部と、掴みホイールに隣接した第二のアウトフィード端部を有し、その第一の端 部に隣接して回転可能に設置され（垂直回動軸の回りの運動の為に）、第二の端 部の付近で略直線的に可動であって、その第二端部の垂直回動軸の回りを回転す ることが可能である。掴みホイールは、その様な構造と一緒に使用するのに特に 好ましいが、その理由は、フォームが第一の方向に運搬された時、掴みホイール は、積極的にそのフォームを掴み、一旦フォームを掴んでしまうと、ジョブセパ レータコンベヤが始動しても、掴みホイールが掴んだフォームをシフトさせる（ ジョブセパレーション動作を開始する）動作がどんな形であれ影響されることは なく、正常な分離が行われ、フォームが再び一緒になることを防止して、分離さ れたフォームが、コンベヤが移動するにつれてごちゃごちゃになることがないよ うに十分な間隔を保って運搬される高性能なアウトフィード動作が可能になる。 新規なインフィードコンベヤを使用する本発明の特異なコンベヤシステムも、 次の要素から構成されて提供さ れる。第一のモータによって駆動されるジョブセパレータインフィードコンベヤ であって、第一の運搬表面を有して、フォームを第一の方向に運搬する。第二の 運搬表面を有するアウトフィードコンベヤであって、フォームをその第一の方向 に運搬する。インフィードとアウトフィードコンベヤの間にある遷移部分であっ て、インフィードコンベヤからアウトフィードコンベヤにフォームを運搬するも のであって、第一の運搬表面と第一の方向とは略水平である。ジョブセパレータ のインフィードコンベヤは、次の要素から構成される：第一のモータによって駆 動され、キャリッジの上に設置された少なくとも１個の動力コンベヤ要素であっ て、第一のインフィード端部と第二のアウトフィード端部を有する；又、第一の 略垂直な軸の回りの回転運動の為に、第二の端部よりも第一の端部に近接してい る、キャリッジを回転可能に設置する為の手段と；キャリッジを略直線的に移動 させる手段であって、第一の方向と略鉛直な第二の略水平方向に於いて、そのキ ャリッジの第二の端部に隣接しており、その結果、キャリッジは第一の略垂直な 軸の回りを回転することになる。 キャリッジを略直線的に移動させる為の、このキャリッジの第二の端部に隣接 した手段は様々な構造によって構成される。例えば、１個以上のソレノイド、１ 個以上の空気圧又は油圧ピストン／シリンダ装置、移動ナットを有する１個以上 の回転ネジ、又はその他の様々な従来 技術の略直線アクチュエータ（キャリッジの略直線運動に引き続いて起こる回転 運動を収容するために結合されている）などがある。しかし、本発明の好適な形 態に於いては、キャリッジを略直線的に移動させる第二の端部に隣接した手段は ：軸と、その軸に対して略鉛直に延びているアームとを有すステッパーモータと ；細長いスロットを有する第二の端部に隣接したキャリッジのスロットを設けた 部分と；アームとスロットの間のコネクタであって、軸の回転を第二の方向への キャリッジのスロットを設けた部分の略直線的な運動に転換するコネクタとを有 する。 キャリッジを回転可能に設置する手段は、また同様に、様々な構造を有するこ とが可能で、適当であるキャリッジの上、下又はその横に位置していてもそれに 関係なく、ほとんどすべての従来技術の回転装置であっても良い。しかし、１つ の特に好ましい回転可能に設置する手段は、キャリッジの下の位置からキャリッ ジに嵌合するべく延びている略垂直な軸と、その軸とキャリッジとの間を協働す る適するベアリング手段とを有しているものであって、そのベアリング手段は、 様々なタイプのベアリング手段であって良く、例えば、スラスト、ローラ、ニー ドル、又は低摩擦固定表面ベアリングなどがある。 本発明の別の態様によると、それぞれが前縁と後縁を有するビジネスフォーム を搬送する方法であって、上部掴みホイールと下部掴みホイールとを有し、それ らの間 に掴みを有する駆動される１対の掴みホイールであって、その下部掴みホイール はその掴みの垂直方向に対して上方に上部周縁部表面を有し、第一の方向に、掴 みから水平方向に間隔をとって設置されている構造の掴みホイールを使用して搬 送する方法を提供する。この方法は：（ａ）掴みホイールに向かって第一の方向 にビジネスフォームを移動することと；（ｂ）掴みホイールでビジネスフォーム を把握して、そのビジネスフォームの後縁が掴みを通過する迄、第一の方向にそ のフォームを移動させ続けることと；（ｃ）フォームが掴みを通過して、フォー ムの後縁が第一の方向に移動し続けて、掴みを通過し終わった後、遷移位置に向 かって下方に移動した後、フォームの後縁を下部掴みホイールの上部周縁部表面 と嵌合させることと；（ｄ）遷移位置から第一の方向にフォームを移動させるこ ととを含む方法である。 