JP6837562B2 - テストボタン付きの電気機械リレー - Google Patents

テストボタン付きの電気機械リレー Download PDF

Info

Publication number
JP6837562B2
JP6837562B2 JP2019538586A JP2019538586A JP6837562B2 JP 6837562 B2 JP6837562 B2 JP 6837562B2 JP 2019538586 A JP2019538586 A JP 2019538586A JP 2019538586 A JP2019538586 A JP 2019538586A JP 6837562 B2 JP6837562 B2 JP 6837562B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
test button
actuator arm
movable contact
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019538586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020505729A (ja
Inventor
レヴ,パヴェル
クブ,ペトル
ホフマン,ペトル
メリシク,ヤン
Original Assignee
タイコエレクトロニクス イーシー トルトノフ エス.エル.オー.
タイコエレクトロニクス イーシー トルトノフ エス.エル.オー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タイコエレクトロニクス イーシー トルトノフ エス.エル.オー., タイコエレクトロニクス イーシー トルトノフ エス.エル.オー. filed Critical タイコエレクトロニクス イーシー トルトノフ エス.エル.オー.
Publication of JP2020505729A publication Critical patent/JP2020505729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6837562B2 publication Critical patent/JP6837562B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/32Latching movable parts mechanically
    • H01H50/326Latching movable parts mechanically with manual intervention, e.g. for testing, resetting or mode selection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/64Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact
    • H01H50/641Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact intermediate part performing a rectilinear movement
    • H01H50/642Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact intermediate part performing a rectilinear movement intermediate part being generally a slide plate, e.g. a card

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

本発明は、電気機械リレーおよびそのような電気機械リレーをテストする方法に関する。
電気機械リレーは、当技術分野で知られており、概して少なくとも1つの静止コンタクトおよび少なくとも1つの可動コンタクトを有するコンタクトアセンブリを備える。電磁アクチュエータアセンブリが、磁界を生成するコイルアセンブリと、コイルが励磁されたときにコアの方へ引き付けられる可動の接極子とを備える。通常、磁界に応じて可動コンタクトを作動させるために、可動アクチュエータ手段が接極子に接続される。多くの場合、コンタクトアセンブリおよびそこに接続されている任意の外部電気回路の適正な機能をテストするために、コイルを電気的に励磁するのではなく、コンタクトアセンブリを外部から切り換えることが所望される。しかし、コンタクトアセンブリを手動で作動させる周知の構成には、リレーのパッケージ寸法を著しく増大させるという欠点があることが多い。
