JPH1048510A - 焦点検出装置及びカメラ - Google Patents
焦点検出装置及びカメラInfo
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- JPH1048510A JPH1048510A JP8216962A JP21696296A JPH1048510A JP H1048510 A JPH1048510 A JP H1048510A JP 8216962 A JP8216962 A JP 8216962A JP 21696296 A JP21696296 A JP 21696296A JP H1048510 A JPH1048510 A JP H1048510A
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Abstract
事を防ぎ、省電力化を達成する。 【解決手段】 複数の焦点検出点のそれぞれについて焦
点検出を可能とする焦点検出手段と、複数の発光体から
成り、焦点検出時に用いられる補助光手段とを備え、選
択された焦点検出点にて焦点検出を行う場合に、該焦点
検出点に対して補助光を必要とする際には、前記補助光
手段内の対応する前記発光体のみを点灯させる(ステッ
プ23→24,ステップ25→26、又は、ステップ2
5→27)ようにしている。
Description
のそれぞれについて焦点検出を可能とする焦点検出装置
及びカメラの改良に関するものである。
有するカメラは知られているが、この種のカメラにおけ
る、いわゆる多点対応のオートフォーカス用補助光(以
下、AF補助光とも記す)を発する光源として、到達距
離を稼ぐ為に複数のLEDを用いる場合があり、焦点検
出時は焦点検出点に関係なく同時に点灯させていた。
中心(光軸)に対してどちらか片方の1箇所に配置され
ている場合が多い。
は、前述した様に焦点検出時には焦点検出点に関係なく
同時に点灯させていた為、焦点検出を行わない部分のA
F補助光は無駄になってしまっていた。
心に対してどちらか片方に配置されていた為、全ての焦
点検出点について焦点検出を行う場合は、補助光部を配
置した反対側に位置する焦点検出点に対するAF補助光
が、レンズ鏡筒やレンズフードでけられてしまう場合が
あった。
眼レフカメラの場合、様々な撮影シーンに対応するため
にオートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモー
ドとの切り換えが可能なものが一般的である。
電気回路のソフト的処理でオートフォーカス動作を禁止
する場合と、切り換え操作に連動して機械的にもレンズ
駆動用アクチュエータと被駆動部のフォーカシングリン
グ部との連結を寸断してしまう場合とが考えられる。
ドもカメラの電気回路の支配下にあり、ユーザーがマニ
ュアルフォーカスモードにセットしていても、カメラが
ある条件のもとでオートフォーカスモードに自動的に復
帰させる事が可能である。
ードにしたまま電源をOFFしても、次の撮影時に電源
ONのタイミングで常にオートフォーカスモードにして
しまうことも考えられる。
ドから自動的にオートフォーカスモードにセットするこ
とが不可能である。しかしカメラの動作そのものは前述
のオートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモー
ドの2モードに関らず通常のレリーズ動作が可能である
ため、ユーザーがもしマニュアルフォーカスモードであ
ることに気がつかないまま撮影した場合、次のような支
障をきたす。
にカメラが故障をしたと思ってしまう。第二に、合焦確
認をしなかった場合はピントボケの写真になってしま
う。
マニュアルフォーカスモードである事を示す何らかの警
告表示を行っているものがある。
ーカスモードを意味する表示マークを点灯している従来
例を説明する。
レフカメラの上面図である。ここではオートフォーカス
モードとマニュアルフォーカスモードの切り換え操作
は、レンズに設けられた切換えスイッチで行われる。ま
たこの切換えスイッチは両モードの切り換えと同時に機
械的にもレンズ駆動用アクチュエータと被駆動部である
フォーカシングリング部との連結を寸断してしまうもの
である。
アルフォーカスモードの切り換えを行う切換えスイッチ
であり、ここではオートフォーカスモードにセットされ
ている。329はカメラの電源スイッチを兼ねる撮影モ
ードダイアルであり、ここでは電源OFFのポジション
にセットされている。また、該撮影モードダイアル32
9を操作することにより、ユーザーの所望の撮影モード
にセットすることができる。
Fの状態での表示内容を示している。310はフィルム
在否表示部で、ここではフィルムが装填されていること
を示している。311はフィルムカウンタ表示部で、こ
れから1枚目の撮影が可能であることを示している。
使用時には収納待機位置から発光位置に発光部を移動す
ることができる。331はカメラの様々な設定値もしく
は状態をセットする操作ダイアルである。332はレリ
ーズ釦であり、通常はこの第1ストロークにより測光と
合焦動作が開始し、第2ストロークにより露光動作が開
始する。
図である。
をカメラの電源OFFのポジションからTV優先モード
にセットした状態で、かつカメラの様々な機能を設定し
た状態を表示している。
部で、ここではフィルムが装填されていることを示して
いる。311はフィルムカウンタ表示部で、ここでは1
枚目であることを示している。308は設定したシャッ
タ秒時(TV値)を示す7セグメント表示部で、ここで
は「1/125」秒にセットされている。309は電池
の残量表示部で、ここでは充分な電池能力があることが
示されている。333は測光モード表示部で、ここでは
多分割測光による評価測光のモードにセットされてい
る。334は給送モード表示部で、ここでは連写モード
にセットされている。335は赤目現象緩和機能表示部
で、カメラに内蔵されているストロボの使用時に赤目現
象緩和装置が機能するようにセットされている。336
はブザーモード表示部で、ここではブザー音が発生する
モードにセットされている。
カスタム機能とは、カメラの製品出荷時の初期状態に対
してユーザーが自由に様々な機能を設定できるもので、
ここではこのカスタム機能がセットされていることを示
している。312は露出補正表示で、ここでは露出補正
をかけていない事を示している。
トロークまで押した状態である。
作を開始するが、外部液晶表示器306にはまず測光結
果が表示される。318は測光結果による適正絞り値を
示す7セグメントでここでは「 5.6」を示している。
ークまで押した状態を保持している間及びレリーズ釦3
32が戻っても所定タイマ中は保持されるが、所定タイ
マ後はまた図19(a)の状態に戻る。
8により、マニュアルフォーカスモードにセットした状
態で、電源がONのときの表示である。
ることを示す表示部で、電源ONの状態で点灯してい
る。他の表示はオートフォーカスモード時と変らない。
トロークまで押した状態である。
7セグメント表示部で、ここでは「5.6」を示してい
る。この時、ユーザーに更なる注意を喚起するためにマ
ニュアルフォーカスモード表示部338が点滅するよう
になっている。
ークまで押した状態を保持している間及びレリーズ釦3
32が戻っても所定タイマ中は保持されるが、所定タイ
マ後はまた図19(c)の状態に戻る。
していた。
が、ファインダ内にはマニュアルフォーカスモード表示
は無い。従って、カメラがマニュアルフォーカスモード
であるかどうかをユーザーが知るには、外部表示(外部
液晶表示器306)を見るか、レンズ側に設けられた切
換えスイッチ328の位置を確認するしかなかった。つ
まり、前述の従来例のように、外部液晶表示器306に
