JPH10502142A - スペーサ部材 - Google Patents

スペーサ部材

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JPH10502142A
JPH10502142A JP8502728A JP50272895A JPH10502142A JP H10502142 A JPH10502142 A JP H10502142A JP 8502728 A JP8502728 A JP 8502728A JP 50272895 A JP50272895 A JP 50272895A JP H10502142 A JPH10502142 A JP H10502142A
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バルツァー ラスムッセン,ヘニン
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バルツァー ラスムッセン,ヘニン
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Abstract

(57)【要約】 打込み完了構造の外面から所定高さに補強ワイヤを係留するためのスペーサ部材である。スペーサ部材は、第1のスペーサチョック(1)と、第2のスペーサチョック(21)と、固定クリップ(14、42)とを備える。補強ワイヤは、スペーサチョック(1、21)内の複数の支持面(7、8、9、10、24、25、26、27)に配置される。幾つかの異なるスペーサチョックを使用することにより、補強ワイヤを幾つかの異なる高さに配置できる。特に、第1及び第2のスペーサチョックの組合せにより、幾つかの交差補強ワイヤを幾つかの高さに配置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 スペーサ部材 説明 本発明は、打込みの基部上に配置するための複数の脚と、補強ワイヤ用の複数 の支持面と、第1のスペーサチョック(spacing chock)とを具備して、補強ワイ ヤを係留する(chocking)ためのスペーサ部材に関する。このスペーサ部材では、 複数の脚は、中心部分により相互連結された少なくとも4つの柱の端部によって 構成される。中心部分は、それら柱の端部間に形成され、それら柱間に柱端部か ら異なる距離にある複数の支持面を画成する。 複数の補強ワイヤを打込み建造物内で位置決めするためには、それら補強ワイ ヤ群を打込み建造物全体に対して固定する必要がある。これは例えば、その目的 で設計されて打込み前に予め位置決めされた複数のスペーサ部材に、補強ワイヤ 群を配置することによって行われる。このとき補強ワイヤ群は、やはり打込みを 行う前に配置される。一般にスペーサ部材は、チョックの形状のモジュールとし て構成される。 この種のスペーサ部材の簡単なものが知られている。これはプラスチック製で あり、打込み基部から1つ又は2つの高さに補強ワイヤを配置できるだけのもの である。プラスチック製のスペーサ部材は、このプラスチック製部材を例えばコ ンクリートに埋め込むことが、それら2種の材料がほとんど適合しないために困 難であるという不都合を有する。 幾つかの形式では、コンクリートに孔群を形成する危険性が高く、それにより 水の浸透や復水の形成の危惧が生じ、その結果、補強 材が腐食する危惧が生じる。これは、コンクリート構造の重大な弱化の一因とな る。 コンクリート製のスペーサ部材も種々知られているが、それらは様々な不都合 を有した構成を持つ。第1に、補強ワイヤをスペーサ部材に固定するために締着 ワイヤを使用する必要がある。第2に、完成した構造体の外観に生じ得るあらゆ る劣化の危険性を回避するために、打込み型枠を真空下に置いて、切断された締 着ワイヤの残留物を除去しなければならない。これにより、完成構造体の表面近 傍の腐食の形成が防止される。第3に、この公知部材に用いられる構造は、部材 の全周囲に完全な打込みを行うことが極めて困難であり、特に部材の下方に打込 みを行うことが困難である。 さらに上記の公知部材では、補強ワイヤの支持高さを変化させる可能性が制限 される。コンクリート構造の底部又は側部からの補強ワイヤの最も一般的な支持 高さは、25mm、30mm、35mm、40mm及び50mmの距離である。上記の公知 部材を使用する場合、これらの所要高さのうち1つをそれぞれに提供する幾つか の異なる部材を備えることがしばしば必要である。 また、上記の課題を部分的に解決する冒頭に述べた種類のスペーサ部材が知ら れている。そのようなスペーサ部材のなかでも特に、ドイツ公報第1,484,994号 による一例が知られている。このスペーサ部材は、使用される支持面によって決 まる異なる高さに、補強ワイヤ群を配置するように構成される。しかしこのスペ ーサ部材は、補強ワイヤ群を水平に、かつ1つの高さに敷設するためだけに使用 できるものであるので、不便である。さらに補強ワイヤ群は、スペーサ部材上に ばらばらに敷設される。 さらに、スペーサ部材を受容するアンダーカット溝をスペーサ部材に備えたこ とによりワイヤ群を固定できるスペーサ部材が知られ ている。