JP2007065002A - 焦点検出装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】位相差検出方式により検出される焦点状態の補正値をコントラスト検出方式によって得る場合の高精度化を達成することのできる焦点検出装置を提供する。
【解決手段】一対のセンサ列からの像信号の位相差に基づいて焦点状態を検出する(ステップS302)第1の焦点検出手段と、前記一対のセンサ列に対応するコントラスト検出エリアの画像の所定方向のコントラストの評価結果(ステップS309)に基づいて焦点状態を検出する(ステップS310)第2の焦点検出手段とを有し、前記一対のセンサ列の配置方向に応じて、前記第2の焦点検出手段において焦点状態を検出する際の前記所定方向を切り換える(ステップS308)ようにしている。
【選択図】図5

Description

本発明は、位相差検出方式により検出される焦点状態の補正値をコントラスト検出方式によって得る焦点検出装置および撮像装置に関する。
従来、カメラシステムでは、一般的にTTL位相差検出方式の焦点検出方法が使用されている。しかしながら、この位相差検出方式で検出される合焦位置を実際の合焦面に完全に一致させることは困難である。
これは、位相差検出方式のセンサモジュールをカメラ本体に取り付ける際に発生する誤差や、センサモジュールを構成する光学系の寸法誤差などのカメラ本体側の誤差と、カメラ本体とは別に製造された撮影レンズの製造誤差などの要因によるものである。
製造誤差を補正するものとして、位相差検出方式の第1の焦点検出手段と、撮像素子の画像信号からコントラストを評価してオートフォーカスを行う第2の焦点検出手段とを有する電子的撮像装置が特開2000−292684号公報(特許文献1)にて公開されている。これは、第1および第2の焦点検出手段によるオートフォーカスデータから相対ずれ量を算出し、第1の焦点検出手段のオートフォーカスデータに補正を加えることで、カメラ本体側の誤差を補正する。
また、位相差検出のための複数のラインセンサを持つカメラシステムにおいて、キャリブレーション時に測距エリア毎にコントラスト検出によって補正値を算出する撮像装置が特開2003−295047号公報(特許文献2)にて提案されている。
特開2000−292684号公報 特開2003−295047号公報
従来の技術では、下記のような問題があった。
位相差検出のための複数のラインセンサを持つカメラシステムにおいて、測距エリア毎にコントラスト検出によって補正値を算出する場合の高精度化、高速化については前記特許文献1および2には記載されておらず、依然、重要な課題として残っている。
(本発明の目的)
本発明の目的は、位相差検出方式により検出される焦点状態の補正値をコントラスト検出方式によって得る場合の高精度化を達成することのできる焦点検出装置および撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、一対のセンサ列からの像信号の位相差に基づいて焦点状態を検出する第1の焦点検出手段と、前記一対のセンサ列に対応するコントラスト検出エリアの画像の所定方向のコントラストの評価結果に基づいて焦点状態を検出する第2の焦点検出手段とを有し、前記一対のセンサ列の配置方向に応じて、前記第2の焦点検出手段において焦点状態を検出する際の前記所定方向を切り換えることを特徴とするものである。
本発明によれば、位相差検出方式により検出される焦点状態の補正値をコントラスト検出方式によって得る場合の高精度化を達成することができる。
本発明を実施するための最良の形態は、後述する実施例1〜4に記載の通りである。
図1は本発明の実施例1である一眼レフタイプデジタルカメラシステムの電気的構成例を示すブロック図である。
図1に示すように本実施例のデジタルカメラ200には、撮影レンズユニット100が不図示のマウント機構を介して着脱可能に取り付けられる。マウント部には、電気的接点群107を有している。接点群107はデジタルカメラ200と撮影レンズユニット100との間で制御信号、状態信号、データ信号などを伝え合うと共に、各種電圧を供給する機能を有している。さらに、撮影レンズユニット100が接続されると、システムコントローラ223へ信号を送信する機能も備えている。これによりデジタルカメラ200と撮影レンズユニット100の間で通信を行い、撮影レンズユニット100内の撮影レンズ101および絞り102の駆動を行うことが可能となる。また、接点群107は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
なお、本実施例では便宜上1枚の撮影レンズ101で示しているが、実際はさらに多数のレンズから構成されていることは周知の通りである。
また、接点群107とシステムコントローラ223とから、レンズ検出手段を構成している。
