JPH10502760A - 情報を記憶及び再生するためのシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 開示されるシステムは、ディスク状情報担体（１）及び連続トラック（９）内の情報ブロックを読出す及び書込むための装置を有している。トラック（９）を指示するために、情報担体（１）は、サーボトラック（４）を持ち、このサーボトラック内には、ワインディング番号が、トラックのワインディング（３）毎にエンコードされる。ワインディング番号及び角位置を、情報ブロックのアドレスから決定することができる。角位置は、基準となる角位置に関して与えられる。この基準となる角位置は、最初の情報ブロックに先立ち情報ブロック上に書込まれる一つ以上の指標（２１、２２）により決定される。実際の角位置は、先の指標（２１、２２）の読取りから既知の回転時間に関する時間をカウントすることにより決定される。一つ以上のパルス、例えば、タコパルスが、当該装置において回転毎に生成される。基準となる角位置の場所が、指標（２１、２２）を読取ることによりこれらパルスに関して決定され、次いで、実際の角位置を該パルスから得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 情報を記憶及び再生するためのシステム 技術分野 本発明は、ディスク状情報担体と記録を目的とした連続トラック上の情報ブロ ックを読取り及び書込むための手段を有する装置とを有する情報を記憶する及び 再生するためのシステムであって、前記トラックは、ワインディングの螺旋状ま たは同心状パターンに応じて配置され、前記情報担体上のサーボトラックにより 決定され、前記装置は、前記情報担体を回転させるための駆動手段と、前記トラ ックを走査するための読取り／書込みヘッドとを有し、前記サーボトラックは、 ディスク情報がエンコードされる周期的変調を持つシステムに関する。 本発明はさらに、このようなシステムにおいて使用される情報担体に関する。 本発明はさらに、このようなシステムにおいて使用される情報ブロックを読取 り及び書込むための装置に関する。 本発明はさらに、情報担体上に指標を書込むための方法に関する。 本発明はさらに、記録担体上に情報ブロックを書込むための方法に関する。 背景技術 情報担体並びに情報を読取る及び書込むための装置を有する冒頭に記載の形式 のシステムは、米国特許第4901300号から既知である。前記情報は、時間情報を 含み、この時間情報に応じて、例えば、CD-ROMに応じてアドレス可能な情報ブロ ックに細分されるかもしれない情報信号に符号化される。前記情報担体は、サー ボトラック信号が生成されるようなプレグルーブ(pregroove)を持ち、このプレ グルーブの半径方向位置は、いわゆるウォブルにより周期的に変化する。トラッ クの走査時、このウォブルが、サーボトラック信号における変調を導く。この変 調は、変調符号化された同期シンボル及び位置情報を有し、この位置情報は、始 まりからのトラックの絶対長を指示する。記録時、時間／アドレス情報が、前記 同期シンボルとできる限り同期され、ゆえに、前記情報ブロックが、これらのア ドレスに応じた所望の位置において前記情報担体上に書込まれる。 このようなシステムの問題は、プレグルーブウォブル信号は、相対的に低周波 数で変調され、これから高精度で、それほど遅延もなく、読取り／書込みヘッド の位置及び前記同期シンボルの発生の瞬間を得ることが難しいと言うことである 。加えて、プレグルーブウォブル信号は、それほど大きくない強度で変調され、 ゆえに、ディスクフローに対して感度が高い。位置情報を得る際に生じるエラー を訂正するための手段は、何ら採られていない。また、所望の情報ブロックにジ ャンプする際に、情報ブロックからトラックの始まりまでの距離しか分からない ため、トラックを何回クロスすべきかを正確に決定することもできない。 発明の開示 本発明の目的は、例えば、情報ブロックの位置を信頼性があり高速且つ高精度 で決定することができる、読取り／書込み装置及び情報担体を有するシステムを 提供することにある。 本願第１の発明によれば、冒頭に規定されるような情報を記憶し及び再生する ためのシステムは、前記ディスク情報が、前記トラックの各特定のワインディン グを指示するワインディング内におけるワインディング情報を有し、前記装置が 、前記情報担体上の少なくとも第１の指標を前記読取り／書込みヘッドを介して 読取り及び書込むための手段を有し、この指標が、基準となる角位置の場所を指 示し、前記装置がさらに、前記基準となる角位置に関して実際の角位置を決定す るための手段を有し、前記読取り及び書込み用の手段が、前記ワインディング情 報の関数として半径方向において前記読取り／書込みヘッドを位置決めするため の及び、前記実際の角位置に依存して読取りまたは書込み動作の開始をもたらす ように構成されることを特徴とする。 本発明は、例えば、読取り信号及び／またはサーボトラック信号が、破損を受 けた情報担体または読取り／書込みヘッドのジャンプが原因で一時的に遮断され る場合でさえも、実際の角位置が高精度で常に可能であると言う点で有利である 。