JPH104807A - 水耕栽培装置および水耕栽培方法 - Google Patents

水耕栽培装置および水耕栽培方法

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JPH104807A
JPH104807A JP8163397A JP16339796A JPH104807A JP H104807 A JPH104807 A JP H104807A JP 8163397 A JP8163397 A JP 8163397A JP 16339796 A JP16339796 A JP 16339796A JP H104807 A JPH104807 A JP H104807A
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JP
Japan
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cultivation
panel
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panels
planting
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Application number
JP8163397A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yada
務 矢田
Kousuke Koide
耕資 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MINORIWA KK
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
MINORIWA KK
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH104807A publication Critical patent/JPH104807A/ja
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    • Y02P60/216

Abstract

(57)【要約】 【課題】 栽培物保持器7の使い捨てや補修によるコス
トアップ、および栽培物の密植栽培を回避することので
き、栽培パネル1の移送の手間を軽いものとすることが
できる水耕栽培装置を得る。 【解決手段】 種子、及び生育した栽培物を保持して生
育させる栽培物保持器7を載置するための、長尺の中空
貫通穴部3を有し、その底部の左右両側面に、長手方向
の一端から他端まで延びる切欠段差部2を有し、育苗工
程、及び定植栽培工程で使用される栽培パネル1と、上
記栽培パネル1の切欠段差部2と係合する段差受部5
を、その底部の左右いずれか一方、左右両方に、それぞ
れ有する第1,及び第2のスペーサパネル4a,4bか
らなり、上記栽培パネル1を定植栽培工程において所定
の間隔をあけて保持するスペーサパネル構成体4とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土の代わりに培
養液を用いて、葉菜類等の栽培物に必要な養分を補給す
るようにして水耕栽培を行う水耕栽培装置,及び水耕栽
培方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】葉菜類等の栽培物を栽培する方法の一つ
に、例えば、特開平2−195826号公報に、土の代
わりに培養液を用いて、栽培物に必要な養分を補給して
栽培する水耕栽培方法が開示されている。上記の水耕栽
培方法では、栽培物の種子を育苗し、その苗、および栽
培物を保持して生育させるための水耕栽培用の栽培物保
持器と、この栽培物保持器を培養液上に多量に且つ安定
して保持することが可能な水耕栽培用の栽培パネルとを
組み合わせて使用するようにしている。
【0003】従来の栽培物保持器は、含水量を増大させ
て、栽培物に充分な養分や水分を供給するように空隙率
の高いウレタンチップ等が用いられている。このような
栽培物保持器を用いた従来の水耕栽培方法について、以
下に説明する。即ち、先ず、育苗工程にて、ウレタンマ
ットの表面に適量の種子を播種し、該種子が発芽して適
度の大きさの幼苗になるまで生育させる。次いで、図7
(a)に示すように、定植栽培の前期工程において、適
度な大きさに成長した幼苗19を保持した上記ウレタン
マット21をブロック状に切り離し、このブロック状ウ
