JPH1048906A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1048906A
JPH1048906A JP8204648A JP20464896A JPH1048906A JP H1048906 A JPH1048906 A JP H1048906A JP 8204648 A JP8204648 A JP 8204648A JP 20464896 A JP20464896 A JP 20464896A JP H1048906 A JPH1048906 A JP H1048906A
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JP
Japan
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image forming
sheet
image
paper
forming apparatus
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JP8204648A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kusuda
敏明 楠田
Tadakazu Ogiri
忠和 大桐
Moriaki Miyamoto
謹彰 宮本
Kazuya Kamihira
和也 上平
Kuniaki Nakano
中野  邦昭
Kiyotaka Arai
清孝 新井
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成が終了した用紙を選択的に排出する
ためのソータやメールボックス等の選択排出手段を備
え、設置スペースの小さい画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、ケーシング2の内部の
下端部に装着される給紙カセット3と、給紙カセット3
の上方に位置する空間に各色成分に対応する複数の画像
形成ユニット9a〜9dが配列されてなる画像形成部8
と、給紙カセット3に収納されている用紙を画像形成ユ
ニット9a〜9dの各画像形成部位に順次搬送するため
の用紙搬送手段26と、用紙上に転写された画像を加熱
定着する定着装置31と、画像形成部8の側方に位置す
る空間に配置され、定着装置から排出される用紙を選択
的に排出するソータ40とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に、用紙上に各色成分の画像を重ねて転写する画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フルカラー印刷を行う電子写真方式の画
像形成装置として、中間転写体上に4色の各色成分のト
ナー像を重ね合わせて形成し、これを用紙上に一括して
転写するものが知られている。この場合、中間転写体上
に一旦フルカラー画像を形成する必要があり、高速処理
が困難である。このため、各色成分に対応する複数の画
像形成ユニットを並べて配置し、搬送されてくる用紙上
に各色成分によるトナー画像を同時に重ねて転写する、
いわゆるタンデム方式のものが提案されている。
【0003】この場合、各画像形成ユニットは、表面に
静電潜像が形成される感光体ドラム、感光体ドラムの表
面に形成された静電潜像を各色成分のトナー画像として
顕像化する現像器、画像情報に応じたレーザビームを走
査方向に偏向するポリゴンミラー、ポリゴンミラーで偏
向されたレーザビームを感光体ドラム上に結像させるレ
ンズユニット等を備えている。感光体ドラムの周辺に
は、感光体ドラムを予め帯電する主帯電器、感光体ドラ
ム上のトナー像を用紙上に転写し、感光体ドラムから用
紙を分離する転写・分離装置等が配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなタンデ
ム方式の画像形成装置では、イエロー、シアン、マゼン
ダ、ブラックの4つの色成分に対応した4つの画像形成
ユニットが設けられる。したがって、画像形成装置にお
ける各画像形成ユニットの占めるスペースが大きくな
り、装置全体の小型化を図ることが困難である。特に、
給紙カセットから用紙を水平方向に搬送し、画像形成部
において用紙上に画像形成を行った後、用紙を排出する
場合、各画像形成ユニットも水平方向に並列に配置する
必要があり、装置の平面形状が大型化して大きな設置ス
ペースが必要となってくる。
【0005】また、多くの部数を複写する複写機にあっ
ては、複写部数に対応するビン・トレイを有するソータ
が不可欠となる。カラープリンタにおいても、上述した
ようなタンデム方式の場合、高速印刷が可能であるた
め、複数部の印刷処理を実行させることが考えられる
が、この場合も印刷物を仕分けするためのソータを設置
する必要性が出てくる。
【0006】このように画像形成装置にソータを設ける
