JPH1049520A - リストベクトル処理システム - Google Patents

リストベクトル処理システム

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JPH1049520A
JPH1049520A JP8198800A JP19880096A JPH1049520A JP H1049520 A JPH1049520 A JP H1049520A JP 8198800 A JP8198800 A JP 8198800A JP 19880096 A JP19880096 A JP 19880096A JP H1049520 A JPH1049520 A JP H1049520A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リストベクトルのロード命令において、主記
憶をアクセスするアドレスベクトル要素が連続して複数
一致したとき、アドレスベクトル要素を比較する一致判
定回路を大幅に増やすことなく、処理を高速化する。 【解決手段】 ベクトル処理装置1〜4と、主記憶装置
34と、ベクトル処理装置1〜4からあるサイクルで出
力される全てのアドレスベクトル要素と前記サイクルの
次のサイクルで出力される全てのアドレスベクトル要素
とを比較し、全てが一致しているかどうかを判定し、一
致拡張情報を作成する機能を持つリストベクトル処理装
置5と、リストベクトル処理装置5からの一致拡張情報
にもとづき、一致したアドレスベクトル要素に対する主
記憶装置34へのデータ読み出しアクセスを1度に縮退
させる機能を持つ主記憶制御装置33とから構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリストベクトル処理
システムに関し、特にリストベクトルのロードを高速に
処理するリストベクトル処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】リストベクトルのロード命令とは、アド
レスベクトル要素が示す主記憶装置上のアドレスからベ
クトル要素番号の若い順にデータを読み出し、ベクトル
処理装置に返す命令である。前記命令を処理において
は、従来、たとえば、「特開平5−20350号公報」
に示される技術のように、アドレスベクトル要素を複数
のベクトル処理装置に分散し、それぞれ並列に処理させ
る場合、複数のベクトル処理装置から同じタイミングで
出力したアドレスベクトル要素を一致判定回路で比較し
て同一のアドレスベクトル要素があると、その中のただ
一つのアドレスベクトル要素にだけ主記憶装置へアクセ
スさせ、その他のアドレスベクトル要素には主記憶装置
へアクセスしたアドレスベクトル要素と同じデータを返
す手段を設けることで、主記憶へのアクセス回数を減ら
し、リストベクトルのロード命令の高速化を実現してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、ベクトル処理装置の台数のアドレスベクトル要
素の分しか同一かどうか判定できないため、同一のアド
レスベクトル要素が多数連続した場合に、メモリアクセ
スの回数が減らず、性能が向上しないという問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、ベクトル処理装置の台数
の2倍のアドレスベクトル要素の分が同一かどうか判定
できるようにし、メモリアクセスの回数を減らし、性能
を向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のリストベ
クトル処理システムは (a)ベクトル命令を処理する複数のベクトル処理装置
と、(b)データが記憶される主記憶装置と、(c)前
記複数のベクトル処理装置からあるサイクルで出力され
るアドレスベクトル要素と前記サイクルの次のサイクル
で出力されるアドレスベクトル要素とを比較し、一致し
ているかどうかを判定し、一致拡張情報を作成する機能
を持つリストベクトル処理装置と、(d)前記リストベ
クトル処理装置からの一致拡張情報にもとづき、一致し
たアドレスベクトル要素に対する前記主記憶装置へのデ
ータ読み出しアクセスを1度に縮退させる機能を持つ主
記憶制御装置と、を備える。
【0006】本発明の第2のリストベクトル処理システ
ムは、第1のリストベクトル処理装置であって、前記リ
ストベクトル処理装置が、(a)N個の前記ベクトル処
理装置から、同じタイミングで出力されるアドレスベク
トル要素を書き込むN個のバッファと、(b)前記バッ
ファから読み出されたN個のアドレスベクトル要素を受
けるN個のアドレス情報レジスタと、(c)N個の前記
