JPH1049572A - スケール調整可能なスケジュール表編集装置 - Google Patents

スケール調整可能なスケジュール表編集装置

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JPH1049572A
JPH1049572A JP20805596A JP20805596A JPH1049572A JP H1049572 A JPH1049572 A JP H1049572A JP 20805596 A JP20805596 A JP 20805596A JP 20805596 A JP20805596 A JP 20805596A JP H1049572 A JPH1049572 A JP H1049572A
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Seiji Kishimoto
誠司 岸本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スケジュール表に現れる個々の要素の開始と
終了の時刻を使ってスケールを調整することのできるス
ケジュール表編集装置を提供すること。 【解決手段】 入力装置1からの情報を要素編集手段3
1によって作成、編集して要素記憶部42に設定する。
設定された要素情報の開始時刻と終了時刻をスケール記
憶部41に設定する。スケール記憶部に設定した開始及
び終了の時刻を早い順に並べ替える。並べ替えた時刻の
中で重複を削除する。時刻の並びに対して、各時刻の表
示位置をスケール記憶部に設定する。スケール記憶部の
情報に基づき、出力装置2にスケールを表示させる。要
素記憶部に設定された各要素の開始時刻と終了時刻を、
スケール記憶部を基にそれぞれの表示位置に変換する。
さらに変換した表示位置を用いて要素を要素表示手段3
3に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スケジュール表編
集装置に関し、特にスケール調整機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスケジュール表編集装置
は、スケジュールの作成、変更を容易に行うため、スケ
ジュールの数値情報を入力してスケジュール表を作成す
る手数を軽減することにあった。例えば、特開平4−1
59064号公報や特開平1−175071号公報に示
されているシステムは、画面上にタイムスケール付きの
日程表を表示し、スケジュールの始点と終点を画面上で
指示すると、日付に対応したスケジュール表を描画させ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のス
ケジュール表編集装置では、長時問を要する要素と短時
間を要する要素が同じ表に混在すると、識別しにくいと
いう問題をもつ。その理由は、時間の流れを一定間隔で
表現しているからである。
【0004】それ故に本発明の課題は、スケジュール表
に現れる個々の要素の開始と終了の時刻を使ってスケー
ルを調整することのできるスケジュール表編集装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のよれば、入力装
置と、プログラム制御により動作する処理装置と、情報
を記憶するための記憶装置と、出力装置とを含み、スケ
ジュール表に現れる個々の要素の開始時刻と終了時刻を
使ってスケールの調整をすることを特徴とするスケジュ
ール表編集装置が得られる。
【0006】前記記憶装置はスケール記憶部と要素記憶
部とを備えており、前記処理装置は、前記入力装置から
の情報を基に要素情報を前記要素記憶部に設定する要素
編集手段と、前記要素記憶部からの開始時刻と終了時刻
を基にすベての要素表示に必要な時刻とその表示位置を
前記スケール記憶部に設定するスケール表示手段と、前
記スケール記憶部を基に開始時刻と終了時刻からそれぞ
れの表示位置を求め、要素を表示する要素表示手段とを
備えていることが好ましい。
【0007】本発明によれば、入力装置からの情報を要
素編集手段によって作成、編集して要素記憶部に設定す
ること、設定された要素情報の開始時刻と終了時刻をス
ケール記憶部に設定すること、スケール記憶部に設定し
た開始及び終了の時刻を早い順に並べ替えること、並べ
替えた時刻の中で重複を削除すること、時刻の並びに対
して、各時刻の表示位置をスケール記憶部に設定するこ
と、スケール記憶部の情報に基づき、出力装置にスケー
ルを表示させること、要素記憶部に設定された各要素の
開始時刻と終了時刻を、スケール記憶部を基にそれぞれ
