JPH1048396A - ダンパ駆動方法およびその駆動装置 - Google Patents

ダンパ駆動方法およびその駆動装置

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JPH1048396A
JPH1048396A JP20154496A JP20154496A JPH1048396A JP H1048396 A JPH1048396 A JP H1048396A JP 20154496 A JP20154496 A JP 20154496A JP 20154496 A JP20154496 A JP 20154496A JP H1048396 A JPH1048396 A JP H1048396A
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優 大内
Hideaki Koichi
秀明 小市
Kazuaki Ito
和明 伊藤
Takeshi Hasebe
猛 長谷部
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NGK Insulators Ltd
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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NGK Insulators Ltd
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】焼却炉1の昇温時、降温時にダンパ本体31に
よる排出口11の封止状態を適正に保持する。 【解決手段】グローブボックス2外の上方のエアシリン
ダ50の伸縮動作を、シリンダアーム51、ジョイント
アーム52を通じてバネ装置6を介して駆動ロッド4に
伝える方法において、駆動ロッド4を押し下げて排出口
11を封止して閉状態に保持するにあたり、前記バネ装
置6を圧縮または引張させて弾性力を発動させ、前記排
出口11に対してダンパ本体31を弾発状態下に押圧し
ながら、その排出口11を封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却炉下部に設け
られた焼却灰の排出口を開閉するダンパを開閉駆動する
ためのダンパ駆動方法およびその駆動装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】焼却炉の排出口に用いられるダンパ駆動
装置の概要を図3に基づいて説明すると、焼却炉1で発
生する焼却灰などの排出口11は、焼却炉1の下部に設
けられているのが普通であり、そこには開閉用のダンパ
装置3が取り付けられている。この排出口11は、焼却
炉1の運転時には通常閉じられており、焼却灰などを取
り出すときに開くように設定されている。そして、これ
らの装置が、原子力施設内に設置される場合には、グロ
ーブボックス2によって包囲され、排出口11が開放さ
れるときでも焼却灰などが外界に洩れないように遮蔽さ
れている。
【0003】このダンパ装置3では、排出口11に当接
するダンパ本体31がダンパアーム32の一端に取り付
けられ、他方端33には、上方に伸びる駆動ロッド4の
下部が連結されている。そして、この駆動ロッド4がダ
ンパアーム32の他方端33を引き上げまたは押し下げ
ることにより、ダンパアーム32はダンパ軸34を中心
に回動し、ダンパ本体31を上下させて排出口11を開
閉することができるよう設定されている。そして前記ダ
ンパ軸34は、排出口11付近の構築部材に取り付けら
れているのである。
【0004】このように操作されるダンパ装置の場合、
駆動ロッド4を上下に駆動するためのエアシリンダなど
(図示せず)の駆動源は、上方のグローブボックス2外
に隔てられた焼却炉1の構築部材に取り付けられてい
る。そこで、前述のように排出口11がダンパ本体31
によって閉ざされ、ロックされた後に、焼却炉1が運転
されると、炉全体の温度が上昇するため、運転開始前の
低温時と較べて、焼却炉構造体が熱膨張により伸長する
ことになるにもかかわらず、駆動ロッド4は熱の影響を
殆ど受けないので寸法変化は殆ど生じない。
【0005】その結果、あたかも駆動ロッド4がダンパ
アーム32の他方端33を引き上げるように作用するの
で、低温時に完全な封止状態であった排出口11とダン
パ本体31との封止状態が緩み、ときには内容物が洩れ
る可能性が生じるなどの不具合があった。
【0006】また、運転している状態から停止状態に移
行し、温度が低下する場合には逆に焼却炉構造体が熱収
縮により収縮することになる。そこで、前記とは反対に
ダンパ本体31が排出口11に押しつけられ、ときには
ダンパ装置3の各部に無理な力がかかるなど不具合も生
じた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、焼却炉の昇温
時、降温時にダンパ本体の封止状態を適正に保持するこ
とができるダンパ駆動方法およびその駆動装置を提供す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、グローブ
ボックス外に配設された駆動源から駆動ロッドを通じて
グローブボックス内に収容された焼却炉下部の排出口を
開閉操作するダンパ装置の駆動方法であって、前記排出
口を閉状態に保持するにあたり、前記駆動ロッドに介装
したバネ装置を圧縮または引張させて、前記排出口にダ
ンパ本体を弾発状態下に押圧しながら、その排出口を封
止することを特徴とするダンパ駆動方法、によって解決
することができる。
【0009】また、上記の問題は、グローブボックス外
に配設された駆動源と、グローブボックス内に収容され
た焼却炉下部の排出口を開閉可能にして設けられたダン
パ装置と、この駆動源とダンパ装置とを連結する駆動ロ
ッドとを少なくとも具備したダンパ駆動装置であって、
前記駆動ロッドにはバネ装置が介装されていることを特
徴とするダンパ駆動装置、によっても解決することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】ここに図1、図3によって、本発
明のダンパ駆動方法の実施形態を説明する。この実施形
