JPH10503699A - 格納式補助かばん装着機構および安全つなぎ機構ならびに方法 - Google Patents

格納式補助かばん装着機構および安全つなぎ機構ならびに方法

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JPH10503699A
JPH10503699A JP9501967A JP50196797A JPH10503699A JP H10503699 A JPH10503699 A JP H10503699A JP 9501967 A JP9501967 A JP 9501967A JP 50196797 A JP50196797 A JP 50196797A JP H10503699 A JPH10503699 A JP H10503699A
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JP9501967A
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English (en)
Inventor
デリマン、ローレンス、ジェイ.
エレス、ダニエル、ジー.
フィデス、デイビッド、ダブリュウ.
グレッグ、ジェームズ、エス.
ヒラート、リック
キング、ウイリアム、エル.
ノードマーク、ジョン、シー.
ペドラー、ロジャー
テスマン、ロバート、エム.
ゼザ、カーロ、エフ.、ジュニア
Original Assignee
サムソナイト コーポレイション
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    • AHUMAN NECESSITIES
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 装着機構(22)は、クラッチ機構(34)と、内端部をそのクラッチ機構(34)に固着されかつ外端部にフック(32)を取り付けられた細長い可撓性のストラップ(28)を具備しており、クラッチ機構(34)はばね偏倚されてストラップ(28)をそのクラッチ機構(34)の方に引張りかつフック(32)をクラッチ機構(34)に引込ませるようになされている。リッド(36)がクラッチ機構(34)に隣接して枢動可能に取り付けられており、フック(32)とストラップ(28)がアクセス可能な開いた位置と、ストラップ(28)がクラッチ機構(34)に対して引込まれる程度にリッド(36)がクラッチ機構(34)およびストラップ(28)またはフック(32)覆う閉じた位置を有する。リッド(36)は開いた位置でクラッチ機構(34)を解放してストラップ(28)がクラッチ機構(34)から延長され得るようにし、また閉じた位置でクラッチ機構(34)に係合してクラッチ機構(34)の動きを阻止しかつストラップの延長の長さを固定するようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】 格納式補助かばん装着機構および安全つなぎ機構ならびに方法 本発明はかばんに関し、さらに詳細には新規で改良された補助かばん装着機構 および安全つなぎ機構ならびに方法に関し、この機構は主かばんに取り付けられ 、少なくとも主かばんを他の物体に固着したりあるいは主かばんと一緒に補助か ばんを運搬するために用いられる。 発明の背景 伝統的には、かばんはキャリングハンドルも用いてかばんを持上げることによ って運搬される。しかし、最近では、特に大型のかばんや重い物品を持ち運ぶよ うになされたものでは、かばんにホイ−ルが取り付けられており、そしてかばん をホイ−ル上で引張ったり押したりするために、補助ガイドハンドルまたは引き ひもが用いられている。このタイプのホイ−ル付きかばんは、大きい重量を比較 的容易に運ぶことができるので、相当に使用されている。 ホイ−ル付きかばんの便利さをさらに活用するために、ホイ−ル付きかばんに 補助かばんを装着して幾つかのかばんを同時に運搬できるようにする装置が開発 されている。 補助かばん装着装置は旅行者が一度に1つ以上のかばんを持ち運ぶことができ るから、旅行者に広く受入れられている。旅行者 は手で2つのかばんを運ぶかわり、ホイ−ル付きかばん補助かばんを装着して、 ホイ−ル付きかばんを地面に沿って引張るだけで、一度に両方のかばんを最少限 の努力で運ぶことができるのである。補助かばん装着機構は、ドアを通ったり、 混雑した通路で、また長い距離にわたってかばんを運ぶ際の努力を、旅行者に対 し負担がはるかに小さいものにする。 最初のころは、補助かばん装着装置は、2つのかばんを固着するために、一定 の長さのストラップかあるいはホイ−ル付きかばの一部分と補助かばんのまわり に巻きつけられた延長可能なストラップを用いていた。しかし、これらのストラ ップは、通常はホイ−ル付きかばんに永久的には連結されていなかった。ストラ ップを置忘れるおそれがあったり、そのストラップの長さを調節するのが不便で あったり、ストラップを紛失してしまう危険があったことなどがすべて要因とな って、これらの別体のストラップを使用するのは好まれなかった。 主かばんに補助かばんを装着するためにストラップやフックのような主かばん に装着される着脱自在の装置も用いられている。しかし、着脱自在の装置も使用 者を完全には満足させることはできない。着脱自在の装置を主かばんに収納する ことは不便である。なぜなら、その装置が貴重な詰込み空間を占有してしまい、 主かばんに荷物を詰込む時にアクセスが困難なことがあるからである。この装置 を取外してそれを他の場所に収納するのも不便である。なぜなら、そのためのア クセスが制限されているし、またその装置は置忘れしやすいからである。 補助かばんを担持するために主かばんに永久的に装着される装置も、簡便に使 用する上で問題がある。永久的な装着装置が補助かばを装着するために使用され ていないときには、それらの装置はかばんから突出し、他の物品を壊したり、ひ っかけて裂いたり、あるいはその他でひっかける危険がある。主かばんに装着装 置が永久的に設けられていることは、そのかばんの収納を困難にすることにもな る。 上述した装着装置の多くに共通する問題は、サイズの異なる補助かばんに適合 するように装着装置を調節することに関係している。通常、装着装置がストラッ プまたはフックのついたストラップを具備している場合には、ストラップの長さ を調節しなければならない。ストラップを調節すには、そのストラップと留めが ねまたはバックルを操作しなければならないことが多い。その操作の程度によっ ては、特に使用者が手袋をはめていたりあるいは他の荷物を持っている場合には 、使用者がそのストラップを便利な方法で調節するのが困難となる。 フックを用いていて主かばんの外部に装着される装着装置は、補助かばんの種 々のサイズに合わせるための調節ができない。フックは調節可能でないから、補 助かばんは主かばんに装着された時にバランスと便利な持ち運びに対して最適の 位置にないことが多い。 上述した装着装置の多くに共通した他の不便さは、不使用時における装置の収 納に関係する。多くの場合に、装着装置を取外し、収納する前に不便な態様で折 畳んだりあるいは他の操作を行なわ なければならない。装着装置の収納上の問題が、全体としての有用性をそこなっ ている。 補助かばんを担持できることはかばんについての人気のある特徴であるが、か ばんの安全性もますます重要になっている。かばんが盗難にあいやすい旅行では 多くの状況が生ずる。かばんは、放置されていたりあるいは旅行者の注意がそれ ていた場合に盗まれることが多い。チケットを買ったり、トイレに行ったり、あ るいはレストランで食事をしたりする場合のように旅行者がかばんを放置しなけ ればならない旅行では幾つかの状況がある。さらに、かばんが放置されてはいな いが、旅行者の注意がかばんからそれていることが多い。電話をかけたり、居眠 をしたり、本を読んだり、時間をつぶすために他の人と話をしたりすることで、 旅行者の注意がそれて、かばんが盗まれてしまうことがある。 かんばの盗難に関係した問題を緩和しようとして、かばんのための安全装置が 開発されている。安全装置を使用することによって、旅行者はより安全にかばん を放置することができる。通常、安全装置はかばんを、椅子や、柱や、他のかば んのような任意適当な物体に付着する。安全装置は盗もうとする人間に思い止ま らせるのに十分な程度の安全を提供し、旅行者に安心感をあたえる。 最初の安全装置はかばんとは別体であった。典型的には、安全装置は、かばん の外部に取外し可能に装着できる一端部と、物体に巻付けられそしてかばんにま たはそれ自体に固着される自由端部を有する一定の長さで可撓性の細長い部材を 具備していた。このような別体の安全装置は、使用している間は効果的であるが 、 装着や、収納や、回収が厄介であった。例えば、別体の装着装置は、使用してい ない時には、かばんの使用に邪魔にならない場所に収納されなければならず、し かも旅行者が使用したい時にその装置を使うことができるように簡便にアクセス できるものでなければならない。さらに、その装置はかばん外部に装着されなけ ればならず、またかばんや部材に再度連結するための別個のロック装置を自由端 部に装着しなければならない。 最近では、かばんの安全装置は収納と使用がより簡便になっている。主かばん から繰り出しかつその中に入れ込むことのできる安全装置が開発されており、旅 行者が使用するために容易にアクセスできるようになっている。この後者のタイ プのかばん安全装置は、別体の物品を収納しかつそれを不便な場所から回収しな ければならないと言う問題を緩和することによって、需要者により魅力的なもの となっている。 本発明の重要な改良が達成されたのは、従来技術のかばん安全装置に関するこ れらの観点および他の背景情報に関してである。 