JPH10502699A - 硬化接着剤のための不揮発性接着促進組成物 - Google Patents

硬化接着剤のための不揮発性接着促進組成物

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JPH10502699A JP8513402A JP51340296A JPH10502699A JP H10502699 A JPH10502699 A JP H10502699A JP 8513402 A JP8513402 A JP 8513402A JP 51340296 A JP51340296 A JP 51340296A JP H10502699 A JPH10502699 A JP H10502699A
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Abstract

(57)【要約】 接着剤の硬化の促進及び/又は接着の強化において有用であり、かつ接着接合の重合と組み合わせて使用される、環境に無害であり、不揮発性の接着促進組成物。この促進組成物は、接着剤組成物が硬化する間実質的に存在し続ける液体担体、並びに該接着剤の硬化の促進及び/又は接着の強化が可能で、かつ該液体担体と混和性である活性成分と組み合わせられる。

Description

【発明の詳細な説明】 硬化接着剤のための不揮発性接着促進組成物 発明の属する分野 本発明は、接着剤の硬化を促進し、かつ接着剤組成物と組み合わせて使用する ための、環境に害を及ぼさない、不揮発性の接着促進組成物に関する。更に詳細 に述べると、本発明は、接着剤組成物が硬化する間は実質的に存在し続ける液体 担体、及び接着剤組成物の硬化を促進することが可能で、かつ該液体担体と混和 性であるような接着促進成分とを含有する接着促進組成物に関する。発明の背景 1,1,1-トリクロロエタンのような塩素化炭化水素、及びFREON(登録商標)と しても公知であるC2F3Cl3のようなクロロフルオロ炭化水素(CFC)は、多くの用途 において溶媒として、長年使用されている。これらの物質は、接着剤の分野にお いて使用される活性剤及び反応促進剤組成物の調製及び送達に関して非常に有用 であることがわかっている。近年、これらの化合物の使用は、それらの環境に対 する有害な作用のために実質的に減少しつつある。米国のみならず世界中の国々 において、環境を破壊する溶媒類、特にオゾン層破壊物質と考えられている溶媒 類の段階的削減を促進するために、規制が公布されている。これらの物質の使用 を停止することが盛り込まれた法律に加え、製品のラベル表示(product labelli ng)の要求事項も、代替品として使用されるそれらの化合物に関する通告を確実 にするために公表されている。しかし、容認できる代替品の発見は、極めて困難 な作業である。例えば、接着促進組成物のような用途において、その溶媒は、優 れた化学安定性、難燃性、低い毒性、更には一旦塗布された後は、アミン促進剤 又は活性剤などの活性成分をそれが塗布された表面上に残すために、速やかに蒸 発するのに十分な揮発性を有さなければならない。これらの必要条件に加え、商 品開発においては重要である経費因子が考慮されなければならない。 オゾン層を破壊せず、難燃性で、更には十分揮発性であるような優れた溶媒系 を見出す試みは、完全に成功したとはいえない。多くの物質がこれらの特徴のい くつかを有しているにもかかわらず、多くはこれらの特性の大部分が欠けている 。例えば、ヘプタン、アセトン、メチルエチルケトン、イソプロパノール及びメ タ ノールのような物質は、優れた揮発性、すなわち低い引火点及び高い蒸気圧を有 する優れた溶媒系であるが、これらは極めて易燃性である。イソパラフィン及び プロピレングリコールエーテルのような別の物質は、易燃性は低いが、しかし依 然として可燃性であり、かつ緩徐に蒸発する。 本願明細書と同時に出願された、同時譲渡されかつ同時係属出願である米国特 許出願第322,937 号において、接着促進組成物中のオゾン層を破壊するCFC 担体 の代替品として提案されたある溶液は、ペルフルオロカーボン化合物及びアルキ ルシロキサンの共沸混合物を含有する独特な補助溶剤組成物であった。この補助 溶剤溶液は、オゾン層を破壊せず、かつシアノアクリレート接着剤の硬化を促進 するかもしくは接着を強化するための、活性剤、反応促進剤及び開始剤などを含 む接着促進化合物の担体として有用であるために必要な特性を有していた。 接着促進剤、すなわち反応促進剤、活性剤及び開始剤などに関する技術におい て、これらが、独立した成分として接着剤組成物と共に使用される場合は、揮発 性溶媒で運搬されることは一般的である。シアノアクリレート接着剤の場合は、 反応促進剤は、一般に該接着剤を塗布する前に、被着材表面に塗布される。下塗 剤組成物と称されることもある、これらの接着促進組成物は、前述のようにその オゾン層を破壊する性質により、もはや環境に安全な物質であるとはみなされな い1,1,-トリクロロエタンのようなCFC 溶媒中に溶解されたアミン化合物を、通 常含有している。 多くの特許が、活性剤及び反応促進剤などの接着促進組成物の担体として、揮 発性溶媒を使用することを開示している。