JPH10502251A - 分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 分配装置は、粘性または半固体の食品を容器（５０）から分配するために意図されている。容器は、２つの部分（５１、５２）から成り、そして、１つの部分（５２）は、容器の出口（５７）を通る製品の放出を可能にするように変形可能である。装置は、容器（５０）のための収容部材（４３）とプランジャー（３６）と容器の変形可能な部分（５２）と係合するための膜（１０４）または空気圧を有する。容器（５０）の蓋部は、容器の変形前に位置決め手段（３４、８７）による放出動作の開始時に収容部材（４３）中に位置決めされる。収容部材（４３）は、分配位置及び容器位置決め位置の間で動くことのできる枢動アーム（４１）の上に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】分配装置 本発明は、粘性または半固体の製品を容器から分配するための分配装置に関す るものである。 食品の分配においては、衛生的な要求が一層きびしくなりつつある。更に、製 品の便利さと多様性とがより重大である。 本発明の１つの目的は、簡単で適合性があり、且つ衛生的である、特に食品に 適した分配装置を提供することである。 本発明によれば、そしてその１つの見地によれば、底部と変形可能な部分と出 口とを有する容器から粘性または半固体の製品を分配するための分配装置であっ て、出口を通って製品を容器から放出するように変形部分を係合及び変形させる ための変形用手段と、容器からの製品の分配の間容器の底部を支持するための収 容部材と、収容部材を担持し、及び、動作位置と容器が収容部材から取り出され 及び収容部材へ入れられる非動位置との間で動くことのできるアームと、アーム が該位置の間で動くことができるアームのための支持部材とから成り、且つ、変 形用手段が、動作位置においてのみ容器と係合自在であることを特徴とする分配 装置が提供される。 好適には、前記変形用手段が、概ね縦方向に動くことのできるプランジャーで あり、収容部材が、動作位置においてプランジャーの縦方向下部に置かれており 、アーム及び収容部材が、支持手段の概ね水平方向の軸のまわりを動作位置の１ 側の非動作位置へ動くことができる。 好都合には、収容部材及びアームが、動作位置で概ね水平に、そして、非動作 位置で水平に対して下傾して差し出される。 好適には、収容部材及びアームが、各動作及び非動作位置において解放自在に 固定することができ、且つ収容部材が動作位置にあるときにのみプランジャーが 動くことができる。 アームがＬ型であり、そしてアームの短い方の部分が収容部材を担持して倒 立した姿勢で設けられており、且つ、ピボット手段が、アームの長い方の部分の 下端の方に設けられている。 前記アームが、アームを動作位置を非動位置との間で手動で動かすことのでき るハンドルを有し、そして、収容部材が、容器を収容部材へ及び収容部材から持 ち上げ及び取り出せるように構成されており、容器の変形可能な部分がプランジ ャーの方へ上に差し出され、且つ容器が収容部材中に置かれているときに、出口 がアームから下方に差し出される。 装置は、上端の方に変形用手段のための支持部材と連係した駆動部材とを有す る縦のフレームを有し、該フレームは両端の途中にアーム及び連係した収容部材 を有し、そして、該フレームは下端の近くにフレームを支持するための基部を有 し、基部は収容部材の下方に離れて、容器から放出された製品の受け器にアクセ スを与える受け部材を含むことができる。 好都合には、前記フレームが、変形用手段及び照明手段のための駆動手段を収 容に、且つ、ハウジングを内側から照明するための光透過部位を有する。 前記変形用手段が、圧縮空気で操作去れるピストン及びシリンダ構成に駆動さ れ、そして、装置が、ピストン及びシリンダへ圧縮空気を供給するための圧縮空 気源及び空気リザーバーを含む。 好適には、前記変形用手段が、容器の収容部材中へ位置決めするための容器と 係合するように動くことのできる位置決め手段と、製品を容器の出口を通って放 出する際に変形可能な部分を底部の方へ変形させるために容器の変形可能な部分 と係合する圧力発生手段とを含むこと、そして、位置決め手段が容器と係合した 後に、製品を放出するために圧力発生手段んが手段に対して動くように、位置決 め手段及び圧力発生手段が相対的に動くことができ、 位置決め手段が、圧力発生手段に対して滑り自在に取り付けられ、ばね手段に よって位置決め位置の方へ弾性的に付勢された位置決め部材を有し、それによっ て、該位置決め部材が容器と係合した後に圧力発生手段が、容器の変形可能な部 分を変形させるようにばね手段の作用に抗して動くこと、そして、前記 圧力発生手段が、容器の底部の内側の形と対応するような形になっているプラン ジャーヘッドを有する。或いはまた、位置決め部材は、圧力発生手段の動作と独 立して、位置決め位置の方へ動力で動かされることができる。 好都合には、前記プランジャーヘッドが、容器の変形可能な部分と係合する部 位で曲線の表面を有する概ね筒状である。 １つの構成では、前記収容部材が、容器の対応した形の底部を受けるように構 成されたカップ状部材であり、収容部材は、容器が収容部材に入れられたときに 、容器の出口が向けられる中央開口を有し、容器が、放出動作の後に収容部材か ら移すことができ、且つ収容部材がアームから取り外し可能であることである。 収容部材はアームに永続的に固定されることができる。 本発明の他の見地によれば、底部と変形可能な部分と出口とを有する容器から 粘性または半固体の製品を分配するための分配装置であって、装置が、出口を通 って容器から製品を放出するため容器を変形させるように構成された変形用の手 段を有し、変形用手段が、容器を位置決めするため容器と係合するように動くこ とのできる位置決め手段と、出口を通って製品を放出するときに変形可能な部分 を底部の方へ変形するため容器の変形可能な部分と係合するプランジャーヘッド とを含み、位置決め手段とプランジャーヘッドとは、位置決め手段が容器と係合 した後に、製品を放出するためプランジャーヘッドが位置決め手段に対して動く ように、相対的に動くことができる。 更なる見地によれば、本発明は、底部と変形可能な部分と出口とを有する容器 から粘性または半固体の製品を分配するための分配装置であって、装置が、出口 を通って容器から製品を放出するため容器を変形させるように構成された変形用 の手段と、変形用手段のための駆動手段と、容器を支持するための収容部材、該 変形用手段、駆動手段及び収容部材が支持されているフレームとを有し、該フレ ームはまた、駆動手段を動作させる圧縮空気源とる圧縮空気のためのリザーバー を収容している。 本発明はまた、分配されるべき製品を受ける底部と、製品を放出するための 出口と、製品を底部に導入した後に底部を閉じるための閉じ部材または蓋部と、 変形用手段による係合によって変形し、且つ、底部の方へ動かされて製品を出口 から放出するように構成された閉じ部材の変形可能な部分とを有し、該閉じ部材 と底部とは、それぞれ互いに離れているときに他の閉じ部材とにそれぞれ重ね合 わされることができ底部は、組み立てられたときに閉じ部材の変形可能な部分が 底部の上部へ延びそして変形可能な部分の変形により変形可能な部分が底部の下 方部位の内面の近くに入り且つ動くように構成されており、且つ、底部は、変形 可能な部分に比べて比較的頑丈な材料でつくられていることを特徴とする、分配 装置での使用のための容器を提供する。 