マニュアルフォーカスモード表示を行っても、通常は外
部液晶表示器306内には他の様々な撮影情報表示があ
りそれらと混在しているため、ユーザーによっては非常
に気が付きにくく確認しづらいものであった。
この表示を点滅させていても、表示内容が周辺の撮影情
報と関連づけられていないので内容を確認しにくい。
せずに撮影してしまう場合が多く、前述のようにカメラ
が故障をしたと思ってしまったり、ピントボケの写真に
なってしまったりという事故が相変わらず生じ易い。
マニュアルフォーカスモードにセットしたまま、次回撮
影時に外部表示を確認するモード変更なども行わずその
まま撮影動作に入ってしまうこともある。このときカメ
ラを構えていきなりファインダを覗いてしまうとファイ
ンダ内にマニュアルフォーカスモード表示がないため、
カメラが今マニュアルフォーカスモードであることに気
が付きようがない。よって、同様にカメラが故障をした
と思ってしまったり、ピントボケの写真になってしまっ
たりという事故が生じてしまう事があった。
必要な発光体による補助光発光が為される事を防ぎ、省
電力化を達成することのできる焦点検出装置及びカメラ
を提供することにある。
る事を少なくすることのできる焦点検出装置及びカメラ
を提供することにある。
下を防ぐことのできる焦点検出装置及びカメラを提供す
ることにある。
ズフードで補助光がけられてしまうといった事を無くす
と共に、不必要な発光体による補助光発光が為される事
を防ぎ、省電力化を達成することのできるカメラを提供
することにある。
カス状態かオートフォーカス状態かを容易に認識させ得
る表示を行うことのできる焦点検出装置及びカメラを提
供することにある。
るために、請求項1〜7及び9記載の本発明は、複数の
焦点検出点のそれぞれについて焦点検出を可能とする焦
点検出手段と、複数の発光体から成り、焦点検出時に用
いられる補助光手段とを備え、選択された焦点検出点に
て焦点検出を行う場合に、該焦点検出点に対して補助光
を必要とする際には、前記補助光手段内の対応する前記
発光体のみを点灯させるようにしている。
請求項2記載の本発明は、選択された焦点検出点に対応
する発光体のみ点灯させたのでは焦点検出が不能な場合
は、全ての発光体を点灯させるようにしている。
請求項8記載の本発明は、複数の焦点検出用センサを有
し、それぞれに対応する複数の焦点検出点について独立
に焦点検出を可能とする焦点検出手段と、複数の発光体
から成り、焦点検出時に用いられる補助光手段とを備
え、補助光を用いて複数の焦点検出点にて焦点検出を行
う場合には、前記複数の焦点検出用センサの蓄積を同時
に行わずに逐次蓄積を行うと共に、蓄積中の焦点検出点
に対応する前記発光体のみを順次点灯させるようにして
いる。
請求項10及び11記載の本発明は、複数の焦点検出点
のそれぞれについて焦点検出を可能とする焦点検出手段
と、複数の発光体から成り、焦点検出時に用いられる補
助光手段とを備えたカメラにおいて、前記複数の発光体
を、レンズの左右に振り分けて配置すると共に、選択さ
れた焦点検出点にて焦点検出を行う場合に、該焦点検出
点に対して補助光を必要とする際には、前記補助光手段
内の対応する前記発光体のみを点灯させるようにしてい
る。
請求項12〜19記載の本発明は、観察面あるいはファ
インダ内に各種の情報を表示する内部表示手段を備え、
前記内部表示手段は、複数の焦点検出点を示す複数のマ
ーク表示部と、該マーク表示部の近傍に配置され、オー
トフォーカス状態とマニュアルフォーカス状態と表示形
態を異にするフォーカス状態表示部とを少なくとも有す
るものとしている。
に基づいて詳細に説明する。
検出点の数と同数のAF補助光用ランプがあるものと
し、図5の概念図により、この実施の形態で用いるAF
補助光について説明する。
点検出点63,中央の焦点検出点64,右の焦点検出点
65を有しており、これらの焦点検出点に対応してAF
補助光用のランプ60,61,62が備わっていて、こ
こで発せられた補助光はレンズ66により各焦点検出点
に対応した部分に結像される。
の方向が左の補助光用ランプ60により照らされている
様子を、図6(b)に、中央の焦点検出点64の方向が
中央の補助光用ランプ61により照らされている様子
を、図6(c)は、右の焦点検出点65の方向が右の補
助光用ランプ62により照らされている様子を、それぞ
れ示している。
メラの回路構成を、図2に示すブロック図により説明す
る。
制御するためのマイクロコンピュータである。2は後述
のレンズ13の焦点調節用モータと不図示の絞り羽根制
御用モータを駆動制御するレンズ制御回路である。この
レンズ制御回路2は、前記マイクロコンピュータ1から
LCOM信号を受けている間、データバスDBUSを介
してシリアル通信を行う。そして、シリアル通信により
モータ駆動情報を受け取ると、その情報によりモータを
駆動制御する。また、同時に撮影レンズの各種の情報
(焦点距離等)をシリアル通信によりマイクロコンピュ
ータ1に送る。
撮影者に知らせる為の液晶表示器11,12を駆動する
液晶表示回路である。この液晶表示回路3は、マイクロ
コンピュータ1からDPCOM信号を受けている間、デ
ータバスDBUSを介しシリアル通信を行う。そして、
シリアル通信により表示データを受け取ると、そのデー
タに従って液晶表示器11,12を駆動する。
スイッチや、カメラの状態を示すスイッチの状態を読み
取り、マイクロコンピュータ1に送るスイッチセンス回
路であり、SWCOM信号を受けている間、データバス
DBUSを介しシリアル通信によりマイクロコンピュー
タ1にスイッチデータを送る。
光停止機能を制御するストロボ発光調光制御回路であ
る。このストロボ発光調光制御回路5は、STCOM信
号を受けている間、データバスDBUSを介しマイクロ
コンピュータ1とシリアル通信を行い、ストロボ制御に
関するデータを受け取り各種の制御を行う。また、この
回路は、外付けストロボ装置がカメラに装着された場合
のインターフェースの働きも行う。よって、外付けスト
ロボ装置が装着された場合は、該外付けストロボ装置と
通信を行い、その情報(補助光が有るか無いか等)をマ
イクロコンピュータ1に送る。逆に、マイクロコンピュ
ータ1からの制御信号を外付けストロボ装置に伝える役
割も持つ。
出方式によりAFを行うためのラインセンサと、その蓄
積読み出しの為の回路ユニットになったもので、マイク
ロコンピュータ1により制御を行う。マイクロコンピュ
ータ1は、センサ出力のA/D値を基に既存のアルゴリ
ズムで焦点検出を行い、レンズ駆動量を演算した後に合
焦するようにレンズ制御回路2に演算で求めたレンズ駆
動量を通信し、レンズを駆動して合焦させる。また、内
蔵補助光が必要な場合は、焦点検出回路6で蓄積開始を
する直前に、内蔵補助光駆動回路15より内蔵補助光を
点灯させ、蓄積後に内蔵補助光を消灯させ、読み出し演
算を行う。
センサを持ち、焦点検出回路6はラインセンサを選択し
てファインダの複数箇所(図5に示した様に、左,中
央,右の3点の焦点検出ポイントを有している)の焦点
検出が可能である。焦点検出点の選択は、後述のスイッ
チSW4と電子ダイアル10で設定する。
い、マイクロコンピュータ1の制御により測光出力を該
マイクロコンピュータ1に送る。マイクロコンピュータ
1は送られた測光出力をA/D変換し、露出条件(AV
値,TV値)の演算に用いる。8はシャッタ制御回路で
あり、マイクロコンピュータ1の制御信号に従って、不
図示のシャッタ先幕及び後幕の走行制御を行う。9はモ
ータ制御回路であり、マイクロコンピュータ1からの制
御信号に従って、フィルムの給送(巻上げ,巻戻し)を
行う。また、該モータ制御回路9は、ミラーアップ/チ
ャージ(ミラーダウン)用モータの制御も行う。