図示されない被写体像からの撮影光束が、撮影レンズ101及び絞り102を介して、図示する矢印方向に回動可能なクイックリターンミラー202に導かれる。クイックリターンミラー202の中央部はハーフミラーになっており、該クイックリターンミラー202がダウンした際に一部の光束が透過する。そして、この透過した光束は、クイックリターンミラー202に設置されたサブミラー203で下方に向けて反射される。
204は不図示である結像面近傍に配置されたフィールドレンズ、反射ミラー、2次結像レンズ、絞り、及び、複数のCCDから成るラインセンサ等から構成されている周知の位相差検出方式のAFセンサユニットである。AFセンサユニット204には、図2に示す単一方向でない複数対のセンサ列111a〜111nが配置されており、7箇所(一対のセンサ列を7組)の測距エリア(焦点検出エリアと同義)を焦点検出可能なように構成している。そして、システムコントローラ223からの制御信号により、焦点検出回路205はAFセンサユニット204をコントロールして、周知の位相差検出方式により焦点検出を行う。
なお、AFセンサユニット204と焦点検出回路205から位相差検出方式の焦点検出手段が構成されている。
一方、クイックリターンミラー202で反射された撮影光束は、ペンタプリズム201、接眼レンズ206を介して撮影者の目に至る。
また、クイックリターンミラー202がアップした際には、上記撮影レンズ101からの光束は、機械シャッタであるフォーカルプレーンシャッタ208、フィルタ209を介して撮像素子としてのCMOS等に代表されるイメージセンサ210に至る。
なお、ここではCCD,CMOSなどの固体撮像素子を用いているが、銀塩フィルム或いはビディコン等の撮像管でも良い。
フィルタ209は2つの機能を有しているもので、1つは赤外線をカットして可視光線のみをイメージセンサ210へ導く機能であり、もう1つは光学ローパスフィルタとしての機能である。また、フォーカルプレーンシャッタ208は、先幕及び後幕を有して成るもので、撮影レンズ101からの光束の透過、遮断を制御する。
なお、クイックリターンミラー202のアップ時には、サブミラー203は折り畳まれるようになっている。
また、本実施例のデジタルカメラ200は、当該デジタルカメラ全体の制御手段となり、制御を司るCPUにより構成されるシステムコントローラ223(以下CPU223と称することもある)を備え、後述する各部の動作を適宜制御する。
なお、システムコントローラ223は補正値算出手段などに相当する。
システムコントローラ223は、撮影レンズ101を光軸方向に移動してピント合わせを行うためのレンズ駆動機構103を制御するレンズ制御回路104と、絞り102を駆動するための絞り駆動機構105を制御する絞り制御回路106とに接続されている。また、クイックリターンミラー202のアップ・ダウンの駆動及びフォーカルプレーンシャッタ208のシャッタチャージを制御するシャッタチャージ・ミラー駆動機構211にも接続されている。また、フォーカルプレーンシャッタ208の先幕、後幕の走行を制御するためのシャッタ制御回路212と、接眼レンズ206の近傍に配設された不図示の測光センサに接続された測光回路207にも接続されている。さらに、当該デジタルカメラ200を制御する上で調整が必要なパラメータやデジタルカメラの個体識別が可能なカメラID情報や基準レンズで調整されたAF補正データや自動露出補正値などが記憶されている記憶手段であるEEPROM222等にも接続されている。
レンズ制御回路104はレンズ固有の情報、例えば焦点距離、開放絞り、レンズ個々に割り振られるレンズIDといった情報とシーケンスコントローラ223から受け取った情報を記憶するレンズ記憶装置を有している。
測光回路207に接続される測光センサは、被写体の輝度を測定するためのセンサであり、その出力は測光回路207を経てシステムコントローラ223へ供給される。
システムコントローラ223は、レンズ駆動機構103を制御することにより、被写体像をイメージセンサ210上に結像する。また、システムコントローラ223は、設定されたAv値に基づいて、絞り102を駆動する絞り駆動機構105を制御し、さらに、設定されたTv値に基いて、シャッタ制御回路212へ制御信号を出力する。
フォーカルプレーンシャッタ208の先幕、後幕は、駆動源がバネにより構成されており、シャッタ走行後の次の動作のためにバネチャージを要する。シャッタチャージ・ミラー駆動機構211は、このバネチャージを制御するようになっている。また、シャッタチャージ・ミラー駆動機構211によりクイックリターンミラー202のアップ・ダウンが行われる。