好都合には、底部の上下の部分の間に肩部が形成されており、そして、閉じ部 材が肩部に近い外側部分の方へ延び、閉じ部材が、外側部分の内側に、使用の際 変形用部材により底部の下方部分の方へ係合され変形されるドーム状の部分を有 している。 蓋部の外側部分は、折り返し縁を含むことができ、それによって、底部が製品 で充填された後に蓋部と底部とが組み立てられるときに、蓋部が、底部の上縁と 係合する折り返し縁によって底部へ固定される。或いはまた、蓋部と、底部の協 力する側壁上に互いに係合するための耳またはプロフィルとが設けられ、または 蓋部及び底部の外縁が共に熱シールされる。 容器の部分は、好都合には、射出成形により熱成形により、またはブロー成形 により、プラスチックで形成され、または、それらはプラスチックで被覆するこ とのできる紙または圧紙製であることができる。 分配装置は、装置の分配動作においてプランジャーの形の変形用手段を容器の 方へ及び容器から離す往復動をさせる手動または動力で操作される駆動手段を有 することができる。駆動手段は、電気、液圧または空気で操作されることができ る。 好都合には、アームは、支持部材がオペレータによりよく見える位置に差し出 されるように、製品放出位置と容器位置決め位置との間で、水平な放出位置 から約４０〜６０°枢動させることによって枢動可能である。 プランジャーが手動で操作されるときには、軸を共に回転するように取り付け た手動で動かすことのできるレバーを設けることができ、そして、軸に担持され たリンク装置が、一端にプランジャーが取り付けられたロッドへ連結されている 。 好都合には、プランジャーは、縦方向にされ且つ容器位置決め位置の上方に配 されたシリンダに沿って動くことができ且つそれによって案内される。 所望により、容器を所望の分配温度に維持するための冷凍手段を有する、容器 のための貯蔵コンパートメントを設けることができる。 好都合には、中央の変形可能な部分は、一体形成の可撓性の折り曲げ部により 外側部分へ連結されている。折り曲げ部は、下向き及び上向きの折り曲げ部を有 することができ、その１つが、組み立てられたときに底部の内面の近くに位置し 、そして、上向き及び下向き折り曲げ部は、好適には、組み立てられたときに、 底部の中腹に位置する。 好適には、中央部分は、概ね平坦な部分を有し、そして、底部は概ね円形断面 である。 本発明の更なる特徴は、例示目的でのみ、及び、図面を参照して記載される本 発明の以下の実施例の記載から明らかになるであろう。図中、 図１は、分配装置の１実施例の側面図であり、 図２は、図１中矢印２の方向からみた図面であり、 図３は、図１及び図２の装置のプランジャー組立体を通る縦断面図であり、 図３Ａは、図３の組立体の別の形であり、 図４は、プランジャーを中間位置で示している、図３の断面に対応する断面であ り、 図５は、プランジャーを一番下の位置で示している図３に対応する図面であり、 図６は、本発明の第２実施例の側面図であり、 図７は、図１〜５及び図６の装置で使用するための組立てられた容器の断面で あり、 図８は、他の底部と重ね合わせた図７の容器の底部の一部断面であり、 図８Ａは、図７の容器の斜視図であり、 図９は、他の蓋部と重ね合わされた図７の容器の蓋部または蓋の一部断面であり 、 図９Ａは、図９の蓋部の斜視図であり、 図１０は、図８の容器の一部断面であり、 図１１は、容器の底部の一部断面であり、 図１２は、図１１の矢印１１の方向でみた容器の底部の開口を示す平面図であり 、 図１３は、出口開口の別の形を示す下からみた斜視図であり、 図１４は、容器のための変形用手段の別の形を示す断面図であり、 図１５は、図１４の変形用手段を取り入れた分配装置の側面図であり、 図１６は、容器のための変形用手段の別の形の横断面図であり、 図１７は、容器の別の形の横断面図であり、そして、 図１８は、装置での使用のために充填された容器の貯蔵用ハウジングが組み入れ られた分配装置の斜視図である。 図面そして先ず図１〜５を参照すると、分配システムのための分配装置は、手 動操作され、そして、製品のための容器（図示せず。）を支持することのできる 基部１１を有する縦に配置されたフレーム１０を有している。フレーム１０は、 最上端に水平な支持アーム１３が取り付けられた縦に伸びるフレーム部材１２を 有している。アーム１３の間には、軸１４が回転自在に取り付けられており、そ の一端にはレバー１５がそれと共に回転するように担持されている。レバー１５ は、中間位置１５”を通って上の非動作位置１５’と下の位置１５’’’との間 で動くことができる。 軸１４の中央に取り付けられているのは、軸１４上に回転自在に担持された１ 対のリンク１８を含むリンク装置１７である。リンク１８の対向端には、ス ピンドル１９が担持されており、リンク１８は、スピンドル１９に対して回転自 在であり、そして、更に対になったリンク２０がスピンドル１９から垂れ下がり 且つその上に回転自在に取り付けられている。図示されたリンク装置の別の形と して、二重片持ちばり構成のような他の構成を用いることができ、従って、プラ ンジャーヘッド３６上の下方圧力は常に縦方向になっている。 この更なるリンク２０は、その下端で、プランジャー組立体２４（より詳細に 図３に示されている。）の操作ロッドであるロッド２３の上端を貫通するスピン ドル２２と相互連結されている。このスピンドル２２は、ロッド２３のボア２５ に回転自在に取り付けられている。 プランジャー組立体２４は、上端で支持アーム１３に下端でフレーム部材１に 固定されたブラケットに取り付けられた、縦に配置されたプレート２７によって フレーム１０上に取り付けられているシリンダ２６を有する。ブラケット２８と プレート２７とは、連結されて共にシリンダ２６のための支持部材となっている 。 シリンダ２６は、開端式であり、共軸式ロッド２３を受ける。ロッド２３は、 それにシリンダ２６の内壁の中にぴったり合い且つそれに沿って動くための上部 環状部材２９を固定担持している。環状部材２９からロッド２３に沿って間隔を おいて下方に、且つロッド２３に対して軸方向に動くことができるように、更な る環状部材３１を有する概ねカップ状の部材３０が設けられており、この環状部 材３１は、そこから下方に延び且つ内側の筒状穴３３を形成する位置決め部材３ ２に固着されている。位置決め部材３２の下端に向いて、シリンダ２６の内側か ら隔たっている環状のテーパ付位置決め部分３４が形成されている。 ロッド２３の下端には、シリンダ３３に沿ってロッドと共に動くために、取り 付けられた係合部材またはプランジャーヘッド３６が担持されている。プランジ ャーヘッド３６の下端には、湾曲した外縁によって縁取られた平坦面３７が形成 されている。 上部環状部材２９と下部環状部材３１との間に、上部環状部材２９から離れ る方向へ下部環状部材３１を押すが図４及び５に示す位置へ圧縮可能なばね４０ が係合しており、従って、上部環状部材２９は、分配装置の間、下部環状部材３ １の近くへ動くことができる。 フレームはまた、フレーム部材１２上で水平ピボット４２のまわりの枢動する ために設けられている枢動アーム４１を、その両端の中程で担持している。 枢動アーム４１は、図１に示す水平位置から該水平位置と約５０°の角度にあ る下側位置４１’へ下方に枢動することができる。 枢動アーム４１の外端の方には、分配されるべき製品の容器５０を受けるため の支持または収容部材４３が設けられている。収容部材４３は、図７〜１３に示 すような容器５０を受けることができるカップ状内面４４を形成している。カッ プ状内面４４の下端には、製品が容器５０から放出されるべき中央の出口４５が 形成されている。 枢動アーム４１は、該アームの端部とブラケット２８とに係合する留め素子４ ７によって上部水平位置に保持されている。