場合にはさらに装置の小型化が困難であり、設置スペー
スが大きくなってしまう。さらに、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN)等に接続されて用いられるプリンタ
の場合、各使用者別に設定されたメールボックスを設
け、印刷物を各メールボックスに仕分けして排出するこ
とが考えられる。このようなメールボックスも装置の小
型化を難しくするものである。
【0007】また、複写機の場合には、原稿画像を光学
的に読み取るためのスキャナを必要とする。このスキャ
ナは通常、A3原稿が載置可能な原稿台を有し、装置の
上部に配置される。また、両面印刷または両面複写が可
能な画像形成装置の場合、画像形成部において一方の面
に画像形成がなされた用紙を反転させてさらに画像形成
部に給紙するための用紙反転部を設ける必要がある。前
述したようなタンデム方式の画像形成装置において、ソ
ータやメールボックスとスキャナ及び用紙反転部等を複
合的に設けると、さらに装置が大型化し、特に平面形状
が大きくなって省スペース化を図ることが困難となる。
【0008】本発明の目的は、画像形成が終了した用紙
を選択的に排出するためのソータやメールボックス等を
備える画像形成装置の小型化を図り、設置スペースの小
さい画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、ケーシングと、給紙カセットと、画像形成部と、
用紙搬送手段と、定着装置と、選択排出手段とを備えて
いる。給紙カセットは用紙が積層状態で収納され、ケー
シング内部の下端部に装着される。画像形成部はケーシ
ング内部における給紙カセットの上方に位置する空間
に、各色成分に対応する複数の画像形成ユニットが鉛直
方向に配列されている。用紙搬送手段は、給紙カセット
に収納されている用紙を複数の画像形成ユニットの各画
像形成部位に順次搬送するために鉛直方向に設けられる
ものである。定着装置は用紙搬送手段の上方に延設さ
れ、用紙上に転写された画像を加熱定着する。選択排出
手段は、ケーシング内部における画像形成部の側方に位
置する空間に設けられ、定着装置から排出される用紙を
選択的に排出するものである。このようにした画像形成
装置では、給紙カセットの上方に位置する空間に設けら
れる画像形成部が複数の画像形成ユニットを鉛直方向に
配列した構成になっており、この画像形成部の側方に位
置して空間が生じることとなる。この空間に選択排出手
段を設けているため、装置を小型化して設置スペースを
小さく構成できる。
【0010】ここで、選択排出手段として、複数のビン
・トレイを有するソータを設けることができる。この場
合、複数部の印刷または複写を行い、画像形成後の用紙
に対してソーティングを行うことができる。このソータ
は、定着装置からの用紙の排出方向上流側に基端部を有
し基端部から用紙排出方向下流側に延設されたビン・ト
レイが上下方向に複数配設され、下方に位置するビン・
トレイの先端部が上方に位置するビン・トレイの先端部
より用紙排出方向下流側に位置するように構成すること
ができる。この場合には、各ビン・トレイ内に排出され
た用紙の有無を容易に目視確認することができる。
【0011】さらに、選択排出手段は使用者毎に区分け
された複数のメールボックス・ビンを有するメールボッ
クスで構成できる。この場合には、LAN等のネットワ
ークに接続され、ネットワーク上の各端末からの指令に
基づいて用紙上に画像形成を行い、画像形成が完了した
用紙をその使用者に対応するメールボックス・ビンに収
納させることができる。
【0012】ケーシングの内部における選択排出手段の
下方に位置して、用紙の表裏を反転させる用紙反転部を
さらに設けることができる。この場合には、用紙反転部
により用紙の両面に画像形成を行うことができ、かつ選
択排出手段の下方に位置する空間に用紙反転部を配置し
ているため、装置全体を大型化することなく構成でき
る。
【0013】また、選択排出手段の上方に位置する空間
に、原稿画像を読み取る画像読取手段をさらに設けるこ
とができる。この場合も装置を大型化することなく画像
読取手段を設けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態が採用される
画像形成装置について図に基づいて説明する。図1は、
フルカラー印刷を行うプリンタの縦断面概略構成図であ
る。プリンタ本体1はケーシング2を有している。ケー
シング2の下端部には、給紙カセット3を装着するため
の給紙カセット装着部4が設けられている。給紙カセッ
ト3は、内部に用紙が収納されるものであり、一端が内
部底面に支持され他端が上下方向に移動可能な上載板5
を有している。この上載板5はばね6によって上方に付
勢されている。
【0015】給紙カセット装着部4の上方であって、給
紙カセット3に収納される用紙の一端に当接する位置に