この部材はプラスチックから製造されるが、多くのコンクリート構造に おいて不適当である。この種のスペーサ部材の一例はドイツ公報第 1,913,104号 によって知られている。 このように、本発明の目的は、打込み構造体に埋め込むための補強ワイヤ用の スペーサ部材であって、ごく少数の廉価な部材により補強ワイヤ群を異なる高さ に同時に支持かつ固定することを可能にするとともに、スペーサ部材の特に下部 の周りの打込みに関する課題によって完成構造体が弱化することの無いスペーサ 部材を提供することにある。 この目的は、補強ワイヤとスペーサ部材とを相互に固定する固定クリップであ って、複数のU分枝の延長部を有した実質的U形状の弾性ねじから構成され、そ れら延長部が、第1部分にて反対側のU分枝に向かって延びるとともに、次いで 第2部分にてU字の底部に向かって実質的平行に延びるように構成された固定ク リップを特徴とし、それらU分枝を受容する径方向に対向した複数の溝がスペー サチョックに設けられ、それらU分枝のうねり部(undulation)に協働する少な くとも1つの突起がそれら溝に形成されることを特徴とするスペーサ部材によっ て達成される。 本発明はさらに、スペーサ部材を製造する方法であって、それを閉鎖型枠内で 繊維コンクリートに打込み、続いてスペーサ部材を閉鎖型枠内で練ることを特徴 とする方法に関する。これにより、コンクリートの最適硬化が達成され、収縮亀 裂が完全に回避される。 本発明に係るスペーサ部材は、同一の部材を使用することにより異なる高さで の補強ワイヤの支持及び固定を可能にする利点を有する。これは、スペーサ部材 内の複数の溝に設けられる複数の支持面に対し、部材を異なる方向へ回転するこ とにより複数の高さを使用できるようにするスペーサ部材構造によって達成され る。溝は、第 1のスペーサチョックの複数の柱の間に形成される。さらに固定クリップは、補 強ワイヤを溝に正確に接触した状態に確実に固定し、完成構造体における補強ワ イヤの配置高さを保持する。 スペーサチョック、補強ワイヤ及び固定クリップからなる組体上に構造コンク リートの最終打込みが行われている間でさえも、スペーサ部材から固定クリップ が不用意に脱落する可能性が無いように、固定クリップをスペーサ部材に取付け ることが重要である。したがって固定クリップは、第1のスペーサチョックの複 数の柱又は第2のスペーサチョックの円筒スリーブに設けられた溝に取付けられ る。これらの溝内に形成された突起は固定クリップと協働して、固定クリップが 溝から確実に滑り落ちないようにする。或いは、固定クリップを楔形の溝内に保 持することもできる。 好ましくは溝は、固定クリップが補強ワイヤに対し常に鋭角に配置されるよう に位置決めされる。特に好適な実施形態では、固定クリップが補強ワイヤに対し 45°を成すように複数の溝が位置決めされる。固定クリップは、スペーサチョ ックに相互交差状態で配置される交差した2つの補強ワイヤを同時に固定するた めに使用できる。U形状と延長部の方向性とにより、延長部の他の部分は常に、 溝の底部へと下方に向かう力の方向に、補強ワイヤに押し付けられる。それによ り補強ワイヤは溝内に確実に保持される。さらに、交差ワイヤは、交差する補強 ワイヤの間の隅領域にて内向きに押される延長部の他の部分によって保持される 。このようにして、いずれの補強ワイヤも安全に固定される。 特定の実施形態では、スペーサ部材は、実質的平面状の円板からなる脚を有し た第2のスペーサチョックを備えて構成される。この実施形態は、ミネラルウー ル絶縁材のようなあまり中実でない基部にスペーサ部材を載置するような状況で 、特に好適に使用される。 第2のスペーサチョックも固定クリップと協働すべく構成される。 スペーサ部材の周囲、特にその下方へ充分な打込みを行うために、スペーサ部 材を囲みかつ通り抜けるコンクリートの流れを妨げないように、スペーサ部材が 構成されている。好適な実施形態では、これは第1のスペーサチョックをアーチ 状に形成することによって得られる。中心部分の中央領域には貫通穴が形成され る。第1のスペーサチョックの周囲に打込まれて広がるコンクリートは、アーチ に沿って中心部分へと内側に導かれ、さらに中央領域の貫通穴を通ってスペーサ チョックの下側へと下方に導かれる。貫通穴はまた、アーチの下側に確実に空気 を閉じ込めないようにする。 どの第1のスペーサチョックでも、補強ワイヤを配置できる異なる4つの高さ を設けることができる。しかし、異なる寸法の柱群を備えた第1のスペーサチョ ックを製造することにより、補強ワイヤを配置できる高さの数を増やすこともで きる。異なる第1のスペーサチョックに対し、柱間の距離を変更して、異径の補 強ワイヤを配置できるようにすることもできる。 補強ワイヤを異なる高さに配置することに関する高度な変更可能性を得るため に、協働して補強ワイヤを幾つかの異なる高さに受容すべく構成されている第1 及び第2のスペーサチョックを使用することができる。第1及び第2のスペーサ 部材の間の協働作用の幾つかの組合せに関し、幾つかの補強ワイヤを同時に幾つ かの高さに受容できる利点がさらに得られる。 本発明に係るスペーサ部材は様々な材料から製造できる。