本発明による装置は、情報ブロックと同一の読取り／書込みヘッドにより指標 を処理するので、指標に関する情報ブロックの高い位置精度を簡単に達成するこ と ができる。書込み動作に先立ち、ワインディング情報は、半径方向位置を確認す るためにデコードされる必要があるため、書込みは、プレグルーブ信号における 外乱により影響されない。アドレス情報または同期シンボルの精密に位置決めさ れたパターンを有する必要がないため、情報担体を簡単に製造することが可能で ある。 本発明によるシステムに関する他の実施例は、前記指標を読取り及び書込むた めの前記手段が、前記情報担体上の種々の指標を読取り及び書込むように構成さ れ、一方、各指標が、前記基準となる角位置に関するその特定の指標の位置を指 示する情報を有することを特徴とする。この実施例は、第１の指標を判読できな くさせるような情報担体への破損時に、他の指標を使用することが可能であると いう点で有利である。これは、情報担体への破損に関わらず情報再生の高い信頼 性を提供する。 本発明によるシステムに関する他の実施例は、前記指標を読取り及び書込むた めの前記手段が、前記指標から別個に参照ブロックを読取り及び書込むように構 成され、これら参照ブロックが、前記基準となる角位置に関する前記指標の位置 を指示する情報を有することを特徴とする。この実施例は、ひとたび指標が書込 まれると、第１のマークに関して残りのマークの位置を非常に精密に決定するこ とができるという点で有利である。次いで、この情報は、情報担体上の参照ブロ ック内に別個に書込まれる。この結果、残りの指標が使用される場合において、 基準となる角位置がほぼ同一の精度で知られる。 本発明によるシステムに関する他の実施例は、前記情報ブロックが、一義的に その特定の情報ブロックを指示するブロック番号を提示するヘッダを含み、前記 装置が、前記ブロック番号に依存して、前記情報担体上のその特定の情報ブロッ クの位置、すなわち、ワインディング及び角位置を決定するための手段を有する ことを特徴とする。この実施例は、ユーザが、連続する一連のブロック番号を扱 い、情報担体上の情報ブロックの物理的位置を知る必要がない点で有利である。 本発明によるシステムに関する他の実施例は、前記情報ブロックを読取り及び 書込むための前記手段が、該情報ブロックに先立ちリードインシンボルの書込み に対して調整され、その特定の情報ブロックの読取りに先立ち前記リードインシ ンボルに依存して前記読取り手段は調整されることを特徴とする。この実施例は 、読取り手段が、その特定の情報ブロックの書込み動作時に書込まれるリードイ ンシンボルに基づいて常に調整されると言う点で有利である。この利点は、ブロ ックが、例えば、異なる記録装置における可変的な環境下で書込まれている場合 に特に重要である。 本願第２の発明によれば、冒頭に規定されるタイプの情報担体は、前記ディス ク情報が、ワインディング内にワインディング情報を含み、この情報が、前記ト ラックの各特定のワインディングを指示することを特徴とする。この情報担体は 、例えば、回転点に関する半径方向位置が正確に知られると言う点で有利である 。この結果、情報担体のある部分における情報ブロックがスキップされる場合、 正確なワインディングに到達したかどうかを簡単に確認することができる。 本発明による情報担体に関する他の実施例は、前記サーボトラックのある部分 における変調周期が、この部分から当該情報担体の回転点までの距離に比例して 増加することを特徴とする。この実施例は、角速度一定でのサーボトラック信号 における変調周波数が、読取り／書込みヘッドが位置されるスポットに依存しな いという点で有利である。 本発明による情報担体に関する他の実施例は、前記ワインディング情報が、ワ インディング毎に様々の個々にデコード可能なワインディング情報フレームを含 み、一方、ワインディング情報フレームが、その特定のワインディングを一義的 に識別するワインディング番号及び、その特定のワインディング情報フレームの 角位置を指示する角番号を含み、一方、角位置が一致するワインディング情報フ レーム内の角番号は一致することを特徴とする。この実施例は、情報担体の局部 的な破損に関わらず、ワインディング番号をそれでも読取ることができると言う 点で有利である。基準となる角位置は、ワインディング番号が変化する角位置に 略々等しく選択されても良いため、角番号は、螺旋配置されたトラックに関して 重要である。この角位置は、角番号から単に得ても良い。 本発明による情報担体に関する他の実施例は、前記情報担体が、一つ以上の指 標を持ち、これら指標が、基準となる角位置の場所を指示することを特徴とする 。この実施例は、情報担体を、指標を書込むための手段を含まない単なる読取り 及 び書込み装置において使用することが可能であるという点で有利である。 本発明による情報担体に関する他の実施例は、前記情報担体が、一つ以上の情 報ブロックを示す情報トラックを持つことを特徴とする。