これは、大部分が標準化されている小さい設置空間に収めなければならないいわゆるスリムネットリレー(SNR)にとって特に不都合である。
電磁アクチュエータアセンブリを励磁することなくテストを可能にし、同時にリレーの全体的な寸法の大幅な増大を回避し、経済的な製作およびテストを可能にする、改善された電気機械リレーを提供することが必要とされている。
この目的は、独立請求項の主題によって解決される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
本発明は、電磁的な作動も担うアクチュエータアームに係合することができる操作手段を有する回転式のテストボタンを提供することによって、テストボタンを回転させることで、可動コンタクトをハウジングの外側から特に容易に操作することができるという概念に基づいている。リレーの全体的な寸法は本質的に変わらないままであり、テストボタンのみを外側からアクセス可能としなければならない。さらに、追加としてテストボタンを提供することに加えて、リレーの内側構成要素には軽微な修正のみが必要とされる。特に、アクチュエータアームには、テストボタンの操作手段に係合することができる案内手段を設けなければならない。
特に、本発明による電気機械リレーは、少なくとも1つの静止コンタクトおよび少なくとも1つの可動コンタクトを備えるコンタクトアセンブリと、少なくとも1つの可動コンタクトを作動させる電磁アクチュエータアセンブリとを備え、電磁アクチュエータアセンブリは、磁界を生成するコイルアセンブリ、および前記磁界に応じて可動コンタクトを作動させるために可動コンタクトに係合する可動アクチュエータアームを備えている。アクチュエータアームは、可動コンタクトの長手方向軸を横切る方向に摺動可能であり、コンタクトアセンブリおよび電磁アクチュエータアセンブリを収納するハウジングが設けられている。
本発明によれば、電気機械リレーは、前記テストボタンを回転させることによって、ハウジングの外側から少なくとも1つの可動コンタクトを手動で操作するためにアクチュエータアームに係合することができる操作手段を有する回転式のテストボタンをさらに備えている。
有利な実施形態によれば、テストボタンは、テストボタンの回転運動をアクチュエータアームの直線運動に変換するためにアクチュエータアームに形成された案内手段に係合するように操作可能なカム突起を備えている。カム突起は、たとえば、テストボタンの回転軸に対して対称に配置された細長い方形のブロックとして形成することができる。そのようなカム突起は、特に簡単かつ経済的に製作することができる。
カム突起と相互作用するために、アクチュエータアームは、有利には切抜きを備えており、カム突起は、切抜きを通って少なくとも部分的に延び、したがって案内手段は、切抜きの縁部によって形成されている。好ましくは、切抜きは方形の輪郭を有し、辺の長さは、前記切抜きを横切るカム突起の長さより長い。したがって、カム突起は、切抜きを通って容易に延びることができ、切抜き内に本質的に受け取られる場合、追加の空間を必要としない。
しかし、任意の他の好適な操作手段を、回転式のテストボタンと歯車などのアクチュエータアームとの間の相互作用に使用することもできることが、当業者には明らかである。
さらに、テストボタンは、有利には、一致する工具によってテストボタンを回すためにハウジングの外側からアクセス可能な操作凹部を備えることができる。そのような凹部には、リレーの寸法を増やさず、それぞれの工具を使用して容易に操作することができるという利点がある。当然ながら、テストボタンはまた、一致する工具によってまたは操作者によって簡単に手で把持することができる外形を有することができる。たとえば、ボタンの外形は、ナット、たとえば六角ナットの形状を有することができる。
有利な実施形態によれば、コイルアセンブリは、コイルによって磁気的に作動されるばね付勢式の接極子を備えており、アクチュエータアームの第1の遠位端は、接極子に取り付けられ、アクチュエータアームの反対側の第2の遠位端は、可動コンタクトに取り付けられている。したがって、アクチュエータアームは、接極子の運動を単なる並進運動によって可動コンタクトの撓みに変換し、これは高い効率および精度を提供しながら、最小の空間しか必要としない。
さらに、案内手段は、有利には、前記第1の遠位端と第2の遠位端との間に位置するアクチュエータアームの中央領域に配置することができる。それによって、効率的な力伝達および空間節約の設計を実現することができる。
本発明の有利な実施形態によれば、テストボタンは、少なくとも第1の休止位置および第2の休止位置をとるように操作可能であり、前記操作手段は、第1の休止位置においてアクチュエータアームの妨げられない電気機械操作を可能にし、アクチュエータアームは、第2の休止位置で操作手段に係合される。この構成により、第1にテストボタンを可動コンタクトがコイルアセンブリによって通常作動させられる位置に固定し、第2にテストが実行される位置に固定することが可能になる。言い換えれば、リレーの正常動作モード中に第1の位置をとり、テストモード中に第2の位置をとり、テストモードでは、リレーを電磁的に作動させることなく、リレー自体および/または接続されている任意の電子回路をテストすることができる。
