JPH10500035A - 蘇生器 - Google Patents

蘇生器

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JPH10500035A
JPH10500035A JP7523790A JP52379095A JPH10500035A JP H10500035 A JPH10500035 A JP H10500035A JP 7523790 A JP7523790 A JP 7523790A JP 52379095 A JP52379095 A JP 52379095A JP H10500035 A JPH10500035 A JP H10500035A
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ペートラ シュロイフェ
ハンス ペーター ライフェン
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アムブー アンテルナシオナール アクティーゼルスカブ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、患者に人工呼吸を行う装置(蘇生器)の使用方法と、バッグを備える装置であって、該バッグはその一方の側に患者弁14を備え、その反対側に新鮮な周囲の空気を吸い込むための吸込弁を備えた装置である。そのうえ、小さな流通開口部が周囲とバッグ内部との間に設けられ、薬理学的に活性のエーロゾルの吸入による投与のために、バッグには投薬エーロゾルの中身がこの流通開口部を通して供給される。これにより、吸入スペーサーとしての蘇生器の選択的使用を考慮に入れる。

Description

【発明の詳細な説明】 蘇生器 本発明は、患者に人工呼吸を行うための装置の使用方法に関する。更に、本発 明は、特許請求の範囲の請求項2の前提部分に記載したような、この種類の装置 に関する。 この種類の装置は蘇生器として知られている。これらの装置は、患者が正確に 呼吸することができないとき、或いは患者が全く呼吸しないとき即ち意識不明の 場合に医療分野で用いられる。かくして、蘇生器は病院に属するばかりでなく、 特に救急医師及び救急車職員の救急ケースの標準機器に属する。特に緊急時、救 急医師はしばしば蘇生器によって患者に人工呼吸を施すべき理由がある。 序文部分に説明した種類の装置が独国特許出願公開第3135276号から知 られている。 しかしながら、周知の蘇生器を用いた人工呼吸は多くの場合、患者に不十分で あることが、日々の使用中にわかっている。かくして、しばしば起こる閉塞(呼 吸管の収縮、即ち気管支収縮)の場合の緊急時、患者に薬物を投与する要求が発 生する。 技術の状態はこの要求に2つの選択、すなわち、患者がエーロゾルを吸入する ような投薬エーロゾルの吸入による投与、或いは薬を注射可能な液剤として血流 に導入するようなカテーテルによる静脈注射の投与を提供する。 吸入による投与のために、吸い口付きでボトルを包むように作られた取付部材 の形態のジャケットを備えた小さいボトル即ち容器からなる投薬エーロゾルが知 られている。取付部材を圧力によって手で作動し、それによって、容器の中身を 噴霧ノズルによって吸い口を通して解放させる。使用者はエーロゾルを吸入する ことができるように、吸い口を使用者の開いた口の方へ向ける。勿論、これらの 周知のエーロゾルは使用者自身が装置を作動することができることを前提とする 。緊急の場合に、患者がそのようにすることができないとき、このような投薬エ ーロゾルは適用できない。 吸入による投与をするために、いわゆるスペーサーも知られている。スペーサ ーの特徴は、スペーサーが大容量容器と、スペーサーの一端に設けられた吸い口 と、スペーサーの他端に設けられた投薬エーロゾル肩部とを備えることにある。 これに対し、手持ち噴霧器と称される上述した投薬エーロゾルの効力は非常に限 定され、スペーサーは実質的に効果を増すことによって、それ自身を特徴づける 。投薬エーロゾルの容器の中身を初めに大容量容器の中に噴霧するという事実に より、体積の増加と、うまく利用された配気のため、エーロゾルの肺間への沈着 の増加となる。