発明の概要 本発明のの重要な態様の1つは、補助かばん装着および安全つなぎ機構に関し 、このきくは、置忘れや紛失の問題を回避するために主かばんに永久的に取り付 けられ、種々のタイプおよびサイズの補助かばんに適合するのに望ましい程度だ け延長することができ、主かばんのプルハンドル等の他の機能性とは独立に使用 することができ、自動的に格納することができ、使用していない時には不便さや 、破壊、露出等の問題を回避するために格納するこ とができ、延長位置または後退位置のいずれにもロックでき、そして少なくとも 主かばんを物体に固着するために使用できるようになされている。 これらのおよび他の態様によって、本発明は、主かばんの外表面上にそれによ って支持するために補助かばんを主かばんに固着させ、かつ少なくとも主かばん を物体に固着させるための、新規で改良された補助かばん装着および安全つなぎ 機構、およびそれに関連した方法に関する。 主かばんに装着された補助かばん装着および安全つなぎ機構は、補助かばんを 主かばん上に支持し、そして主かばんを物体に固着させる。装着機構はクラッチ 機構と、内端部をそのクラッチ機構に固着されかつ外端部にフックを取り付けら れた細長い可撓性のストラップよりなり、そのクラッチ機構は可撓性のストラッ プをクラッチ機構に引きつけかつフックをクラッチ機構に引込ませるように偏倚 されている。クラッチ機構に隣接してリッドが枢動可能に取り付けられ、そのリ ッドは、フックとストラップにアクセス可能な選択的に開いた位置と、リッドが クラッチ機構とストラップまたはフックをそのストラップがクラッチ機構に引込 まされる程度まで覆う選択的に閉じた位置を有する。 リッドは開いた位置でクラッチ機構に係合してクラッチ機構を解放し、それに よってストラップがクラッチ機構から延長され得る。リッドは閉じた位置でクラ ッチ機構に係合してクラッチ機構の動きを阻止しかつストラップのの延長した長 さを固定する。ロック機構がリッドに配置されていて、そのリッドを閉じた位置 に ロックする。 具体的には、リッドは、フックとストラップがアクセスできる選択的に第1お よび第2の開いた位置を有する。リッドは第1の位置でクラッチ機構に係合して 、ストラップがクラッチ機構から延長できるようにストラップを解放する。リッ ドは第2の位置でクラッチ機構に係合して、ストラップが緊張するまでクラッチ 機構内に引き込まれるようにそのストラットを引込ませる。 クラッチ機構は、ストラップの内端部が付着されかつそのストラップが巻付け られるはね装荷された回転軸と、その軸に固定して取り付けられたギヤおよびラ チェット・アセンブリよりなっている。クラッチ機構にはドグが枢動可能に取り 付けられており、第1の開いた位置にあるリッドがそのドグを枢動させてギヤお よびラッチェット・アセンブリから離脱させて軸を回転させ、ストラップの延長 を可能にする。クラッチ機構にはまた爪が枢動可能に取り付けられており、第2 の開いた位置にあるリッドがその爪を枢動させてギヤおよびラチェット・アセン ブリから離脱させて、ばね装荷された軸を回転させ、ストラップをさらに延長さ せたりあるいはそのストラップを引っ込めさせたりすることができる。リッドは 閉じた位置ではドグおよび爪から外れ、そのドグおよび爪は偏倚されてギヤおよ びラッチェット・アセンブリに係合しかつ軸の回転を阻止する。 他の実施例では、装着機構は、クラッチ機構とストラップを収納するリセプタ クルを画成するハウジングを具備している。リッドは、閉じた位置では、そのリ セプタクルを覆い、開いた位置で は、そのリセプタクルを覆わない。ストラップの端部におけるフックはリセプタ クル内に置きなおされてクラッチ機構に係合し、そしてリッドが閉じた位置にロ ックされて、フックを、したがってストラップをリセプタクル内に固定させるこ とができる。ストラップがランプポストのような取り付け具や他のかばんのまわ りにル−プ状に巻付けられ、そしてフックがリセプタクルにロックされると、こ の機構は安全つなぎとして作用する。 本発明は補助かばん装着および安全つなぎ機構を組み立てる新規で改良された 方法に関する。この方法は、細長い軸の第1の端部をギヤおよびラチェット・ア センブリの軸線方向の凹部に挿入することによって、その細長い軸をギヤおよび ラチェット・アセンブリに取り付け、可撓性のストラップの第1の端部を細長い 軸に付着しかつストラップを軸に巻きつけて、ストラップと、軸と、ギヤおよび ラチェット・アセンブリを含んだ第1のサブアセンブリを作り、ハウジングを構 成している第1および第2の端部分のうちの第1の端部分における穴に第1のサ ブアセンブリを挿入することによって第1のサブアセンブリをハウジング内に取 り付け、ハウジングの2つの端部部分を合せてそのハウジングを形成するととも に、軸の第2の端部をハウジングの第2の端部分における穴に挿入し、軸の第2 の端部にばねカセットを取り付け、ギヤおよびラチェット・アセンブリに係合し それか離脱する所定の位置において第1の端部分にドグを枢動可能に取り付け、 爪をギヤおよびラチェット・アセンブリに係合しそれか離脱する所定の位置にお いて第1の端部分にドグを枢動可能に取り付け、ハウジング の周囲にベ−ス部分を画成するシュラウドと2つの細長い脚を取り付け、そして 横方向に対向しかつ外方に延長したピンを有するリッドをシュラウドの脚に枢動 可能に取り付けることよりなる。 本発明とその範囲についてのより完全な理解が、下記に簡単に要約されている 添付図面、本発明の現時点で好適な実施例についての下記の説明、および特許請 求の範囲から得られる。 図面の簡単な説明 図1は本発明による補助かばん装着および安全つなぎ機構を有するホイ−ル付 きかばんの斜視図であり、その装着機構は使用されていない状態で示されている 。 図2は図1に示されたホイ−ル付きかばんの拡大した部分斜視図であり、リッ ド、そのリッド上のラッチ、シュラウド、フック、ストラップ、およびクラッチ 機構を示している。 図3は図2と類似した部分的な拡大斜視図であり、クラッチ機構と、内端部を そのクラッチ機構に取り付けられかつ外端部をフックに取り付けられた延長した ストラップを示している。 図4は図3に類似した部分的な拡大斜視図であり、補助かばんを支持した装着 および安全つなぎ機構と、ホ−ル付きかばんから延長されたプルハンドルを示し ている。 図5は補助かばんを支持するための装着および安全つなぎ機構の他の使用状態 の斜視図である。 図5Aは補助かばんを支持するための装着および安全つなぎ機構のさらに他の 使用状態の斜視図である。 図6は図5に示されたホイ−ル付きかばんの斜視図であり、ホ イ−ル付きかばんと補助かばんを物体に固着させるための装着および安全つなぎ 機構の使用状態を示している。 図7は装着の安全つなぎ機構の分解図である。 図8は閉じて引込んだ位置における装着および安全つなぎ機構の拡大立面図で ある。 図9は実質的に図8の線9−9の平面内で見た装着および安全つなぎ機構の拡 大断面図であり、クラッチ機構の軸に装着されたコイルばねを示している。 図10は実質的に図8の線10−10の平面内で見た装着および安全つなぎ機 構の断面図であり、ストラップが軸に巻付けられ、そしてフックがクラッチ機構 を包囲してそれに係合している状態を示している。 図11は実質的に図8の線11−11の平面内で見た装着および安全つなぎ機 構の断面図である。 図12は実質的に図5の線12−12の平面内で見た装着および安全つなぎ機 構の拡大断面図であり、補助かばんを使用するためにストラップが使用されてい る場合のフックとクラッチ機構との係合状態を示している。 図13は実質的に図8の線13−13の平面内で見た拡大断面図であり、リッ ドが閉じている場合のドグおよび爪とギヤおよびラチェット・アセンブリとの係 合状態を示している。 図14は実質的に図3の線14−14の平面内で見た装着機構および安全つな ぎ機構の断面図であり、リッドが第1の開いた位置にある場合のリッドのカム面 とドグおよび爪との係合状態を示 している。 図15は実質的に図2の線15−15の平面で見た装着機構と安全つなぎ機構 の断面図であり、リッドが第2の開いた位置にある場合のリッドのカム面とドグ および爪との係合状態を示している。 詳細な説明 本発明の1つの形態を具現化した補助かばん装着および安全つなぎ機構22は 、図1−6に示されているように主かばん24に装着される。この装着および安 全つなぎ機構はハウジング26、ストラップ28、フック32、クラッチ機構3 4、およびリッド36を具備している。ハウジング26はリセプタクル38を画 成しており、主かばん24に装着されている。クラッチ機構はハウジング26内 に配置されている。クラッチ機構34はハウジング26内の長手方向の軸のまわ りで回転することができる。 ストラップ28は細長い可撓性の部材であって、内端部および外端部42、4 4を有している。ストラップ28の内端部42はクラッチ機構34に取り付けら れていて、ストラップ28が引っ込められまたは繰り出される場合にそのストラ ップをクラッチ34に巻きつけたり、それから繰り出したりできるようにする。 フック32は一般的に剛性のJ字状の部材であり、ストラップ28の外端部44 に取り付けられている。ストラップ28とフック32は、クラッチ機構34にそ れぞれ巻取られたりあるいは巻戻されたりすることによってリセプタクル38か ら動作的に繰り出されたりあるいは引っ込められたりすることができる。 全般的に図1および10を参照すると、この装着および安全つなぎ機構22が 使用されていない場合には、ストラップ28とフック32は引込んだ状態でリセ プタクル38内に収納される。引っ込められた位置では、ストラップ28はリセ プタクル38内でクラッチ機構に巻付けられ、そしてフック32がストラップ2 8に嵌着して、ストラップとフックの簡便な収納を助長する。