しかしスペーサ部材 は、繊維コンクリートから製造されることが好ましい。スペーサ部材の製造にこ の材料を使用することは幾つかの利点がある。繊維コンクリートは、材料の塊に 関して本質的に高強度である。これはすなわち、打込み構造で使用されるに充分 な強度を有し た比較的薄肉のスペーサ部材を製造できることを意味する。 さらに繊維コンクリートは、スペーサ部材を使用した当該構造の打込みを完了 するために続けて使用されるコンクリートと、より良く適合する。孔明きや腐食 の危険性は、プラスチックとコンクリートとのスペーサチョックの事前の適用に 関し、相当に低減される。 さらに、スペーサ部材を繊維コンクリートから製造することは極めて安価であ る。本発明の方法によれば、繊維コンクリートは閉鎖型枠内で打込まれる。型枠 は単純であり、PVCやスチレンプラスチック等の単純な材料から製造できる。 繊維コンクリートから製造されたスペーサ部材の硬化作用は約14日間続き、そ の間スペーサ部材が型枠内に収容される。その結果、繊維コンクリートはより早 く硬化し、また、型枠が輸送中にスペーサ部材を保護するので、繊維コンクリー トが完全に硬化する前でもスペーサ部材を輸送することができる。 図面の説明 以下、添付図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。図面において、 図1は、本発明に係るスペーサ部材の第1のスペーサチョックの部分断面斜視 図、 図2A〜図2Bは、第1のスペーサチョックに組合せて使用される固定クリッ プの一例の平面図、 図3は、本発明に係るスペーサ部材の第2のスペーサチョックの断面斜視図、 図4は、第2のスペーサチョックに組合せて使用される固定クリップの一例の 平面図、 図5は、第2のスペーサチョックをその上端から示す平面図、及 び 図6A〜図6Eは、第1のスペーサチョックの小形又は大形の実施形態におけ る補強ワイヤ群の配置、第2のスペーサチョックにおける補強ワイヤ群の配置、 並びに第1及び第2のスペーサチョックの間の組合せにおける補強ワイヤ群の配 置のための、実施可能な異なる組合せを示す図である。 図面の詳細な説明 図1は、本発明に係るスペーサ部材の第1のスペーサチョック1を示す。スペ ーサ部材は4つの柱2からなるが、断面図でスペーサ部材を示したので、そのう ち3つの柱のみが図示される。各柱2は2つの脚3を備え、中心部分4によって 相互連結される。 中心部分4は、アーチ形状を有するとともに貫通穴6を備える中央領域5と、 複数組の対向する支持面7、8、9、10とから構成される。支持面7及び8は 一部分のみ図示される。それら支持面は複数組の柱2の間に延びる。各柱の脚3 の端面12から測った各支持面の深さdは異なっている。計8個の支持面7、8 、9、10があり、これらは、中心部分4の中央領域5に関して互いに対向配置 される支持面が同じ深さを有するように、各組で深さが同一となっている。支持 面7は最も浅いものであり、支持面8、支持面9、支持面10と徐々に深くなっ て、支持面10が最も深いものである。柱2の間の距離aにより、スペーサチョ ックに配置される補強ワイヤが有することのできる最大径が決まる。距離aは、 異なるスペーサチョックにおいて変更可能である。 補強ワイヤ群(図示せず)は、それらが同一深さの一組の対向支持面の間を延 びるようにして、支持面7、8、9、10に配置できる。スペーサチョック1を 回転させることにより、様々な高さで所 与の方向へ延びる補強ワイヤを配置することができる。補強ワイヤを配置できる 高さは、柱の高さhと支持面7、8、9、10の深さdとによって決まる。 補強ワイヤが支持面7、8、9、10から確実に脱落しないようにするために 、補強ワイヤは固定クリップ(図2参照)によってスペーサチョック1に固定さ れる。固定クリップは、中心部分4の中央領域5に向けられた柱2の内面に沿っ て設けられた溝11に挿入される。溝11内には、固定クリップのうねり形状( 図2参照)に協働すべく構成された突起12が設けられる。 柱2の外面に沿って柱の各端部の脚3には、窪み13が形成される。窪み13 は、本発明に係るスペーサ部材の第2のスペーサチョック(図3参照)に協働す べく構成される。 図1に示す第1のスペーサ部材は、異なる高さhと異なる柱間距離aとを有し た複数の柱2を備えて構成できる。好適な実施形態では、第1のスペーサ部材の 小形実施形態と第1のスペーサ部材の大形実施形態とが開示される。小形実施形 態は大形実施形態に比べて、より低い高さhとより短い柱間距離aとを有した複 数の柱2を備える。 図2A及び図2Bは、本発明に係る固定クリップ14の実施形態を示す。図2 Aに示す固定クリップ14は、図1において説明した第1のスペーサチョックの 小形実施形態と組合せて使用すべく構成され、図2Bに示す固定クリップ14は 、第1のスペーサチョックの大形実施形態と組合せて使用すべく意図される。 固定クリップ14は、好ましくはステンレス鋼からなる一片の丸ねじから製造 されるが、これは異なる金属やプラスチックからなってもよい。丸ねじは、固定 クリップ14がU形状を呈するように撓曲される。