給紙ローラ7が配置されている。給紙カセット3に収納
されている用紙は、上載板5上に積層状態に載置されて
おり、一端がばね6によって上方に押し上げられて、最
上部に位置する用紙が給紙ローラ7に圧接されている。
【0016】給紙カセット装着部4の上方に位置する空
間には画像形成部8が設けられている。この画像形成部
8には、たとえば上からブラック、イエロー、マゼン
ダ、シアンの各色成分の画像を形成するための画像形成
ユニット9a,9b,9c,9dが鉛直方向に配列され
ている。画像形成ユニット9a〜9bは、それぞれ図2
に示すように、表面に静電潜像が形成される感光体ドラ
ム13と、感光体ドラム13上に各色成分のトナー画像
を形成するための現像部14と、感光体ドラム13上に
レーザビームを集光して静電潜像を形成するためのレー
ザスキャンユニット15とを備えている。感光体ドラム
13の周囲には、感光体ドラム13の周面を予め帯電さ
せる主帯電器16と、搬送されてくる用紙上に感光体ド
ラム13上のトナー画像を転写するための転写ローラ1
7と、感光体ドラム13の周面に残留したトナーを除去
するためのクリーニング装置18とが設けられている。
【0017】現像部14には、各色成分に対応する色ト
ナーが収納されたトナーカートリッジ19が装着されて
おり、トナーを送給するための送りローラ20、感光体
ドラム13周面と接触して感光体ドラム13上にトナー
画像を形成するための現像ローラ21及び現像ローラ2
1の周面にトナーを供給する現像剤補給ローラ22が設
けられている。
【0018】レーザスキャンユニット15は、画像情報
に応じたレーザビームを照射するレーザ光源(図示せ
ず)、モータ23により回転駆動されレーザ光源からの
レーザビームを偏向するポリゴンミラー24及びポリゴ
ンミラー24によって偏向されたレーザビームを感光体
ドラム13の周面に結像させるためのレンズユニット2
5が設けられている。
【0019】画像形成部8には、図2に示したような画
像形成ユニット9a〜9dが鉛直方向に配列されてお
り、画像形成部8の図1左側に感光体ドラム13a,1
3b,13c,13dが上から順に位置することとな
る。画像形成部8の図1左側方には、給紙カセット3に
収納されている用紙を画像形成部8の各感光体ドラム1
3a,13b,13c,13dに搬送する用紙搬送手段
26が設けられている。用紙搬送手段26は、鉛直方向
に配置されて回転可能な搬送用ローラ27,28と、2
つの搬送用ローラ27,28に張設され感光体ドラム1
3a〜13dに用紙を搬送するとともに用紙を介して各
感光体ドラム13a〜13dに圧接する搬送ベルト29
とを有している。
【0020】搬送ベルト29を介して各感光体ドラム1
3a,13b,13c,13dと対向する位置に、それ
ぞれ転写ローラ17a,17b,17c,17dが設け
られている。用紙搬送手段26はケーシング2の1つの
側面(図1左側)に近接して設けられている。ケーシン
グ2の図1左側面には、上部が側方に開放可能な開放パ
ネル30が設けられている。開放パネル30の下端部
は、搬送用ローラ28の回転軸と同心軸で回動可能に支
持されている。前述した用紙搬送手段26はこの開放パ
ネル30に固定されており、開放パネル30と一体的に
側方に開放可能となっている。
【0021】開放パネル30の下部には、側方に開閉可
能な手差しトレイ10が設けられている。開放パネル3
0がプリンタ本体1に閉止されている状態で、この手差
しトレイ10を側方に開放すると、この手差しトレイ1
0から用紙搬送手段26に用紙を供給することが可能と
なる。用紙搬送手段26の上方には、用紙上に形成され
たトナー画像を加熱定着するための定着装置31が設け
られている。定着装置31は、内部にヒータを有する加
熱ローラ32と、加圧ローラ対33,34と、加熱ロー
ラ32と一方の加圧ローラ33との間に張設された無端
金属ベルトでなる定着ベルト35とを有している。
【0022】定着装置31の図1右側には用紙を排出す
るための排出口36が設けられている。さらに、画像形
成部8の上方に位置する空間には、排出口36から排出
される用紙を受け取るための排紙トレイ37が設けられ
ている。画像形成部8の図1右側であって、排紙トレイ
37の下方に位置する空間には、定着装置31から排出
される用紙をソーティングするためのソータ40が設け
られている。定着装置31から排出口36に到る経路に
は排紙搬送路38が設けられ、さらに排紙搬送路38の
中間から分岐して用紙をソータ40側に搬送するソーテ
ィング搬送路39が設けられている。ソータ40は、ソ
ーティング搬送路39側に基端部を有し、基端部から用
紙排出方向下流側に上方に傾斜して延設される複数(図
示したものは5つ)のビン・トレイ41a〜41eを有
している。各ビン・トレイ41a〜41eは、それぞれ
上方に位置するものほど、基端部及び先端部が用紙排出
方向上流側に位置するように設けられている。このこと