このような接着促進組成物は、シアノ アクリレート接着剤、オレフィン系接着剤、嫌気性接着剤及び二液性アクリル系 の硬化と共に使用される。例えば、米国特許第3,260,637 号は、好ましくは沸点 が約100℃以下である揮発性担体溶媒中に溶解されたアミン類を用いるシアノア クリレート接着剤の接合法を開示している。米国特許第4,822,426 号は、ポリオ レフィンのような非極性樹脂への困難な接合に使用するために、フッ素含有化合 物と結合された有機金属化合物からなる下塗剤溶液を開示している。この下塗剤 組成物は、揮発性溶媒と共に塗布される。 米国特許第3,836,377 号は、揮発性溶媒を用いて塗布することができるシアノ 酢酸のモノマーエステル及び重合促進剤からなる接着剤組成物を開示している。 米国特許第4,979,993 号は、表面張力が低い有機溶媒によって運ばれた4級アン モニウムカルボン酸エステル化合物からなる下塗剤組成物の使用を開示している 。同じくこの引用は、前記下塗剤と該接着剤との反応を生じるために、この溶媒 が容易に蒸発しなければならないことを示している。 硬化性成分が第一部分として及び硬化剤が第二部分として存在するような二液 性接着剤組成物において、硬化剤及び/又は反応促進剤は、一般に低級アルコー ル、及び場合によっては水のようなビヒクルと共に塗布される。例えば互いの表 面を貼り合わせ接合反応を開始する以前に、その溶媒を除去することについて開 示した、米国特許第4,460,759 号を参照。 米国特許第4,933,234 号は、少なくとも1種の有機求核性グラフト重合性モノ マー又はそれらの塩のグラフト剤(grafter)を表面に有する、下塗りされた高分 子被着材を開示している。様々なアミン含有モノマー類が明らかになっていて、 かつこれらのモノマー組成物を、溶媒、架橋剤及び界面活性剤(surfacts)を用い て塗布することができる。 更にシアノアクリレート接着剤は、その接合を強化するために、該接着剤組成 物それ自体に多種の添加剤が直接混合されている。これらの添加剤は、典型的な 反応促進剤及び活性剤組成物とは対照的に、通常該接着剤組成物に直接混合され 、かつ独立した成分として取り扱われることはない。米国特許第4,139,693 号に おいては、これらの添加剤は、下記式を有する接着促進剤を含む: (式中、R'は水素、もしくは炭素原子1〜10個のアルキル、アリール又はシクロ アルキル基である。)。この種の化合物の正式名称は、3,4,5-トリヒドロキシ安 息香酸又はそのエステルである。この接着促進剤に加え、混合物を早期硬化に対 し安定化するための阻害剤も、シアノアクリレート接着剤組成物には添加される 。 米国特許第2,784,127 号は、式R1OOC-(CH2)n-COOR1(式中、nは1〜8の範囲 の全ての整数で、及びR1は炭素原子1〜8個のアルキル基である。)を有する脂 肪族ジカルボン酸のアルキルエステルの付加によって可塑化される、シアノアク リレート接着剤組成物を開示している。更に、各アルキル基が1〜8個の炭素原 子を有するリン酸アルキル類に加え、リン酸トリフェニル及びリン酸トリクレシ ルのようなトリ芳香族リン酸(triaromatic phosphate)についても開示している 。これらの可塑剤は、老化後の接着接合の破壊を防ぐために、モノマーのシアノ アクリレート接着剤中に溶解している。これらの可塑剤を約20%まで混合するこ とが開示されている。これらの可塑剤は、接着の度合いに悪影響を及ぼすことな く、接合に柔軟性を付与するように機能するといわれている。この接着剤組成物 それ自体への促進剤成分の添加については、公表されていない。 この考察によって明らかであるように、当該技術分野には、接着促進組成物の ための担体としての揮発性溶媒の例が数多くある。これは、接着促進剤が、活性 剤、反応促進剤、触媒又は阻害剤系のいずれかの場合である。溶媒類は、接合過 程において、これらが接着接合を弱め、接着接合過程を妨害し、接着剤及び被着 材の接触を妨げ、かついくつかの例においては接着剤及び/又は被着材を侵蝕す るので、長い間歓迎されなかった。 本発明者は、活性成分を溶解し、これを被着材に運搬し、かつそれを接合時に 該接着剤組成物に混合するために、揮発性溶媒以外の液体担体を使用することを 発見し、これらの難点を軽減した。従って、本発明は、オゾン層を破壊しない揮 発性溶媒を使用することにより、オゾン層破壊に関する環境問題に取り組むので はなく、むしろ該促進剤と混和性であり、この促進剤成分を被着材表面に送達し 、かつ該接着剤中に混合し続けるような、実質的に不揮発性の液体担体を利用し ている。 接着促進成分を被着材表面に十分に運搬することに加え、接合過程時に重合を 妨害することなく該接着剤組成物中に混合されることが可能であるような、不揮 発性で、オゾン層を破壊しない液体担体が必要であることは明らかである。発明の要約 本発明は、接着剤組成物が硬化する間実質的に存在し続ける液体担体、及び前 記液体担体と混和性であり、かつ該接着剤組成物の硬化を促進することが可能で あるような接着促進成分を含有する、接着剤組成物の硬化を促進し及び/又は接 着を強化するための接着促進剤組成物に関する。