リッド36はハウ ジング26の上縁端48に枢動可能に取り付けられており、ストラップ28とフ ック32の位置に関係なくリセプタクルを実質的に覆う閉じた位置まで枢動でき る。リッド36はロック機構46によって閉じた位置にロックできる。 ストラップ28を延長するためには、リッド36を開いて、クラッチ機構34 を回転させ、そのクラッチ機構34のまわりからストラップ28とフック32を 巻戻さなければならない。延長されると、ストラップとフックは、図4、5およ び5Aに示されているように補助かばん52を主かばん24に装着し、図6に示 されているように安全上の理由で主かばんを物体54に装着し、あるいはそれら の両方を行うために使用することができる。クラッチ機構34はストラップ28 の延長を所望の長さに調節できるようにする。ストラップ28およびフック32 が延長されている場合には、リッド36はリセプタクル38を露呈するために開 いたままにしてもよいが、リセプタクル上で閉じられることが好ましい。 全般的に図4、5および5Aを参照すると、装着および安全つなぎ機構22は 少なくとも3つの態様で補助かばん装着機構とし て機能する。第1の態様は、フック32がハンドル56のような補助かばんの一 部分と係合してその補助かばん52を支持する。補助かばん52はストラップ2 8によって直接に支持することもできる。例えば、ストラップ28が所定の長さ だけクラッチ機構34から延長されて補助かばん52の一部分のまわりにル−プ 状となされ、そしてフック32がリセプタクル38に戻されて、クラッチ機構3 4に係合する。リッド36が閉じられると、図5に示されているように、補助か ばん52が主かばんにしっかりと固着される。あるいは、ストラップ28が所定 の長さだけクラッチ機構34から延長され、補助かばん52の一部分でル−プ状 となされ、そしてフック32が、図5Aに示されているように、延長した状態に ある場合には、プルハンドル62に装着されたクロスバ−58に釈放可能に取り 付けられる。 図6を参照すると、装着および安全機構22は安全装置としても機能する。使 用者が主かばんをランプポストのような物体54に固着したい場合には、ストラ ップ28をクラッチ機構34から延長した物体に巻きつけ、そしてフックをリセ プタクル内に戻してクラッチ機構34に係合させればよい。そしてリッドが閉じ られ、そしてロックされ、許可のない人間がリセプタクル38にアクセスしてフ ック32をクラッチ機構34から外すことをできなくする。同時に複数のかばん を固着するためには、他の補助かばん52のハンドル56または他の任意適当な 部分にストラップ28を通せばよい。 装着および安全つなぎ機構22の機構性はクラッチ機構34か らのストラップ28およびフック32の延長、およびクラッチ機構34とリッド 36との相互作用に集中している。リッド36の位置がクラッチ機構34をコン トロ−ルし、そしてそのクラッチ機構がストラップ28とふっく32の延長と引 込みをコントロ−ルする。図14に示されているように、リッドが第1の開いた 位置に枢動されると、クラッチ機構34がストラップとフックをリセプタクル3 8が延長させるが、リセプタクル38内には後退させない。図15に示されてい るように、リッド36が第2の開いた位置に枢動されると、クラッチ機構34が 、ストラップ28にたるみがなくなるまでそのストラップを引込ませるように偏 倚される。リッドが第2の位置にある場合には、上述した引込み偏倚を受けて、 ストラップはさらに延長され得る。リッド36が図13に示された閉じた位置に ある場合には、クラッチ機構34はストラップ28のそれ以上の延長も引込みも できなくする。このようにして、ストラップ28とフック32が補助かばん52 を支持したり(図4、5、5A)あるいは主かばんを物体54にしっかりと付着 させる(図6) かばん24は、図1に示されているようにそれぞれ外表面73を有する2つの 同様の本質的に剛性のシェル72で構成された本体68を有する従来のカ−ドサ イド型ス−ツケ−スである。各シェルは1つの大きい側面パネル74と、互いに 直交関係にある4つのエッジパネル76を有している。下部エッジパネル76に 連結されたヒンジ(図示せず)はシェル72を枢動可能に連結している。持運び 用ハンドル78が一方のシェル72に、すなわち対 面した上部エッジパネル76の中央位置に取り付けられており、かばん24を従 来の態様で持ち運びできるようになっている。 1つのエッジパネル76の底部には1対のロ−ラ−ホイ−ル82が回転可能に 取り付けられている。ホイ−ル82は床のような支持表面に係合して、使用者の 選択によって、かばん24を持運ばないで転がすことができる。プルハンドル6 2は選択的に、図1および5に示されているようにサイドフェ−スパネル74の かばんの内部から延長したりあるいはその中に引っ込めることができる。プルハ ンドル62は、延長されている場合には、ホイ−ル82上で主かばんを引張った りあるいは移動させたりするために用いられる。このプルハンドル62は、使用 者がかばん24をホイ−ル82上で移動していない時には、収納のために引っ込 めることができる。 本発明の一般的な構造と機能について説明したが、つぎに図2〜15を参照し て、補助かばん装着および安全つなぎ機構22の構造的な詳細について説明しよ う。装着および安全つなぎ機構は、図1〜5に示されているように主かばんの1 つの大きいフェ−スパネル74と上部エッジパネル76との交差部分なたはその 近傍に配置される。 図7を参照すると、ハウジング26は対向した端部分84、86と、シュラウ ド90よりなっている。端部分84は基壁88、後壁92、および側壁94を具 備している。側壁は内表面96と外表面98を有し、かつその側壁は周面104 を有する円形の穴102を画成している。円筒壁106が側壁94の外側98に 対 して実質的に直交関係をもって延長していて、穴102の周面104のまわりに 付着されている。円筒壁106は、側壁94の外側98に付着された基端部と、 その基端部から突出した末端部110を有している。円筒壁106には複数の同 様に配向されたL字状の切欠112(2つが図7に示されている)が形成され、 末端部110で開いている。側壁94の上方部分114には、内方および外方に 開いた凹部116が形成されており、この凹部116の前壁122から後方に直 交関係をもってリップ118が延長している。側壁94の内表面96はまた、外 表面98から延長したレッジ128の下方に配置された円筒状の凹部168を画 成している(図示せず)。 端部分84の後壁92は一体に形成された上方部分124と、それとともに基 壁88上を前方に延長したレッジ128を形成している下方部分126を画成し ている。後壁92の上方部分は若干円弧状の形状を有しているが、後壁の下方部 分126は顕著な円弧状、すなわち凹状の形状を有している。基壁88と後壁9 2は連続した内部エッジ132を画成している。複数の細長いピン134が内部 エッジ132に固着され、そしてそこから直交関係をもって延長している。内部 エッジ132は、それの長さのほとんどに沿って内部エッジ132から直交関係 をもって延長した細長いリッジ136を画成している。後壁92の上端部142 に隣接して後壁92にはタブ138が一体に形成され、上端部142から上方に 延長している。第1の部分84の基壁88が前面エッジ144を画成している。 基壁88と一体にタブ146が形成さ れ、内側エッジ132と前面エッジ144との交差部分に隣接して、その基壁8 8から下方に延長している。中空の円筒状ピン145が側壁94の外表面98か ら直交関係をもって下方に延長している。この中空のピンは雌ねじ付きの円筒状 空洞147を画成している。 ハウジング26の他の端部分86は基壁88’、後壁92’、および側壁94 ’を具備している。側壁94’は内表面96’と外表面98’を有している。側 壁94’は周囲104’を有する円筒状穴102’を画成している。壁148が 穴102’の周囲104’の部分に沿って固着されており、外表面98’から直 交関係をもって外方に延長して、部分的な円筒体を形成している。壁148は、 側壁94’の外表面98’に付着された基端部152と、末端部154を有して いる。端面156が壁148の末端部154に固着され、そしてその間でかつそ れに沿って延長して、側壁94’の穴102’を部分的に覆っている。端面15 6には軸線方向の円形穴158が透設されている。 中実の円筒状ピン162と中空の円筒状ピン164がそれぞれ側壁94’の外 表面98’から外方に直交関係をもって延長している。中空のピン164は雌ね じ付き円筒状空洞166を画成している。 後壁92’は一体に形成された上方部分124’と下方部分126’を画成し ており、それらの部分は合致してハウジング26の第1の部分84におけるレッ ジ128に横方向に対応した内方に延長したレッジ128’(図示せず)を形成 しちえる。後壁9 2’の上端部142’に隣接して後壁92’と一体にタブ138’が形成され、 そのタブは上端部142’から上方に延長している。側壁92’の上方部分11 4’には内方および外方に開いた凹部116’が形成されており、その凹部はそ れの一部分を覆って後方に延長したリップ118’を有している。凹部116’ は他の部分84に形成された対応する凹部116と横方向に対向している。 図7をさらに参照し、そして図10および11を全般的に参照すると、基壁8 8’と後壁92’が連続した内側エッジ132’を一緒に形成している。その内 側エッジから内方に細長いリッジ136’が延長している。内側エッジ132’ に沿って複数の凹部172(図示せず)が形成されて、対応した位置に配置され た第1の端部分84の対向したピン134を受入れている。