JPH1048279A - ケーブル誤接続表示方法及びケーブル誤接続検出表示 装置 - Google Patents

ケーブル誤接続表示方法及びケーブル誤接続検出表示 装置

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JPH1048279A
JPH1048279A JP8203439A JP20343996A JPH1048279A JP H1048279 A JPH1048279 A JP H1048279A JP 8203439 A JP8203439 A JP 8203439A JP 20343996 A JP20343996 A JP 20343996A JP H1048279 A JPH1048279 A JP H1048279A
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Toshiya Tanabe
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、送信装置からのケーブルが受信部に誤接
続しているとき、当該受信部のランプのみを点灯させて
おり、複数の誤接続があり、ランプが複数点灯すると誤
接続の状態を把握することが困難になる。 【解決手段】送信装置から送出されるケーブル識別子
と、該送信装置とケーブルで接続する受信部のケーブル
識別子とを比較し、両者が一致しない場合に、これら識
別子に相当する受信部を表す表示を互いに関連付けて表
示する。この結果、ケーブルの誤接続が複数あっても、
速やかな誤接続の把握と修正が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルの誤接続
検出に関し、特に複数のデータ送信回路を有する装置を
ケーブルを使用してデータ受信回路に接続する際のケー
ブルの誤接続状態を検出し、表示するケーブル誤接続表
示方法およびその検出表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブル誤接続検出表示方式例を
図2に示す。図2は、受信部13.jに接続すべき送信
部8.jが受信部13.iに接続された場合について示
す例である。図2では、送信装置8.jのケーブル識別
子記憶部11.jから、ケーブル識別子をその挿入部1
0.jを介してケーブル12.iに挿入している。受信
装置1の受信部13.iで信号よりケーブル識別子分離
部14.iにより分離された受信ケーブル識別子は制御
部2の受信ケーブル識別子収集部5が収集する。また、
受信装置のケーブル毎に決められているケーブル識別子
記憶部15.iのケーブル識別子を制御部2のケーブル
識別子収集部6が収集する。
【0003】ここで、受信ケーブル識別子収集部5とケ
ーブル識別子収集部6での受信部13.iから収集され
た値を比較し不一致が発生している場合、受信部13.
iに設けられている表示ランプ17.iを点灯させて誤
接続が発生していることを表示している。
【0004】ケーブルの誤接続が受信部13.iと受信
部13.mの2カ所で発生している場合は、各々の表示
ランプ17.iと表示ランプ17.mが同時に点灯す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方式では、
ケーブル識別子の不一致すなわちケーブルが複数箇所誤
接続となっている場合、誤接続している部分にただラン
プを点灯させるだけである。このため同時にランプが複
数点灯してしまい、どのケーブルとどのケーブルがどの
ように誤接続しているかをランプの表示によって判断す
ることが不可能である。
【0006】そのため、誤接続が複数発生している場
合、正常に接続しなおすために多くの工数を必要とする
という欠点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、まずケーブル誤接続表示方法としては、ケーブ
ルで接続された受信装置の受信部と送信装置のそれぞれ
のケーブル識別子を比較し、両ケーブル識別子が相違す
る場合、これら識別子に相当する受信部を表す表示を互
いに関連付けて表示する方法である。
【0008】この表示方法としては、識別子に相当する
受信部に対応するランプのみを同時に点灯させることに
