JPH10500543A - 高レベル出力制御機能を有するnmos出力バッファ - Google Patents

高レベル出力制御機能を有するnmos出力バッファ

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JPH10500543A JP7529072A JP52907295A JPH10500543A JP H10500543 A JPH10500543 A JP H10500543A JP 7529072 A JP7529072 A JP 7529072A JP 52907295 A JP52907295 A JP 52907295A JP H10500543 A JPH10500543 A JP H10500543A
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Abstract

(57)【要約】 寄生抵抗によるリーク電流を補償するため、ICデバイスが、出力回路がロジックハイ出力信号を供給している限りNMOS出力回路(24)の入力部に継続的に電流を加える電流増加器(Boosting current pump)(30)を含む。前記NMOS出力回路(24)は入力信号を受信する入力部と少なくとも1つの出力信号ラインを制御するための出力部を持つ。発振回路(22)は電流増加器(Boosting current pump)(30)に発振デジタル信号を供給する。前記電流増加器(30)は、前記リーク電流を補償するための前記NMOS出力回路(24)への入力部に追加電流を供給するため、前記発振デジタル信号および既定の2状態のうちの1つの状態にある入力信号に応答して作動する。

Description

【発明の詳細な説明】 高レベル出力制御機能を有するNMOS出力バッファ 技術分野 本発明はメモリチップ、データレジスタ等の半導体ロジックデバイスに関する 。特に、本発明は寄生抵抗を介したリーク電流による誤動作の影響を受けやすい データ出力回路を有するデバイスに関する。例えば、NMOSトランジスタはこ の傾向がある。"NMOS"とはNチャンネルシリコンゲートMOS(Metal-Oxide Semiconductor)の製造方法を利用して作られた半導体素子をいう。背景技術 半導体産業において、半導体ロジックデバイスは主にMOSを使用して製造さ れている。これら半導体ロジックデバイスは多種多様の用途を有し、ロジック回 路により入力データを処理・記憶し、NMOSトランジスタによりそれら処理・ 記憶されたデータを出力端子に出力する。これらNMOSは通常出力端子と出力 バッファから構成されており、データは、論理値"1"または"0"の形で与えられ る。 通常、論理値"1"と"0"のデータ出力信号は、出力バッファにより制御され、 それぞれ5V、0Vの電圧出力に対応する。例えば、出力端子に論理値"0"を与 えるときは、出力バッファは出力端子において信号を論理値"0"から0Vの電圧 値へ変換する。理想的には一度正しい論理値が出力端子に与えられると、出力端 子に対して論理値の書き換え命令があるまでは論理値は変わることなく維持され る。 NMOS出力トランジスタを含んだ回路において論理値"0"の変換は、バイア ス回路をNMOSトランジスタの入力チャンネルに特に必要とせず、瞬時に実行 できる。しかし論理値"1"の変換については、要求される時間内の出力電圧への 変換は困難で、通常、"プリチャージング回路(Pre-charging circuit)"を必要と する。"プリチャージング回路(Pre-charging circuit)"は、NMOSトランジス タを介して出力ドライバの入力を正値印加電源と結合しておき、出力バッファが 論理値"1"の信号を与えたときに瞬時に出力電圧変換ができるようにするもので ある。。 特定の用途において、NMOSの出力バッファはブートストラップ回路(Boots trapping circuit)により性能改善がなされており、ブートストラップ回路は出 力ドライバの入力を正値印加電圧値よりも更に高い電圧値と結合することにより プリチャージング回路機能を強化する。これにより出力バッファの性能が向上し 、出力ドライバの入力部分で発生するリーク電流の影響によるを減少させ、出力 ドライバが論理値"1"の出力電圧レベルを維持できる時間を延ばすことができる 。 本発明は、上記したようなブートストラップ回路によってもまだ出力電圧レベ ルを維持できる時間が限られている点に関連してなされたものであり、従来のN MOS出力バッファではブートストラップ回路によっても一定時間経過後には論 理値"1"の出力値を供給できなくなるためロジックデバイスの不具合が引き起こ される。 上記問題の解決方法の一つは、出力ドライバの入力を更に高い出力電圧と結合 させることであり、これによりデバイスが不具合を起こす出力低下までの時間を 延長することが可能となる。しかしこの方法がまだ提供されていないために、多 くの用途においてデバイスが不具合を起こす出力低下までの時間が受容できるも のとなっていない。 上記従来技術での課題を解決するデータ出力回路を持つデバイスが要求されて おり、本発明はこれらの問題の解決手段を含む多くの特徴と利点を提供するもの である。発明の開示 本発明は、上述のような従来技術の欠点である出力回路の入力部における寄生 抵抗により生じるリーク電流の影響を解決するためのバッファ構成と制御手段を 提供するものである。 実施形態の1つとして、本発明は、寄生抵抗により生じるリーク電流と同等も しくはそれ以上の割合でNMOSの出力回路の入力部に電流を供給するバッファ 構成と制御手段を提供する。これにより、リーク電流が出力回路の不具合を引き 起こすことなく、NMOS出力回路は必要な時間、出力信号を供給することがで きる。 