この実施例は、情報担 体の一部に、製造者により予め情報が設けられても良く、一方、後にユーザが、 これに情報を付加できるという点で有利である。 本願第３の発明によれば、冒頭に述べた形式の装置は、前記装置が、少なくと も第１の指標を前記読取り／書込みヘッドを介して読取り及び書込むための手段 を有し、この指標が、基準となる角位置の場所を指示し、前記装置がさらに、前 記基準となる角位置に関する実際の角位置を決定するための手段を有し、前記読 取り及び書込み用の手段が、前記ワインディング情報に依存して半径方向におい て前記読取り／書込みヘッドを位置決めするための及び、前記実際の角位置に依 存して読取りまたは書込み動作の開始をもたらすように構成されることを特徴と する。この装置は、例えば、指標が読取り／書込みヘッドを用いて読取られるた め、書込み動作の開始時に高精度を達成することができるという点で有利である 。ジャンプの後、正確なワインディングに到達しているかどうかのみしか確認す る必要がないため、情報ブロックの書込みが素早く開始されるかもしれない。 本発明による装置に関する他の実施例は、前記装置が、回転毎に一つ以上のパ ルスを生成するための手段を有し、前記実際の角位置を決定するための手段が、 指標及びこれらパルスに依存して該実際の角位置を決定するように構成されるこ とを特徴とする。この実施例は、指標が、回転動作の開始後一回しか読出される 必要がなく、ゆえに、この後、各パルスと基準となる角位置との間の時間関係が 知られると言う点で有利である。この場合、実際の角位置は、例えば、これらパ ルス生成後の時間をカウントすることにより単に決定されても良い。 本発明による装置に関する他の実施例は、前記装置が、前記ワインディング情 報に依存して書込み速度を制御するための制御手段を有し、ゆえに、前記情報ブ ロックが一定の情報密度で書込まれることを特徴とする。この実施例は、角速度 が一定であるため、最大量の情報を、高精度の実際の角位置で情報担体上に書込 むことができるという点で有利である。 本願第４の発明によれば、本発明による情報担体上に指標を実現する方法は、 一つ以上の指標を、前記サーボトラックに関して所定の位置に書込み、これら指 標を、前記情報担体から情報ブロックを読取るための読取り手段により読取り可 能にすることを特徴とする。この方法は、例えば、情報担体が、指標を書込むた めの手段を含まない単なる読取り／書込み装置における使用に適して与えられる ものであると言う点で有利である。 本願第５の発明によれば、本発明による情報担体上に情報ブロックを書込む方 法は、これら情報ブロックを、前記サーボトラックの関数として半径方向におい て及び指標の関数として角方位において位置決めし、これら指標を、前記情報担 体から情報ブロックを読取るための読取り手段により読取り可能にすることを特 徴とする。この方法は、例えば、情報担体が、情報ブロックを単に読取るための 単なる読取り装置における使用に適して与えられるものであり、この装置が、情 報ブロックを書込む及び／または指標を読取る／書込むための書込み手段を有さ ないという点で有利である。 図面の簡単な説明 本発明のこれらの及び他の特徴は、以下に記載の実施例を参照してより明白に 説明されるであろう。 図において、 第１図は、プレグルーブを持つ情報担体を示し、 第２図は、指標を持つ情報担体を示し、 第３図は、リードインシンボルを持つ連続する情報ブロックを示し、 第４図は、情報ブロックを読取る及び書込むための装置を示し、 第５図は、パルス生成手段を有する装置を示している。 各図において、先に述べられたものと同一の要素には、同様の参照番号が付さ れている 発明を実施するための最良の形態 第１ａ図は、記録を目的とする連続トラック９を有するディスク形状の情報担 体１を示し、このトラックは、ワインディング３の螺旋パターン内に配置される 。 このワインディングは、螺旋に代えて、同心状に配置されても良い。情報担体上 のトラック９は、例えば、プレグルーブ４が、走査時に読取り／書込みヘッドが 該トラック９を追従することを可能にさせる、サーボトラックにより示される。 また、サーボトラックは、例えば、サーボトラックシステムにおいて、周期的に 信号を生じさせる、規則的に広がるサブトラックにより形成されても良い。第１ ｂ図は、情報担体１のｂ−ｂ線に沿う断面図を示し、ここで、基板５は、記録層 ６及び透明層７により覆われている。プレグルーブ４は、ランドとして配置され ても良く、また、その環境とは異なる材料特性であっても良い。記録層６は、既 知の記録可能ＣＤやコンピュータ用途のハードディスク等の情報を読取る及び／ または書込むための装置により、光学的、磁気−光学的または磁気的に溶着され ても良い。ＣＤの読取り及びプレグルーブの使用に関する記載は、ISBN 0-85274 -785-3、Bouwhuis他による“Principles of optical disc systems”の文献に見 られる。第１ｃ図及び第１ｄ図は、プレグルーブの周期的変調（ウォブル）の２ つの例を示している。