しかしながら、枢動アーム４１を留 め位置から解放することができる他の留め手段を用いてもよいことが理解される であろう。留め素子４７が解放されると、枢動アームは、容器を収容部材４３の 中へ入れ及びそこから持ち上げる位置である傾斜位置４１’へ、水平ピボット４ ２のまわりを下方に動くことができる。 そこで図６を参照すると、前述した機械と同じ容器５０を用いる空気式操作の 分配機械が図示されている。図６の機械では、図１〜５の機械の部分と均等な部 分には類似の参照番号がつけられている。 図６の機械は、基部１１’と上方に延びるフレーム１０’とを有している。基 部１１’の上には、容器分配位置の下側に離れて位置決めされているトレー８０ が設けられており、そして、トレー８０から上方へ、機械の概ね中央に位置決め されたフレーム部材１２’が延びている。 フレーム部材１２’の下端の方に、長い上向き部分８１と短い外向き部分８２ とを有する倒立Ｌ字形枢動アーム４１’が枢支されているピボット４２’が ある。外向き部分８２の外端に、ハンドル部分８３が設けられており、それによ って、アーム４１’は、図６中実線で示す直立位置と鎖線で示す傾斜した非動作 位置との間で手動で動かされる。非動作位置では、アームは、空の容器を収容部 材４３’から持ち上げ除去し、及び、満杯の容器を収容部材４３’の中へ入れる ために、ユーザーに差し出される。２つの位置の間の動きは、図示された実施例 では、ハンドル８３を用いてアーム４１’を動かすことによる。 枢動アーム４１’は、フレーム部材１２’のスロットを貫通しそして枢動アー ム４１’を所望の位置に保持するため機械のフレーム１０’との係合により及び つめの使用により枢動アーム４１’を動作位置及び非動作位置に位置決めする１ 対の弓状の支持部材８４を担持している。枢動アームが動作位置にあるときには 、磁気式または空気式のつめが用いられ、そして、この支持部材は非動作位置へ の位置決めのための止め具を有することができる。図には、放出位置と枢動アー ム４１’をロックするロッキング位置との間で空気式シリンダにより動かされる 確実ロッキングピン８５が図示されており、このピンは、ロッキング位置で枢動 アーム４１’中の凹部に係合する。また、枢動アーム４１’が動作位置にあるこ とを検出するために、位置検出器８５’が設けられている。 枢動アーム４１’の外向き部分８２には、容器５０が位置決めされる収容部材 ４３’がついており、この収容部材４３’は、容器５０を収容するような形にな っており、そして収容部材４３’は、所望により、清掃目的のために外向き部分 ８２から取り外すことができる。収容部材の中央且つ底部には、容器５０中の製 品が容器の出口５７からそこを通って通過することを可能にするための出口４５ ’が形成されている。 プランジャー組立体２４’の一部を形成するプランジャーヘッド３６’が、収 容部材４３’の上方に且つ軸方向に整合して置かれている。このプランジャーヘ ッド３６’は、プランジャーヘッドの本体と曲線部分を通って一体になっている 下の平坦部分を有する、概ね円筒状である。このプランジャーヘッド３６’は、 ロッド８６上に担持され、そして、プランジャーヘッド３６’の上端 の方へばね８８によりばね付勢されている環状ディスク８７が、このロッド８６ に沿って滑動可能である。かくして、環状ディスク８７は、ロッド８６に沿って プランジャーヘッド３６’に対して動くことができる。 ロッド８６は、その上端が空気式シリンダ９１のピストンロッド８９及びピス トン９０に取り付けられている。かくして、ピストン９０及びピストンロッド８ ９は、プランジャーヘッド３６’を縦に上下動させるため、シリンダ９１へ圧縮 空気を導入することによって上下動する。そのような動作は、製品を容器５０か ら放出するための動作である。 シリンダ９１への空気の供給は、機械上に担持されたモータ及びコンプレッサ ９３から供給される圧縮空気のリザーバー９２からである。制御弁（図示せず。 ）がピストン及びシリンダ構成８９、９０、９１の動作を制御し、そして、枢動 アーム４１’が動作位置にあり、枢動アーム４１’がピン８５によってロックす るとき、及び収容部材４１’の中に製品５０の容器があるときを除き、プランジ ャーヘッド３６’を動けなくすることを確保するためインターロックまたは近接 検出器も設けられている。オペレータが簡単に放出の進行を開始するように、シ リンダ９１への導入及びそこからの排気を調時するために、更なる制御手段を設 けることもできる。所望により、製品の硬さとシリンダ９１への空気圧の制御に より、製品を容器出口を通って押し出す容易さとに応じて、手動または自動的に 弁手段９０’により、操作速度を制御及び調節することもできる。 図６の機械の操作の順序は、枢動アーム４１’が下傾した受け位置または非動 作位置にあるときに製品５０の容器を収容部材４３’へ位置決めすることである 。枢動アーム４１’は、次いで、ハンドル８３を用いて枢動アームを手動で動か すことにより、収容部材４３’がプランジャーヘッド３６’の直下にあり、そし てプランジャーヘッドが動作状態である縦の位置へ動かされる。 プランジャーヘッド３６’の動作状態の動きは、プランジャーヘッドが容器５ ０の方へ下降しそして環状ディスク８７が容器５０の容器の上縁と係合そし てプランジャーヘッド３６’の続いての動きの間ばね８８の作用に抗してこの位 置に留まり、容器の中身を容器の出口及び収容部材４３’の開口４５’を通って 完全に放出するように自動的にまたはスイッチにより開始される。放出の間、容 器５０から製品を受けるための入れ物（図示せず。）が、容器の放出出口の下に 位置決めされる。環状ディスク８７は、オペレータによるプランジャーへのアク セスを防止するため下方を向いた覆い（図示せず。）を有することができる。 放出動作の間相当な力が働き、そしてこれを強じんな構造の枢動アーム４１’ が食い止める。分配機械の２つの実施例について容器が類似の形で動作するので 、放出動作の更なる詳細は、以下の説明から明らかになるであろう。 図６の実施例は、機械の構成要素を囲んでいるケーシング９５を含み、そして 機械のそれぞれ前及び後にあり光源９８及び９９で照明されている光ボックスが 設けられている。これらの光ボックスは、透明または半透明であり、そして、ケ ーシングに施された広告資料またはオペレータの手助けになる情報を照明するよ うに意図されている。 次に図７〜１３を参照すると、製品用の容器５０（図７に組立てられて図示さ れている。）は、２つの部分、即ち底部５１（図８）と閉じ部材または蓋部５２ （図９）とで形成されており、それぞれプラスチックまたは厚紙で形成すること ができる。底部５１は、間が肩部５３Ｃであるテーパのついた上下の側壁部分５ ３Ａ、５３Ｂを有し、これらの側壁部分は、蓋５４の上縁で終わる上方向にテー パがついており、テーパの角度は、底部５１が図８に示すように他方の中に収容 されることができるようにうまく合わされている。相応しい角度は、縦に対して 約５°または開先角度１０°である。 底部５１の底面５５は、アールのついた部分５６を通って側壁５３と一体をな す概ね平面状である。底面５５の中央には、出口５７（詳しくは図８Ａ、図８Ｂ 、図１１及び１２参照）が形成されており、これは、出口を形成するように開く ことができる弱くした放射状の星の形をした線５８で形成されている。 この出口は、容器内の製品の圧力によって、または、取り外し可能な部分５７Ａ （図１２に示されている。）で形成することにより、形成することができ、それ を除去すると弱くした部分に穴を開ける。 図７〜１２に示す構成では、出口５７は、底面５５の弱くしたまたは薄い部分 ５８による星形を形成することによってつくられる。