JP2005148530A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 焦点検出エリアのスーパーインポーズ表示において、コストアップやスペース的な問題を招来することなく画面と枠との境界が判別しづらい場合の問題を解消する。
【解決手段】 撮影画面内の複数の焦点検出エリアからいずれかが選択されると、その選択されたエリアをファインダ内にスーパーインポーズ表示する表示装置を備えたカメラにおいて、被写界の測光結果に基づき、ファインダにおける撮影画面とその周囲の枠部分との境界を明確に認識可能な状況か否かを判別し、上記境界を明確に認識できると判定された場合には、選択された焦点検出エリアのみを表示し、境界を明確に認識できないと判定された場合には、選択された焦点検出エリアの表示と、その選択された焦点検出エリアを含むあるいは含まない複数の焦点検出エリアの表示とを時間差を設けて行う。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ファインダ内に焦点検出エリアをスーパーインポーズ表示可能なカメラに関する。
撮影画面内に複数の焦点検出エリアを有するカメラにおいて、いずれかの焦点検出エリアを手動操作によって選択可能なものがある(例えば、特許文献1参照)。また、LED等の光源を用い、選択された焦点検出エリアをファインダ内にスーパーインポーズ表示するカメラがある(例えば、特許文献2参照)。
ところで、例えば夜間撮影や室内撮影などのように被写界が暗いときには、ファインダ内の撮影画面とその周囲の枠部分との境界が判別しづらくなることがある。かかるケースでは、選択された焦点検出エリアのスーパーインポーズ表示を行っても、その選択エリアの画面全体における相対位置が分からず、構図の決定を円滑に行えないという問題がある。
画面と枠部分との境界を明確にするためのファインダ装置として、スイッチ操作により枠部分の明暗を変更できるようにしたものがある(例えば、特許文献3参照)。これによれば、被写界が明るいときには枠部分を暗く、被写界が暗いときには枠部分を明るくすることで、いずれにおいても画面と枠部分との境界が明確にわかる。
特開平11−344753号公報 特開2000−122151号公報 特開平11−295782号公報
焦点検出エリアのスーパーインポーズ表示を行うカメラにおいて、特許文献3の方法で画面境界を明確化することを考える。特許文献3の方法は、枠部分の明暗をスイッチ操作で切換えるものであるから、スーパーインポーズ表示の際に撮影者がいちいち明暗切換の要否を判断し、必要に応じて切換操作をしなければならず、使い勝手が悪い。また枠部分を明るくするにはそれ専用の光源および導光手段から成る照明装置を必要とし、コストアップとなる。さらにその照明装置とスーパーインポーズ表示装置の双方をファインダ内に設けなくてならず、スペース的な問題も生ずる。
本発明は、撮影画面内の複数の焦点検出エリアからいずれかが選択されると、その選択されたエリアをファインダ内にスーパーインポーズ表示する表示装置を備えたカメラに適用される。
請求項1,2の発明は、被写界を測光する測光装置と、測光装置の検出出力に基づき、ファインダにおける撮影画面とその周囲の枠部分との境界を明確に認識可能な状況か否かを判別する判別装置と、判別装置により境界を明確に認識できないと判定された場合には、選択された焦点検出エリアの表示と、その選択された焦点検出エリアを含むあるいは含まない複数の焦点検出エリアの表示との間に時間差を設けて表示装置を制御する表示制御装置とを具備する。
特に請求項2の発明は、境界を明確に認識できないと判定された場合には、選択された焦点検出エリアを含む全ての焦点検出エリアを表示させた後に、選択された焦点検出エリアのみを表示するようにしたものである。
請求項3〜5の発明は、判別装置により境界を明確に認識できないと判定された場合には、選択された焦点検出エリアとそれ以外の焦点検出エリアとを異なる表示形態で表示すべく表示装置を制御する表示制御装置とを具備する。
