JPH1048556A - 偏向走査装置 - Google Patents
偏向走査装置Info
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- JPH1048556A JPH1048556A JP8216578A JP21657896A JPH1048556A JP H1048556 A JPH1048556 A JP H1048556A JP 8216578 A JP8216578 A JP 8216578A JP 21657896 A JP21657896 A JP 21657896A JP H1048556 A JPH1048556 A JP H1048556A
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- mirror
- lens
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- reflecting mirror
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＢＤミラーの組み付けを簡単にする。
【解決手段】 回転多面鏡３の走査光Ｌ1 の主要部は走
査レンズ４によって図示しない感光体に結像される。走
査光Ｌ1 の一部分は走査面の一端でＢＤミラー５によっ
て走査開始信号として分離され、ＢＤセンサ７に導入さ
れる。走査レンズ４は、その一端にＢＤミラー保持部４
ｂを有し、ＢＤミラー５は、走査レンズ４を樹脂によっ
て一体成形するときにインサートとしてＢＤミラー保持
部４ｂに埋め込まれる。
査レンズ４によって図示しない感光体に結像される。走
査光Ｌ1 の一部分は走査面の一端でＢＤミラー５によっ
て走査開始信号として分離され、ＢＤセンサ７に導入さ
れる。走査レンズ４は、その一端にＢＤミラー保持部４
ｂを有し、ＢＤミラー５は、走査レンズ４を樹脂によっ
て一体成形するときにインサートとしてＢＤミラー保持
部４ｂに埋め込まれる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザプリンタやレ
ーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる偏向走
査装置に関するものである。
ーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる偏向走
査装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】レーザプリンタやレーザファクシミリ等
の画像形成装置に用いられる偏向走査装置は、図５に示
すように、半導体レーザ１０１から発生されたレーザ光
をコリメータレンズによって平行化し、続いてアパーチ
ャによってビーム形状を整えたうえで、シリンドリカル
レンズ１０２によって線状の光束に集光し、回転多面鏡
１０３によってその回転軸に沿った方向（以下、「Ｚ軸
方向」という。）に垂直な所定の方向（以下、「Ｙ軸方
向」という。）に偏向走査し、走査レンズ１０４を経て
回転ドラム１０５上の感光体に結像させる。感光体に結
像する光束は、回転多面鏡１０３の回転によるＹ軸方向
の主走査と、回転ドラム１０５の回転によるＺ軸方向の
副走査に伴って静電潜像を形成する。
の画像形成装置に用いられる偏向走査装置は、図５に示
すように、半導体レーザ１０１から発生されたレーザ光
をコリメータレンズによって平行化し、続いてアパーチ
ャによってビーム形状を整えたうえで、シリンドリカル
レンズ１０２によって線状の光束に集光し、回転多面鏡
１０３によってその回転軸に沿った方向（以下、「Ｚ軸
方向」という。）に垂直な所定の方向（以下、「Ｙ軸方
向」という。）に偏向走査し、走査レンズ１０４を経て
回転ドラム１０５上の感光体に結像させる。感光体に結
像する光束は、回転多面鏡１０３の回転によるＹ軸方向
の主走査と、回転ドラム１０５の回転によるＺ軸方向の
副走査に伴って静電潜像を形成する。
【０００３】回転多面鏡１０３の走査光Ｌ0 は、その走
査面（ＸＹ平面）のＹ軸方向の一端においてＢＤミラー
１０６によって前記走査面の下方へ分離され、集光レン
ズ１０６ａを経てＢＤセンサ１０７に導入され、図示し