ステップ（ｄ）は、時間的間隔を置いて、遷移位置のフォームの積み重ね状態 を検知する（例えば、光学的センサを使用して）ことに応答して実施することが 出来る。低摩擦表面は、遷移位置に設けることが可能で、その位置にフォームが 積み重ねられる。ステップ（ｃ）は、その積み重ねが検知される迄、低摩擦表面 に沿って順々にフォームを移動させる為に実施することが出来る。ステップ（ａ ）を実施する間にフォームが第一の方向に移動されるよりも少し早い速度（又は 、同じ速度）で、第一の方向にフォームを移動させる為にステップ（ｂ）を 実施することが出来る。ビジネスフォームは、どんなタイプのものでも可能であ るが、本発明の好適な実施例では、ビジネスフォームは圧力シーラでシールされ た圧力シールされたビジネスフォームであって、ステップ（ａ）は、圧力シーラ から順々にフォームを移動させる為に実施することが出来る。 本発明は、また、ビジネスフォームの配送機構それ自体に関するものでもある 。その配送機構は次の要素から構成される。つまり、ビジネスフォームを受け取 って、そのビジネスフォームを第一の方向に送達する為の１対の掴みホイールで あって、１対の掴みホイールは、上部掴みホイールと底部掴みホイールとを有し 、その間に掴みを有しており、底部掴みホイールは、掴みの上であって、第一の 方向に掴みの下流に位置する最上部周縁部表面を有する構造の１対の掴みホイー ルと；第一の方向に掴みの下流に位置しており、フォーム支持上部表面を有して いる棚であって、棚の上部表面は底部掴みホイールの最上部周縁部表面よりも低 い位置である構造の棚とを有する。ホーム支持表面は、低摩擦材料から作られて いて、例えば、ステンレススチール（棚全体はステンレススチールで構成するこ とが出来る）又は、テフロン（Ｔｅｆｌｏｎ）（登録商標）を塗布されているか 、その材料で構成することが出来る。 本発明の主要な目的は、高性能なアウトフィード及び／又はジョブセパレーシ ョン機能を有する効果的で多機 能な配送及び積み重ねを可能にすることである。本発明のこれとその他の目的は 、本発明の詳細な説明を精査することと添付した請求の範囲とにより明らかにな るものである。 図面の簡単な説明 図１は、本発明のコンベヤ装置の例としてのインフィードコンベヤと、掴みホ イールと、アウトフィードコンベヤの部分とを、圧力シーラとの概略の関係に於 いて示す概略側面図である。 図２は、図１と同様に、掴みホイールと例としての高性能アウトフィードコン ベヤを示す図である。 図３は、図１と２に示した装置のインフィードコンベヤとアウトフィードコン ベヤの間でビジネスフォームを配送している状態を示す詳細側面図である。 図４は、図１と３に示した装置の掴みホイールとアウトフィードコンベヤの間 の遷移要素として使用される例としての棚の部分の斜視図である。 図５は、図１に示した構造の上面図である。 図６は、図２で示した構造の上面図である。 図７、８は、多くの詳細な点と基盤となる構造を明確に図示する為に取り外し 、例となるジョブセパレータのシフト動作が、図１、４に示した特定のインフィ ードコンベヤを使用してどのように行われるのかを示す概略上面図である。 図９は、本発明の例となる実施形態に於けるセンサ、モータ、及び制御装置の 間の関係を示すブロック図である。 図１０は、図１、３、５、及び６に示す構造に使用可能な掴みホイールの間の 特定な関係を示す詳細側面図である。 図１１は、図１０の掴みホイールが如何に駆動されるかを示す、一部断面図、 一部立面図である詳細側面図である。 図面の詳細な説明 図１から３、５及び６の１０に本発明の高性能コンベヤの概略を示すが、この 主要構成要素として、インフィードコンベヤ１１、アウトフィードコンベヤ１２ 及び一 対の掴みホイール１３、１４を有する。インフィードコンベヤ１１は、第一の略 水平な運搬表面１５を有し、ビジネスフォームを第一の方向１６に供給するため にあり、アウトフィードコンベヤ１２は、略水平な第二の運搬表面１７を有して おり、これもビジネスフォームを前記の方向１６に供給する。圧力でシールした 郵便タイプの複数のビジネスフォームの概略が図１ないし３の１８で示されてい るが、ビジネスフォームは積み重ねられていて、これは間歇的に、第二の運搬表 面１７に沿って第一の方向１６に移動させられる。 図１、３で最も明確に示される様に、第一の運搬表面１５は、第二の表面１７ よりも低く（より低い垂直レベル）、傾斜案内表面２０は、第一の運搬表面１５ と重なり合っている案内表面の部分２１から、ニップ２２のすぐ下に、方向１６ において延在している。この傾斜案内表面２０は、ステンレススチールなどの低 摩擦材料で形成することが出来る。 