この接着促進組成物の液体担体 は、実質的に不揮発性であり、かつ硬化時には該接着剤組成物中に混合され続け る。前記接着促進成分は、接合表面の調製、もしくは接合過程における接着剤の 硬化の促進のために使用される、活性成分のいずれかであることができる。本発 明の目的に関して、用語“活性”とは、接着促進成分を意味する。この活性成分 は、不揮発性液体担体と組み合わせて、該接着促進組成物を構成する。例えば、 本発明の好ましい実施態様において、この接着促進成分は、典型的にはシアノア クリレート接着剤組成物の硬化に使用される、アミン又はアミノ基を含有する化 合物である。他の例は、嫌気性接着剤組成物の下塗剤として使用される有機金属 化合物である。 前述のように、典型的にはこれらの種類の接着剤組成物と共に使用される活性 剤組成物は、この活性剤成分を被着材表面に運搬するために、揮発性溶媒を利用 している。本発明は、前記活性成分を輸送するためにのみ供され、かつその後該 接着剤組成物と接触する以前に除去又は蒸発分離されるような溶媒担体からの脱 皮を明らかに記している。むしろ本発明は、前記促進成分の輸送のみではなく、 硬化時に該接着剤組成物の可塑化をもたらすことにも関与しているような不揮発 性液体担体を用いる。好ましい実施態様において、ある飽和エステルの特定のプ ラスチック被着材を侵蝕する傾向を克服するために、この液体担体は、少なくと も1個の不飽和分子結合を有している。 前述の不揮発性液体担体は、一般に沸点が約100℃以上であり、かつ室温で液 体であるようなエステルである。詳細な説明及び好ましい実施態様 本発明の接着促進組成物は、接着接合における接着剤組成物の硬化の新規方法 を提供する。この促進組成物は、該接着剤組成物の硬化時に存在し続ける実質的 に不揮発性の液体担体、及びこの液体担体と混和性でありかつ接着剤組成物の硬 化の促進及び/又は接着の強化が可能である接着促進成分を含んでいる。本発明 の液体担体は、従来の揮発性溶媒のように、一旦活性剤成分が付着したら蒸発す ることが意図された一時的担体として機能するのではなく、むしろ接着剤組成物 に混合されている。従って、従来の溶媒が、硬化及び接着剤の被着材への接合に 否定的に作用するのに対して、本発明の組成物は、該接着剤のあらゆる特性に前 向きに貢献する。これらの作用は、該液体担体は蒸発せず、もしくは所望でない 廃棄物を生じないことによって得られた、環境的に優れた点に加えられる。 本発明の目的に関して、用語“促進組成物”は、二成分系において使用し、か つ被着材が接着剤と接触する以前に被着材表面に塗布することができる、反応を 促進し、活性化し、開始しかつ他の接着剤を促進する組成物を含んでいるような 、広範な意味で解釈されることを意味する。更に本発明の目的に関して、用語“ 不揮発性”は、そのエステルの沸点が、約100℃以上であることを意味する。 前述の接着剤組成物に一旦混合された液体担体の機能は、いずれか1種の理論 によって接合されるものではなく、十分に理解されてはいないにもかかわらず、 この液体担体は、該接着剤の可塑化をもたらすと考えられる。従ってこの液体担 体は、該接着剤組成物において、該接着促進成分の被着材への輸送というその第 一目的に加え、有用な添加剤として供される。 更に詳細に述べると、この不揮発性液体担体は、沸点が約100℃以上であり、 及び室温で液体であるようなエステル類からなる群から選択することができる。 これらのエステル類は、アルキル又は芳香族カルボン酸類の、アルキル又は芳香 族アルコール類との反応で生成することができる。本発明で有用なエステル類の 別の調製法も、考察されている。更に詳細に述べると、この液体担体は、C3-C18 のアルキルアルコールの酢酸エステル、C2-C18のアルケニル又はアリールアルコ ールの酢酸エステル、C3-C18のアリルアルコールの酢酸エステル、C7-C18のアル カリルアルコールの酢酸エステル、C7-C18のアリールアルキルアルコールの酢酸 エステル、及びそれらの混合物からなる群から選択されることが好ましい。前述 のエステル類は、それらが市販されていて、かつ使用が容易であるために、特に 有用である。 本発明の範囲内で考察された他の有用な不揮発性液体担体は、フタル酸のよう な芳香族カルボン酸の、アルキルアルコールとの反応によって生成されたものを 含む。その典型的な例は、ジエチルフタル酸エステル、ジプロピルフタル酸エス テル、ジブチルフタル酸エステル、及びオクチルフタル酸エステルである。他の 有用なエステル類は、リナリル酢酸エステル及びフェネチル酢酸エステルのよう な、アルキルカルボン酸と芳香族アルコールのエステルを含む。 この液体担体は、下記式を有するアルキルグリコールの安息香酸ジエステルで あってもよい: OH-(C xH2xO)n-H (式中、このグリコールが室温付近で液体であるという条件で、X は2〜3であ り、及びn は1から約10であることができる。)。限定を意図しない例として、 エチレングリコール二安息香酸エステル、ジエチレングリコール二安息香酸エス テル、プロピレングリコール二安息香酸エステル、ジプロピレングリコール二安 息香酸エステル及びそれらの混合物がある。 