ないコントローラにおいて走査開始信号に変換されて半
導体レーザ１０１に送信される。半導体レーザ１０１は
走査開始信号を受信したうえで書き込み変調を開始す
る。走査レンズ１０４は、回転多面鏡１０３によって等
角速度で走査される走査光Ｌ0 を、回転ドラム１０５上
においてＹ軸方向に等速度で走査する走査光に変換する
いわゆるｆθ機能を有する。
査面（ＸＹ平面）のＹ軸方向の一端においてＢＤミラー
１０６によって前記走査面の下方へ分離され、集光レン
ズ１０６ａを経てＢＤセンサ１０７に導入され、図示し
ないコントローラにおいて走査開始信号に変換されて半
導体レーザ１０１に送信される。半導体レーザ１０１は
走査開始信号を受信したうえで書き込み変調を開始す
る。走査レンズ１０４は、回転多面鏡１０３によって等
角速度で走査される走査光Ｌ0 を、回転ドラム１０５上
においてＹ軸方向に等速度で走査する走査光に変換する
いわゆるｆθ機能を有する。
【０００４】半導体レーザ１０１、シリンドリカルレン
ズ１０２、回転多面鏡１０３、走査レンズ１０４、ＢＤ
ミラー１０６およびＢＤセンサ１０７は光学箱１０８の
側壁や底壁に取り付けられる。回転ドラム１０５は光学
箱１０８の外側に配設されており、光学箱１０８の側壁
には、走査光Ｌ0 を光学箱から回転ドラム１０５に向か
って取り出すための窓が設けられている。また、光学箱
１０８の上部開口はふた部材によって閉塞される。
ズ１０２、回転多面鏡１０３、走査レンズ１０４、ＢＤ
ミラー１０６およびＢＤセンサ１０７は光学箱１０８の
側壁や底壁に取り付けられる。回転ドラム１０５は光学
箱１０８の外側に配設されており、光学箱１０８の側壁
には、走査光Ｌ0 を光学箱から回転ドラム１０５に向か
って取り出すための窓が設けられている。また、光学箱
１０８の上部開口はふた部材によって閉塞される。
【０００５】回転多面鏡１０３のモータ１０３ａや半導
体レーザ１０１の回路基板（制御部）は、ＢＤセンサ１
０７とともに、図示しないケーブル（電気束線）によっ
て前記コントローラに接続される。これらのケーブル
は、光学箱１０８やふた部材に形成された孔や切欠部を
通って光学箱の内部から引き出される。
体レーザ１０１の回路基板（制御部）は、ＢＤセンサ１
０７とともに、図示しないケーブル（電気束線）によっ
て前記コントローラに接続される。これらのケーブル
は、光学箱１０８やふた部材に形成された孔や切欠部を
通って光学箱の内部から引き出される。
【０００６】光学箱１０８に対するＢＤミラー１０６の
組み付けは、図６または図７に示すミラーホルダ１０
９、１１９にＢＤミラー１０６を組み付けたうえで、ミ
ラーホルダ１０９、１１９を光学箱１０８にビス止めす
ることによって行なわれる。図６に示すミラーホルダ１
０９は、ＢＤミラー１０６の前面に当接される当接部１
０９ａとこれに対向する弾性押圧部１０９ｂの間にＢＤ
ミラー１０６を保持するものであり、図７に示すミラー
ホルダ１１９は、ＢＤミラー１０６の背面を当接部１１
９ａに当接し、両者をバネ１１９ｂによって一体化する
ものである。
組み付けは、図６または図７に示すミラーホルダ１０
９、１１９にＢＤミラー１０６を組み付けたうえで、ミ
ラーホルダ１０９、１１９を光学箱１０８にビス止めす
ることによって行なわれる。図６に示すミラーホルダ１
０９は、ＢＤミラー１０６の前面に当接される当接部１
０９ａとこれに対向する弾性押圧部１０９ｂの間にＢＤ
ミラー１０６を保持するものであり、図７に示すミラー
ホルダ１１９は、ＢＤミラー１０６の背面を当接部１１
９ａに当接し、両者をバネ１１９ｂによって一体化する
ものである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、回転多面鏡の走査光をその走査面の一
端において分離するＢＤミラーの組み付けが複雑であ
り、このために装置の低価格化を促進できないという未
解決の課題がある。すなわち、ＢＤミラーを一たんミラ
ーホルダに組み付けたうえでミラーホルダを光学箱に固
定するという複数の工程を必要とするため、組立工程数
が多く、また、ミラーホルダを用いることで組立部品点
数も増加する。
の技術によれば、回転多面鏡の走査光をその走査面の一
端において分離するＢＤミラーの組み付けが複雑であ