システムコントローラ223には、画像データコントローラ220が接続されている。この画像データコントローラ220は、DSP(デジタル信号プロセッサ)により構成され、イメージセンサ210の制御、イメージセンサ210から入力された画像データの補正や加工などをシステムコントローラ223の指令に基いて実行するものである。画像データの補正・加工の項目の中にはオートホワイトバランスも含まれている。オートホワイトバランスとは、撮影画像中の最大輝度の部分を所定の色(白色)に補正する機能である。オートホワイトバランスは、システムコントローラ223からの命令により補正量を変更することが可能である。
画像データコントローラ220には、イメージセンサ210を駆動する際に必要なパルス信号を出力するタイミングパルス発生回路217が接続されている。イメージセンサ210と共にタイミングパルス発生回路217で発生されたタイミングパルスを受けて、イメージセンサ210から出力される被写体像に対応したアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ216も接続されている。さらに、得られた画像データ(デジタルデータ)を一時的に記憶しておくDRAM221と、D/Aコンバータ215及び画像圧縮回路219と、画像回転回路241と、コントラスト検出回路242とが接続されている。
なお、画像データコントローラ220と画像圧縮回路219と画像データ記録メディア218とから記録手段が構成されている。
DRAM221は、加工や所定のフォーマットへのデータ変換が行われる前の画像データを一時的に記憶するために使用される。
画像回転回路241は、システムコントローラ223の指令に基づいて動作し、画像データコントローラ220によって補正された画像データを任意の角度回転し、DRAM221に記憶する。
コントラスト検出回路242はシステムコントローラ223の指令に基づいて動作し、画像データコントローラ220によって補正された画像データの所定方向のコントラストを検出し、コントラスト評価値をEEPROM222に保存する。
D/Aコンバータ215には、エンコーダ回路214を介して画像表示回路213が接続される。さらに、画像圧縮回路219には、画像データ記録メディア18が接続される。
画像表示回路213は、イメージセンサ210で撮像された画像データを表示するための回路であり、一般にはカラーの液晶表示素子により構成される。
画像データコントローラ220は、DRAM221上の画像データを、D/Aコンバータ215によりアナログ信号に変換してエンコーダ回路214へ出力する。エンコーダ回路214は、このD/Aコンバータ215の出力を、画像表示回路213を駆動する際に必要な映像信号(例えばNTSC信号)に変換する。
なお、D/Aコンバータ215と画像表示回路213とエンコーダ回路214とから画像表示手段が構成されている。
画像圧縮回路219は、DRAM221に記憶された画像データの圧縮や変換(例えばJPEG)を行うための回路である。変換された画像データは、画像データ記録メディア218へ格納される。この画像データ記録メディアとしては、ハードディスク、フラッシュメモリ、フロッピーディスク(登録商標)等が使用される。
システムコントローラ223には、当該デジタルカメラ200の動作モードの情報や露出情報(シャッタ秒時、絞り値等)などを外部液晶表示装置250や内部液晶表示装置251に表示させる表示制御回路225が接続されている。また、メイン電子ダイヤルスイッチ226と決定スイッチ227が接続されている。AFセンサユニット204が持つ複数の測距エリアのうちから使用する測距エリアを選択するための測距エリア選択ボタン228(測距エリア選択手段に相当する)も接続されている。さらに、ユーザが所望の動作を当該デジタルカメラ200に実行させるべきモードを設定する撮影モード選択ボタン229が接続されている。そして、測光・測距などの撮影準備動作を開始させるためのレリーズSW1(231)と、撮像動作を開始させるためのレリーズSW2(230)と、AFモード選択ボタン233と、測光モード選択ボタン235も接続されている。
なお、外部液晶表示装置250と内部液晶表示装置251とが表示手段に相当し、さらに、外部液晶表示装置250は外部表示手段に、内部液晶表示装置251は内部表示手段に、それぞれ相当する。さらに、表示制御回路225とシステムコントローラ223とから表示制御手段が構成されている。
以上のように構成されたデジタルカメラシステムについて、図3から図11を用いて本実施例における動作フローを詳細に説明する。
図3は本実施例における撮影モードの切換動作を示すフローチャートである。レリーズSW1(231)がオンされると、ステップS101にて撮影モード選択ボタン229の状態を読み込み、ステップS102では読み込んだ撮影モードを判定する。その判定によって、ステップS103の「通常モード」またはステップS104の「キャリブレーションモード」のいずれかの撮影モードに移行する。