テストボタンが画定された休止位置のうちの1つを意図せずに離れることがないように、テストボタンは、第1の休止位置および第2の休止位置のうちの少なくとも1つにテストボタンをロックするスナップロック手段をさらに備えることができる。当然ながら、他の好適なロック手段を使用することもできる。しかし、スナップロック手段には、別個のラッチなどとは対照的に、追加の空間および別個の部品を必要とすることなく加えることができるという利点がある。
リレーを作製する最も経済的な方法は、テストボタンおよび/または前記アクチュエータアームが非伝導性のプラスチック材料から製作されている場合に実現することができる。当然ながら、他の好適な材料を使用することもできる。
本発明による概念の利点は、1つの可動コンタクトと、第1の静止コンタクトおよび第2の静止コンタクトとを備えるコンタクトアセンブリを有するリレーにおいて最も効率的に使用することができ、可動コンタクトは、コイルアセンブリの非励磁状態で第1の静止コンタクトに対して付勢され、アクチュエータアームは、可動コンタクトと前記第2の静止コンタクトとの間の電気的接続を確立するように、テストボタンを回転させることによって可動である。
有利な実施形態によれば、可動コンタクトは、固定された第1の端部と、固定端とは反対側の第2の端部とを有する弾性のコンタクトアームを備えており、アクチュエータアームは、第2の端部で可動コンタクトに係合し、少なくとも1つの静止コンタクトに電気的に接触するコンタクト素子が、第2の端部と固定端との間に配置されている。可動コンタクトを作動させる機械的な力を、そのカンチレバー構造の先端に、電気的に接触しているコンタクト素子に近接して作用させることによって、スイッチング動作に対して特に高い機械効率に到達することができる。
本発明はさらに、本発明による電気機械リレーを(任意選択で、接続された任意の外部電気回路とともに)テストする方法に関する。特に、この方法は、アクチュエータアームを横切って延びる軸の周りでテストボタンを回転させ、それにより、テストボタンに設けられた操作手段が、ハウジングの外側から少なくとも1つの可動コンタクトを操作するためにアクチュエータアームに係合するステップを含む。回転式のテストボタンを介して可動コンタクトを手動で操作することによって、テスト手順が簡単になり、リレーがプリント回路基板(PCB)上および/または狭い空間内に取り付けられているときでもテスト手順を実行することができる。テストボタンだけが一致する工具によってアクセス可能であり、テストボタンが回転可能であれば十分である。
すでに上述したように、テストボタンに配置されたカム突起が、アクチュエータアームに形成された案内手段に係合して、テストボタンの回転運動をアクチュエータアームの直線運動に変換する場合、テストボタンの特に空間節約的な回転運動を、アクチュエータアームの並進運動に変換することができる。
有利には、コンタクトアセンブリは、1つの可動コンタクトと、第1の静止コンタクトおよび第2の静止コンタクトとを備え、可動コンタクトは、コイルアセンブリの非励磁状態で第1の静止コンタクトに対して付勢され、リレーをテストするためには、可動コンタクトと前記第2の静止コンタクトとの間の電気的接続を確立するように、テストボタンを回転させることによってアクチュエータアームが動かされる。
通常動作モードとテストモードとの間を安全に識別するために、テストボタンは、2つのロック休止位置を有し、2つのロック位置間で約90°の回転角度だけ回転させられる。
添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態について説明するために、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部を形成する。これらの図面は、本記載とともに、本発明の原理について説明する働きをする。図面は、本発明をどのように実施および使用することができるかに関する好ましい例および代替の例について例示することのみを目的とし、図示および記載されている実施形態のみに本発明を限定すると解釈されるべきではない。
さらに、実施形態のいくつかの態様は、本発明による解決策を個別にまたは異なる組合せで形成することができる。さらなる特徴および利点は、添付の図面に示される本発明の様々な実施形態についての以下のより具体的な説明から明らかになり、添付の図面では、同様の参照が同様の要素を指す。