端部分86の基壁8 8’が正面エッジ144’を画成している。内側エッジ132’ と正面エッジ 144’との交差部分に隣接して基壁88’と一体にタブ146’が形成され、 その基壁から下方に延長している。側壁94’の内表面96’は、端部分84の 側壁94に形成された円筒状凹部168と場所的に対応しかつそれに横方向に対 向した円筒状凹部168’を画成している。円筒状凹部168’は側壁94’の 外表面98’から外方に延長している。 シュラウド90は全体としてU字状をなしていて、2つの横方向に対向して上 方に延長した脚176を一体に形成された基部分174を画成している。各脚1 76は末端部を有し、それぞれ同様の円弧状形状を有している。上方に延長した 脚176はそれぞ れそれらの末端部178に内方に開き横方向に対向した切欠182を画成してい る。それぞれ複数の穴186を画成した横方向に対向し下方に延長したタブ18 4が脚175の末端部178に一体に形成されている。各脚176の末端部17 8上方に直交関係をもってタブ188が延長している。タブ188は互いに横方 向に対向しており、各タブが1つの穴192を画成している。シュラウド90の 基部分174の中心から後方にカラ−が延長しており、かつ垂直に配向された穴 196を画成している。 図7および11を参照すると、ハウジング26を形成するために端部分84、 86およびシュラウド90を組み立てる際には、部分84と部分86が内側エッ ジ132、132’に沿って互いに係合するように配向される。部分84におけ る内方に延長したピン134は他方の端部分86に形成された凹部172に受入 れられ、他方、両方の部分84、86の内側エッジ132、132’に沿ったリ ッジ136、136’は互いに重畳しかつ係合して各部分84および68の他方 に対する位置的安定性を与える。 部分84および部分86が互いに付着されると、それらは基壁88、88’、 後壁92、92’、および対向した側壁94、94’で画成されたリセプタクル 38を形成する。リセプタクル38の後壁および基壁は2つの端部分84および 86の後壁92、92’と基壁88、88’の単なる組合せにすぎない。 シュラウド90はハウジング26上に嵌着して2つの部分84、86を一緒に 保持するのを助長する。基壁88、88’から延長した下方に垂下したタブ14 6、146’は、部分146、14 6’が互いに付着されると、互いに隣接する。隣接タブ146、146’は、シ ュラウド90の基部分174に形成された後方に延長したカラ−194によって 形成された穴内に整然と嵌入する。シュラウド90の脚176は互いに離れる方 向に横方向に弾性的に撓んでシュラウド90の穴186に外方に延長したピン1 45および164を受入れさせ、それらのピン145および164は、穴186 に挿入されかつそれらの外方に延長したピン145および164におけるねじ付 き円筒状空洞147および166内に螺入されたファスナ−187をともに用い られる。タブ146および146’は穴196内に拘束され、他方、ピン145 、164は化Y苦176がそれらの通常の位置まで撓むと穴186内に受入れら れる。このようにして部分84および86が互いにロックされてリセプタクル3 8を形成する。 ハウジング26が組み立てられると、テンションバ−193がリセプタクル3 8を横切って延長する。このテンションバ−193は、対向端部197、199 を有する細長い円筒状のロッド195よりなり、各端部は、ハウジング26の部 分84および86の側壁94および94’の内表面96および96’に形成され た円筒状凹部168の1つ内に入れ込まれる。凹部168はテンションバ−を所 定の位置に保持する。 図7、9、12および13を参照すると、クラッチ機構34は第1および第2 の対向端部202、204を有する細長い実質的に円筒状の剛性軸198と、こ の軸198の第1の端部202に取り付けられた組合せギヤおよびラチェット・ アセンブリ206 と、軸の第2の端部204に取り付けられたばねカセット207を具備している 。軸には一定の直交関係の配向で剛性の円形ディスク208が同心状に取り付け られていて、第2の端部204に隣接しているがそれから離間されている。2つ の幅214、216を有するスロット212が軸をそれの長さに沿って二分して 、軸がディスク208に取り付けられた部分を除き、2つの部分に分けている。 大きい方の幅214は軸198の1つの側まで連続であるが、小さい方の幅21 6は軸の反対側に沿って連続している。 組合せギヤおよびラチェット・アセンブリ206は、ディスク226と一体に 形成されたギヤ222と一体に形成されている全体として円形のラチェット21 8を具備している。ラチェット218は鋸歯状の歯220を有し、他方、ギヤ2 22は四角にカットした歯224を有している。ディスク226は平滑な周囲2 28を画成している。ラチェット218、ギヤ222、およびディスク226は すべて同じ軸線を中心としている。 ディスク226はギヤおよびラチェット・アセンブリ206の内側232の方 へと配向されているが、ラチェット218はギヤおよびラチェット・アセンブリ 206の外側234の方へと配向されていて、それら2つの間にギヤ222を挟 んでいる。ギヤおよびラチェット・アセンブリ206の内側232は軸線方向の 円筒状凹部236を画成している。ギヤおよびラチェット・アセンブリ206の 外側234は円筒状で軸線方向に配向された延長部分238を画成している。ギ ヤおよびラチェット・アセンブリ2 06の内側232における軸線方向に配向された円筒状の凹部236はそれの一 端部に形成されたタブ242(図11)を有している。凹部236は軸198の 第1の端部202を受入れ、そしてそれに対して固定した回転配向を維持する。 なぜなら、軸198が凹部236に挿入されると、凹部236内のタブ242が 軸198の第1の端部202におけるスロット212に係合するからである。 図7および13〜15を参照すると、ギヤおよびラチェット・アセンブリ20 6はドグ244と爪246をさらに具備している。後でさらに詳細に説明される ように、ドグ244はギヤ222と釈放可能に係合し、他方、爪246はラチェ ット218と釈放可能に係合する。ドグ244は中空の円筒状枢動軸受体248 を具備しており、この軸受体248はそれから実質的に半径方向に延長したア− ム252を有している。第2の真っ直ぐなレバ−ア−ム254が軸受体248か ら実質的に半径方向に延長している。ア−ム252は全体としてL字状をなして おり、円筒状軸受体248に固定して付着された基端部256と、ア−ム252 の長さから実質的に直角をなして延長したタブ262を形成している末端部25 8を有している。ピン264がL字状ア−ム252の末端部258に固定して取 り付けられかつそれから外方に延長している。 爪246は中空の円筒状枢動軸受体266を具備し、その軸受体266はそれ から半径方向に延長した円弧状のア−ム268を有している。真っ直ぐなレバ− ア−ム272も軸受体266から 実質的に半径方向に延長している。円弧状のア−ム268は円筒状軸受体266 に固着された基端部274と、対向末端部276を画成している。円弧状ア−ム 268の末端部276はア−ム268から延長したタブ278を画成している。 ピン282が円弧状ア−ム268の末端部276に固着され、そしてそこから外 方に延長している。ギヤおよびラチェット・アセンブリ206は、軸に装着され かつ装着および安全つなぎ機構22内に組み立てられると、後で説明するように 、部分的な円筒状壁内に回転可能に位置づけられ、かつ端壁156によって部分 的に覆われる。 ドグ244の円筒状軸受体248は、第2の部分86の側壁94’の外側98 ’から外方に延長した中空の円筒状ピン164を枢動可能に受入れる。爪246 の中空円筒軸受266は第2の部分86の側壁94’の外表面98’から延長し た中実の円筒状ピン162を枢動可能に受入れて、枢動可能な関係を形成する。 このようにして連結されると、ドグ244と爪246は後でさらに詳細に説明す るようにギヤ222とラチエット218に係合する。 テンション状態のばね284がドグ244の末端部258から延長したピン2 64と、爪246の末端部276から延長したピン282との間に固着されてい る。テンションばね284はL字状のア−ム252と円弧状のア−ム268の末 端部258および276を互いの方へと偏倚させるように作用するが、これにつ いては後でさらに説明する。 図7、9および11を全体として参照すると、ばねカセット207はラチェッ トおよびギヤ・アセンブリに対向した軸198の 端部204に取り付けられている。ばねカセット207は、内端部292と外端 部294を有する中空の円筒状容器288内に配置されたばね286を具備して いる。円筒状容器288の外端部294は壁296を画成しており、その壁にあ H軸線方向に配向された穴298が透設されている。円筒状容器288の内端部 292は開いていて、ばね286を露呈している。ばね286は外端部304と 内端部306を有する所定の長さのストリップ金属302よりなるコイルばねで ある。ばね286は1つの軸線のまわりに同心螺旋状に巻きつけられ、円筒状容 器288内に拘束されている。ばね256の外端部304はクリンプされて円筒 状容器288の壁に形成された切欠308のエッジに係合してばね286をそれ に係止させる。ばね286の内端部306が屈曲されてタブ312を形成してい る。ばね286はそれがコイル状になされて円筒状容器288内に配置されると 荷重状態となる。複数のキ−314が円筒状容器288の壁から半径方向外方に 延長しているが、これについては後でさらに説明する。 ばねカセット207は軸198の第2の端部204に取り付けられている。