JPH1050299A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

非水電解質二次電池

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JPH1050299A
JPH1050299A JP9109468A JP10946897A JPH1050299A JP H1050299 A JPH1050299 A JP H1050299A JP 9109468 A JP9109468 A JP 9109468A JP 10946897 A JP10946897 A JP 10946897A JP H1050299 A JPH1050299 A JP H1050299A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負極を改良して高エネルギー密度で、サイク
ル寿命に優れた高信頼性の非水電解質二次電池を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 負極が充電状態でアルカリ金属を含有す
る炭化物を含むものであり、この炭化物として、イオン
結合型炭化物、共有結合型炭化物、または金属間化合物
型炭化物を用いる。イオン結合型炭化物として、Al4
3、Al26、Na22、K22、Cu22、Ag2
2、MgC2、Mg23、CaC2、ZnC2、VC2
ど、共有結合型炭化物として、SiC、B123、Cr3
2、Cr73、Cr4Cなど、金属間化合物型炭化物と
して、TiC、VC、V43、V5C、MoC、Mo
2C、WC、W2C、Mn3C、Mn236、Mn73、F
3C、Fe2C、FeC、Co3C、Co2C、Co
2、Ni3Cなどがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解質二次電
池、特にその負極の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リチウム(Li)やナトリウム(Na)
などのアルカリ金属を負極とする非水電解質二次電池
は、起電力が高く、従来のニッケルカドミウム蓄電池や
鉛蓄電池に較べ高エネルギー密度になると期待され、多
くの研究がなされている。特に、Liを負極とする非水
電解質二次電池について多くの研究がなされている。し
かし、金属状のアルカリ金属を負極に用いると充電時に
デンドライトが発生し、短絡を起こし易く信頼性の低い
電池となる。この問題を解決するために、アルカリ金属
としてのLiとアルミニウム(Al)、や鉛(Pb)と
の合金負極を用いることが検討された。これら合金負極
を用いると、充電でLiは負極合金中に吸蔵され、デン
ドライトの発生がなく信頼性の高い電池となる。しか
し、合金負極の放電電位は金属Liに比べ、約0.5V
貴であるため、電池の電圧も0.5V低く、これにより
電池のエネルギー密度も低いものとなる。一方、黒鉛な
どの炭素とLiの層間化合物を負極活物質とする研究も
なされている。この化合物負極でも、充電ではLiは炭
素の層間に入りデンドライトは発生しない。放電電位は
金属Liに較べ約0.1V貴であり、電池電圧の低下も
小さい。これにより、より好ましい負極と言える。しか
し、この負極活物質も大きい問題があった。充電でLi
が層間に入れるのは、黒鉛の場合、理論上、最高の値で
6Liであり、その場合の電気容量は372Ah/k
gである。また、黒鉛よりも結晶性の低い炭素が上記の
理論値を越える放電容量を有する材料として多くの提案
がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の炭素材料の放電
容量は不充分であり、しかも、充放電サイクルにともな
う容量低下が大きい。本発明は、充電でLiを吸蔵して
デンドライトが発生せず、電気容量が大きく、サイクル
寿命の優れた非水電解質二次電池を与える負極を提供す
ることを目的とする。さらに、本発明は、Li以外にN
aをも高容量で吸蔵できるようになり、これらの負極を
使用することにより、より高エネルギー密度で、デンド
ライトによる短絡のないサイクル寿命に優れた信頼性の
高い非水電解質二次電池を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の非水電解質二次
電池は、充電放電に対して可逆性を有する正極と負極、
およびアルカリ金属イオンを含有する非水電解質を具備
し、前記負極が充電状態でアルカリ金属を含有する炭化
物を含むことを特徴とする。前記炭化物に含有されるア
ルカリ金属は、リチウムおよびナトリウムの少なくとも
一方とする。上記構成の負極は、高容量で、かつサイク
ル寿命が極めて優れており、この負極を用いることによ
って、より高エネルギー密度で、デンドライトによる短
絡がなく、サイクル寿命に優れた信頼性の高い非水電解
