JPH10502487A - 残余電流装置の動作 - Google Patents

残余電流装置の動作

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一個のプッシュボタンで動作の設定やテストを行う、プッシュボタン剰余電流装置に関する。更に詳しく言うと、一回目のボタン押圧で、装置が正常に機能しているならばトリップするために、テストトリップが開始される。更にボタンが押圧され、そして離されると、トリップ状態が発見されないと仮定して、装置は電流が流れることが可能な状態になる。いったん装置に電流が流れると、装置にトリップさせる如何なる故障も、プッシュボタンの状態に関らず、ただちに電源が切れるという結果になる。

Description

【発明の詳細な説明】 残余電流装置の動作 本発明は、トリップスイッチ、より詳しくは、家庭用及び軽工業用に利用され るトリップスイッチに関する。 本発明において、残余電流装置に設けられたトリップスイッチの構造及び動作 について詳細な説明を行う。この説明は便宜上のものであり、本発明の構造及び 動作が他の使用目的においても有効であることを示す。 残余電流装置は、公知のものであり、通常、接点を設定する第一のボタンや、 表示窓の色を変えることにより接点の状態を示すフラグや、装置が作動している ことを示すように回路中に障害を誘発したり、障害を擬似的に引き起こしたりす る第二のボタンを有している。該第一ボタンは、機械装置を係合すること、ある いは、電気的に接点を閉じるように回路を構成することにより、または、機械的 ・電気的な閉鎖の組合わせにより、トリップスイッチを設定することができる。 残余電流装置を小さくするために多大な努力がはらわれてきたが、プッシュボタ ンに関してはあまり研究されていなかった。これらふたつのプッシュボタンは、 互いに近接して設置できず、また、人間の指の大きさを考えるとあまり小さくも できないため、装置全体の縮小化をはばみがちであった。 本発明は、一個のプッシュボタンで動作の設定やテストを行うことを特徴とす るプッシュボタン残余電流装置を提供する。 本発明は、一個のプッシュボタンで装置に必要な動作が全て行えるという利点 がある。従って、このプッシュボタンは、従来の 残余電流装置における複数個のボタンよりかなり大きくはなるが、使用が簡単に なり、間違ったボタンを押したり、一度に二個以上のボタンを押すことによって 起こるエラ−を防ぐ。 本発明の実施例を、添付の図面によって以下に説明する。 図1は、本発明によるトリッピング及びスイッチ機構の側断面図を示す。 図2は、テスト機能を作動させる機構の第一の実施例を示す。 図3は、テスト機能を作動させる機構の第二の実施例を示す。 図4は、本発明の装置におけるフラグ機構の実施例を示す。 図5は、本発明によるもどり止め機構の実施例を示す。 図6は、図5に示す実施例の異なった状態を示す。 図7は、短絡片接点装置の平面図である。 図8は、同様の短絡片接点装置の側断面図である。 図9は、該短絡片接点装置の等角図である。 まず、基本的なセット・リセットの動作において、接点をリセットするために プッシュボタンが押され、その後、離される。プッシュボタンを再度押せば、ト リップ回路のテストが行われるが、その後、プッシュボタンを離して、接点をリ セットするためにプッシュボタンをもう一度押す。 図1に示すように、該機構は、相対的に固定された筐体10を備える。該筐体 10は、互いにまたは筐体10に対して相対的に摺動する可動部材11及び12 を囲う。プッシュボタンの形をとる手動操作可能な部材14は、筐体10の一つ の壁にある開口部16を通り抜けるプランジャ−15を有する。プランジャ−1 5の一端には、スプリング係合フランジ18が設けられており、図1にあるよう に、弱弾性スプリング20が、フランジ18と通常逆U字型である可動部材11 の天板21の外壁との間に設けられ ている。可動部材11の天板21の内表面は、強弾性スプリング24のためのス プリングシ−トを構成する。強弾性スプリング24は、スプリングシ−ト23と 筐体の一部を構成する所定のレッジ25の間に設けられている。スプリング20 及び24は常時、つまり最も弛緩した状態にある時、わずかに圧縮されている。 逆U字型部材11の内側に摺動的に設置されている可動部材12は、図1にあ るようにU型をしている。可動部材12の湾曲部27は、スプリング29のスプ リングシ−ト28を形成する。スプリング29は、スプリングシ−ト28と、レ ッジ25の強弾性スプリング24を係合する側と反対側との間に設けられている 。スプリング29は、スプリング24ほどの弾力性はない。スプリング29が作 動中の可動部材12の移動は、例えば、筐体10の一部である当接部材30によ り、ほどよく制限されている。可動部材12は、一個かそれ以上の接点32をそ の上に持つ接点搬送体31を備える。接点32は、固定接点33に面し、これら の接点32及び33は、主電流路接点を構成している。 可動部材11は、接点を閉じる時には、可動部材12のア−ム12aにあるス ロット36に係合されて保持されるもどり止め35を有し、可動部材11と共に 移動する電気的に作動可能な装置を備える。もどり止め35を保持するこの電気 的に作動可能な装置について以下に詳しく説明する。 接点32及び33は通常開いており、もどり止め35が引き込まれているか、 弛緩した状態かどちらかであるものとすると、上記の装置の動作は以下のとおり である。スプリング20、24、29は、全て最も弛緩した状態にあり、可動部 材11及び12は、所定のレッジ25からはなれた位置にある。プッシュボタン 14を押すと、最初に弱弾性スプリング20が圧縮され、次に可動部 材11が下方向に移動する。こうして、強弾性スプリング24が手動により圧縮 される。可動部材12は、移動範囲内での最も低い位置にあり、スプリング29 により当接部材30に対して静止して保持されている。もどり止め35を制御す る電気的に作動可能なこの装置が適切な状態にあれば、もどり止め35は、可動 部材11が下方向へ摺動する際、可動部材12のスロット36中に外に向いた( 侵入した)状態で保持されることになる。このようにして、二つの摺動可能な部 材11および12が連結される。 プッシュボタン14が離されると、連結された二つの可動部材11及び12は 、強弾性スプリング24の動きに伴って上方向に移動する。この強弾性スプリン グ24は、スプリング29を圧縮し、接点32を固定接点33と係合させる。プ ッシュボタン14は離されているため、スプリング20の動きによって元の位置 に戻る。しかし、可動部材11は元の状態には戻らず、強弾性スプリング24で 軽く押された状態で保持される。 障害がある場合には、スプリング24及び29の動きともどり止め35とスロ ット36の接触面の傾斜により、もどり止め35はスロット36から外される。 いずれにしても、所定のレッジ25と可動部材12の湾曲部の間で作動するスプ リング29は接点32及び33を引き離すことになる。こうして、可動部材11 及び12は、それぞれの元の位置へ戻される。 正常な状態でない場合には、プッシュボタンにより可動部材11が押し下げら れても、もどり止め35は可動部材12のスロット36には入らず、そのため、 プッシュボタンが離されても可動部材12はスプリング24によって引き上げら れず、接点32と33は閉じられない。 上記の機構の変形によっても、上述の単一プッシュボタンの動 作を行うことができる。 例えば、圧縮ばねであるスプリング24、29、20は、上述の場合と同じ方 向に力を及ぼすように設けられた引張りばねで代用することができる。スプリン グ24及び29は、それぞれ別個の筐体の天板及び底板に備え付けられてもよい 。その際、強弾性スプリング24は上方向に可動部材11を引っ張り、弱弾性ス プリング29は可動部材12を下方向に引っ張る。この動作は図1に示すのと同 じ方向に行われる。 また、弱弾性スプリング20が圧縮ばねでなければならないことも、可動部材 11に作用しなければならないこともない。この場合のプッシュボタン動作で重 要なことは、筐体10側からボタンそのものには上向きの力が働き、プッシュボ タンの動作範囲の下方部分で、可動部材11に力が直接働きかけることである。 可動部材11は、ボタン装置14及び18が少なくとも可動範囲の下方部分に達 するまで動かされる。従って、スプリング20は、このボタン装置と筐体10の 間に備え付けられても良く、その際、ボタンには上向きの力が働き、筐体には下 向きの力が働く。このスプリングは、装置に応じて圧縮ばねでも引張りばねでも よい。 更に、スプリング20、24、29はそれぞれ単一のものとして説明してきた が、それぞれが複数個であっても問題はない。図に示す特定の実施例において全 てのスプリングが単一であるのは、説明を簡略化するためてある。 以上に説明した動作においては、動作のセット・リセットが単にボタンを押す だけで行われた。