2つの延長部15は、U分枝 16から対を成して、第1 部分S1では反対側のU分枝16に向かって延びる。両延長部15は、U字の中 央Mに達する前に角度αだけ曲がり、続いて第2部分S2で互いに実質的平行に U字の底部17に向かって延びる。 固定クリップ14には、U分枝の一方の外面に沿ってうねり部18が設けられ る。うねり部18は、スペーサチョック1の柱2の溝11に形成された対応の突 起12(図1参照)に接触するように構成される。U字の底部17に向かって延 びる両延長部15の部分S1では、さらに固定クリップ14に波形部19が設け られる。波形部は2つのうねり部20を備え、それらうねり部は、補強ワイヤを 位置決めするスペーサチョック1の支持面7、8、9、10(図1参照)に関連 した高さに補強ワイヤを受容すべく構成される。 図3は、本発明に係るスペーサ部材の第2のスペーサチョック21を示す。こ の第2のスペーサチョックは選択的に、独立して使用するか、又は第1のスペー サチョック1の小形若しくは大形実施形態と組合せて使用することができる。 第1のスペーサチョック1とは異なり、第2のスペーサチョック21は複数の 柱を備えるが、スペーサチョック21の脚を構成する実質的円形の板22を備え る。板22は、スペーサチョック21をミネラルウールバット(mineral wool ba ts)やスチロポール(styropor)等の支持能力に劣る基部上に配置するのに特に好 適である。 スペーサチョック21は、円筒スリーブ28に設けられた支持面24、25、 26、27を備える。スペーサチョックの上方で板22の端底30に平行な仮想 上面29から測った支持面24、25、26、27の深さdは、第1のスペーサ チョックと同様に異なるものである。第2のスペーサチョックでは、各組で同一 深さの8つの支持面が設けられる。支持面24は最も浅いものであり、支持面2 5、支持面26、支持面27と徐々に深くなって、支持面27が最 も深いものである。 第1のスペーサチョックにおけると同様に、補強ワイヤ群(図示せず)は、そ れらが同一深さの一組の対向支持面を通って延びるようにして、支持面24、2 5、26、27に配置できる。スペーサチョック21を回転させることにより、 様々な高さで所与の方向へ延びる補強ワイヤを配置することができる。 支持面24、27の間には、固定クリップ(図4参照)を受容すべく構成され た溝31が設けられる。第2のスペーサチョック21では、支持面24、25、 26、27がより近接して、すなわち90°間隔ではなく45°間隔で配置され るので、複数の支持面における補強ワイヤの各位置に対して溝31が設けられる ことはない。したがって、溝31に配置される固定クリップは、複数の支持面に おける補強ワイヤの異なる位置に対して、補強ワイヤを固定しなければならない 。 板22には2つの溝32、33が設けられる。第1の溝32は、板22の端面 30の上方第1高さh1に位置する面34を備え、第2の溝33は、板22の端 面30の上方第2高さh2に位置する面35を備える。2つの溝32、33は、 第2のスペーサチョック21を第1のスペーサチョック1の小形又は大形実施形 態と協働させる場合に使用される。第1の溝32は、第1のスペーサチョック1 の小形実施形態における複数の柱2の支持面を構成する。他方、第2の溝33は 、第1のスペーサチョック1の大形実施形態の支持面を構成する。第1の溝32 及び第2の溝33のそれぞれの縁領域36、37に沿って、第1のスペーサチョ ック1の複数の柱2の外面に設けた窪み13に接触すべく構成された複数の爪(c atch)38が設けられる。 図4は、第2のスペーサチョック21に関連して使用される固定 クリップ40を示す。この固定クリップは、第1のスペーサチョック1と組合せ て使用される固定クリップ14(図2参照)に実質的同様の構成を有する。しか し、第2のスペーサチョック21と組合せて使用される固定クリップ40は、異 なるU形状を有し、両U分枝42から延びる延長部41には、U字の底43に向 かって延びる部分S2に沿って4つのうねり部45を有した波形部44が設けら れる。これは、第2のスペーサチョック21が、補強ワイヤを異なる4つの高さ に配置するための支持面24、25、26、27を備えるからである。 図5は、第2のスペーサチョック21を上方から示す。支持面24、25、2 6、27はハッチング表示される。溝31は、支持面24、27及び25、26 の間に延設され、上述したように爪38は、溝32、33の縁領域36、37に 沿って形成される。縁領域36、37の輪郭46、47は、第1のスペーサチョ ック1を第2のスペーサチョック21内に相互協働状態に配置できるように構成 される。 第2のスペーサチョック21と第1のスペーサチョック1の小形又は大形実施 形態との間の協働は、複数の柱2の脚3を、縁領域36、37の爪38を形成す る部分に近接した位置Pに置くことによって得られる。縁領域36、37の輪郭 46、47は、位置Pに置かれる柱2の脚3のための空所が形成されるように構 成される。柱2の脚3を位置Pに置いた後、第1のスペーサチョック1は、図面 に直交して延びる軸線の周りを反時計方向へ回転することにより変位される。