このウォブルは、付加的な信号をサーボトラックレコーダ に生じさせる。ウォブルは、例えば、周波数変調され、ディスク情報は、変調符 号化される。このように得られるディスク情報を有する書込可能ＣＤシステムの 包括的な記載は、米国特許第4901300号及び米国特許第5187699号に見られる。 本発明による情報担体上においては、記録を目的とした領域内の各ワインディ ング３は、ワインディング情報を有している。各ワインディング３は、例えば、 そのワインディングの半径方向の位置を示す一義的なコードを収容する。このよ うなコードの簡単な例は、例えば、最も内側のワインディングから外側に向けて ０からカウントするワインディング数である。ワインディング情報はまた、回転 点に対する距離を含んでも良い。ワインディング情報を復号するために、プレグ ルーブの変調が、半径方向位置にかかわりなく、定周波数が読取り時に生成され るようにパターンを持つ場合有利である。定周波数を持つ被変調信号は、簡単な フィルタにより、信号への妨害から非常に良好に解放されるかもしれない。この ために、空間的な変調の周期が、好ましくは、回転点１０に対する距離に比例し て増加する。この結果、定変調周波数が、情報担体が角速度一定を持つ場合に生 成される。空間変調周期の異なるパターン及び角速度にリンクしたパターン、す なわち、例えば、回転点１０に対する半径方向の距離が増加すると共に角速度が 減少するように選択することも可能である。これは、情報担体の最上部の情報レ ートと最下部の情報レートとの間の差を制限し、一定の情報密度で書込むことを 可能にする。この場合、空間変調周期は、角速度の変化に応じて選択され、ゆえ に、半径方向距離により除算され角速度が乗算される周期は一定である。ジャン プ後のワインディングの正確さを証明するために、ワインディング情報フレーム においてワインディング毎に数回ワインディング情報を繰返すことが有利である 。このようなワインディング情報フレームは、個々に復号可能でなければならな い。これはまた、局所的な破損に対する良好な保護を提供する。常に、仮想的な ライン８に関する角位置を（大雑把に）指示することができるように、角番号に より連続的にワインディング情報フレームに番号付けを行うことが魅力的である 。ここで、仮想的なライン８を境に、螺旋トラックの場合に、ワインディング番 号が前進する。例えば、既知の情報担体上のプレグルーブ内における同期シンボ ルとは異なり、ワインディング情報またはワインディング情報フレームの位置に 関する高精度は必要ないため、本発明による未記録の情報担体を製造することは 簡単であることに注意されたい。また、データを記憶するために既知の光学情報 担体に対して通例であるようなアドレスまたはセクタ区画を記録することは必要 ではない。 第２図は、指標２１、２２を持つ、本発明による情報担体を示している。書込 時、情報ブロックは、情報担体上において、指標２１、２２により示される基準 となる角位置に関して特定の角位置から始まる特定のワインディング３内に位置 決めされる。情報ブロックの位置は、できる限り精密に決定されるべきである。 ゆえに、これらブロックは、無作為の書込順に互いに微少距離離して（第３図、 バッファ３４参照）書込まれ得る。このため、情報担体には、最初に、基準とな る角位置を指示するために少なくとも一つの指標２１が設けられる。指標２１は 、情報ブロックも書込む書込ヘッドにより書込まれる。好ましくは、指標２１は 、ワインディング番号が切替わる仮想的なライン８に関して既知の角度で位置決 めされる。指標２１は、情報担体の無作為の位置に記録されても良く、また基準 となる角位置に関するこの位置を示す情報が記録されるように設けられても良い 。 情報担体上に分布するさらなる指標２２を記録し、基準となる角位置に関する前 述の特定の指標の位置について情報を提供することが魅力的である。その結果、 前記指標が読取られる場合、情報担体１が一回転なされるまで待つ必要がないた め、指標はより素早く発見されるであろう。まして、第１の指標２１の位置にお いて破損がある場合においても、この情報担体は、全く使用可能である。異なる 指標が使用される場合基準となる角位置のずれを僅かにすることは、次いで書込 まれる一つ以上の指標２２の位置を最良の可能な方法で決定することにより、例 えば、全ての指標間の時間周期を繰り返し測定することにより達成されるかもし れない。次いで、正確に測定された位置についての情報が、別個に記録されるべ きである参照ブロック内に記憶されても良い。 無作為の情報ブロックを位置決めするために、所望の半径方向位置及び所望の 角位置が知られるべきである。このため、アドレスが、各情報ブロックに割当て られ、このアドレスは、好ましくは、その情報ブロック内のヘッダに含まれる。 このアドレスは、所望の位置を有しても良い。これら情報ブロックに簡単なアド レス、例えば、連続的にこれら情報ブロックに番号付けをしたブロック番号を与 えることが有利である。