り、このために装置の低価格化を促進できないという未
解決の課題がある。すなわち、ＢＤミラーを一たんミラ
ーホルダに組み付けたうえでミラーホルダを光学箱に固
定するという複数の工程を必要とするため、組立工程数
が多く、また、ミラーホルダを用いることで組立部品点
数も増加する。
【０００８】そこで、ミラーホルダを用いることなく、
ＢＤミラーを光学箱に直接接着するかあるいはバネを用
いて直付けする方法も提案されているが、ＢＤミラーを
光学箱に接着すると、ＢＤミラーにキズ等が発見された
場合にこれを交換することが極めて困難であるという不
都合があり、また、バネを用いてＢＤミラーを光学箱に
直付けする方法は、組立部品点数を大幅に削減すること
はできず、実質的にミラーホルダを用いた場合と同じ結
果となる。
ＢＤミラーを光学箱に直接接着するかあるいはバネを用
いて直付けする方法も提案されているが、ＢＤミラーを
光学箱に接着すると、ＢＤミラーにキズ等が発見された
場合にこれを交換することが極めて困難であるという不
都合があり、また、バネを用いてＢＤミラーを光学箱に
直付けする方法は、組立部品点数を大幅に削減すること
はできず、実質的にミラーホルダを用いた場合と同じ結
果となる。
【０００９】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、回転多面鏡等の走査
手段の走査光の一部分を走査開始信号として分離するた
めの反射鏡の組み付けに、ミラーホルダー等の組み付け
部品を必要とせず、装置の組立部品点数と組立工程数を
大幅に削減できる偏向走査装置を提供することを目的と
するものである。
課題に鑑みてなされたものであり、回転多面鏡等の走査
手段の走査光の一部分を走査開始信号として分離するた
めの反射鏡の組み付けに、ミラーホルダー等の組み付け
部品を必要とせず、装置の組立部品点数と組立工程数を
大幅に削減できる偏向走査装置を提供することを目的と
するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の偏向走査装置は、走査手段と、該走査手
段によって走査された走査光を感光体に結像させる走査
レンズと、前記走査光の一部分を走査開始信号として分
離する反射鏡を有し、前記走査レンズが、前記反射鏡を
インサートとして一体成形された反射鏡保持部を有する
ことを特徴とする。
めに、本発明の偏向走査装置は、走査手段と、該走査手
段によって走査された走査光を感光体に結像させる走査
レンズと、前記走査光の一部分を走査開始信号として分
離する反射鏡を有し、前記走査レンズが、前記反射鏡を
インサートとして一体成形された反射鏡保持部を有する
ことを特徴とする。
【００１１】反射鏡が、走査光の一部分を分離して集光
させる凹面鏡であるとよい。
させる凹面鏡であるとよい。
【００１２】走査レンズが、反射鏡によって反射された
走査光を集光させる集光レンズ部を備えていてもよい。
走査光を集光させる集光レンズ部を備えていてもよい。
【００１３】また、走査手段と、該走査手段によって走
査された走査光を感光体に結像させる走査レンズと、前
記走査光の一部分を走査開始信号として分離する反射鏡
を有し、前記走査レンズが、前記反射鏡を保持する保持
手段を一体成形された反射鏡保持部を有することを特徴
とするものでもよい。
査された走査光を感光体に結像させる走査レンズと、前
記走査光の一部分を走査開始信号として分離する反射鏡
を有し、前記走査レンズが、前記反射鏡を保持する保持
手段を一体成形された反射鏡保持部を有することを特徴
とするものでもよい。
【００１４】
【作用】回転多面鏡等の走査手段によって走査された走
査光を感光体に結像させる走査レンズと、前記走査光の
一部分を走査開始信号として分離するＢＤミラー等の反
射鏡が一体であるから、走査レンズを光学箱に組み付け
るだけで反射鏡の組み付けも完了する。
査光を感光体に結像させる走査レンズと、前記走査光の
一部分を走査開始信号として分離するＢＤミラー等の反
射鏡が一体であるから、走査レンズを光学箱に組み付け
るだけで反射鏡の組み付けも完了する。
【００１５】反射鏡を個別に光学箱に組み付ける場合に
比べて、組立工程数を大幅に削減できる。また、ミラー
ホルダ等の組み付け部品を必要としないため、組立部品