これと同様のプッシュボタンが、電気的に作動可能な装置及び 障害検出部が正常に動作しているかどうかを確認するためのテストを行うために 用いられる。この機能は、テスト回路を適切な方法で動作させるためにプッシュ ボタ ンを用いることにより得られる。正常な動作を確実にするために爪40が筐体1 0に備え付けられている。これについて、以下に詳しく説明する。 爪40は、板ばね上に備え付けられていることもあって、摺動可能な部材11 に向かって内向きに偏よっている。可動部材11が、接点32と33を係合し、 可動部材11、12がもどり止め35によって互いに連結する位置にある時、プ ッシュボタンが離されスプリング20の力によって上方向に移動するに伴い、爪 40が可動部材11の天板とフランジ18の底面の間に介入するよう構成されて いる。この装置において、プッシュボタン14を押すことによるフランジ18の 下方移動は、爪40によって制限され、これによって、手動による力が可動部材 11にかからず、接点32、33が開くのを防いでいる。このように、プッシュ ボタン14は制限された範囲を往復し、テストサイクルを構成する。 図2a,b,c,dは、この往復運動を、プッシュボタンを押すことでテスト 機能を開始させ、ボタンのリリ−スによりテスト機能を終了させることに利用す る一つの方法を示す。 図2a,b,c,dのそれぞれからわかるように、フランジ18は傾斜突起6 1を備える。この突起は、スプリング部材62を係合するためのものである。ス プリング部材62は、その軸がフランジ18の移動方向とほぼ同じ方向になるよ う構成されており、下端部が固定され、上端部は、フランジ18の移動方向及び 突起61の傾斜方向と同じ平面上で、下端部から折れ曲がるようになっている。 フランジが静止状態にある時、突起は、図2aに示すように、スプリング部材の 上端部の上に位置する。プッシュボタンが押されると、フランジ18と突起61 は下方向へ移動し、該突起はスプリング部材を係合する。突起は角度をなして傾 いて いるため、力の水平成分はスプリング部材にかかり、スプリング部材の上端部は 突起の上向きの傾斜方向にほぼ並行に移動する。接点60は、スプリング部材を その移動範囲の限界付近で係合する一方、スプリング部材の上端部が動くことが できるよう構成されている。こうして、スプリング部材と接点60の間の電気的 な接触が行われ、障害シミュレ−ション回路1をなす。フランジの下方へのさら なる移動により、突起61の上端片はスプリング部材62の上端部を通り過ぎ、 スプリング部材を元の位置に戻し、シミュレ−ション回路1を遮断する。フラン ジ18は、爪40によって止められるまで下方移動する。プッシュボタンがリリ −スされると、突起61はスプリング部材を下方から係合する。スプリング部材 62が他のどの構成部品にも機械的に干渉しないよう、突起61の傾斜により、 力の水平成分が下押しと反対の方向にかかるようになっている。プッシュボタン が完全に離される前に、突起はスプリング部材62の上端部を通り過ぎ、スプリ ング部材の係合ははずされ、力の加わっていない元の状態に戻る。すなわち、プ ッシュボタンとフランジの直線往復運動により、スプリング部材62は固定接点 60に向かって押され、元の状態に戻され、固定接点60から離れるように押さ れ、最後にはまた元の状態に戻されるよう構成されている。 図3は、この往復運動により、プッシュボタンを押すことでテスト機能が開始 され、プッシュボタンをリリ−スすることでテスト機能を終了する別の方法を示 す。 図3aに最もよく示されているように、フランジ18は二つの傾斜突起51a 及び51bを備えている。この傾斜突起51a、51bは、角なしの逆V字型を なしている。このように隙間のあいた突起の間に、テスト回路の接点部材52a 、52bの先端部 53a、53bが入るように構成されている。接点部材52a、52bは、伝導 性・弾力性のある物質でできているか、弾力性のある接点部54a、54bとと もに構成されている。この接点部は通常、少しだけ離れて備えられている接点部 材52にともなって、離れている。プッシュボタンが押されると、図3bの矢印 で示されるようにフランジ18が下方に移動する。接点部材52の先端部53は 、突起51の傾斜内表面によって係合され、突起51のカム動作により互いに押 し付けられる。接点部54はテスト回路を形成するために互いに係合されるが、 フランジ18は、突起51が先端部53から離れ、接点部材52が別れてテスト 回路が遮断されるまで、矢印の方向に動くことができる。フランジ18は、爪4 0によって止められるまで更に下方移動する。 プッシュボタンのリリ−スとともに、フランジ18は上方向に移動を始め、突 起51の傾斜外表面が、通常の開いた状態にある接点部材52の先端部53を係 合する。フランジ18が上方向に移動を続けるに伴い、接点部材52は、突起5 1のカム動作により押し分けられる。フランジ18は先端部53が表面から離れ るまで上方向移動を続け、その時点で接点部材52は通常の開いた位置にもどり 、プッシュボタンも元の位置に戻る。つまり、プッシュボタンとフランジの直線 往復運動により、接点部材52は、互いに押し寄せられ、元の位置に戻るよう離 され、その後、互いから押し離され、最後にまた元の位置に戻るよう構成されて いる。 以上の説明から、テストサイクルは、セッティング機構のその他の部分の機械 操作を妨げることなしに完了することが理解されよう。また、主接点32、33 が開いており、全てのスプリングが弛緩した状態にある時、プッシュボタンを最 初に押した状態で最初にテストされるのはテスト回路であり、それに引き続く下 方 移動時に障害が検出されなかった場合接点32、33が係合し、プッシュボタン がリリ−スされる。該テスト手順は、プッシュボタン14をさらに押すことで続 けられる。ボタン14がさらに押されると接点32、33が開き、それにより、 可動部材11は、すでに説明している通り、掛け金を掛けた位置から当初の位置 に向かって上方に移動し、爪40は図に示されたように外側に向く。ここで、プ ッシュボタンを再び押した場合には、テスト機能の適切な作動を確認した状態で 、接点がリセットされることになる。 ここで話題を転じて、図4に示されるような接点32、33の外観について望 ましい形を示すと、シ−ト部材70は、筺体10の外側に固定されるのが望まし く、可動部材11とともに移動可能であるようなシ−ト部材71と相対的に、部 材12とともに摺動するように形成することである。図4a、bは、部材70、 71の取りうる位置を示す斜視図である。図4cは、部材71に用いられるパタ −ンを示している。当該パタ−ンの相対機能は、以下の表示手段の操作の説明に おいて明らかにされる。 シ−ト70は、複数のスリット72を備える。このスリット72を通して、シ −ト71の所定の領域75を見る事ができる。当該状態において、当該シ−トの 第1の相対位置においては第1の視覚表示が形成され、第2の相対位置において は第2の視覚表示が形成される。例えば、第1の相対位置においては両方のシ− ト全体の印象を黒とし、第2の相対位置においては赤を示すようにすることが可 能である。上記とは別に、もしくは上記に加えて、接点32、33が係合してい る状態で、シ−トが赤で「on」という言葉を表示するようにしてもよい。接点 が係合していない状態においては、シ−トが「off」という言葉を表示するよ うにしてもよいし、単に何も表示しないようにしてもよい。 上記シ−ト部材についての別な実施例においては、上記実施例のように、当該 シ−トの第1の相対位置においては第1の視覚表示が形成され、第2の相対位置 においては第2の視覚表示が形成されるように、前記第2シ−ト70は半透明で あり、屈折する性質を有するように刻まれた表面を有する。 以上、上方及び下方移動について説明したが、上記説明は単に図に即した説明 であり、当該機構の実際の操作方向を示唆するものではない事が理解されよう。 以下、もどり止め35を制御する機構について説明する。当該機構の好適な実 施例を図1に示す。図1に見られる通り、爪40は、逆Uの字型の可動部材11 に搭載され、当該可動部材11の形成する内部空間に向かってバイアスされた板 ばねを形成しており、もどり止め35は、当該爪40の一方の端に形成されてい る。もどり止め35は、Uの字型の可動部材11の一つのア−ムにある開口部4 1を通して、爪40の突起の力の加わっていない通常の状態に置かれるのが望ま しい。爪40はさらに、もどり止め35と反対の方向に突出し、コイル45の中 心部を包囲する、つの部材42を有する。コイル45は、主機構のスプリングの 動き方向と平行に伸びている。コイル45の一端には、磁性材料から作られた磁 極片47が備えられている。これもまた磁性材料である基本的にL字型をした支 持部材は、コイル45の外側に備えられており、当該L字型部材の短片はコイル 45のもう一方の端に重なっており、同じく長片は、自由なその端部が磁極片4 7に隣接するまで、コイル45の長さ分下方に伸びている。