他の実施の形態として、本発明はの半導体デバイス回路は、制御信号を生成す るプリ出力部(Pre-output Section)と、制御信号に結合された入力端子と制御信 号に対応した出力信号を供給する出力端子と持ち、入力端子を寄生抵抗を介して 共通電位に結合したNMOS出力回路と、発振デジタル信号を供給する発振回路 と、既定の2つの状態のいずれか一方の状態にある発振デジタル信号と制御信号 に応答し、寄生抵抗の影響によるリーク電流を補償するための発振デジタル信号 によるエネルギーの蓄積とNMOS出力回路の入力端子へのブート信号とを供給 するブースター回路とからなる。 上記本発明の要旨は、本発明の全ての実施形態又は全ての特徴を表わしたもの ではない。各実施形態および発明の特徴の説明は、以下の図面および説明の目的 とするところである。図面の簡単な説明 本発明の他の特徴及び利点を以下の詳細説明及び図面によって示す。ここで、 図1は本発明の原理を適用し得る回路デバイスタイプを例示する半導体チップ の斜視図、 図2は本発明に係わるNMOS出力バッファの構成と使用を例示するブロック 図、 図3は本発明に係わるNMOS出力バッファを使用したDRAMのブロック図 、 図4は本発明の原理を適用したNMOS出力バッファの回路詳細図、 図5は図4においてブロック図として示されているブースター回路の回路図、 図6は図4においてロジックシンボルとして示されているVCCPインバータ 回路の回路図、 図7は図4においてブロック図として示されているクランプ回路の回路図であ る。 本発明は種々の変形と別構成が可能であるが、その詳細は図面の例によって示 され以下に説明される。しかしながら、記述された特定の実施形態に本発明を制 限する意図ではない。逆に、添付された請求の範囲によって定められた本発明の 意図及び範囲に含まれるすべての変形例、均等物、及び代替物に及ばせる意図で あると解釈されるべきである。図面の詳細な説明 本発明は、NMOS出力バッファにより出力端子に一定期間、デジタル信号の 出力を維持することが要求される半導体回路において、種々のアプリケーション を有する。例えば、本発明は図1の10で示される通常のDIP(デュアルイン ラインパッケージ)に格納されたメモリチップ、データレジスタ、カウンタ、フ リップフロップなどに使用されるNMOS出力バッファに適用される。 図2のブロック図には、本発明が適用されたNMOS出力バッファ12の回路 構成が示されている。NMOS出力バッファ12はアプリケーションロジック回 路16の出力する信号に従って出力端子14にデジタルデータ信号を出力する。 アプリケーションロジック回路16は、図2に示された回路の中心的制御機能を 有する部分である。上記に説明されるように、チップの使用用途により、アプリ ケーションロジック16はメモリチップ、データレジスタ、カウンタ、フリップ フロップなどとして機能することになる。 通常アプリケーションロジック16は入力端子18より入力データを受け取る 。入力データの処理、格納後、アプリケーションロジック16はライン20に制 御信号を出力し、その制御信号はNMOS出力バッファ12が出力端子14に対 応するデジタル信号を出力するために使用される。クロックジェネレータ22は 通常(必ずしも必須ではないが)アプリケーションロジック回路16に接続され ている。クロックジェネレータ22はブロック図2に記載の回路構成おいて内蔵 型であっても外付チップであっても良い。NMOS出力バッファ12内において 、出力端子14へ出力するデジタル信号を生成するためライン20からの与えら れる制御信号を処理するNMOS出力回路24がある。NMOS出力回路24 はライン20から制御信号のロジックレベルに対応する入力信号を受けとるため の入力手段を持っている。NMOS出力回路24はその入力部において寄生抵抗 (RP)26を持ち、グランド(共通電位)との経路を形成している。この寄生 抵抗は、通常は回路図において記載されていないが一般的に存在するもので、図 に示すようにNMOS出力回路24の入力部とグランドの間にリーク電流の経路 を形成する。このように入力信号として5V電圧が供給された場合、このNMO S出力回路24を動作させるための5V電圧により電流が寄生抵抗26を介して リーク電流として流れる。出力端子14から外部回路が出力信号を受けとる前に 、NMOS出力回路24を動作させるために必要な電流が寄生抵抗26を介して リーク電流として漏れてしまうため、回路が不具合を発生してしまう。 本発明の原理によれば、ブースター回路30を使用することにより、NMOS 出力回路24の入力部に好ましくは電位がハイレベル(5V)になるまで電流を 追加することができ、上記問題を解決することができる。ブースター回路30は ライン32から供給される発振信号を電流信号に変換できるように構成されてい ることが好ましい。NMOS出力回路24の入力部で5Vの電圧を維持するため 、ライン36より制御ロジック回路34より与えられるイネーブル信号に応答し て動作する。このイネーブル信号は、ブースター回路30の上記電流追加機能(C urrent pumping function)を制御するためのもので、入力信号が5Vの電圧レベ ルであるときに活性化される。もしイネーブル信号が出力されていない場合、ブ ースター回路30はNMOS出力回路24の入力部に電流の追加は行なわない。 図2の回路のさらなる詳細を述べる前に、図3にNMOS出力バッファ12の より有効な利用例について示す。図3のブロック図には、図2のNMOS出力バ ッファ12がNMOS出力バッファ12´として描かれており、クロックジェネ レータ22は2つに分かれてクロックジェネレータ46と48として描かれてお り、図3の残りの部分はアプリケーションロジック16の詳細構成が描かれてい る。図3において、アプリケーションロジック16の構成は、アドレス端子(A 0−A9)を持つ1Mバイトの4つのDRAM、4つの入出力端子(D01−D 04)、ライトイネーブル端子(WE*)、カラムアドレスストローブ(CAS *)端子、ロウアドレスストローブ(RAS*)端子、およびアウトプットイネ ーブル(OE*)端子からなる。 