特に請求項4,5の発明は、境界を明確に認識できないと判定された場合には、選択された焦点検出エリアを点灯(点滅)表示すると同時に、それ以外の全ての焦点検出エリアを点滅(点灯)表示するようにしたものである。
請求項6の発明は、判別装置により境界を明確に認識できないと判定された場合には、選択された焦点検出エリアの表示と、境界の表示とを同時に行うべく表示装置を制御する表示制御装置とを具備する。
請求項7,8の発明は、請求項1〜6の発明において、少なくとも撮影画面のうち枠部分と接する領域を測光し、その接する領域の測光結果を所定の閾値と比較することで境界を明確に判別できるか否かの判別を行うようにしたものである。
特に請求項8の発明は、枠部分と接する領域以外の中央領域をも測光し、中央領域の測光結果は露出値の演算に用いるようにしたものである。
請求項1の発明によれば、撮影画面とその周囲の枠部分との境界が明確に認識できない場合には、選択された焦点検出エリアの表示と、その選択された焦点検出エリアを含むあるいは含まない複数の焦点検出エリアの表示とを時間差を設けて行うようにしたので、選択エリアが全エリアのうちのいずれに位置しているかが分かり、画面と枠との境界が曖昧であっても画面全体に対する選択エリアの相対位置を把握でき、以て構図の決定を円滑に行える。また本発明では、表示方法の切換えを測光結果に基づいて自動的に行っているので、撮影者がいちいち切換えに気を配る必要はない。また他の照明装置等は不要であり、実質的に部品点数は増加しないから、コスト面およびスペース面でも有利である。
請求項3の発明によれば、境界を明確に認識できないと判定された場合には、選択された焦点検出エリアとそれ以外の焦点検出エリアとを異なる表示形態で表示するようにしたので、上述と同様の作用効果が得られる。
請求項6の発明によれば、境界を明確に認識できないと判定された場合には、選択された焦点検出エリアの表示と境界の表示とを同時に行うようにしたので、上述と同様の作用効果が得られる。
−第1の実施形態−
図1〜図9により本発明の第1の実施形態を説明する。
図1〜図3は本実施形態におけるカメラのそれぞれ正面図、上面図、背面図である。カメラ本体10はCPU11を内蔵するとともに、上面には電源スイッチ12とレリーズボタン13が、背面には複数の焦点検出エリアからいずれかを手動選択するための焦点検出エリアセレクタ14がそれぞれ設けられている。
図4は図1のIV−IV線断面図である。不図示の撮影レンズを透過した被写体光束20は、メインミラー21で上方に反射され、フォーカシングスクリーン5,コンデンサレンズ2およびペンタプリズム9を順に介して接眼レンズ7で観察される。ファインダ内の撮影画面は視野枠によって規定され、画面周囲の枠部分はブラックアウト状態となる。ペンタプリズム9に入射した光束の一部は、レンズ22を経由して測光素子3に導かれ、測光に寄与する。撮影が指示されると、メインミラー21がアップし、被写体光束はフィルム面またはCCDの受光面28に導かれ、露光が行われる。
本実施形態では、被写界に11個の焦点検出エリアが設定され、それらのエリアがファインダ画面内にスーパーインポーズ表示されるようになっている。すなわち図5に示すように、コンデンサレンズ2の面2aには、11個の焦点検出エリアに対応する位置に微細プリズム2b−1〜2b−11が設けられるとともに、この微細プリズム部分に光を照射する発光光源部1(図4)がペンタプリズム9の前側に設けられる。発光光源部1は、11個の焦点検出エリアに対応する11個のLEDLj(j=1,2,・・・,11)を有し、例えば撮影者がいずれかのエリアを選択すると、そのエリアに対応するLEDが点灯される。LED光は光学系1Aおよびペンタプリズム9を介して対応する微細プリズムに照射され、その反射光がペンタプリズム9を介して接眼レンズ7に導かれる。これにより選択された焦点検出エリアが被写体像に重なって明るく表示される。