る為のスイッチであり、該スイッチSW1がONされた
ことをマイクロコンピュータ1が認識すると、測光動
作,測距動作及び各種の表示をスタートさせる。SW2
はカメラのレリーズ釦と連動したスイッチであり、該ス
イッチSW2がONされたことをマイクロコンピュータ
1が認識すると、露光動作をスタートさせる。X接点は
シャッタの先幕の走行完のタイミングでONし、ストロ
ボ発光のタイミングをストロボ発光調光制御回路5に知
らせる役目をする。SW3はカメラのモード(TV優
先,AV優先,マニアル,プログラム等)を切り換える
為のモード変更スイッチである。
る為の電子ダイアルであり、例えばモード変更スイッチ
SW3を押しながら該電子ダイアル10を回転させる
と、TV優先→AV優先→マニアル→プログラム→TV
優先→AV優先→マニアル→プログラム‥‥と変更さ
れ、撮影者の意図するAEモードに設定することができ
る。また、電子ダイアル10を逆回転させた時は、プロ
グラム→マニアル→AV優先→TV優先→プログラム→
‥‥とAEモードは変更される。
イアル10によりTV優先がモードとして設定されてい
る場合には、電子ダイアル10を回転させることにより
撮影者の希望とするTV値を設定することができる。ま
た、モード変更スイッチSW3と電子ダイアル10によ
りAV優先がモードとして設定されている場合には、電
子ダイアル10を回転させることにより撮影者の希望と
するAV値を設定することができる。
路3によって駆動される。12はファインダ内液晶表示
器であり、同じく液晶表示回路3によって駆動される。
13は交換可能な撮影レンズであり、前述した様にレン
ズ制御回路2を通して制御される。14は、カメラとは
別の電源を持つ外付けストロボ装置であり、前述した様
にストロボ発光調光制御回路5を通して制御される。1
5は内蔵補助光駆動回路であり、カメラに内蔵された、
図5のAF補助光を駆動する回路である。また、該内蔵
補助光駆動回路5は、マイクロコンピュータ1の命令に
よって複数あるAF補助光ランプ(図5に示した様に、
左,中央,右の3点の焦点検出ポイントに対応して3個
具備している)を自由に選択点灯可能である。
P像(プルキニエ像)用のIRED18を駆動する視線
検出回路であり、ここで得られる視線検出情報はマイク
ロコンピュータ1へ転送する。マイクロコンピュータ1
はこの視線検出情報が入力されると該情報A/D変換
し、特開平4−347131号等にて開示されている公
知の視線検出手法に基づいて、撮影者の眼がファインダ
内のどこを見ているかの検出を行う。また、この視線位
置情報により、焦点検出点の任意選択が可能なモードを
持っている。
同じく前出の視線検出用のIRED、SW4は焦点検出
点選択スイッチであり、該スイッチSW4を押しながら
電子ダイアル10を回転させると、自動選択→右→中央
→左→自動選択……という様に、焦点検出点の選択が可
能となる。
にカメラの一連の動作について説明する。
要因により該カメラに電源が入ると、ステップ31より
動作を開始する。 [ステップ31] スイッチSW1がONしているか否
かの判定を行い、ONしている場合は、測光(AE)/
測距(AF)のためにステップ35へ移行し、OFFの
場合は、電源をOFFするかどうかの判定のためにステ
ップ32へ移行する。
で、電源をOFFするかどうかの判定のためにステップ
32へ移行するものとする。 [ステップ32] 電源をOFFするかどうかの判定を
行い、OFFしない場合はステップ31のスイッチSW
1のチェックに戻る。つまり、何らかの要因でカメラの
電源が立ち上がった場合には一定時間、電源を起こして
おくことにより、各種スイッチの状態のチェックや表示
の切り替えを行う。また、電源をOFFする場合は以下
のステップ33へ移行する。 [ステップ33] カメラのファインダ内や外部の不必
要な部分の表示を液晶表示回路3により消灯し、電源を
OFFする。
Nしている事を判定した場合には、前述した様にステッ
プ35へ移行する。 [ステップ35] 測光回路7により被写体の測光情報
を求め、得られる測光情報をマイクロコンピュータ1は
入力すると共にA/D変換し、露出条件(AV値,TV
値)の演算/設定を行う。 [ステップ36] 焦点検出回路6を用いてラインセン
サの蓄積を開始すると共にその読み出しを行い、そのセ
ンサ出力のA/D値を基に既存のアルゴリズムにて焦点
検出演算を行い、レンズ駆動量を算出した後に、合焦す
るようにレンズ制御回路2に前記レンズ駆動量を通信
し、レンズを駆動し合焦させる。
点検出回路6を介してラインセンサの蓄積を開始する直
前に、内蔵補助光駆動回路15により内蔵補助光を点灯
させ、蓄積後に内蔵補助光を消灯させ、読み出し演算を
行うことになる。 [ステップ37] 上記ステップ35で演算/設定され
たAV値,TV値を液晶表示回路3によりファインダ内
液晶表示器12と外部液晶表示器11に表示する。ま
た、上記ステップ36での焦点調節結果が合焦ならば、
合焦表示も行う。 [ステップ38] ここでは、カメラの状態がレリーズ
を許可して良い状態か否かの判定を判定する。例えば、
AFモードが「ワンショットモード」である場合は、上
記ステップ36での焦点調節結果が合焦ならばレリーズ
は許可され、スイッチSW2のチェックを行う為にステ
ップ39へ移行し、合焦でない場合は、スイッチSW1
のチェックの為にステップ31に戻り、ここでスイッチ
SW1がONの場合は再びAE,AF,表示を繰り返
す。 [ステップ39] スイッチSW2がONされているか
否かの判定、つまりステップ40以降のレリーズ動作に
進むか否かの判定を行う。この結果、スイッチSW2が
OFFの場合は、該スイッチSW1のチェックの為にス
テップ31に戻る。ここで、スイッチSW1がONの場
合は再びAE,AF,表示を繰り返す。
2がONであった事を判定した場合は、レリーズ動作を
行う為にステップ40に移行する。 [ステップ40] モータ制御回路9によりミラーをア
ップすると共に、上記ステップ35で決められたAV量
をレンズ制御回路2によりレンズ13に通信し、設定露
光量が得られる様に絞り込み動作を行う。 [ステップ41] シャッタ制御回路8により上記ステ
ップ35で決められたTV量が得られる様に、不図示の
シャッタ先幕及び後幕の走行制御を行う。 [ステップ42] ここではモータ制御回路9により、
ミラーをダウンすると同時にシャッタのチャージを行
い、又ステップ40にて絞り込まれていた絞りを開放に
戻す。 [ステップ43] モータ制御回路9によりフィルムの
巻上げを行う。
る。
細について、図4のフローチャートを用いて説明する。 [ステップ51] 前回行った焦点検出結果により、今
回の焦点検出では補助光が必要であると判定されたか否
かを確認する。ここで、今回の焦点検出に補助光が必要
であると判定した場合は、蓄積開始前に補助光を点灯す
るためにステップ52へ移行する。 [ステップ52] 内蔵補助光駆動回路15により内蔵
補助光を点灯させる(詳細は後述する)。その後、ステ
ップ53へ進む。
ないと判定した場合は、補助光点灯を行うステップ52
を飛ばし、ステップ53へ直ちに移行する。 [ステップ53] 焦点検出回路6を用いてラインセン
サの蓄積を開始すると共にその読み出しを行い、そのセ
ンサ出力のA/D変換を行う。 [ステップ54] 上記ステップ52で内蔵補助光を点
灯させた場合は、内蔵補助光駆動回路15により内蔵補
助光を消灯させる。 [ステップ55] 上記ステップ53のA/D値を基
に、既存のアルゴリズムで焦点検出情報を演算し、その
値とレンズ制御回路2を通して得られる現在装着されて
いるレンズ13のレンズ特性値により、レンズ駆動量を
算出する。 [ステップ56] 上記ステップ55で求められたレン