4つのメモリアレイ54a、54b、54c、54dのメモリセルアクセスの ためのライトイネーブル信号、カラムアドレスストローブ信号、ロウアドレスス トローブ信号に関して、10のアドレス信号が使われる。 メモリアレイ54a−54bのカラムは通常、カラムアドレスバッファ56と カラムアドレスデコーダ58が使用され、それによりセンサ増幅器およびI/O ゲート回路60を介してメモリアレイのカラムが選択され、アドレス信号(A0 −A9)に応答する。メモリアレイセルのロウは通常、ロウアドレスバッファ6 4とロウアドレスデコード・セレクト回路66が使用される。リフレッシュコン トローラ・カウンタ68は、ロウアドレスバッファ64とロウアドレスデコード ・セレクト回路66を介してロウごとにメモリセルにアクセスしてメモリアレイ の各メモリセルのデータリフレッシュを行なうために使用される。 ライトイネーブル信号とカラムアドレスストローブ信号は、早期書き込み検知 回路(Early-write-detection circuit)72、NORゲート74、ロジックゲー ト76と80への制御信号として使用される。NORゲート74の出力は、デー タ入力バッファ86へのイネーブル信号として使用され、この信号により、セン サ増幅器とI/Oゲート回路60を介したメモリアレイのデータ入出力端子(D 01−D04)へのデータの書き込みを許可する。ゲート76は、DRAMが書 き込みモードではないことを示す"QED"信号を出力する。ゲート76の入力端 子の一つはライトイネーブル端子に接続され、他の端子は早期書き込み検知回路 (Early-write-detection circuit)72の出力端子に接続されている。これによ り、ゲート76のロジックレベルが"0"である場合、ゲート出力80はNMOS 出力バッファ12´をディスエーブルにする。これは重要なことであって、その ままではNMOS出力バッファ12´はデータ入出力端子(D01−D04)に 供給される入力信号を妨害してしまうからである。 早期書き込み検知回路(Early-write-detection circuit)72は、カラムアド レスストローブ信号がハイレベルからローレベルに遷移する前にライトイネーブ ル(WE*)信号検出をラッチするための1つまたはそれ以上のラッチ回路によ り構成できる。NMOS出力バッファ12´はカラムアドレスストローブ信号が ローレベルでメモリアレイへのアクセスが許可されている間に限りイネーブル状 態とされる。ゲート76の出力がハイレベルのとき、前記アウトプットイネーブ ル信号はローレベルとなり、NMOS出力バッファ12´からデータ端子への書 き込みが許可される。 またNMOS出力バッファ12´はライン90からクロック信号を受けとる。 好ましくは、第2のクロックジェネレータ48がこのクロック信号を例えば1M Hz、50%のデューティサイクルの比較的遅い周波数で継続的に供給されるも のとする。 図4は、図2のNMOS出力バッファ12を詳細に示している。図4のNMO S出力バッファを図3に示したDRAMアプリケーションに使用するためには、 必要とされる各データ出力端子の数に応じてNMOS出力バッファを4つ分複製 する必要がある。図4においてデータ端子100に供給されるデータは、3つの NMOSトランジスタ104A、104B、104Cからなる出力回路104に より制御されている。104A、104Bのゲートそれぞれはラッチ回路106 により供給される制御信号に応じてアクティブハイ("1")信号を受信する。ラ ッチ回路106が制御信号を供給したときライン126の信号はロジックローレ ベルにあり、トランジスタ104A、104Bのゲートは、端子100の信号を ロジックハイレベルに変えるためのアクティブハイ信号を受信する。同様に、ト ランジスタ104Cのゲートがロジックローレベルにあるライン124の信号に 応じてアクティブハイ信号を受信したとき、トランジスタ104Cのゲートは、 端子100の信号をロジックローレベルに変えるためのアクティブハイ信号を受 信する。 寄生抵抗108および110を介するリーク電流を考慮してトランジスタ10 4A、104Bのゲートをロジックハイレベルに維持するため、図2におけるブ ースター回路30は図4に示すように、保持回路114および116を有し、そ れら保持回路はライン120に供給される発振(クロック)信号に応答し、ライ ン122に供給される信号をイネーブルにする。この保持回路114および11 6がないと、寄生抵抗108または110を介するリーク電流の影響が大きくな り、トランジスタ104A、104Bがオフ状態に反転してしまい、データ端子 100のロジックハイレベルがロジックローレベルに変わり不具合を起こしてし まう。 ライン122のイネーブル信号はラッチ回路106からの制御信号を解釈する ロジック回路により供給される。ラッチ回路106は例えば、前記したライン1 24および126の機能により供給される差動出力をもつクロスカップルドNA NDゲート(Cross-coupled NAND gate)を使用することにより構成される。この ようなラッチ回路は通常市販されているICによく利用されているもので、マイ クロンテクノロジー社(Micron Technology,Inc)により製造販売されているMT 4C4001J(1Mバイト×4DRAM)などがある。 ラッチ回路106がライン124に生成したロジックローレベルに応答して、 またNANDゲート130の出力がローであると仮定して、NORゲート132 はNANDゲート134へ信号を提供するため,ライン124のロジックローレ ベルの信号を反転する。NANDゲート134は、インバータ168を介して、 NORゲート132およびNORゲート140からの出力信号を受け取る。ライ ン126の信号がローの場合、端子100のデータはハイでなければならないこ とを示しており、トランジスタ104Cがアクティブ状態になることを防止する ために、NANDゲート134はディスエーブルとされる。