吸入されると、エーロゾルは完全に可能な最大程度まで患者の肺 に達するので、利点が発生する。手持ち噴霧器の形態の投薬エーロゾルと比較す ると、スペーサーを用いるとき、わずかな量の薬だけが患者の口腔にとどまり、 大部分は吸入に引き続いて患者の肺に達する。 スペーサーの利点にとって不利にはたらくことは、大容量容器によるスペーサ ーの大きさ及び扱いにくさである。主としてポケットライターの寸法に対応する 寸法を有する手持ち噴霧器の形態の周知の投薬エーロゾルは問題なしに携帯され るけれども、スペーサーは実質的に、より大きい寸法を有する。約15〜20セ ンチメートルの長さと13センチメートルに達する直径が普通である。このよう な寸法により、患者がスペーサーを永続して携えることはできず、従って、スペ ーサーの使用も主として据付け使用又は家庭内使用に制限される。 スペーサーが比較的大容量であるという要件は、同じ程度に大容量の蘇生器も 多くのスペースを占めるので、救急医師の救急ケースではスペーサーのための十 分な場所が無いことを意味する。更に不便なことは、それぞれの製造業者がそれ ら自身の投薬エーロゾルに合うそれら自身のスペーサーを提供するので、技術の 状態は異なるスペーサーを提供することである。これはすべてのスペーサーがす べての投薬エーロゾルに適合するとはかぎらないことを意味し、かくして、救急 医師は使用すべき適切な投薬エーロゾルを考慮に入れるため、幾つかの異なるス ペーサーを救急医師のスーツケース内に持たなければならない。 かくして、上に述べた理由のため、スペーサーは病院外の使用が見つかってお らず、静脈注射の投与のために必要とされる注射器は、幾つかの大容量スペーサ ーより非常に小さい、医師のスーツケース内のスペースしか要しないので、唯一 の利用できる選択枝は静脈注射の投与の解決策であった。 一般に認められているように、静脈注射の投与が重大な不利益と関連すること を考慮に入れるべきであるけれども、薬理学的に活性物質を患者に投与する緊急 時に利用できる根本的な選択が常にある。かくして、血液の循環及び心臓の動作 に影響を及ぼす副作用がありうる。万一の場合には、心臓機能不全を防ぐことが できない。 本発明はこの副作用を除くのを助け、患者に人工呼吸を実施する装置がすでに 救急医師の救急ケースに利用できる限られたスペースにある前記装置の使用方法 を提供することの目的を有する。 この使用方法は特許請求の範囲の請求項1に述べられている。この使用方法に より、病院外の患者に、直接患者の事故現場で、エーロゾルを投与することを可 能にする。 本発明の更なる目的は、簡単な方法でエーロゾル化した薬の蘇生器バッグへの 投与を可能にする、特許請求の範囲の請求項2の前置き部分に説明した種類の装 置を提供することにある。これは特許請求の範囲の請求項2の特徴部分に述べら れた独特の特徴によって得られる。 本発明による装置の本質的な特徴は、周囲とバッグ内部との間に流通開口部を 有し、吸入薬を患者に投与するために、この流通開口部を通して投薬エーロゾル 容器の中身を、序文部分に説明した種類の装置、即ち蘇生器のバッグに供給し、 前記蘇生器がなお、その最初の目的の使用、即ち開口部を閉じる必要なしに人工 呼吸を実施するのに利用できることである。 この対策は、それ自体知られた蘇生器をスペーサーとして使用するのを可能に する簡単な手段を提供するものと思われた。初めて、救急医師は患者に薬を静脈 注射で投与する不利な解決策の代わりに、投薬エーロゾルの吸入によって有利な 投与を行うことが可能である。 エーロゾル用の流通開口部の存在によって患者に人工呼吸を実施するための手 段としての蘇生器の性能は、バッグの圧縮により移動した空気の実質的に全量が 患者の弁から患者の肺に流れるような高い程度の、バッグ内部からの空気の流出 に対する流れ抵抗をもつ流通開口部で決まる。この流れ抵抗は、流通開口部を小 さい横断面積で寸法決めすることによって得られる。 今日、あらゆる救急医師の救急ケースがすでに蘇生器を収容しているので、こ の結果は、スペースの見地からすでに厳密に制限される救急スーツケースのスペ ースに更なる要求を生じさせることなしに得られる。