点数も削減できる。
比べて、組立工程数を大幅に削減できる。また、ミラー
ホルダ等の組み付け部品を必要としないため、組立部品
点数も削減できる。
【００１６】反射鏡が、走査光の一部分を分離して集光
させる凹面鏡であれば、走査開始信号を検出するＢＤセ
ンサ等に集光レンズを設ける必要がない。従って、組立
部品点数をより一層削減できる。
させる凹面鏡であれば、走査開始信号を検出するＢＤセ
ンサ等に集光レンズを設ける必要がない。従って、組立
部品点数をより一層削減できる。
【００１７】走査レンズが、反射鏡によって反射された
走査光を集光させる集光レンズ部を備えていれば、上記
と同様に集光レンズを省略し、組立部品点数の削減に役
立つ。
走査光を集光させる集光レンズ部を備えていれば、上記
と同様に集光レンズを省略し、組立部品点数の削減に役
立つ。
【００１８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【００１９】図１は第１実施例による偏向走査装置Ｅ1
を示すもので、光源ユニット１の半導体レーザから発生
されたレーザ光はシリンドリカルレンズ２によって線状
に集光され、走査手段である回転多面鏡３によってＹ軸
方向（主走査方向）に偏向走査され、走査レンズ４を経
て図示しない回転ドラム上の感光体に結像する。感光体
に結像する光束は、回転多面鏡３の回転による主走査
と、回転ドラムの回転による副走査に伴なって静電潜像
を形成する。
を示すもので、光源ユニット１の半導体レーザから発生
されたレーザ光はシリンドリカルレンズ２によって線状
に集光され、走査手段である回転多面鏡３によってＹ軸
方向（主走査方向）に偏向走査され、走査レンズ４を経
て図示しない回転ドラム上の感光体に結像する。感光体
に結像する光束は、回転多面鏡３の回転による主走査
と、回転ドラムの回転による副走査に伴なって静電潜像
を形成する。
【００２０】回転多面鏡３の走査光Ｌ1 は、その走査面
（ＸＹ平面）の一端に達したものが反射鏡であるＢＤミ
ラー５によって走査面の下方へ反射され、集光レンズ６
を経てＢＤセンサ７に導入され、走査開始信号に変換さ
れて光源ユニット１の半導体レーザに送信される。半導
体レーザは走査開始信号を受信したうえで書き込み変調
を開始する。
（ＸＹ平面）の一端に達したものが反射鏡であるＢＤミ
ラー５によって走査面の下方へ反射され、集光レンズ６
を経てＢＤセンサ７に導入され、走査開始信号に変換さ
れて光源ユニット１の半導体レーザに送信される。半導
体レーザは走査開始信号を受信したうえで書き込み変調
を開始する。
【００２１】走査レンズ４は、非球面状のレンズ本体部
４ａと、その一端に設けられた反射鏡保持部であるＢＤ
ミラー保持部４ｂを有し、合成樹脂材料によって一体成
形された樹脂製のレンズである。
４ａと、その一端に設けられた反射鏡保持部であるＢＤ
ミラー保持部４ｂを有し、合成樹脂材料によって一体成
形された樹脂製のレンズである。
【００２２】走査レンズ４のレンズ本体部４ａは、回転
多面鏡３によって等角速度で走査される走査光Ｌ1 を回
転ドラム上においてＹ軸方向に等速度で走査する走査光
に変換するためのいわゆるｆθ機能を有し、回転多面鏡
３の走査光Ｌ1 のうちで、画像形成領域Ａを走査する走
査光を透過させるように構成されている。
多面鏡３によって等角速度で走査される走査光Ｌ1 を回
転ドラム上においてＹ軸方向に等速度で走査する走査光
に変換するためのいわゆるｆθ機能を有し、回転多面鏡
３の走査光Ｌ1 のうちで、画像形成領域Ａを走査する走
査光を透過させるように構成されている。
【００２３】走査レンズ４のＢＤミラー保持部４ｂは、
レンズ本体部４ａから走査光Ｌ1 の光路の上流側に曲折
し、回転多面鏡３の走査光Ｌ1 を画像形成領域Ａの外側
でＢＤセンサ７に向かって反射するようにＢＤミラー５
を保持している。ＢＤミラー５は、ガラス板にＡｌ（ア
ルミニウム）やＣｕ（銅）等を金属蒸着させるか、ある
いはＡｌやＣｕの金属板を鏡面加工した公知の反射鏡
を、走査レンズ４を一体成形するときの成形型内にイン
サートとして挿入することで、走査レンズ４のＢＤミラ
ー保持部４ｂに埋め込まれたものである。従って、光学
箱８の底壁に対して公知の方法で走査レンズ４を組み付