当該支持部材50の 長片及び/またはつの部材42は、当該つの部材が支持部材50に接するような 形に形成されている。当該つの部材は非磁極物質からなる。なお、当該L字型支 持部材の短片はコイル 45上において可動であるが、当該位置にスプリング(図示されていない)によ って保持することが可能である。 コイルに電流が流れていない時、当該L字型支持部材の自由な端部は磁極片4 7から少し距離を保ち、もどり止め35はスロット41を通って突出している。 このような配置のおかげで、図にしめされているように、コイル45が通電され ていない時もどり止めは自由に左に動くことができる。当該もどり止めは、動き 方向に関して傾斜した表面35aを備えており、その結果、コイル45が通電さ れた時、可動部材12上のスプリング29の出すスプリング力は、もどり止め3 5をその軌道からはずして可動部材12の自由な上下運動をもたらすのに充分で ある。しかし、コイル45が通電された時、L字型支持部材は磁極片47に引き 寄せられて磁極片47に保持される。これにより、爪40によって加えられた自 然のスプリング力に加えて、もどり止め35には、L字型支持部材に接触してい るためにL字型支持部材50とともに動く傾向を有するつの部材42によっても 力が加えられる。 磁極片47と反対方向に位置するコイル45の一端の周辺に突出しているL字 型支持部材の一方の端部は、当該コイルに機械的にしっかりと固定されているの ではなく、また、他方の端部と同じ磁力の支配下にあるのでもなく多少は自由に 動けるという事実によって、かなりの弾性エネルギ−が与えられている事がわか る。これにより、コイル45が通電されてリセット操作の間に部材11と12の 間の相対運動が可能となる時にも、もどり止め35は逆向きに当該コイルに向か って押される。 最後に、もどり止め操作機構は可動部材11に取り付けられた部屋に収容され るということと、しかしながら、可動部材11全体とコイルとは一体となって筺 体10の中で摺動するということ とは注意を要する。 当該もどり止め機構の他の実施例では、図5に示されるように、可動部材11 と12が当該図において縦方向に動くように制約を受けている。部材12は、当 該図において、ヘリカルスプリング29によって与えられる力F1によって下方 にバイアスされている。部材11は、当該図において、ヘリカルスプリング24 によって与えられる力F2によって上方にバイアスされている。 また、部材11には、もどり止め爪82を下方の端部に有する板ばね80が取 り付けられている。板ばね80は、もどり止め爪82を当該図において右方向に バイアスさせるように構成されている。さらに、略式に描かれたピエゾセラミッ クヘヤピンアセンブリ81が備えられている。当該アセンブリ81は、部材11 の他の部分の左端に搭載されており、当該アセンブリ81の右端は爪82に取り 付けられている。したがって、スプリング80とアセンブリ81とは、爪82に 横方向の力を加える。 図5は、掛け金を掛けた状態の、つまりもどり止め爪82が部材12のくぼみ 83と接している状態の本装置を示している。この状態では、お互いに接してい る表面82a及び83aの角度のために、スプリング24と29とによって加え られる力F1が、図5では左方向に、爪82に力F2を加える。もしスプリング 80及びアセンブリ81によって爪82に右方向に加えられる力F3の合計が力 F2よりも大きい場合には、部材12は図5に描かれた該位置に保持される。し かし、力F3の合計が減少して力F2よりも小さくなった場合には、爪82は図 5において左方向にそれ、部材12は離れて図6に示された位置に移動する。 当該装置は、さらに可調整片84を備える。可調整片84は図 5の断面図に示されているが、図5にしめされるように板ばね80と接している か接していないかのどちらかの状態をとるように可動性を有する。本可動性は、 当該装置の2種類の操作モ−ドを提供するのに利用することができる。以下詳述 する。当該可調整片は、可動部材11の上に搭載されるピン、くさび、カム等の ようなあらゆる好適な形態によって提供可能である。第1操作モ−ドにおいては 、可調整片84は板ばね80と接しておらず、当該機構における操作に全く貢献 していないため、図5において存在しないものと仮定できる。ピエゾセラミック ヘヤピンアセンブリ81は、起動時に非作動時に比べて右側に大きな力を加える ように配される。ピエゾセラミックヘヤピンアセンブリ81が作動していない時 、爪82に対して右方向に作用している力F3の合計が左方向に該爪に作用して いる力F2より小さくなるように、板ばね80は剛性を有するように設計されて いる。しかし、アセンブリ81が作動した時、爪82に対して右方向に作用して いる力F3の合計が左方向に該爪に作用している力F2より大きくなる。このよ うに、部材11が図5の位置に置かれた状態で部材12が作動した場合には、部 材12は当該位置に保持される。しかし、部材81が後で非作動状態になった時 、部材12は図6に示されるような開放位置に移動する。また、アセンブリ81 が作動しない時には、当該装置をリセットして部材12を図5の位置に保持して おく事は不可能である。本発明装置がスイッチ機構に組み込まれており、部材1 2が図6に示されるように接点を切り離す場合には、当該装置は「フェ−ルセ− フ」モ−ドである。つまり、アセンブリ81が再作動されるまでの該装置の作動 がない状態においては、該装置はオンである時はスイッチオフされ、オフである 時はスイッチオンはできない。 第2操作モ−ドにおいては、可調整片84は図5に示される位置にある。これ により、板ばね82の効果的な長さが縮まり剛性が増すという効果が生じる。該 剛性の増大が得られるのは、均一区間の片持ちばりのたわみが任意の負荷の長さ の3乗に比例するためである。当該剛性が増大したことにより、板ばね80から 爪82に対して右側に加わる力と非作動状態のアセンブリ81から右側に加わる 力との合計は、F2よりも大きくなる。したがって、部材12は、アセンブリ8 1が作動していない時には、図1の位置に保持される。当該モ−ドにおいては、 アセンブリ81が作動していない時には、それは爪82に対して左側に力を加え 、力F3の合計を力F2以下に減少させ、部材12を開放する。これにより、電 気について言えば、第1のモ−ドにおける操作とは反対の操作となる。 当該実施例においては、簡単な機械的運動が該装置の電気特性を変化させると いうことと、他の機械部分を変える必要のないこととが理解されよう。 もし該装置が、例えばプリント回路基盤上に搭載されるなど、電気回路の組み 合わせからなるスイッチ装置に組み込まれた場合、可調整片84の動きによって 該回路に電気的変化を生じさせ、それもまた2つのモ−ドで作動するようにする ことができる。当該動作は、該回路基盤上のマイクロスイッチの操作のみによっ て可能である。当該機能は、よく似たスイッチ機構を有する2つの類似した装置 を製造する場合、特に製造上の利点を有する。一つの製造ラインによって、当該 スイッチ機構と可調整片84の位置によって選択される当該装置の実特性とを製 造する事ができる。 あるいは、適切な指導を受けたユ−ザが当該装置の2つの操作モ−ドを切り換 えるように当該装置を調整してもよい。 以下、接点32、33を係合させる機構について説明する。本発明の実施例に おいては、一対の磁極スイッチの一連の係合が重要であるものがいくつかある。 残余電流装置においては、中性線を最初に入れて最後に切らなければならないと いうことと、したがって正のバイアスをアセンブリに加えなければならないとい うこととが、しばしば重要となる。ごく小数の部品要素で当該バイアスを効果的 に行う手段の実施例を、以下に説明する。 図7から9に示す短絡片接点手段は、2つの主要な部分である作動片91と搬 送体ブラケット92とからなる。搬送体ブラケット92は、該ブラケットの長手 方向の軸と平行するB方向に摺動可能である。作動片91の一端には、インライ ン短絡片32a、32bを搬送するプラットフォ−ム31がしっかりと接続され ている。当該片は、プラットフォ−ム31に関して移動可能である。 作動片91のもう一方の端は、くぼみ95による形状を有する。くぼみの側面 のそれぞれは一対の対向するリップ94を形成しており、該対向するリップ94 のそれぞれは下向きに対向する表面96を有する。搬送体ブラケット92は一対 のステップ97を有しており、当該装置の組み立て時には、該ステップの上には 作動片91の下向きに対向する表面96が存在する。作動片91が搬送体ブラケ ット92と結合する部分では、該搬送体ブラケット上にステップ105が類似の ステップ106と隣接して存在し、組み立て時には該2つのステップが実質的な 共角表面を形成する。