一方、図6は測光素子3の分割状況を撮影画面23に重ね合わせて示したものである。測光素子3は、画面23を縦8×横8の計64領域に分割して測光するもので、それぞれの領域に対応する計64個の分割素子SPD(1)〜SPD(64)を持つ。図のBV(1)〜BV(64)は、各分割素子の出力から得られる64領域の輝度値を表し、これらの輝度値は露出演算用のパラメータとして使用される他、後述するようにスーパーインポーズ表示の表示方法を決定する際にも用いられる。
図7はカメラの制御系のブロック図である。CPU11には、上述したLEDLjを発光制御する発光制御回路33と、分割測光素子SPD(1)〜SPD(64)の出力から輝度値BV(1)〜BV(64)を求める測光回路34と、種々の情報を記憶する記憶装置31が接続されている。またスイッチ類として、電源スイッチ12、レリーズボタン13の半押し操作でオンする半押しスイッチ30、レリーズボタン13の全押し操作(レリーズ操作)でオンするレリーズスイッチ32、および焦点検出エリアセレクタ14に連動してオンするスイッチ35が接続される。
本実施形態における焦点検出エリア選択およびスーパーインポーズ表示について説明する。
CPU11は、焦点検出エリアセレクタ14の操作状況をスイッチ35−1〜35−11の状態から判断し、それに応じて焦点検出エリアを選択する。選択エリアは、その位置を示す変数Pj(j=1,2,・・・,11)として記憶装置31に記憶される。レリーズボタン13が半押し操作されると、そのとき選択されている焦点検出エリア(Pjにて表される)のスーパーインポーズ表示がなされる。表示に先立ち、CPU11はまず図6における64個の輝度値のうちのBV(1)〜BV(28)のみを読み込む。これらBV(1)〜BV(28)は、いずれも撮影画面23とその周囲の枠部分との境界に接する領域の輝度値であるから、これらの輝度値によって画面23と枠部分との境界が明確に認識できるか否かを判断できる。すなわち、枠部分はブラックアウト状態で表示されるため、BV(1)〜BV(28)が十分明るければ境界は明確に認識できるが、暗くなるほど境界が分かりづらくなる。
そこでCPU11は、BV(1)〜BV(28)のそれぞれを所定の閾値BVsと比較し、全てBVs以上であれば、上記境界が全体に渡って明確に認識できると判断し、通常のスーパーインポーズ表示を行う。つまり選択されたエリアに対応するLEDのみを所定時間だけ点灯する。一方、BV(1)〜BV(28)のうち、BVsを下回るものが1個でもあれば、境界の少なくとも一部分が明確に認識できないと判断し、まず全エリアに対応するLEDを所定時間だけ点灯し、次いで選択エリアに対応するLEDを所定時間だけ点灯する。LEDの点灯時間(上記所定時間)は、いずれも数100ms程度である。
このように画面と枠との境界が認識しづらいときには、まず全エリアを表示した後に選択エリアを表示するようにしたので、ファインダを覗く撮影者は、選択エリアが全エリアのうちのいずれに位置しているかが瞬時に分かり、画面と枠との境界が曖昧であっても選択エリアの画面全体に対する相対位置を把握できる。一方、境界が明確に認識できるときには、必要のない全エリア表示を行うことなく選択エリアの表示のみを行うので、電源電池の無駄な消耗を防止できる。
そして、上記の表示制御では、表示方法の切換えを画面境界に接する領域の輝度に基づいて自動的に行っているので、撮影者がいちいち切換えに気を配る必要はない。また別の照明装置は不要であり、実質的に部品点数は増加しないから、コスト面およびスペース面でも有利である。
図8および図9は上述の制御をソフト的に実現するためのフローチャートを示している。
CPU11は、電源スイッチ12のオンに伴ってこのプログラムを起動し、まず図8のステップS1で半押しスイッチ30のオン・オフ(半押し操作の有無)を判定する。半押しスイッチ30がオンであれば、ステップS2で半押しタイマをスタートさせた後、ステップS3で測光を行って64領域の輝度値BV(1)〜BV(64)を得る。