同様にNANDゲー ト130が入力信号がローの場合、図4の出力バッファからの出力信号が不適切 であることを示し、同様にNANDゲート134はディスエーブルとされる。上 記の条件下でのみトランジスタ104Cのゲートをロジックハイレベルとするバ イアスをかけるため、インバーター136はNANDゲート134とトランジス タ104Cとの出力の間に配置される。 ラッチ回路106がライン126にロジックローレベルを供給した場合、端子 100の出力信号がハイでなければならないことを意味し、多くの回路が作動す ることになる。今ここで再びNANDゲート130の出力がローであると仮定す ると、NORゲート140は必ずライン126のローレベルを反転する。このラ イン126の信号は、インバーター142およびNMOSトランジスタ144、 146、148、150からなるプルアップ回路と、保持回路114および11 6をイネーブルとするためのライン122のイネーブル信号を生成するインバー ター152と、トランジスタ104Aおよび104Bのゲートに適当なバイアス を与えるための2倍昇圧キャパシタ(Voltage doubling capacitor)160および 162を含むブートストラップ回路をイネーブルとするインバーター156と、 キャパシタ160からトランジスタ104Bのゲートへの経路を流れる電流をス イッチ制御するインバーター166とに与えられる。 図4の左横に示されているNMOS出力回路104を制御するそれぞれの入力 信号について説明する。それらは6つの信号からなり、VCCP、TURBO、 ENABLE、CAS、QEDおよび前記説明したライン120のクロック信号 VCCPOSCである。 VCCPはライン170に出力され、インバータ142に電力を供給する。V CCPはVCCを供給する同じ電源回路によって供給できる。VCCPの電圧レ ベルはVCCの電圧レベルよりわずかに高く設定されることが好ましく、例えば VCCが5VとするとVCCPは6.5Vとする。インバータ142は図6によ りさらに詳しく説明されている。 TURBOはライン172に出力され、それは充電電圧を蓄積するためプルア ップ回路を作動させるためのインバータ142へのイネーブル信号である。この 充電電圧により、ゲート140の出力がローレベルからハイレベルに遷移すると トランジスタ104Aおよび104Bのゲートにバイアスが瞬時にかけられる。 ENABLEはライン174に出力され、例えば、ディスエーブル状態の一つ またはそれ以上の出力バッファによりDRAMが構成できることを許可するため 、NANDゲート130をイネーブルまたはディスエーブルするチップセレクタ 信号として使われることが好ましい。TURBOおよびENABLE信号ともに ロジック回路がレーザー融着または固着され、電源が投入される前においても所 望のロジックレベルに固定されていることが好ましい。または一つまたは両方の 信号のロジックレベルが、外部から供給される信号により選択可能であるもので も良い。 CASはライン176に出力され、図3に関連して前記説明したカラムアドレ スストローブ信号である。CAS信号はNANDゲート130により受信され、 図4に示す出力バッファは、メモリアレイがアクセスされた場合でも、双方向の データ端子100に対してバイアス電圧を供給しない。 QEDはライン178に出力され、図4のNMOS出力バッファのイネーブル /ディスエーブル制御信号であり、メモリアレイが書き込みできる状態であるこ とを示すライトイネーブル(WE*)信号およびカラムアドレスストローブ信号 (CAS*)に応答した制御がなされる。このQED信号は前記の早期書き込み 回路(Early-write-detection circuit。図3の72)を利用して生成される。 ブートストラップ回路(インバータ156により動作状態となる)は、インバ ータ156の出力電圧レベルがロジックローからロジックハイに遷移したときに 、プルアップ側にあるキャパシタ160および162の電圧がそれらキャパシタ 間の瞬時の変化により2倍になる。インバータ回路156の出力信号がハイレベ ルに遷移するまでの時間、ライン122のイネーブル信号により、Pチャンネル のトランジスタ180は、プルアップ側にあるキャパシタ160とトランジスタ 104Bのゲートを結合する。トランジスタ180はトランジスタ104Bのゲ ートに直接接続されているとともにトランジスタ182とも接続されている。こ のトランジスタ182は、インバータ166の出力がローになることに応答して 、トランジスタ184を通じてグランドとの経路を供給する。このように図4に 記載された種々のロジックゲートのタイミングおよび関連した時間遅れは重要で あり、キャパシタ160とインバータ156の出力の電圧が結合される前に、プ ルアップ側にあるキャパシタ160からグランド(トランジスタ184を介する )への電流の経路が確立されなければならない。これにより不当な時間遅れなし に所望の高いバイアス電圧がトランジスタ104Bのゲートに印加される。 プルアップ側にあるキャパシタ162は、キャパシタ160とは違い、トラン ジスタ104Aのゲートに直接接続されている。104Bのゲートで要求される バイアス電圧とは違い、104Aのゲートでのバイアス電圧は最大においてブー トストラップレベルである。 NMOS出力回路104は、寄生抵抗を通じて流れるリーク電流による不意な 不具合を起こしやすい一つもしくはそれ以上のトランジスタを含むものであるが 、データ出力端子100に対して3つの状態を提供する。それぞれ、ライン1 26の信号がローになることを示すロジックハイレベル状態、ライン124の信 号がローであることを示すロジックロー状態、ライン124の信号およびライン 126の信号がともにローではない場合またはNANDゲート130がその出力 においてロジックハイレベルを供給する場合の高インピーダンス信号で高いバイ アスも低いバイアスも持たない状態である。 クランプ回路は出力クランプブロック188および190を持ち、キャパシタ 160および162のそれぞれのプルアップ側の電圧レベルの上限を設定する。 