こ の回転の間に、複数の柱2の窪み13は、それら柱2が輪郭46、47の曲線部 分48、49に接触するように第1のスペーサチョック1が充分に回転されるま で、徐々に爪38に接触する。柱2のこの位置で、柱の窪み13と溝32、33 の縁領域36 、37に沿って形成された爪38との間に、完全な接触状態が確立されている。 図6A〜図6Eはそれぞれ、第1のスペーサチョック1の小形及び大形実施形 態、第2のスペーサチョック21、並びに第1のスペーサチョック1の小形及び 大形実施形態と第2のスペーサチョック21との組合せに対し、補強ワイヤ群を 配置できる実施可能な高さの大部分を示す。第1のスペーサチョックに補強ワイ ヤを配置することにより、交差補強が可能になり、第1及び第2のスペーサチョ ックの組合せに補強ワイヤを配置することにより、2層の交差補強が可能になる 。 それぞれ14mm及び16mmの直径を有する補強ワイヤ50を使用する実施形態 が示されている。これらの寸法表示は、本発明に係るスペーサ部材の適用可能性 を限定するものと解すべきではなく、単に実施可能な例として解すべきである。 第1のスペーサチョックの小形及び大形実施形態はいずれも、スペーサチョッ クを90°又は180°回転することにより、異なる4つの高さに補強ワイヤを 配置することを可能にする。第1のスペーサチョックの小形実施形態は、直径1 4mmの補強ワイヤを20mmから35mmまで5mm間隔の高さに配置できるようにす る。第1のスペーサチョックの大形実施形態は、直径14mm又は16mmの補強ワ イヤを35mmから50mmまで5mm間隔の高さに配置できるようにする。第2のス ペーサチョックは、スペーサチョックを45°回転することにより、補強ワイヤ を10mmから25mmまで5mm間隔の高さに配置できるようにする。 第1のスペーサチョックの小形又は大形実施形態を第2のスペーサチョックと 組合せることにより、補強ワイヤをさらに複数の高さに配置でき、また同一方向 又は異なる方向に延びる幾つかの補強ワ イヤを、各々の固有の高さに配置することもできる。 図面に示した第1のスペーサチョック、第2のスペーサチョック及び固定クリ ップの実施形態は、本発明を限定するものとして解されるべきではない。請求の 範囲内で他の実施形態を提供でき、また第1のスペーサチョックの2つ以上の実 施形態を提供できるからである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年6月20日 【補正内容】 明細書 スペーサ部材 説明 本発明は、打込みの基部上に配置するための複数の脚と、補強ワイヤ用の複数 の支持面と、第1のスペーサチョック(spacing chock)とを具備して、補強ワイ ヤを係留する(chocking)ためのスペーサ部材に関する。このスペーサ部材では、 複数の脚は、中心部分により相互連結された少なくとも4つの柱の端部によって 構成される。中心部分は、それら柱の端部間に形成され、それら柱間に柱端部か ら異なる距離にある複数の支持面を画成する。 複数の補強ワイヤを打込み建造物内で位置決めするためには、それら補強ワイ ヤ群を打込み建造物全体に対して固定する必要がある。これは例えば、その目的 で設計されて打込み前に予め位置決めされた複数のスペーサ部材に、補強ワイヤ 群を配置することによって行われる。このとき補強ワイヤ群は、やはり打込みを 行う前に配置される。一般にスペーサ部材は、チョックの形状のモジュールとし て構成される。 この種のスペーサ部材の簡単なものが、例えばGB-A-2,206,619によって知られ ている。これはプラスチック製であり、打込み基部から1つ又は2つの高さに補 強ワイヤを配置できるだけのものである。プラスチック製のスペーサ部材は、こ のプラスチック製部材を例えばコンクリートに埋め込むことが、それら2種の材 料がほとんど適合しないために困難であるという不都合を有する。 冒頭に記載した種類のスペーサ部材は、US-A-3,387,423によって知られている 。この種のスペーサ部材は、中心部分によって相互連 結された4つの柱を備える。スペーサ部材は、それら柱の各側又は端部にて据え 置かれ、それにより、スペーサ部材を配置する基部から異なる距離に支持面が画 成される。このスペーサ部材は、補強ワイヤとスペーサ部材とを相互連結するた めに締着ワイヤを必要とする。さらにこの種のスペーサ部材は、ただ1つの補強 ワイヤを支持すべく構成される。 幾つかの形式では、コンクリートに孔群を形成する危険性が高く、それにより 水の浸透や復水の形成の危惧が生じ、その結果、補強材が腐食する危惧が生じる 。これは、コンクリート構造の重大な弱化の一因となる。 コンクリート製のスペーサ部材も種々知られているが、それらは様々な不都合 を有した構成を持つ。第1に、補強ワイヤをスペーサ部材に固定するために締着 ワイヤを使用する必要がある。第2に、完成した構造体の外観に生じ得るあらゆ る劣化の危険性を回避するために、打込み型枠を真空下に置いて、切断された締 着ワイヤの残留物を除去しなければならない。