ステップS4では半押しフラグのオン・オフを判定する。半押しフラグは、半押しスイッチ30のオフが判定されているときにステップS13でオフされるものであるから、ステップS4で半押しフラグがオフということは、半押しスイッチ30がオフからオンに切換わった直後であることを意味する。この場合は、ステップS5でスーパーインポーズ表示を行い、ステップS6で半押しフラグをオンにしてステップS7に進む。スーパーインポーズ表示の詳細は後述する。ステップS4で半押しフラグがオンと判定された場合には、当該半押し操作に伴うスーパーインポーズ表示は既に済んでいると判断し、表示を行わずにステップS7に進む。このようにスーパーインポーズ表示を1回に限定するのは、LED光が測光結果に与える影響を最小限に抑えるためである。
一方、ステップS1で半押しスイッチ30がオフと判定された場合には、ステップS13で半押しフラグをオフし、次いでステップS14で半押しタイマが作動中であるか否かを判定する。半押しタイマがタイムアップしていればステップS1に戻って半押し操作を待ち、半押しタイマ作動中であれば、ステップS15でステップS3と同様の測光を行ってステップS7に進む。
ステップS7では、ステップS3またはS15の測光で得た輝度値BV(1)〜BV(64)に基づいて露出演算を行い、適正露出を得るための絞り値およびシャッタ秒時を演算する。露出演算後、ステップS8でレリーズスイッチ32のオン・オフを判定し、オフであればステップS9で焦点検出エリアセレクタ14の操作の有無を判定する。エリアセレクタ14が操作されていなければステップS1に戻り、操作されていれば、ステップS10でその操作に応じたエリア選択を行う。選択エリアは、その位置がPjとして記憶装置31に記憶される。次いでステップS11でスーパーインポーズ表示を行う。一方、ステップS8でレリーズスイッチ32のオンが判定された場合には、ステップS12で撮影処理を行う。すなわち、ステップS7で演算された絞り値およびシャッタ秒時に基づいて不図示の絞りおよびシャッタを駆動し、露光を行う。その後、ステップS1に戻る。
上記のフローによれば、スーパーインポーズ表示は半押し操作直後、およびエリアセレクタ14によるエリア選択操作がなされたときに行われる。またエリアセレクタ14によるエリア選択は、半押し中か、半押し解除後で半押しタイマがアップするまでの間にのみ許容される。
図9はスーパーインポーズ表示(ステップS5,S11)の詳細を示している。
ステップS50では、現在選択されている焦点検出エリアの位置Pjを記憶装置31から読み出し、ステップS51において、直前の測光で得られたBV(1)〜BV(64)のうちBV(1)〜BV(28)をそれぞれ閾値BVsと比較する。BVsは予め記憶装置31に記憶されている値を用いる。比較の結果、BV(1)〜BV(28)の全てがBVs以上と判定されると、ステップS52で選択エリア表示を行う。すなわち、選択されているエリア(Pj)に対応するLEDLjを点灯し、そのエリアをスーパーインポーズ表示する。ステップS53では所定時間(例えば、数100ms)が経過するまで待ち、経過するとステップS54でLEDを消灯してリターンする。
一方、BV(1)〜BV(28)の少なくとも1つがBVs未満であった場合には、ステップS55で全エリア表示を行う。すなわち、全てのLEDL1〜L11を点灯し、全ての焦点検出エリアをスーパーインポーズ表示する。ステップS56で所定時間が経過するまで待ち、経過すると選択エリア表示を行うべくステップS52に進む。
なお、全エリア表示のあとに選択エリア表示を行うようにしたが、順序はその逆でもよい。また全エリア表示は、選択エリアを除く全エリアの表示であってもよい。さらに全エリア表示に変えて、代表的な(例えば、最も端に位置する)幾つかのエリアを表示するようにしてもよい。
−第2の実施形態−
図10は本発明の第2の実施形態におけるスーパーインポーズ表示のフローを示し、これは上記図9に代わるものである。他の構成および制御は先の実施形態と同様である。