通常動作モードにおける本発明の第1の実施形態による電気機械リレーの部分的に透明な概略斜視図である。 図1に示すリレーの概略側面図である。 図1に示すリレーの概略上面図である。 テストモードにおける図1に示すリレーの概略斜視図である。 図4に示すリレーの概略側面図である。 図4に示すリレーの概略上面図である。 図1に示すリレーのテストボタンの操作を示す概略斜視図である。 図1の電気機械リレーの概略斜視図である。 通常動作モードにおける本発明の第2の実施形態による電気機械リレーの概略斜視図である。 図9に示すリレーの概略側面図である。 図9に示すリレーの概略上面図である。 ハウジングのない図9に示す電気機械リレーの概略斜視図である。 図12に示すリレーの概略側面図である。 図12に示すリレーの概略上面図である。 テストモードにおける本発明の第2の実施形態による電気機械リレーの概略斜視図である。 図15に示すリレーの概略側面図である。 図15に示すリレーの概略上面図である。 ハウジングのない図15に示す電気機械リレーの概略斜視図である。 図18に示すリレーの概略側面図である。 図18に示すリレーの概略上面図である。
本発明について、図を参照してより詳細に次に説明する。図1をまず参照すると、本発明の第1の実施形態による電気機械リレー100が示されている。リレー100は、コンタクトアセンブリ106を備える。コンタクトアセンブリ106は、可動コンタクト104および2つの静止コンタクト102を備える。当業者には知られているように、コンタクト104、102はそれぞれ、外部端子108のうちの1つに接続される。外部端子108は、たとえばプリント回路基板(PCB)に接続することができる圧入端子を構成する。
保護ハウジング134は、好ましくはプラスチック材料から製作され、電磁アクチュエータアセンブリ116およびコンタクトアセンブリ106を密閉する。
可動コンタクト104は、片側だけ固定されたカンチレバーとして形成され、その自由端でアクチュエータアーム110に接続される。アクチュエータアーム110は、矢印112に沿った方向に可動である。この運動は、アクチュエータアーム110の変位後に可動コンタクト104の撓みを引き起こす。それによって、第1の静止コンタクト102aと可動コンタクト104との間の電気的接触が開き、第2の静止コンタクト102bと可動コンタクト104との間の電気的接触が閉じる。
正常動作モードで、アクチュエータアーム110は、接極子114の運動によって動作させられる。接極子114は電磁アクチュエータアセンブリ116の一部であり、電磁アクチュエータアセンブリ116は、当業者には知られているように、コイル118、コア120、およびヨーク122をさらに備える。コイル端子124を介して、コイル118に電流を印加することができ、それによってコア120およびヨーク122を磁化することができる。コイルが励磁されたとき、接極子114は、コアの方へ引き付けられ、アクチュエータアーム110が動いて、可動コンタクト104を第1の静止コンタクト102aから第2の静止コンタクト102bへ撓ませる。
コイル118が遮断されたとき、接極子114はばね126により図1に示す位置に押し込まれる。したがって、第1の静止コンタクト102aは常閉コンタクトである。
本発明によれば、リレー100は、テストボタン128をさらに備える。通常動作モードで、テストボタン128は、不活性の休止位置(図1に示す)にロックされており、アクチュエータアーム110の運動はテストボタン128によって妨げられない。テストボタン128の機能については、図8を参照して以下でより詳細に説明する。
図2から見ることができるように、テストボタン128はカム突起130を備えており、カム突起130は、アクチュエータアーム110に設けられた方形、好ましくは正方形の切抜き132を通って延びる。図1〜図3に示す不活性位置で、カム突起130は、切抜き132の縁部に接触しないように切抜き132内に配置される。したがって、アクチュエータアーム110は、正常な電気的および磁気的な作動のために自由に可動である。図3は、第1の実施形態によるリレー100の上面図を示し、テストボタン128は不活性の休止位置にある。
本発明はまた、切抜き132の代わりに凹部を用いることもできることが、当業者には明らかであり、凹部は、アクチュエータアーム110の厚さを完全に通り抜けるのではなく、止まり穴として形成される。
テストボタン128は、ハウジング134の外側からアクセス可能である。テストボタン128を回すために、テストボタン128は操作凹部136を備える。たとえば、操作凹部はスロットとして形成され、好適な工具(またはコイン)をスロットに挿入することができる。テストボタン128は、ハウジング134のノッチ内に保持され、したがって回転軸138の周りを回転可能である。カム突起130の長手方向軸は、スロット136に対して90°を含む。