これにより、完成構造体の表面近 このように、本発明の目的は、打込み構造体に埋め込むための補強ワイヤ用の スペーサ部材であって、ごく少数の廉価な部材により補強ワイヤ群を異なる高さ に同時に支持かつ固定することを可能にするとともに、スペーサ部材の特に下部 の周りの打込みに関する課題によって完成構造体が弱化することの無いスペーサ 部材を提供することにある。 この目的は、補強ワイヤとスペーサ部材とを相互に固定する固定クリップであ って、複数のU分枝の延長部を有した実質的U形状の弾性ねじから構成され、そ れら延長部が、第1部分にて反対側のU分枝に向かって延びるとともに、次いで 第2部分にてU字の底部に向かって実質的平行に延びるように構成された固定ク リップを特徴とし、それらU分枝を受容する径方向に対向した複数の溝が第1の スペーサチョックに設けられ、それらU分枝のうねり部(undulation)に協働する 少なくとも1つの突起がそれら溝に形成されることを特徴とするスペーサ部材に よって達成される。 本発明に係るスペーサ部材は、同一の部材を使用することにより異なる高さで の補強ワイヤの支持及び固定を可能にする利点を有する。これは、スペーサ部材 内の複数の溝に設けられる複数の支持面に対し、部材を異なる方向へ回転するこ とにより複数の高さを使用できるようにするスペーサ部材構造によって達成され る。溝は、第1のスペーサチョックの複数の柱の間に形成される。さらに固定ク リップは、補強ワイヤを溝に正確に接触した状態に確実に固定し、完成構造体に おける補強ワイヤの配置高さを保持する。 スペーサチョック、補強ワイヤ及び固定クリップからなる組体上に構造コンク リートの最終打込みが行われている間でさえも、スペーサ部材から固定クリップ が不用意に脱落する可能性が無いように、固定クリップをスペーサ部材に取付け ることが重要である。した ペーサチョックの周囲に打込まれて広がるコンクリートは、アーチに沿って中心 部分へと内側に導かれ、さらに中央領域の貫通穴を通ってスペーサチョックの下 側へと下方に導かれる。貫通穴はまた、アーチの下側に確実に空気を閉じ込めな いようにする。 どの第1のスペーサチョックでも、補強ワイヤを配置できる異なる4つの高さ を設けることができる。しかし、異なる寸法の柱群を備えた第1のスペーサチョ ックを製造することにより、補強ワイヤを配置できる高さの数を増やすこともで きる。異なる第1のスペーサチョックに対し、柱間の距離を変更して、異径の補 強ワイヤを配置できるようにすることもできる。 補強ワイヤを異なる高さに配置することに関する高度な変更可能性を得るため に、協働して補強ワイヤを幾つかの異なる高さに受容すべく構成されている第1 及び第2のスペーサチョックを使用することができる。第1及び第2のスペーサ 部材の間の協働作用の幾つかの組合せに関し、幾つかの補強ワイヤを同時に幾つ かの高さに受容できる利点がさらに得られる。 本発明に係るスペーサ部材は様々な材料から製造できる。しかしスペーサ部材 は、繊維コンクリートから製造されることが好ましい。スペーサ部材の製造にこ の材料を使用することは幾つかの利点がある。繊維コンクリートは、材料の塊に 関して本質的に高強度である。これはすなわち、打込み構造で使用されるに充分 な強度を有した比較的薄肉のスペーサ部材を製造できることを意味する。 さらに繊維コンクリートは、スペーサ部材を使用した当該構造の打込みを完了 するために続けて使用されるコンクリートと、より良く適合する。孔明きや腐食 の危険性は、プラスチックとコンクリートとのスペーサチョックの事前の適用に 関し、相当に低減される。 さらに、スペーサ部材を繊維コンクリートから製造することは極 めて安価である。有利なことに、繊維コンクリートは閉鎖型枠内で打込まれる。 型枠は単純であり、PVCやスチレンプラス 請求の範囲 1.打込みの基部上に配置するための複数の脚(3、23)と、補強ワイヤの ための複数の支持面(7、8、9、10、24、25、26、27)と、第1の スペーサチョック(1)とを具備し、それら複数の脚(3)が、中心部分(4) により相互連結された少なくとも4つの柱(2)の端部によって形成され、該中 心部分がそれら柱(2)の該端部の間に形成されて該柱間で該端部から異なる距 離に支持面(7、8、9、10)を画成すべく構成された補強ワイヤ係留用のス ペーサ部材において、 補強ワイヤとスペーサ部材(1、21)とを相互に固定する固定クリップ(1 4)であって、複数のU分枝の延長部(15)を有した実質的U形状の弾性ねじ から構成され、それら延長部が、第1部分(S1)にて反対側のU分枝に向かっ て延びるとともに、次いで第2部分(S2)にてU字の底部(19)に向かって 実質的平行に延びるように構成された固定クリップ(14)を特徴とし、それら U分枝(16)を受容する径方向に対向した複数の溝(11)が前記第1のスペ ーサチョック(1)に設けられ、それらU分枝のうねり部に協働する少なくとも 1つの突起(12)がそれら溝(11)に形成されることを特徴とするスペーサ 部材。 2.