ズ駆動量が演算出来た場合は、レンズ制御回2を通して
レンズ13に通信し、距離環を駆動する。また、大ボケ
状態であり、上記ステップ55によりレンズ駆動量が演
算出来なかった場合は、レンズを駆動せずにこの動作を
終了する。つまり、図3のステップ38へリターンす
る。
徴部分である、補助光発光に関する上記ステップ52で
の動作の詳細について、図1のフローチャートを用いて
説明する。 [ステップ21] 焦点検出点選択スイッチSW4と電
子ダイヤル10、または、視線検出手段(視線検出回路
16,CCD17及びIRED18にて構成される)に
より焦点検出点を選択する任意選択時であるか自動選択
時であるかの判定を行う。この結果、自動選択が設定さ
れている場合は全てのAF補助光ランプを点灯させるた
めにステップ22へ移行する。 [ステップ22] 内蔵補助光制御回路15に命令し、
図5に示した、左の焦点検出点63を照明する補助光用
ランプ60と、中央の焦点検出点64を照明する補助光
用ランプ61と、右の焦点検出点65を照明する補助光
用ランプ62の、それぞれを点灯させる。
ている場合は、対応したAF補助光を点灯させるために
ステップ23へ移行する。 [ステップ23] 焦点検出点選択スイッチSW4と電
子ダイアル10、または、視線検出手段により中央の焦
点検出点64が任意選択されているかどうかの判定を行
い、該中央の焦点検出点64が選択されている場合は、
中央の補助光用ランプ61を点灯させるためにステップ
24へ移行する。 [ステップ24] 内蔵補助光制御回路15に命令し、
中央の焦点検出点64を照明する補助光用ランプ61を
点灯させる。
点64以外が任意選択されている場合は、ステップ25
へ移行する。 [ステップ25] ここでは焦点検出点選択スイッチS
W4と電子ダイアル10、または、視線検出手段により
右の焦点検出点65が任意選択されているかどうかの判
定を行い、該右の焦点検出点65が選択されている場合
は、右の補助光用ランプ62を点灯させるためにステッ
プ26へ移行する。 [ステップ26] 内蔵補助光制御回路15に命令し、
右の焦点検出点65を照明する補助光用ランプ62を点
灯させる。
点65以外が任意選択されている場合は、左の補助光用
ランプ60を点灯させるためにステップ27へ移行す
る。 [ステップ27] 内蔵補助光制御回路15に命令し、
左の焦点検出点63を照明する補助光用ランプ60を点
灯させる。
る焦点検出点に対応するAF補助光を点灯させるように
している為、無駄な補助光を発光させる事のない、つま
り省エネルギータイプの装置とすることが出来る。
を完全に対応させる事は、暗くてファインダスクリーン
上の焦点検出視野マークが見えない場合でも、補助光の
点灯箇所により、どの焦点検出点で焦点検出が行われた
かを撮影者に認識させることが出来る効果をもたらす。
この事は、ファインダ内にAF焦点検出点選択に関する
専用表示の無いカメラにおいて、焦点検出点の選択が自
動選択モードに設定されているのか任意選択モードに設
定されているかの判断も、ファインダを覗いたままで撮
影者に可能とさせるものである。
形態では、焦点検出点の数と同数のAF補助光用ランプ
を有する場合について説明したが、この実施の第2の形
態においては、AF補助光用ランプの数が焦点検出点の
数より少ない場合について説明する。
態で用いるAF補助光について説明する。
点検出点82,中央の焦点検出点83,右の焦点検出点
84を有しており、これらの焦点検出点の照明用として
AF補助光用ランプ80,81が備わっていて、ここで
発せられた補助光はレンズ85により各焦点検出点に対
応した部分に結像される。
自動選択もしくは任意選択にて中央が選択された場合
の、補助光点灯状態を示す図である。つまり、この場合
は全ての焦点検出点82〜84を照明する為にAF補助
光用ランプ80,81のそれぞれが点灯状態となってい
る。
(中央の焦点検出点83を含む)が任意選択され、よっ
て左の補助光用ランプ80が点灯している状態を、図9
(b)は、右の焦点検出点83(この場合も、中央の焦
点検出点83を含む)が任意選択され、よって右の補助
光用ランプ81が点灯している状態を、それぞれ示して
いる。
特徴部分である、補助光発光に関する動作の詳細につい
て、図7のフローチャートを用いて説明する。尚、カメ
ラの回路構成やその他の動作は上記実施の第1の形態と
同様であるので、ここではその説明は省略する。 [ステップ71] 焦点検出点選択スイッチSW4と電
子ダイヤル10、または、視線検出手段により焦点検出
点を選択する任意選択時であるか自動選択時であるかの
判定を行う。この結果、自動選択が設定されている場合
は全てのAF補助光ランプを点灯させるためにステップ
72へ移行する。 [ステップ72] 内蔵補助光制御回路15に命令し、
図8に示した様に、補助光用ランプ80と81を点灯さ
せ、全ての焦点検出点82〜84を照明する。
ている場合は、対応したAF補助光を点灯させるために
ステップ73へ移行する。 [ステップ73] 焦点検出点選択スイッチSW4と電
子ダイアル10、または、視線検出手段により中央の焦
点検出点83が任意選択されているかどうかの判定を行
い、該中央の焦点検出点83が選択されている場合は、
全ての補助光用ランプ80,81を点灯させるためにス
テップ74へ移行する。 [ステップ74] 上記ステップ72と同様、内蔵補助
光制御回路15に命令し、補助光用ランプ80と81を
点灯させる。これにより、図8の様に全ての焦点検出点
82〜84が照明されることになる。
出点83以外が任意選択されている場合は、ステップ7
5へ移行する。 [ステップ75] ここでは焦点検出点選択スイッチS
W4と電子ダイアル10、または、視線検出手段により
右の焦点検出点84が任意選択されているかどうかの判
定を行い、該右の焦点検出点84が選択されている場合
は、右及び中央用の補助光用ランプ81を点灯させるた
めにステップ76へ移行する。 [ステップ76] 内蔵補助光制御回路15に命令し、
補助光用ランプ81を点灯させる。これにより、図9
(b)の様に中央と右の焦点検出点83,84が照明さ
れることになる。
点84以外が任意選択されている場合は、左の補助光用
ランプ80を点灯させるためにステップ77へ移行す
る。 [ステップ77] 内蔵補助光制御回路15に命令し、
補助光用ランプ80を点灯させる。これにより、図9
(a)の様に左と中央の焦点検出点82,83が照明さ
れることになる。
ても、任意選択AF時は、選択される焦点検出点に対応
するAF補助光を点灯させるようにしている為、無駄な
補助光を発光させる事のない、つまり省エネルギータイ
プの装置とすることが出来る。
を完全に対応させる事は、暗くてファインダスクリーン
上の焦点検出視野マークが見えない場合でも、補助光の
点灯箇所により、どの焦点検出点で焦点検出が行われた
かを撮影者に認識させることが出来る効果をもたらす。
この事は、ファインダ内にAF焦点検出点選択に関する
専用表示の無いカメラにおいて、焦点検出点の選択が自
動選択モードに設定されているのか任意選択モードに設
定されているかの判断も、ファインダを覗いたままで撮
影者に可能とさせるものである。
では、何れも補助光用ランプがカメラの1箇所に集中し
て配置されていたのに対し、この実施の第3の形態にお
いては、レンズの左右2箇所に補助光用ランプを配置し
た場合を想定したものである。
形態で用いるAF補助光について説明する。
点検出点95,中央の焦点検出点94,右の焦点検出点
93を有しており、これらの焦点検出点の照明用賭して
AF補助光用ランプ91,92が図示の様にレンズ90
の左右に分けてそれぞれ配置されている。
が自動選択もしくは任意選択にて中央が選択された場合