作動片91の一側面にあるくぼみ95は、該作動片が、ブ ラケット92に関して、図のA軸に平行な軸を中心として回転できるように形成 される。A軸は、インライン短絡片32a、32bのインライン面に平行である 。 スプリング108は搬送体ブラケット92に備えられており、 該スプリングの大きさは、該スプリングのコイルが、作動片91の上方の表面1 10の上にあるステップ105と、搬送体ブラケット92の上方に対向する表面 112の上にあるステップ106との両方にわたる長さを有する程度である。ス プリング108の自由な端部が、例えば外のケ−シングに対して、圧縮されてい るために生じる該スプリングの圧縮により、作動片91にはバイアスが加えられ 、非回転位置まで移動し、搬送体ブラケット92と作動片91とにはさらにバイ アスが加えられ、非接点形成位置まで移動する(図7における装置の右方向に移 動)。 インライン短絡片32a、32bのそれぞれには、一対の固定短絡接点33a 、33bが対応する。固定短絡接点33a、33bは、B方向の動きの範囲の間 や、停止位置、アセンブリに位置し、インライン短絡片32a、32bが作動サ イクルの間中、固定短絡接点33a、33bに係合するようにする。一対の接点 33bは、もう一対の接点33aに比べて非接点形成位置からより離れている。 そのため、まず最初に短絡片32aと接点33aとが係合する。 当該係合機構(図示せず)を作動すると、該係合機構はブラケット92をB方 向に引っ張り、また、該ブラケットのステップ97と作動片1のリップ94との 作用によっても、第1短絡片32aが固定短絡接点33aと係合するまで、該作 動片はB方向に移動する。この後、固定短絡接点33aは該作動片がそれ以上B 方向に移動しないようにするが、その代わり、ブラケット92がさらに該係合機 構によってB方向に引っ張られるので、第2短絡片32bが対応する固定短絡接 点33bと係合するまで、作動片91は第1固定短絡接点33aの接点の軸を中 心に回転する(図8が示すように反時計回りに)。 当該係合機構が開放されると、作動片91の回転によって、作動片91の上方 の表面110の上にあるステップ105の上のスプリング108に余分な圧縮が 生じ、該圧縮により、該側面が回転する(図8が示すように時計回りに)。これ により、該アセンブリの長手方向の動きによってスプリング108の作用のもと 第1接点33aが離れる前に、該側面の接点である33bは確実に離れる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年6月12日 【補正内容】 明細書 残余電流装置の動作 本発明は、トリップスイッチ、より詳しくは、家庭用及び軽工業用に利用され るトリップスイッチに関する。 本発明において、残余電流装置に設けられたトリップスイッチの構造及び動作 について詳細な説明を行う。この説明は便宜上のものであり、本発明の構造及び 動作が他の使用目的においても有効であることを示す。 残余電流装置は、公知のものであり、通常、接点を設定する第一のボタンや、 表示窓の色を変えることにより接点の状態を示すフラグや、装置が作動している ことを示すように回路中に障害を誘発したり、障害を擬似的に引き起こしたりす る第二のボタンを有している。該第一ボタンは、機械装置を係合すること、ある いは、電気的に接点を閉じるように回路を構成することにより、または、機械的 ・電気的な閉鎖の組合わせにより、トリップスイッチを設定することができる。 残余電流装置を小さくするために多大な努力がはらわれてきたが、プッシュボタ ンに関してはあまり研究されていなかった。これらふたつのプッシュボタンは、 互いに近接して設置できず、また、人間の指の大きさを考えるとあまり小さくも できないため、装置全体の縮小化をはばみがちであった。 米国特許第4,409,574号は、従来のもどり止めの機構を開示している 。このもどり止め機構は、ひとつのボタンを、本発明と類似の機構を用いた残余 電流装置のテストや設定に使用するものである。この機構は、装置の状態がプッ シュボタンと静止 した装置本体の間の距離で示されるので、ボタンを押すことによる装置のテスト や設定はできないという欠点がある。つまり、この装置の状態はボタンが押され ている時は判定できないということである。 フランス特許第1,416,558号は、トリップスイッチの機構を開示して いるが、この開示されている装置においては、ボタンを押すだけではなく、回転 させなければならず、単にボタンを押すだけでは、この機構はテストもリセット もできない。 本発明は、一個のプッシュボタンで動作の設定やテストを行い、動力接点を含 む機構のトリッピング及びラッチングを引き起こすプッシュボタン残余電流装置 において、該プッシュボタンはレスト位置から第二のリセット点へ手動で動くよ うにされており、該機構をラッチするために該プッシュボタンをリセット点から レスト位置へ戻すためにスプリング部を有し、該プッシュボタンは、レスト位置 から第二のリセット点への移動の最初の部分においてトリッピング機構のテスト を当該装置に行うことを特徴とするプッシュボタン残余電流装置を提供する。 本発明は、一個のプッシュボタンで装置に必要な動作が全て行えるという利点 がある。従って、このプッシュボタンは、従来の残余電流装置における複数個の ボタンよりかなり大きくはなるが、使用が簡単になり、間違ったボタンを押した り、一度に二個以上のボタンを押すことによって起こるエラ−を防ぐ。 本発明の実施例を、添付の図面によって以下に説明する。 図1は、本発明によるトリッピング及びスイッチ機構の側断面図を示す。 図2は、テスト機能を作動させる機構の第一の実施例を示す。 図3は、テスト機能を作動させる機構の第二の実施例を示す。 図4は、本発明の装置におけるフラグ機構の実施例を示す。 図5は、本発明によるもどり止め機構の実施例を示す。 図6は、図5に示す実施例の異なった状態を示す。 図7は、短絡片接点装置の平面図である。 図8は、同様の短絡片接点装置の側断面図である。 図9は、該短絡片接点装置の等角図である。 まず、基本的なセット・リセットの動作において、接点をリセットするために プッシュボタンが押され、その後、離される。プッシュボタンを再度押せば、ト リップ回路のテストが行われるが、その後、プッシュボタンを離して、接点をリ セットするためにプッシュボタンをもう一度押す。 図1に示すように、該機構は、相対的に固定された筐体10を備える。該筐体 10は、互いにまたは筐体10に対して相対的に摺動する可動部材11及び12 を囲う。プッシュボタンの形をとる手動操作可能な部材14は、筐体10の一つ の壁にある開口部16を通り抜けるプランジャ−15を有する。プランジャ−1 5の一端には、スプリング係合フランジ18が設けられており、図1にあるよう に、弱弾性スプリング20が、フランジ18と通常逆U字型である可動部材11 の天板21の外壁との間に設けられている。可動部材11の天板21の内表面は 、強弾性スプリング24のためのスプリングシ−トを構成する。強弾性スプリン グ24は、スプリングシ−ト23と筐体の一部を構成する所定のレッジ25の間 に設けられている。スプリング20及び24は常時、つまり最も弛緩した状態で 、わずかに圧縮されている。 逆U字型部材11の内側に摺動的に設置されている可動部材12は、図1にあ るようにU型をしている。可動部材12の湾曲部27は、スプリング29のスプ リングシ−ト28を形成する。 スプリング29は、スプリングシ−ト28と、レッジ25の強弾性スプリング2 4を係合する側と反対側との間に設けられている。スプリング29は、スプリン グ24ほどの弾力性はない。スプリング29が作動中の可動部材12の移動は、 例えば、筐体10の一部である当接部材30により、ほどよく制限されている。 可動部材12は、一個かそれ以上の接点32をその上に持つ接点搬送体31を備 える。接点32は、固定接点33に面し、これらの接点32及び33は、主電流 路接点を構成している。 可動部材11は、接点を閉じる時には、可動部材12のア−ム12aにあるス ロット36に係合されて保持されるもどり止め35を有し、可動部材11ととも に移動する電気的に作動可能な装置を備えている。もどり止め35を保持するこ の電気的に作動可能な装置について以下に詳しく説明する。 接点32及び33は通常開いており、もどり止め35が引き込まれているか、 弛緩した状態かどちらかであるものとすると、上記の装置の動作は以下のとおり である。スプリング20、24、29は、全て最も弛緩した状態にあり、可動部 材11及び12は、所定のレッジ25からはなれた位置にある。プッシュボタン 14を押すと、最初に弱弾性スプリング20が圧縮され、次に可動部材11が下 方向に移動する。こうして、強弾性スプリング24が手動により圧縮される。可 動部材12は、移動範囲内の最も低い位置にあり、スプリング29により当接部 材30に対して静止して保持されている。