円筒スリーブ(28)を固定した大形の平円板(23)によって形成され る脚を備えた第2のスペーサチョック(21)を具備し、該スリーブ(28)が その上面に、該円板から異なる距離に配置される複数の支持面(24、25、2 6、27)を画成する径方向へ対向した複数組のトラックを備え、該スリーブに 、前記第1のスペーサチョック(1)の前記複数の柱(2)を受容する複数の凹 部(32、33)があり、前記U分枝(16)を受容する径方向へ 対向した複数の溝(31)が該第2のスペーサチョックに設けられ、前記U分枝 (16)のうねり部に協働する少なくとも1つの突起がそれら溝(31)に設け られることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ部材。 3.前記U分枝(16)を受容する前記複数のトラック(11、31)が、ス ペーサ部材内の補強ワイヤに対して鋭角に配置されることを特徴とする請求項1 又は2に記載のスペーサ部材。 4.前記角度が45°であることを特徴とする請求項3に記載のスペーサ部材 。 5.相互係合する爪(38)/窪み(13)が、前記柱(2)及び前記凹部( 32、33)に形成されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載 のスペーサ部材。 6.前記中心部分(4)が両面でアーチ形状を有し、該中心部分の中央部分( 5)に貫通穴(6)が形成されることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ部 材。 7.前記スリーブの前記凹部(32、33)が、前記円板の端面(30)から 異なる距離に位置して前記第1のスペーサチョックの異なる実施形態を受容すべ く構成された幾つかの面(34、35)を備えることを特徴とする請求項2に記 載のスペーサ部材。 8.前記2つのスペーサチョック(1、21)の前記支持面(7、8、9、1 0、24、25、26、27)の各々が露出されて、補強ワイヤを少なくとも2 つの高さに支持できることを特徴とする請求項2に記載のスペーサ部材。 9.少なくとも前記第1のスペーサチョック(1)が繊維コンクリートから作 製されることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載のスペーサ部材。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年9月9日 【補正内容】 明細書 スペーサ部材 説明 本発明は、打込みの基部上に配置するための複数の脚と、補強ワイヤ用の複数 の支持面とを備えた第1のスペーサチョック(spacing chock)を具備して、補強 ワイヤを係留する(chocking)ためのスペーサ部材に関する。このスペーサ部材で は、複数の脚は、中心部分により相互連結された少なくとも4つの柱の端部によ って構成される。中心部分は、それら柱の端部間に形成され、それら柱間に柱端 部から異なる距離にある複数の支持面を画成する。 複数の補強ワイヤを打込み建造物内で位置決めするためには、それら補強ワイ ヤ群を打込み建造物全体に対して固定する必要がある。これは例えば、その目的 で設計されて打込み前に予め位置決めされた複数のスペーサ部材に、補強ワイヤ 群を配置することによって行われる。このとき補強ワイヤ群は、やはり打込みを 行う前に配置される。一般にスペーサ部材は、チョックの形状のモジュールとし て構成される。 この種のスペーサ部材の簡単なものが、例えばGB-A-2,206,619によって知られ ている。これはプラスチック製であり、打込み基部から1つ又は2つの高さに補 強ワイヤを配置できるだけのものである。プラスチック製のスペーサ部材は、こ のプラスチック製部材を例えばコンクリートに埋め込むことが、それら2種の材 料がほとんど適合しないために困難であるという不都合を有する。 冒頭に記載した種類のスペーサ部材は、US-A-3,387,423によって知られている 。この種のスペーサ部材は、中心部分によって相互連 結された4つの柱を備える。スペーサ部材は、それら柱の各側又は端部にて据え 置かれ、それにより、スペーサ部材を配置する基部から異なる距離に支持面が画 成される。このスペーサ部材は、補強ワイヤとスペーサ部材とを相互連結するた めに締着ワイヤを必要とする。さらにこの種のスペーサ部材は、ただ1つの補強 ワイヤを支持すべく構成される。 請求の範囲 1.打込みの基部上に配置するための複数の脚(3、23)と、補強ワイヤ群 のための複数の支持面(7、8、9、10、24、25、26、27)とを備え た第1のスペーサチョック(1)を具備し、それら複数の脚(3)が、中心部分 (4)により相互連結された少なくとも4つの柱(2)の端部によって形成され 、該中心部分がそれら柱(2)の該端部の間に形成されて該柱間で該端部から異 なる距離に支持面(7、8、9、10)を画成すべく構成された捕強ワイヤ係留 用のスペーサ部材において、 補強ワイヤとスペーサ部材(1、21)とを相互に固定する固定クリップ(1 4)であって、複数のU分枝の延長部(15)を有した実質的U形コースを備え る弾性ねじから構成され、それら延長部が、第1部分(S1)にて反対側のU分 枝に向かって延びるとともに、次いで第2部分(S2)にてU字の底部(19) に向かって実質的平行に延びるように構成された固定クリップ(14)を特徴と し、それらU分枝(16)を受容する径方向に対向した複数の溝(11)が前記 複数の脚(3)に設けられ、それらU分枝のうねり部に協働する少なくとも1つ の突起(12)がそれら溝(11)に形成されることを特徴とするスペーサ部材 。 