テストボタン128を90°回すことによって、図4〜図6に示す第2の休止位置に到達する。この位置で、カム突起130は、切抜き132の案内壁140と相互作用し、アクチュエータアーム110をコンタクトアセンブリ106の方へ押す。それによって可動コンタクト104が撓み、第2の静止コンタクト102bに接触する。言い換えれば、コイル118を励磁することなく、リレー100が切り換えられる。このテストモードで、リレー自体および/またはリレーに接続されている任意の外部電気回路の適正な機能を検証することができる。
本発明によれば、回転軸138の周りのテストボタン128の回転運動は、方向112に沿ったアクチュエータアーム110の並進運動に変換される。有利には、テストボタン128の最小の追加の高さだけがハウジング134の寸法に加えられ、それを除いてハウジング134の寸法は変わらないままである。
図7の部分分解図は、テストボタン128とアクチュエータアーム110との間の相互作用を概略的に示す。位置Iおよび位置IIで、テストボタン128は、図1〜図3を参照して説明した第1の休止位置にある。アクチュエータアーム110の底面図から見ることができるように、カム突起130は、細長い方形の形状を有し、アクチュエータアーム110に設けられた本質的に正方形の切抜き132を通って延びる。位置Iは、リレー100が励磁されていない状況を示す。カム突起130は、アクチュエータアーム110の運動を妨げないようにサイズ設定および配置され、したがってアクチュエータアーム110は、可動コンタクト104が第1の静止コンタクト102aに接続することが可能になるまで後退させられる。
コイル118を流れる電流によってリレー100が電磁的に作動させられると、位置IIをとる。すでに上述したように、カム突起130は、切抜き132の内側を延びることによってアームの運動を阻止しないため、アクチュエータアーム110の運動を妨げない。
回転軸138の周りでテストボタン128を回すことによって、カム突起130も回され、切抜き132の一部である案内壁140に係合する。こうして回す運動により、アクチュエータアーム110は方向112に線形に動き、それによって可動コンタクト104を第2の静止コンタクト102bの方へ撓ませる。言い換えれば、テストボタン128を90°回すことによって、アクチュエータアーム110の並進運動が引き起こされ、コイル118を励磁することなく、可動コンタクト104と第2の静止コンタクト102bとの間の接触を閉じる。したがって、リレー100を電気的に励磁することなく、リレーに接続された任意の機器の手動テストを実行することができる。
さらに、リレーはまた、コイル118を励磁することなく、可動コンタクト104と第2の静止コンタクト102bとの間に電気的接触が確立される状態に恒久的に切り換えることができる。
テストボタン128をその休止位置に固定するために、テストボタン128は、ハウジング134の対応する凹部に係合するスナップ嵌め突起142を備える。しかし、任意の他の好適なロック手段を使用して、テストボタン128を第1および/または第2の休止位置にロックすることもできる。
スナップ嵌め突起142、操作凹部136、およびカム突起は、回転軸138に対して回転対称性を有する。
図8は、第1の実施形態によるリレー100を斜視外観図に示す。この図から理解することができるように、リレー100の外側寸法は、テストボタン128を追加することによる影響を最小限しか受けない。図示の実施形態によれば、たとえば高さは、テストボタン128の外部が突出するため、0.8mmだけ増大する。テストボタン128は、ハウジング134に設けられた開口144内に配置される。
上記の説明は、1つの可動コンタクト104および2つの静止コンタクト102を有するリレーの例を常に指しているが、当然ながら、本発明による概念は、異なるコンタクト構成、たとえば1つの静止コンタクトのみまたは2つ以上の可動コンタクトを有するリレーでも使用可能である。
図9〜図20は、本発明によるリレー100のわずかに修正された第2の実施形態を示す。図1〜図8に示す設計とは対照的に、テストボタン128のスロット状の操作凹部136は、リレーの長手方向軸に対して45°を含む第1の位置から、長手方向軸に対して45°を含む第2の位置へ、使用者が操作凹部136を90°回すように配置される。したがって、カム突起130の長手方向軸は、スロット136に対して90°(図7に示す)ではなく、45°を含む。概して、凹部の形状および向きは、必要に応じて、任意の所望の工具形状によって操作されるように選択することができる。
これらの修正を除いて、図9〜図20に示すリレー100の機能は、図1〜図8を参照して上記で説明したものと同じである。