アドレス情報レジスタの出力のアドレスベクトル要素の
組み合わせの一致判定をする一致判定回路と、(d)前
記一致判定回路の出力結果を受ける一致判定レジスタ
と、(e)前記一致判定レジスタの出力を入力し、各ア
ドレスベクトル要素が前記主記憶装置からデータを読み
出すのか、あるいは他のアドレスベクトル要素が読み出
したデータを使うかを示す拡張情報を生成する拡張情報
生成回路と、(f)前記アドレス情報レジスタいずれか
1つからのアドレス情報を受ける前回要素保持手段と、
(g)前記前回要素保持手段と前記アドレス情報レジス
タのいずれかとの一致判定をする連続要素一致判定手段
と、(h)前記一致判定回路の出力をうけN個の要素が
一致しているか判定するN要素一致判定手段と、(j)
前記N要素一致判定手段の出力結果を受けるN要素一致
結果保持手段と、(k)前記連続要素一致判定手段の出
力およびN要素一致判定手段の出力およびN要素一致結
果保持手段の出力から、2×N個のアドレスベクトル要
素が一致しているか判定する2N要素一致判定手段と、
(l)前記2N要素一致判定手段の結果出力を受ける2
N要素一致結果保持手段と、(m)前記拡張情報生成回
路の出力および2N要素一致結果保持手段の出力から、
2×N個の要素が一致した場合は後続のN個のうち最若
番アドレスベクトル要素に対応する一致フラグを有効と
した前記一致拡張情報を作成する2N要素一致拡張情報
生成手段と、(n)前記2N要素一致拡張情報生成手段
からの前記一致拡張情報を前記主記憶制御装置に出力す
る拡張情報レジスタと、を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のリスト
ベクトル処理システムのブロック図である。図1を参照
すると、本発明のリストベクトル処理システムは、ベク
トル演算を処理するベクトル処理装置1〜4と、リスト
ベクトル命令を処理するリストベクトル処理装置5と、
リストベクトル処理装置5からアドレスおよび拡張情報
を受けて主記憶装置34に対してデータの読み出し、書
き込みを制御する主記憶制御装置33とから構成され
る。またリストベクトル処理装置5は、ベクトル処理装
置1〜4から出力されたアドレスベクトル要素を書き込
むバッファ6〜9と、前記バッファ6〜9から読み出さ
れたアドレスベクトル要素をセットするアドレス情報レ
ジスタ10〜13と、前記アドレス情報レジスタ10、
11および10、12および10、13および11、1
2および11、13および12、13のそれぞれのアド
レスベクトル要素が一致するかどうか判定し一致した場
合はそれぞれ“1”、一致しなかった場合はそれぞれ
“0”を出力する一致判定回路15と、前記一致判定回
路15の出力6ビットをセットする一致判定レジスタ2
3と、一致判定回路15の出力で前記アドレス情報レジ
スタiとjの一致判定結果を(i、j)で表したとき
(10、11)、(10、12)、(10、13)の論
理積をとることでアドレス情報レジスタ10〜13のす
べてのアドレスベクトル要素が一致した場合“1”、一
致しなかった場合“0”を出力するN要素一致判定手段
17と、前記N要素一致判定手段17の出力を保持する
N要素一致結果保持手段24と、前記アドレス情報レジ
スタ13の出力を保持する前回要素保持手段14と、前
記アドレス情報レジスタ13の出力と前記前回要素保持
手段14の出力の全ビットが一致したとき“1”、一致
しなかったとき“0”を出力する連続要素一致判定手段
16と、前記N要素一致結果保持手段24の出力と前記
N要素一致判定手段17の出力と前記連続要素一致判定
手段16の出力の論理積をとることで連続する2×N個
の要素がすべて一致した場合“1”を出力し、一致しな
かったとき“0”を出力する2N要素一致判定手段18
と、前記2N要素一致判定手段18の出力を保持する2
N要素一致結果保持手段25と、前記アドレス情報レジ
スタ10〜13のアドレスベクトル要素のそれぞれに対
応する図3に示す形式の3ビットの拡張情報を生成する
拡張情報生成回路26と、前記2N要素一致結果保持手
段25が“1”のときは前記アドレス情報レジスタ10
に対応する拡張情報中の拡張フラグを“0”から“1”
に変える2N要素一致拡張情報生成手段27と、前記2
N要素一致拡張情報生成手段27の出力をセットする拡
張情報レジスタ32から構成される。
【0008】次に、本発明の実施の形態の動作について
図2〜図4を参照して説明する。図2は、拡張情報のビ
ット構成図である。図3は、拡張情報生成論理の真理値
表である。図4、図5は、本発明の動作を示すタイミン
グチャートである。
【0009】拡張情報のビット構成は、図2に示すよう
に3ビットからなり、ビット0はアドレスベクトル要素