質二次電池を提供することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、前記のように、負極が
充電状態でアルカリ金属を含有する炭化物を含むもので
あり、この炭化物としては、イオン結合型炭化物、共有
結合型炭化物、および金属間化合物型炭化物が好ましく
用いられる。ここで、イオン結合型炭化物としては、ア
ルミニウム、ナトリウム、カリウム、銅、銀、マグネシ
ウム、カルシウム、亜鉛、およびバナジウムからなる群
より選ばれた少なくとも1種の元素の炭化物がある。こ
れらの炭化物の具体例は、Al43、Al26、Na2
2、K22、Cu22、Ag22、MgC2、Mg
23、CaC2、ZnC2、VC2などである。共有結合
型炭化物としては、ケイ素、ホウ素、およびクロムから
なる群より選ばれた少なくとも1種の元素の炭化物があ
る。これらの炭化物の具体例は、SiC、B123、C
32、Cr73、Cr4Cなどである。また、金属間
化合物型炭化物としては、チタン、バナジウム、モリブ
デン、タングステン、マンガン、鉄、コバルト、および
ニッケルからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素
の炭化物がある。これら炭化物の具体例は、TiC、V
C、 V43、V5C、MoC、Mo2C、WC、W2C、
Mn3C、Mn236、Mn73、Fe3C、Fe2C、F
eC、Co3C、Co2C、CoC2、Ni3Cなどであ
る。
【0006】一般に、炭化物は、炭素とそれより陽性の
元素との化合物である。そして、炭化物は、炭素と結合
する元素によって3種類の結合型に分類することができ
る。その1つは、陽性の強い元素が結合したもので、上
記のイオン結合型炭化物として挙げたものがこれに該当
する。他の1つは、陽性が弱くて原子半径の小さい元素
が結合したもので、上記の共有結合型炭化物として挙げ
たものが該当する。さらに、他の1つは、原子半径の大
きな元素が結合したもので、上記の金属間化合物型炭化
物として挙げたものが該当する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 《実施例1》まず、Al43、Al26、Na22、K
22、Cu22、Ag22、MgC2、Mg23、Ca
2、ZnC2、およびVC2について、負極活物質とし
ての特性を検討するため、図1に示す試験セルを作っ
た。また、比較例には、黒鉛を用いた。各活物質10g
に対して結着剤としてポリエチレン粉末1gを混合して
合剤とした。この合剤0.1gを直径17.5mmの円
盤に加圧成型して電極とした。図1は、この電極を用い
た試験セルを示す。電極1をケース2の中央に配し、そ
の上に微孔性ポリプロピレンセパレータ3を配置した。
1モル/lの過塩素酸リチウム(LiClO4)を溶解
したエチレンカーボネートとジメトキシエタンの体積比
1:1の混合溶液を非水電解質としてセパレータ上に注
液した。一方、内側に直径17.5mmの金属Li4を
張り付け、外周部にポリプロピレン製ガスケット5を付
けた封口板6を用意し、これを前記ケース2に組み合わ
せて試験セルとした。
【0008】各試験セルについて、2mAの定電流で、
電極がLi対極に対して0Vになるまでカソード分極
(活物質電極を負極として見る場合には充電に相当)
し、次に電極が1.0Vになるまでアノード分極(放電
に相当)した。このカソード分極、アノード分極を繰り
返し行い、電極特性を評価した。さらに、100サイク
ルまでこの充放電を繰り返し、サイクルに伴う放電容量
の変化を測定した。初期放電容量、および100サイク
ル目の放電容量の初期放電容量に対する比率、すなわち
放電容量維持率を表1に示す。放電容量は、本実施例の
セルが極めて大きい。また、比較例のセルではサイクル
に伴う容量低下が非常に大きいのに対して、本実施例の
セルでは容量低下がほとんど無いことがわかった。試験
セルの100サイクル目のカソード分極が終了した後、
各試験セルを分解したところ、いずれも金属Liの析出
は認められなかった。以上より本実施例の炭化物を活物
質とする電極では、カソード分極でLiが電極中に吸蔵
され、アノード分極で吸蔵されたLiが放出され、金属
Liの析出はなく、また、充放電容量は極めて大きく、
充放電サイクル特性も優れている。
【0009】
【表1】
【0010】《実施例2》本実施例では、SiC、B12
3、Cr32、Cr73、およびCr4Cについて負極
活物質としての特性を検討するため、実施例1と同様に
して図1に示す試験セルを作り、実施例1と同じ条件で
試験した。その結果を表2に示す。放電容量は本実施例
のセルが極めて大きい。比較例のセルでは、サイクルに
伴う容量低下が非常に大きいのに対して、本実施例のセ
ルでは容量低下がほとんど無いことがわかった。試験セ
ルの100サイクル目のカソード分極が終了した後、試
験セルを分解したところ、いずれも金属Liの析出は認