かくして、本発明の基礎を なす根本的なアイデアは、要求が発生すると、スペーサーに必要とされる大容量 容器としてすでに在る蘇生器のバッグの使用ができることにある。それによって 、本発明による対策による比較的小さい流通開口部が、蘇生器の原因となる性能 に影響を及ぼさないことが非常に重要である。かくして、前記流通開口部にもか かわらず、本発明による装置は蘇生器として意図した使用の役に立ち、本発明は 更に有利な点として、蘇生器による吸入によって必要とされるとき、エーロゾル を患者に投与することができる更なる選択を考慮に入れ、それによって、蘇生器 はスペーサーとして役立つ。 投薬エーロゾルがすでに救急医師の救急ケース内に在るので、本発明はさらに 多くのスペースの要求を生じさせない。スペーサーと関連して知られているよう に、容器の中身を投薬エーロゾルの噴霧弁から本発明による流通開口部を通して 蘇生器バッグに供給し、前記エーロゾル容器はそれに対応する流体及び高圧ガス を収容し、それによって、蘇生器によって生じた体積増加及び噴霧によりスペー サーと同じ有利な効果を考慮に入れ、それによって、エーロゾル化した吸入薬の 患者への投与を可能にする。かくして、非常に危険な、事故現場で直接実施され る薬の静脈注射の投与を回避し、吸入治療によって置き換える。 その点について、単純な容器そのものだけを必要とすることが投薬エーロゾル にあてはまり、投薬エーロゾルの吸い口及びラッピングとして設計されたジャケ ットをそれぞれ有する、他の点では通常の取付部材を省略することができる。か くして、容器の中身を蘇生器の中に噴霧するには、投薬エーロゾル容器の噴霧ノ ズルを本発明による流通開口部の入口領域に導入し、かくして、圧力で即ち圧力 作用によって噴霧ノズルを作動させるだけで十分である。 蘇生器の1つの実施の形態によれば、流通開口部はバッグに別個に取付けた構 成要素に設けられる。この構成要素は、投薬エーロゾルの噴霧弁の圧力作動によ る当接の達成を可能にするように、アングル形状で作られるのが有利である。そ の点について、約90°のアングルが都合よい。 周知の投薬エーロゾルの管状噴霧ノズルの直径は比較的小さく、それによって 、小さい流通開口部の実現を可能にする。これは、それによって患者に人工呼吸 を行う蘇生の実際の機能が、小さい流通開口部により影響されないことを確保す るので重要なものである。かくして、装置の流通開口部にもかかわらず、本発明 による装置は、またなお蘇生器として用いられる。蘇生器のバッグから遠ざかる 方に面する側に、流通開口部は円錐形のような拡張部を備えるのが有利である。 しかしながら、この領域の段形状の設計も選択可能なものである。 この対策により、本発明は異なる直径の噴霧ノズルを有する幾つかの投薬エー ロゾルの使用を可能にする。かくして、この実施の形態では、本発明は事故現場 で医師に利用される投薬エーロゾルの種類で左右されない。流通開口部の円錐形 のような或いは段形状の拡張部により、単純な投薬エーロゾル容器の作動により 、噴霧ノズルを確実に要求される当接させ、かつ、容器の中身をバッグ体積の中 へ確実に噴霧させる各々の場合に、異なる種類のエーロゾルを用いることができ る。 本発明の1つの実施の形態によれば、流入弁は孔を備え、流通開口部を構成し たアダプタがこの孔の中に配置される。 テストでは、約0.5〜1ミリメートルの内径の流通開口部を設けるだけで十 分であることを示した。この小さい直径により、蘇生器の実際の意図した機能は 、小さい流通開口部の存在によって著しく影響を及ぼされないことを確保する。 本発明の更なる有利な実施の形態は特許請求の範囲の従属項に記載されている。 今、本発明の更なる実施の形態を、添付図面を参照して更に詳細に説明する。 図1は、蘇生器の形態の周知の装置である。 図2は、本発明による装置の部品である流入弁の断面図である。 図3は、図2による流出開口部付きのアダプタの詳細図である。 図4は、本発明による装置と関連して使用する投薬エーロゾルである。 図5は、バッグに取付けられた角度ボスに流出開口部を設けた、本発明による 蘇生器の第2の実施の形態の断面図である。 