図３において最も明確に分かるように、下部掴みホイール１４は、回転軸２３ を有しており、この回転軸は上部掴みホイール１３の回転軸２４から方向１６の 方向にずらして配置されており、その結果、回転軸２３、２４の間の想像線２５ は、表面２０に対して垂直に近く、また図３に示す様な所望する積み重ね状態に 於いては、ビジネスフォーム１８の方向に対して垂直に近い状態となる。掴みホ イール１３、１４の相対的な位置が意味して いることは、下部掴みホイール１４の最上部周縁表面２６は、ニップ２２に対し てそれよりも垂直方向に上に位置しており、方向１６の方向に、ニップよりもア ウトフィードコンベヤ１２により近接した位置にあることである。最上部周縁表 面２６の下流（方向１６の方向）で、僅かに（例えば、典型的には１／２インチ 以下）その下に遷移要素２８のフォーム支持表面２７が設置されている。遷移要 素２８によって、ニップ２２とアウトフィードコンベヤ１２の第二の運搬表面１ ７の間のフォーム１８の移動が可能になる。 遷移要素２８は様々な構造が可能であるが、図面に示す（特に、図３ないし５ を参照）好適な形態では、棚と、棚の最上部であるフォーム支持表面２７とで構 成されている。図４、５で分かるように、棚２８は、棚２８をアウトフィードコ ンベヤ１２のフレーム３０に搭載するための搭載部分２９を有することが出来る 。図３、４で分かる様に、前縁部と後縁部３１、３２はそれぞれ、僅かにカーブ した面取り部から構成されており、その結果、前縁部と後縁部３１、３２は下部 掴みホイール１４と運搬表面１７に対して、それらと干渉することもなく、出来 るだけ接近して設置されている。 運搬表面２７は、好ましくは低摩擦表面である。例えば、遷移要素／棚２８は 、その表面２７を含めて、ステンレススチールで作られており、又は、別の材料 で作られ／又はポリテトラフルオロエチレンの塗膜か、その層 か、又は別の構造を最上部表面２７に有することも出来るし、或いは、その他の 低摩擦材料を使うことも出来る。 上記の、図１、３及び５に最も明確に図示した様に、要素１３、１４、２８、 １７の特定な形状と特定な配置は、フォームを正しく運搬するために特に有利で ある。フォーム１８の前縁部３３（最左端フォーム１８に関して図３を参照）が ニップ２２に進入した時、掴みホイールは本質的にそのニップ２２に圧力を加え るので、それは掴みホイール１３、１４によって積極的に把握される。もし掴み ホイール１３、１４に電源が入れられると、−希望する様に、インフィードコン ベヤ１１と同じ速度であるか、それより少しだけ早い速度で（図３に示す回転方 向３４、３４’を参照）−フォームは積極的に、一般的には上向き方向であって 、方向１６の方向に運搬される。フォーム１８の後縁部３５がニップ２２を離れ ると、それは下部掴みホイール１４の最上部周縁表面２６によって、方向１６の 方向に移動され続け、最初は上向きに、次に下向き移動して、遷移要素２８の最 上部表面２７と少し嵌合する。これによって、フォームがアウトフィードコンベ ヤ１２に運搬されるのが確実になるだけでなく、フォーム同志の適当な分離を保 持して、フォームが再び合体するのを防止して、感知可能なフォームの積み重ね が可能になる。 好ましくは、第一のセンサ３６（図３、６を参照）が、遷移要素２８の上のフ ォームの積み重ねを感知する為に 設置されている。好ましくは、センサ３６は、図３に示す位置を占めていて、つ まり、下部掴みホイール１４の最上部周縁表面２６の上であってその右にであり 、遷移要素２８の前縁部３１の上であって、それより少し右に位置している。セ ンサ３６は、磁気タイプ、容量性タイプ、静電気タイプ、触覚タイプ等の適する タイプならどんなタイプでも良い。好ましくは、それは、光線透過形光学センサ 又は反射性光学センサから構成されている。光線透過タイプは図６に示されてお り、一方の側にはエミッタ（３６）が設けてあり、他方の側には検出器（３６’ ）が設けてある。センサ３６は、−従来のコンピュータタイプ制御装置３７（図 ９を参照）を通して−モータを制御して、アウトフィードコンベヤ１２を、後で 述べるように、駆動する。 もっと前で示される様に、好ましくは、掴みホイール１３、１４が駆動されて 、このホイールの掴み動作は、好ましくは、軽いスプリング圧力によって加えら れる。好ましい掴みホイール構造は、図１０、１１に概略が示されている。図１ ０は、下部掴みホイール１４の回転軸画定軸２３を受ける金属バー４０を示して おり、この金属バーは、上部掴みホイール１３の回転軸画定軸２４を受けるスロ ット４１を有している。