められなかった。以上より本実施例の炭化物を活物質と
する電極では、カソード分極でLiが電極中に吸蔵さ
れ、アノード分極で吸蔵されたLiが放出され、金属L
iの析出はなく、また、充放電容量が極めて大きく、充
放電サイクル特性も優れている。
【0011】
【表2】
【0012】《実施例3》本実施例では、TiC、V
C、V43、V5C、MoC、Mo2C、WC、W2C、
Mn3C、Mn236、Mn73、Fe3C、Fe2C、F
eC、Co3C、Co2C、CoC2、およびNi3Cにつ
いて、負極活物質としての特性を検討するため、実施例
1と同様にして図1に示す試験セルを作り、実施例1と
同じ条件で試験した。その結果を表3に示す。放電容量
は本実施例のセルが極めて大きい。比較例のセルでは、
サイクルに伴う容量低下が非常に大きいのに対して、本
実施例のセルでは容量低下がほとんど無いことがわかっ
た。試験セルの100サイクル目のカソード分極が終了
した後、試験セルを分解したところ、いずれも金属Li
の析出は認められなかった。以上より本実施例の炭化物
を活物質とする電極では、カソード分極でLiが電極中
に吸蔵され、アノード分極で吸蔵されたLiが放出さ
れ、金属Liの析出はなく、また、充放電容量が極めて
大きく、充放電サイクル特性も優れている。
【0013】
【表3】
【0014】《実施例4》本実施例では、Al43
Al26、Na22、K22、Cu22、Ag22、M
gC2、Mg23、CaC2、ZnC2、およびVC2を活
物質とする負極を用いて図2に示した円筒形電池を構成
して特性を調べた。比較例の負極活物質には天然黒鉛を
用いた。電池は以下の手順により作製した。正極活物質
であるLiMn1.8Co0.24は、Li2CO3とMn3
4とCoCO3とを所定のモル比で混合し、900℃で加
熱することによって合成した。さらに、これを100メ
ッシュ以下に分級したものを正極活物質とした。正極活
物質100gに対して導電剤として炭素粉末を10g、
結着剤としてポリ4フッ化エチレンの水性ディスパージ
ョンを樹脂分で8gと純水を加え、ペースト状にし、チ
タンの芯材に塗布し、乾燥、圧延して正極を得た。正極
の正極活物質の重量は5gとした。負極は、活物質であ
る上記の各炭化物粉末100gと結着剤のポリ四フッ化
エチレン粉末を重量比100:5の割合で混合し、石油
系溶剤を用いてペ−スト状としたものを銅の芯材に塗布
後、100℃で乾燥し、負極板とした。負極はいずれも
炭化物粉末の重量は2gとした。
【0015】上記の正極板11と負極板12とを間にセ
パレ−タ13の微孔性ポリプロピレンフィルムを介在さ
せて渦巻き状に捲回した。この極板群を上下にポリプロ
ピレン製の絶縁板16、17を配して金属製電槽18に
挿入し、電槽18の上部に段部を形成させた後、非水電
解液として、1モル/lの過塩素酸リチウムを溶解した
エチレンカーボネートとジメトキシエタンの等比体積混
合溶液を注入し、正極端子20を有する封口板19で密
閉した。なお、正極板11に接続された芯材と同材質の
正極リード14は正極端子20に、また負極板12に接
続された芯材と同材質の負極リード15は電槽18にそ
れぞれ接続されている。この電池は、正極の電気容量の
方が大きく、電池の容量は負極の容量で決まる。
【0016】これらの各活物質を負極とする電池につい
て、充放電電流を0.5mA/cm2とし、充放電電圧
範囲を4.3V〜3.0Vとして充放電サイクル試験を
行った。表4に初期容量、および100サイクル後の容
量維持率を示す。電気容量は本実施例の電池が極めて大
きい。しかも、サイクル特性も本実施例の電池の方が極
めて優れている。100サイクル目の充電が終わった
後、電池を分解して金属Liの析出の有無を調べたが、
いずれの電池もLiの析出は認められなかった。また、
SiC、B123、Cr32、Cr73、Cr4C、Ti
C、VC、V43、V5C、MoC、Mo2C、WC、W
2C、Mn3C、Mn236、Mn73、Fe3C、Fe2
C、FeC、Co3C、Co2C、CoC2、およびNi3
Cについても同様に優れた結果が得られた。
【0017】
【表4】
【0018】《実施例5》上記の実施例では、充電で負
極に含有されるアルカリ金属はLiであったが、本実施
例ではNaを検討した。正極活物質にNaNiO2、非
水電解質に1モル/lの過塩素酸ナトリウム(NaCl
4)を溶解したガンマーブチロラクトンを用いる以外
は、重量や組成比などの条件は実施例4と全く同じとし
て図2に示した円筒形電池を構成した。いずれの電池
も、正極の電気容量の方が大きく、電池の容量は負極の
容量で決まる。各電池を充放電電流0.5mA/c
2、充放電電圧範囲4.0〜3.0Vで充電サイクル
試験をした。表5に初期容量および100サイクル後の
容量維持率を示す。
【0019】
【表5】
【0020】実施例による電池は、比較例に比べて極め
て大きな電気容量を有し、サイクル特性も優れている。
100サイクル目の充電が終わった後、電池を分解した