ディスク状素子の形の取り 外し素子７０は、連結素子７１により取り外せるように星形部分５８内の底面５ ５の部分５７Ａへ付着されており、それによって、取り外し素子７０がつかんで 下方に傾けられたときに、製品が放出される底面５５中の星形の出口５７になる ように、星形内の底面５５の中央部分５７Ａが引きはがされる。 容器５０の蓋部５２（図９）は、蓋５２を底部５１に固定して容器の内部を密 封するように底部５１の縁５４と係合するように構成された周縁６０を有してい る。周縁６０と縁５４を相互にぴったりと合わせるのは、図示したように、クリ ップ作用であるが、それは、溶接、熱封により、またはこれらの部分が互いにぴ ったりと合っていることによってでもよい。 蓋部５２を底部へ固定するクリップ構成は、より明瞭に図１０に図示されてい る。蓋部５２の周縁６０には、下向きの環状チャネル７５が形成されており、そ の外の方の内面には７６に厚い部分が形成されている。 底部５１の縁５４は、チャネル７５に嵌合するように構成されており、そして 、蓋部５２を底部５１上で保持するように底部５１と蓋部５２とが一緒にされた ときに厚い部分７６と互いにぴったり合う厚い部分７７を有している。 蓋部５２は、ディスク状の概ね平坦ではあるがアール部６２を経て変形可能な 折り曲げ部６３及び６４と一体に形成されている、中央の変形可能な部分６１を 有しており、周縁６０が、折り曲げ部６４の上縁に形成されている。下向きの折 り曲げ部６３と上向きの折り曲げ部６４との間の連結点には、蓋部５２が底部５ １へ組立てられたときに、底部５１の途中まで下って位置決めされ肩部５３Ｃに よりかかる部分６５がある。上向き折り曲げ部６４は、蓋部どうしが重ね合わさ れるときのための肩部６４Ａを形成するため、及び蓋部どうしが かみ合うことを防止するためにその下端の方が厚くなっている。上向きの折り曲 げ部６４には、底部５１の側壁５３Ｂのテーパと整合するようにテーパがついて いる。 蓋部５２の少なくとも部分６１、６２及び６３は、製品の容器５０からの分配 の間、そして、プランジャーヘッド３６と蓋部５２の中央部分６１との係合によ り蓋部が変形することができるように、可撓性材料で形成されている。 容器の使用の際、底部５１は、通常、複数の底部が一緒に組み合わされて貯蔵 される（図８）。個々の底部５１が、組み合わされた底部から引き離されて、製 品充填機へ送られる。充填機は既知の形のものでもよく、それを用いて底部５１ に図８中Ｆで示すように、底部５１の肩部６５の高さよりも上に予め決められた 量の製品が充填される。やはり通常組み合わされて貯蔵されている蓋部５２が、 引き離されて次いで蓋部と底部とが固定されるまで、底部５１へ嵌合され、この 位置で図７に示すように、上向き折り曲げ部６４が底部の内側の側壁５３Ｂに密 接する。 組み立てられた状態で、製品の入った容器は、冷凍、輸送及び貯蔵されること ができる。容器５２から製品を分配する前に、製品は、アイスクリームまたは他 の冷凍菓子製品の場合には適当な分配温度に調温することができ、または、ある 場合には、容器内の製品をマイクロ波手段により加熱することができる。 本発明の図１〜５の分配装置を用いて製品を容器５０から分配しようとすると きには、枢動アーム４１を下側位置４１’にして、容器を収容部材４３の中へ位 置決めする。次いで、枢動アーム４１を水平な分配位置まで上げて留め金素子４ ７で適所の保持する。このとき、レバー１５は、高い位置にある。放出動作が開 始する前に容器５０が収容部材の位置にあることを検出するために、近接スイッ チ（図示せず。）を設けることができる。容器５０から製品を分配するため、レ バー１５が手動で下げられ、そうするとリンク装置１７によりリンク２０が図３ に示す位置から下方へ図４に示す位置の方へ押し下げられる。 図４の位置で、テーパのついた部分３４は、縁５４が収容部材の上縁４３Ａの 上に乗って容器が収容部材と係合し、蓋部５２を底部５１に固定するように、折 り曲げ部材６３と６４との間のスペースに入っている。この固定動作がなされた ときにだけ、プランジャーヘッド３６は、蓋部５２の中央部分６１と係合し、そ して、位置決め部材３２が更に下降することを防止する。位置決め部材３２がば ね４０を圧縮しているロッド上をスライドし、プランジャーヘッド３６の表面が 環状部材３１と係合し、そして蓋部を下方へ変形させて容器５０の内部容積を減 少し、蓋部材の中央部分６１が底部５１の底面５５の方へ変形するにつれて、容 器内の製品を出口５７を通って放出させるように、ロッド２３は続いて下降する 。この動きの間、それが底部５１の内側壁５３Ａに寄りかかるように、蓋部材５ ２の下向き折り曲げ部分６３は、下方に開く（図７）。 プランジャーヘッド３６の底部５１の底面５５の方への動きが完了すると、プ ランジャーヘッドは、図５に示す位置になっており、そして、容器は実質的に製 品が空になっている。出口５７を通っての製品の放出の間、製品は、出口５７の 形に従った形になり、そして製品は、中央出口４５の下方の受け器の中へ放出さ れる。そして、この受け器は、容器の容量と整合するようなサイズになっている 。レバー１５が下の位置１５’’’になるプランジャーヘッド３６の行程が完了 すると、容器５０の中身の放出は完全である。レバー１５は最初の位置へ戻され 、留め金手段４７が、枢動アーム４１から解放され、そして、位置決め部材３２ と容器５０との係合によりなお収容部材４３の中に残っている空の容器がそこか ら除去される。装置は、他の容器を収容部材の中に位置決めすることにより、新 たな分配動作のための準備ができている。 図３Ａには、テーパのついた下端が、使用の際に、組み立てられた容器の上部 外縁と係合する、概ね平坦な端部によって入替えられている別の形の位置決め部 材３２が図示されている。 放出動作後に容器がプランジャー装置からの解放を必要とする傾向を避けなが ら、これが容器に対して適切な支持をすることが判った。 図６に示すように、プランジャーの動きが、ピストン及びシリンダ装置または 動力付手段で操作される、図１〜５で説明したのと類似の装置を提供することが できる。 図６の機械からの製品の分配では、この操作は類似しているが、プランジャー ヘッド３６’は、テーパ付位置決め部分３４が必ずしも必要であるとは思われな いので、そのような部分を取り入れてないことが判るであろう。更に、底部５０ の上縁は、図６の機械では、環状ディスク８７とだけ係合している。 図６の機械は、容器がプランジャーの下の動作位置にない限り、このプランジ ャーが操作できないように構成されている。これは、収容部材内の容器の位置決 めを検出し、及び、縦の位置でのアームの位置を検出するインターロック（図示 せず。）によってすることができる。分配動作をすることができるインターロッ クが検出したときに、自動的に付勢するため、及び、容器が完全に放出されたと きにプランジャーをその上方位置へ戻すために、更なる制御手段を設けることが できる。制御手段はまた、プランジャーの動作速度に応じて放出の速度、及び、 プランジャーの行程が容器の中身の一部放出のために中断されているかを制御す る。或いはまた、容器の放出及びプランジャーの動きは、適切なスイッチ類によ って手動で開始されることができる。図６の実施例の空気リザーバーは、分配機 の迅速な反復動作のため、空気コンプレッサの供給量を超えて製品の反復放出を 可能にする。プランジャーの動きからオペレータに生じる危険を避けるための安 全インターロックも設けられている。 