ホイール１３、１４の周縁部がお互いに嵌合して、ニッ プ２２を画定すると、軸２４はスロット４１の”基底”端４２から少し離れるが 、それはコイルスプリング４３の様な従来の適当な偏 り手段によってその端部４２の方向に（軸２３の方向に）偏らされる。このコイ ルスプリング４３は、スロット４１の中を往復運動するように案内され、軸２４ の周縁部に合致している低摩擦ブロック４４を介して軸２４に嵌合している。同 様なバー４０などが、ホイール１３、１４の別の側に設けられている。 図１１は、下部掴みホイール１４が設置され、駆動される１つの形態を概略的 に示している。軸２３が従来の適当なベアリング４５を介して延びており、軸の 端部にプーリ、スプロケット又はギア４６を有しており、このプーリ、スプロケ ットまたはギアは、従来技術のモータ（例えば、電気モータ）４７に作動的に（ 例えば、プーリ、チェーン、ギア又はギアトレーンによって）結合されている。 本発明の最も広い局面に於いて、アウトフィードコンベヤ１２は、適するもの であればどの様なコンベヤ装置からでも構成することが出来、第二の運搬表面１ ７は、ローラや、ボールベアリングや、低摩擦表面や、その他の、プッシャー、 可動安全装置、駆動ブロック、チェーン又はその種のものと協働する様々な構造 によって形成される。しかし、本発明の好適な実施形態に於いて、アウトフィー ドコンベヤ１２は第一と第二のローラ５０、５１（例えば、図２を参照）から構 成され、これらのローラはこの回りに延びている複数のエンドレスのループコン ベヤベルトかテープを有している。ローラ５０、５ １の上のベルト又はテープ５２は第二の運搬表面１７を画定している。図５で分 かるように、支持テーブル構造５３はテープ又はベルト５２の上部部分のすぐ下 に静置されていて、その結果、テーブル５３も一部分、第二運搬表面１７を形成 している。図に示す実施形態では、第一のローラ５０は、例えば、図２の破線５ ４で示したベルトとプーリ装置を通してモータ３８によって駆動される。 運搬表面１７−遷移要素２８に隣接するその第一の端部からその反対端部まで −この反対端部は、一般的に図２、６の５５で示される−は、好ましくは、少な くとも約２０インチの長さがあり、好ましくは、２フィート以上あることが望ま しい。モータ３８は、制御装置３７の制御によって間歇的にかつ遷移要素２８の 上のフォーム１８の積み重ねに対するセンサ３６による感知に反応して作動する 。コンベヤ１２と協同で使用する為に安全装置は必要ないが、単にベルト５２の 上に乗る簡単な停止装置は、フォーム１８が単にベルト５２の上で頓挫してしま った場合の必要に応じて使用することが出来る。オペレータは、機械が動いてい る場合にでも、このフォームを取り除くことが出来る。好ましくは、−図２を見 れば分かるように−第二の端部５５に隣接して、反射タイプ又は光線透過形光学 センサなどの第二のセンサ５６が設置され、フォーム１８が、コンベヤ１２が完 全に一杯になるほど積み重なってしまった場合に感知する。前記 センサ５６は、−図９に概略的に示す様に−制御装置３７に入力すると、制御装 置３７は、モータ３８、モータ５７（−図１、２で概略的に示されたムーア（Ｍ ｏｏｒｅ）の現行の４８００圧力シーラシステムの様な圧力シーラ−を駆動する もの、以後に説明する様に、インフィードコンベヤ１１の為のモータ５８）の駆 動を停止することが出来る。加えて、或いはそれに代わって、センサ５６は制御 装置３７にデータを出力して、制御装置はインジケータ５９（光、ベル、及び／ 又はその他のインジケータ等の）を駆動して、アウトフィードコンベヤ１２を空 にする時間をオペレータに知らせる。 図に示した構成は好ましいものであるが、ムーア４８００システムからのフォ ームを受け取る為に、このアウトフィードコンベヤ１２は、そのすぐ先に設置し た直角屈曲部と協慟することが出来る。 インフィードコンベヤ１１は、どんなタイプのものでも適するものなら簡単な コンベヤ（アウトフィードコンベヤ１２に関して以前述べた様に）でよいが、ア ウトフィードコンベヤ１２（図５を参照）の様に、好ましくは、１対のローラ６ ０、６１から構成されて、これらのローラは、それらの回りに延びている複数の エンドレスのベルトまたはテープ６２を有しており、ベルト６２の最上部表面は 、第一の運搬表面１５を画定している。図５に概略的に示される様に、モータ５ ８は、図５に概略的に示される様に、チェーン、ベルト、又はギアなどを介し て、ローラ６０に接続されていて、水平軸（ローラ５０、５１と掴みホイール１ ３、１４の回転軸に平行な）の回りの回転を与える為にローラを駆動する。従来 のホールドダウンホイール、バー、またはその他の要素も、ビジネスフォームを ベルト６２の上に平らに保持する為にインフィードコンベヤ１０と協慟すること も可能である。