が自分自身よりベクトル要素番号が若いアドレスベクト
ル要素に一致したとき“1”となり、ビット1から2は
一致した相手先のアドレスベクトル要素が出力されたベ
クトル処理装置の番号が設定される。まず、拡張情報の
生成について、図1、図3を使って説明する。図1のベ
クトル処理装置1から入力し、アドレス情報レジスタ1
0にセットされているアドレスベクトル要素の拡張情報
は、図3よりつねに“000”である。図1のベクトル
処理装置2から入力し、アドレス情報レジスタ11にセ
ットされているアドレスベクトル要素の拡張情報は、図
3よりアドレス情報レジスタ10のアドレスベクトル要
素に一致するときは“100”であり、一致しないとき
は“000”である。図1のベクトル処理装置3から入
力し、アドレス情報レジスタ12にセットされているア
ドレスベクトル要素の拡張情報は、図3よりアドレス情
報レジスタ10のアドレスベクトル要素に一致するとき
は“100”であり、アドレス情報レジスタ10のアド
レスベクトル要素に一致せず、アドレス情報レジスタ1
1のアドレスベクトル要素に一致するときは“101”
であり、アドレス情報レジスタ10、11のアドレスベ
クトル要素の両方に一致しないときは“000”であ
る。
【0010】図1のベクトル処理装置4から入力し、ア
ドレス情報レジスタ13にセットされているアドレスベ
クトル要素の拡張情報は、図3よりアドレス情報レジス
タ10のアドレスベクトル要素に一致するときは“10
0”であり、アドレス情報レジスタ10のアドレスベク
トル要素に一致せず、アドレス情報レジスタ11のアド
レスベクトル要素に一致するときは“101”であり、
アドレス情報レジスタ10、11のアドレスベクトル要
素に一致せず、アドレス情報レジスタ12のアドレスベ
クトル要素に一致するときは“110”であり、アドレ
ス情報レジスタ10、11、12のアドレスベクトル要
素のいずれにも一致しないときは“000”である。
【0011】次にベクトル処理装置1〜4からそれぞれ
1回目のアドレスベクトル要素として(a、a、a、
a)、2回目のアドレスベクトル要素として(a、a、
a、a)が送られた場合の動作を、図4、図5のタイミ
ングチャートで説明する。
【0012】クロックサイクルt(n)で、バッファ6
〜9から1回目のアドレスベクトル要素を読み出し、ク
ロックサイクルt(n+1)でアドレス情報レジスタ1
0〜13にセットされる。クロックサイクルt(n+
1)で、バッファ6〜9から2回目のアドレスベクトル
要素を読み出し、クロックサイクルt(n+2)でアド
レス情報レジスタ10〜13にセットされる。
【0013】クロックサイクルt(n+1)のとき、ア
ドレス情報レジスタ10〜13のアドレスベクトル要素
はそれぞれ“a”であるから、クロックサイクルt(n
+2)でアドレス情報持ち回りレジスタ19〜22にそ
れぞれ“a”がセットされる。
【0014】クロックサイクルt(n+2)のとき、ア
ドレス情報レジスタ10〜13のアドレスベクトル要素
はそれぞれ“a”であるから、クロックサイクルt(n
+3)でアドレス情報持ち回りレジスタ19〜22にそ
れぞれ“a”がセットされる。
【0015】クロックサイクルt(n+2)のとき、ア
ドレス情報持ち回りレジスタ19〜22のアドレスベク
トル要素はそれぞれ“a”であるから、クロックサイク
ルt(n+3)で主記憶アクセスアドレスレジスタ28
〜31にそれぞれ“a”がセットされる。
【0016】クロックサイクルt(n+3)のとき、ア
ドレス情報持ち回りレジスタ19〜22のアドレスベク
トル要素はそれぞれ“a”であるから、クロックサイク
ルt(n+4)で主記憶アクセスアドレスレジスタ28
〜31にそれぞれ“a”がセットされる。
【0017】クロックサイクルt(n+1)でアドレス
情報レジスタ10〜13はすべて“a”であるから一致
判定回路15は(10、11)=“1”、(10、1
2)=“1”、(10、13)=“1”、(11、1
2)=“1”、(11、13)=“1”、(12、1
3)=“1となり、クロックサイクルt(n+2)で、
(10、11)、(10、12)、(10、13)、
(11、12)、(11、13)、(12、13)の6
ビットが一致判定結果保持手段23に書き込まれる。
【0018】クロックサイクルt(n+2)でアドレス
情報レジスタ10〜13はすべて“a”であるから一致
判定手段15は(10、11)=“1”、(10、1
2)=“1”、(10、13)=“1”、(11、1
2)=“1”、(11、13)=“1”、(12、1
3)=“1”となり、クロックサイクルt(n+3)で
(10、11)、(10、12)、(10、13)、