図5、6、7はそれぞれ、保持回路114または116、インバータ142、 クランプブロック188または190の出力の詳細を示したものである。ライン 120に現れる発振デジタル信号はライン122にイネーブル信号が現れている ときはいつでもキャパシタ200のもう一方に2倍のプルアップ電圧を供給する 。イネーブル信号が現れるとPチャンネルトランジスタ202が作動し、キャパ シタ200の上部側の端子にVCC電圧レベルまでバイアス(昇圧)電圧がかか ることが許容される。このように発振デジタル信号がローレベルからハイレベル へ遷移した場合、キャパシタ200はスイッチングトランジスタ204を介して トランジスタ104A、104Bのゲートに電流を流すための充電電圧を蓄積す る電圧2倍昇圧器(Voltage doubler)として機能する。トランジスタ204は、 キャパシタ200のプルアップ側の充電電圧がトランジスタ104A、104B のゲートの電圧レベルを越えるときはいつでも、トランジスタ204のスレッシ ョルド電圧により活性状態となる。トランジスタ203はトランジスタ202を 保護するためにトランジスタ202とキャパシタ200のプルアップ側との間の ダイオードとして構成されている。トランジスタ204の大きさとトランジスタ の構成を伴うキャパシタ200の大きさはトランジスタ104A、104Bのゲ ートの寄生抵抗の最も大きい場合を基準に選択されることが好ましい。それによ り、寄生抵抗を通じて流れるリーク電流の割合と同等またはそれ以上の電流をキ ャパシタ200の充電電圧から得ることができる。この方法により、図4のNM OS出力回路はトランジスタ104A、104Bのゲートの印加電圧が不十分に なる危険性なしに常に出力端子100にハイレベル出力を維持することができる 。また、キャパシタ200により流される電流は寄生抵抗を通して流れるリ ーク電流の割合よりも小さくても良い。この場合は出力端子100の出力を不変 的にハイレベルに維持することは不可能であるが、寄生抵抗を通して流れるリー ク電流により出力回路104が不具合を起こすまでハイレベルを維持できる期間 を有効に長くすることができる。 図6においてインバータ142はライン172により出力されるTURBO信 号がローになることに応答するインバータ210を含んでいる。TURBO信号 はトランジスタ212が活性化することでローになり、トランジスタ214およ び216がグランドに接地され、インバータ142の出力がグランドに接地され 、そのために図4においてトランジスタ144、146、148、および150 に関連して述べたプルアップ回路が作動しなくなる。TURBO信号がハイの場 合、トランジスタ222および224を通じて図4のNORゲート140からト ランジスタ226のゲートへの電流の経路が提供される。NORゲート140の 出力がローの場合、トランジスタ226が活性化され、VCCP電圧レベルはイ ンバータ142の出力レベルと結合する。NORゲート140の出力がハイの場 合、直接接続されているトランジスタ216を活性化し、トランジスタ216は インバータ142の出力をローにする。インバータ142の出力がローである限 り、出力とトランジスタ226のゲートの間のフィードバック経路に構成されて いるトランジスタ228は、トランジスタ226が活性化しないようにトランジ スタ226のゲート電圧ををVCCPレベルに維持する。 図7はクランプブロック188または190がダイオードとして機能するトラ ンジスタ234、236、238、240の4つによる直列接続構成で描かれて いる。第1のトランジスタ234は図示のようにソース・ドレイン間にオプショ ンの短絡経路を持っており、クランプ回路により提供されるスレッショルド(ま たはシーリング)電圧を補正できる。 以上の例示と説明により開示された本発明の原理は種々のタイプ、構成の回路 により実現できる。例えばNMOS出力バッファはNMOS以外の(CMOSや PMOSなど)を使って製造されたトランジスタを伴い、またはそれらを伴わな いノントライステートトランジスタ(Non-tristate transistor)の構成によっ ても実現できる。より複雑な構成のNMOS出力バッファはNMOSのみによる 製造ではなく他の半導体素子の製造も伴って構成される。さらに差動形でNMO S出力バッファに制御信号を供給するラッチ回路はラッチ機能を持たない回路を 含んだ様々な方法によっても構成できる。特定信号の操作をイネーブルまたはデ ィスエーブルするため使う種々の信号は、信号経路上の他のポイントにて接続さ れていても良い。当業者は、これらの又は他の種々の改良及び改変を、ここに説 明し図示した例に厳密に拘束されることなくかつ以下の請求の範囲に記載された 本発明の中心及び範囲から逸脱することなく、本発明に対して行うことが可能で あると容易に認識できるであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月18日 【補正内容】 請求の範囲 1. 少なくとも1つの電源電圧と共通電圧により動作する半導体デバイス回路 であって、 制御信号を生成するプリアウトプット回路と、 前記制御信号に応答してイネーブル信号を生成するロジック回路と、 前記制御信号と結合した入力ノードと前記制御信号に対応した出力信号を供給 する出力ノードを持ち、前記入力ノードが寄生抵抗を通じて接地されているNM OS出力回路と、 発振デジタル信号を供給する発振回路および、 前記発振デジタル信号と前記既定の2つの状態のうちの1つの状態にある制御 信号に応答して、また前記イネーブル信号に応答して、リーク電流を補償するた めの前記NMOS出力回路の入力ノードに対するエネルギーを前記発振デジタル 信号から蓄積し、ブースト信号を供給するブースター回路とから構成されている 半導体回路デバイス。 2. 前記発振デジタル信号を受信する電圧2倍昇圧回路を含むブースター回路 を備えた請求項1に記載の半導体回路デバイス。 3. 