けると、走査レンズ４に一体形成されたＢＤミラー５の
組み付けも完了することになる。
レンズ本体部４ａから走査光Ｌ1 の光路の上流側に曲折
し、回転多面鏡３の走査光Ｌ1 を画像形成領域Ａの外側
でＢＤセンサ７に向かって反射するようにＢＤミラー５
を保持している。ＢＤミラー５は、ガラス板にＡｌ（ア
ルミニウム）やＣｕ（銅）等を金属蒸着させるか、ある
いはＡｌやＣｕの金属板を鏡面加工した公知の反射鏡
を、走査レンズ４を一体成形するときの成形型内にイン
サートとして挿入することで、走査レンズ４のＢＤミラ
ー保持部４ｂに埋め込まれたものである。従って、光学
箱８の底壁に対して公知の方法で走査レンズ４を組み付
けると、走査レンズ４に一体形成されたＢＤミラー５の
組み付けも完了することになる。
【００２４】なお、走査開始信号のタイミングの調節
は、集光レンズ６とＢＤセンサ７を一体化したユニット
の取り付け位置を矢印Ｆで示す方向に微調節することに
よって行なわれる。
は、集光レンズ６とＢＤセンサ７を一体化したユニット
の取り付け位置を矢印Ｆで示す方向に微調節することに
よって行なわれる。
【００２５】本実施例によれば、ＢＤミラーが走査レン
ズに一体的に埋め込まれているため、走査レンズを光学
箱に組み付けるだけでＢＤミラーの組み付けも完了す
る。従って、装置の組立工程数を大幅に削減できる。ま
た、従来例のようにミラーホルダやバネ等を必要とする
ことなく、組立部品点数の低減にも役立つ。その結果、
偏向走査装置の低価格化を大きく促進できる。
ズに一体的に埋め込まれているため、走査レンズを光学
箱に組み付けるだけでＢＤミラーの組み付けも完了す
る。従って、装置の組立工程数を大幅に削減できる。ま
た、従来例のようにミラーホルダやバネ等を必要とする
ことなく、組立部品点数の低減にも役立つ。その結果、
偏向走査装置の低価格化を大きく促進できる。
【００２６】加えて、走査レンズの上流側すなわち走査
レンズと回転多面鏡の間にＢＤミラーやＢＤセンサを配
設することで、光学箱全体を小形化できるという長所が
ある。また、光学箱から走査光を取り出す窓に走査レン
ズを配設して光学箱を密封すれば、より一層コンパクト
でしかも光学箱内に外気中の塵等が侵入するおそれのな
い高性能な偏向走査装置を実現できる。
レンズと回転多面鏡の間にＢＤミラーやＢＤセンサを配
設することで、光学箱全体を小形化できるという長所が
ある。また、光学箱から走査光を取り出す窓に走査レン
ズを配設して光学箱を密封すれば、より一層コンパクト
でしかも光学箱内に外気中の塵等が侵入するおそれのな
い高性能な偏向走査装置を実現できる。
【００２７】図２は第２実施例による偏向走査装置Ｅ2
を示す。これは、走査レンズ１４のＢＤミラー保持部１
４ｂに埋め込むＢＤミラー１５に集光力のある凹面鏡を
用いることで、集光レンズを省略したものである。
を示す。これは、走査レンズ１４のＢＤミラー保持部１
４ｂに埋め込むＢＤミラー１５に集光力のある凹面鏡を
用いることで、集光レンズを省略したものである。
【００２８】光源ユニット１、回転多面鏡３、ＢＤセン
サ７、光学箱８等については第１実施例と同様であるの
で同一符号で表わし説明は省略する。
サ７、光学箱８等については第１実施例と同様であるの
で同一符号で表わし説明は省略する。
【００２９】本実施例は、ＢＤミラーによって分離され
た走査光を集光する集光レンズを省略することで、組立
部品点数と組立工程数をより一層削減できるという利点
が付加される。
た走査光を集光する集光レンズを省略することで、組立
部品点数と組立工程数をより一層削減できるという利点
が付加される。
【００３０】その他の点については第１実施例と同様で
ある。
ある。
【００３１】図３は第３実施例による偏向走査装置Ｅ3
を示す。これは、走査レンズ２４のＢＤミラー保持部２
４ｂの背面側にＢＤミラー２５を埋め込むとともに、Ｂ
Ｄミラー保持部２４ｂに集光レンズ部２６を一体成形し
たものである。
を示す。これは、走査レンズ２４のＢＤミラー保持部２
４ｂの背面側にＢＤミラー２５を埋め込むとともに、Ｂ
Ｄミラー保持部２４ｂに集光レンズ部２６を一体成形し
たものである。
【００３２】光源ユニット１、回転多面鏡３、ＢＤセン
サ７、光学箱８等については第１実施例と同様であるの