より、ソータ40内に排出された用紙が上方から目視確
認することが容易となっている。
【0023】給紙ローラ7、用紙搬送手段26、感光体
ドラム13、定着装置31、ソータ40はそれぞれ図示
しない駆動手段が設けられており、給紙カセット3また
は手差しトレイ10から画像形成部8、定着装置31を
介して排紙トレイ37またはソータ40まで用紙を搬送
するように構成されている。この画像形成装置では、図
3に示すように制御部51を備えている。制御部51は
CPU,ROM,RAM,各種IO等を含むいわゆるマ
イクロコンピュータシステムで構成されている。制御部
51には、コンピュータやワープロ、イメージスキャ
ナ、OCR等のデータ処理装置から画像情報を受け取る
ための画像情報入力部52が接続されている。この画像
形成装置が、LANや電話回線を介したネットワークに
接続されるときは、この画像情報入力部52はモデム、
ネットワークコントロールユニット(NCU)等のデー
タ処理装置を含む構成にできる。
【0024】また、制御部51には入力された画像情報
を各色成分に分解して色成分毎の画像情報に変換する画
像処理部53が接続されている。さらに、制御部51に
は、画像形成部8が接続されている。制御部51では、
画像処理部53で各色成分毎に変換された画像情報に基
づいて、画像形成部8の各レーザ光源を駆動し、各感光
体ドラム13a〜13d上にその色成分に基づく静電潜
像を形成させる。
【0025】また、制御部51には、給紙ローラ7、用
紙搬送手段27等を含む用紙搬送系54、定着装置31
及びソータ40を制御する選択排出制御部55が接続さ
れている。この実施形態による画像形成装置では、用紙
が収納された給紙カセット3が、給紙カセット装着部4
に装着される。このとき、ばね6の作用により、給紙カ
セット3内の最上部の用紙は給紙ローラ7に当接してい
る。
【0026】印刷処理の指示があると、給紙ローラ7を
駆動して最上位の用紙を用紙搬送手段26に送給する
か、または手差しトレイ10に載置されている用紙を用
紙搬送手段26に送給し、さらに用紙搬送手段26を駆
動して画像形成部8の感光体ドラム13に用紙を搬送す
る。同時に、各色成分の画像情報に基づいて、各画像形
成ユニット9a〜9dのレーザ光源を駆動し、感光体ド
ラム13a〜13d上に静電潜像を形成する。各感光体
ドラム13a〜13d上の静電潜像は、現像ローラ21
によってそれぞれの色トナーによるトナー画像として顕
像化される。搬送ベルト29によって搬送される用紙
は、各感光体ドラム13a〜13dに接触しており、転
写ローラ17a〜17dにより、搬送ベルト29を介し
て裏面から帯電されることによってトナー画像が各色成
分毎に順次転写される。用紙搬送手段26により搬送さ
れる用紙は、さらに定着装置31に搬送される。定着装
置31では、加熱ローラ32によって加熱された定着ベ
ルト35が加圧ローラ対33,34の間に圧接状態で回
転されている。加圧ローラ対33,34間に搬送された
用紙上には、画像形成部8で転写されたトナー画像が形
成されており、このトナー画像は定着ベルト35の熱に
より加熱溶融して定着される。この後、用紙は排紙トレ
イ37またはソータ40に選択的に排出される。
【0027】この実施形態では、各色成分に対応する画
像形成ユニット9a〜9dが給紙カセット3の上方に位
置する空間に鉛直方向に配列されており、さらに、ソー
タ37が画像形成部8の側方に位置する空間に配置され
ているため、装置内の余分な空間を少なくし装置が大型
化することを防止できる。また、ケーシング2の側方に
設けた開放パネル30と一体的に用紙搬送手段26を開
放することができ、紙詰まりが発生した場合のジャム処
理を簡単に行うことができる。
【0028】さらに、ソータ40のビン・トレイ41a
〜41eが位置をずらせて配置されているため、ソータ
40内に排紙された用紙が上方から目視確認することが
容易となっている。また、定着装置31の定着ベルト3
5は無端金属ベルトで構成されており、定着装置31を
コンパクトに構成でき、装置を小型化することが可能と
なっている。
【0029】〔他の実施形態〕 (A)図4は他の実施形態が採用される画像形成装置の
縦断面概略構成図である。この実施形態では、図1に示
すプリンタのソータ40に代えてメールボックス42を
配置している。メールボックス42は、定着装置31側
に基端部を有し、基端部から用紙排出方向下流側に延設
される複数(図示したものは11個)のメールボックス
・ビン43a〜43kを有している。各メールボックス
・ビン43a〜43kは、メールボックス42から図右
側方に引き出し可能となっており、必要に応じて施錠が
可能となっている。また、定着装置31から排出口36
に到る排紙搬送路38の中間部よりメールボックス42
側に分岐するメールボックス搬送路44が設けられてい
る。定着装置31から排出される用紙は、排紙搬送路3
8を介して排紙トレイ37側またはメールボックス搬送