ば ねの内端部306におけるタブ312が軸の第2の端部204におけるスロット 212に挿入される。軸198に対するばね286の機能的な目的については後 でさらに詳細に説明する。 図3、7および10を全体として参照すると、ストラップ28は好ましくは編 組ナイロンウエブで作成された細長い可撓性部材である。ストラップ28の内端 部42はそれ自体に重畳されてい て、ストラップ28の残部の厚さより約2倍の厚さを有するへり316を画成す るように縫いつけられている。ストラップ28を軸198におけるスロット21 2に挿入しかつ軸198におけるスロット212の大きい幅214内にストラッ プ28の内端部42におけるへり316を位置決めすることによって、ストラッ プの内端部42が軸198に取外し可能にに取り付けられる。このようにしうて へり316がスロット212の大きい幅214とスロット212の狭い幅216 の間の境界面に係合して、スロット212中でのストラップ28の移動を制限す る。ストラップ28がこのようにして軸198に固定され、軸がそれの長手方向 の軸線のまわりで回転すると、その軸198に巻きつくことができる。ストラッ プ28はクラッチ機構34がリセプタクル38内に配置される前に軸198に取 り付けられる。ストラップ28の外端部44はフック32に固着される。 フック32はチップ317とベ−ス319を画成した全体として剛性のJ字状 をなしている。このJ字状は凸状の外側318、凹状の内側322、および横方 向に対向したエッジ324を画成している。フックはチップ317に隣接して形 成されたフィンガ−ホ−ル穴326を画成している。 図7および10〜15を参照すると、リッド36は、上面329、下面330 、および基部分332を有する剛性板328よりなる。基部分332は下方に垂 下し、横方向に対向した延長部334を有し、それらの延長部の1つが後述する ように複数のカム面336、336’を形成している。下方に垂下した延長部3 3 4はまたそれぞれ外方に延長した円筒状のピン338を画成している。前記ピン 338のそれぞれは、シュラウド90の脚176から上方に延長したタブ188 に形成された対応して位置決めされた穴192内に枢動可能に受入れられている 。このようにしてリッド36がシュラウド90に枢着され、プレ−ト328がリ セプタクル38を実質的に覆う閉じた位置から、少なくとも1つの開いた位置ま で枢動することができる。 ラッチ327が図10および12に示されているようにリッド36を閉じた位 置に釈放可能に保持する。ラッチ327はリッド36に組込まれている。好まし い実施例では、リッド36の上面329は、基壁344、後壁346、前壁34 8、および対向した側壁352を有する浅い凹部342を画成する。プレスプレ −ト358がそれの後部エッジに関して枢動するように凹部内に取り付けらRて いる。 1対のラッチ爪376が剛性プレ−ト328に枢動可能に取り付けられ、下面 330から垂下している。ラッチ爪は、リッドが閉じた位置にある場合に、側壁 94、94’の頂部に形成された対向した凹部116および116’に対応する ように横方向に対向した場所にある(図2)。ラッチ爪は下方に垂下したL字状 の延長部384を画成した本体378よりなる。 ラッチ爪は図9および10に示されているように前方位置に偏倚される。プレ スプレ−ト358が使用者がそれの前部エッジを押し下げて作動されると、その プレスプレ−ト358はラッチ爪376に接触し、そしてそのラッチ爪376を 枢動させて、L字 状のア−ム384を後方位置に移動させる。プレスプレ−ト358が使用者によ って釈放されると、ラッチ爪376が枢動して前方位置に復帰する。 リッド36は、L字状ア−ム384と、開いた凹部116および116’を部 分的に覆ったリップ118および118’との係合によって、閉じた位置に釈放 可能にラッチされる。プレスプレ−ト358が押し下げられてL字状ア−ムを後 方に枢動させると、L字状ア−ム384がリップ118、118’から離脱して 、リッド36を少なくとも1つの開いた位置に枢動させる。 ラッチ爪は、リッドが閉じた位置に枢動されると、自動的にリップ118、1 18’と再係合する。各ラッチ爪376の各L字状ア−ム384は下方を向いた 傾斜面394を画成している。各リップ118および118’はそれぞれ上方を 向いた傾斜面396を画成している。リッドが閉じた位置に枢動されると、傾斜 面394が傾斜面396に係合し、L字状ア−ムを後方向に枢動させる。リッド が閉じた位置にある場合には、傾斜面394および396は非係合状態となり、 L字状ア−ム384が前方位置に枢動してリップ116および116’に係合し 、リッドが閉じてラッチされた状態となる。 ロック機構46はキ−・バレル402で作動されるブロック398を具備して いる(図7)。キ−(図示せず)がキ−・バレル402に挿入されると、キ−・ バレル402が回転されてプレスプレ−ト358の押下を禁止するようにブロッ ク398を位置決めする。このようにして、プレスプレ−ト358を押下しても ラ ッチ爪を後方に枢動させリップ118および118’から外れさせることができ ない。 図9に示されているように、ばねカセット207は、軸198上に取り付けら れると、円筒状壁106内に全体として受入れられる。ばねカセット207を軸 198に取り付けると、軸198の第2の端部204がハウジング26の端部分 84の側壁94における穴102に挿通される。軸198の端部204における スロット212は、円筒状容器288から延長したキ−314が壁106に形成 されたL字状切欠112に挿入される前に、ばねの内端部306に形成されたタ ブ312に係合する。ばね286の内端部306はタブ312と軸198におけ るスロット212との係合によって固定位置に保持されるので、ばね286にさ らに荷重を加える(巻きつける)かあるいはそのばねの荷重を除去する(巻戻す )ように円筒状容器288がそれの長手方向の軸線のまわりで回転され得る。 荷重が所望のレベルに調節されると、図9に示されているように、キ−314 が切欠314と心合されかつその切欠に挿入された状態で、ばねカセット207 がさらに軸198に押しつけられる。キ−チ314と切欠112の係合が、円筒 状壁106内でのばねカセット207の配向を固定しかつばね286の荷重を予 め定められたレベルに設定する。キ−314と切欠112の係合は通常は「バイ オネット・マウント」と呼ばれる。 円筒状容器は、ばねカセットの荷重を設定する時にその円筒状容器を使用者が 容易に把持できるようにするための刻み目のつい た外表面289を有している。動力ばねカセットの円筒状容器の端壁は、使用者 の指を使わないで工具で動力ばねカセットに対する荷重を使用者が設定できるよ うに、対応した工具部材(図示せず)を受入れるための複数の穴(図示せず)を 画成していてもよい。 図11を参照すると、クラッチ機構34がハウジング26で組み立てられると 、軸198がそのハウジング26のリセプタクル38を横切って延長する。軸の 第2の端部204の近傍に取り付けられたディスク226の周辺縁端404がリ セプタクル内に延長し、そしてギヤおよびラチェット・アセンブリの内側におけ るディスク226の周囲の一部分もリセプタクル38内に延長する。ハウジング 26が組み立てられると、テンションバ−193がリセプタクル38を横切って 延長する。 図10、12および13を全体として参照すると、ストラップ28が軸198 から後方および下方に延長してテンションバ−193でル−プ状をなし、そして リセプタクルから前方に延長する。この挿通シ−ケンスが軸198からのストラ ップ28のスム−ズな延長および引っ込めを助長する。テンションバ−はまた、 緩んだりあるいは横方向の整列状態がくずれたりするように、ストラップが軸上 に正しく巻付けられなくなるおそれを大幅に軽減する。テンションバ−193は また、補助かばんの重量の力をハウジングの背面んい向う方向にそしてハウジン グの正面部分から離れる方向に向けることによって、その補助かばん52の重量 を支持するのを助長する。 図11を続いて参照すると、軸198は、それの第1の端部202と第2の端 部204を各穴156および298に承支されることによってリセプタクル38 内に回転関係に支持さSれる。第1の端部202は上述のようにギヤおよびラチ ェット・アセンブリ206内に固定され、そしてギヤおよびラチェット・アセン ブリ206の外側234からの円筒状の延長部238が穴158に回転可能に挿 通される。軸の第2の端部204は、ばねカセット207の円筒状容器288に 画成された穴298に回転可能に挿通されることによって回転関係に支持される 。軸198の両端部は各穴158および298内に効果的に承支され、軸198 をそれの長手方向の軸線のまわりで回転させ、ストラップをその軸から延長させ たり引っ込めたりできるようにする。 本発明の動作についての理解を容易にするために、装着および安全つなぎ機構 22の組み立てについて次に説明する。 まず、ストラップ28が、それの内端部42を軸198のスロット212に挿 入することによって軸212に装着される。好ましくは、ストラップ28は図1 0に示されているように軸198に巻付けられる。その後でギヤおよびラチェッ ト・アセンブリ206が、軸198の第1の端部202をギヤおよびラチェット ・アセンブリの内側232に形成された軸線方向の凹部236に挿入することに よって軸198に装着される。軸198のスロット212が凹部236に形成さ れたタブ242に係合して、軸198がギヤおよびラチェット・アセンブリ20 6と無関係に回転するのを禁止する。 つぎに、部分84および86がそれぞれ内縁部132および132’に沿って 互いに係合するように配向されて、ハウジング26を形成し、そのハウジングが リセプタクル38を画成する。