で同一符号で表わし説明は省略する。
サ７、光学箱８等については第１実施例と同様であるの
で同一符号で表わし説明は省略する。
【００３３】本実施例は、ＢＤミラーによって分離され
た走査光を集光する集光レンズを省略できるうえに、Ｂ
ＤミラーとＢＤセンサの離間距離を短縮し、光学箱をよ
り一層小形化できるという利点が付加される。
た走査光を集光する集光レンズを省略できるうえに、Ｂ
ＤミラーとＢＤセンサの離間距離を短縮し、光学箱をよ
り一層小形化できるという利点が付加される。
【００３４】その他の点については第１実施例と同様で
ある。
ある。
【００３５】図４は第４実施例による偏向走査装置Ｅ4
を示す。これは、走査レンズ３４のＢＤミラー保持部３
４ｂにＢＤミラー３５を保持するための保持手段である
空所３４ｃを設けるとともに、ＢＤミラー保持部３４ｂ
の表面に集光レンズ部３６を一体成形したものである。
を示す。これは、走査レンズ３４のＢＤミラー保持部３
４ｂにＢＤミラー３５を保持するための保持手段である
空所３４ｃを設けるとともに、ＢＤミラー保持部３４ｂ
の表面に集光レンズ部３６を一体成形したものである。
【００３６】走査レンズにＢＤミラーを埋め込むことな
く、これを保持する空所を設けておき、走査レンズの成
形後にＢＤミラーを組み付けることで、成形型内にイン
サートとしてＢＤミラーを位置決めするときの複雑な作
業を省略できる。
く、これを保持する空所を設けておき、走査レンズの成
形後にＢＤミラーを組み付けることで、成形型内にイン
サートとしてＢＤミラーを位置決めするときの複雑な作
業を省略できる。
【００３７】その他の点については第３実施例と同様で
ある。
ある。
【００３８】なお、ＢＤミラーを走査レンズのＢＤミラ
ー保持部に埋め込む替わりに、走査レンズのＢＤミラー
保持部の背面側に直接ＡｌやＣｕの金属蒸着を行なって
ＢＤミラーを形成することもできる。
ー保持部に埋め込む替わりに、走査レンズのＢＤミラー
保持部の背面側に直接ＡｌやＣｕの金属蒸着を行なって
ＢＤミラーを形成することもできる。
【００３９】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
【００４０】回転多面鏡等の走査光の一部分を走査開始
信号として分離するための反射鏡の組み付けに、ミラー
ホルダ等の組み付け部品を必要とせず、装置の組立部品
点数と組立工程数を削減して偏向走査装置の製造コスト
を大幅に削減できる。このような偏向走査装置を用いる
ことで、画像形成装置の低価格化に大きく貢献できる。
信号として分離するための反射鏡の組み付けに、ミラー
ホルダ等の組み付け部品を必要とせず、装置の組立部品
点数と組立工程数を削減して偏向走査装置の製造コスト
を大幅に削減できる。このような偏向走査装置を用いる
ことで、画像形成装置の低価格化に大きく貢献できる。
【図１】第１実施例による偏向走査装置を示す模式平面
図である。
図である。
【図２】第２実施例による偏向走査装置を示す模式平面
図である。
図である。
【図３】第３実施例による偏向走査装置を示す模式平面
図である。
図である。
【図４】第４実施例による偏向走査装置を示す模式平面
図である。
図である。
【図５】一従来例による偏向走査装置を示す模式平面図
である。
である。
【図６】図５の装置のＢＤミラーの組み付け方法を説明
する図である。
する図である。
【図７】別の従来例によるＢＤミラーの組み付け方法を
説明する図である。
説明する図である。
１ 光源ユニット ３ 回転多面鏡 ４，１４，２４，３４ 走査レンズ ４ｂ，１４ｂ，２４ｂ，３４ｂ ＢＤミラー保持部 ５，１５，２５，３５ ＢＤミラー ６ 集光レンズ ７ ＢＤセンサ ８ 光学箱 ２６，３６ 集光レンズ部
Claims (4)
- 【請求項１】 走査手段と、該走査手段によって走査さ
れた走査光を感光体に結像させる走査レンズと、前記走
査光の一部分を走査開始信号として分離する反射鏡を有
し、前記走査レンズが、前記反射鏡をインサートとして
一体成形された反射鏡保持部を有することを特徴とする
偏向走査装置。 - 【請求項２】 反射鏡が、走査光の一部分を分離して集
光させる凹面鏡であることを特徴とする請求項１記載の
偏向走査装置。 - 【請求項３】 走査レンズが、反射鏡によって反射され