図4は「通常モード」時の焦点検出動作を示すフローチャートである。図4において、ステップS201では位相差検出方式の焦点検出手法によって得られる結果をEEPROM222に記憶する。
ステップS202では、EEPROM222から現在、装着されている撮影レンズ101に対応する位相差による焦点検出結果の補正値を読み出す。ここで、装着されている撮影レンズ101の識別にレンズIDを利用しても良い。また、レンズIDを持たない撮影レンズや対応する補正値が見つからない場合は、最新のキャリブレーション結果を補正値として利用しても構わない。
ステップS203では、ステップS201の焦点検出結果をステップS202で読み出した補正値を利用して補正し、ステップS204で補正結果に基づく合焦位置に撮影レンズ101を駆動させる。
図5は「キャリブレーションモード」時におけるAFのキャリブレーション動作を示すフローチャートであり、システムコントローラ223によって制御される。図5において、ステップS301ではキャリブレーションを行う測距エリア(図5以降では測距点と記す)を測距エリア選択ボタン228によって選択し、選択した測距エリアに対応する位置に図6のような基準チャート10を設置する。ここで設置する基準チャート10は、その向きが位相差検出における誤差を低減させるために、対応するラインセンサと直交する向きになるように配置される。
ステップS302では、測距エリアにおける位相差検出方式の焦点検出を行い、焦点検出結果を基に合焦位置に撮影レンズ101を駆動させる。各測距エリアの測距枠81a〜81gは図7に示される通りであり、コントラスト検出エリア82a〜82gとの位置関係も図7に示される通りである。
ステップS303では、位相差AFによって合焦させた撮影レンズ101の位置(デフォーカス量)をEEPROM222に記憶する。このとき、撮影レンズ101に対して固有に設定されているレンズIDと対にして記憶しても良い。
ステップS304では、現在の合焦位置付近でコントラスト検出を行うために、撮影レンズ101を所定量、前ピンになるように駆動させる。
ステップS305で撮影レンズ101を所定量、後ピン方向に駆動させて撮像を行う。ここで、ステップS304で後ピン側に撮影レンズ101を駆動させ、ステップS305では前ピン方向に駆動させても良い。また、ステップS305のレンズ駆動方向は、後述するステップS309でのコントラスト評価値によって変更させても良い。
ステップS306で撮像素子(イメージセンサ210)から図7に示す測距エリアに対応するコントラスト検出エリア82a〜82gの画像信号を切り出し、DRAM221に保存する。
ステップS307では、ステップS301で選択した測距エリアに対応するラインセンサの向きを基に、前記画像を回転する必要があるか否かを判定する。ここでの判定は、所定方向にコントラスト検出を行うことが可能なコントラスト検出回路242を利用することを前提としたとき、前記画像をコントラストの強い方向でコントラスト検出することが可能であるかを判断する。また、ステップS301において、ラインセンサと直交する向きにユーザが基準チャート10を配置したことから、対応する測距エリアのコントラストの強い方向を判断することが可能である。
ステップS307で、画像を回転する必要があると判断したとき、ステップS308へ移行し、コントラスト検出回路242でコントラストの強い方向でコントラスト検出が行うことができるように、画像回転回路241を利用して図8に示されるように前記画像を回転させる。例えば、コントラスト検出回路242は、ステップS306で切り出した画像信号に対して、フィルタリングを行い、1MHz〜2.5MHz程度の高周波成分を抽出する。そして、水平方向の隣り合う画素の輝度差の最大値を垂直方向で積分することで、コントラスト評価値を求めることが可能である。このようなコントラスト検出回路242を利用し、センサ列111cとセンサ列111k(図2)に対応する測距枠81f(図7)でキャリブレーションを行う。その場合、ステップS301で図6に示される向きに配置される基準チャート10ではコントラストを検出することができない。そこで、画像回転回路241によって、図9に示すように画像を90度回転させて、コントラスト検出を行う。
ここで、画像回転について簡単に説明する。画像を回転するために、すべての画素に対して図10に示すような座標変換を行うことを考えると、θ度回転した時の回転後の座標位置Dは下記の(1)式および(2)式で表すことができる。
Dx=Zx+(Sx−Zx)cosθ−(Sy−Zy)sinθ (1)
Dy=Zy+(Sx−Zx)sinθ−(Sy−Zy)cosθ (2)