図6は、角度ボスの実施の形態の拡大断面図である。 図7は、角度ボスの第2の実施の形態の拡大断面図である。 本発明の理解をよくするために、先ず、図面の図1は蘇生器の形態で透明なシ リコンバッグで作られた蘇生器バッグ12を備えた周知の装置10を示す。装置 10の患者に面する側には、弁14が設けられ、反対側には、ユニットとして参 照数字16で示す吸込弁が配置される。弁14並びに吸込弁16は透明であり、 ポリスルホンからなる。 バッグ12の中を通る正確な空気流が、弁14の中に在りかつここに詳細に示 さない二重リップ式円板弁によって、それ自体知られた方法で確保される。 吸込弁16は単一円板弁で作られ、周知の方法でバッグ12の内部に在って、 ゴム円板20と、バッグ12の外側に設けられた反対側の環状部材50とを備え た円板弁部分18からなる。 明瞭の目的で、円板弁部分18及び環状部材5を図面に別々に示す。使用中、 この2つの部分は、互いにねじ締めされるときユニットを形成し、それによって バッグ12の右の開放端は円板弁部分18と環状部材50との間に位置する。 装置10の空気流について、それがバッグ12の圧縮によって行われるか、或 いは患者の端で、即ち弁14のところで吸引されることによって行われるかどう かは、全く取るに足らない。それによって、補助され、制御される人工呼吸を行 なわせることが可能である。 更に、環状部材50には、大きいコネクタ52だけでなくニップル42がある 。このコネクタ52により、図面に更に詳細に示されていない酸素リザーバとの 連絡が、それ自体知られた方法でなされ、これに対し、小さいニップルはバッグ 12への酸素の供給を更に考慮に入れる。 図2は、本発明の1つの実施の形態による装置について用いられ、吸込弁の円 板弁部分に中央配置された小さい流通開口部28を備えた吸込弁の断面図である 。流通開口部28の直径は約1ミリメートルから約2ミリメートルの範囲内にあ るのがよく、どんな場合でも、流通開口部28の直径は大変小さいので、流通開 口部の存在は蘇生器10の意図した周知の実際の機能に著しく影響を及ぼさない 。 そのうえ、図2による断面図は、ゴム円板20に加えて、円板弁部分がバッグ 12の中への空気の所望の流れを可能にする幾つかの空気開口部22を持つこと を明らかにする。円板弁部分は、環状部材50に面する側に、雌ねじ26を備え た第1ねじ付リング24を更に有する。これと合うために、環状部材50は、円 板弁部材と環状部材50をユニットを形成するように互いにねじ込ませるために 、第2ねじ付リング36及び雄ねじ54を備える。 そのうえ、環状部材50を案内ソケット30と一緒に示し、この案内ソケット 30は、一部は、手で掴む取扱い補助器具として役立ち、一部は、図4に示すよ うに、環状部材50の開口部に案内される投薬エーロゾル44の容器46の案内 として役立つ。 最後に、環状部材50は、図1と関連して言及したように、ニップル42を有 し、該ニップル42は追加の酸素供給の場合に使用するための流通孔40を備え る。 本発明にとって重要である対策は、吸入によってエーロゾルを患者に投与する ために投薬エーロゾル44の容器46の中身をバッグ12に供給する流通開口部 28を設けることにある。これによって、装置10を蘇生器としてばかりでなく 、驚いたことには、これまで知られていない方法でスペーサーとして役立たせる 。 このことから、最初に、救急医師が直接事故現場で吸入治療を行うことが可能 であり、蘇生器が救急医師のスーツケース内の標準機器であり、スペースの理由 で、蘇生器に加えて、相当にスペースを浪費するスペーサーを持ってくることが 、以前は不可能であったことが生じる。 図2に示す実施の形態では、円板弁部分18はアダプター30を配置した中心 孔34を備える。このアダプター30は実際の流通開口部28を持ち、該流通開 口部28は、環状部材50に面する側に円錐形に延びる拡張部32を備える。流 通開口部28及び円錐形拡張部32を有するアダプター30を、図3に拡大して 示す。 図4は手持ち動噴霧器の形態の周知の投薬エーロゾルに通例のラッピング及び ジャケットをそれぞれ持たない単純な投薬エーロゾル44を示し、この手持ち噴 霧器は本発明によって冗長になり、かくして、なくても済む。