容器がその中身の放出の間、蓋部５２がしっかりと放出中の底部５１に固定さ れて、収容部材４３の中に支持され、そして、容器の中身の実質的な全部をそこ から放出することができることが判るであろう。容器内の製品の量は、受け器に よって受けられるべき製品の予め定められた部分の大きさであるべき要求に応じ て選択することができる。或いはまた、十分な製品が放出されたときに単に放出 プランジャーヘッド３６の動きを中間位置で停止することによって、幾つかの部 分を同じ容器から放出することができる。かくして、容器５０は、 要求に適合する如何なる適当なサイズであってもよい。 容器の蓋部５２は底部５１に密封されたままであり、且つ出口５７からの製品 は直接に受け器へ向けられるので、放出動作の間、製品は何時でも装置を汚染す る筈がないことが判るであろう。それにもかかわらず、収容部材４３及び装置の 連結した部分は、容易に清掃目的のために取り外し可能であることができる。 図１３は、多くの点で前述した容器と同じである容器５０のための別の出口構 成を図示している。図１３の構成では、容器から製品を放出するための出口とな る星形の部分５７Ａの代わりに、容器には、中央部分ら放射状に拡がる弱くなっ た複数の線１００が形成されており、或いはまた、この線１００が、容器の底の スリットまたは不連続の裂け目であることができる。容器からの放出の間、製品 の圧力が、これらの線１００の間の３角形の部分を中心から外側へ曲げさせ、そ して、製品が容器から放出するのを可能にするであろう。 容器内の製品は、通常半固体で冷凍されているから、放出動作の前に開口を通 って製品が逃げることはできない筈である。更に、しかしながら、図１３の容器 は、製品に関する上方を含むことができる、密封の袋の中に入れておくことがで きる。かくして、この種の容器を使用するためには、収容部材４３の中へ入れる 前に容器から袋を取り去ることが先ず必要であろうが、容器の底に何らかの開口 をつくることは必要でないであろう。或いはまた、部分５７Ａを取り外し自在な 剥離シールのようなシール、または放出中の製品の圧力によって自然に開けられ るシールで覆われることができる。 前述したような円形断面の容器の代わりに、容器は、他の適当な形状例えば長 方形、アールのついた隅を有する正方形または矩形であってもよい。容器は、好 適には、熱成形によりプラスチックでつくられている。 また、出口５７が、これまでのところでは蓋部また蓋とよばれている蓋部５２ に形成されるように、容器を形成することができることが理解されるべきである 。この場合には、容器５０は、倒立した姿勢で装置の中に位置決めされ、 そして、プランジャーヘッド３６は、底部５１の５５、５６及び５３Ａの部分と 係合しそれらを蓋部５２の６１、６２及び６３の部分へ変形させて、製品を蓋部 ５２の出口５７から放出するであろう。この出口５７は、図示された容器につい て説明された態様で形成されている。同様に、修正された容器は、前述したよう に収容部材の中に位置決めされ且つ保持されるであろう。 蓋部及び底部の相互嵌着の構成の代わりに、他の構成を用いることができる。 例えば、底部５１の側壁５３Ｂ及び蓋部５２の側壁６４は、１つを他方の中に位 置決めし、例えば刻み目または耳により共に固定するように、協同する形の断面 を有することができる。 図示された収容部材４３の１つの変形として、収容部材の面は、製品が収容部 材４３上に積まれる可能性を更に減少するように、底部５１のアール部分５６に 達しないで終わることができる。 分配装置そして特にプランジャー組立体は、説明されているように、位置決め 動作及びそれに続く放出動作を有するように構成されているが、プランジャー組 立体の方へ適所に持ち上げられる容器のための可動支持部材を使用すると、プラ ンジャー組立体の位置決め動作を省略または修正することができる。プランジャ ー組立体に対する容器の位置決めは、容器がプランジャー組立体に対して位置決 めされるときに、全面的にまたは部分的に達成されることができる。しかしなが ら、分配の間容器を確実に位置させるように、プランジャー組立体と容器支持部 材との間に相対的な動きを有し及び力を加えることが通常必要である。 更に装置は、製品を皿、ボールまたは例えばコーンのような食べられる受け器 へ衛生的に分配するための簡単且つコスト効率的な手段を提供する。どの製品が 容器の中に充填されているかにだけ依存して、広汎な製品が装置によって分配さ れることができる。 装置のこの構成により、容易に容器を収容部材へ位置決めし及び収容部材から 取り出せるように、収容部材４３がユーザーの方に差し出されるので、ユー ザーは容易に製品の容器を装置上に位置決めすることができる。これは、容器を 動作しているプランジャーの下方へ位置決めするための空間を与えるために、ロ ッド２３に不当に長い行程をもたせる必要なしに達成される。 次に図１４及び１５を参照すると、製品を放出するために容易を変形させる別 の形の手段と共に用いられた、前述の容器（詳しくは図７参照。）が図示されて いる。この構成では、前記実施例におけると同様な部分には、同じ参照数字が用 いられている。 容器５０が分配または放出位置に置かれると、容器５０の上方には、ダクト１ ０３を通って圧縮空気源と連通しているチャンバ１０２を形成する圧縮空気マニ ホールド部材１０１が位置決めされている。可撓性の膜１０４は、チャンバ１０ ２の下側を形成しており、そして、この膜は、高度の伸長性を有する弾性、可撓 性の材料で形成されている。膜１０４には、収縮した位置から更に伸長するよう に放射状ひだが好都合には形成されており、このひだが伸長後にそれぞれの最初 の位置に戻る。 マニホールド部材１０１の下側には、容器５０の上部外縁６０と係合できる環 状プレート１０５がある。容器を変形させてその中身を放出するために、圧縮空 気がダクト１０３を通ってチャンバ１０２へ導入され、それによって、膜１０４ を下方に変形して容器の蓋部５２と接触させる。蓋部の変形可能部分６１は、該 部分６１が変形して底部５１の内面と接触しまたは隣接するまで、出口５７を通 って製品を放出しながら、下方へ変形され、それによって、容器が実質的に空に なる。 容器が空になると、空気がチャンバ１０２から排出され、そして、膜１０４は 、その最初に位置を回復する。膜１０４には、膜１０４とマニホールド部材１０ １との間に、ばね戻し構成（図示せず。）が形成されてもよい。 安全性の造作として、満杯の容器５０が収容部材４３の放出位置にない限り、 空気がチャンバ１０２へ導入できないように確保するため、連動装置（図示せず 。）が設けられている。チャンバ１０２への空気の圧力及び流量は、所望の 製品の放出量、製品の性質及び容器のサイズに応じて制御及び調節可能である。 予め決められた圧力で、空気は、調節自在な予め決められた時間の間導入される ことができる。膜１０４のための適当な材料は、ポリウレタンまたは永久的なひ ずみなしに元の姿勢に戻ることのできる他の材料である。 マニホールド部材１０１は、適切なシーリングが保持されることを確保するた めに、且つ清掃の可能性のために、装置上に取り替え自在に取り付けられている 。しかしながら、そのようなマニホールド部材は、通常製品とは接触しないであ ろう。 図１５には、マニホールド部材１０１を分配装置に取り付ける１つの態様が図 示されており、装置は、他の点では図６に示すものと、同様である。マニホール ド部材１０１は、フレーム部材１２上の丈夫なアーム１０５に取り付けられてい る。所望により、マニホールド部材１０１は、容器５０を分配位置に位置決めし た後に容器の周縁６０と係合するように縦方向に動かすことができる。 