路44側に選択的に搬送される。メールボックス搬送路
44に送られた用紙は、メールボックス・ビン43a〜
43kのいずれかに選択的に排出される。
【0030】この実施形態においても、図3と同様の制
御部が設けられている。但し、選択排出制御部55はメ
ールボックス42の制御を行うものである。この実施形
態では、LAN等のネットワークに接続されて使用する
際に、メールボックス43中のメールボックス・ビンを
それぞれ予め各使用者に対応させておく。ネットワーク
に接続されている各端末からの画像情報に基づいて印刷
を行う指令を受けた場合、前述の実施形態と同様の手順
でフルカラー印刷を行い、印刷指令を行った使用者に対
応するメールボックス・ビンに排出させる。したがっ
て、この実施形態では、LAN等のネットワークに接続
されて用いられる場合に、メールボックスの機能を具備
し、かつ設置スペースを小さくした画像形成装置を構成
できる。 (B)図5に示すように、ソータ40及びメールボック
ス42を両方備える構成とすることも可能である。この
場合、定着装置31に続けて設けられる排紙搬送路38
の中間部からソーティング搬送路39が分岐して設け、
ソーティング搬送路39からさらにメールボックス搬送
路44が分岐して設けるものとする。ここでは、スペー
スの関係上、ソータ40を5つのビン・トレイ41a〜
41eで構成し、メールボックス42を6つのメールボ
ックス・ビン43a〜43fで構成している。この場合
も、図3と同様の制御部が設けられ、制御部51に接続
されている選択排出制御部55は、排紙搬送路38、ソ
ーティング搬送路39、ソータ40、メールボックス搬
送路44、メールボックス42を制御して各種印刷指令
に応じた排紙動作を行う。 (C)図1,図4、図5における排紙トレイ37に代え
てスキャナ等の画像読取部を備えた複写機を構成するこ
ともできる。たとえば、図5に示す実施形態において、
排紙トレイ37に代えてスキャナを配置したものを図6
に示す。
【0031】この実施形態では、画像形成部8の図右側
にソータ40とメールボックス42とが配置されてお
り、画像形成部8及びソータ40の上方に位置する空間
にスキャナ45が配置されている。スキャナ45は、上
面に原稿が載置される原稿台と、原稿台に載置された原
稿に光を照射する光源、原稿から反射する光を受光する
受光素子等を備えている。定着装置31から排出される
用紙は、排紙搬送路38によりソータ40及びメールボ
ックス42側に搬送される。排紙搬送路38は、中間部
においてソータ40側に向かうソーティング搬送路39
とメールボックス42側に向かうメールボックス搬送路
44とに分岐している。
【0032】この実施形態では、図7に示すような制御
部51が設けられる。この制御部51は、図3に示すも
のと同様の構成であり、画像情報入力部52、画像処理
部53、画像形成部8、用紙搬送系54、定着装置3
1、選択排出制御部55等が接続されている。また、制
御部51にはスキャナ45が接続されている。スキャナ
45で読み取った原稿画像は、画像情報入力部52から
の画像情報と同様にして画像処理部53に送られて処理
される。
【0033】この実施形態では、スキャナ45を備えた
複写機において、ソータやメールボックス機能を持たせ
ることができ、しかも装置を大型化することなく設置ス
ペースの小さいものを提供できる。 (D)図6に示す実施形態において、メールボックス搬
送路44から延設されて用紙の表裏を反転させるための
用紙反転部46をさらに設けることができる。用紙反転
部46はさらに給紙カセット3側に延設されており、給
紙ローラ6を介して用紙搬送手段26側に表裏が反転し
た用紙を搬送するように構成されている。
【0034】この実施形態では、図7に示す用紙搬送系
54及び選択排出制御部55がこの用紙反転部46を含
む構成となる。この実施形態では、両面印刷または両面
複写の要求に応じることができ、しかも用紙反転部46
がメールボックス42の下方に位置する空間に配置され
ているため、装置が大型化することなくコンパクトに構
成できる。この用紙反転部46は、第1図,第4図,第
5図に記載した実施形態のものにも適用することが可能
である。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置では、画像形
成部を給紙カセットの上方に位置する空間に配置し、ソ
ータやメールボックス等の選択排出手段を画像形成部の
側方に位置する空間に配置しているため、装置全体の平
面形状をコンパクトに構成することができ、複数の部数
を印刷したり、ネットワークプリンタとして用いる場合
にも省スペース化を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用される画像形成装置
の縦断面概略構成図。
【図2】画像形成ユニットの構成を示す縦断面図。
【図3】本発明に係る一実施形態が採用される画像形成