投薬エーロゾル4 4はそれ自体知られた方法で噴霧弁48を有し、この噴霧弁48は、作動させた とき、容器46の中身を矢印60の方向に噴霧する。 本発明の基礎をなすアイデアによれば、本発明の1つの実施の形態による投薬 エーロゾル44(図4参照)は、案内ソケット38(図2参照)の中へ矢印58 の方向に導入され、ついには、噴霧弁のニップルが流通開口部28の円錐形拡張 部32に当接する。かくして、拡張部32は、異なるタイプの投薬エーロゾル4 4をそれぞれの噴霧弁48の直径と全く無関係に確実に使用するのを助ける。 引き続いて投薬エーロゾル44をそれぞれ矢印56及び58の方向に更に移動 させるとき、噴霧弁を開放させかつ作動させる。今や、容器46内の推進剤中の 懸濁液を流通開口部28を通してバッグ12の中に噴霧し、次いで、このバッグ 12はそれ自体知られた方法でスペーサーの機能を引きつぐ。最後に、患者がバ ッグの中身を吸入することを可能にし、即ち、追加の人工呼吸を患者に施す。人 工呼吸の施与に続いて、投薬エーロゾル44を現場に置き去りしてもよく、投薬 エーロゾル44はバッグ12の補充を阻止しない。 バッグ12が透明であることにより、担当技師がバッグ12内のエーロゾルの 推進を視覚により観察することができる。かくして、いかなる汚染物質も迅速か つ安全に除外される。多数回の投薬エーロゾルの投与に続いて、バッグを湯で洗 浄すべきである。バッグ12は蘇生器としての正常な使用に続いて常に洗浄され 消毒されるので、バッグ12の洗浄は実際問題として追加の要件を構成しない。 勿論、使い捨て蘇生器の場合には、バッグ12の洗浄は必要でない。 図5は図1に示す部材と同じ機能を有し、同じ参照数字で示す部材を図示する 。2つの構造で示す部材の実施の形態は互いに異なるが、しかしながら、これは 本発明の機能に影響を及ぼさない。 図5から、本発明による蘇生器の他の実施の形態が明らかになる。図1に示す 実施の形態と同様に、この蘇生器はバッグと、吸込弁と、患者弁とを備える。吸 込弁に隣接して、アングルソケットがバッグに取付けられる。このソケットはエ ーロゾルの流通開口部を収容する。アングル形状により、当接を行うために意図 した周囲壁材料の部分に向かって、容器の噴霧ノズルに圧力を及ぼすところに、 当接部を設けることが可能である。 図6及び図7は蘇生器のバッグに取付けるアングルソケットの2つの異なる実 施の形態の拡大図である。明らかであるように、図6の材料の形状はバッグに向 かう方向に円錐形にテーパしている。図3と関連して説明したアダプターを用い た場合がそうであったように、この円錐形のテーパにより、本発明による蘇生器 と関連して異なる直径の噴霧ノズルの使用を可能にする。図7では、壁の材料は 段形状を有する。この段形状によっても、異なる直径を有する噴霧ノズルを備え る容器の使用を可能にする。 ソケットはエーロゾル容器46と係合する領域に環状ビード64を備えること が、図6及び図7から明らかである。ビード64が容器46の凹部と協働するの で、このビード64は容器46を解放可能に固着するのに役立つ。これによって 、人工呼吸を実施するとき、容器は確実にそのすぐ使用できる状態のままである 。従って、薬の引き続く追加の投与を最小限の取扱いで実施することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バッグ(12)と、患者弁(14)と、新鮮な周囲の空気を吸い込むため及 び又は追加の酸素のための吸込弁(16)とを備えた蘇生器(10)の、エーロ ゾル化した薬物を患者に投与するための使用方法であって、その薬物が周囲と前 記バッグ(12)内部との間に前記薬物を導入するために配置された開口部を通 して前記バッグに導入されることを特徴とする蘇生器の使用方法。 2.