2.円筒スリーブ(28)を固定した大形の平円板(23)によって形成され る脚を備えた第2のスペーサチョック(21)を具備し、該スリーブ(28)が その上面に、該円板から異なる距離に配置される複数の支持面(24、25、2 6、27)を画成する径方向へ対向した複数組のトラックを備え、該スリーブに 、前記第1のスペーサチョック(1)の前記複数の柱(2)を受容する複数の凹 部(32、33)があり、前記U分枝(16)を受容する径方向へ 対向した複数の溝(31)が該第2のスペーサチョックに設けられ、前記U分枝 (16)のうねり部に協働する少なくとも1つの突起がそれら溝(31)に設け られることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ部材。 3.前記U分枝(16)を受容する前記複数のトラック(11、31)が、ス ペーサ部材内の補強ワイヤに対して鋭角に配置されることを特徴とする請求項1 又は2に記載のスペーサ部材。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.打込みの基部上に配置するための複数の脚(3、23)と、補強ワイヤ群 のための複数の支持面(7、8、9、10、24、25、26、27)と、第1 のスペーサチョック(1)とを具備し、それら複数の脚(3)が、中心部分(4 )により相互連結された少なくとも4つの柱(2)の端部によって形成され、該 中心部分がそれら柱(2)の該端部の間に形成されて該柱間で該端部から異なる 距離に支持面(7、8、9、10)を画成すべく構成された補強ワイヤ係留用の スペーサ部材において、 補強ワイヤとスペーサ部材(1、21)とを相互に固定する固定クリップ(1 4)であって、複数のU分枝の延長部(15)を有した実質的U形コースを備え る弾性ねじから構成され、それら延長部が、第1部分(S1)にて反対側のU分 枝に向かって延びるとともに、次いで第2部分(S2)にてU字の底部(19) に向かって実質的平行に延びるように構成された固定クリップ(14)を特徴と し、それらU分枝(16)を受容する径方向に対向した複数の溝(11)が前記 スペーサチョック(1)に設けられ、それらU分枝のうねり部に協働する少なく とも1つの突起(12)がそれら溝(11)に形成されることを特徴とするスペ ーサ部材。 2.前記脚(3)が、円筒スリーブ(28)を固定した大形の平円板(23) によって形成され、該スリーブ(28)がその上面に、該円板から異なる距離に 配置される複数の支持面(24、25、26、27)を画成する径方向へ対向し た複数組のトラックを備えてなる第2のスペーサチョック(21)を特徴とし、 該スリーブに、前記第1のスペーサチョック(1)の前記複数の柱(2)を受容 する複数の凹部(32、33)があり、前記U分枝(16)を受容 する径方向へ対向した複数の溝(31)が該第2のスペーサチョックに設けられ 、前記U分枝(16)のうねり部に協働する少なくとも1つの突起がそれら溝( 31)に設けられることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ部材。 3.前記U分枝(16)を受容する前記複数のトラック(11、31)が、ス ペーサ部材内の補強ワイヤに対して鋭角に配置されることを特徴とする請求項1 又は2に記載のスペーサ部材。 4.前記角度が45°であることを特徴とする請求項3に記載のスペーサ部材 。 5.相互係合する爪(38)/窪み(13)が、前記柱(2)及び前記凹部( 32、33)に形成されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載 のスペーサ部材。 6.前記中心部分(4)が両面でアーチ形状を有し、該中心部分の中央部分( 5)に貫通穴(6)が形成されることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ部 材。 7.前記スリーブの前記凹部(32、33)が、前記円板の端面(30)から 異なる距離に位置して前記第1のスペーサチョックの異なる実施形態を受容すべ く構成された幾つかの面(34、35)を備えることを特徴とする請求項2に記 載のスペーサ部材。 8.前記2つのスペーサチョック(1、21)の前記支持面(7、8、9、1 0、24、25、26、27)の各々が露出されて、補強ワイヤを少なくとも2 つの高さに支持できることを特徴とする請求項2に記載のスペーサ部材。 9.少なくとも前記第1のスペーサチョック(1)が繊維コンクリートから作 製されることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載のスペーサ部材。 10.請求項1〜9のいずれか1項に記載のスペーサ部材を製造す る方法であって、それを閉鎖型枠内で繊維コンクリートに打込み、続いてスペー サ部材を該閉鎖型枠内で練ることを特徴とする方法。
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