ワインディング毎に定パターンで、例えば、ワインディ ング毎に定ブロック数でもって前記ブロックを位置させることが可能である。こ の場合、ブロック番号から所望の位置を簡単に得ることが可能である。この場合 、ブロックのデータ領域の長さと前方に拡がる空間、例えば、これらブロック間 におけるバッファとの間の比を、できる限り最大にすべきである。すなわち、長 いブロックを選択することが有利であり、ゆえに、ある程度長いバーストエラー を訂正することができるエラー訂正コードも供給されるかもしれない。情報担体 １上の情報密度をより高くするために、ワインディング３毎に外周リムに向けて 情報ブロック数が増加するように位置させることが有利である。これは、多数の 同心区域に情報担体を細分し、各区域に対してワインディング３毎には等しい数 の情報ブロックではあるが、より内側に位置される区域におけるよりは多くの情 報ブロックを占有させることによりもたらされるかもしれない。一定の情報密度 は、同一の長さの情報ブロックを書込み、これらをトラック方向に等距離離して 位置させることにより達成されるかもしれない。既知の寸法のトラックを持つ情 報担 体上においては、どのワインディングにおいて及びどの角位置において、特定の 情報ブロック番号を示す情報ブロックが始まるかが正確に決定されるかもしれな い。この場合、標準となるトラックの寸法を規定し、位置を演算する際に実際の 寸法からではなくこの標準とされた寸法とそのトラックから始めることが重要で ある。 第３図は、トラック内に連続的に記録される図的ないくつかの情報ブロック３ １を示している。各ブロックに対して、空間３６が、ブロック境界３５の間に取 られている。この空間は、最大の許容差でもって、これら情報ブロックが、これ らのブロック境界内にあるように、すなわち、位置決めの際に決してオーバーラ ップしないようなものである。標準的なすなわちより小さな許容差でもっては、 書込まれない表面のバッファ３４がブランクのままである。最大の許容差を決定 する場合、書込速度、回転速度、読取り／書込み装置の偏心性及び指標２１、２ ２の位置を位置決めする不正確さの変動が考慮されるべきである。情報担体自体 の偏心性は、この偏心性は読取り及び書込み時共に同じであり、ゆえに、相殺さ れるため、いかなる役割も果たさない。許容差の結果として、同一の空間３６内 に既に記録されている過去の情報ブロックからの残留情報を含む領域３３が、情 報ブロック３１の前後に生じるかもしれない。リードインシンボル３２を情報ブ ロック３１に先行させることが有利である。この場合、トラック内に記録された 情報パターンから情報を読み取り解読するための手段は、これらリードインシン ボルが読出されている間に調整されても良い。例えば、最初に、シンボルの存在 が検出され、この後、以下のことが連続的になされても良い。すなわち、自動利 得制御（ＡＧＣ）、（スライサにおける）検出レベルの調整及び（フェーズロッ クループ（ＰＬＬ）における）クロックの回復である。この結果、読み取り動作 が、例えば、情報ブロックが異なる装置により記録されているために、情報ブロ ックの情報パターンが可変的な品質を呈する場合さえも最適に実行されるかもし れない。ひとたびブロックが完全に読出されると、ＡＧＣ、スライサ及びＰＬＬ は、次のリードインシンボル群の開始が検出されるまで凍結される。これに関し 、過去の情報ブロックからの残留情報を持つ領域３３になるやいなやチューニン グが開始されるかもしれないが、ＡＧＣ、スライサ及びＰＬＬをチューニングす る 時間は、これらの要素がリードインシンボルの期間内で可能なブロックに対して チューニングされるように常に選択可能であることが認められている。最後に、 リードインシンボルの領域３２は、情報ブロック３１の書込みにおける最大変動 が常により小さくなり、ゆえに、アドレス情報を持つ過去のヘッダを含む過去の 情報ブロックの開始が、領域３３において見られることの決してないように選択 される。アドレスに加え、ヘッダは、好ましくは、ワインディング番号を含み、 ゆえに、情報担体１の過去に書込まれた領域内に情報が書込まれる場合、ワイン ディング番号も、決定または情報ブロックの読取りにより確認され得る。 第４図は、例えば、光学的、磁気−光学的、磁気的に書込み可能なディスク状 情報担体上に情報ブロックを読取り及び書込むための装置を示している。この装 置は、情報担体１を回転させるための駆動手段４５を有し、サーボトラックによ り該情報担体上に形成されるトラックを走査するための読取り／書込みヘッド４ ２を有している。読取り／書込みヘッド４２は、サーボ手段４４により半径方向 にトラック上で位置決めされる。既知のトラッキング及びフォーカス法によれば 、読取り／書込みヘッドはトラックを走査し、加えて、サーボ信号が、例えば、 プレグルーブ内のウォブルによりもたらされる変調を持っている。このサーボ信 号は復調され、ここに符号化されているディスク情報が、サーボ手段４４におい て解読され、システムコントローラ４６に供給される。