バッグ(12)と、前記バッグの内部に連結された患者弁(14)と、新鮮 な周囲の空気を吸い込むため及び又は追加の酸素のための、前記バッグ内部に同 様に連結された吸込弁(16)と、周囲とバッグ(12)の内部との間に設けら れた流通開口部(28)とを備えた蘇生器(10)において、前記流通開口部( 28)は、投薬エーロゾル(44)の今エーロゾル化した中身の吸入によって患 者に投与するために、投薬エーロゾル(44)の容器(46)の中身の前記バッ グへの供給を可能にするように構成され、かつ、前記流通開口部(28)は、前 記蘇生器の実際の機能に著しく影響を及ぼさないほど大きい、前記バッグからの 流出に対する流れ抵抗を有するように構成されることを特徴とする蘇生器。 3.前記バッグに取付けられた別個の構成要素(62)を備え、該構成要素(6 2)に前記流通開口部(28)を設けたことを特徴とする請求の範囲第2項に記 載の蘇生器。 4.前記構成要素(62)は、好ましくは約90°の角度のアングル形状である ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の蘇生器。 5.前記流通開口部(28)は前記吸込弁(16)に設けられることを特徴とす る請求の範囲第2項に記載の蘇生器。 6.前記吸込弁(16)は孔(34)を備え、該孔に前記流通開口部(28)付 きアダプタを配置したことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の蘇生器。 7.前記バッグから遠い方に面する前記蘇生器の側において、前記流通開口部( 28)は、前記投薬エーロゾルの噴霧弁(48)が前記開口部に受け入れられ、 この中で周囲の材料に当接するように構成されることを特徴とする請求の 範囲第2項から第6項のいずれか1項に記載の蘇生器。 8.前記噴霧弁を受け入れるための前記流通開口部(28)は外向き拡張部を持 って設計されることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の蘇生器。 9.前記拡張部(32)は外へ向かう方向に円錐形に延びることを特徴とする請 求の範囲第8項に記載の蘇生器。 10.前記拡張部(32)は段々になって延びることを特徴とする請求の範囲第9 項に記載の蘇生器。 11.前記流通開口部(28)は、最も狭い部位において4ミリメートルの最大直 径を有することを特徴とする請求の範囲第2項から第10項のいずれか1項に記 載の蘇生器。 12.噴霧弁(48)を備えた前記投薬エーロゾル(44)の容器(46)を少な くとも部分的に受け入れるための手段が、前記流通開口部(28)のまわりに設 けられることを特徴とする請求の範囲第2項から第11項のいずれか1項に記載 の蘇生器。 13.前記吸込弁(16)は前記バッグ(12)の内部に設けられた円板弁部分( 18)と、前記円板弁部分(18)にねじ締め可能に配置された外部環状部分( 50)とを備え、かつ、前記流通開口部(28)は前記円板弁部分(18)に設 けられることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の蘇生器。 14.前記リング部材(50)は前記投薬エーロゾル(44)の容器(46)を少 なくとも部分的に受け入れるための案内ソケットを有し、該容器は前記噴霧弁( 48)を備えることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の蘇生器。 15.前記環状部材(50)は流通孔(40)と、酸素の追加供給のためのニップ ル(42)とを備えることを特徴とする請求の範囲第13項又は第14項に記載 の蘇生器。 16.前記流通開口部(28)は前記吸込弁(16)の中央に配置されることを特 徴とする請求の範囲第13項から第15項のいずれか1項に記載の蘇生器。
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EP (1) EP0792176B1 (ja)
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BR (1) BR9507094A (ja)
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WO (1) WO1995024938A1 (ja)

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