例えば、ホールドダウン機構は、アーム６５の上に設置した１対 のホイール６４から構成され、このアーム６５（図１、５を参照）はピン６６に 取り付けられており、このピンは１個の細長いスロット又は複数のスロット６７ と支持機構又は複数の機構６８の中をスライドして、その結果、ホールドダウン ホイール６４は、第一の運搬表面１５に沿って調節可能となる。ホールドダウン ホイール６４は、重力によってフォーム１８を平らに保持することも、またはフ ォームはスプリングで押さえ付けるようにも出来る。 本発明の好適な実施形態では、インフィードコンベヤ１１はまたジョブセパレ ータから構成される。これは、好ましくは、本発明では、図１、５の参照番号７ ０で概略的に示される様に、全体のコンベヤ構造６０、６１、６２、５８をキャ リッジの上に設置することにより達成される。コンベヤ１１とキャリッジ７０は 、インフィードエンド７１とインフィードエンド７１の、第一の方向１６の方向 の下流に位置するアウトフィードエンド７２を包含している。ジョブセパレーシ ョン機能は、図１、 ７、８の７３に概略的に示す様に、キャリッジを回転可能に設置するための手段 と、図の７４で概略的に示すように、キャリッジを略直線的に移動させる為の手 段とを使用することによって提供される。 キャリッジ７０を回転可能に設置するための手段は、キャリッジ７０の上、下 又はその側面に設置した適当な構造のものならどんなものでも良い。例えば、ロ ーラベアリングは、キャリッジ７０の底面とある静止した表面の間に設置するこ とが出来るし、又は２個またはそれ以上のボールベアリング、ニードルベアリン グ、又はローラベアリング、青銅又はプラスチックのブッシング、又はそれに類 したベアリング装置などを包含する軸マウンティングを提供することも出来る。 マウンティングの上部とキャリッジの底の間には、キャリッジの重量を支える為 のある種類のスラストベアリングを設けることができ、又は軸を構造のサイドフ レームに設けることが出来、ベアリングは、ベアリングマウンティングの底と、 軸が突出している表面との間にスラストベアリングを有するキャリッジ７０の下 側に設置される。 図に示された実施形態に於いて、回転手段は、略垂直な軸７６（図１を参照） から構成され、これはベアリング７７を有しており、このベアリングはプラット フォーム７０の重量を支持するのに役立っている。また軸はブッシング７８−ボ ールベアリング、ローラベアリング、ニードルベアリング、青銅又はプラスチッ クスリーブ又 は適するものであればどの様なタイプのブッシングでもベアリングでも、−を有 しているが、このブッシングは、軸７６が略垂直軸７９の回りをプラットフォー ム７０に関して回転運動することを可能にしている。軸７６の別の端部は、支持 構造８０に静置されることが出来る。インフィードコンベヤ／ジョブセパレータ １１の反対端部７２に於いて、キャリッジ７０は、機構７４によって設置するこ とが可能である。 直線移動機構７４は、適するものならどんなタイプでも良い。例えば、それは 、１個或いはそれ以上のソレノイドであっても、１個又はそれ以上の空気圧又は 油圧ピストン／シリンダ装置であっても、移動ナットを有する１個又はそれ以上 の回転スクリュであっても、又はその他のタイプの直線駆動構造で構成されてい ても良い。しかし、図に示した好適な実施形態に於いて、構造７４は軸８３を有 し、軸８３に接続されたアーム８４（穿孔円であっても良い）を有したステッパ ーモータ８２を包含している。アーム８４（図３、特に図１を参照）の中に、コ ネクタ８６を受ける開口部８５がある。開口部８５は、アーム８４の中にある軸 ８３とはずれて位置している。コネクタ８６も、キャリッジ７０（特に、その下 部表面）のスロットが設けてある部分−延長部分８８−の中のスロット８７を通 過している。コネクッタ８６はナット８９とワッシャ９０（図３を参照）などで 、固定される。従って、コネクタ８６によって、プラットフォーム７０ のスロットが設けてある部分８８は第一の方向１６に対して略鉛直である第二の 水平方向９１（図５を参照）の方向に略直線的に移動することが可能で、その理 由は、コネクタ８６は、ステッパーモータ８２が回転する時、スロット８７に嵌 合しているからである。コネクタ８６とスロット８７の結合には十分な緩みがあ り、その為に、これらのパーツは相対的に移動可能となる。ステッパーモータ８ ２は、制御装置３７からの制御に呼応して１８０度の角度を回転して、図７と８ で示した位置の間をシフトして、フォーム１８を別々のジョブに分割する。 掴みホイール１３、１４が設けられていることは、今まで述べてきたインフィ ードコンベヤとジョブセパレータ１１の協働に理想的な状態である。