部分84および86が一緒に形成されると、ギヤ およびラチェット・アセンブリ206を有する軸198と、テンションバ−19 3はリセプタクル38内にある。部分84および86が互いに接合されると、テ ンションバ−193の対向端部197および199がそれぞれ円筒状凹部168 および168’に挿入される。このようにしてテンションバ−193が所定の位 置に保持される。また、部分84および86が互いに接合されると、ギヤおよび ラチェット・アセンブリが側壁94’に形成された穴102’に挿通される。ギ ヤおよびラチェット・アセンブリ206の外側234上に形成された円筒状の延 長部分238も穴102’から外方に延長した壁148の端壁156に形成され た穴158に挿入される。 ばねカセット207が軸198の第2の端部204上に取り付けられる。ばね 286の第2の端部204がばねカセット207の端壁296に形成された軸線 方向の穴298にあ受入れられるようにして、このばね286はばねカセット2 07内に位置決めされる。ばね286の内端部306が軸198と係合するよう に位置決めされる。その後で、ばねカセット207は軸198の第2の端部20 4と一緒に配向されて、軸198がばねに挿通されると、ばね286の内端部3 06におけるタブ312がストッロ212に係合するようにする。ばね286の 内端部がスロット2 12に係合されると、前述のようにばね286に荷重を加えたり除去したりする ためにばねカセット207はそれの軸線のまわりで回転されることができる。 ばねカセット207は軸198の第2の端部204までさらに移動されて、円 筒壁106に形成されたL字状の切欠112にキ−314を係合させる。L字状 切欠112に対するキ−314の係合は、バイオネット・マウントを形成し、ば ねカセット207を円筒状壁106内に固定し、ばねカセットを軸198から引 離したりあるいは回転させてばね286の荷重に影響を及ぼしたりできなくする 。軸198の第2の端部204は穴298内に回転可能にに承支され、軸198 を支持するとともにその軸をその穴の中で回転できるようにする。 ドグ244および爪246がそれぞれ中空の円筒状ピン164おゆおび中実の 円筒状ピン162上に枢動可能に取り付けられ、それぞれギヤ222およびラチ ェット218に係合する。ばね284はドグ244から延長したピン264から ツメ246から延長したピン282に装着され、ドグと爪をそれぞれギヤ222 とラチェット218に係合するように偏倚させる。 シュラウド90が端部分84および86上に配置されそれらの端部分を一緒に 保持するのを助長し、かつそれと同時にリッドと枢動可能に係合して、そのリッ ドを閉じた位置から開いた位置64および66まで枢動させる。端部分84およ び86のそれぞれから延長した隣接したタブ146および146’がシュラウド のベ−ス174から延長したカラ−194に形成された穴196内 に位置づけられる。シュラウド90の脚176は互いに離れる用に撓まされて、 脚176から延長したタブ184に形成された穴186を中空のピン145およ び164に整列させることができる(ドグ244の外側で)。穴186のそれぞ れにファスナ−187が挿通され、ピン内に螺入されてシュラウド90を部分8 4および86に付着させる。ピン162が爪246の外側における穴185に挿 入される。 脚174が外方に撓まれた状態で、リッド36の基部分332に形成されたピ ン338が、脚174から上方に延長したタブ188に形成された穴192と心 合するように配向される。脚174が解放されてそれの通常の位置を採ると、ピ ン338が穴192に枢動可能に挿入され、リッドが枢動できる枢動継手を形成 する。 動作時には、および安全つなぎ機構22は幾つかの機能を発揮することができ るが、それらの機能のうちの1つはリッド36、クラッチ機構34、ストラップ 28、およびフック32の間の相互作用に関係している。図9〜14を全般的に 参照すると、これらの構成要素間の異なる相互作用が示されている。閉じた状態 では、図10に示されているように、ストラップ28の全長が軸198に巻付け られ、そしてフック32、そのフックの凹状の内側322が軸上に巻付けられた ストラップを包囲するようにして、リセプタクル38内ち配置される。フックの 横方向エッジがリセプラクル内に延長したディスク208、226の部分に係合 する。 引っ込められた状態では、フック32のベ−ス319が軸19 8の下で後方にそしてテンションバ−406の方へと延長する。フック32のベ −ス319に付着されたストラップ28のル−プよりなるフィンガ−・ル−プ4 06がリセプタクル38の正面の方へと外方に延長して、装着および安全つなぎ 機構が使用されるべき時にフック32をリセプタクル38から引出すのに便利な ハンドルを使用者に提供する。 閉じた状態では、リッド36は下方位置に枢動されてリセプアクルと38と、 その中にあればストラップ28およびフック323を実質的に覆う。閉じた状態 では、リッド36はラッチされており、プレスプレ−ト358を作動してラッチ 爪376116から解放しない限り開くことはできない。リッド36は、前述の ようにプレスプレ−ト358を作動できないようにするロック機構46を作動す ることによって閉じた位置にロックすることができる。 図13に示されているように、リッド36が閉じた位置にある場合には、リッ ド36のベ−ス332から垂下したカム面336、336’はレバ−ア−ム25 4、272のいずれとも係合していない。カム面336、336’とレバ−ア− ム254、272の間には係合が存在しないから、L字状ア−ム252および円 弧状ア−ム268の末端部258、276がテンションばね284によって互い の方へと偏倚されてそれぞれギヤ222およびラチェット218に係合する。具 体的には、末端部258と、四角にカットした歯のギヤ222に係合するドグ2 44との係合が、軸198がそれの軸線のまわりで何れの方向にも回転するのを 禁止す る。 リセプタクル38からストラップ28とフック32を取り出すためには、使用 者はリッド36を第1の開いた位置64(図14)または第2の開いた位置66 (図15)に枢動させなければならない。リッド36が開いた状態では、使用者 はリセプタクル38の中からフック32およびストラップ28にアクセスするこ とができる。第1の開いた位置64では、図14に示されているように、リッド のカム面336がドグ244のレバ−ア−ム254に係合しかつドグ244をそ れの枢動継手248のまわりで枢動させかつ四角にカットした歯のギヤ222と の係合状態からL字状のア−ム252の末端部258を釈放する。この非係合状 態でストラップ28を回収することができ、そしてストラップが軸198から巻 戻されて、軸を図14で反時計方向に回転させる。さめ歯状のラチェット218 に係合した爪246は軸198空のストラップ28の巻戻しを妨害しない。なぜ なら、爪246の末端部276が各ギヤ歯220の緩やかな傾斜に沿って摺動し て、軸198をそれの長手方向の軸線のまわりで反時計方向に回転させる。スト ラップ28が回収されかつ軸198が反時計方向に回転すると、ばね286が巻 上げられて、そのばねに対する荷重を増加させる。ばねに対する荷重が増加した ことにより、軸198を時計方向に回転させてストラップ28を引っ込めさせよ うとするばね286の力を増大させる。 爪246は、リッド36が第1の開いた位置64に枢動された時に、軸198 が図14で時計方向に回転するのを禁止する。爪 246の末端部276がさめ歯ラチェット218の歯220の急激な面に係合し て、軸198が時計方向に回転するのを禁止する。 軸198を時計方向に駆動することによってばね286にストラップ28を引 っ込めさせるためには、リッド36が図15に示されているように第2のさらに 開いた位置まで枢動されなければならない。この第2のさらに開いた位置におけ るリッド36は、第1の開いた位置で占有していた位置を通り過ぎて、装着およ び安全つなぎ機構22に対してほぼ垂直のまたは垂直を過ぎた配向まで枢動され る。リッド36の基部分332は、リッドが第2の開いた位置66にある場合に 、タブ138、138’と係合する。タブ138、138’はリッドがそれ以上 開くのを制限する。リッド36をこの位置まで枢動させると、リッド36におけ るカム面336’が爪246のレバ−ア−ム272と係合さSられ、その間、第 1のカム面336はドグ244のレバ−ア−ム254と継続して係合している。 カム面336’とレバ−ア−ム272との係合が爪246をそれの枢動継手26 6のまわりで枢動させ、そして爪246の末端部276をさめ歯ラチェット21 8から外れさせる。爪246もドグ244もラチェット218またはギヤ222 と係合していないので、ばね286は軸198を時計方向に回転させ、ストラッ プ28が完全に引っ込められ、ストラップのたるみが吸収され、リッドが第1の 位置64に戻され、あるいはリッド36が閉じられるまで、ストラップ28を引 っ込めさせかつそれを軸198に巻きつけるようにすることができる。 装着および安全つなぎ機構22は使用者が3つの態様うちの1 つで補助かばん52を担持することができるようにする。図4を参照すると、第 1はフック32で補助かばんを支持することである。使用者はまずリッド36を 第1の開いた位置に枢動させ、カム面336をレバ−ア−ム254と係合させ、 これによってドグ244をギヤ222から外し、ストラップ28を引っ込めるこ とができるようにする。ストラップ28が適当な長さだけクラッチ機構から引っ 込められ、リッド36が閉じられてカム面336をレバ−ア−ム254から外し 、そしてドグを四角にカットしたギヤ222に係合させるようにテンションばね 284で偏倚させる。