本実施形態では、図10に示すように、上記BV(1)〜BV(28)の少なくとも1つがBVs未満であった場合は、選択エリアに対応するLEDを点滅すると同時に、他の全てのLEDを点灯する。ファインダを覗く撮影者は、他の全エリアが点灯表示される中で選択エリアのみが点滅表示されるので、全エリアにおける選択エリアの位置が瞬時に分かり、画面と枠との境界が曖昧であっても選択エリアの画面全体に対する相対位置を把握できる。これとは逆に、選択エリアに対応するLEDを点灯すると同時に、他の全てのLEDを点滅するようにしてもよい。なお、BV(1)〜BV(28)の全てがBVs以上の場合には、上述と同様に選択エリアのみが点灯表示される。
−第3の実施形態−
図11および図12は本発明の第3の実施形態を示している。
図11に示すように、本実施形態におけるコンデンサレンズ2の面2aには、上述した焦点検出エリアに対応する微細プリズム2b−1〜2b−11の他に、画面23と枠部分との境界線を示す微細プリズム2b−12〜2b−19が設けられている。また発光光源部1には、焦点検出エリアに対応する11個のLEDLj(j=1,2,・・・,11)の他に、境界線表示用のLEDL12〜L19が設けられている。LEDL12〜L19の表示光は、微細プリズム2b−12〜2b−19に導かれ、これにより上記境界線がスーパーインポーズ表示される。
図12は上記図9に代わるスーパーインポーズ表示制御のフローチャートである。本実施形態では、BV(1)〜BV(28)の少なくとも1つがBVs未満であった場合は、LED12〜L19を点灯することで境界線表示を行う一方、全てがBVs以上の場合には、境界線表示は行わない。またいずれの場合も選択エリアに対応するLEDLjを点灯させ、選択エリアの表示を行う。境界線表示により、画面の境界近傍が暗い場合でも境界の位置を明確に認識可能となるので、上述と同様に選択エリアの画面全体に対する相対位置を把握できる。
なお各実施の形態では、選択操作によっていずれか1個の焦点検出エリアを選択する例を示したが、選択エリアは1個とは限らない。例えば、複数の焦点検出エリアをいくつかのグループに分け、いずれかのグループを選択すると、そのグループ内の焦点検出エリアのみが有効となるようなAFモードが考えられる。そして、その選択グループのスーパーインポーズ表示に本発明を適用した場合、選択エリア表示では複数のエリアが表示されることになる。
また、画面と枠との境界が明確か否かの判別方法も上記の方法に限定されない。例えば、BV(1)〜BV(28)のうちの何割かが閾値以上であれば明確であると判断するようにしてもよいし、四隅の輝度が閾値以上であれば明確であると判断するようにしてもよい。また画面の4辺に接する部分の輝度を個別に判別し、例えば1辺が全て(あるいは何割か)暗ければ、他が明るくても不明確であると判断するようにしてもよい。
本発明の実施形態におけるカメラの正面図。 上記カメラの上面図。 上記カメラの背面図。 図1のIV−IV線断面図 コンデンサレンズに設けられた焦点検出エリア表示用の微細プリズムを示す図。 測光素子の分割状況を撮影画面に重ね合わせて示した図。 カメラの制御系のブロック図。 スーパーインポーズ表示を含むカメラ動作を示すフローチャート。 第1の実施形態におけるスーパーインポーズ表示制御の詳細を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるスーパーインポーズ表示制御の詳細を示すフローチャート。 第3の実施形態におけるコンデンサレンズを示す図。 第3の実施形態におけるスーパーインポーズ表示制御の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
1 発光光源部
3 測光素子
10 カメラ本体
11 CPU
12 電源スイッチ
14 焦点検出エリアセレクタ
23 撮影画面
30 半押しスイッチ
31 記憶装置
32 レリーズスイッチ
33 発光制御回路
34 測光回路
L1〜L19 LED
SPD(1)〜SPD(64) 分割測光素子

Claims (8)

  1. 撮影画面内の複数の焦点検出エリアからいずれかが選択されると、その選択されたエリアをファインダ内にスーパーインポーズ表示する表示装置を備えたカメラにおいて、