(11、12)、(11、13)、(12、13)の6
ビットが一致判定結果保持手段23に書き込まれる。
【0019】クロックサイクルt(n+1)のとき一致
判定回路15よりN要素一致判定手段17は(10、1
1)*(10、12)*(10、13)=“1”となり
(*は論理積を表す)クロックサイクルt(n+2)で
(10、11)*(10、12)*(10、13)の1
ビットがN要素一致結果保持手段24に書き込まれる。
【0020】クロックサイクルt(n+2)のとき一致
判定手段15よりN要素一致判定手段17は(10、1
1)*(10、12)*(10、13)=“1”となり
(*は論理積を表す)クロックサイクルt(n+3)で
(10、11)*(10、12)*(10、13)の1
ビットがN要素一致結果保持手段24に書き込まれる。
【0021】クロックサイクルt(n+1)のときアド
レス情報レジスタ13のアドレスベクトル要素は“a”
であるからクロックサイクルt(n+2)で前回要素保
持手段14に“a”が書き込まれる。
【0022】クロックサイクルt(n+2)のときアド
レス情報レジスタ13のアドレスベクトル要素は“a”
であるからクロックサイクルt(n+3)で前回要素保
持手段14に“a”が書き込まれる。
【0023】クロックサイクルt(n+1)のときアド
レス情報レジスタ13は“a”であり、前回要素保持手
段14は初期値の“0”であるため、連続要素一致判定
手段16は“0”である。
【0024】クロックサイクルt(n+2)のときアド
レス情報レジスタ13は“a”であり、前回要素一致判
定手段14は“a”であるため、連続要素一致判定手段
16は“1”である。
【0025】クロックサイクルt(n+1)のとき連続
要素一致判定手段16は“0”であり、N要素一致判定
手段17は“1”であり、N要素一致結果保持手段24
は初期値の“0”であるため2N要素一致判定手段18
は“0”になり、クロックサイクルt(n+2)で2N
要素一致結果保持手段25は“0”となる。
【0026】クロックサイクルt(n+2)のとき連続
要素一致判定手段16は“1”でありN要素一致判定手
段17は“1”であり、N要素一致結果保持手段24は
“1”であるため2N要素一致判定手段18は“1”に
なり、クロックサイクルt(n+3)のとき2N要素一
致結果保持手段25は“1”となる。
【0027】クロックサイクルt(n+2)のとき、一
致判定レジスタ23は(10、11)=“1”、(1
0、12)=“1”、(10、13)=“1”、(1
1、12)=“1”、(11、13)=“1”、(1
2、13)=“1”の6ビットが“1”であるから、拡
張情報生成回路26は図3の拡張情報生成論理に従っ
て、アドレス情報持ち回りレジスタ19のアドレスベク
トル要素に対する拡張情報は“000”となり、アドレ
ス情報持ち回りレジスタ20のアドレスベクトル要素に
対する拡張情報は“100”となり、アドレス情報持ち
回りレジスタ21のアドレスベクトル要素に対する拡張
情報は“100”となり、アドレス情報持ち回りレジス
タ22のアドレスベクトル要素に対する拡張情報は“1
00”となる。
【0028】クロックサイクルt(n+3)のとき、一
致判定レジスタ23は(10、11)=“1”、(1
0、12)=“1”、(10、13)=“1”、(1
1、12)=“1”、(11、13)=“1”、(1
2、13)=“1”の6ビットが“1”であるから、図
3の拡張情報生成手段に従って、アドレス情報持ち回り
レジスタ19のアドレスベクトル要素に対する拡張情報
は“000”となり、アドレス情報持ち回りレジスタ2
0のアドレスベクトル要素に対する拡張情報は“10
0”となり、アドレス情報持ち回りレジスタ21のアド
レスベクトル要素に対する拡張情報は“100”とな
り、アドレス情報持ち回りレジスタ22のアドレスベク
トル要素に対する拡張情報は“100”となる。
【0029】クロックサイクルt(n+2)のとき2N
要素一致結果保持手段25は“0”であり、拡張情報生
成回路26はアドレス情報持ち回りレジスタ19のアド
レスベクトル要素に対する拡張情報は“000”、アド
レス情報持ち回りレジスタ20のアドレスベクトル要素
に対する拡張情報は“100”、アドレス情報持ち回り
レジスタ21のアドレスベクトル要素に対する拡張情報
は“100”、アドレス情報持ち回りレジスタ22のア
ドレスベクトル要素に対する拡張情報は“100”であ
るから、2N要素一致拡張情報生成手段27はアドレス
情報持ち回りレジスタ19のアドレスベクトル要素に対
する拡張情報を“000”、アドレス情報持ち回りレジ
スタ20のアドレスベクトル要素に対する拡張情報を
“100”、アドレス情報持ち回りレジスタ21のアド