図１４の構成によって、圧縮される膜１０４を用いると、圧力が横方向及び縦 方向に容器５０の蓋部５２に加えられることを確保し、それによって、蓋部５２ がしっかりと底部５１へ連結された状態に留まるのを確実にすることを助けるこ と及びまた、中に果物やナッツなどの片を含有することができる製品の放出を可 能にすることが判るであろう。この構成は、余りスペースをとらず、そして構造 が簡単である。 次に、図１６を参照すると、製品を放出するために容器５０を変形させる更な る構成が図示されており、この容器５０は、（特に図７で図示されているような ）前記実施例中に示されている。この構成では、蓋部５２と、上方に置かれて容 器５０の上部縁６０とシーリング接触しているシーリング部材１０８との間にマ ニホールドチャンバ１０７を形成することによって、圧縮空気は、容器の蓋部材 ５２に直接加えられる。 シーリング部材１０８は、ピストン１１３と空気リザーバーを含む圧縮空気源 （図示せず。）を連通している出入口ダクト１１４とを有するピストン及び シリンダ構成１１２のピストンロッド１１１上に担持されている。 容器５０の放出をするために、容器は、図１５と類似の装置の放出位置に位置 決めされる。満杯の容器５０が収容部材４３上のそのような位置に位置決めされ ていることが検出されると、圧縮空気がピストン及びシリンダ構成１１２へ導入 され、周縁６０へ付勢係合されたシール１０９と共にシーリング部材１０８を下 方へ動かす。完全なシールが達成されると、圧縮空気がダクト１１０を経てマニ ホールドチャンバ１０７へ導入され、容器の蓋部材５２を加圧する。容器の変形 自在な部分６１は、放出動作の完了後該部分６１が底部５１の内面と隣接するよ うに、前述したのと類似の態様で、出口５７を通る製品の放出のために、容器の 底部５１の方へ下に向かって変形される。 容器からの製品の放出後に、チャンバ１０７内の空気圧が解放され、そして、 ピストン１１３がシーリング部材１０８を容器との係合から解放する自分の上方 位置へ戻される。収容部材４３は、かくして容器解放位置へ動くことができる。 図１６に示すシーリング部材の代わりに、他のシーリング手段、例えば対向す るシーリング部材が容器の蓋部５２の上方の空間を圧縮する前にその間で容器の 縁をグリックするように互いに動くシーリング構成を用いることができる。ここ でも、ピストン及びシリンダ手段を、シーリング部材間の相対的な動きを生じさ せるために用いることができる。 シール１０９によって容器に加えられる力がチャンバ１０７への空気の導入に よる背圧を超え、そして適切なシーリングが容器について維持されることを確保 するように、ピストン及びシリンダ構成１１２の直径は比較的大であり、そして 、ピストン１１３の行程は比較的短い。 前記実施例と同様に、圧縮されるチャンバ１０７を用いると、圧力が縦方向及 び横方向に均等に蓋部５２に加えられること、及び、蓋部５２が適切に底部５１ に固着保持されることを確実にする。前と同じように、チャンバ１０７へ空気が 供給される時間及び圧力は、調節自在であり且つ製品の要求に応じてい る。シーリング部材１０８は、容易に取替え及び／または清掃するためにロッド １１１と取り外し自在に組み合わされている。 次に図１７を参照すると、本発明の装置の実施例のどれとでも使用するための 容器５０の他の形が図示されている。この容器では、同じ参照数字が、前記各実 施例のものと類似の部分に対して用いられている。 容器５０の底部５１は、比較的丈夫な材料で形成されており、そして、使用の 際適当な形の収容部材４３中に位置決めされる。底部５１は、前述した形のいず れでもあり得るが好適には、中心点から放射状に延びる弱い線を有する図１３の 構成を用いて底部の中心に形成された出口５７を有する。この出口５７は、放出 動作の前は、放出が行われるときに剥離することができまたは開くことができる シーリング片（図示せず。）によって好都合に覆われている。 底部５１は、下の面５５が平坦である概ね円形断面であり、アール部分５６を 経て底面５５と一体になっているテーパのついた側壁５３を有している。側壁５ ３の上縁には、蓋部５２の対応する縁５４とシーリング係合するように構成され た外向きの縁５３’が形成されている。 蓋部５２は、前の容器の実施例と異なった形であり、そして、底部５１の形と 対称な倒立したカップ状の変形自在な６１、６２及び６３の部分を有しており、 部分６３は概ね筒状であるが、その下端の方に内側にテーパがついている。上面 は概ね平坦であり、そしてアール部分６２を経て壁６３と一体になっている。し かしながら、蓋部は、底部との組み立て前に６１Ａにあるような凹部を有するこ とができる。この凹部は、充填及び組み立て後に６１のような凸形をとることが できる。縁５４は、底部５１の縁５１’上に係合するように側壁６３の下端に形 成されている。或いはまた、縁５３及び５４は、一旦組み立てられたら容器の底 部５１と蓋部５２とが共に密封固定されることを確実にするため、例えば熱融着 により異なった態様で、互いに連結されることができる。 図１７の容器の放出の間、底部５１の内壁に隣接するまで部分６１、６２及び ６３は、底部５１へ下方に変形され、このとき、容器の中身が出口５７を通 って実質的に放出される。 図１７の容器の充填及び放出は、前記実施例に関して説明した態様で達成する ことができる。かくして、容器の充填は、蓋部５２の底部５１への組み立て前に 、容器の他の実施例について前述した態様で達成される。製品は、容器が組み立 てられるときに実質的に充填されているように、底部の中へ底部の上の高さより も上方に入れられている。或いはまた、製品は、出口５７を通る導入によって容 器５０の底部５１及び蓋部５２が組み立てられるときに、容器へ導入されること ができる。出口５７は、前述した他の容器の態様、但し好適にはシーリング片を 有しまたは有しない図１３の構成で、形成することができる。出口は、蓋部５２ に形成されることができる。 充填された容器の放出は、図１〜５または６に関して図示され及び説明された プランジャー構成を用いてすることができる。或いはまた、放出は、図１４及び １６に関して図示され及び説明された構成によってすることができる。図１７の 容器は、前述の実施例に比べて簡略化された形を提供する。所望により、収容部 材４３は、容器を変形させるために用いられる構成に応じて、図１７に示す上方 への延長部４３’を有することができる。 次に図１８を参照すると、冷凍及び絶縁されるように及び１２２で概括的に示 す分配装置での使用のために製品の容器を貯蔵するように構成されたハウジング １２０を組み入れた分配装置が図示されている。製品の容器を放出するための装 置は、前述した形の何れでもよいが、図示された構成１２２は、枢動アーム４１ 及び動作プランジャーヘッド３６を有する図６の装置に基づいている。この分配 装置は、ハウジング１２０の前に好都合にはハウジング１２０の内部にアクセス するためのドアの１側の縦のピボット（図示せず。）に取付けられているドアの 形であるパネル１２３上に取付けられている。ハウジングの基部には、分配装置 を動かすための空気コンプレッサ及びリザーバー（図示せず。）または圧縮空気 シリンダの入っているコンパートメントが設けられている。ハウジング１２０に は、容器５０を所望の温度で位置決めするための一連の棚 が形成されることができる。容器へのアクセスは、パネル１２３を通じて行われ るが、パネル１２３の開口がハウジング１２０によって形成された冷凍されたコ ンパートメントを暖めるので、容器５０へアクセスするための他の構成が設けら れることができる。例えば、一連の絶縁または非絶縁材料でできた引出しをハウ ジング１２０の中に設けることができ、このハウジング自身もまた絶縁されてい る。