態では、グローブボックス2内に収容された焼却炉1下
部の排出口11のダンパ装置3による開閉操作は、図3
に基づく説明にように、駆動ロッド4を上下動させるこ
とにより行われる。この場合の駆動力は、図1に例示す
るような、グローブボックス2外の上方に配設されるエ
アシリンダ50を含む駆動源5から得られる。そして駆
動源5では、エアシリンダ5の伸縮動作は、シリンダア
ーム51、ジョイントアーム52を通じてバネ装置6を
介して駆動ロッド4に伝えられるのである。
【0011】このダンパ駆動方法の実施形態では、上記
の方法において、駆動ロッド4を押し下げて排出口11
を封止して閉状態に保持するにあたり、前記駆動ロッド
4の上部に介装したバネ装置6を圧縮または引張させて
弾性力を発動させ、前記排出口11に対してダンパ本体
31を弾発状態下に押圧しながら、その排出口11を封
止するものである。
【0012】次に、図1によって、本発明のダンパ駆動
装置の実施形態を説明する。この実施形態のダンパ駆動
装置は、グローブボックス2外に配設された駆動源5
と、グローブボックス2内に収容された焼却炉1下部の
排出口11を開閉可能にして設けられたダンパ装置3
と、この駆動源5とダンパ装置3とを連結する駆動ロッ
ド4とを具備していて、この駆動ロッド4の上部がバネ
装置6を介して駆動源5に連結されているところに特徴
がある。
【0013】この場合の駆動源5は、グローブボックス
2外の上方において焼却炉の構築部材の適宜な位置に配
設されるもので、図1に例示するような、エアシリンダ
50と、そのエアシリンダ5の伸縮動作を伝達するシリ
ンダアーム51、ジョイントアーム52がアーム軸53
に軸支され、ジョイントアーム52の先端部は、駆動ロ
ッド4の上部に配設されたバネ装置6に取り付けられ、
エアシリンダ5の駆動力は弾性的に駆動ロッド4に伝え
られるように設定されているのである。
【0014】ここで、このバネ装置6の実施形態を図2
によって詳細に説明すると、バネ装置6は、バネ61
と、そのバネ61を収容するバネ保持筒62と、そのバ
ネ保持筒62の下方から挿入されて内部のバネ61を圧
縮可能に配設された中心ロッド64とから基本的に構成
されている。
【0015】前記バネ保持筒62において、その外面
に、ジョイントアーム係止軸67が設けられ、エアシリ
ンダ50に連なるジョイントアーム52が取り付けられ
る。また、バネ保持筒62の内部の上部にはバネ押さえ
突起63が突設され、このバネ押さえ突起63と後記の
中心ロッド64の段部65との間でバネ61を圧縮可能
に保持しているのである。
【0016】また、前記中心ロッド64は、その下部に
おいて駆動ロッド4に接続され、前記バネ保持筒62に
挿入された部分では上記のようにバネ61を圧縮可能に
保持し、さらに上部はバネ保持筒62から突出可能に配
設され、かつその先端部にはバネ保持筒62の上面に当
接可能なエンドプレート66が固定ねじ67により締付
固定されている。
【0017】このように構成されたバネ装置に動作を説
明すると、ジョイントアーム52が下方向に操作される
と、押し下げ力はバネ押さえ突起63がバネ61を圧縮
する方向に働き、ついで中心ロッド64が下向きに押さ
れることで駆動ロッド4が下方向に作動することにな
る。また、逆にジョイントアーム52が上方向に操作さ
れると、バネ押さえ突起63が直接エンドプレート63
を押し上げるように働くから、一体となっている中心ロ
ッド64、駆動ロッド4が上方向に作動することにな
る。
【0018】この場合のように、駆動源5が上方向に作
動するときは、バネの存在は全く関係なく、バネ押さえ
突起63が直接エンドプレート63を押し上げるので、
駆動ロッド4を引き上げてダンパ本体31を排出口11
から開くことによる排出口の開放操作が確実になるいう
利点が生じる。
【0019】
【発明の効果】本発明のダンパ駆動方法およびその駆動
装置によれば、以上に説明したように構成されているの
で、前記排出口に対してダンパ本体を弾発状態下に押圧
しながら、その排出口を封止することが可能となり、焼
却炉の昇温時、降温時に発生する熱膨張、収縮に伴うダ
ンパ装置に及ぼす異常な応力を吸収することができ、ダ
ンパ本体による封止状態を適正に保持することができ
る。また、その1実施形態によれば、排出口の開放操作
が確実になるいう優れた効果がある。よって本発明は従
来の問題点を解消したダンパ駆動方法およびその駆動装
置として、その実用的価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための部分側面
図。
【図2】バネ装置の実施形態を示す要部断面図。
【図3】従来のダンパ装置を説明するための部分側面
図。
【符号の説明】
1 焼却炉、11 排出口、2 グローブボックス、3
ダンパ装置、31 ダンパ本体、4 駆動ロッド、5
駆動源、50 エアシリンダ、6 バネ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 和明 茨城県那珂郡東海村大字村松1141の4 原 子力技術株式会社内 (72)発明者 長谷部 猛 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グローブボックス外に配設された駆動源
    から駆動ロッドを通じてグローブボックス内に収容され
    た焼却炉下部の排出口を開閉操作するダンパ装置の駆動
    方法であって、前記排出口を閉状態に保持するにあた
    り、前記駆動ロッドに介装したバネ装置を圧縮または引
    張させて、前記排出口にダンパ本体を弾発状態下に押圧
    しながら、その排出口を封止することを特徴とするダン
    パ駆動方法。
  2. 【請求項2】 グローブボックス外に配設された駆動源
    と、グローブボックス内に収容された焼却炉下部の排出
    口を開閉可能にして設けられたダンパ装置と、この駆動
    源とダンパ装置とを連結する駆動ロッドとを少なくとも
    具備したダンパ駆動装置であって、前記駆動ロッドには
    バネ装置が介装されていることを特徴とするダンパ駆動
    装置。
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