の表示位置に変換すること、及び変換した表示位置を用
いて要素を表示することを含むことを特徴とするスケジ
ュール表編集方法が得られる。
【0008】
【作用】編集にした要素情報を基にスケールを調整して
いる。このため、要素の期間の長短によらず、要素を表
示することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
スケジュール表編集装置について、図面を参照して詳細
に説明する。
【0010】図1を参照すると、このスケジュール表編
集装置は、キーボート等の入力装置1と、プログラム制
御により動作する処理装置3と、情報を記憶する記憶装
置4と、デイスプレイやプリン夕等の出力装置2とを含
む。
【0011】記憶装置4は、スケール記憶部41と要素
記憶部42とを備えている。処理装置3は、要素編集手
段31と、スケール表示手段32と、要素表示手段33
とを備えている。
【0012】要素編集手段31は、入力装置1からの情
報を基に、要素情報を要素記憶部42に設定する。
【0013】スケール表示手段32は、要素記憶部42
からの開始時刻と終了時刻を基にすベての要素表示に必
要な時刻と、その表示位置をスケール記憶部41に設定
する。
【0014】要素表示手段33は、スケール記憶部41
と基に、開始時刻と終了時刻からそれぞれの表示位置を
求め、要素を表示する。
【0015】即ち、スケール表示手段32が要素記憶部
42の開始時刻と終了時刻を基にしている。こうして要
素情報によってスケールを調整することを可能にしてい
る。
【0016】次に図2をも参照して、このスケジュール
表編集装置の動作を詳細に説明する。
【0017】入力装置1からの情報は、要素編集手段3
1によって作成、編集され、要素記憶部42に設定され
る(ステップ101)。設定された要素情報の開始時刻
と終了時刻をスケール記憶部41に設定する(ステップ
102)。
【0018】スケール記憶部41に設定した開始及び終
了の時刻を早い順に並べ替える(ステップ103)。
【0019】並べ替えた時刻の中で重複を削除する(ス
テップ104)。時刻の並びに対して、各時刻の表示位
置をスケジュール記憶部41に設定する(ステップ10
5)。スケジュール記憶部41の情報に基づき、出力装
置2はスケールを表示する(ステップ106)。
【0020】次に、要素記憶部42に設定された各要素
の開始時刻と終了時刻は、スケール記憶部41を基に、
それぞれの表示位置に変換する(ステップ107)。
【0021】変換した表示位置を用いて、要素を表示す
る(ステップ108)。
【0022】次にスケジュール表編集の具体例を説明す
る。
【0023】図3を参照すると、要素記憶部42は開始
時刻、終了時刻、タイトルから構成される。たとえば、
タイトル“A”の開始時刻は“1996年01月01日
10時00分00秒”、終了時刻は“1996年01月
01日11時00分00秒”である。この例では、3つ
の要素が設定されている。
【0024】図4を参照すると、スケール記憶部41
は、時刻を表す部分と表示位置を表す部分とから構成さ
れる。たとえば、時刻は“1996年01月01日11
時00分00秒”、表示位置は“10,0”である。
“10”は水平座標の位置を、“0”は垂直座標の位置
を表している。この例では、時刻と時刻の表示間隔を
“10”とし、水平座標の位置は、該当する時刻より前
の時刻の要素数にこの表示間隔をかけたものとしてい
る。時刻と時刻の表示間隔自身は要素の数によって変わ
ることはない。この例では、要素記憶部42に3つの要
素がスケール記憶部41に4つの要素が設定されている
が、各要素数がこれらの数以上でも同様である。
【0025】次にその具体例におけるスケジュール表編
集装置の動作について詳細に説明する。
【0026】要素記憶部42の例を図3に示す。開始時
刻と終了時刻とタイトルは、入力装置1を通して、要素
編集手段31で設定したものである。タイトルが
“A”、“B”、“C”の3つの要素が設定されていた
とする。スケール表示手段32は、3つの要素の開始時
刻と終了時刻から、図4に示すスケール記憶部41の例
のように4つの時刻と表示位置を設定する。これは、ス
テップ103で3つの要素の6つの時刻を早い順に並べ
替え、ステップ104で重複する時刻“1996年01
月01日11時00分00秒”と“1996年01月0
1日11時05分00秒”を1つにし、ステップ105
で表示位置を設定したことにより求められる。次に、ス
テップ106でスケジュール記憶部41の情報に基づい
て出力装置2にスケールを表示する。ステツプ107で
要素記憶部42に設定された開始時刻と終了時刻を、ス