かくして、１つの引出しへアクセスするためにパネル１２３を開くことは、 他の引出しの中の容器が暖められることにはならない。 １つの更なる可能性として、パネル１２３の後方のハウジング１２０の中に、 既知のパネル開口の上端から吊り下がった、冷凍されたキャビネットで用いられ る押し分け選択装置に似た、容器へのアクセスが可能な熱保持用フラップを設け ることができる。 コンパートメント１２４はまた、ハウジング１２０のための冷凍装置を収容する ことができ、そして、この冷凍装置は、ハウジング１２０のまわりに冷たい空気 を循環させるための強制空気ファンを含むことができる。規則的な霜取りの必要 性を避けるために、冷壁蒸発装置も組み入れられることができる。霜取りは、か くして規則的な毎週の保守の一部であることができる。ハウジング１２０は、低 温で導入された容器５０の温度を、製品の好適な分配温度に調節しまたは暖める ために用いることができる。ハウジングは、所望により熱シンクに対してより迅 速な冷却を与えるために、低温の蓄熱を可能するための熱シンクを含むことがで きる。ファンを設けて、熱シンクを冷却するために空気を案内することができる 。 １つの更なる変形として、ハウジング１２０は、容器が用いられるについて容 器が重力によってハウジングの上部から下部へ下りるように構成されることがで き、そこでは、ハウジングの下方領域に容器を取り出すためのハウジング１２０ への入口があり、そのような入口はフラップ引出しまたは類似の構成である。 １つの更なる変形として、説明されたハウジング構成は、分配装置とは独立 に設けられることができる。 更にハウジング１２０は、コンパートメント１２４をハウジングの頂部にして 設けることができ、ハウジングから容器５０のコインなしの分配が提供されるこ とができる。説明された分配装置の各実施例について、他の手段例えば圧縮空気 （図６、１４及び１６）即ち機械的に操作される駆動ピストン（図６）による容 器が用いられることができる。 説明された容器は、好都合なサイズになっており、そして、分配装置は、単一 部分の製品が容器に含有され及びそれから分配できるように構成されている。異 なったサイズの容器が、異なったサイズの部分の分配のために提供されることが でき、そして、同じ装置が、例えば容器のサイズに応じて可変な行程を有するこ とができる変形用手段をプランジャーに設け、かくして容器が異なった長さであ ることができるようにすることによって、異なった容器のために用いられること ができる。容器からの出口が底部にある容器が説明及び図示されているが、出口 は蓋部または閉じ部材に形成することができることが理解されるであろう。 図１〜５及び６の装置の枢動アーム４１は、手動で動かすことができるが、枢 動アーム４１は、動作または分配位置と非動作または位置決めの位置との間での 枢動において動力で動かされることができる。この構成では、アームの動作を開 始し次いで容器及びアームが分配位置に達すると分配動作をするように収容部材 ４３内の容器の位置決めを検出する近接スイッチが設けられることができる。或 いはまた、収容部材へ容器を置いた後に、アームの動作及びそれに続く分配動作 を含む手動の分配動作が行われる。 容器の各実施例において、底部と蓋部とは、互いに他の底部及び蓋部に重ね合 わせることができる。そのような重ね合わせ能は、容器が機械によって自動的に 充填及び組み立てられることができるように、重ね合わせ及び引き離しが簡単に 機械的手段によって達成可能であることを必要とする。かくして、いずれの場合 にも蓋部と底部とが一緒にロックされないような肩部、耳またはその 他の手段が設けられるべきである。 底部と蓋部との組み立ての際には、蓋部と底部とをその縁で結合する前に、蓋 部の変形可能な部分に圧力を加えることが望ましい。こうすれば、容器の形を保 ち、そして蓋部の中に空気圧を発生させる。或いはまた、もしくは更に、図１７ に示すように、蓋部のドーム状の部分の中心に凹みを形成することができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＫ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ， ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．底部と変形可能な部分と出口とを有する容器から粘性または半固体の製品を 分配するための分配装置であって、出口を通って製品を容器から放出するように 変形部分を係合及び変形させるための変形用手段と、容器からの製品の分配の間 容器の底部を支持するための収容部材と、収容部材を担持し、及び、動作位置と 容器が収容部材から取り出され及び収容部材へ入れられる非動位置との間で動く ことのできるアームと、アームが該位置の間で動くことができるアームのための 支持部材とから成り、且つ、変形用手段が、動作位置においてのみ容器と係合自 在であることを特徴とする分配装置。 ２．前記変形用手段が、概ね縦方向に動くことができるプランジャーであり、収 容部材が、動作位置においてプランジャーの縦方向下部に置かれており、アーム 及び収容部材が、支持手段の概ね水平方向の軸のまわりを動作位置の１側の非動 作位置へ動くことができることを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の分配装 置。 ３．収容部材及びアームが、動作位置で概ね水平に、そして、非動作位置で水平 に対して下傾して差し出されることを特徴とする、請求の範囲第２項に記載の分 配装置。 ４．収容部材及びアームが、各動作及び非動作位置において解放自在に固定する ことができ、且つ収容部材が動作位置にあるときにのみプランジャーが動くこと ができることを特徴とする、前記請求の範囲のいずれかの項に記載の分配装置。 ５．アームがＬ型であり、そしてアームの短い方の部分が収容部材を担持して倒 立した姿勢で設けられており、且つ、ピボット手段が、アームの長い方の部分の 下端の方に設けられていることを特徴とする前記請求の範囲のいずれかの項に記 載の分配装置。 ６．前記アームが、アームを動作位置を非動位置との間で手動で動かすことので きるハンドルを有し、そして、収容部材が、容器を収容部材へ及び収容部 材から持ち上げ及び取り出せるように構成されており、容器の変形可能な部分が プランジャーの方へ上に差し出され、且つ容器が収容部材中に置かれているとき に、出口がアームから下方に差し出されることを特徴とする、前記請求の範囲の いずれかの項に記載の分配装置。 ７．上端の方に変形用手段のための支持部材とそれに連係した駆動部材とを有す る縦のフレームを有し、該フレームは、両端の途中にアーム及び連係した収容部 材を有し、そして、該フレームは下端の近くにフレームを支持するための基部を 有し、基部は収容部材の下方に離れて、容器から放出された製品の受け器にアク セスを可能にする受け部材を含むことを特徴とする、前記請求の範囲のいずれか の項に記載の分配装置。 ８．前記フレームが、変形用手段及び照明手段のための駆動手段を収容し、且つ 、ハウジングが、照明を囲み、そしてハウジングを内側から照明するための光透 過部位を有することを特徴とする、請求の範囲第７項に記載の分配装置。 ９．前記変形用手段が、圧縮空気で操作されるピストン及びシリンダ構成で駆動 され、そして、装置が、ピストン及びシリンダへ圧縮空気を供給するための圧縮 空気源及び空気リザーバーを含むことを特徴とする、前記請求の範囲のいずれか の項に記載の分配装置。 １０．