より行うこともできる。
【0009】また、上記方法を実現する装置は、送信装
置からケーブルを介して送信されるケーブル識別子を保
持する受信ケーブル識別子収拾部と、前記ケーブルが接
続された受信装置の受信部と前記送信装置から送信され
たケーブル識別子を比較し、両者が一致しないとき両ケ
ーブル識別子を出力する比較制御部と、比較制御部から
出力された両ケーブル識別子を所定のアドレス位置に記
憶するメモリと、前記メモリの内容を所定の順に読み出
しその結果を表示させる表示制御部とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の構成例を示す図である。
【0012】図1では、m個の送信装置8、およびこれ
に対応するm個の受信部13と、制御部2を有する受信
装置1とが示される。送信装置8と受信部13は各々ケ
ーブル12で接続されている。
【0013】送信装置8は、信号処理部9と、ケーブル
識別子記憶部11と、該記憶部11に設定されているケ
ーブル識別子を信号に挿入するケーブル識別子挿入部1
0を有している。
【0014】また、受信部13では、ケーブルを通じて
受信した信号から受信したケーブル識別子11を分離す
るケーブル識別子分離部14と、あらかじめ受信される
べきケーブル識別子を保持しているケーブル識別子記憶
部15と、受信信号を処理する信号処理部16と、制御
部2中のランプ表示制御部7の制御により点灯/消灯す
る表示ランプ17を有する。
【0015】また、受信装置1の制御部2においては、
まず従来と同じケーブル識別子分離部14から入力する
受信ケーブル識別子を保持する受信ケーブル識別子収集
部5と、受信部13のケーブル識別子記憶部15から本
来受信されるべきケーブル識別子が入力しこれを保持す
るケーブル識別子収集部6を備えている。
【0016】さらに該制御部2は、ケーブルの数だけの
アドレスを有するメモリと、送信装置8から受信した信
号に挿入されている受信ケーブル識別子11と受信部1
3に設定されているケーブル識別子15が異なる場合
に、メモリ3中のその受信部を示すアドレス位置にその
受信部13と受信ケーブル識別子11が本来接続される
べき受信部13の情報を書き込む比較制御部4と、ラン
プ表示を行った場合に可視可能な速度のある一定時間周
期でメモリ3のアドレス位置順に情報を読み出し、その
情報に従って受信部13の表示ランプ17を点灯・消灯
させるランプ表示制御部7を有する。
【0017】図1の例では送信装置8.lと受信部1
3.lがケーブル12.lにて正しく接続され、送信装
置8.jに対して受信部13.iが誤って接続され、送
信装置8.mに対して受信部13.kが接続されている
例を示す。
【0018】ケーブルが正しく接続されている場合、受
信部13.lのケーブル識別子分離部14.lで分離さ
れたケーブル識別子11.lと受信部13.lのケーブ
ル識別子17.lが比較制御部4の比較で一致し、ラン
プ表示テーブル3の該当アドレス位置にはなにも書かれ
ないのでランプ表示制御部7は受信部13.lの表示ラ
ンプ17.lを点灯しない。
【0019】送信装置8.jと受信部13.iがケーブ
ル12.iで誤って接続されている場合、受信部13.
iのケーブル識別子分離部14.iでは送信装置8.j
のケーブル識別子11.jが分離されるため、比較制御
部4では受信したケーブル識別子11.jと受信部1
3.iに設定されているケーブル識別子15.iが不一
致と判定し、メモリ3のアドレス位置iに受信部iと受
信部jの情報を書き込む。この時ランプ表示制御部17
は順次メモリ3の内容を読み込むが、読み込み位置がア
ドレス位置iとなった時のみ表示ランプ17.iおよび
表示ランプ17.jが点灯し、その他のアドレス位置を
読み込んでいる場合には表示ランプ17.iと表示ラン
プ17.jは消灯する。また同時に送信装置8.mに対
して受信部13.kがケーブル12.kで誤って接続さ
れている場合、メモリ3にはアドレス位置mに受信部k
と受信部mの情報が書き込まれているため表示ランプ1
7.kと表示ランプ17.mの点灯、消灯するタイミン
グは表示ランプ17.iと表示ランプ17.jのものと
異なっている。
【0020】上に示したように本発明ではケーブルの誤
接続が発生している受信部13.iの表示ランプ17.