    被写界を測光する測光装置と、
    該測光装置の検出出力に基づき、ファインダにおける撮影画面とその周囲の枠部分との境界を明確に認識可能な状況か否かを判別する判別装置と、
    該判別装置により前記境界を明確に認識できないと判定された場合には、前記選択された焦点検出エリアの表示と、該選択された焦点検出エリアを含むあるいは含まない複数の焦点検出エリアの表示との間に時間差を設けて前記表示装置を制御する表示制御装置とを具備することを特徴とするカメラ。
  2. 前記表示制御装置は、前記境界を明確に認識できないと判定された場合には、前記選択された焦点検出エリアを含む全ての焦点検出エリアを表示させた後に、前記選択された焦点検出エリアのみを表示すべく前記表示装置を制御することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 撮影画面内の複数の焦点検出エリアからいずれかが選択されると、その選択されたエリアをファインダ内にスーパーインポーズ表示する表示装置を備えたカメラにおいて、
    被写界を測光する測光装置と、
    該測光装置の検出出力に基づき、ファインダにおける撮影画面とその周囲の枠部分との境界を明確に認識可能な状況か否かを判別する判別装置と、
    該判別装置により前記境界を明確に認識できないと判定された場合には、前記選択された焦点検出エリアとそれ以外の焦点検出エリアとを異なる表示形態で表示すべく前記表示装置を制御する表示制御装置とを具備することを特徴とするカメラ。
  4. 前記表示制御装置は、前記境界を明確に認識できないと判定された場合には、前記選択された焦点検出エリアを点灯表示すると同時に、それ以外の全ての焦点検出エリアを点滅表示すべく前記表示装置を制御することを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
  5. 前記表示制御装置は、前記境界を明確に認識できないと判定された場合には、前記選択された焦点検出エリアを点滅表示すると同時に、それ以外の全ての焦点検出エリアを点灯表示すべく前記表示装置を制御することを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
  6. 撮影画面内の複数の焦点検出エリアからいずれかが選択されると、その選択されたエリアをファインダ内にスーパーインポーズ表示する表示装置を備えたカメラにおいて、
    前記表示装置は、前記焦点検出エリアのスーパーインポーズ表示の他に、前記撮影画面とその周囲の枠部分との境界をスーパーインポーズ表示可能とされ、
    被写界を測光する測光装置と、
    該測光装置の検出出力に基づき、ファインダにおける撮影画面とその周囲の枠部分との境界を明確に認識可能な状況か否かを判別する判別装置と、
    該判別装置により前記境界を明確に認識できないと判定された場合には、前記選択された焦点検出エリアの表示と、前記境界の表示とを同時に行うべく前記表示装置を制御する表示制御装置とを具備することを特徴とするカメラ。
  7. 前記測光装置は、少なくとも前記撮影画面のうち前記枠部分と接する領域を測光し、前記判別装置は、その枠部分と接する領域の測光結果を所定の閾値と比較することで前記判別を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のカメラ。
  8. 前記測光装置は、前記枠部分と接する領域以外の中央領域をも測光し、該中央領域の測光結果は露出値の演算に用いられることを特徴とする請求項7に記載のカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020059222A1 (ja) * 2018-09-20 2021-08-30 本田技研工業株式会社 車両用エンジン始動装置

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