もどり止め35を制御する電気的に作 動可能なこの装置が適切な状態にあれば、もどり止め35は、可動部材11が下 方向へ摺動する際、可動部材12のスロット36中に外に向いた(侵入した)状 態で保持されることになる。このようにして、二つの摺動可能な部材11および 12が連結される。 プッシュボタン14が離されると、連結された二つの可動部材11及び12は 、強弾性スプリング24の動きに伴って上方向に移動する。この強弾性スプリン グ24は、スプリング29を圧縮し、接点32を固定接点33と係合させる。プ ッシュボタン14はリリ−スされているため、スプリング20の動きによって元 の位置に戻る。しかし、可動部材11は元の状態には戻らず、強弾性スプリング 24で軽く押された状態で保持される。 障害がある場合には、スプリング24及び29の動きともどり止め35とスロ ット36の接触面の傾斜により、もどり止め35はスロット36から外される。 いずれにしても、所定のレッジ25と可動部利12の湾曲部の間で作動するスプ リング29は接点32及び33を引き離すことになる。こうして、可動部材11 及び12は、それぞれの元の位置へ戻される。 正常な状態でない場合には、プッシュボタンにより可動部材11が押し下げら れても、もどり止め35は可動部材12のスロット36には入らず、そのため、 プッシュボタンが離されても可動部材12はスプリング24によって引き上げら れず、接点32と33は閉じられない。 上記の機構の変形によっても、上述の単一プッシュボタンの動作を行うことが できる。 例えば、圧縮ばねであるスプリング24、29、20は、上述の場合と同じ方 向に力を及ぼすように設けられた引張りばねで代用することができる。スプリン グ24及び29は、それぞれ別個の筐体の天板及び底板に備え付けられてもよい 。その際、強弾性スプリング24は上方向に可動部材11を引っ張り、弱弾性ス プリング29は可動部材12を下方向に引っ張る。この動作は図1に示すのと同 じ方向に行われる。 また、弱弾性スプリング20が圧縮ばねでなければならないことも、可動部材 11に作用しなければならないこともない。この場合のプッシュボタン動作で重 要なことは、筐体10側からボタンそのものには上向きの力が働き、プッシュボ タンの動作範囲の下方部分で、可動部材11に力が直接働きかけることである。 可動部材11は、ボタン装置14及び18が少なくとも可動範囲の下方部分に達 するまで動かされる。従って、スプリング20は、このボタン装置と筐体10の 間に備え付けられても良く、その際、ボタンには上向きの力が働き、筐体には下 向きの力が働く。このスプリングは、装置に応じて圧縮ばねでも引張りばねでも よい。 更に、スプリング20、24、29はそれぞれ単一のものとして説明してきた が、それぞれが複数個であっても問題はない。図に示す特定の実施例において全 てのスプリングが単一であるのは、説明を簡略化するためである。 以上に説明した動作においては、動作のセット・リセットが単にボタンを押す だけで行われた。これと同様のプッシュボタンが、電気的に作動可能な装置及び 障害検出部が正常に動作しているかどうかを確認するためのテストを行うために 用いられる。この機能は、テスト回路を適切な方法で動作させるためにプッシュ ボタンを用いることにより得られる。正常な動作を確実にするために爪40が筺 体10に備え付けられている。これについて、以下に詳しく説明する。 爪40は、板ばね上に備え付けられていることもあって、摺動可能な部材11 に向かって内向きに偏よっている。可動部材11が、接点32と33を係合し、 可動部材11、12がもどり止め35によって互いに連結する位置にある時、プ ッシュボタンが離されスプリング20の力によって上方向に移動するに伴い、爪 40が可動部材11の天板とフランジ18の底面の間に介入するよう構成されて いる。この装置において、プッシュボタン14を押すことによるフランジ18の 下方移動は、爪40によって制限され、これによって、手動による力が可動部材 11にかからず、接点32、33が開くのを防いでいる。このように、プッシュ ボタン14は制限された範囲を往復し、テストサイクルを構成する。 図2a,b,c,dは、この往復運動を、プッシュボタンを押すことでテスト 機能を開始させ、ボタンのリリ−スによりテスト機能を終了させることに利用す る一つの方法を示す。 図2a,b,c,dのそれぞれからわかるように、フランジ18は傾斜突起6 1を備える。この突起は、スプリング部材62を係合するためのものである。ス プリング部材62は、その軸がフランジ18の移動方向とほぼ同じ方向にあるよ うに構成されており、下端部が固定され、上端部は、フランジ18の移動方向及 び突起61の傾斜方向と同じ平面上で下端部から折れ曲がるようになっている。 フランジが静止状態にある時、突起は、図2aに示すように、スプリング部材の 上端部の上に位置する。プッシュボタンが押されると、フランジ18と突起61 は下方向へ移動し、該突起はスプリング部材を係合する。突起は角度をなして傾 いているため、力の水平成分はスプリング部材にかかり、スプリング部材の上端 部は突起の上向きの傾斜方向にほぼ並行に移動する。接点60は、スプリング部 材をその移動範囲の限界付近で係合する一方、スプリング部材の上端部が動くこ とができるよう構成されている。こうして、スプリング部材と接点60の間の電 気的な接触が行われ、障害シミュレ−ション回路1をなす。フランジの下方への さらなる移動により、突起61の上端片はスプリング部材62の上端部を通り過 ぎ、スプリング部材を元の位置に戻し、 シミュレ−ション回路1を遮断する。フランジ18は、爪40によって止められ るまで下方移動する。プッシュボタンのリリ−スされると、突起61はスプリン グ部材を下方から係合する。スプリング部材62が他のどの構成部品にも機械的 に干渉しないよう、突起61の傾斜により、力の水平成分が下押しと反対の方向 にかかるようになっている。プッシュボタンが完全に離される前に、突起はスプ リング部材62の上端部を通り過ぎ、スプリング部材の係合ははずされ、力の加 わっていない元の状態に戻る。すなわち、プッシュボタンの動きと直線往復のフ ランジの動きにより、スプリング部材62は固定接点60に向かって押され、元 の状態に戻され、次に固定接点60から押し離され、最後にはまた元の状態に戻 されるよう構成されている。 図3は、この往復運動により、プッシュボタンを押すことでテスト機能が開始 され、プッシュボタンをリリ−スすることでテスト機能が終了される別の方法を 示す。 図3aに最もよく示されてるように、フランジ18は二つの傾斜突起51a及 び51bを備えている。この傾斜突起51a、51bは、角のない逆V字型をし ている。このように隙間のあいた突起の間に、テスト回路の接点部材52a、5 2bの先端部53a、53bが入るように構成されている。接点部材52a、5 2bは、伝導性・弾力性のある物質でできているか、弾力性のある接点部54a 、54bとともに形成されている。この接点部は通常、少しだけ離れて備えられ ている接点部材52にともなって、離れている。プッシュボタンが押されると、 図3bの矢印で示されるようにフランジ18が下方に移動する。接点部材52の 先端部53は、突起51の傾斜内表面よって係合され、突起51のカム動作によ り互いに押し寄せられる。接点部54はテスト回 路を形成するために互いに係合されるが、フランジ18は、突起51が先端部5 3から離れ、接点部材52が別れてテスト回路が遮断されるまで、矢印の方向に 動くことができる。フランジ18は、爪40によって止められるまで更に下方移 動する。 プッシュボタンのリリ−スとともに、フランジ18は上方向に移動を始め、突 起51の傾斜外表面が、通常の開いた状態にある接点部材52の先端部53を係 合する。フランジ18が上方向に移動を続けるに伴い、接点部材52は、突起5 1のカム動作により押し分けられる。フランジ18は先端部53が表面から離れ るまで上方向移動を続け、その時点で接点部材52は通常の開いた位置にもどり 、プッシュボタンも元の位置に戻る。つまり、プッシュボタンとフランジの直線 往復運動により、接点部材52は、互いに押し寄せられ、元の位置に戻るよう離 され、その後、互いから更に押し離され、最後にまた元の位置に戻るように構成 されている。 以上の説明から、テストサイクルは、セッティング機構のその他の部分の機械 操作を妨げることなしに完了することが理解されよう。また、主接点32、33 が開いており、全てのスプリングが弛緩した状態にある時、プッシュボタンを最 初に押した状態で最初にテストされるのはテスト回路であり、それに引き続く下 方移動時に障害が検出されなかった場合接点32、33が係合し、プッシュボタ ンがリリ−スされる。該テスト手順は、プッシュボタン14をさらに押すことで 続けられる。