の、補助光点灯状態を示す図である。つまり、この場合
は全ての焦点検出点93〜95を照明する為にAF補助
光用ランプ91,92のそれぞれが点灯状態となってい
る。
5(中央の焦点検出点94を含む)が任意選択され、よ
って左の補助光用ランプ91が点灯している状態を、図
11(b)は、右の焦点検出点93(この場合も、中央
の焦点検出点94を含む)が任意選択され、よって右の
補助光用ランプ92が点灯している状態を、それぞれ示
している。
に関する動作の詳細は、上記実施の第2の形態における
図7のフローチャートと同様であるので、その詳細は省
略する。
作は上記実施の第1の形態と同様であるので、ここでは
その説明は省略する。
の左右に振り分けて配置した構造にしている為、カメラ
に内蔵の補助光用ランプより照明された光が、レンズ鏡
筒やレンズフードでけられることが一切無くなる。
を完全に対応させる事は、暗くてファインダスクリーン
上の焦点検出視野マークが見えない場合でも、補助光の
点灯箇所により、どの焦点検出点で焦点検出が行われた
かを撮影者に認識させることが出来る効果をもたらす。
この事は、ファインダ内にAF焦点検出点選択に関する
専用表示の無いカメラにおいて、焦点検出点の選択が自
動選択モードに設定されているのか任意選択モードに設
定されているかの判断も、ファインダを覗いたままで撮
影者に可能とさせるものである。
態においては、任意の焦点検出点を選択した際に、この
焦点検出点に対応したAF補助光では焦点検出が不能で
あった処理を可能にする構成にしたものを想定してい
る。
主要部分の動作を示すフローチャートであり、これは上
記実施の第1の形態における図1に対応するもので、以
下これに従って説明する。尚、カメラの回路構成やその
他の動作は上記実施の第1の形態と同様であるので、こ
こではその説明は省略する。 [ステップ101] 焦点検出点選択スイッチSW4と
電子ダイヤル10、または、視線検出手段により焦点検
出点を選択する任意選択時であるか自動選択時であるか
の判定を行う。この結果、自動選択が設定されている場
合は全てのAF補助光ランプを点灯させるためにステッ
プ102へ移行する。 [ステップ102] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、図5に示した、左の焦点検出点63を照明する補助
光用ランプ60と、中央の焦点検出点64を照明する補
助光用ランプ61と、右の焦点検出点65を照明する補
助光用ランプ62の、それぞれを点灯させる。
れている場合は、ステップ103へ移行する。 [ステップ103] ここで、前回の焦点検出点対応の
補助光用ランプのみでは焦点検出が不能であったかどう
かの判定を行い、焦点検出不能であった場合は、全ての
補助光用ランプを点灯するためにステップ104へ移行
する。 [ステップ104] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、上記ステップ102と同様、左の焦点検出点63を
照明する補助光用ランプ60と、中央の焦点検出点64
を照明する補助光用ランプ61と、右の焦点検出点65
を照明する補助光用ランプ62の、それぞれを点灯させ
る。
検出点対応の補助光用ランプのみで焦点検出ができた事
を判定した場合は、対応したAF補助光を点灯させるた
めにステップ105へ移行する。 [ステップ105] 焦点検出点選択スイッチSW4と
電子ダイアル10、または、視線検出手段により中央の
焦点検出点64が任意選択されているかどうかの判定を
行い、該中央の焦点検出点64が選択されている場合
は、中央の補助光用ランプ61を点灯させるためにステ
ップ106へ移行する。 [ステップ106] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、中央の焦点検出点64を照明する補助光用ランプ6
1を点灯させる。
出点64以外が任意選択されている場合は、ステップ1
07へ移行する。 [ステップ107] ここでは焦点検出点選択スイッチ
SW4と電子ダイアル10、または、視線検出手段によ
り右の焦点検出点65が任意選択されているかどうかの
判定を行い、該右の焦点検出点65が選択されている場
合は、右の補助光用ランプ62を点灯させるためにステ
ップ108へ移行する。 [ステップ108] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、右の焦点検出点65を照明する補助光用ランプ62
を点灯させる。
出点65以外が任意選択されている場合は、左の補助光
用ランプ60を点灯させるためにステップ109へ移行
する。 [ステップ109] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、左の焦点検出点63を照明する補助光用ランプ60
を点灯させる。
光用ランプのみでは焦点検出が不能であった場合には、
全ての補助光用ランプを点灯させるようにしている為、
AF補助光の光量増加により焦点検出不能であったもの
が、焦点検出可能になる機会が増え、より優れた装置と
することができる。
態においては、各焦点検出点対応のAF補助光を点灯し
ている際は、対応AFセンサのみを蓄積し、逐次的に全
焦点検出点の焦点検出を行う処理を可能にした構成のも
のを想定している。
主要部分の動作を示すフローチャートであり、これは上
記実施の第1の形態における図1のステップ51からス
テップ54までの動作に対応するもので、以下これに従
って説明する。尚、カメラの回路構成やその他の動作は
上記実施の第1の形態と同様であるので、ここではその
説明は省略する。 [ステップ201] 前回行った焦点検出結果により、
今回の焦点検出では補助光が必要であるか否かの判定を
行う。ここで、今回の焦点検出に補助光が必要であると
判定した場合は、蓄積開始前に補助光を点灯させるため
にステップ202へ移行する。 [ステップ202] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、中央の焦点検出点64用の補助光用ランプ61を点
灯させる。 [ステップ203] 焦点検出回路6を用いて中央の焦
点検出点64に対応するラインセンサへの蓄積を開始す
ると共にこの読み出しを行い、そのセンサ出力のA/D
値を得る。 [ステップ204] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、中央の焦点検出点64用の上記補助光用ランプ61
を消灯させる。 [ステップ205] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、左の焦点検出点63用の補助光用ランプ60を点灯
させる。 [ステップ206] 焦点検出回路6を用いて左の焦点
検出点63に対応するラインセンサへの蓄積を開始する
と共にこの読み出しを行い、そのセンサ出力のA/D値
を得る。 [ステップ207] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、左の焦点検出点63用の上記補助光用ランプ60を
消灯させる。 [ステップ208] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、右の焦点検出点65用の補助光用ランプ62を点灯
させる。 [ステップ209] 焦点検出回路6を用いて右の焦点
検出点65に対応するラインセンサへの蓄積を開始する
と共にこの読み出しを行い、そのセンサ出力のA/D値
を得る。 [ステップ210] 内蔵補助光制御回路15に命令
し、右の焦点検出点65用の上記補助光用ランプ62を
消灯させる。
要である事を判定した場合は、補助光点灯を飛ばし、ス