前記電圧2倍昇圧回路が容量性素子を含み、前記容量性素子が前記発振デ ジタル信号を受信するための1つの端子と前記容量性素子に蓄積されたエネルギ ーを利用したNMOS出力回路の入力部への電流を制御する電流制御ドライバと 結合された他の端子を持つ、請求項2に記載の半導体回路デバイス。 4. 前記NMOS出力回路の入力部への電流を制御するように構成されたブー スター回路を備えた請求項1に記載の半導体回路デバイス。 5. 前記発振デジタル信号を受信する容量性素子を持った電圧2倍昇圧回路を 含み、かつ、前記既定の2つの状態のうちの他の状態のときの制御信号に応じて 容量性素子の電荷を放電するトランジスタスイッチを含むブースター回路を備え た請求項1に記載の半導体回路デバイス。 6. 前記NMOS出力回路の入力部に結合されたプルアップ回路をさらに含ん でいる請求項1に記載の半導体回路デバイス。 7. 前記NMOS出力回路の入力部があらかじめ決められた電圧スレッショル ドを越えないために、前記プルアップ回路および前記NMOS出力回路の入力部 に結合されたクランプ回路をさらに含んだ請求項6に記載の半導体回路デバイス 。 8. 半導体回路デバイスで利用するための、半導体回路デバイスにおいて生成 される制御信号に応答するNMOS出力バッファであって、 前記制御信号に結合された入力部と制御信号に対する出力信号を供給する出力 部を持ったNMOS出力回路と、 前記NMOS出力回路の入力部に結合されたプルアップ回路と、 前記制御信号が既定の2つの状態のうちのどちらの状態にあるかを表わすため のイネーブル信号を供給するロジック回路と、 発振デジタル信号を供給するための発振回路および、 寄生抵抗を通じて流れるリーク電流を補償するための前記NMOS出力回路の 入力部への電流を供給するため、前記発振デジタル信号および対応した前記イネ ーブル信号を受信するように構成されたブースター回路、または、前記イネーブ ル信号が制御信号が既定の2状態のうちの他の状態にあることを示すまで前記電 流を供給するようにさらに構成されたブースター回路からなるNMOS出力バッ ファ。 9. 入力部の電圧レベルが常に既定の電圧スレッショルドを越えないために、 前記プルアップ回路および前記NMOS出力回路の入力部に結合されたクランプ 回路をさらに含んだ請求項8に記載のNMOS出力バッファ。 10. 2つの入力部からなるNMOS出力回路の入力部と、プルアップ回路と を備えた供給ノードをさらに含み、前記第1のプルアップ回路が前記供給ノード の入力部の一つと結合され、前記第2のプルアップ回路が前記供給ノードの他方 の入力部と結合されている請求項9に記載のNMOS出力バッフア。 11. 2つの入力部からなるNMOS出力回路の入力部と、プルアップ回路と を備えた供給ノードをさらに含み、前記第1のプルアップ回路が前記供給ノード の入力部の一つと結合され、前記第2のプルアップ回路が前記供給ノードの他方 の入力部と結合されている請求項8に記載のNMOS出力バッファ。 12. 前記イネーブル信号に応じて、前記NMOS出力回路の入力部への電流 を供給するための電圧2倍昇圧回路をさらに含む請求項8に記載のNMOS出力 バッファ。 13. 2つの入力部からなるNMOS出力回路の入力部と、プルアップ回路と を備えた供給ノードをさらに含み、前記第1のプルアップ回路が前記供給ノード の入力部の一つと結合され、前記第2のプルアップ回路が前記供給ノードの他方 の入力部と結合されており、かつ、前記イネーブル信号に応答して前記入力部の 一つへの電流を供給するための第1の電圧2倍昇圧回路と前記イネーブル信号に 応答して前記入力部の他方への電流を供給するための第2の電圧2倍昇圧回路と をさらに含む請求項8に記載のNMOS出力バッファ。 14. 前記入力部の1つへの第1の電流信号を供給するために、前記発振デジ タル信号を受信し、前記イネーブル信号に応答するために構成された第1のブー スター回路と、前記入力部の他方への第2の電流信号を供給するために、前記発 振デジタル信号を受信し、前記イネーブル信号に応答するために構成された第2 のブースター回路とからなるブースター回路を備えた請求項13に記載のNMO S出力バッファ。 15. 第1および第2のブースター回路がそれぞれ電圧2倍昇圧回路を備えた 請求項14に記載のNMOS出力バッファ。 16. 既定の2つの状態のうちの他方の状態にある入力信号に応答してロジッ クローレベルにある少なくとも1つの前記出力信号ラインを制御するための第3 の入力部をさらに含むNMOS出力回路の入力部を備えた請求項14に記載のN MOS出力バッファ。 17. 半導体回路デバイスで利用するための、出力端子においてデジタル信号 を供給するためにラッチされたバッファ信号を受信するNMOS出力バッファで あって、 ON入力信号を受信するためのON入力部と、OFF入力信号を受信するため のOFF入力部と、前記それらON、OFF信号に応じたデジタル信号を前記出 力端子に供給する出力部を持ったNMOS出力回路と、 前記NMOS出力回路のON入力部に結合されたプルアップ回路と、 前記ラッチされたバッファに入力される信号が2つの既定状態のうちのどちら の状態にあるかを示すイネーブル信号を供給し、かつ前記NMOS出力回路への ON・OFF入力信号を供給するロジック回路と、 前記イネーブル信号に応答して昇圧された電圧信号を供給するための容量性回 路を含む電圧2倍昇圧器と、 前記NMOS出力回路のON入力部への電流を制御するための電圧2倍昇圧器 に接続された電流ドライバと、 発振デジタル信号を供給するための発振回路および、 寄生抵抗を通じて流れるリーク電流を補償するためのNMOS出力回路のON 入力部への電流を供給するため、前記発振デジタル信号および対応した前記イネ ーブル信号を受信するように構成されたブースター回路、または、前記イネーブ ル信号がバッファに入力される信号が既定の2状態のうちの他の状態にあること を示すまで前記電流を供給するようにさらに構成されたブースター回路からなる NMOS出力バッファ。 