更にこの液体担体は、フェノールの酢酸エステルであっても良い。 この液体担体には、少なくとも1個の不飽和結合が存在することが好ましい。 これは、飽和したエステル類のあるプラスチック被着材を侵蝕する傾向を防ぐ。 不飽和結合が存在する場合には、この傾向が緩和されることはわかっている。プ ラスチック被着材は、多くの接着剤、特にシアノアクリレート接着剤にとって、 主要な接合表面であるので、この性質は、これらの用途において重要である。 前述の促進組成物の活性成分は、接着促進化合物及び物質の広範な範囲から選 択することができる。当然具体的な促進成分は、使用される接着剤組成物、及び 該成分の機能に加え、接合される被着材の種類によって決まる。シアノアクリレ ート系、嫌気性、アクリリックス、エポキシ及びオレフィンはそれぞれ、活性化 し、反応促進し、もしくは他方でそれらの硬化を促進及び/又は接着を強化する ような化合物の種類を有す。 本発明の液体不揮発性担体は、シアノアクリレート接着剤組成物と併用するた めの活性剤化合物と共に、特に有用であることがわかっている。シアノアクリレ ート接着剤は、様々な物質の接合において極めて利用度が高い、即効型硬化物質 である。シアノアクリレート接着剤の重合は、ヒドロキシル基又はアミン基を有 する化合物のような、陰イオン性物質を用いて触媒される。本発明において、こ れらの化合物は、下記を含む広範な物質から選択することができる: a)有機又は無機の、置換及び未置換のアミン類で、例えば第1級、第2級及び第 3級アミン及びそれらの塩類; b)N-置換されたアルカノアミン(alkanoamine)類; c)アシル化されたN-置換されたアルカノアミン類; d)ポリアミン類で、例えばジアミン類; e)ヘテロ環式アミン類で、例えば米国特許第4,869,772 号に開示され、かつ下記 式を有するような、ジアザ二環式又はトリアザ二環式化合物; f)米国特許第5,066,743 号に開示され、かつ下記式を有するような、第3級アン モニウムカルボン酸エステル化合物: (式中、R1、R2、R3及びR4は、互いに独立して異なることができ、かつアルキル 、アルケニル、アルキニル、アルキルアリール及びアリールアルキルからなる群 から選択することができ、かつ好ましくはR1、R2及びR3の少なくとも1種が炭素 原子6〜20個の長鎖のアルキル基であり、並びにR4がアルキル及びアルケニルか らなる群から選択される。); g)例えば米国特許第4,496,685 号に開示されたような、交互にリン及び窒素原子 を有する環状又は鎖状ポリマー類を含むホスファザン(phosphazane)化合物; h)米国特許第5,314,562 号に開示された、下記式を有する、エチレンジアミン化 合物: (式中、R5はそれぞれ同じ又は異なることができ、水素、炭素原子1〜8個のア ルキル、アルケニル又はアルコキシ基、炭素原子6〜8個のアリール基、窒素- 、ケイ素- 、又はケイ素- で置換された炭素原子1〜8個の基、もしくは未置換 又はヒドロキシ、エーテル、酸素又はイオウで置換された炭素原子8個までを有 するヘテロ環をあらわす。); i)米国特許第5,079,098 号に開示され、下記式を有する、接着を改善する下塗剤 として有用な第4級アンモニウム化合物: (式中、R1、R2、R3及びR4は、各いに独立に異なることができ、かつ任意にヘテ ロ原子で置換された、アルキル、ヒドロキシアルキル、アリール、アルカリル、 アラルキル及びアルケニルからなる群から選択され;かつA-は、脱プロトン化平 衡反応のpKa 値が、ほぼ0である陰イオンである。)。 これらのアミン類の中で、ジメチル-パラ-トルイジン(DMPT)のようなアシル化 されN-置換されたアルカノアミン類が好ましい。DMPTは、本発明において、シア ノアクリレート接着剤の硬化を促進する活性剤成分として特に有用であることが わかっている。 一般に、促進成分、すなわち活性成分は、必要な硬化速度及び引張り強さをも たらすのに有効な量で、この接着促進組成物中に存在する。本発明の活性成分は 、該活性剤組成物の約0.1〜約10重量%の量で存在することができる。好ましく は、この活性成分は、該組成物の約0.5〜約5.0 重量%の量で、かつ最も好まし くは約0.5〜約1.0 重量%の量で存在する。経費を削減しかつ使い易さを増し、 更にこの活性剤を単分子層の厚さに近くするために、この接着促進組成物を、最 低有効濃度で塗布することが好ましい。通常は、被着材の一方側への該活性剤組 成物の一回の塗布で十分であるが、当然複数回のコーティングを塗布することも できる。 この接着促進組成物は、前述の液体担体及び活性成分に加え、接着促進組成物 において有用な他の物質及び通常の添加剤を含むこともできる。これらは、安定 化剤、粘度調整剤、防臭剤、着色剤などであるが、これらに限定されるものでは ない。 本発明の活性剤組成物は、スチール、プラスチック、ガラス及び木のような、 多種の接合表面で使用することができる。これらの組成物は、従来の溶媒を含有 する接着促進組成物よりも、より環境に優しい代替品を提供し、かつほとんどの 工業用プラスチックを侵蝕することがない。