テップ211へ移行する。 [ステップ211] 焦点検出回路6を用いて各焦点検
出点それぞれに対応するラインセンサへの蓄積を開始す
ると共にその読み出しを行い、そのセンサ出力のA/D
値を得る。
の動作を終了した後は、図4のステップ55へ進み、上
記のA/D値を基に、既存のアルゴリズムで焦点検出情
報を演算し、その値とレンズ制御回路2を通して得られ
る現在装着されているレンズ13のレンズ特性値によ
り、レンズ駆動量を算出することになる。
光を点灯している際は、対応AFセンサのみを蓄積し、
逐次的に全焦点検出点の焦点検出を行うようにしている
為、図5のように、各補助光のパターンが異なる場合
に、隣の補助光パターンが本来のパターンを壊し、焦点
検出能力を低下させるといった事を防ぐことができる。
特に、自動選択時に補助光を全点灯した場合に効果があ
る。
任意選択AF時には、焦点検出点に対応するAF補助光
を点灯させるようにしている為、無駄のない補助光発光
を行う事が可能となる。
る事は、暗くてファインダスクリーン上の焦点検出視野
マークが見えない場合でも、補助光の点灯箇所により、
どの焦点検出点で焦点検出が行われたかを撮影者に認識
させることが出来る効果をもたらす。この事は、ファイ
ンダ内にAF焦点検出点選択に関する専用表示の無いカ
メラにおいて、焦点検出点の選択が自動選択モードに設
定されているのか任意選択モードに設定されているかの
判断も、ファインダを覗いたままで撮影者に可能とさせ
るものである。
を、レンズを中心にして左右に振り分けて配置した構成
にしている為、AF補助光がレンズ鏡筒やレンズフード
でけられるといった事を無くすことができる。
助光が発光される等)に対する実施の形態であったが、
以下に、従来例で述べた第2の課題(現在のモードがマ
ニュアルフォーカスモードであるか否かの判断を容易に
できない)に対する実施の形態について述べる。
メラが世の中に出回り始めた頃は焦点検出点が1点だけ
しかないのが一般的であった。焦点検出点が1点だけの
場合は、画面内の中央が焦点検出点であるものが通常で
ある。したがって、ファインダ内の焦点検出点表示も視
野内の中央のみ目印マークが存在するだけで良かった。
スカメラは、特に一眼レフカメラにおいて焦点検出点が
複数あるものが主流となりつつある。このようなカメラ
ではファインダ内に焦点検出点に対応した数だけ目印マ
ークが必要である。
として焦点検出点選択方法に場合分けが存在してくる。
まず、焦点検出点をユーザーが自由に選択できる「焦点
検出点任意選択」とカメラがあるアルゴリズムに基づい
て自動的に焦点検出点を選択してくれる「焦点検出点自
動選択」とに大きく分けられる。
にも場合分けが存在してくる。まず「焦点検出可能な位
置を示す」役割と次に「焦点検出の結果、合焦した点を
示す」役割である。
点検出点をスーパーインポーズで表示する方式が提案さ
れている。
ンダ内光路中に透過型液晶を配置する方式や、ピント面
近傍の表示パターンをファインダ光路外から照明する方
式などが考案されている。
面内にはピント板上に焦点検出可能位置を示す目印マー
クを設け、現在の焦点検出点位置もしくは合焦点位置を
ファインダ画面外の位置でファインダ内液晶表示器で行
うものに関する。また、ここではファインダの中央点を
含む3点を焦点検出可能なカメラにおいて説明する。さ
らに、焦点検出点選択モードはカメラが自動的に最適な
焦点検出点を選択する「焦点検出点自動選択」のモード
で説明する。
トフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードの切
り換えは、図18に示した従来例のカメラと同じく、レ
ンズに設けられた切換えスイッチで行うものであり、両
モードの切り換えと同時に、機械的にもレンズ駆動用ア
クチュエータと被駆動部であるフォーカシングリング部
との連結を寸断してしまうものとする。
カメラのファインダ内を示す図である。尚、該カメラの
構成は図18と同様であるので、ここではその図示や構
成部品の説明は省略する。り、同図において、301は
ファインダ画面、302は部分測光範囲を示す表示図1
4において、303,304,305は焦点検出可能な
点の位置を示すマークである。307はファインダ内液
晶表示器であり、バックライトが点灯したときだけ視認
できる構成のものである。
形態におけるカメラの外部液晶表示器とファインダ内液
晶表示器とを示している。
であり、307はファインダ内液晶表示器であり、図1
5(a)はカメラの電源をONして、撮影モードをTV
優先モードに、又フォーカスモードはオートフォーカス
モードにセットしている状態である。この状態では、フ
ァインダ内液晶表示器307はバックライトが消灯して
いるため見えない。
グメント表示部で、ここでは「1/125」秒にセット
されている。309は電池の残量表示部で、ここでは充
分な電池能力があることが示されている。310はフィ
ルム在否表示部で、ここではフィルムが装填されている
ことを示している。311はフィルムカウンタ表示部
で、ここでは1枚目であることを示している。312は
露出補正表示部で、ここでは露出補正をかけていない事
を示している。
3点の焦点検出点を意味する3個のドットで成る焦点検
出点表示部である。316,317はこれらドット3点
の左右に位置する括弧状の枠表示で成るフォーカスモー
ド表示部である。ここではオートフォーカスモードに設
定されているため、括弧状のフォーカスモード表示部3
16,317が点灯している。
参照)を第1ストロークまで押した状態であり、よっ
て、カメラは測光を開始しかつ合焦動作を開始する事に
なるが、外部液晶表示器306においてはその測光結果
が表示される。318は測光結果による適正絞り値を示
す7セグメント表示部であり、ここでは「 5.6」を示し
ている。またこの時、ファインダ内液晶表示器307の
バックライトが点灯し、初めてファインダ内液晶表示を
目視可能となる。
グメント表示部、320は測光結果による適正絞り値を
示す7セグメント表示部で、それぞれ外部液晶表示器3
06と同じく、「125」と「 5.6」を表示している。
321,322,323はファインダ内の3点の焦点検
出点を意味する3個のドットで成る焦点検出点表示部で
ある。
に位置する括弧状の枠表示で成るフォーカスモード表示
部である。ここではオートフォーカスモードに設定され
ているため、外部液晶表示器306での表示と同様、括
弧状の枠表示であるフォーカスモード表示部324,3
25が点灯している。326は露出補正表示部で、これ
も外部液晶表示器306と同じく露出補正をかけていな
い事を示している。
トロークまで押した状態を保持した結果、合焦に至った
状態である。
点検出点を示す焦点検出点表示部313,315が消灯
し、中央焦点検出点を示す焦点検出点表示部314だけ
が点灯して3点の焦点検出点のうち中央点に合焦したこ
とを示している。
も、左右の焦点検出点を示す焦点検出点表示部321,
323が消灯し、中央焦点検出点を示す焦点検出点表示
部322だけが点灯して、3点の焦点検出点のうち中央
点に合焦したことを示している。
マーク327が点灯することで示している。
内液晶表示器307は、不図示の液晶駆動回路で駆動さ
れており、かつ、外部液晶表示器306とファインダ内
液晶表示器307中での共通表示については、まったく
同一のセグメントラインとコモンラインとで駆動されて
いる。
り、フォーカースモードとして、マニュアルフォーカス
モードがセットされたときの表示について説明する。
撮影モードをTV優先モードに、またフォーカスモード
はマニュアルフォーカスモードにセットしている状態で
ある。この状態ではファインダ内液晶表示器307はバ
ックライトが消灯しているため、見えない。
