JP2740958B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2740958B2
JP2740958B2 JP2450489A JP2450489A JP2740958B2 JP 2740958 B2 JP2740958 B2 JP 2740958B2 JP 2450489 A JP2450489 A JP 2450489A JP 2450489 A JP2450489 A JP 2450489A JP 2740958 B2 JP2740958 B2 JP 2740958B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザプリンタや複写機やファクシミリ等
の電子写真装置における光走査装置に関する。
従来の技術 第4図は、レーザプリンタにおける書込み光学系の一
例を示す。画像情報信号によりLDドライバで発光制御さ
れレーザダイオード1から発射されたレーザ光線はコリ
メートレンズ2により平行光線にされ、第1シリンドリ
カルレンズ3を経て一定の高速度で回転する回転多面鏡
(偏向器)4のミラー面に入射する。その反射光はミラ
ー面が回転することにより各面ごとに所定の角度範囲を
偏向し、繰り返し同じ角度範囲を走査する。このレーザ
光は、感光体ドラム5の周面で一定の速度で一直線上に
結像走査するようにf−θレンズ6を透過し、ミラー7
で所定の方向に反射され、第2シリンドリカルレンズ8
を経て感光体ドラム5の周面に入射し主走査が行なわ
れ、また該感光体ドラム5の回転により副走査が行なわ
れる。一方、f−θレンズ6を透過した偏向範囲の書込
開始前の所定の位置のレーザ光は同期検出用ミラー9で
反射された後、同期検出用光電素子10に入射され、これ
によって主走査の書込み開始位置を決める同期信号が得
られる。
上記のような書込み光学系は、塵埃やトナーによる汚
染を防止し、またレーザ光の漏洩及び外部よりの不必要
な光線の入光を防止するため不透明なハウジング内に収
容される。第5図は、従来におけるその収容構造及び取
付構造を示す。ハウジング11は、金属またはプラスチッ
クで箱状に作られている。レーザダイオード1及びコリ
メートレンズ2とを組み合わせたレーザ光源12及び同期
検出用光電素子10はハウジング11の外壁にネジ止めさ
れ、回転多面鏡4のモータ13はハウジング11内でその底
板11a上にネジ止めされる。f−θレンズ6は、第6図
及び第7図に示すように底板11aに一体成型された突起1
4を取付台としてその上面14aに載置し、該突起14の段部
14bに当接させて位置決めし、押え板15により第7図に
おいて矢印で示す2方向に押さえて固定される。押え板
15は、底板11aに一体成型された固定台16にネジ17で固
定される。第1シリンドリカルレンズ3は押え板18で、
ミラー7・9はそれぞれ押え板19・20で、第2シリンド
リカルレンズ8は押え板21・22で底板11a上に固定され
る。
発明が解決しようとする課題 従来では、f−θレンズ6の固定に当りその下面を上
記のように取付基準面として底板11aの突起14の上面14a
に直接当接させて固定しているが、このような固定方法
はf−θレンズ6がガラス製である場合には、熱による
膨張・収縮が無視できる程度であるため特に問題は無か
った。
ところが、f−θレンズ6をプラスチックレンズとし
た場合、熱による膨張・収縮がガラスレンズに比較して
大きいため、第8図(A)・(B)に示すようにその母
線aが高さ方向に変化し、レーザ光線bがレンズを通過
した後、光路を変える。このため、感光体面上の走査位
置がずれるという問題が生ずる。
例えば特開昭63−157102号公報には、f−θレンズを
プラスチックレンズとし、その上面をハウジングの天井
部の下面に直接に当接固定した例が記載されているが、
これでは同様に上記のような問題がある。
本発明は、光走査装置においてプラスチックレンズを
使用した場合に、その膨張・収縮による上記のような光
学的悪影響を極力小なくすることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、ハウジングに対するプラスチックレンズの
取付面を、該プラスチックレンズの母線の高さとほぼ同
一の高さにしたことを特徴とする。
作用 このようにすると、プラスチックレンズが膨張・収縮
してもその母線の高さは取付面に対してほとんど変化し
ない。
実 施 例 第1図は、第4図に示したような基本構成の書込み光
学系においてf−θレンズ20に対して適用した本発明の
一例を示す。f−θレンズ20はプラスチックで作られ、
その両端に取付翼部21を一体に突設している。第2図に
示すように、これら取付翼部21の下面である取付面21a
は、f−θレンズ20の母線20aと同じ高さになってい
る。取付翼部21には、位置決め孔22が設けられている。
一方、書込み光学系を収容するハウジング23には、一
対の台座24が一体に突設されている。これら台座24に
は、それぞれ位置決めピン25及びネジ孔26が設けられて
いる。f−θレンズ20を両台座24上に固定するため一対
のバネ性を有する押え片27が用意されている。押え片27
は、孔28を有する固定部27aと押え部27bとを段差をもっ
て折曲形成している。f−θレンズ20の取り付けは次の
ようにして行なわれる。
f−θレンズ20の両側の取付翼部21の位置決め孔22を
両台座24の位置決めピン25と嵌合させてこれら取付翼部
21を台座24上に載置した後、押え片27の孔28を通じてビ
ス29をネジ孔26に螺合して押え片27を台座24に固定し、
その押え部27bで取付翼部21を台座24上に押し付け固定
する。
従って、f−θレンズ20自体が膨張・収縮しても、台
座24上に位置決め固定するそのf−θレンズ20の取付面
21aの高さは変らず、それと同じ高さにある母線20aも同
じ高さを維持する。
なお、f−θレンズ20の両側の取付翼部21は、台座24
に接着して固定してもよい。また、f−θレンズ20の位
置決めは、第3図に示すようにハウジング23に位置決め
突起30を突設し、これにf−θレンズ20の後面を圧接さ
せることによっても可能である。
発明の効果 以上のように、本発明は、ハウジングに対するプラス
チックレンズの取付面を、該プラスチックレンズの母線
の高さとほぼ同一の高さにするという単純なことで、温
度変化によるレンズの膨張・収縮で走査位置がずれると
いう問題を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光走査装置の要部の分解斜視図、
第2図はそれにおけるf−θレンズの正面図、第3図は
該f−θレンズを位置決めする他の例の断面図、第4図
はレーザプリンタにおける書込み光学系の概要構成を示
す斜視図、第5図はその従来の具体的な取付構造を示す
斜視図、第6図はこれにおけるf−θレンズ取付部の分
解斜視図、第7図はその断面図、第8図(A)・(B)
は従来においてf−θレンズが膨張・収縮した場合にレ
ーザ光線の光路が変化することを説明する説明図であ
る。 20……f−θレンズ 20a……母線 21……取付翼部 21a……取付面 23……ハウジング 24……台座

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からのレーザ光線を偏向器により偏向
    し、少なくとも1つのプラスチックレンズを介して感光
    体面上を走査する光走査装置において、ハウジングに対
    する前記プラスチックレンズの取付面を、該プラスチッ
    クレンズの母線の高さとほぼ同一の高さにしたことを特
    徴とする、光走査装置。
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