更に、これらはオゾン層を破壊せず 、難燃性であり、かつ引火性ではない。 本発明の接着促進組成物は、硬化速度及び/又は該被着材へのシアノアクリレ ート接着剤(bondant)の接着を増強することを満足するようないずれかの方法で 、接合される該被着材に塗布することができる。例えば、該接着剤を塗布する前 に、1個以上の被着材表面に、前述の活性剤組成物を、噴霧、浸漬、はけ塗り、 綿棒塗り、拭き取り、ローラー塗りなどすることが好ましい。 前述の接着促進組成物及び接着剤層の厚さは、非常に多岐にわたり、被着材表 面の特性及び組成、使用した具体的な接着剤及び活性剤、更には最後の接合され た集成物の最終用途によって決まる。パラメータの一定の組み合わせのいずれか により、容認できる最適の厚さを、具体的な試験片に関する、様々な下塗剤及び 接着層の厚さでの、重ねせん断引張り強さ値から決定することができる。一般に 、約“0”〜約5ミル、及び約10ミル程度の接着層が、ほとんどの被着材につい て満足できるものであることがわかっている。 前記接着促進組成物と共に有効であることが示されているこれらのプラスチッ ク材料は、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテルアロイ、ポリフェニレン スルフィド、ポリフェニレンオキシド、ナイロン、メラミン、ポリアセタール、 ポリカーボネート、ポリエステル、アクリリック、アクリロニトリルブタジエン スチレン(ABS)、酢酸セルロース、エチレン酢酸ビニル(EVA)、イオノマー、ポリ アリールエーテル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリアロマ ー、ポリメチルペンタン、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリ塩化ビニル(PVC) 、スチレンアクリロニトリル(SAN)、スチレンブタジエン、エポキシド及びフェ ノール樹脂(phenolic)などを含むが、これらに限定されるものではない。 本発明との併用に適しているシアノアクリレート接着剤は、下記一般式で表さ れる: CH2=C(CN)-COOR6 (式中、R6は、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、アルコキシ アルキル、アラルキル、ハロアルキル又は他の適当な基である。)。低級アルキ ルα-シアノアクリレートが好ましい。これは特に、メチル、エチル、n-プロピ ル、n-ブチル、イソブチル、イソプロピル、アリル、シクロヘキシル、メトキシ エチル、メトキシプロピル、シクロヘキシル、n-ペンチル、アリル及びエトキシ エチルのシアノアクリレートを含む。 嫌気性接着剤のような構造的工業用接着剤が使用されるような用途においては 、前述の接着促進組成物は、一層硬化を早めるために、該接着剤組成物中に存在 する開始剤と相互作用する成分を含むことができる。例えば、第3級アルキルア ミン、ローダミン、有機ヒドラジド、アルコキシアミン、更にはフェロセンのよ うな有機金属化合物が通常使用される。 更に本発明は、接着剤組成物と被着材表面を結合する方法も考察している。こ の方法は、少なくとも1個の被着材の表面を、該接着促進組成物の硬化時に存在 し続ける液体担体、並びに該接着剤組成物の硬化の促進又は接着の強化が可能で 、かつ該液体担体と混和性である接着促進成分、すなわち活性成分を含有するよ うな、接着促進組成物で処理することを含む。この被着材表面の該接着促進組成 物による処理に続いて、接着剤組成物を、処理面又は未処理面のいずれかの、少 な くとも1方の被着材表面に塗布し、これらを互いに接触するように配置し、かつ 重合を生じさせることによって、被着材表面の接合を達成する。 本発明の別の態様において、接着剤キットは、単一の包装に納まった共に配布 される2部分を含み、第一の部分は、接着剤組成物の硬化時に存在し続ける液体 担体、並びに該液体担体と混和性であり、かつ該接着剤組成物の硬化及び/又は 接着を促進する促進成分を含有する接着促進組成物を含み;かつ第二の部分は、 その硬化が前記接着促進組成物によって促進されるような接着剤組成物を含んで いる。 いくつかの好ましい実施態様を詳細に説明しているが、本発明の範囲を限定す るために構成されたものではない、下記実施例を参照することによって、本発明 の特徴及び利益は、より明確に理解されるであろう。実施例 本発明の接着促進組成物、更には制御組成物は、下記表1に示したように配合 した。組成物1〜14は、本発明の不揮発性液体担体を使用する活性剤組成物を示 す。 組成物15〜18は、該活性成分の運搬のために使用された、従来の揮発性のオゾ ン層を破壊する溶媒を表している。この表に示したように、アミン活性成分は様 々な割合で、該組成物中に含有された。“接着剤の種類”の列は、引張りせん断 試験のためのグリッド吹付した(grid-blasted)スチールの重ねせん断を互いに接 合するために、活性剤組成物と組み合わせて使用したシアノアクリレートの種類 を列記している。グリッド吹付後に、この重ねせん断試験片に、各活性剤組成物 をはけ塗りし、かつ指示された接着剤を、10ミルのボンドラインギャップを用い て塗布した。