さらに、図13および図19は、テストボタン128のより詳細な側面図を示す。これらの図面から見ることができるように、テストボタン128をハウジング134でその休止位置にロックするスナップ嵌め突起142は、2つの反対側の弾性ばねアーム146に形成される。この弾性により、テストボタン128を一方のロック休止位置から他方の休止位置へ動かすことが容易になる。図示の実施形態では、ばねアーム146は、アーチ形の形状を有し、テストボタン128の円形の輪郭の外周に沿って約90°の角度を含む。
しかし、テストボタン128はまた、テストボタン128の回転運動をアクチュエータアーム110の並進運動に変換することができることを条件として、任意の他の好適な設計を有することができることが明らかである。
100 電気機械リレー
102(102a、102b) 静止コンタクト
104 可動コンタクト
106 コンタクトアセンブリ
108 外部端子
110 アクチュエータアーム
112 長手方向運動
114 接極子
116 電磁アクチュエータアセンブリ
118 コイル
120 コア
122 ヨーク
124 コイル端子
126 ばね
128 テストボタン
130 カム突起
132 切抜き
134 ハウジング
136 操作凹部
138 回転軸
140 案内壁
142 スナップ嵌め突起
144 ハウジングに設けられた開口
146 ばねアーム

Claims (14)

  1. 少なくとも1つの静止コンタクト(102)および少なくとも1つの可動コンタクト(104)を備えるコンタクトアセンブリ(106)と、
    前記少なくとも1つの可動コンタクト(104)を作動させる電磁アクチュエータアセンブリ(116)であって、磁界を生成するコイルアセンブリ(116、120、122)、および前記磁界に応じて前記可動コンタクト(104)を作動させるために前記可動コンタクト(104)に係合する可動アクチュエータアーム(110)を備え、
    前記アクチュエータアーム(110)が、前記可動コンタクト(104)の長手方向軸を横切る方向に摺動可能である、電磁アクチュエータアセンブリ(116)と、
    前記コンタクトアセンブリ(106)および前記電磁アクチュエータアセンブリ(116)を収納するハウジング(134)とを備える電気機械リレーであって、
    テストボタン(128)を回転させることによって、前記ハウジング(134)の外側から前記少なくとも1つの可動コンタクト(104)を手動で操作するために前記アクチュエータアーム(110)に係合することができる操作手段(130)を有する回転式の前記テストボタン(128)をさらに備えており
    前記テストボタン(128)は、前記アクチュエータアーム(110)を横切って延びる軸(138)の周りで回転可能であり、
    前記テストボタン(128)は、前記テストボタン(128)の回転運動を前記アクチュエータアーム(110)の直線運動に変換するために前記アクチュエータアーム(110)に形成された案内手段(132)に係合するように操作可能なカム突起(130)を備えている、
    電気機械リレー(100)。
  2. 前記アクチュエータアーム(110)は、切抜き(132)を備えており、前記カム突起(130)は、前記切抜き(132)を通って少なくとも部分的に延び、したがって前記案内手段は、前記切抜き(132)の縁部によって形成されている、請求項に記載の電気機械リレー。
  3. 前記テストボタン(128)は、一致する工具によって前記テストボタン(128)を回すために前記ハウジング(134)の外側からアクセス可能な操作凹部(136)を備えている、請求項1または2に記載の電気機械リレー。
  4. 前記コイルアセンブリは、コイル(118)によって磁気的に作動されるばね付勢式の接極子(114)を備えており、前記アクチュエータアーム(110)の第1の遠位端は、前記接極子(114)に取り付けられ、前記アクチュエータアーム(110)の反対側の第2の遠位端は、前記可動コンタクト(104)に取り付けられている、請求項1からのいずれか一項に記載の電気機械リレー。
  5. 前記案内手段(132)は、前記第1の遠位端と前記第2の遠位端との間に位置している前記アクチュエータアーム(110)の中央領域に配置されている、請求項に記載の電気機械リレー。
  6. 前記テストボタン(128)は、少なくとも第1の休止位置および第2の休止位置をとるように操作可能であり、前記操作手段(130)は、前記第1の休止位置において前記アクチュエータアーム(110)の妨げられない電気機械操作を可能にし、前記アクチュエータアーム(110)は、前記第2の休止位置で前記操作手段(130)に係合される、請求項1からのいずれか一項に記載の電気機械リレー。
  7. 前記テストボタン(128)は、前記第1の休止位置および前記第2の休止位置のうちの少なくとも1つに前記テストボタン(128)をロックするスナップロック手段(142)を備えている、請求項に記載の電気機械リレー。