ところ、実施例および比較例いずれの電池とも金属Na
の析出は認められなかった。また、SiC、B123
Cr32、Cr73、Cr4C、TiC、VC、V
43、V5C、MoC、Mo2C、WC、W2C、Mn
3C、Mn236、Mn73、Fe3C、Fe2C、Fe
C、Co3C、Co2C、CoC2、およびNi3Cについ
ても同様に優れた結果が得られた。
【0021】さらに、上記の実施例では円筒形電池につ
いて説明したが、本発明はこの構造に限定されるもので
はなく、コイン型、角型、偏平型などの形状の二次電池
においても全く同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、高容量でかつ、サイク
ル寿命の極めて優れた負極を用いることにより、より高
エネルギー密度で、デンドライトによる短絡のない信頼
性の高い非水電解質二次電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の活物質の電極特性を評価するための試
験セルの縦断面略図である。
【図2】本発明の実施例における円筒形電池の縦断面図
である。
【符号の説明】
1 本発明による電極 2 ケース 3 セパレータ 4 金属Li 5 ガスケット 6 封口板 11 正極板 12 負極板 13 セパレータ 14 正極リード 15 負極リード 16、17 絶縁板 18 電槽 19 封口板 20 正極端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊口 ▲吉▼徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電放電に対して可逆性を有する正極と
    負極、およびアルカリ金属イオンを含有する非水電解質
    を具備し、前記負極が充電状態でアルカリ金属を含有す
    る炭化物を含むことを特徴とする非水電解質二次電池。
  2. 【請求項2】 充電放電に対して可逆性を有する正極と
    負極、およびアルカリ金属イオンを含有する非水電解質
    を具備し、前記負極が充電状態でアルカリ金属を含有す
    るイオン結合型炭化物を含むことを特徴とする非水電解
    質二次電池。
  3. 【請求項3】 イオン結合型炭化物が、アルミニウム、
    ナトリウム、カリウム、銅、銀、マグネシウム、カルシ
    ウム、亜鉛、およびバナジウムからなる群より選ばれた
    少なくとも1種の元素の炭化物である請求項1記載の非
    水電解質二次電池。
  4. 【請求項4】 イオン結合型炭化物が、Al43、Al
    26、Na22、K22、Cu22、Ag22、MgC
    2、Mg23、CaC2、ZnC2、およびVC2からなる
    群より選ばれた少なくとも1種である請求項2に記載の
    非水電解質二次電池。
  5. 【請求項5】 充電放電に対して可逆性を有する正極と
    負極、およびアルカリ金属イオンを含有する非水電解質
    を具備し、前記負極が充電状態でアルカリ金属を含有す
    る共有結合型炭化物を含むことを特徴とする非水電解質
    二次電池。
  6. 【請求項6】 共有結合型炭化物が、ケイ素、ホウ素、
    およびクロムからなる群より選ばれた少なくとも1種の
    元素の炭化物である請求項5記載の非水電解質二次電
    池。
  7. 【請求項7】 共有結合型炭化物が、SiC、B
    123、Cr32、Cr73、およびCr4Cからなる群
    より選ばれた少なくとも1種である請求項5に記載の非
    水電解質二次電池。
  8. 【請求項8】 充電放電に対して可逆性を有する正極と
    負極、およびアルカリ金属イオンを含有する非水電解質
    を具備し、前記負極が充電状態でアルカリ金属を含有す
    る金属間化合物型炭化物を含むことを特徴とする非水電
    解質二次電池。
  9. 【請求項9】 金属間化合物型炭化物が、チタン、バナ
    ジウム、モリブデン、タングステン、マンガン、鉄、コ
    バルト、およびニッケルからなる群より選ばれた少なく
    とも1種の元素の炭化物である請求項8記載の非水電解
    質二次電池。
  10. 【請求項10】 金属間化合物型炭化物が、TiC、V
    C、V43、V5C、MoC、Mo2C、WC、W2C、
    Mn3C、Mn236、Mn73、Fe3C、Fe2C、F
    eC、Co3C、Co2C、CoC2、およびNi3Cから
    群より選ばれた少なくとも1種である請求項8に記載の
    非水電解質二次電池。
  11. 【請求項11】 アルカリ金属が、リチウムおよびナト
    リウムの少なくとも一方である請求項1〜10のいずれ
    かに記載の非水電解質二次電池。
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