iと本来そのケーブルを実装する位置の受信部13.j
の表示ランプ17.jが同時に点灯・消灯し、別の送信
装置8.mのケーブルが別の受信部13.kと誤接続し
ている場合、受信部13.kの表示ランプ17.kと本
来そのケーブルを実装する位置の受信部13.mの表示
ランプ17.mが、表示ランプ17.iと表示ランプ1
7.jの表示とは異なるタイミングで同時に点灯・消灯
するためどのケーブルとどのケーブルがどのようなケー
ブル誤接続状態となっているかランプの表示を見ること
で容易に判断することができる。
【0021】また受信部がいずれの送信装置にも接続し
ていない場合は、比較制御部4はメモリ3のその受信部
を示すアドレス位置にその受信部のみのケーブル識別子
を書き込む。この場合ランプ表示制御部17はその受信
部のみの表示ランプを点灯させる。
【0022】本発明では、上記ランプ表示制御部7と各
表示ランプに代えて、メモリ3の内容を表示する表示パ
ネル(LCD,CRT,その他)またはプリンタなどと
その制御部を設けることができる。
【0023】以上のように、本発明では互いに誤接続し
ている送信装置と受信部とを表示でき、誤接続状態の把
握と復旧が容易に行なうことができる。
【0024】
【発明の効果】互いに誤接続している送信装置と受信部
の識別子を共にメモリに記憶し、これらを共に表示する
ので、複数の誤接続個所があってもすみやかに正しい接
続に直すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示すブロック図。
【図2】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】 1 受信装置 2 制御部 3 メモリ 4 比較制御部 5 受信ケーブル識別子収集部 6 ケーブル識別子収集部 7 ランプ表示制御部 8 送信装置 9 信号処理部 10 ケーブル識別子挿入部 11 ケーブル識別子記憶部 12 ケーブル 13 受信部 14 ケーブル識別子分離部 15 ケーブル識別子記憶部 16 信号処理部 17 表示ランプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルで接続された受信装置の受信部
    と送信装置のそれぞれのケーブル識別子を比較し、両ケ
    ーブル識別子が相違する場合、これら識別子に相当する
    受信部を表す表示を互いに関連付けて表示することを特
    徴とするケーブル誤接続表示方法。
  2. 【請求項2】 両ケーブル識別子が相違する場合、これ
    らケーブル識別子をメモリに記憶する請求項1に記載の
    ケーブル誤接続表示方法。
  3. 【請求項3】 前記両ケーブル識別子が一致する場合に
    は表示を行わない請求項1または2に記載のケーブル誤
    接続表示方法。
  4. 【請求項4】 表示は前記識別子に相当する受信部に対
    応するランプのみを同時に点灯させることにより行う請
    求項1または2に記載のケーブル誤接続表示方法。
  5. 【請求項5】 送信装置からケーブルを介して送信され
    るケーブル識別子を保持する受信ケーブル識別子収拾部
    と、前記ケーブルが接続された受信装置の受信部のケー
    ブル識別子と前記送信装置から送信されたケーブル識別
    子を比較し、両者が一致しないとき両ケーブル識別子を
    出力する比較制御部と、比較制御部から出力された両ケ
    ーブル識別子を所定のアドレス位置に記憶するメモリ
    と、前記メモリの内容を所定の順に読み出しその結果を
    表示させる表示制御部とを備えることを特徴とするケー
    ブル誤接続検出表示装置。
  6. 【請求項6】 ケーブル識別子を記憶させるメモリのア
    ドレス位置はケーブルで接続された受信部のケーブル識
    別子に対応するアドレスである請求項5に記載のケーブ
    ル誤接続検出表示装置。
  7. 【請求項7】 ケーブルが接続された受信装置の受信部
    に対応するケーブル識別子を一時保持するケーブル識別
    子収集部を備える請求項5または6に記載のケーブル誤
    接続検出表示装置。
  8. 【請求項8】 受信装置の受信部にケーブルが接続され
    ていないとき、比較制御部は当該受信部のケーブル識別
    子を出力し、該ケーブル識別子はメモリの当該受信部に
    対応するアドレスに記憶される請求項5,6または7に
    記載のケーブル誤接続検出表示装置。
  9. 【請求項9】 表示は各受信部に対応するランプの点灯
    により行われる請求項5,6,7または8に記載のケー
    ブル誤接続検出表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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