硬化はすべて室温で行った。接合強度試験は、標準的ASTM法に従っ て行った。これらの試験は、重ねせん断部分を最初に貼り合わせた後、更には熱 老化した後に、様々な時点で行った。結果を、下記表2に示した。 上記表2に示されたように、シアノアクリレート接着剤組成物は、本発明の接 着促進組成物と併用する場合には、従来の揮発性でオゾン層を破壊する溶媒を該 促進組成物中で使用した場合について得られた結果と同程度の引張り接合強度を 示す。いくつかの例においては、接合強度が老化後に上昇した(組成物1〜4) 。別の例では、硬化の24時間後に得られた引張り接合強度は、2時間後に得られ た強度よりも低かった。これは、一部は、シアノアクリレート接着剤と共にアミ ン促進活性剤が使用される場合に生じることが公知である、分子調整(molecular adjustment)が原因であると考えられる。この表からわかるように、いくつかの 例では実質的に、熱老化後に引張り接合強度が引き続き上昇した。 本発明の接着促進組成物の様々なプラスチック被着材上での使用効果を明らか にするために、様々なプラスチック表面を、この接着促進組成物の液体担体部分 で被覆し、もし必要であればプラスチック上でその効果を調べた。具体的には、 この液体担体を、そのプラスチック表面にはけ塗りし、かつこのプラスチックの 曇り、腐蝕又はひび割れのような肉眼で認められる作用を観察した。組成物1、 7及び9で、本発明の液体担体を調べた。組成物20、21及び22で、従来の揮発性 溶媒担体、並びにジペンタン、テルペン及びアセトンについてそれぞれ調べた。 結果を下記表3に示す。 本発明に記載されたように、同じものでも様々に異なりうることは明らかであ ろう。このような変動は、本発明の精神及び範囲から逸脱するものではなく、か つこのような変更はすべて、下記クレームの範囲内に含まれることが意図されて いる。
【手続補正書】 【提出日】1997年4月14日 【補正内容】請求の範囲 1.接着剤組成物の硬化を促進し、及び/又は接着を強化する接着促進組成物で あって、下記を含有する組成物: (i)室温で液体であり、沸点が約100℃以上のエステルであって、接着剤組成物 が硬化する間存在し続ける担体、及び (ii)該接着剤組成物の硬化を促進し及び/又は接着を強化することが可能であ り、かつ該液体担体と混和性である接着促進剤。 2.前記液体担体が、少なくとも1個の不飽和結合を有する、請求項2記載の活 性剤組成物。 3.前記液体担体が、C3-C18のアルキルアルコールの酢酸エステル、C2-C18のア ルケニル又はアリールアルコールの酢酸エステル、C3-C18のアリルアルコールの 酢酸エステル、C7-C18のアルキルアリールアルコールの酢酸エステル、C7-C18の アリールアルキルアルコールの酢酸エステル、及びそれらの混合物からなる群か ら選択される、請求項2記載の組成物。 4.前記液体担体が、リナリル酢酸エステル、フェネチル酢酸エステル、ジエチ ルフタル酸エステル、ジプロピルフタル酸エステル、ジブチルフタル酸エステル 、ジオクチルフタル酸エステル、及びこれらの混合物からなる群から選択される 、請求項3記載の組成物。 5.前記液体担体が、下記式を有するアルキルグリコールの安息香酸ジエステル である、請求項1記載の組成物: OH-(C XH2XO)n-H (式中、このグリコールが室温では液体であるという条件で、X は2〜3であ り、及びn は1〜10であることができる。)。 6.前記液体担体が、エチレングリコール二安息香酸エステル、ジエチレングリ コール二安息香酸エステル、プロピレングリコール二安息香酸エステル、ジプロ ピレングリコール二安息香酸エステル、及びそれらの混合物からなる群から選択 される、請求項5記載の活性剤組成物。 7.前記接着促進成分が塩基である、請求項1記載の組成物。 8.前記接着促進成分が、アミン含有化合物である、請求項7記載の組成物。 9.前記アミン含有化合物が、N,N-ジメチル-p-トルイジン、t-ブチル-2-ベンゾ チアゾールスルフェンアミド、N-オキシジエチレンベンゾチアゾール-2-スルフ ェンアミド、2,2'-(p-トリルイミノ)ジエタノール-(ヒドロキシエチル-p-トル イジン)、及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項8記載の組成 物。 10.前記アミン含有化合物が、約0.01〜約10重量%の量で存在する、請求項8記 載の組成物。 11.前記アミン含有化合物が、約0.5〜約10重量%の量で存在する、請求項10記 載の組成物。 12.前記接着促進成分が、有機金属化合物である、請求項1記載の組成物。 13.下記の工程を含む、接着剤組成物による被着材表面の接合方法: 室温で液体であり、かつ接着剤組成物が硬化する間存在し続ける担体、並び に該接着剤の硬化の促進及び/又は接着を強化することが可能であり、かつ前記 担体と混和性である接着促進成分を含有する接着促進組成物で、被着材の少なく とも1方の表面を処理する工程; この被着材の少なくとも1方の表面に、接着剤組成物を塗布する工程;及び この被着材表面を互いに接触するように配置することによって、前記接着剤 組成物から前記担体が離れるのを防止し、かつ支持体表面をお互いに接合する工 程。 