次に、回転後の画像をコントラスト検出回路242に入力する場合について説明する。図11(a)のように回転後の画像が水平垂直に保たれているのならば、そのままコントラスト検出回路242に入力することが可能である。しかし、回転後の画像が水平垂直に保たれない場合は、コントラスト検出回路242に入力する前に、画像領域の変更が必要になる。例えば、図11(b)のように、回転後の画像から一部を切り出し、コントラスト検出回路242に入力する画像とする。また、図11(c)のように、コントラスト検出回路242に入力する画像サイズを決め、それよりも大きい領域の画像に対し画像回転を行っても構わない。
ステップS307で、画像を回転する必要がないと判断された後、もしくは、ステップS308で画像の回転を行った後、ステップS309ではコントラスト検出回路242によってコントラスト検出を行い、評価結果を撮影レンズ101の位置情報と共にEEPROM222に保存する。
ステップS310では、EEPROM222に保存された前記評価結果からコントラストのピークの検出を行う。コントラストのピークが検出できないとき、ステップS305に移行し、コントラストのピークが検出されるまでコントラスト評価を所定回数繰り返す。
コントラストのピークが検出できたとき、ステップS311に移行し、コントラストAF結果に基づきピークの位置に撮影レンズ101を駆動させる。
ステップS312では、位相差の検出によって合焦させた撮影レンズ101の位置とコントラストAFによって合焦させたときの撮影レンズ101の位置の差から、位相差AFの補正値を求め、EEPROM222に保存する。このとき、撮影レンズ101に対して固有に設定されているレンズIDと対にして記憶しても良い。
本実施例1では、コントラストの強い方向でコントラスト検出を行うことで、コントラスト評価の高精度化を可能にした。また、ラインセンサの方向と配置する基準チャート10の向きを直交させ、実際にコントラストの検出を行うことなく、コントラストの強い方向を判断することが可能なアルゴリズムにより、コントラストの強い方向を判断する上での高速化を可能としている。また、任意方向のコントラスト検出を行うために、コントラスト検出回路242に入力する画像を回転させることで、既存の実績のある安全なコントラスト検出回路242を再利用できるという効果がある。
なお、本実施例1においては、キャリブレーションを行う測距エリアに対応するラインセンサの向きと基準チャート10の向きを直交させ、ラインセンサの向きから基準チャート10におけるコントラストの強い方向を判断している。しかし、コントラストの強い方向を決定する手段はこれに限定されるものではない。
また、画像を回転させる方法については、当然、本実施例1におけるアルゴリズムに限定されるものではなく、いかなる方法によって画像を回転させても構わない。
また、画像の回転後にコントラスト検出回路242へ入力する画像を修正する手段においても、本実施例1における手段に限定されるものではなく、他の手段によってコントラスト検出回路242への入力画像を生成しても構わない。
また、ステップS304において、所定量撮影レンズ101を前ピン側へ駆動させた後、ステップS305で、所定量後ピン側へ撮影レンズ101を駆動させながら、コントラストのピークをサーチしているが、コントラストのピークを求める手段は本実施例1の手段に限定されるものではない。
また、画像を回転させることなく、ランダムアクセス可能な撮像素子において、直接コントラストの強い方向に沿って画像の読み出しを行っても構わない。
また、備えるラインセンサの向きに対応して読み出すことができるコントラスト検出回路を準備し、強いコントラストの方向のコントラスト検出を行っても構わない。
また、斜め方向のコントラストを検出する場合、縦横のコントラスト検出を行い、コントラスト検出結果の合成によって、斜め方向のコントラストの検出を行っても構わない。
また、本実施例1ではキャリブレーションにおけるコントラストの検出方法を説明したが、強いコントラストの向きに合わせ、コントラスト検出を行うことの応用例はこの限りではない。
また、本実施例1は一眼レフタイプデジタルカメラシステムへの適用例であるが、本発明の適用例は一眼レフタイプデジタルカメラシステムに限定されるものではない。
図12を用いて実施例2におけるハイブリットAFモードでのコントラストのピーク検出手法について説明する。なお、実施例2おけるカメラシステムの構成は実施例1と同一であるので、ここでの説明は省略する。また、実施例1と符号が同一のステップについては説明を省略する。
図12のステップS302’では、一対のセンサ列からの出力信号の位相差に基づいて焦点検出を行う位相差方式の焦点検出を行い、撮影レンズ101を合焦位置に駆動させる。
ステップS301’では、ステップ302’で選択された測距エリアの位置をメモリ(EEPROM222)に保存する。
図12のステップS307’では、ステップS309でEEPROM222に保存されたコントラストの評価値が所定レベルに達しているかを判断する。前記コントラスト評価値が所定レベルに達している場合、若しくは、所定回数のコントラスト検出処理が行われた場合、ステップS310へ移行する。もし、コントラストが弱く、コントラストの評価値が所定レベルに達していないと判断した場合、ステップS308’へ移行する。