このようにしてストラッップ28の延長した長さが固定さ れる。補助かばんの重量を支えるために、フック32がつぎに補助かばん52の 一部分に係合され得る。 図5を参照すると、補助かばん52を担持する第2の態様は、補助かばん52 の一部でストラップ28をル−プ状にし、そして装着および安全つなぎ機構22 のリセプタクル28内にフック32を戻して入れることである。フック32は軸 198を包囲し、そしてそのフック32の横方向エッジが側壁94、94’から 内方に延長したディスク208、226の内側エッジ上で支持される。フック3 2のチップ317はリセプタクルの後壁92、92’から前方に延長したレッジ 128とも係合している(図12)。チップ317とレッジ128との係合は、 軸198が補助かばん52の全重量を支持しないようにするのを助長する。リッ ド36を閉じることが、上述のように、ストラップ28の長さを固定する。 図5Aを参照すると、補助かばん52を支持するための第3の態様は、フック 32とストラップ28をリセプタクル38から引出し、補助かばん52の一部分 でル−プ状にし、そしてプルハンドル62に隣接したクロスバ−58まで延長さ れ、それにフックが装着されることを必要とする。リッド36を閉じることが、 その時点におけるストラップ28の長さを決める。 これらの装着態様の3つのすべてにおいて、ストラップ28とフック32は、 ストラップ28またはフック32を補助かばんから外し、そしてリッド36を第 2の開いた位置66まで枢動させることによって、リセプタクCル38内の引っ 込められた位置に戻すことがでいる。第2の開いた位置では、リッドの第2のカ ム面336’が爪246のレバ−ア−ム272に係合し、そして爪246をさめ 歯ラチェット218から外れさせ、それによってばね286に軸198を時計方 向に回転させかつストラップ28を軸198に巻きつけることによって引っ込ま せることができる。また、リッドを第2の開いた位置に枢動させることによって 補助かばんが装着された後でストラップ28の長さを短くすることができる。 装着および安全機構22は、リッド36を第1の開いた位置64または第2の 開いた位置66に枢動させ、ストラップ28とフック32をリセプタクル38か ら回収し、それを物体54のまわりでル−プ状にし、フック32をリセプタクル 38内に入れなおし、リッド36を閉じ、そしてロック機構を作動させることに よって、安全装置としても用いられる。このようにしてフック32 はリセプタクル38の内側にロックされ、リッド36を開けなければ取り出すこ とはできない。フック32は上述しかつ図12に示されているようにクラッチ機 構に係合して、リセプタクル38内にフック32を安全にとじ込める。一度に1 つより多いかばんの安全をはかるには、ストラップ28を幾つかの他の物体54 に通してまたはそれらのまわりでル−プ状にすればよい。 本発明の現時点での好ましい実施例およびそれの改良の多くについてある程度 詳細に説明した。この説明は好ましい例示のためになされたものである。しかし 、本発明の範囲は下記の請求の範囲によって定義されるものであり、かならずし も好ましい実施例についての詳細な説明によって定義されるものではないことが 理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィデス、デイビッド、ダブリュウ. アメリカ合衆国、コロラド州 80601、ブ ライトン、ハリソン ストリート 14859 (72)発明者 グレッグ、ジェームズ、エス. アメリカ合衆国、コロラド州 80013、オ ーロラ、イースト ベーカー プレース 18390 (72)発明者 ヒラート、リック ベルギー国オウデナーデ、ビー 9700 ド リス テル バイスト 12 (72)発明者 キング、ウイリアム、エル. アメリカ合衆国、コロラド州 80209、デ ンバー、チェリー クリーク ドライブ サウス 3100、アパートメント ナンバー 1108 (72)発明者 ノードマーク、ジョン、シー. アメリカ合衆国、コロラド州 80126、ハ イランズ ランチ、タウンセンド ドライ ブ 7038 (72)発明者 ペドラー、ロジャー アメリカ合衆国、コロラド州 80231、デ ンバー、イースト バッサー ドライブ 9888 (72)発明者 テスマン、ロバート、エム. アメリカ合衆国、コロラド州 80122、リ トルトン、サウス オグデン ウエイ 7347 (72)発明者 ゼザ、カーロ、エフ.、ジュニア アメリカ合衆国、コロラド州 80239、デ ンバー、イースト フォーティフィフス アベニュウ 11200

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 補助かばんを主かばん上に支持し、少なくとも主かばんを物体に固着す るための、主かばんに装着されるようになされた補助かばん装着および安全つな ぎ機構であって、 クラッチ機構と、 内端部と外端部を有し、内端部をクラッチ機構に固着された細長い可撓性のス トラップと、 ストラップの外端部に取り付けられたフックを具備しており、 クラッチ機構は可撓性のストラップをクラッチ機構に引きつけかつフックをク ラッチ機構に後退させるように偏倚され、 クラッチ機構に隣接して枢動可能に取り付けられたリッドであって、フックと ストラップがアクセス可能な選択的に開いた位置を有し、そしてストラップがク ラッチ機構に対して引っ込められる程度だけリッドがクラッチ機構とストラップ またはフックを覆う選択的に開いた位置を有するリッドを具備しており、 リッドが開いた位置でクラッチ機構に係合してクラッチ機構を解放し、それに よってストラップがクラッチ機構から引張り出されて延長され得るようになされ ており、 リッドが閉じた位置でクラッチ機構に係合してクラッチ機構を固定した状態に 保持し、それによってストラップの延長が決められるようになされた補助かばん 装着および安全つなぎ機構。 2. リッドを閉じた位置にロックするためのリッドにおけるロック機構をさ らに具備した請求項1の補助かばん装着および安 全つなぎ機構。 3. リッドは、フックおよびストラップがアクセス可能な第1および第2の 開いた位置を選択的に有し、 リッドが第1の位置でクラッチ機構に係合してストラップを解放し、それによ ってストラップがクラッチ機構から延長されることができ、 リッドが第2の位置でクラッチ機構と係合してストラップを引っ込めて、それ によってストラップが緊張状態となるまでクラッチ機構に対して引きつけられる ようになされた請求項1の補助かばん装着および安全つなぎ機構。 4. クラッチ機構は、ばね装荷された回転軸をさらに具備しており、その回 転軸にストラップの内端部が取り付けられ、その回転軸上にフトラップが巻きつ けられるようになされている請求項3の補助かばん装着および安全つなぎ機構。 5.前記クラッチ機構が、 前記軸に固着されたギヤおよびラチェット・アセンブリと、 クラッチ機構に枢動可能に取り付けられたドグを具備し、第1の開いた位置の リッドがこのドグ枢動させてギヤおよびラチェット・アセンブリから外れさせ、 軸を回転させてストラップの延長を可能にし、 クラッチ機構に枢動可能に取り付けられた爪を具備し、第2の開いた位置にお けるリッドがその爪を枢動させてギヤおよびラチェット・アセンブリから外れさ せ、ばね装荷された軸を回転させてストラップをさらに延長させるかあるいは引 っ込ませるように し、 リッドが閉じた位置でドグおよび爪から外れると、そのドグおよび爪が偏倚さ れてギヤおよびラチェット・アセンブリに係合しかつ軸の回転を阻止するように なされた請求項4の補助かばん装着および安全つなぎ機構。 6. リッドを閉じた位置にロックするリッドにおけるロック機構をさらに具 備した請求項5の補助かばん装着および安全つなぎ機構。 7. 補助かばんを主かばん上に支持し、少なくとも主かばんを物体に固着す るための、主かばんに装着されるようになされた補助かばん装着および安全つな ぎ機構であって、 リセプタクルを画成するハウジングと、 リセプタクル内に位置づけられたクラッチ機構と、 内端部および外端部を有し、内端部がクラッチ機構に固着されている細長い可 撓性のストラップと、 そのストラップの外端部に取り付けられたフックと、 リセプタクルに隣接してハウジングに枢動可能に取り付けられたリッドであっ て、リセプタクルに接近可能な選択的な第1および第2の開いた位置を有し、か つリッドがリセプタクルを覆う選択的に閉じられた位置を有し、第1および第2 の開いた位置でクラッチ機構に係合し、閉じた位置にある時にはクラッチ機構か ら外れるようになされたリッドを具備しており、 閉じた位置では、ストラップの延長が固定され、第1の開いた位置では、スト ラップがクラッチ機構から延長されることができ、 第2の開いた位置では、ストラップがクラッチ機構から延長されこととそのクラ ッチ機構に対して引っ込めることができるようになされた補助かばん装着および 安全つなぎ機構。 8. クラッチ機構は、リッドが第2の開いた位置にある時に、ストラップを クラッチ機構に対して自動的に引っ込めるようにばね装架されている請求項7に 定義された補助かばん装着および安全つなぎ機構。 9. クラッチ機構が、ストラップが巻きつけられかつ巻戻される回転軸をさ らに具備している請求項8に定義された補助かばん装着および安全つなぎ機構。 10. クラッチ機構が、前記軸に固着されたギヤおよびラチェット・アセン ブリをさらに具備している請求項9に定義された補助かばん装着および安全つな ぎ機構。 11. 