14.前記液体担体が酢酸エステルである、請求項13記載の方法。 15.前記液体担体が、少なくとも1個の不飽和結合を有する、請求項14記載の方 法。 16.前記液体担体が、C3-C18のアルキルアルコールの酢酸エステル、C2-C18のア ルケニル又はアリールアルコールの酢酸エステル、C3-C18のアリルアルコールの 酢酸エステル、C7-C18のアルキルアリールアルコールの酢酸エステル、C7-C18の アリールアルキルアルコールの酢酸エステル、及びそれらの混合物からなる群か ら選択される、請求項14記載の方法。 17.前記液体担体が、リナリル酢酸エステル、ジエチルフタル酸エステル、ジプ ロピルフタル酸エステル、ジブチルフタル酸エステル、ジオクチルフタル酸エ ステル、フェネチル酢酸エステル、及びこれらの混合物からなる群から選択され る、請求項13記載の方法。 18.前記液体担体が、アルキルグリコールの安息香酸ジエステルである、請求項 13記載の方法。 19.前記液体担体が、エチレングリコール二安息香酸エステル、ジエチレングリ コール二安息香酸エステル、プロピレングリコール二安息香酸エステル、二安息 香酸エステル、ジプロピレングリコール二安息香酸エステル、及びそれらの混合 物からなる群から選択される、請求項18記載の方法。 20.前記接着促進成分が、塩基である、請求項13記載の方法。 21.前記接着促進成分が、アミン含有化合物である、請求項20記載の方法。 22.前記アミン含有化合物が、N,N-ジメチル-p-トルイジン、t-ブチル-2-ベンゾ チアゾールスルフェンアミド、N-オキシジエチレンベンゾチアゾール-2-スルフ ェンアミド、2,2'-(p-トリルイミノ)ジエタノール-(ヒドロキシエチル-p-トル イジン)、及びそれらの混合物からなる群から選択される請求項21記載の方法。 23.前記アミン含有化合物が、約0.01〜約10重量%の量で存在する、請求項21記 載の方法。 24.前記アミン含有化合物が、約0.5〜約10重量%の量で存在する、請求項23記 載の方法。 25.前記接着促進成分が、有機金属化合物である、請求項13記載の方法。 26.下記を含む接着用キット: (i)室温で液体であり、沸点が約100℃以上のエステルであって、接着剤組成物 が硬化する間存在し続ける担体、並びに該液体担体と混和性であり、かつ該接着 剤組成物の硬化を促進し及び/又は接着を強化することが可能な接着促進成分を 含む、接着促進組成物;及び (ii)前記接着促進組成物により、その硬化が促進される接着剤組成物。 27.下記の工程を含む被着材表面の接合方法: a)前記被着材の表面の間に硬化性層を形成する工程、該硬化性層は、(i)接着 剤組成物及び接着促進成分及び該接着促進成分用の担体を含む接着促進組成物 (ii)を含み、該担体は、前記接着剤組成物用の可塑剤であり、かつ室温で液体で ある;及び b)前記被着材の間で硬化性層を硬化させ、それにより前記接着促進組成物を前 記接着剤組成物と組み合わせて、それによって、前記接着促進組成物を前記接着 剤組成物に組み合わせて、可塑化し、かつ前記接着剤組成物の硬化を促進し、か つ、前記接着剤組成物から担体が流出するのを防ぐ工程。 28.前記液体担体が、C3-C18のアルキルアルコールの酢酸エステル、C2-C18のア ルケニル又はアリールアルコールの酢酸エステル、C3-C18のアリルアルコールの 酢酸エステル、C7-C18のアルキルアリールアルコールの酢酸エステル、C7-C18の アリールアルキルアルコールの酢酸エステル、及びそれらの混合物からなる群か ら選択され、請求項27記載の方法。 29.前記液体担体が、リナリル酢酸エステル、ジエチルフタル酸エステル、ジプ ロピルフタル酸エステル、ジブチルフタル酸エステル、ジオクチルフタル酸エス テル、フェネチル酢酸エステル、及びこれらの混合物からなる群から選択される 、請求項28記載の方法。 30.前記担体が、下記式を有するアルキルグリコールの安息香酸ジエステルであ る請求項28記載の方法: OH-(C XH2XO)n-H (式中、このグリコールが室温では液体であるという条件で、X は2〜3であ り、及びn は1〜10であることができる。)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.接着剤組成物の硬化を促進し、及び/又は接着を強化する接着促進組成物で あって、下記を含有する組成物: (i)前記接着剤組成物の硬化する間存在し続ける液体担体、及び (ii)該接着剤組成物の硬化を促進し及び/又は接着を強化することが可能であ り、かつ該液体担体と混和性である接着促進剤。 2.前記液体担体が、沸点が約100℃以上であり、かつ室温で液体であるような エステルである、請求項1記載の組成物。 3.前記液体担体が、少なくとも1個の不飽和結合を有する、請求項2記載の活 性剤組成物。 4.