このようにディスク情報 が設けられた書込み可能ＣＤシステムの広範囲の記載は、米国特許第4901300号 及び米国特許第5187699号に見られる。可能な情報は、書込み手段４１において 複数のブロックに細分され、読取り／書込みヘッド４２用の書込み信号に変換さ れる。書込み手段４１は、例えば、エラー符号器及びチャネル符号器を有してい る。読取り動作時、読取り／書込みヘッド４２からの信号は、例えば、チャネル 復号器及びエラー訂正器を有する読取り手段４３において情報に復元される。当 該装置は、指標を読取り及び書込む為の指標手段４７と実際の角位置を決定する ための角度測定手段４８を有している。システムコントローラ４６は、これら２ つの手段並びにサーボ手段４４、書込み手段４１、読取り手段４３及び駆動手段 ４５を制御し、以下に記載されるべき処理工程を実行するように構成される。 情報担体１が当該装置に挿入された後、読取り手段４３及び読取り／書込み手 段４２を介して予め規定された半径方向距離における一つ以上の指標を読取る試 みがなされる。指標が見つからない場合、サーボトラックの角方位が、ワインデ ィング情報、例えば、仮想的なライン８（第１図参照）から得られる。このライ ン８で、新規のワインディングのワインディング情報が始まる。第１の指標２１ （第２図参照）が、ここで、サーボトラックに関して予め規定された位置におい て書込まれる。外縁(the outer edge)上の半径方向位置が、指標が検出される際 線形または時間エラーによる角エラーが小さく見られると言う点で有利である。 次いで、一つ以上のさらなる指標２２が、書込まれても良く、一方、指標が記録 される度毎に、第１の指標２１に関するその角位置が記録される。手段４７に対 する向上された例においては、存している指標２２の角位置が、例えば、第１の 指標２１の読取りと各存している指標２２の読取りとの間の時間を繰返し測定し 、平均値を取ることにより注意深く測られる。この場合、この平均値は、各参照 ブロック内に別個に記録される。参照ブロックを持つ情報担体が読出される場合 、該ブロックを一度読出し、存している指標の正確な位置をシステムコントロー ラ４６内に記憶することができる。 情報ブロックを書込む前に、最初、指標２１が読出され、情報担体の回転周期 が決定される。第１の指標が破損により判読できない場合または他の指標２２を 最初に読取ることが可能な場合、後者が開始位置と考慮される。実際の角位置は 、読取り手段４７により前記指標の読取りから開始して角度測定手段４８が測定 周波数で時間をカウントすることにより決定されても良い。この場合、実際の角 位置は、回転周期で割られ、基準となる角位置に関する指標２１、２２の角位置 により増加される測定時間に等しい。情報担体１が、例えば、駆動手段４５とし てのステッピングモータまたは測定周波数に同期して駆動されるモータにより駆 動される正確に知られた速度で回転する場合、実際の角位置を、前記カウントさ れる時間を一回転の後再び０から開始することにより精度損失なしに様々の回転 時に決定することができる。この場合、非常に多数の書込みまたは読取り動作が 、指標を再び断続的に読取ることなしに実行されるかもしれない。情報担体１の 回転周期は、所望ならば、指標２１、２２を繰り返し読取ることによりまた、ウ ォブルの変調周波数を測定することにより精密に決定されても良い。半径方向に お いて、読取り／書込みヘッド４２は、ジャンプの場合既知のワインディングから 所望のワインディングまでワインディングをカウントすることにより位置決めさ れても良い。読取り／書込みヘッド４２が到達する場合、そのワインディングを 、ワインディング情報のデコードにより確認することができる。初期的に、読取 り／書込みヘッド４２はまた、回転点からのある距離に該ヘッドを運び、そのワ インディング番号を読取ることにより大雑把に位置決めされても良く、この後、 精密な位置決めを、さらにいくつかのワインディングを内側にまたは外側にカウ ントすることによりもたらすことができる。半径方向の位置決めの後、このよう に計時された瞬間にブロックの書込みが開始され、ゆえに、該ブロックが、指標 ２１に関して所望の角位置で書込まれる。連続した書込み動作の場合には、半径 方向位置を、回転数をカウントすることにより監視することができる。 情報ブロックが同様に位置決めされた後、それはまた読出すことが可能である 。ワインディングは、情報ブロックを直接読取ることにより確認されるかもしれ ない。すなわち、この場合、情報ブロックは、アドレス情報を持ったヘッダを持 つべきということである。 第５図は、パルスを生成する手段５１を有する、本発明による装置に関する異 なる実施例を示している。一回以上の定瞬時に、パルスが、各回転に関して生成 される。これらパルスは、例えば、駆動手段４５から得ても良い。回転速度制御 のために、これらの手段は予め、回転毎に一定数のパルスを生成する回転速度計 (a tachogenerator)をしばしば有するものである。手段５１はまた、回転毎に一 回か数回感光される例えば光感応セル等のパルスを生成するための分離ピックア ップ素子を含んでも良い。