装置の制御ブロック図。
【図4】他の実施形態の縦断面概略構成図。
【図5】他の実施形態の縦断面概略構成図。
【図6】他の実施形態の縦断面概略構成図。
【図7】その制御ブロック図。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 2 ケーシング 3 給紙カセット 4 給紙カセット装着部 5 乗載板 6 ばね 7 給紙ローラ 8 画像形成部 9a〜9d 画像形成ユニット 13a〜13d 感光体ドラム 14 現像器 15 レーザスキャンユニット 17a〜17d 転写ローラ 21 現像ローラ 24 ポリゴンミラー 26 用紙搬送手段 31 定着装置 36 排出口 37 排紙トレイ 38 排紙搬送路 39 ソーティング搬送路 40 ソータ 41a〜41e ビン・トレイ 42 メールボックス 43a〜43k メールボックス・ビン 44 メールボックス搬送路 45 スキャナ 46 用紙反転部 51 制御部 52 画像情報入力部 53 画像処理部 54 用紙搬送系 55 選択排出制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上平 和也 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 中野 邦昭 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 新井 清孝 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙上に各色成分の画像を重ねて転写する
    画像形成装置であって、 ケーシングと、 前記用紙が積層状態で収納され、前記ケーシング内部の
    下端部に装着される給紙カセットと、 前記ケーシング内部における前記給紙カセットの上方に
    位置する空間に、各色成分に対応する複数の画像形成ユ
    ニットが鉛直方向に配列されてなる画像形成部と、 前記給紙カセットに収納されている用紙を前記複数の画
    像形成ユニットの画像形成部位に順次搬送するために鉛
    直方向に設けられる用紙搬送手段と、 前記用紙搬送手段の上方に延設され、前記用紙上に転写
    された画像を加熱定着する定着装置と、 前記ケーシング内部における前記画像形成部の側方に位
    置する空間に設けられ、前記定着装置から排出される用
    紙を選択的に排出する選択排出手段と、を有する画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】前記選択排出手段は、複数のビン・トレイ
    を有するソータである、請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】前記ソータは、前記定着装置からの用紙の
    排出方向上流側に基端部を有し前記基端部から用紙排出
    方向下流側に延設されたビン・トレイが上下方向に複数
    配設され、下方に位置するビン・トレイの先端部が上方
    に位置するビン・トレイの先端部より用紙排出方向下流
    側に位置するように構成される、請求項2に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記選択排出手段は、複数のメールボック
    ス・ビンを有するメールボックスである、請求項1に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記ケーシングの内部における前記選択排
    出手段の下方に位置して、前記用紙の表裏を反転させる
    用紙反転部がさらに設けられる、請求項1〜4のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記選択排出手段の上方に位置する空間
    に、原稿画像を読み取る画像読取手段がさらに設けられ
    る、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
JP8204648A 1996-08-02 1996-08-02 画像形成装置 Pending JPH1048906A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008112188A (ja) * 2008-01-18 2008-05-15 Mitsubishi Chemicals Corp 画像形成方法及び画像形成装置

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JP2008112188A (ja) * 2008-01-18 2008-05-15 Mitsubishi Chemicals Corp 画像形成方法及び画像形成装置

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