た走査光を集光させる集光レンズ部を備えていることを
特徴とする請求項１記載の偏向走査装置。 - 【請求項４】 走査手段と、該走査手段によって走査さ
れた走査光を感光体に結像させる走査レンズと、前記走
査光の一部分を走査開始信号として分離する反射鏡を有
し、前記走査レンズが、前記反射鏡を保持する保持手段
を一体成形された反射鏡保持部を有することを特徴とす
る偏向走査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8216578A JPH1048556A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 偏向走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8216578A JPH1048556A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 偏向走査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048556A true JPH1048556A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16690620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8216578A Pending JPH1048556A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 偏向走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048556A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7436425B2 (en) * | 2004-09-16 | 2008-10-14 | Ricoh Company, Ltd. | Optical writing apparatus and image forming apparatus |
| JP2009258089A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | 形状計測装置 |
| JP2010133999A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| JP2014174320A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| WO2021060106A1 (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及び画像形成装置 |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP8216578A patent/JPH1048556A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7436425B2 (en) * | 2004-09-16 | 2008-10-14 | Ricoh Company, Ltd. | Optical writing apparatus and image forming apparatus |
| JP2009258089A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | 形状計測装置 |
| JP2010133999A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| JP2014174320A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| WO2021060106A1 (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及び画像形成装置 |
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