シャッタ秒時の設定値を示す7セグメント表示部、30
9は電池の残量表示部、310はフィルム在否表示部、
311はフィルムカウンタ表示部、12は露出補正表示
部である。313,314,315は3点の焦点検出点
を意味する3個のドットで成る焦点検出点表示部であ
る。
あることを示すため、図15(a)で表示されていた3
点の焦点検出点表示部313,314,315の左右に
位置する括弧状の枠表示で成るフォーカスモード表示部
313,317は消灯している。
トロークまで押した状態であり、よって、カメラは測光
を開始しかつ合焦動作を開始する事になるが、外部液晶
表示器306においては測光結果が表示される。318
は測光結果による適正絞り値を示す7セグメント部で、
ここでは「 5.6」を示している。またこのとき、ファイ
ンダ内液晶表示器307のバックライトが点灯し、初め
てファインダ内液晶表示器307を目視可能となる。
グメント表示部、320は適正絞り値を示す7セグメン
ト表示部で、それぞれ外部液晶表示器306と同じく、
「125」と「 5.6」を表示している。326は露出補
正表示部で、これも外部液晶表示器306と同じく露出
補正をかけていない事を示している。
点を意味する3個のドットで成る焦点検出点表示であ
る。ここではマニュアルフォーカスモードであることを
示すため、図15(b)で表示されていた3点の焦点検
出点表示部321,322,323の左右に位置する括
弧状の枠表示で成るフォーカスモード表示部324,3
25は消灯している。
ストロークまで押した状態を保持しても、レンズが合焦
動作を開始しないので合焦には至らない。従って、ファ
インダ内液晶表示器307の合焦マーク27が点灯する
ことはない。
晶表示器307のフォーカスモード表示部316、31
7及び324,325は、本来(オートフォーカスモー
ド)ならば、図15の場合の様に、焦点検出点表示部3
13,314.315及び321、322、323のご
く近傍にあるため、焦点検出点選択モードの確認や焦点
検出点位置確認などの時に必ず認識される配置である。
モードになっている事に気づかずにそのままカメラを構
えて撮影動作に入っても、レンズが合焦動作を開始せ
ず、かつ、外部液晶表示器306が通常のオートフォー
カスモード使用時とは異なる表示形態であるため、マニ
ュアルフォーカスモードにセットされていることを容易
に知ることができる。
覗いてしまったとしても、レンズが合焦動作を開始せ
ず、かつ、ファインダ内液晶表示器307も同様に通常
のオートフォーカスモード使用時とは異なる表示形態で
あるため、マニュアルフォーカスモードにセットされて
しまっていることを、容易に知ることができる。
施の第7の形態に係るカメラの外部液晶表示器306と
ファインダ内液晶表示器307について説明する為の図
である。
328によりオートフォーカスモードにセットされてい
る場合は、上記実施の第6の形態と同様であるため、こ
こでは前述の切換えスイッチ328によりマニュアルフ
ォーカスモードにセットされたときの表示のみについて
説明する。
撮影モードをTV優先モードに、またフォーカスモード
はマニュアルフォーカスモードにセットしている状態で
ある。この状態ではファインダ内液晶表示器307はバ
ックライトが消灯しているため、見えない。
グメント表示部、309は電池の残量表示部、310は
フィルム在否表示部、311はフィルムカウンタ表示
部、312は露出補正表示部である。
点を意味する3個のドットで成る焦点検出点表示であ
る。ここではマニュアルフォーカスモードであることを
示すため、図15(a)で表示されていた3点の焦点検
出点表示部313,314,315の左右に位置する括
弧状の枠表示で成るフォーカスモード表示部316,3
17は消灯している。
トロークまで押した状態であり、カメラは測光を開始し
かつ合焦動作を開始する。
果が表示される。318は測光結果による適正絞り値を
示す7セグメント部で、ここでは「 5.6」を示してい
る。同時に消灯していたフォーカスモード表示部31
6,317が点滅を始める。またこのとき、ファインダ
内液晶表示器307のバックライトが点灯し、初めてフ
ァインダ内液晶表示器307を目視可能となる。
グメント表示部、20は適正絞り値を示す7セグメント
表示部で、それぞれ外部液晶表示器306と同じく「1
25」と「 5.6」を表示している。326は露出補正表
示部で、これも外部液晶表示器306と同じく露出補正
をかけていない事を示している。
点を意味する3個のドットで成る焦点検出点表示であ
る。ここでは外部液晶表示器306と同じくマニュアル
フォーカスモードであることを示すため、フォーカスモ
ード表示部324、325は点滅している。
ークまで押した状態を保持している間及びレリーズ釦3
32が戻っても所定タイマ中はフォーカスモード表示部
324,325の点滅は保持されるが、所定タイマ後は
また図17(a)の状態に戻る。但し、レリーズ釦33
2を第1ストロークまで押した状態を保持しても、レン
ズが合焦動作を開始しないので合焦に至ることはなく、
合焦マーク27が点灯することはない。
ば、オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモ
ードでその表示態様を異ならせる様にしている為、現在
のモードがマニュアルフォーカスモードであるか否かを
ユーザは容易にすることができ、カメラが故障をしたと
思ってしまったり、ピントボケの写真になってしまった
りという事故を未然に防止することが可能となる。
を、焦点検出点表示部のごく近傍に配置し、焦点検出に
関連する情報をひとまとめにしているので、ユーザーに
とって認識し易く、また他の表示と混在していても認識
し易い。
出点表示部は、他の撮影情報と兼用することのない焦点
検出専用の表示部とし、かつ、外部液晶表示部306と
ファインダ内液晶表示部307のそれぞれに設けたた
め、常時確認し易いものとなる。
外部液晶表示部306とファインダ内液晶表示部307
は共に同一の液晶駆動回路により、同一の駆動セグメン
トで表示制御される構成である為、ICのピンの節約と
ソフト処理の単純化を図れるものとなる。
は、補助光源として、ランプを用いた例を示している
が、これに限定されるものではなく、LEDやストロボ
等を光源としても良い。
いては、いずれも複数の焦点検出点を有するものを例に
していたが、複数の測距点を有するものであっても、同
様に適用できるものである。
おいて、外部表示とファインダ内表示を行う表示器を何
れも液晶表示器にて構成した例を示しているが、これに
限定されるものではなく、LED等により構成したもの
であっても同様の効果を得ることができる。
述べているが、ビデオカメラや電子スチルカメラ等のカ
メラにも適用可能である。更に、焦点検出機能を具備し
たその他の光学機器や他の装置にも適用することができ
るものである。
はそれらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよ
い。
選択された焦点検出点にて焦点検出を行う場合に、該焦
点検出点に対して補助光を必要とする際には、補助光手
段内の対応する前記発光体のみを点灯させるようにして
いる為、不必要な発光体による補助光発光が為される事
を防ぎ、省電力化を達成することが可能となる。
出点に対応する発光体のみ点灯させたのでは焦点検出が
不能な場合は、全ての発光体を点灯させるようにしてい
る為、焦点検出不能となる事を少なくすることが可能と
なる。
数の焦点検出点にて焦点検出を行う場合には、複数の焦
点検出用センサの蓄積を同時に行わずに逐次蓄積を行う
と共に、蓄積中の焦点検出点に対応する前記発光体のみ
を順次点灯させるようにしている為、焦点検出精度の低
下を防ぐことができる。