18. NMOS出力回路のON入力部の電圧レベルが常に既定の電圧スレッシ ョルドを越えないために、前記プルアップ回路および前記NMOS出力回路のO N入力部に結合されたクランプ回路をさらに含んだ請求項16に記載のNMOS 出力バッファ。 19. 電圧2倍昇圧回路をさらに含んだブースター回路を備えた請求項16に 記載のNMOS出力バッファ。 20. 寄生抵抗を通じて共通電位に接地されている入力部を持つ出力バッファ を持った半導体回路で利用するための、前記寄生抵抗を通じて流れるリーク電流 により出力バッファが誤ったデジタル出力信号を出力する危険性を低減するため の方法であって、 前記デジタル出力信号が既定の2つのロジック状態のうち1つの状態をとるべ きときを示すために出力バッファ中にあるイネーブラーを利用する手段と、 発振デジタル信号を供給する手段と、 前記発振デジタル信号を電流増加信号に変換する手段および、 前記デジタル出力信号が既定のロジック状態をとるべきことを示し、かつ、前 記リーク電流を補償するための電流増加信号を前記出力バッファのイネーブル回 路へ結合する手段とからなる方法。 21. 前記発振デジタル信号を、少なくとも前記寄生抵抗を通じて流れるリー ク電流の割合と同等の割合で電流増加信号を供給する手段を含む電流増加信号に 変換する手段を備えた請求項20に記載の方法。 22. 出力バッファ中のイネーブル回路を持つ出力バッファと、寄生抵抗を通 じて共通電位と結合された入力部を持つ出力バッファを含む半導体回路で利用す るための、前記寄生抵抗を通じて流れるリーク電流により前記出力バッファが誤 ったデジタル出力信号を出力する危険性を減少させるための回路であって、 前記デジタル出力信号が既定の2つのロジック状態のうちの1つの状態をとる べきであること示すロジック回路と、 発振デジタル信号を供給するための発振器と、 前記発振デジタル信号を電流増加信号に変換するための回路および、 前記デジタル出力信号が既定のロジック状態をとるべきであることの決定に応 じて、前記リーク電流を補償するための電流増加信号を前記出力バッファのイネ ーブル回路に結合するための結合回路からなる回路。 23. NMOS出力回路のON入力部の電圧レベルが常に既定の電圧スレッシ ョルドを越えないために、前記プルアップ回路および前記NMOS出力回路のO N入力部に結合されたクランプ回路をさらに含んだ請求項16に記載のNMOS 出力バッファ。 24. 電圧2倍昇圧回路をさらに含んだブースター回路を備えた請求項16に 記載のNMOS出力バッファ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1つの電源と共通電位により動作する半導体デバイス回路であ って、 制御信号を生成するプリアウトプット回路と、 前記制御信号と結合した入力ノードと前記制御信号に対応した出力信号を供給 する出力ノードを持ち、入力ノードが寄生抵抗を通じて接地されているNMOS 出力回路と、 発振デジタル信号を供給する発振回路および、 前記発振デジタル信号と前記既定の2つの状態のうちの1つの状態にある制御 信号に応答して、前記寄生抵抗によるリーク電流の補償をするための前記NMO S出力回路の入力ノードに対するエネルギーを前記発振デジタル信号から蓄積し 、ブースト信号を供給するブースター回路とから構成されている半導体回路デバ イス。 2. 既定の状態にある制御信号に応答してイネーブル信号を生成するロジック 回路をさらに含み、前記イネーブル信号に応答してブースト信号を供給するブー スター回路を備えた請求項1に記載の半導体回路デバイス。 3. 前記発振デジタル信号を受信する電圧2倍昇圧回路を含むブースター回路 を備えた請求項1に記載の半導体回路デバイス。 4. 前記電圧2倍昇圧回路が容量性素子を含み、前記容量性素子が前記発振デ ジタル信号を受信するための1つの端子と前記容量性素子に蓄積されたエネルギ ーを利用したNMOS出力回路の入力部への電流を制御する電流制御ドライバと 結合された他の端子を持つ、請求項3に記載の半導体回路デバイス。 5. 前記NMOS出力回路の入力部への電流を制御するように構成されたブー スター回路を備えた請求項1に記載の半導体回路デバイス。 6. 前記既定の状態にある制御信号に応答してイネーブル信号を生成するロジ ック回路をさらに含み、前記発振デジタル信号を受信する容量性素子を持った電 圧2倍昇圧回路と、既定の2つの状態のうち他の状態のときの前記制御信号に応 じて前記容量性素子の電荷を放電するトランジスタスイッチとを含むブースター 回路を備えた請求項1に記載の半導体回路デバイス。 7. 前記NMOS出力回路の入力部に結合されたプルアップ回路をさらに含ん でいる請求項1に記載の半導体回路デバイス。 8. 前記NMOS出力回路の入力部があらかじめ決められた電圧スレッショル ドを越えないために、前記プルアップ回路および前記NMOS出力回路の入力部 に結合されたクランプ回路をさらに含んだ請求項7に記載の半導体回路デバイス 。 9. 半導体回路デバイスで利用するための、半導体回路デバイスにおいて生成 される制御信号に応答するNMOS出力バッファであって、 前記制御信号に結合された入力部と制御信号に対する出力信号を供給する出力 部を持ったNMOS出力回路と、 前記NMOS出力回路の入力部に結合されたプルアップ回路と、 前記制御信号が既定の2つの状態のうちのどちらの状態にあるかを表わすため のイネーブル信号を供給するロジック回路と、 発振デジタル信号を供給するための発振回路および、 寄生抵抗を通じて流れるリーク電流を補償するための前記NMOS出力回路の 入力部への電流を供給するため、前記発振デジタル信号および対応した前記イネ ーブル信号を受信するように構成されたブースター回路、または、前記イネーブ ル信号が制御信号が既定の2状態のうちの他の状態にあることを示すまで前記電 流を供給するようにさらに構成されたブースター回路からなるNMOS出力バッ ファ。 10. 