これらパルスは、情報ブロックが記録される前にこれ らパルスに関して基準となる角位置を決定する角度測定手段４８に供給される。 このため、指標２１、２２に関してパルスの位置が決定されるであろう。この場 合、これらパルスに関する実際の角位置を決定することができる。この結果、前 記指標が、もはや読出される必要はなく、常に正確な実際の角位置が可能になる 。この場合、最も新しく生じるパルスから実際の角位置を得ることが常に有利で ある。回転毎により多くのパルスを可能にすれば、回転速度の変動によりもたら される不確かさがより小さくなる。書込み時の高信頼性が、カウントされた時間 に 関してパルスの発生を確認することにより得られるかもしれない。パルスが期待 される瞬時からかなり異なる場合、書込み動作は停止されるかもしれない。 パルスが、各回転時に同一の角度で正確に生じることが常に重要であり、情報 担体１に関する角度は重要ではない。ある期間の経過後、パルスの位置は、例え ば、温度の影響により僅かにシフトされるかもしれない。補償として、当該装置 は、指標を再書込することにより実際の角位置の較正を時々実行しても良い。 前記装置に関する他の実施例は、ワインディング情報に依存して書込み速度を 制御する制御手段５２を有することであり、ゆえに、情報ブロックが、一定の情 報密度で書込まれる。回転点への半径方向距離を、例えば、ワインディングが連 続的に番号付けされ、これらワインディングと最初のワインディングの半径方向 距離との間の距離が知られる場合、ワインディング情報から簡単に得ることがで きる。一定の速度で情報担体が回転することが有利である。これは、この場合、 この速度は、前記読取り／書込みヘッドのジャンプの事象に適合される必要がな いからである。この場合半径方向距離の増加に比例して、書込み速度を上昇させ ることにより、線情報密度は一定のままであり、情報ブロックは常に同一長の空 間３６を必要とする。このように、最大量の情報を、情報担体上に書込むことが 可能である。書込み手段４１に供給される書込みクロックを生成するために、制 御手段５２は、例えば、電圧制御発振器(VCO)を有しても良い。この電圧制御発 振器は、半径方向距離から得られる電圧でシステムコントローラ４６により制御 される。生成される書込みクロックの高精度が、書込み動作に先立ちＶＣＯを較 正することにより、好ましくは、種々の既知の周波数に対して必要とされる制御 電圧を決定することにより達成される。装置が可変回転速度を持つ場合、書込み 速度の適合は、この速度に対して調整されても良く、ゆえに、情報密度は一定の ままである。多数の同心トラック（このトラックに対して前記書込みクロックは 固定され、該クロックはあるトラックから次のトラックへと増加する）に前記情 報担体を細分することも可能である。この場合、前記書込みクロックは、例えば 、水晶発振器の既知の周波数が可調整分割係数(an adjustable dividing factor )（Ｍ：Ｎ）によりＶＣＯに関連付けられる、すなわち、所望の書込みクロック に変換される、周波数シンセサイザにより生成されても良い。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＣＮ，ＪＰ，ＫＲ，Ｓ Ｇ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ディスク状情報担体（１）と記録を目的とした連続トラック（９）上の情報 ブロックを読取り及び書込むための手段（４１、４３、４４）を有する装置とを 有する情報を記憶し及び再生するためのシステムであって、前記トラック（９） は、ワインディングの螺旋状または同心状パターンに応じて配置され、前記情報 担体（１）上のサーボトラック（４）により決定され、前記装置は、前記情報担 体（１）を回転させるための駆動手段（４５）と、前記トラック（９）を走査す るための読取り／書込みヘッド（４２）とを有し、前記サーボトラック（４）は 、ディスク情報がエンコードされる周期的変調を持つシステムにおいて、 前記ディスク情報は、前記トラック（９）の各特定のワインディング（３）を 指示するワインディング内におけるワインディング情報を有し、 前記装置は、前記情報担体上の少なくとも第１の指標（２１）を前記読取り／ 書込みヘッドを介して読取り及び書込むための手段（４７）を有し、この指標（ ２１）は、基準となる角位置の場所を指示し、 前記装置はさらに、前記基準となる角位置に関して実際の角位置を決定するた めの手段を有し、 前記読取り及び書込み用の手段（４１、４３、４４）は、前記ワインディング 情報の関数として半径方向において前記読取り／書込みヘッド（４２）を位置決 めするための及び、前記実際の角位置に依存して読取りまたは書込み動作の開始 をもたらすように構成されることを特徴とするシステム。 ２．前記指標を読取り及び書込むための前記手段（４７）は、前記情報担体上の 種々の指標（２２）を読取り及び書込むように構成され、一方、各指標（２１、 ２２）は、前記基準となる角位置に関するその特定の指標の位置を指示する情報 を有することを特徴とする請求項１に記載のシステム。 ３．前記指標を読取り及び書込むための前記手段（４７）は、前記指標から別個 に参照ブロックを読取り及び書込むように構成され、これら参照ブロックは、前 記基準となる角位置に関する前記指標（２１、２２）の位置を指示する情報を有 することを特徴とする請求項２に記載のシステム。 ４．前記情報ブロック（３１）は、一義的にその特定の情報ブロックを指示する ブロック番号を提示するヘッダを含み、前記装置は、前記ブロック番号に依存し て、前記情報担体上のその特定の情報ブロック（３１）の位置、すなわち、ワイ ンディング及び角位置を決定するための手段を有することを特徴とする請求項１ 、２または３に記載のシステム。 ５．前記情報ブロック（３１）を読取り及び書込むための前記手段（４１、４３ 、４４）は、該情報ブロック（３１）に先立ちリードインシンボル（３２）の書 込みに対して調整され、その特定の情報ブロック（３１）の読取りに先立ち前記 リードインシンボル（３１）に依存して前記読取り手段（４３）は調整されるこ とを特徴とする請求項１乃至４の何れか一項に記載のシステム。 ６．記録を目的とした連続トラック（９）上の情報ブロックを読取り及び書込む ための情報担体であって、前記トラックは、ワインディングの螺旋状または同心 状パターンに応じて配置され、当該情報担体上のサーボトラック（４）により指 示され、このサーボトラック（４）は、変調ディスク情報がエンコードされる周 期的変調を持つ情報担体において、 前記ディスク情報は、ワインディング（３）内にワインディング情報を含み、 この情報は、前記トラック（９）のその特定のワインディング（３）を指示する ことを特徴とする情報担体。 ７．前記サーボトラック（４）のある部分における変調周期は、この部分から当 該情報担体の回転点（１０）までの距離に比例して増加することを特徴とする請 求項６に記載の情報担体。 ８．前記ワインディング情報は、ワインディング毎に様々の個々にデコード可能 なワインディング情報フレームを含み、一方、ワインディング情報フレームは、 その特定のワインディング（３）を一義的に識別するワインディング番号及び、 その特定のワインディング情報フレームの角位置を指示する角番号を含み、一方 、角位置が一致するワインディング情報フレーム内の角番号は一致することを特 徴とする請求項６または７に記載の情報担体。 ９．前記情報担体は、一つ以上の指標（２１、２２）を持ち、これら指標は、基 準となる角位置の場所を指示することを特徴とする請求項６、７または８に記載 の情報担体。 １０．前記情報担体は、一つ以上の情報ブロックを表す情報トラックを持つこと を特徴とする請求項６乃至９の何れか一項に記載の情報担体。 １１．請求項６乃至１０の何れか一項に記載の情報記録担体（１）上への記録を 目的とした連続トラック（９）上の情報ブロックを読取り及び書込むための手段 （４１、４３、４４）を有する請求項１乃至５の何れか一項に記載のシステムに おいて使用される装置であって、前記情報担体を回転させるための駆動手段（４ ５）と、前記トラック（９）を走査するための読取り／書込みヘッド（４２）と を有する装置において、 前記装置は、少なくとも第１の指標（２１）を前記読取り／書込みヘッド（４ ２）を介して読取り及び書込むための手段（４７）を有し、この指標（２１）は 、基準となる角位置の場所を指示し、 前記装置はさらに、前記基準となる角位置に関する実際の角位置を決定するた めの手段を有し、 前記読取り及び書込み用の手段（４１、４３、４４）は、前記ワインディング 情報に依存して半径方向において前記読取り／書込みヘッド（４２）を位置決め するための及び、前記実際の角位置に依存して読取りまたは書込み動作の開始を もたらすように構成されることを特徴とする装置。 １２．前記装置は、回転毎に一つ以上のパルスを生成するための手段（５１）を 有し、前記実際の角位置を決定するための手段（４８）は、指標及びこれらパル スに依存して該実際の角位置を決定するように構成されることを特徴とする請求 項１１に記載の装置。 １３．前記装置は、前記ワインディング情報に依存して書込み速度を制御するた めの制御手段（５２）を有し、ゆえに、前記情報ブロック（３１）は一定の情報 密度で書込まれることを特徴とする請求項１１または１２に記載の装置。 １４．請求項６、７または８に記載の情報担体上に指標を実現するための方法に おいて、 一つ以上の指標を、前記サーボトラックに関して所定の位置に書込み、 これら指標を、前記情報担体から情報ブロックを読取るための読取り手段によ り読取り可能にすることを特徴とする方法。 １５．請求項６乃至１０の何れか一項に記載の情報担体上に情報ブロックを書込 む方法において、 これら情報ブロックを、前記サーボトラックの関数として半径方向において及 び指標の関数として角方位において位置決めし、 これら指標を、前記情報担体から情報ブロックを読取るための読取り手段によ り読取り可能にすることを特徴とする方法。