レタンマット21aを、比較的狭い間隔で形成された開
口部22の列毎に切り込み23を入れてなる栽培パネル
24の、上記開口部22に移植して、上記栽培パネル2
4を培養液13上に浮かべて水耕栽培を行う。さらに、
図7(b)に示すように、上記幼苗19の生育が進み生
育中期にさしかかると、定植栽培の後期工程において、
上記切り込み23に沿って上記栽培パネル24を分割す
ることによって比較的幅が狭く長さの長い帯状栽培パネ
ル24aを形成し、この栽培パネル24aを、支持パネ
ル25の比較的広い間隔で形成された開口部26に移載
して、上記支持パネル25を培養液13上に浮かべて収
穫まで水耕栽培を行う。
【0004】しかしながら、このような水耕栽培方法に
よると、作業者にとって、育苗工程の幼苗19を栽培パ
ネル24に移植したり、また、定植栽培の前期工程から
後期工程に移行する際、切り込み23に沿って栽培パネ
ル24を切り離したり、さらに、切り離された栽培パネ
ル24aを支持パネル25の開口部26に移載する際、
該栽培パネル24aを持ち上げる,等の種々の手間が生
じるという問題点があった。また、ウレタンマット21
を栽培物保持器として用いると、ウレタンマット21
は、内部に根入した根18を保持しているだけで株を保
持することができないため、栽培物の位置が不安定にな
り生育した栽培物が不揃いになりやすく、さらに、ウレ
タンマット21内に根入した幼苗19の根18は隣接の
幼苗19の根18と絡み合っているため、幼苗19を栽
培パネル24へ移植する際にウレタンマット21をブロ
ック状に切り離すと、絡み合った根18が切断されて栽
培物の生育に悪影響を与えたり、さらに、種子や栽培物
の根元が、含水したウレタンマット21に接触すること
により過湿状態になり、発芽が抑制されたり株の損傷が
起こりやすいという問題点が生じるものであった。
【0005】また、従来の水耕栽培方法として、例えば
実公平8−6445号公報に開示されている水耕栽培用
の栽培物保持器と、実公平7−48054号に開示され
ている水耕栽培用の栽培パネルとを用いて水耕栽培を行
う方法もある。図8は、実公平8−6445号公報に開
示されている水耕栽培用の栽培物保持器を示す斜視図で
ある。図において、27は栽培物保持器であり、断面が
U,V字形状に折り曲げ可能な略長方形の発泡樹脂から
なる支持部材28と、この支持部材28の下面を覆う不
織布29とからなっている。折り曲げた支持部材28の
底部には、種子より幅の大きくなる切欠部30が形成さ
れており、切欠部30上において種子を保持し、且つ、
上記種子の発芽した根を容易に貫通させるように形成さ
れている。また、図9は、実公平7−48054号に開
示されている水耕栽培用の栽培パネルを示す平面図であ
る。図において、31は培養液上に浮かべて用いられる
栽培パネルであり、上記栽培パネル31は、例えば主に
独立気泡からなる発泡スチレン樹脂等が略長方形板状に
形成され、栽培物保持器を載置するための複数の開口部
32が所定の間隔33で配列され、上記開口部32は栽
培パネル31の表面から裏面に貫通している。また、上
記栽培パネル31は、上記開口部32の側方には凹部3
5を有し、その裏面には、上記凹部35と対向する位置
に下側突起部36が形成されている。上記開口部32
は、栽培物保持器を保持する保持部34が、その長手方
向の両端部に形成されており、このような各開口部32
の間隔は、生育の進んだ各栽培物が過密になる密植栽培
となることによって、栽培物の生育が阻害されない程度
に比較的広く設定されており、栽培物の根は、上記開口
部32を通過して培養液に到達することで養分を吸収で
きるようになっている。
【0006】上記のような栽培物保持器27と栽培パネ
ル31とを用いる従来の水耕栽培方法は、まず、種子の
播種時には、上記栽培パネル31の開口部32に上記栽
培物保持器27を載置し、栽培物保持器27の切欠部3
0に種子を投入する。発芽を促進するために、このよう
な栽培パネル31は育苗室に置き、発芽後、ある程度の
大きさの幼苗になると、上記栽培パネル31は育苗室か
ら出して培養液上に浮かべる。このような栽培パネル3
1における幼苗は、太陽光等の光が、1日当たり所定時
間照射され、且つ、培養液から養分や水分が供給される
ことにより、順次生育して幼苗より生育した苗になり、
さらに生育して収穫できる栽培物になると、その栽培物
は栽培パネル31ごと培養液上から取り出して収穫を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような水耕栽培