なぜなら、 １つのフォーム１８が掴みホイール１３、１４に進入すると、フォーム１８に悪 影響を与えることなく、図７、８に示した位置の間でシフトが起こる。つまり、 フォーム１８は、正しい（以前の）グループに配達される。又、フォームを積極 的に掴む為の細長い領域を提供するが、シフト動作に影響を受けるとか、シフト 動作によって悪影響を受けるといったことは起こらない。 掴みホイール１３、１４は、インフィードコンベヤ／ジョブセパレータ１１と ある種類のアウトフィード機構（アウトフィードコンベヤ１２などの）との間の 遷移機構としては好ましいが、本発明のジョブセパレータの観点のうち最も広い 観点から見ると、その他の遷移要素も 使用することが可能である。例えば、インフィード要素とアウトフィード要素と の間に、プラットフォーム自体、（傾斜している場合と水平である場合でも）、 ガイドローラ又は米国特許第５、２３８、１６４号と第５、２６５、７３１号に 記載されている様なボールベアリングタイプの装置などをスライドさせる為の単 純な隙間があっても良いし、適したものであればどんな構造であっても使用する ことが可能である。 従って、本発明によれば、ビジネスフォームをビジネスフォーム製造又は取り 扱い構造から、ビジネスフォームを積み重ねてかつ、又は取り扱うアウトフィー ド機構に搬送する為の比較的簡単であるが効果的な機構が提供され、それと共に 、この機構と又はそれに類した構造物と共に使用出来るジョブセパレータも提供 されることが理解される。本発明は本明細書に示され、現在最も現実的でかつ好 適な実施形態であると思われる形で記述されているが、本発明の範囲内で、多く の形態変更が可能であることが当業者には自明のことであるが、この範囲は、均 等構造、構成、及び方法すべてを包含する添付した請求の範囲の最も広い範囲と 合致すべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，Ｓ Ｄ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ 【要約の続き】 るとそれを感知して、制御装置を介して、アウトフィー ドコンベヤ（好ましくは、１対のローラ（５０、５１） と、その回りを包んでいる多くのコンベヤテープ又はベ ルト（５２）を有している）の動きを制御して、ある時 間間隔でビジネスフォームを運搬する。インフィードコ ンベヤは、キャリッジ（７０）の上に設置された運搬要 素（エンドレスのコンベヤテープ又はベルトを有したロ ーラ（６０、６１）などの）を有しており、このキャリ ッジ（７０）は、インフィード端部に於いて回転させら れて、垂直軸（７６）を中心に回転する。アウトフィー ド端部は、キャリッジとピン／スロットで結合している ステッパーモータによって、一般的に直線的に移動させ られる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．第一の運搬表面を有して、フォームを第一の方向に運搬するためのインフ ィードコンベヤと； 第二の運搬表面を有して、フォームを第一の方向に運搬するアウトフィードコ ンベヤと； 前記インフィードコンベヤとアウトフィードコンベヤの間にあって、前記イン フィードコンベヤからのビジネスフォームを受け取って、そのビジネスフォーム を第一の方向において前記アウトフィードコンベヤへ仕向ける１対の掴みホイー ルであって、最上部の掴みホイールと底部の掴みホイールとを、その間に掴みを 有した状態で包含しており、前記底部掴みホイールは、前記掴みよりも前記アウ トフィードコンベヤに近い最上部周縁部表面を有する掴みホイールと； 前記掴みと前記アウトフィードコンベヤの間にあって、前記底部掴みホイール の最上部周縁部表面よりも低いフォーム支持表面を有する遷移要素と、を含む、 ビジネスフォームの為の高性能コンベヤ装置。 ２．前記遷移要素は、棚を有し、かつ前記フォーム支持表面は、前記棚の最上 部表面を有し、低摩擦材料で作られている、 請求の範囲１に記載のコンベヤ装置。 ３．前記棚は、その前記最上部表面を有しており、ステンレススチールで作ら れている、 請求の範囲２に記載のコンベヤ装置。 ４．前記棚の前記最上部表面はポリテトラフルロオエチレンの塗膜を有するか ポリテトラフルオロエチレンで作られている、 請求の範囲２に記載のコンベヤ装置。 ５．更に、前記遷移要素の上のフォームが積み重ねられているのを感知するため の第一のセンサと；前記アウトフィードコンベヤを駆動するための第一のモータ と；制御装置とを有し、該制御装置は、前記第一のセンサが前記遷移要素の上の フォームの積み重ねを検知した時に、前記遷移要素からフォームを搬送するよう に前記第一のモータを操作する、 請求の範囲１に記載のコンベヤ装置。 ６．