入力部の電圧レベルが常に既定の電圧スレッショルドを越えないために 、前記プルアップ回路および前記NMOS出力回路の入力部に結合されたクラン プ回路をさらに含んだ請求項9に記載のNMOS出力バッファ。 11. 2つの入力部からなるNMOS出力回路の入力部と、プルアップ回路と を備えた供給ノードをさらに含み、前記第1のプルアップ回路が前記供給ノード の入力部の一つと結合され、前記第2のプルアップ回路が前記供給ノードの他方 の入力部と結合されている請求項10に記載のNMOS出力バッファ。 12. 2つの入力部からなるNMOS出力回路の入力部と、プルアップ回路と を備えた供給ノードをさらに含み、前記第1のプルアップ回路が前記供給ノード の入力部の一つと結合され、前記第2のプルアップ回路が前記供給ノードの他方 の入力部と結合されている請求項9に記載のNMOS出力バッファ。 13. 前記イネーブル信号に応じて、前記NMOS出力回路の入力部への電流 を供給するための電圧2倍昇圧回路をさらに含む請求項9に記載のNMOS出力 バッファ。 14. 2つの入力部からなるNMOS出力回路の入力部と、プルアップ回路と を備えた供給ノードをさらに含み、前記第1のプルアップ回路が前記供給ノード の入力部の一つと結合され、前記第2のプルアップ回路が前記供給ノードの他方 の入力部と結合されており、かつ、前記イネーブル信号に応答して前記入力部の 一つへの電流を供給するための第1の電圧2倍昇圧回路と前記イネーブル信号に 応答して前記入力部の他方への電流を供給するための第2の電圧2倍昇圧回路と をさらに含む請求項9に記載のNMOS出力バッファ。 15. 前記入力部の1つへの第1の電流信号を供給するために、前記発振デジ タル信号を受信し、前記イネーブル信号に応答するために構成された第1のブー スター回路と、前記入力部の他方への第2の電流信号を供給するために、発振デ ジタル信号を受信し、イネーブル信号に応答するために構成された第2のブース ター回路とからなるブースター回路を備えた請求項14に記載のNMOS出力バ ッファ。 16. 第1および第2のブースター回路がそれぞれ電圧2倍昇圧回路を備えた 請求項15に記載のNMOS出力バッファ。 17. 既定の2つの状態のうちの他方の状態にある入力信号に応答してロジッ クローレベルにある少なくとも1つの前記出力信号ラインを制御するための第3 の入力部をさらに含むNMOS出力回路の入力部を備えた請求項15に記載のN MOS出力バッファ。 18. 半導体回路デバイスで利用するための、出力端子においてデジタル信号 を供給するためにラッチされたバッファ信号を受信するNMOS出力バッファで あって、 ON入力信号を受信するためのON入力部と、OFF入力信号を受信するため のOFF入力部と、前記それらON、OFF信号に応じたデジタル信号を前記出 力端子に供給する出力部を持ったNMOS出力回路と、 前記NMOS出力回路のON入力部に結合されたプルアップ回路と、 前記ラッチされたバッファに入力される信号が2つの既定状態のうちのどちら の状態にあるかを示すイネーブル信号を供給し、かつ前記NMOS出力回路への ON・OFF入力信号を供給するロジック回路と、 前記イネーブル信号に応答して昇圧された電圧信号を供給するための容量性回 路を含む電圧2倍昇圧器と、 前記NMOS出力回路のON入力部への電流を制御するための電圧2倍昇圧器 に接続された電流ドライバと、 発振デジタル信号を供給するための発振回路および、 寄生抵抗を通じて流れるリーク電流を補償するためのNMOS出力回路のON 入力部への電流を供給するため、前記発振デジタル信号および対応した前記イネ ーブル信号を受信するように構成されたブースター回路、または、前記イネーブ ル信号がバッファに入力される信号が既定の2つの状態のうちの他の状態にある ことを示すまで前記電流を供給するようにさらに構成されたブースター回路から なるNMOS出力バッファ。 19. NMOS出力回路のON入力部の電圧レベルが常に既定の電圧スレッシ ョルドを越えないために、前記プルアップ回路および前記NMOS出力回路のO N入力部に結合されたクランプ回路をさらに含んだ請求項17に記載のNMOS 出力バッファ。 20. 電圧2倍昇圧回路をさらに含んだブースター回路を備えた請求項17に 記載のNMOS出力バッファ。 21. 寄生抵抗を通じて共通電位に接地されている入力部を持つ出力バッファ を持った半導体回路で利用するための、前記寄生抵抗を通じて流れるリーク電流 により出力バッファが誤ったデジタル出力信号を出力する危険性を低減するため の方法であって、 前記デジタル出力信号が既定の2つのロジック状態のうち1つの状態をとるべ きときであることを示す手段と、 発振デジタル信号を供給する手段と、 前記発振デジタル信号を電流増加信号に変換する手段および、 前記デジタル出力信号が既定のロジック状態をとるべきことを示し、かつ、前 記リーク電流を補償するための電流増加信号を前記出力バッファの入力部へ結合 する手段とからなる方法。 22. 前記発振デジタル信号を、少なくとも前記寄生抵抗を通じて流れるリー ク電流の割合と同等の割合で電流増加信号を供給する手段を含む電流増加信号に 変換する手段を備えた請求項21に記載の方法。 23. 寄生抵抗を通じて共通電位と結合された入力部を持つ出力バッファを持 つ半導体回路で利用するための、前記寄生抵抗を通じて流れるリーク電流により 前記出力バッファが誤ったデジタル出力信号を出力する危険性を減少させるため の回路であって、 前記デジタル出力信号が既定の2つのロジック状態のうちの1つの状態をとる べきであること示すロジック回路と、 発振デジタル信号を供給するための発振器と、 前記発振デジタル信号を電流増加信号に変換するための回路および、 前記デジタル出力信号が既定のロジック状態をとるべきであることの決定に応 じて、前記リーク電流を補償するための電流増加信号を前記出力バッファの入力 部に結合するための結合回路からなる回路。
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