ボタン14がさらに押されると接点32、33が開き、それにより 、可動部材11は、すでに説明している通り、掛け金を掛けた位置から当初の位 置に向かって上方に移動し、爪40は図に示されたように外側に向く。ここで、 プッシュボタンを再び押した場合には、テスト機能の適 切な作動を確認した状態で、接点がリセットされることになる。 ここで話題を転じて、図4に示されるような接点32、33の外観について望 ましい形を示すと、シ−ト部材70は、筺体10の外側に固定されるのが望まし く、可動部材11とともに移動可能であるようなシ−ト部材71と相対的に、部 材12とともに摺動するように形成することである。図4a、bは、部材70、 71の取りうる位置を示す斜視図である。図4cは、部材71に用いられるパタ −ンを示している。当該パタ−ンの相対機能は、以下の表示手段の操作の説明に おいて明らかにされる。 シ−ト70は、複数のスリット72を備える。このスリット72を通して、シ −ト71の所定の領域75を見る事ができる。当該状態において、当該シ−トの 第1の相対位置においては第1の視覚表示が形成され、第2の相対位置において は第2の視覚表示が形成される。例えば、第1の相対位置においては両方のシ− ト全体の印象を黒とし、第2の相対位置においては赤を示すようにすることが可 能である。上記とは別に、もしくは上記に加えて、接点32、33が係合してい る状態で、シ−トが赤で「on」という言葉を表示するようにしてもよい。接点 が係合していない状態においては、シ−トが「off」という言葉を表示するよ うにしてもよいし、単に何も表示しないようにしてもよい。 上記シ−ト部材についての別な実施例においては、上記実施例のように、当該 シ−トの第1の相対位置においては第1の視覚表示が形成され、第2の相対位置 においては第2の視覚表示が形成されるように、前記第2シ−ト70は半透明で あり、屈折する性質を有するように刻まれた表面を有する。 以上、上方及び下方移動について説明したが、上記説明は単に図に即した説明 であり、当該機構の実際の操作方向を示唆するも のではない事が理解されよう。 以下、もどり止め35を制御する機構について説明する。当該機構の好適な実 施例を図1に示す。図1に見られる通り、爪40は、逆Uの字型の可動部材11 に搭載され、当該可動部材11の形成する内部空間に向かってバイアスされた板 ばねを形成しており、もどり止め35は、当該爪40の一方の端に形成されてい る。もどり止め35は、Uの字型の可動部材11の一つのア−ムにある開口部4 1を通して、爪40の突起の力の加わっていない通常の状態に置かれるのが望ま しい。爪40はさらに、もどり止め35と反対の方向に突出し、コイル45の中 心部を包囲する、つの部材42を有する。コイル45は、主機構のスプリングの 動き方向と平行に伸びている。コイル45の一端には、磁性材料から作られた磁 極片47が備えられている。これもまた磁性材料である基本的にL字型をした支 持部材は、コイル45の外側に備えられており、当該L字型部材の短片はコイル 45のもう一方の端に重なっており、同じく長片は、自由なその端部が磁極片4 7に隣接するまで、コイル45の長さ分下方に伸びている。当該支持部材50の 長片及び/またはつの部材42は、当該つの部材が支持部材50に接するような 形に形成されている。当該つの部材は非磁極物質からなる。なお、当該L字型支 持部材の短片はコイル45上において可動であるが、当該位置にスプリング(図 示されていない)によって保持することが可能である。 コイルに電流が流れていない時、当該L字型支持部材の自由な端部は磁極片4 7から少し距離を保ち、もどり止め35はスロット41を通って突出している。 このような配置のおかげで、図にしめされているように、コイル45が通電され ていない時もどり止めは自由に左に動くことができる。当該もどり止めは、動き 方 向に関して傾斜した表面35aを備えており、その結果、コイル45が通電され た時、可動部材12上のスプリング29の出すスプリング力は、もどり止め35 をその軌道からはずして可動部材12の自由な上下運動をもたらすのに充分であ る。しかし、コイル45が通電された時、L字型支持部材は磁極片47に引き寄 せられて磁極片47に保持される。これにより、爪40によって加えられた自然 のスプリング力に加えて、もどり止め35には、L字型支持部材に接触している ためにL字型支持部材50とともに動く傾向を有するつの部材42によっても力 が加えられる。 磁極片47と反対方向に位置するコイル45の一端の周辺に突出しているL字 型支持部材の一方の端部は、当該コイルに機械的にしっかりと固定されているの ではなく、また、他方の端部と同じ磁力の支配下にあるのでもなく多少は自由に 動けるという事実によって、かなりの弾性エネルギ−が与えられている事がわか る。これにより、コイル45が通電されてリセット操作の間に部材11と12の 間の相対運動が可能となる時にも、もどり止め35は逆向きに当該コイルに向か って押される。 最後に、もどり止め操作機構は可動部材11に取り付けられた部屋に収容され るということと、しかしながら、可動部材11全体とコイルとは一体となって筺 体10の中で摺動するということとは注意を要する。 当該もどり止め機構の他の実施例では、図5に示されるように、可動部材11 と12が当該図において縦方向に動くように制約を受けている。部材12は、当 該図において、ヘリカルスプリング29によって与えられる力F1によって下方 にバイアスされている。部材11は、当該図において、ヘリカルスプリング24 によって 与えられる力F2によって上方にバイアスされている。 また、部材11には、もどり止め爪82を下方の端部に有する板ばね80が取 り付けられている。板ばね80は、もどり止め爪82を当該図において右方向に バイアスさせるように構成されている。さらに、略式に描かれたピエゾセラミッ クヘヤピンアセンブリ81が備えられている。当該アセンブリ81は、部材11 の他の部分の左端に搭載されており、当該アセンブリ81の右端は爪82に取り 付けられている。したがって、スプリング80とアセンブリ81とは、爪82に 横方向の力を加える。 図5は、掛け金を掛けた状態の、つまりもどり止め爪82が部材12のくぼみ 83と接している状態の本装置を示している。この状態では、お互いに接してい る表面82a及び83aの角度のために、スプリング24と29とによって加え られる力F1が、図5では左方向に、爪82に力F2を加える。もしスプリング 80及びアセンブリ81によって爪82に右方向に加えられる力F3の合計が力 F2よりも大きい場合には、部材12は図5に描かれた該位置に保持される。し かし、力F3の合計が減少して力F2よりも小さくなった場合には、爪82は図 5において左方向にそれ、部材12は離れて図6に示された位置に移動する。 当該装置は、さらに可調整片84を備える。可調整片84は図5の断面図に示 されているが、図5にしめされるように板ばね80と接しているか接していない かのどちらかの状態をとるように可動性を有する。本可動性は、当該装置の2種 類の操作モ−ドを提供するのに利用することができる。以下詳述する。当該可調 整片は、可動部材11の上に搭載されるピン、くさび、カム等のようなあらゆる 好適な形態によって提供可能である。第1操作モ−ドにおいては、可調整片84 は板ばね80と接しておらず、 当該機構における操作に全く貢献していないため、図5において存在しないもの と仮定できる。ピエゾセラミックヘヤピンアセンブリ81は、起動時に非作動時 に比べて右側に大きな力を加えるように配される。ピエゾセラミックヘヤピンア センブリ81が作動していない時、爪82に対して右方向に作用している力F3 の合計が左方向に該爪に作用している力F2より小さくなるように、板ばね80 は剛性を有するように設計されている。しかし、アセンブリ81が作動した時、 爪82に対して右方向に作用している力F3の合計が左方向に該爪に作用してい る力F2より大きくなる。このように、部材11が図5の位置に置かれた状態で 部材12が作動した場合には、部材12は当該位置に保持される。しかし、部材 81が後で非作動状態になった時、部材12は図6に示されるような開放位置に 移動する。また、アセンブリ81が作動しない時には、当該装置をリセットして 部材12を図5の位置に保持しておく事は不可能である。本発明装置がスイッチ 機構に組み込まれており、部材12が図6に示されるように接点を切り離す場合 には、当該装置は「フェ−ルセ−フ」モ−ドである。つまり、アセンブリ81が 再作動されるまでの該装置の作動がない状態においては、該装置はオンである時 はスイッチオフされ、オフである時はスイッチオンはできない。 第2操作モ−ドにおいては、可調整片84は図5に示される位置にある。これ により、板ばね82の効果的な長さが縮まり剛性が増すという効果が生じる。該 剛性の増大が得られるのは、均一区間の片持ちばりのたわみが任意の負荷の長さ の3乗に比例するためである。