ケール記憶部41を基に表示位置に変換する。ステップ
108で変換した表示位置を用いて要素を表示する。ス
ケジュール表の第一の出力例を図5に示す。
【0027】また、第二の出力例を図9に示す。第二の
出力例では、図7に示すように要素記憶部42にタイト
ルグループを設定し、図8に示すようにタイトルグルー
プ毎に表示位置を設定する。この例では、タイトルグル
ープ“G1”は“0,0”をタイトルグループ“G2”
は“0,5”としている。表示位置はスケジュール記憶
部と同様に水平座標と垂直座標の組み合わせからなる。
第一の出力例との処理の流れの違いは、図6に示すよう
にステップ107で要素の表示位置を開始終了時刻の他
にタイトルグループから表示地位を設定する点である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
要素の期間の長短によらず、要素を表示することができ
る。その理由は、各要素の開始時刻と終了時刻からスケ
ールを調整し、各時刻の表示位置を求め、その後、各時
刻の表示位置に従って、要素を表示するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスケール調整可能な
スケジュール表編集装置のブロック図である。
【図2】図1のスケジュール表編集装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】図1のスケジュール表編集装置によるスケジュ
ール表編集の具体例を説明するための要素記憶部の説明
図である。
【図4】図1のスケジュール表編集装置によるスケジュ
ール表編集の具体例を説明するためのスケール記憶部の
例である。
【図5】図1のスケジュール表編集装置によるスケジュ
ール表の第一の出力例を示す説明図である。
【図6】図1のスケジュール表編集装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】図1のスケジュール表編集装置によるスケジュ
ール表の第二の出力例の場合における要素記憶部の設定
状態を示す説明図である。
【図8】図1のスケジュール表編集装置によるスケジュ
ール表の第二の出力例の場合におけるタイトルグループ
と表示位置との設定状態を示す説明図である。
【図9】図1のスケジュール表編集装置によるスケジュ
ール表の第二の出力例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 出力装置 3 処理装置 4 記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置と、プログラム制御により動作
    する処理装置と、情報を記憶するための記憶装置と、出
    力装置とを含み、スケジュール表に現れる個々の要素の
    開始時刻と終了時刻を使ってスケールの調整をすること
    を特徴とするスケジュール表編集装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置はスケール記憶部と要素記
    憶部とを備えており、前記処理装置は、前記入力装置か
    らの情報を基に要素情報を前記要素記憶部に設定する要
    素編集手段と、前記要素記憶部からの開始時刻と終了時
    刻を基にすベての要素表示に必要な時刻とその表示位置
    を前記スケール記憶部に設定するスケール表示手段と、
    前記スケール記憶部を基に開始時刻と終了時刻からそれ
    ぞれの表示位置を求め、要素を表示する要素表示手段と
    を備えている請求項1記載のスケジュール表編集装置。
  3. 【請求項3】 入力装置からの情報を要素編集手段によ
    って作成、編集して要素記憶部に設定すること、設定さ
    れた要素情報の開始時刻と終了時刻をスケール記憶部に
    設定すること、スケール記憶部に設定した開始及び終了
    の時刻を早い順に並べ替えること、並べ替えた時刻の中
    で重複を削除すること、時刻の並びに対して、各時刻の
    表示位置をスケール記憶部に設定すること、スケール記
    憶部の情報に基づき、出力装置にスケールを表示させる
    こと、要素記憶部に設定された各要素の開始時刻と終了
    時刻を、スケール記憶部を基にそれぞれの表示位置に変
    換すること、及び変換した表示位置を用いて要素を表示
    することを含むことを特徴とするスケジュール表編集方
    法。
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Effective date: 19980826