ステップS308’では、コントラスト検出の対象となる画像を所定量回転させる。回転量は、対応するラインセンサの向きとステップS307’の時点でのコントラスト評価値の両方、もしくはいずれかを基に決定しても良い。または、単純に45度、90度などの所定量を予め決めておいても構わない。
本実施例2におけるコントラストのピーク検出手段では、実施例1のように基準チャート10をコントラストの強い方向に合わせて配置した場合でなくともよい。その場合、撮像素子(イメージセンサ210)からの出力信号を基にコントラストの強い方向を判断し、コントラストの評価を行うことが可能であり、高精度のコントラストピーク検出を実現することができる。
なお、多点測距を持つ焦点検出装置において、複数の測距エリアを同時に選択した場合も各測距エリアに対して、本実施例2の動作フローを適用することにより高精度なコントラストピークの検出を行うことが可能である。
図13を用いて実施例3におけるコントラストのピーク検出手法について説明する。なお、実施例3におけるカメラシステムの構成は実施例1と同一であるので、ここでの説明は省略する。また、キャリブレーションにおける動作も同様であるので、実施例1と符号が同一のステップについては説明を省略する。
図13のステップS307’では、ステップS309でEEPROM222に保存されたコントラストの評価値が所定レベルに達しているか否かを判断する。前記コントラスト評価値が所定レベルに達している場合、若しくは、所定回数のコントラスト検出処理が行われた場合、ステップS310へ移行する。もし、コントラストが弱く、コントラストの評価値が所定レベルに達していないと判断した場合、ステップS308’へ移行する。
ステップS308’では、コントラスト検出の対象となる画像を所定量回転させる。回転量は、対応するラインセンサの向きとステップS307’の時点でのコントラスト評価値の両方、もしくはいずれかを基に決定しても良い。または、単純に45度、90度などの所定量を予め決めておいても構わない。
本実施例3におけるコントラストのピークを求める手段では、基準チャート10の向きや種類と選択する測距エリアの関係に制約を持たせる必要がなく、容易なセッティングのもとでキャリブレーションを行うことが可能である。
なお、本実施例3におけるコントラストのピークを求める手段は、キャリブレーションに限定されるものではない。
図14を用いて実施例4における補助光投影方法について説明する。なお、実施例4におけるカメラシステムの構成は、実施例1のカメラシステムに図15で示す補助光駆動手段260と補助光投光手段261を加えたものである。補助光投光手段261によって投光される補助光は、システムコントローラ223が補助光駆動手段260に制御信号を送ることによって制御される。これにより、パターン投光や投光エリアの範囲、光の集約度のすべて、若しくは一部を制御することが可能である。本実施例4の他の構成要素については実施例1と同一であるので、ここでの説明は省略する。また、図14において、キャリブレーションにおける動作も同様であるので実施例1と符号が同一のステップについては説明を省略する。
図14のステップS314では、キャリブレーションを行う測距エリアに対してのみ補助光を投射することで、光を集約することが可能であり、より明るくすることや、エネルギーを節約すること、あるいはその両方を実現することができる。また、投射する補助光をキャリブレーションを行う測距エリアに対応するラインセンサの向きに合わせてパターン投光にすることで、より高精度なキャリブレーションを行うことができる。例えば、図16に示すようにセンサ列111a、センサ列111bに対応する測距エリアのキャリブレーションを行う場合、センサ列111a,111bに対して直交する向きとなる斜め方向のパターン投光を行う。同様に、中央のセンサ列111n、センサ列111gに対しては縦方向のパターン投光を行う。
また、通常撮影時においては、すべての視野をカバーする光の投射を行い、投射する光の向きをラインセンサの向きや強いコントラストの向きに合わせることで、高精度、省エネを実現することが可能である。その応用例は、キャリブレーションのみに限定されるものではない。
以上のように、本実施例4によれば、コントラスト検出による焦点検出の高精度化を実現することが可能である。
また、所定方向のコントラスト検出回路を利用して任意方向のコントラスト検出を可能とするため、安全なモジュールを再利用することが可能であり、コスト面にも優れている。
また、コントラスト評価を行う向きと対応するラインセンサの向きとを一致させるため、簡潔で高速なラインセンサ方向コントラスト検出が可能である。