レンズの左右に振り分けて配置すると共に、選択された
焦点検出点にて焦点検出を行う場合に、該焦点検出点に
対して補助光を必要とする際には、補助光手段内の対応
する前記発光体のみを点灯させるようにしている為、補
助光がレンズ鏡筒やレンズフードでけられてしまうとい
った事を無くすと共に、不必要な発光体による補助光発
光が為される事を防ぎ、省電力化を達成することが可能
となる。
ァインダ内に各種の情報を表示する内部表示手段を備
え、前記内部表示手段は、複数の焦点検出点を示す複数
のマーク表示部と、該マーク表示部の近傍に配置され
(例えば前記複数のマーク表示部を挟むような略括弧状
をしている)、オートフォーカス状態とマニュアルフォ
ーカス状態と表示形態を異にするフォーカス状態表示部
とを少なくとも有するものとしている為、マニュアルフ
ォーカス状態かオートフォーカス状態かを容易に認識さ
せ得る表示を行うことが可能となる。
部分の動作を示すフローチャートである。
構成を示すブロック図である。
の動作を示すフローチャートである。
ーチャートである。
光用ランプと焦点検出点との関係を示す図である。
て任意選択AF時での補助光用ランプと焦点検出点との
関係を示す図である。
ーチャートである。
光用ランプと焦点検出点との関係を示す図である。
て任意選択AF時での補助光用ランプと焦点検出点との
関係を示す図である。
助光用ランプと焦点検出点との関係を示す図である。
いて任意選択AF時での補助光用ランプと焦点検出点と
の関係を示す図である。
要部分の動作を示すフローチャートである。
要部分の動作を示すフローチャートである。
ァインダ内を示す図である。
いてオートフォーカスモードでの外部液晶表示器及びフ
ァインダ内液晶表示器における各状態時の表示形態を示
す図である。
いてマニュアルフォーカスモードでの外部液晶表示器及
びファインダ内液晶表示器における各状態時の表示形態
を示す図である。
ニュアルフォーカスモードとオートフォーカスモードで
の外部液晶表示器及びファインダ内液晶表示器における
各状態時の表示形態を示す図である。
ける各状態時の表示形態を示す図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 複数の焦点検出点のそれぞれについて焦
点検出を可能とする焦点検出手段と、複数の発光体から
成り、焦点検出時に用いられる補助光手段とを備えた焦
点検出装置において、選択された焦点検出点にて焦点検
出を行う場合に、該焦点検出点に対して補助光を必要と
する際には、前記補助光手段内の対応する前記発光体の
みを点灯させることを特徴とする焦点検出装置。 - 【請求項2】 選択された焦点検出点に対応する発光体
のみ点灯させたのでは焦点検出が不能な場合は、全ての
発光体を点灯させることを特徴とする請求項1記載の焦
点検出装置。 - 【請求項3】 前記焦点検出点の数と前記発光体の数と
が同数であることを特徴とする請求項1記載の焦点検出
装置。 - 【請求項4】 前記焦点検出点の数よりも前記発光体の
数の方が少なく、少なくとも一つの発光体が複数の焦点
検出点に対応するものとして用いられることを特徴とす
る請求項1記載の焦点検出装置。 - 【請求項5】 前記複数の焦点検出点の中より任意の焦
点検出点を選択する選択手段を具備したことを特徴とす
る請求項1記載の焦点検出装置。 - 【請求項6】 前記選択手段は、手動により焦点検出点
を選択するものであることを特徴とする請求項5記載の
焦点検出装置。 - 【請求項7】 前記選択手段は、視線により焦点検出点
を選択するものであることを特徴とする請求項5記載の
焦点検出装置。 - 【請求項8】 複数の焦点検出用センサを有し、それぞ
れに対応する複数の焦点検出点について独立に焦点検出
を可能とする焦点検出手段と、複数の発光体から成り、
焦点検出時に用いられる補助光手段とを備えた焦点検出
装置において、補助光を用いて複数の焦点検出点にて焦
点検出を行う場合には、前記複数の焦点検出用センサの
蓄積を同時に行わずに逐次蓄積を行うと共に、蓄積中の
焦点検出点に対応する前記発光体のみを順次点灯させる
ことを特徴とする焦点検出装置。 - 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7又は
8記載の焦点検出装置を具備したことを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項10】 複数の焦点検出点のそれぞれについて
焦点検出を可能とする焦点検出手段と、複数の発光体か
ら成り、焦点検出時に用いられる補助光手段とを備えた
カメラにおいて、前記複数の発光体を、レンズの左右に
振り分けて配置したことを特徴とするカメラ。 - 【請求項11】 選択された焦点検出点にて焦点検出を
行う場合に、該焦点検出点に対して補助光を必要とする
際には、前記補助光手段内の対応する前記発光体のみを
点灯させることを特徴とする請求項8記載のカメラ。 - 【請求項12】 観察面内に各種の情報を表示する内部
表示手段を備えた焦点検出装置において、前記内部表示
手段は、複数の焦点検出点を示す複数のマーク表示部
と、該マーク表示部の近傍に配置され、オートフォーカ
ス状態とマニュアルフォーカス状態と表示形態を異にす
るフォーカス状態表示部とを少なくとも有することを特
徴とする焦点検出装置。 - 【請求項13】 前記フォーカスモード表示部は、前記
マーク表示部を挟むようにして構成される略括弧状の表
示部であることを特徴とする請求項12記載の焦点検出
装置。 - 【請求項14】 前記マーク表示部と前記フォーカスモ
ード表示部は、いずれも他の情報表示を兼用することの
無い表示部であることを特徴とする請求項12記載の焦
点検出装置。 - 【請求項15】 前記フォーカスモード表示部は、オー
トフォーカス状態時には点灯状態となり、マニュアルフ
ォーカス状態時には、点滅もしくは消灯状態になること
を特徴とする請求項12記載の焦点検出装置。 - 【請求項16】 前記内部表示手段と同様の表示内容を
持つ、外部表示手段を具備したことを特徴とする請求項
12記載の焦点検出装置。 - 【請求項17】 前記内部表示手段及び外部表示手段
は、液晶表示装置により構成されることを特徴とする請
求項16記載の焦点検出装置。 - 【請求項18】 前記内部表示手段及び外部表示手段
は、共通の駆動セグメントにより同一内容の情報表示を
行うものであることを特徴とする請求項17記載の焦点
検出装置。 - 【請求項19】 請求項12,13,14,15,1
6,17又は18記載の焦点検出装置を具備したことを
特徴とするカメラ。
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JP21696296A JP3805025B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | カメラ |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=16696654
Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011049792A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 撮像装置 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP21696296A patent/JP3805025B2/ja not_active Expired - Fee Related
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