前記液体担体が、C3-C18のアルキルアルコールの酢酸エステル、C2-C18のア ルケニル又はアリールアルコールの酢酸エステル、C3-C18のアリルアルコールの 酢酸エステル、C7-C18のアルキルアリールアルコールの酢酸エステル、C7-C18の アリールアルキルアルコールの酢酸エステル、及びそれらの混合物からなる群か ら選択される、請求項3記載の組成物。 5.前記液体担体が、リナリル酢酸エステル、フェネチル酢酸エステル、ジエチ ルフタル酸エステル、ジプロピルフタル酸エステル、ジブチルフタル酸エステル 、ジオクチルフタル酸エステル、及びこれらの混合物からなる群から選択される 、請求項4記載の組成物。 6.前記液体担体が、式OH-(C xH2xO)n-H(式中、このグリコールが室温では液 体であるという条件で、X は2〜3であり、及びn は1〜10であることができる 。)を有するアルキルグリコールの安息香酸ジエステルである、請求項1記載の 組成物。 7.前記液体担体が、エチレングリコール二安息香酸エステル、ジエチレングリ コール二安息香酸エステル、プロピレングリコール二安息香酸エステル、ジプロ ピレングリコール二安息香酸エステル、及びそれらの混合物からなる群から選択 される、請求項6記載の活性剤組成物。 8.前記接着促進成分が塩基である、請求項1記載の組成物。 9.前記接着促進成分が、アミン含有化合物である、請求項8記載の組成物。 10.前記アミン含有化合物が、N,N-ジメチル-p-トルイジン、t-ブチル-2-ベンゾ チアゾールスルフェンアミド、N-オキシジエチレンベンゾチアゾール-2-スルフ ェンアミド、2,2'-(p-トリルイミノ)ジエタノール-(ヒドロキシエチル-p-トルイ ジン)、及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項9記載の組成物 。 11.前記アミン含有化合物が、約0.01〜約10重量%の量で存在する、請求項9記 載の組成物。 12.前記アミン含有化合物が、約0.5〜約10重量%の量で存在する、請求項10記 載の組成物。 13.前記接着促進成分が、有機金属化合物である、請求項1記載の組成物。 14.下記の工程を含む、接着剤組成物による被着材表面の接合方法: 接着剤組成物が硬化する間存在し続ける液体担体、並びに該接着剤の硬化の促 進及び/又は接着を強化することが可能であり、かつ前記液体担体と混和性であ る接着促進成分を含有する接着促進組成物で、被着材の少なくとも1方の表面を 処理する工程; この被着材の少なくとも1方の表面に、接着剤組成物を塗布する工程;及び この被着材表面を互いに接触するように配置することによって、これらを接合 する工程。 15.前記液体担体が、沸点が約100℃以上であり、かつ室温で液体であるような 酢酸エステルからなる群から選択される、請求項15記載の方法。 16.前記液体担体が、少なくとも1個の不飽和結合を有している、請求項15記載 の方法。 17.前記液体担体が、C3-C18のアルキルアルコールの酢酸エステル、C2-C18のア ルケニル又はアリールアルコールの酢酸エステル、C3-C18のアリルアルコールの 酢酸エステル、C7-C18のアルキルアリールアルコールの酢酸エステル、C7-C18の アリールアルキルアルコールの酢酸エステル、及びそれらの混合物からなる群か ら選択される、請求項15記載の方法。 18.前記液体担体が、リナリル酢酸エステル、ジエチルフタル酸エステル、ジプ ロピルフタル酸エステル、ジブチルフタル酸エステル、ジオクチルフタル酸エ ステル、フェネチル酢酸エステル、及びこれらの混合物からなる群から選択され る、請求項17記載の方法。 19.前記液体担体が、アルキルグリコールの安息香酸ジエステルである、請求項 17記載の方法。 20.前記液体担体が、エチレングリコール二安息香酸エステル、ジエチレングリ コール二安息香酸エステル、プロピレングリコール二安息香酸エステル、二安息 香酸エステル、ジプロピレングリコール二安息香酸エステル、及びそれらの混合 物からなる群から選択される、請求項19記載の方法。 21.前記接着促進成分が、塩基である、請求項19記載の方法。 22.前記接着促進成分が、アミン含有化合物である、請求項21記載の方法。 23.前記アミン含有化合物が、N,N-ジメチル-p-トルイジン、t-ブチル-2-ベンゾ チアゾールスルフェンアミド、N-オキシジエチレンベンゾチアゾール-2-スルフ ェンアミド、2,2'-(p-トリルイミノ)ジエタノール-(ヒドロキシエチル-p-トルイ ジン)、及びそれらの混合物からなる群から選択される請求項22記載の方法。 24.前記アミン含有化合物が、約0.01〜約10重量%の量で存在する、請求項23記 載の方法。 25.前記アミン含有化合物が、約0.5〜約10重量%の量で存在する、請求項24記 載の方法。 26.前記接着促進成分が、有機金属化合物である、請求項14記載の方法。 27.下記を含む接着用キット: (i)接着剤組成物が硬化する間存在し続ける液体担体、並びに該液体担体と混 和性であり、かつ該接着剤組成物の硬化を促進し及び/又は接着を強化すること が可能な接着促進成分を含む、接着促進組成物;及び (ii)前記接着促進組成物により、その硬化が促進される接着剤組成物。
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