また、斜め方向のコントラスト検出を行う場合、縦横のコントラスト評価値の合成によって求めるため、複雑な処理を行わずに斜め方向のコントラスト検出が可能である。
また、直接、撮像素子(イメージセンサ210)から検出方向に沿った形で画像信号を読み出すため、高速なコントラスト検出が可能である。
また、キャリブレーションモード時において、対応する測距エリアのラインセンサの方向に応じてコントラスト検出方向を切り換えて補正値を求めるため、高精度な補正値を求めることが可能である。
また、測距エリア近傍かつラインセンサの方向に合わせた補助光を投影するため、補助光の投影において、高精度かつ省エネを実現することが可能である。
本発明の実施例1であるデジタルカメラシステムの電気的構成例を示すブロック図である。 実施例1におけるラインセンサの配置を示す図である。 実施例1の撮影モード選択動作を示すフローチャートである。 実施例1の通常モード時の動作を示すフローチャートである。 実施例1のキャリブレーションモード時の動作を示すフローチャートである。 実施例1における基準チャートを示す図である 実施例1における測距枠とコントラスト検出エリアの位置関係を示す図である。 実施例1での画像回転とコントラスト検出の関係を示す図である。 実施例1でのラインセンサの配置方向とコントラスト検出方向の関係を示す図である。 実施例1における画像回転による座標変換を示す図である。 実施例1における回転画像とAF対象画像の関係を示す図である。 実施例2の動作を示すフローチャートである。 実施例3の動作を示すフローチャートである。 実施例4の動作を示すフローチャートである。 実施例4での補助光投光手段と他の部分との関係を示すブロック図である。 実施例4におけるセンサ列に対応するパターン投光を示す図である。
符号の説明
100 撮影レンズユニット
101 撮影レンズ
107 電気的接点群
200 デジタルカメラ
201 ペンタプリズム
202 クイックリターンミラー
203 サブミラー
204 AFセンサユニット
206 接眼レンズ
207 測光回路
208 フォーカルプレーンシャッタ
209 フィルタ
210 イメージセンサ
211 シャッタチャージ・ミラー駆動機構
212 シャッタ制御回路
213 画像表示回路
214 エンコーダ回路
215 D/Aコンバータ
216 A/Dコンバータ
217 タイミングパルス発生回路
219 画像圧縮回路
220 画像データコントローラ
221 DRAM
222 EEPROM
223 システムコントローラ
228 測距エリア選択ボタン
229 撮影モード選択ボタン
241 画像回転回路
242 コントラスト検出回路
111a〜111n センサ列
10 基準チャート
81a〜81g 測距枠
82a〜82g コントラスト検出エリア
260 補助光駆動手段
261 補助光投光手段

Claims (7)

  1. 一対のセンサ列からの像信号の位相差に基づいて焦点状態を検出する第1の焦点検出手段と、前記一対のセンサ列に対応するコントラスト検出エリアの画像の所定方向のコントラストの評価結果に基づいて焦点状態を検出する第2の焦点検出手段とを有し、
    前記一対のセンサ列の配置方向に応じて、前記第2の焦点検出手段において焦点状態を検出する際の前記所定方向を切り換えることを特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記所定方向の切り換えは、前記コントラスト検出エリアの画像を回転させることを特徴とする請求項1記載の焦点検出装置。
  3. 前記所定方向を前記一対のセンサ列の配置方向に合わせることを特徴とする請求項1または2に記載の焦点検出装置。
  4. 前記第2の焦点検出手段における画像用のセンサは、ランダムアクセス可能なセンサであって、前記一対のセンサ列の配置方向に信号の出力を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の焦点検出装置。
  5. 前記一対のセンサ列の配置方向に合わせたパターン補助光の投影を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の焦点検出装置。
  6. 前記第1の焦点検出手段は、前記一対のセンサ列を複数組有し、組ごとに前記第2の焦点検出手段において焦点状態を検出する際の前記所定方向を切り換えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の焦点検出装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の焦点検出装置を有し、該焦点検出装置により調整された焦点状態で撮像を行う撮像装置。
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