  8. 前記テストボタン(128)および/または前記アクチュエータアーム(110)は、非伝導性のプラスチック材料から製作されている、請求項1からのいずれか一項に記載の電気機械リレー。
  9. 前記コンタクトアセンブリ(106)は、1つの可動コンタクト(104)と、第1の静止コンタクト(102a)および第2の静止コンタクト(102b)とを備えており、前記可動コンタクト(104)は、前記コイルアセンブリの非励磁状態で前記第1の静止コンタクト(102a)に対して付勢され、前記アクチュエータアーム(110)は、前記可動コンタクト(104)と前記第2の静止コンタクト(102b)との間の電気的接続を確立するように、前記テストボタン(128)を回転させることによって可動である、請求項1からのいずれか一項に記載の電気機械リレー。
  10. 前記可動コンタクト(104)は、固定された第1の端部と、前記固定された第1の端部とは反対側の第2の端部とを有する弾性のコンタクトアームを備えており、前記アクチュエータアーム(110)は、前記第2の端部で前記可動コンタクト(104)に係合し、少なくとも1つの静止コンタクト(102a、102b)に電気的に接触するコンタクト素子が、前記第2の端部と前記固定された第1の端部との間に配置されている、請求項1からのいずれか一項に記載の電気機械リレー。
  11. 少なくとも1つの静止コンタクト(102)および少なくとも1つの可動コンタクト(104)を備えるコンタクトアセンブリと、前記少なくとも1つの可動コンタクト(104)を作動させる電磁アクチュエータアセンブリ(116)であって、磁界を生成するコイルアセンブリ(116、120、122)、および前記磁界に応じて前記可動コンタクト(104)を作動させるために前記可動コンタクト(104)に係合する可動アクチュエータアーム(110)を備え、前記アクチュエータアーム(110)が、前記可動コンタクト(104)の長手方向軸を横切る方向に摺動可能である、電磁アクチュエータアセンブリ(116)と、前記コンタクトアセンブリ(106)および前記電磁アクチュエータアセンブリ(116)を収納するハウジング(134)とを備える電気機械リレーをテストする方法であって、
    前記アクチュエータアーム(110)を横切って延びる軸(138)の周りでテストボタン(128)を回転させ、それにより、前記テストボタン(128)に設けられた操作手段(130)が、前記ハウジング(134)の外側から前記少なくとも1つの可動コンタクト(104)を操作するために前記アクチュエータアーム(110)に係合するステップを含む、
    方法。
  12. 前記テストボタン(128)を回転させることによって、前記テストボタン(128)に配置されたカム突起(130)が、前記アクチュエータアーム(110)に形成された案内手段(132)に係合して、前記テストボタン(128)の回転運動を前記アクチュエータアーム(110)の直線運動に変換する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記コンタクトアセンブリは、1つの可動コンタクト(104)と、第1の静止コンタクト(102a)および第2の静止コンタクト(102b)とを備え、前記可動コンタクト(104)は、前記コイルアセンブリの非励磁状態で前記第1の静止コンタクト(102a)に対して付勢され、前記リレーをテストするためには、前記可動コンタクト(104)と前記第2の静止コンタクト(102b)との間の電気的接続を確立するように、前記テストボタン(128)を回転させることによって前記アクチュエータアーム(110)が動かされる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記テストボタン(128)は、2つのロック位置間で約90°の回転角度だけ回転させられる、請求項11から13のいずれか一項に記載の方法。
JP2019538586A 2017-01-23 2018-01-23 テストボタン付きの電気機械リレー Active JP6837562B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17152651.0 2017-01-23
EP17152651.0A EP3352195B1 (en) 2017-01-23 2017-01-23 Electromechanical relay with test button
PCT/EP2018/051534 WO2018134431A1 (en) 2017-01-23 2018-01-23 Electromechanical relay with test button

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020505729A JP2020505729A (ja) 2020-02-20