レスベクトル要素に対する拡張情報を“100”、アド
レス情報持ち回りレジスタ22のアドレスベクトル要素
に対する拡張情報を“100”として、クロックサイク
ルt(n+3)で拡張情報レジスタ32は主記憶アクセ
スアドレスレジスタ28のアドレスベクトル要素に対す
る拡張情報を“000”、主記憶アクセスアドレスレジ
スタ29のアドレスベクトル要素に対する拡張情報を
“100”、主記憶アクセスアドレスレジスタ30のア
ドレスベクトル要素に対する拡張情報を“100”、主
記憶アクセスアドレスレジスタ31のアドレスベクトル
要素に対する拡張情報を“100”とする。
【0030】クロックサイクルt(n+3)のとき2N
要素一致結果保持手段25は“1”であり、拡張情報生
成回路26はアドレス情報持ち回りレジスタ19のアド
レスベクトル要素に対する拡張情報は“000”、アド
レス情報持ち回りレジスタ20のアドレスベクトル要素
に対する拡張情報は“100”、アドレス情報持ち回り
レジスタ21のアドレスベクトル要素に対する拡張情報
は“100”、アドレス情報持ち回りレジスタ22のア
ドレスベクトル要素に対する拡張情報は“100”であ
るから、2N要素一致拡張情報生成手段27はアドレス
情報持ち回りレジスタ19のアドレスベクトル要素に対
する拡張情報を“100”、アドレス情報持ち回りレジ
スタ20のアドレスベクトル要素に対する拡張情報を
“100”、アドレス情報持ち回りレジスタ21のアド
レスベクトル要素に対する拡張情報を“100”、アド
レス情報持ち回りレジスタ22のアドレスベクトル要素
に対する拡張情報を“100”として、クロックサイク
ルt(n+4)で拡張情報レジスタ32は主記憶アクセ
スアドレスレジスタ28のアドレスベクトル要素に対す
る拡張情報を“100”、主記憶アクセスアドレスレジ
スタ29のアドレスベクトル要素に対する拡張情報を
“100”、主記憶アクセスアドレスレジスタ30のア
ドレスベクトル要素に対する拡張情報を“100”、主
記憶アクセスアドレスレジスタ31のアドレスベクトル
要素に対する拡張情報を“100”とする。主記憶制御
装置33は、クロックサイクルt(n+5)でリストベ
クトル制御装置5の主記憶アクセスアドレスレジスタ2
8〜31からそれぞれ“a”、“a”、“a”、“a”
のアドレスを受け取り、拡張情報レジスタ32から受け
取った各アドレスに対応する拡張情報“000”、“1
00”、“100”、“100”を受け取る。主記憶制
御装置33は、クロックサイクルt(n+6)でリスト
ベクトル制御装置5の主記憶アクセスアドレスレジスタ
28〜31からそれぞれ“a”、“a”、“a”、
“a”のアドレスを受け取り、拡張情報レジスタ32か
ら受け取った各アドレスに対応する拡張情報“10
0”、“100”、“100”、“100”を受け取
る。主記憶制御装置33は、クロックサイクルt(n+
5)で受けた拡張情報が“000”、“100”、“1
00”、“100”だったことから、主記憶アクセスア
ドレスレジスタ28から受けたアドレス“a”で主記憶
からデータを1回だけ読み出し、主記憶アドレスレジス
タ28〜31に対応するベクトル処理装置1〜4すべて
に主記憶のアドレス“a”のデータを送出する。主記憶
制御装置33は、クロックサイクルt(n+6)で受け
た拡張情報が“100”、“100”、“100”、
“100”だったことから、クロックサイクルt(n+
5)のとき受けた主記憶アクセスアドレスレジスタ28
のアドレス“a”ですでに読み出したデータを主記憶ア
ドレスレジスタ28〜31に対応するベクトル処理装置
1〜4すべてに送出する。
【0031】
【発明の効果】上述したように、先行して入力したN個
のアドレスベクトル要素と、後続して入力したN個のア
ドレスベクトル要素にまたがって一致するアドレスベク
トル要素がある場合、主記憶装置に対するアクセス回数
を減らすことを可能とし、頻度の高い特殊な場合として
2N個のアドレスベクトル要素すべてが一致していると
きのみ、一致した2N個のアドレスベクトル要素のうち
ベクトル要素番号が最若のアドレスベクトル要素を代表
として、その代表のアドレスベクトル要素に主記憶から
データを読み出させ、残りのアドレスベクトル要素につ
いては、主記憶からデータを読み出すことなく、代表の
アドレスベクトル要素が読み出したデータと同じデータ
を主記憶制御装置からベクトル処理装置に返させるため
の拡張情報を生成することにより、主記憶へのアクセス
回数を減らして処理の高速化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】拡張情報のビット構成図である。
【図3】拡張情報生成論理の真理値表である。