当該剛性が増大したことにより、板ばね80から 爪82に対して右側に加わる力と非作動状態のアセンブリ81から右側に加わる 力との合計は、F2よりも大きくなる。したがって、 部材12は、アセンブリ81が作動していない時には、図1の位置に保持される 。当該モ−ドにおいては、アセンブリ81が作動していない時には、それは爪8 2に対して左側に力を加え、力F3の合計を力F2以下に減少させ、部材12を 開放する。これにより、電気について言えば、第1のモ−ドにおける操作とは反 対の操作となる。 当該実施例においては、簡単な機械的運動が該装置の電気特性を変化させると いうことと、他の機械部分を変える必要のないこととが理解されよう。 もし該装置が、例えばプリント回路基盤上に搭載されるなど、電気回路の組み 合わせからなるスイッチ装置に組み込まれた場合、可調整片84の動きによって 該回路に電気的変化を生じさせ、それもまた2つのモ−ドで作動するようにする ことができる。当該動作は、該回路基盤上のマイクロスイッチの操作のみによっ て可能である。当該機能は、よく似たスイッチ機構を有する2つの類似した装置 を製造する場合、特に製造上の利点を有する。一つの製造ラインによって、当該 スイッチ機構と可調整片84の位置によって選択される当該装置の実特性とを製 造する事ができる。 あるいは、適切な指導を受けたユ−ザが当該装置の2つの操作モ−ドを切り換 えるように当該装置を調整してもよい。 以下、接点32、33を係合させる機構について説明する。本発明の実施例に おいては、一対の磁極スイッチの一連の係合が重要であるものがいくつかある。 残余電流装置においては、中性線を最初に入れて最後に切らなければならないと いうことと、したがって正のバイアスをアセンブリに加えなければならないとい うこととが、しばしば重要となる。ごく小数の部品要素で当該バイアスを効果的 に行う手段の実施例を、以下に説明する。 図7から9に示す短絡片接点手段は、2つの主要な部分である作動片91と搬 送体ブラケット92とからなる。搬送体ブラケット92は、該ブラケットの長手 方向の軸と平行するB方向に摺動可能である。作動片91の一端には、インライ ン短絡片32a、32bを搬送するプラットフォ−ム31がしっかりと接続され ている。当該片は、プラットフォ−ム31に関して移動可能である。 作動片91のもう一方の端は、くぼみ95による形状を有する。くぼみの側面 のそれぞれは一対の対向するリップ94を形成しており、該対向するリップ94 のそれぞれは下向きに対向する表面96を有する。搬送体ブラケット92は一対 のステップ97を有しており、当該装置の組み立て時には、該ステップの上には 作動片91の下向きに対向する表面96が存在する。作動片91が搬送体ブラケ ット92と結合する部分では、該搬送体ブラケット上にステップ105が類似の ステップ106と隣接して存在し、組み立て時には該2つのステップが実質的な 共角表面を形成する。作動片91の一側面にあるくぼみ95は、該作動片が、ブ ラケット92に関して、図のA軸に平行な軸を中心として回転できるように形成 される。A軸は、インライン短絡片32a、32bのインライン面に平行である 。 スプリング108は搬送体ブラケット92に備えられており、該スプリングの 大きさは、該スプリングのコイルが、作動片91の上方の表面110の上にある ステップ105と、搬送体ブラケット92の上方に対向する表面112の上にあ るステップ106との両方にわたる長さを有する程度である。スプリング108 の自由な端部が、例えば外のケ−シングに対して、圧縮されているために生じる 該スプリングの圧縮により、作動片91にはバイアスが加えられ、非回転位置ま で移動し、搬送体ブラケッ ト92と作動片91とにはさらにバイアスが加えられ、非接点形成位置まで移動 する(図7における装置の右方向に移動)。 インライン短絡片32a、32bのそれぞれには、一対の固定短絡接点33a 、33bが対応する。固定短絡接点33a、33bは、B方向の動きの範囲の間 や、停止位置、アセンブリに位置し、インライン短絡片32a、32bが作動サ イクルの間中、固定短絡接点33a、33bに係合するようにする。一対の接点 33bは、もう一対の接点33aに比べて非接点形成位置からより離れている。 そのため、まず最初に短絡片32aと接点33aとが係合する。 当該係合機構(図示せず)を作動すると、該係合機構はブラケット92をB方 向に引っ張り、また、該ブラケットのステップ97と作動片1のリップ94との 作用によっても、第1短絡片32aが固定短絡接点33aと係合するまで、該作 動片はB方向に移動する。この後、固定短絡接点33aは該作動片がそれ以上B 方向に移動しないようにするが、その代わり、ブラケット92がさらに該係合機 構によってB方向に引っ張られるので、第2短絡片32bが対応する固定短絡接 点33bと係合するまで、作動片91は第1固定短絡接点33aの接点の軸を中 心に回転する(図8が示すように反時計回りに)。 当該係合機構が開放されると、作動片91の回転によって、作動片91の上方 の表面110の上にあるステップ105の上のスプリング108に余分な圧縮が 生じ、該圧縮により、該側面が回転する(図8が示すように時計回りに)。これ により、該アセンブリの長手方向の動きによってスプリング108の作用のもと 第1接点33aが離れる前に、該側面の接点である33bは確実に離れる。 請求の範囲 1.一個のボタン押圧で動作の設置やテストを行い、動力接点を含む機構のトリ ッピング及びラッチングを引き起こすプッシュボタン残余電流装置において、 該プッシュボタンは安定点から第二のリセット点へ手動で動くように設置され ており、 該機構をラッチするために該プッシュボタンをリセット点から安定点へもどす ように設けられた弾機手段を有し、 該プッシュボタンは、安定点から第二のリセット点への移動の最初の部分にお いてトリッピング機構のテストを当該装置に行うことを特徴とするプッシュボタ ン残余電流装置。 2.ボタン最大限押圧時に閉じて、ボタンを離した時に開くように配置された複 数のテスト接点を含むテスト手段を有することを特徴とする、請求項1記載のプ ッシュボタン残余電流装置。 3.前記ボタンの押圧方向に関して角度を有し、 ボタンの移動範囲内で前記接点のうち最低一つと係合して、最低一つの接点を別 の接点と係合するように移動させ、 ボタンを離した時に、前記最低一つの接点を別の接点から離すように設置された 部材を前記ボタンが含むことを特徴とする、請求項2記載のプッシュボタン残余 電流装置。 4.前記接点の一つはボタン押圧方向に垂直に伸びる突出部を有し、ボタン押圧 時に、ボタン押圧と垂直方向に接点上の突出を動かそうとする力を突出部にかけ ながら前記角度部材は突出部と係合することによって第二接点と係合し、そして 更にボタンを押圧 すると角度部材は突出部と係合することを止めて、前記第一接点は弾機手段によ って元の位置へ戻るプッシュボタン残余電流装置において、 ボタンを離す際に、前記角度部材は突出部と係合して、前記押圧時に反対方向 に突出部を動かそうとする力を突出部にかけ、そうして前記接点はボタンを離し た時に前記第二接点に係合しないことを特徴とする、請求項2記載のプッシュボ タン残余電流装置。 5.プッシュボタン残余電流装置において、 反対側面を持つ固定設置部材を有する支持部材と、 固定設置部材と摺動設置部材の一方の側の間に配置され、前記プッシュボタン は第一弾性力に反して前記設置部材に関連した第一位置から第二位置へ第一摺動 設置部材を動かすために第一摺動設置部材へ外部圧力を加えるようにプッシュボ タンが配置されている、第一弾性力を出すための第一弾機と、 固定設置部材と第二摺動設置部材のもう一方の側の間に配置され、弾性力が第 一摺動部材と第二摺動部材に反対方向にかかる、第一弾性力以下の第二弾性力を 出す、第二弾機部材であって、 第一摺動部材が第二位置にあり、第二摺動部材が第一位置にある時、第一摺動 設置部材と第二摺動設置部材とを取り外し可能状態で連結させ、その結果、前記 両部材が外部からの力を受けない時は、前記第一摺動部材は第一位置へ戻り、第 二摺動部材は、第二位置へ第一摺動部材と一緒に動くようになっており、その結 果、第一弾性力の方向の前記両摺動部材にかかる力は、第一弾性力と第二弾性力 との違いになっているような第二弾機部材と を有することを特徴とする、請求項1−4いずれか記載のプッシュボタン残余 電流装置。 6.前記第一摺動設置部材と第二摺動設置部材とを取り外し可能状態で連結させ る手段は、 前記第一或は第二摺動部材の一部分は爪を、もう一方の部材は凹部を有し、結 果として第一摺動部材と第二摺動部材の表面に沿って前記両摺動部材の相対的運 動が起こる、前記第一摺動部材が前記第二位置にある時に前記第二摺動部材の表 面の一部分に隣接するように配置された前記第一摺動部材の表面の一部分と、 爪を凹部に係合させながら、爪に力をかける手段 を有することを特徴とする、請求項5記載のプッシュボタン残余電流装置。 