JP6837562B2 true JP6837562B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=57868161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019538586A Active JP6837562B2 (ja) 2017-01-23 2018-01-23 テストボタン付きの電気機械リレー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20190341209A1 (ja)
EP (1) EP3352195B1 (ja)
JP (1) JP6837562B2 (ja)
CN (1) CN110214360B (ja)
WO (1) WO2018134431A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959446U (ja) * 1982-10-15 1984-04-18 富士電機株式会社 動作チエツク用ボタン付電磁継電器
CN100592449C (zh) * 2007-06-12 2010-02-24 厦门宏发电声有限公司 一种工业用交、直流继电器的按钮系统
US7889032B2 (en) * 2008-07-16 2011-02-15 Tyco Electronics Corporation Electromagnetic relay
CN204696042U (zh) * 2015-07-07 2015-10-07 浙江申乐电气有限公司 一种电磁继电器

Also Published As

Publication number Publication date
EP3352195A1 (en) 2018-07-25
JP2020505729A (ja) 2020-02-20
EP3352195B1 (en) 2020-08-26
WO2018134431A1 (en) 2018-07-26
CN110214360A (zh) 2019-09-06
CN110214360B (zh) 2022-01-14
US20190341209A1 (en) 2019-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9324523B2 (en) Power generation device
US7642884B2 (en) Bi-stable trip-free relay configuration
US6215378B1 (en) Circuit breaker with dual function test button remote from test circuit
WO2010008530A1 (en) Electromagnetic relay
US9460875B2 (en) Magnetic switch actuators
US7161104B2 (en) Trip-free PCB mountable relay configuration and method
JP2001023472A (ja) スイッチおよびこれを用いた電子機器
JP6837562B2 (ja) テストボタン付きの電気機械リレー
AU2018202493B2 (en) Push-button switch
CN107644773B (zh) 扳钮开关致动机构
JPS6394527A (ja) 電磁リレ−
JP2010055844A (ja) 換気扇スイッチ
KR101729046B1 (ko) 원격 제어용 접점 장치
US7330091B2 (en) Electronic type protective relay
JP5054648B2 (ja) 回路遮断器
JP4644227B2 (ja) リモートコントロール式回路遮断器
US4264886A (en) On/off switch
CN214624913U (zh) 一种磁保持直流接触器的辅助触点结构
KR101283713B1 (ko) 솔레노이드 스위치
JP3845248B2 (ja) スイッチ装置
EP0880158B1 (en) Electromagnetic relay equipped with bi-stable safety test push-button
US20090108219A1 (en) Zone valve actuator
JP2000164076A (ja) シーソー動作型スイッチ
JP2000048695A (ja) スイッチ装置
JP2000294111A (ja) 回路遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6837562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250