【図4】本発明の実施の形態の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図5】図4の続きを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1〜4 ベクトル処理装置 5 リストベクトル処理装置 6〜9 バッファ 10〜13 アドレス情報レジスタ 14 前回要素保持手段 15 一致判定回路 16 連続要素一致判定手段 17 N要素一致判定手段 18 2N要素一致判定手段 19〜22 アドレス情報持ち回りレジスタ 23 一致判定レジスタ 24 N要素一致結果保持手段 25 2N要素一致結果保持手段 26 拡張情報生成回路 27 2N要素一致拡張情報生成手段 28〜31 主記憶アクセスアドレスレジスタ 32 拡張情報レジスタ 33 主記憶制御装置 34 主記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ベクトル命令を処理する複数のベク
    トル処理装置と、(b)データが記憶される主記憶装置
    と、(c)前記複数のベクトル処理装置からあるサイク
    ルで出力されるアドレスベクトル要素と前記サイクルの
    次のサイクルで出力されるアドレスベクトル要素とを比
    較し、一致しているかどうかを判定し、一致拡張情報を
    作成する機能を持つリストベクトル処理装置と、(d)
    前記リストベクトル処理装置からの一致拡張情報にもと
    づき、一致したアドレスベクトル要素に対する前記主記
    憶装置へのデータ読み出しアクセスを1度に縮退させる
    機能を持つ主記憶制御装置と、を有することを特徴とす
    るリストベクトル処理システム。
  2. 【請求項2】 前記リストベクトル処理装置が、(a)
    N個の前記ベクトル処理装置から、同じタイミングで出
    力されるアドレスベクトル要素を書き込むN個のバッフ
    ァと、(b)前記バッファから読み出されたN個のアド
    レスベクトル要素を受けるN個のアドレス情報レジスタ
    と、(c)N個の前記アドレス情報レジスタの出力のア
    ドレスベクトル要素の組み合わせの一致判定をする一致
    判定回路と、(d)前記一致判定回路の出力結果を受け
    る一致判定レジスタと、(e)前記一致判定レジスタの
    出力を入力し、各アドレスベクトル要素が前記主記憶装
    置からデータを読み出すのか、あるいは他のアドレスベ
    クトル要素が読み出したデータを使うかを示す拡張情報
    を生成する拡張情報生成回路と、(f)前記アドレス情
    報レジスタいずれか1つからのアドレス情報を受ける前
    回要素保持手段と、(g)前記前回要素保持手段と前記
    アドレス情報レジスタのいずれかとの一致判定をする連
    続要素一致判定手段と、(h)前記一致判定回路の出力
    をうけN個の要素が一致しているか判定するN要素一致
    判定手段と、(j)前記N要素一致判定手段の出力結果
    を受けるN要素一致結果保持手段と、(k)前記連続要
    素一致判定手段の出力およびN要素一致判定手段の出力
    およびN要素一致結果保持手段の出力から、2×N個の
    アドレスベクトル要素が一致しているか判定する2N要
    素一致判定手段と、(l)前記2N要素一致判定手段の
    結果出力を受ける2N要素一致結果保持手段と、(m)
    前記拡張情報生成回路の出力および2N要素一致結果保
    持手段の出力から、2×N個の要素が一致した場合は後
    続のN個のうち最若番アドレスベクトル要素に対応する
    一致フラグを有効とした前記一致拡張情報を作成する2
    N要素一致拡張情報生成手段と、(n)前記2N要素一
    致拡張情報生成手段からの前記一致拡張情報を前記主記
    憶制御装置に出力する拡張情報レジスタと、を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のリストベクトル処理シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008165685A (ja) * 2007-01-04 2008-07-17 Nec Corp リストベクトル処理装置及び方法
JP2020052862A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 日本電気株式会社 計算機および計算方法

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