前記第一の運搬表面は、前記第二の運搬表面よりも低い水準にあり、前記 第一と第二の運搬表面の両方とも略水平であって；さらに、ビジネスフォームが 移動して、前記第一の運搬表面から前記掴みまで案内される傾斜した案内表面を 有する、 請求の範囲５に記載のコンベヤ装置。 ７．前記掴みホイールは、第二のモータによって駆動され、かつ前記第一のモ ータとは独立して前記制御装置によって制御される、 請求の範囲６に記載のコンベヤ装置。 ８．前記上部掴みホイールは、スプリングで圧力を加えられて、前記掴みの位 置で前記下部掴みホイールと係合する、 請求の範囲７に記載のコンベヤ装置。 ９．前記アウトフィードコンベヤは、複数のエンドレスのコンベヤベルト又は テープが上を通過する第一と第二のロールを有し、前記エンドレスベルト又はテ ープの最上部表面は、前記第二の運搬表面を画定して；前記第二の運搬表面は前 記遷移要素に隣接する第一の端部と、前記遷移要素から離れた第二の端部とを有 するコンベヤ装置であって；前記第二の運搬表面は少なくとも約２０インチ長さ であって、前記第二の運搬表面の前記第一と第二の端部の間の略水平な隙間は、 少なくとも約２０インチである、 請求の範囲６に記載のコンベヤ装置。 １０．更に、前記制御装置に入力する為に、前記第二の運搬表面の前記第二の 端部に隣接した第二のフォーム感知センサを有する、 請求の範囲９に記載のコンベヤ装置。 １１．前記インフィードコンベヤは、第三のモータによって駆動されるジョブ セパレータコンベヤを有する、 請求の範囲１に記載のコンベヤ装置。 １２．前記第一の運搬表面と前記第一の方向は略水平であって；前記ジョブセ パレータインフィードコンベヤは：前記第三のモータによって駆動され、キャリ ッジの上に設置されており、前記掴みホイールから離れた第一のインフィード端 部と、前記掴みホイールに隣接した第二のアウトフィード端部とを有する駆動さ れるコンベヤ要素と；第一の略垂直軸の回りを回転運動する為に、前記第二の端 部よりも前記第一の端部に近い、前記キャリッジを回転可能に設置する手段と； 第一の方向に対して略鉛直である、第二の略水平方向にある前記第二の端部に隣 接した前記キャリッジを略直線的に移動させ、その結果、前記キャリッジを前記 第一の略垂直軸の回りに回転させる手段と、を有する、 請求の範囲１１に記載のコンベヤ装置。 １３．前記キャリッジを略直線的に移動させる前記第二の端部に隣接した前記 手段は：軸と、その軸に対して略鉛直に延びているアームとを有すステッパーモ ータと；細長いスロットを有する前記第二の端部に隣接した前 記キャリッジのスロット部と；前記アームと前記スロットの間のコネクタであっ て、前記軸の回転を前記第二の方向への前記キャリッジのスロット部の略直線的 な運動に転換するコネクタと、を有する、 請求の範囲１２に記載のコンベヤ装置。 １４．前記キャリッジを回転可能に設置するための前記手段は、前記キャリッ ジの下の位置から、前記キャリッジに係合すべく延びている略垂直な軸と、前記 軸とキャリッジの間を協働するベアリング手段とを有する、 請求の範囲１２に記載のコンベヤ装置。 １５．前記駆動されるコンベヤ要素は、１対のロールと前記ロールの周囲に配 置された複数のエンドレスのコンベヤテープ又はベルトとを有し、前記ロールの 少なくとも１つは前記第三のモータによって駆動され；前記エンドレステープ又 はベルトの最上部表面が前記第一の運搬表面を画定する、 請求の範囲１２に記載のコンベヤ装置。 １６．前記第一の運搬表面は、前記第二の運搬表面よりも低い水準に位置して おり、前記第一と第二の運搬表面の両方は略水平であって；更に、ビジネスフォ ームが移動して、前記第一の運搬表面から前記掴みまで案内される傾斜した案内 表面を有する、 請求の範囲１に記載のコンベヤ装置。 １７．前記掴みホイールが駆動される、 請求の範囲１６に記載のコンベヤ装置。 １８．前記上部掴みホイールは、スプリングによって圧力を掛けられて、前記 掴みの箇所で前記下部掴みホイールと係合する、 請求の範囲１７に記載のコンベヤ装置。 １９．第一のモータによって駆動され、第一の運搬表面を有して、フォームを 第一の方向に運搬するためのジョブセパレータインフィードコンベヤと； 第二の運搬表面を有し、フォームを第一の方向に運搬する為のアウトフィード コンベヤと； 前記インフィードとアウトフィードコンベヤの間にあって、前記インフィード コンベヤから前記アウトフィードコンベヤにフォームを転送するための遷移部分 と、を含むビジネスフォームの為のコンベヤ装置であって、 前記第一の運搬表面と前記第一の方向は略水平であって、かつ、 前記ジョブセパレータインフィードコンベヤは：前記第一のモータで駆動され 、キャリッジの上に設置されて、第一のインフィード端部と第二のアウトフィー ド端部とを有する少なくとも１個の駆動されるコンベヤ要素と； 第一の略垂直な軸の回りの回転運動の為に、前記第二の端部よりも前記第一の端 部に近い、前記キャリッジを回転可能に設置する為の手段と；第一の方向に対し て略鉛直である第二の略水平な方向に於いて前記第二の端部に隣接している前記 キャリッジを略直線的に移動させ、その結果、前記キャリッジは、前記第一の略 垂直な軸の回りを回転する手段と、を含む、 ビジネスフォームの為のコンベヤ装置。 ２０．前記キャリッジを略直線的に移動させ、その前記第二の端部に隣接して いる前記手段は：軸と前記軸に対して略鉛直に延びているアームとを有するステ ッパーモータと；細長いスロットを有する前記第二の端部に隣接する前記キャリ ッジのスロット部と；前記アームと前記スロットの間のコネクタであって、前記 軸の回転運動を、前記第二の方向の前記キャリッジのスロット部の略直線的な運 動に転換させるコネクタと、を有する、 請求の範囲１９に記載のコンベヤ装置。 ２１．前記キャリッジを回転可能に設置する為の手段は、前記キャリッジの下 の位置から前記キャリッジに係合するべく延びている略垂直な軸と、前記軸とキ ャリッジの間で協働するベアリング手段と、を有する、 請求の範囲１９に記載のコンベヤ装置。 ２２．前記少なくとも１個の駆動されるコンベヤ要素は、１対にロールと前記 ロールの回りに配置された複数のエンドレスのテープ又はベルトを有し、前記ロ ールのうち少なくとも１つが前記第一のモータによって駆動され；前記エンドレ スのテープ又はベルトの最上部表面が前記第一の運搬表面を画定する、 請求の範囲１９に記載のコンベヤ装置。 ２３．それぞれが前縁と後縁を有するビジネスフォームを搬送する方法であっ て、上部掴みホイールと下部掴みホイールとを有し、それらの間に掴みを有する 駆動される１対の掴みホイールであって、その下部掴みホイールは、前記掴みの 垂直方向の上方に上部周縁部表面を有し、第一の方向に、前記掴みから水平方向 に間隔をとって設置されている構造の前記一対の掴みホイールを使用して搬送す る前記方法が： （ａ）前記掴みホイールに向かって前記第一の方向にビジネスフォームを移動 させ； （ｂ）前記掴みホイールで前記ビジネスフォームを把握して、そのビジネスフ ォームの後縁が前記掴みを通過する迄、前記第一の方向にそのフォームを移動さ せ続け； （ｃ）フォームが前記掴みを通過して、前記フォームの後縁が前記第一の方向 に移動し続けた後、下方に、遷移位置に向かって、前記掴みを通過した後、前記 フォー ムの後縁を前記下部掴みホイールの上部周縁部表面と係合させ；及び、 （ｄ）前記遷移位置から前記第一の方向に前記フォームを移動させる、ステッ プを含む、 ビジネスフォームを搬送する方法。 ２４．前記ステップ（ｄ）は、時間間隔を置いて、遷移位置のフォームの積み 重ね状態を検知することに応答して実施される、 請求の範囲２３に記載の方法。 ２５．１枚の低摩擦表面が、フォームが積み重ねられる遷移位置に設置され； ステップ（ｃ）は、その積み重ねが検知される迄、前記低摩擦表面に沿って順々 にフォームを移動させる為に実施される、 請求の範囲２４に記載の方法。 ２６．ステップ（ａ）を実施する間に、前記フォームが前記第一の方向に移動 されるよりも少し早い速度で、前記第一の方向に前記フォームを移動させる為に ステップ（ｂ）を実施する、 請求の範囲２３に記載の方法。 ２７．前記ビジネスフォームは圧力シーラでシールされた圧力シールされたビ ジネスフォームであって；ステ ップ（ａ）は、前記圧力シーラから順々にフォームを移動させる為に実施する、 請求の範囲２３に記載の方法。 ２８．ビジネスフォームを受け取って、そのビジネスフォームを第一の方向に 仕向ける為の１対の掴みホイールであって、該１対の掴みホイールは、上部掴み ホイールと底部掴みホイールとを有し、その間に掴みを有しており、前記底部掴 みホイールは、前記掴みの上で、最上部周縁部表面を有する、前記第一の方向に おいて前記掴みの下流に位置する前記１対の掴みホイールと； 前記第一の方向において前記掴みの下流に位置しており、フォーム支持上部表 面を有している棚であって、該棚の上部表面は、前記底部掴みホイールの最上部 周縁部表面よりも低い位置である構造の棚と、を含む、 ビジネスフォーム送達機構。 ２９．前記フォーム支持表面は、低摩擦材料で作られている、 請求の範囲２８に記載のビジネスフォーム送達機構。 ３０．前記棚はステンレススチールで作られており、又は、前記棚の最上部表 面はポリテトラフルオロエチレンで作られているか又はポリテトラフルオロエチ レンを塗布した、 請求の範囲２９に記載のビジネスフォーム送達機構。