前記変形用手段が、容器の収容部材中へ位置決めするため容器と係合する ように動くことのできる位置決め手段と、製品を容器の出口を通って放出する際 に変形可能な部分を底部の方へ変形させるために容器の変形可能な部分と係合す る圧力発生手段とを含むことを特徴とする、前記請求の範囲のいずれかの項に記 載の分配装置。 １１．位置決め手段が容器と係合した後に、製品を放出するために圧力発生手段 が位置決め手段に対して動くように、位置決め手段及び圧力発生手段が相対的に 動くことができることを特徴とする、請求の範囲第１０項に記載の分配装置。 １２．位置決め手段が、圧力発生手段に対して滑り自在に取り付けられ、ばね手 段によって位置決め位置の方へ弾性的に付勢された位置決め部材を有し、それに よって、該位置決め部材が容器と係合した後に圧力発生手段が、容器の変形可能 な部分を変形させるようにばね手段の作用に抗して動くことを特徴とする、請求 の範囲第１０項または第１１項に記載の分配装置。 １３．前記圧力発生手段が、容器の底部の内側の形と対応するような形になって いるプランジャーヘッドを有することを特徴とする、前記請求の範囲のいずれか の項に記載の分配装置。 １４．前記プランジャーヘッドが、容器の変形可能な部分と係合する部位で曲線 の表面を有する概ね筒状であることを特徴とする、請求の範囲第１２項に記載の 分配装置。 １５．前記収容部材が、容器の対応した形の底部を受けるように構成されたカッ プ状部材であり、収容部材は、容器が収容部材に入れられたときに、容器の出口 が向けられる中央開口を有し、容器が、放出動作の後に収容部材から移すことが でき、且つ収容部材がアームから取り外し可能であることを特徴とする、請求の 範囲第１２項に記載の分配装置。 １６．底部と変形可能な部分と出口とを有する容器から粘性または半固体の製品 を分配するための分配装置であって、装置が、出口を通って容器から製品を放出 するため容器を変形させるように構成された変形用の手段を有し、変形用手段が 、容器を位置決めするため容器と係合するように動くことのできる位置決め手段 と、出口を通って製品を放出するときに変形可能な部分を底部の方へ変形するた め容器の変形可能な部分と係合するプランジャーヘッドとを含み、位置決め手段 とプランジャーヘッドとは、位置決め手段が容器と係合した後に、製品を放出す るためプランジャーヘッドが位置決め手段に対して動くように、相対的に動くこ とができることを特徴とする分配手段。 １７．前記位置決め手段が、プランジャーヘッドに対して滑り自在に取り付けら れ且つばね手段により位置決め位置の方へ弾性的に付勢されている位置決 め部材を有し、それによって、該位置決め部材が容器と係合した後にプランジャ ーヘッドがばね手段の作用に抗して動き容器の変形可能な部分を変形させること を特徴とする、請求の範囲第１６項に記載の分配装置。 １８．底部と変形可能な部分と出口とを有する容器から粘性または半固体の製品 を分配するための分配装置であって、装置が、出口を通って容器から製品を放出 するため容器を変形させるように構成された変形用の手段と、変形用手段のため の駆動手段と、容器を支持するための収容部材、該変形用手段、駆動手段及び収 容部材が支持されているフレームとを有し、該フレームはまた、駆動手段を動作 させる圧縮空気源とる圧縮空気のためのリザーバーを収容していることを特徴と する分配装置。 １９．変形用手段の動作を制御するための制御手段を有し、該制御手段は、容器 が収容部材に位置決めされている時を除いて、変形用手段の動作を防止するよう に構成されており、且つ、制御手段は、放出及び戻り動作のため変形用手段を位 置決めさせるように構成されていることを特徴とする、請求の範囲第１８項に記 載の分配装置。 ２０．底部、閉じ部材、変形可能な部分及び製品のための出口を有する容器から 粘性または半固体の製品を分配するための分配装置であって、出口を通って容器 から製品を放出するように変形可能な部分と係合し変形させるための変形用手段 と、容器からの製品の放出の間変形用手段の作用に抗して容器の底部を支持する ための収容部材と、底部と閉じ部材との間の接合部に容器を位置決めするための 位置決め手段とを有し、変形用手段は、与圧により容器の変形可能な部分に直接 または間接に働く圧縮空気を受けるためのマニホールドを有することを特徴とす る分配装置。 ２１．前記マニホールドが、マニホールドの与圧により変形可能な部分を弾性的 に押圧する伸縮可能な膜を含むことを特徴とする、請求の範囲第２０項に記載の 分配装置。 ２２．前記マニホールドが、その境界の１つとして、前記変形可能な部分を有 し、それによって、マニホールドの与圧により中の空気が直接変形可能な部分に 働いて該部分を変形させることを特徴とする、請求の範囲第２０項に記載の分配 装置。 ２３．分配されるべき製品を受ける底部と、製品を放出するための出口と、製品 を底部に導入した後に底部を閉じるための閉じ部材または蓋部と、変形用手段に よる係合によって変形し、且つ、底部の方へ動かされて製品を出口から放出する ように構成された閉じ部材の変形可能な部分とを有し、該閉じ部材と底部とは、 それぞれ互いに離れているときに他の閉じ部材とにそれぞれ重ね合わされること ができ、底部は、組み立てられたときに閉じ部材の変形可能な部分が底部の上部 へ延びそして変形可能な部分の変形により変形可能な部分が底部の下方部位の内 面の近くに入り且つ動くように構成されていることを特徴とする、前記請求の範 囲第１〜２２項のいずれかの項に記載の分配装置での使用のための容器。 ２４．底部の上下の部分の接合部に肩部が設けられており、且つ閉じ部材は、肩 部に近い外側部の方へ延びており、閉じ部材は外側部の内側に、使用の際プラン ジャーによって係合され底部の下方部分の方へ変形されるドーム状の部分を有す ることを特徴とする、請求の範囲第２０項に記載の容器。 ２５．底部の下方部分が、アールのついた部分及び概ね平坦な下面を有する概ね 円筒状であり、該下面には出口が形成されていることを特徴とする、請求の範囲 第２１項に記載の容器。 ２６．出口が、中央部から放射状に延びる弱い線で形成されており、容器の変形 可能な部分が分配動作により変形されるときに弱い線が出口を提供することを特 徴とする、請求の範囲第２２項に記載の容器。 ２７．分配されるべき製品を受けるための比較的頑丈な底部と、製品の放出のた めの出口と、製品を底部へ導入した後に底部を閉じるための閉じ部材または蓋部 と、可撓性で変形自在な部分と係合して容器の内容積を減少することによって出 口から製品を放出する変形用手段との係合により変形するように 構成された閉じ部材の可撓性で変形自在な部分とを有し、底部及び閉じ部材は、 底部及び閉じ部材が互いに離れているときに他の閉じ部材及び底部と重ね合わせ ることのできる形になっており、容器が、変形可能な部分の変形の間容器を位置 決めするように底部と閉じ部材との間の接合点で係合できるように構成されてお り、及び、底部が、その外側面で支持手段により支持されるように構成されてお り、該支持手段が変形用手段の作用に対向する方向で働くことを特徴とする、前 記請求の範囲第１〜２３項のいずれかに記載の分配装置での使用のための容器。 ２８．前記変形可能な部分が、底部に対して前記接合点の反対側に延び、且つ、 該接合点の部分を超えて底部の内面の方へ変形可能である概ねドーム状をしてい ることを特徴とする、請求の範囲第２７項に記載の容器。 ２９．図１〜５、図６、図１５及び１６、図１７または図１８に関して説明され たものと実質的に同じである、粘性または半固体の製品を分配するための分配装 置。 ３０．図面の図７〜１１、図１３または図１７に関して説明されたものと実質的 に同じである分配装置での使用のための容器。