前記クラッチ機構が、 ハウジングに枢動可能に取り付けられたドグを具備し、リッドが第1および第 2の開いた位置でそのドグに係合してドグをギヤおよびラチェット・アセンブリ から外れさせ、軸を回転させてストラップを延長させることができるようになさ れており、 ハウジングに枢動可能に取り付けられた爪を具備し、リッドが第2の開いた位 置でその爪に係合して爪をギヤおよびラチェット・アセンブリから外れさせ、軸 を回転させてストラップを延長させることまたは引込ませることができるように なされており、 リッドは閉じた位置においてドグから外れてドグをギヤおよびラチェット・ア センブリに係合させかつ軸の回転を阻止するよう になされている請求項10に定義された補助かばん装着および安全つなぎ機構。 12. リッドがプレ−トと、それから延長したベ−ス部分をさらに具備し、 リッドが第1の開いた位置にある時にベ−ス部分がドグに係合し、そしてリッド が第2の開いた位置にある時に爪とドグに係合するようになされた請求項11に 定義された補助かばん装着および安全つなぎ機構。 13. リッドが、 ベ−ス部分から下方に垂下した第1のカム面と、 ベ−ス部分から下方に垂下した第2のカム面を具備し、 リッドが第1の開いた位置にある時に第1のカム面がドグに係合し、そしてリ ッドが第2の開いた位置にある時に第2のカム面が爪に係合しかつ第1のカム面 がドグと係合し続けているようになされた請求項12に定義された補助かばん装 着および安全つなぎ機構。 14. クラッチ機構が、 ストラップが巻きつけられかつ巻戻される細長い回転軸と、 その軸に装着されて回転偏倚をあたえるばねカセットをさらに具備している請 求項8に定義された補助かばん装着および安全つなぎ機構。 15. スロットを画成しかつ軸線方向の穴を画成した端壁を有し、複数のキ −が半径方向に延長している中空の円筒状容器と、前記容器内に配置されたコイ ルばねを具備し、そのコイルばねが同心状の円をなして巻回された所定の長さの ストリップ金属より なり、コイルばねが内端部および外端部を画成し、外端部が前記スロット内に配 置されそして内端部が曲げられてタブを形成しているばねカセットをさらに具備 しており、 クラッチ機構が、ストラップが巻きつけられかつ巻戻される細長い回転軸をさ らに具備し、その軸は実質的にそれの長さに沿ってスロットを画成しており、軸 がばねに挿通されると、タブが軸のスロットに係合して軸とばねの間に回転偏倚 を与え、そしてばねカセットを軸に装着するために軸が軸線方向の穴にさらに入 れ込まれるようになされている請求項14に定義された補助かばん装着および安 全つなぎ機構。 16. 少なくとも1つの補助かばんを主かばん上に支持し、かつ少なくとも 主かばんを物体に固着するための、主かばんに装着されるようになされた補助か ばん装着および安全つなぎ機構であって、 リセプタクルを画成するハウジングと、 そのリセプタクル内に配置されたクラッチ機構と、 内端部と外端部を有し、内端部がクラッチ機構に固着されかつそのクラッチ機 構から延長されかつ引っ込められるようになされた細長い可撓性のストラップと 、 リセプタクルに隣接してハウジングに枢動可能に取り付けられたリッドであっ て、リセプタクルにアクセス可能な選択的に第1おうよび第2の開いた位置を有 し、かつリッドがリセプタクルを覆う選択的に閉じられた位置を有し、第1およ び第2の開いた位置においてクラッチ機構に係合し、閉じた位置においてクラッ チ 機構から外れるようになされたリッドを具備し、 閉じた位置において、ストラップの長さが固定され、第1の開いた位置では、 ストラップがクラッチ機構から延長でき、第2の位置では、ストラップがクラッ チ機構から延長できかつ引っ込めることができるようになされた補助かばん装着 および安全つなぎ機構。 17. ストラップの外端部に固着されたフックをさらに具備し、そのフック は全体として剛性のJ字形状を有して、チップおよびベ−ス部分、上方の凸面、 下方の凹面、および1対の横方向に対向したエッジを画成している請求項16に 定義された補助かばん装着および安全つなぎ機構。 18. クラッチ機構が、 ストラップが巻きつけられかつ巻戻される第1および第2の対向した端部を有 する細長い回転軸と、その軸の第1の端部に固着されたギヤおよびラチェット・ アセンブリと、周囲を画成していて、軸の第2の端部に固着された剛性の円形の ディスクをさらに具備しており、 クラッチ機構がフックの凹面内に入れ込まれると、フックの対向した横方向の エッジが一方の横方向エッジに沿ってクラッチ機構に係合しかつ他方の横方向エ ッジに沿ってディスクの周囲に係合するようになされている請求項17に定義さ れた補助かばん装着および安全つなぎ機構。 19. 前記リッドが、選択可能なロックされたモ−ドとロックされていない モ−ドを有するロック機構をさらに具備しており、 リッドが閉じた位置にある時に、そのロック機構がロックされるようになされた 請求項18に定義された補助かばん装着および安全つなぎ機構。 20. 補助かばんを担持することができ、かつ物体に固着できるかばんであ って、 外表面を有し、前記外表面が内部空洞を画成しており、その内部空洞に対する アクセスを可能にする選択的に開いたり閉じたりできる開口部を有する本体と、 前記本体に固着されたかばんを持ち運ぶのに使用するためのハンドルと、 補助かばん装着および安全つなぎ機構を具備し、前記機構が、 リセプタクルを画成するハウジングと、 そのリセプタクル内に配置されたクラッチ機構と、 内端部と外端部を有し、内端部をクラッチ機構に固着された細長い可撓性のス トラップと、 ストラップの外端部に取り付けられたフックと、 リセプタクルに隣接してハウジングに枢着されたリッドであって、リセプタク ルにアクセス可能な選択的に第1および第2の開いた位置を有し、かつリッドが リセプタクルを覆う選択的に閉じた位置を有し、第1および第2の開いた位置で クラッチ機構に係合し、閉じた位置にある時にはクラッチ機構から外されるよう になされたリッドを具備しており、 閉じた位置では、ストラップの延長が固定され、第1の開いた位置では、スト ラップがクラッチ機構から延長でき、第2の開い た位置では、ストラップがクラッチ機構から延長しかつ引っ込めることができる ようになされているかばん。 21. 前記かばんが支持表面上に休止し、前記シェル上に取り付けられかつ 支持表面に沿って前記シェルを運搬するために前記支持表面と選択的に係合する ことができる1対のホイ−ルをさらに具備した請求項20に定義されたかばん。 22. 前記本体が2つのシェルよりなり、各シェルは1つのサイドフェ−ス パネルと、前記サイドフェ−スパネルと一体に形成されかつそのサイドフェ−ス パネルから実質的に直交関係をもって延長した4つのエッジパネルを有しており 、前記4つのエッジパネルが周囲を画成しており、 前記シェルは前記周囲に沿って解放可能に連結され、 前記機構が前記サイドフェ−スパネルと前記4つのエッジパネルの1つとの交 差部分に隣接して前記シェルに装着されている請求項21に定義されたかばん。 23. 物体をキャリアに固着するための装着および安全つなぎ機構であって 、 内端部と外端部を有する細長い可撓性のストラップと、 ストラップの内端部に取り付けられていてストラップをハウジング内に引っ込 める手段と、 ストラップの外端部に取り付けられてストラップの外端部を物体にあるいはス トラップを物体のまわりにそして外端部を前記引っ込める手段にもどして固着さ せる手段と、 ストラップがハウジングから延長された位置まで引張られうる ように前記引っ込める手段を解放しかつ前記引っ込める手段に係合してストラッ プをハウジング内の固定位置にあるいはハウジングから延長された状態に保持す るクラッチ手段と、 前記引っ込める手段に対するアクセスを制御しかつ前記クラッチ手段を制御す るカバ−手段であって、開いた位置にある時にアクセスを許容しかつ前記引っ込 める手段を解放し、閉じた位置にある時に前記引っ込める手段に対するアクセス を阻止かつ前記引っ込める手段に係合し、開いた位置において、固着手段とスト ラップが延長されて物体に固着され、かつ閉じた位置におKて、固着手段とスト ラップが固定位置に保持され、物体がそれに固着っされるようになされたカバ− 手段を具備した装着および安全つなぎ機構。 24. カバ−手段を閉じた位置にロックする手段をさらに具備した請求項2 3の装置。 25. 補助かばん装着および安全つなぎ機構を組み立てる方法であって、 細長い軸を、その軸の第1の端部をギヤおよびラチェット・アセンブリの軸線 方向の凹部に挿入することによって、ギヤおよびラチェット・アセンブリに取り 付け、 細長い軸に可撓性のストラップの第1の端部を取り付け、そしてストラップを 軸に巻きつけて、ストラップ、軸およびギヤおよびラチェット・アセンブリを含 んだ第1のサブアセンブリを形成し、 ハウジングを構成している第1および第2の端部分のうちの第 1の端部分における穴に第1のサブアセンブリを挿通することによって第1のサ ブアセンブリをハウジングに取り付け、 ハウジングの2つの端部分を係合させてハウジングを形成しかつ同時に前記軸 の第2の端部をハウジングの前記第2の端部分における穴に挿通し、 前記軸の前記第2の端部にばねカセットを取り付け、 前記ギヤおよびラチェット・アセンブリに係合しかつそれから外れる位置にお いて前記第1の端部分にドグを枢動可能に取り付け、 前記ギヤおよびラチェット・アセンブリに係合しかつそれから外れる位置にお いて前記第1の端部分に爪を枢動可能に取り付け、 ベ−ス部分と2つの細長い脚を画成したシュラウドを前記ハウジングの周囲に 取り付け、前記ベ−スと前記脚が前記ハイジングを包囲するようにし、 横方向に対向しかつ外方に延長したピンを有するリッドを前記シュラウドの前 記脚に枢動可能に取り付けることよりなる補助かばん装着および安全つなぎ機構 を組み立てる方法。
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