7.前記爪に力をかける手段は、 板ばねと 前記板ばねに余分な力をかけるように設置された筒形コイルを有し、筒形コイ ルの電気状態に応じて爪にかかる力は違うことを特徴とする、請求項6記載のプ ッシュボタン残余電流装置。 8.筒形コイルの第一状態では、前記第一と第二弾機の反対の力による前記第一 と第二摺動部材上の正味の弾性力を克服するために筒形コイルと板ばねは充分な 力を出して、 筒形コイルの第二状態では、前記第一と第二弾機の反対の力による前記第一と 第二摺動部材上の正味の弾性力を克服するために前記筒形コイルと板ばねの組み 合わせは、充分な力を出さないことを特徴とする、請求項7記載のプッシュボタ ン残余電流装置。 9.前記弾機手段は、第一或は第二弾機より弱くて、前記プッシュボタンと前記 第一摺動設置部材との間に設置された第三弾機 を含むことを特徴とする、請求項5−8のいずれか記載のプッシュボタン残余電 流装置。 10.プッシュボタン残余電流装置において、手動で前記プッシュボタンを安定 点から第二位置へ第一範囲内を移動させる時に前記第一と第二摺動部材は動かず 、更に前記第二位置から第三位置へ第二範囲内を移動させると前記第一摺動部材 の相対運動が前記第一摺動部材の第一位置と第二位置の間で発生することを特徴 とする、請求項9記載のプッシュボタン残余電流装置。 11.前記第一摺動部材と第二摺動部材を取り外し可能状態に連結する前記手段 は、外部条件の存在下で前記第一摺動部材と第二摺動部材を連結して、外部条件 の存在しない状態で取り外すことを特徴とする、請求項5−10いずれか記載の プッシュボタン残余電流装置。 12.前記外部条件は電気的条件であることを特徴とする、請求項11記載のプ ッシュボタン残余電流装置。 13.前記プッシュボタンの移動可能位置範囲は更に、 範囲の一方の限界が第一範囲内に存在し、プッシュボタンの第三位置が存在し ない第三番目の範囲、 それによって 第三番目の範囲内を通る第三の位置への安定点からのプッシュ ボタンの運動は前記第三範囲内で外部条件の欠如を引き起こす、 そして前記第三位置から安定点への手動操作可能な摺動部材の 運動はいかなる時も前記外部条件の欠如を引き起こさないことを特徴とする、請 求項11記載のプッシュボタン残余電流装置。 14.一組の電気接点を有し、前記第二部材が第一位置にある時に前記接点は第 一状態にあり、そして第二部材が第二位置にあるとき、前記接点は第二状態にあ ることを特徴とする、請求項13記載のプッシュボタン残余電流装置。 15.前記接点の一組は主接点を有し、前記接点の第一状態は開いていて、第二 状態は閉じていることを特徴とする、請求項14記載のプッシュボタン残余電流 装置。 16.前記外部条件は主接点を通る等しい電流の流れであることを特徴とする、 請求項15記載のプッシュボタン残余電流装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9413411.1 (32)優先日 1994年7月4日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9413982.1 (32)優先日 1994年7月12日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9422713.9 (32)優先日 1994年11月10日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9422818.6 (32)優先日 1994年11月11日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一個のボタン押圧で動作の設置やテストを行うプッシュボタン残余電流装置 。 2.前記プッシュボタンは安定点から第二のリセット点へ手動で動くように設置 されており、 該プッシュボタンをリセット点から安定点へもどすように設けられた弾機手段 を有し、 該プッシュボタンは、第一の移動部分においてトリッピング機構のテストを当 該装置に行い、該残余電流装置を第二の移動部分において設置することを特徴と する、請求項1記載のプッシュボタン残余電流装置。 3.プッシュボタン残余電流装置において、 反対側面を持つ固定設置部材を有する支持部材と、 固定設置部材と摺動設置部材の一方の側の間に配置され、前記プッシュボタン は第一弾性力に反して前記設置部材に関連した第一位置から第二位置へ第一摺動 設置部材を動かすために第一摺動設置部材へ外部圧力を加えるようにプッシュボ タンが配置されている、第一弾性力を出すための第一弾機と、 固定設置部材と第二摺動設置部材のもう一方の側の間に配置され、弾性力が第 一摺動部材と第二摺動部材に反対方向にかかる、第一弾性力以下の第二弾性力を 出す、第二弾機部材であって、第一摺動部材が第二位置にあり、第二摺動部材が 第一位置にある時、第一摺動設置部材と第二摺動設置部材とを取り外し可能状態 で連結させ、その結果、前記両部材が外部からの力を受けない時は、前記第一摺 動部材は第一位置へ戻り、第二摺動部材は、第二位置 へ第一摺動部材と一緒に動くようになっており、その結果、第一弾性力の方向の 前記両摺動部材にかかる力は、第一弾性力と第二弾性力との違いになっているよ うな第二弾機部材と を有することを特徴とする、請求項1または2記載のプッシュボタン残余電流 装置。 4.前記第一摺動設置部材と第二摺動設置部材とを取り外し可能状態で連結させ る手段は、 前記第一或は第二摺動部材の一部分は爪を、もう一方の部材は凹部を有し、結 果として第一摺動部材と第二摺動部材の表面に沿って前記両摺動部材の相対的運 動が起こる、前記第一摺動部材が前記第二位置にある時に前記第二摺動部材の表 面の一部分に隣接するように配置された前記第一摺動部材の表面の一部分と、 爪を凹部に係合させながら、爪に力をかける手段 を有することを特徴とする、請求項3記載のプッシュボタン残余電流装置。 5.前記爪に力をかける手段は、 板ばねと 前記板ばねに余分な力をかけるように設置された筒形コイルを有し、筒形コイ ルの電気状態に応じて爪にかかる力は違うことを特徴とする、請求項4記載のプ ッシュボタン残余電流装置。 6.筒形コイルの第一状態では、前記第一と第二弾機の反対の力による前記第一 と第二摺動部材上の正味の弾性力を克服するために筒形コイルと板ばねは充分な 力を出して、 筒形コイルの第二状態では、前記第一と第二弾機の反対の力に よる前記第一と第二摺動部材上の正味の弾性力を克服するために前記筒形コイル と板ばねの組み合わせは、充分な力を出さないことを特徴とする、請求項5記載 のプッシュボタン残余電流装置。 7.前記弾機手段は、第一或は第二弾機より弱くて、前記プッシュボタンと前記 第一摺動設置部材との間に設置された第三弾機を含むことを特徴とする、請求項 3−7のいずれか記載のプッシュボタン残余電流装置。 8.プッシュボタン残余電流装置において、手動で前記プッシュボタンを安定点 から第二位置へ第一範囲内を移動させる時に前記第一と第二摺動部材は動かず、 更に前記第二位置から第三位置へ第二範囲内を移動させると前記第一摺動部材の 相対運動が前記第一摺動部材の第一位置と第二位置の間で発生することを特徴と する、請求項7記載のプッシュボタン残余電流装置。 9.前記第一摺動部材と第二摺動部材を取り外し可能状態に連結する前記手段は 、外部条件の存在下で前記第一摺動部材と第二摺動部材を連結して、外部条件の 存在しない状態で取り外すことを特徴とする、請求項3−8いずれか記載のプッ シュボタン残余電流装置。 10.前記外部条件は電気的条件であることを特徴とする、請求項9記載のプッ シュボタン残余電流装置。 11.前記プッシュボタンの移動可能位置範囲は更に、 範囲の一方の限界が第一範囲内に存在し、プッシュボタンの第 三位置が存在しない第三番目の範囲、 それによって 第三番目の範囲内を通る第三の位置への安定点からのプッシュ ボタンの運動は前記第三範囲内で外部条件の欠如を引き起こす、 そして前記第三位置から安定点への手動操作可能な摺動部材の運動はいかなる 時も前記外部条件の欠如を引き起こさないことを特徴とする、請求項7−10い ずれか記載のプッシュボタン残余電流装置。 12.一組の電気接点を有し、前記第二部材が第一位置にある時に前記接点は第 一状態にあり、そして第二部材が第二位置にあるとき、前記接点は第二状態にあ ることを特徴とする、請求項11記載のプッシュボタン残余電流装置。 13.前記接点の一組は主接点を有し、前記接点の第一状態は開いていて、第二 状態は閉じていることを特徴とする、請求項12記載のプッシュボタン残余電流 装置。 14.前記外部条件は主接点を通る等しい電流の流れであることを特徴とする、 請求項13記載のプッシュボタン残余電流装置。
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