方法によると、栽培パネル24,24aの移送の手間が
生じたり、栽培物の根切れや株元の損傷が生じるといっ
たような上記従来の問題点を解決できるものではある
が、栽培物を収穫する際に、栽培物の根によって上記栽
培物保持器27の不織布29が破損するため、栽培物保
持器27の再使用が困難であり使い捨てを余儀なくされ
たり、また、敢えて再使用のために補修する場合には、
支持部材28の下面や切欠部30に残った不織布29を
除去した後、再度、上記切欠部30を覆うように新たな
不織布29を支持部材28の下面に張りつける手間が必
要となり、コストアップを招来するという問題点が生じ
るものであった。また、上記栽培パネル31の開口部3
2は、その長さが比較的短く形成されているため、該開
口部32に載置された上記栽培物保持器27上の長さ方
向に種子を播種すると、各種子の間隔が過密な状態にな
ってしまい、栽培物を密植栽培することになり栽培物の
品質に難点が生じるという問題点があった。
【0008】この発明は、上記の問題点に鑑みなされた
ものであり、栽培物保持器の使い捨てや補修によるコス
トアップ、および栽培物の密植栽培を回避することがで
き、栽培パネルの移植の手間を軽いものとすることので
きる、水耕栽培装置、及び水耕栽培方法を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る水耕栽培装置は、水耕栽培装置において、栽培物の種
子、および該種子から生育した栽培物を保持して生育さ
せる栽培物保持器を載置収容するための、長尺の中空貫
通穴部をその長手方向に有し、かつ、その底部の左右両
側面に、その長手方向の一端から他端まで延びる切欠段
差部を有し、育苗工程、及び定植栽培工程において使用
される栽培パネルと、上記栽培パネルの底部左右両側面
の切欠段差部と係合する段差受部を、その底部の左右い
ずれか一方,左右両方に、それぞれ有する2つの第1,
及び複数の第2のスペーサパネルからなり、上記栽培パ
ネルを定植栽培工程において所要の間隔をあけて保持す
るスペーサパネル構成体と、を備えたことを特徴とした
ものである。
【0010】また、本発明(請求項2)に係る水耕栽培
装置は、請求項1に記載の栽培装置において、上記栽培
物保持器は、栽培物の種子を担持する吸水性素材と、上
記種子より大きな網目を有するよう形成された支持部材
とからなるものであることを特徴としたものである。
【0011】また、本発明(請求項3)に係る水耕栽培
方法は、栽培物の種子、および該種子から生育した栽培
物を保持して生育させる栽培物保持器を載置収容するた
めの、長尺の中空貫通穴部をその長手方向に有し、か
つ、その底部の左右両側面に、その長手方向の一端から
他端まで延びる切欠段差部を有し、育苗工程、及び定植
栽培工程において使用される栽培パネルと、上記栽培パ
ネルの底部左右両側面の切欠段差部と係合する段差受部
を、その底部の左右いずれか一方,左右両方に、それぞ
れ有する2つの第1,及び複数の第2のスペーサパネル
からなり、上記栽培パネルを定植栽培工程において所要
の間隔をあけて保持するスペーサパネル構成体とを備
え、上記栽培パネルの中空貫通穴部に栽培物の種子を保
持させた上記栽培物保持器を載置収容し、該栽培物保持
器を載置収容した複数の栽培パネルを、培養液槽ライン
上の育苗エリアにて、上記培養液槽ラインに垂直な方向
に複数並設して水耕栽培の育苗を行う育苗工程と、上記
育苗工程の後、上記培養液槽ライン上に上記育苗エリア
に続いてその下流に設けられ、上記スペーサパネル構成
体の第1及び第2のスペーサパネルがその各々に配設さ
れた複数の定植栽培エリアに、上記育苗エリアにある複
数の栽培パネルを、必要に応じて上記育苗エリア内で該
各栽培パネルを上記培養液槽ラインに垂直な方向に移動
したのち、該各栽培パネルを順次、該育苗エリアと目的
とする定植栽培エリア間の定植栽培エリアの上記第1と
第2のスペーサパネル間,又は第2と第2のスペーサパ
ネル間の空間を通過して、目的とする定植栽培エリアの
第1と第2のスペーサパネル間,又は第2と第2のスペ
ーサパネル間にスライドしつつ移送し嵌挿させることに
より、上記複数の定植栽培エリアに移送する移送工程
と、上記移送工程の後、上記培養液槽ライン上に上記育
苗エリアに続いてその下流に複数設けられ、上記スペー
サパネル構成体の第1と第2のスペーサパネル間,及び
第2と第2のスペーサパネル間にそれぞれ栽培パネルが
配設された定植栽培エリアにて、水耕栽培を行う定植栽
培工程と、を含むことを特徴としたものである。
【0012】また、本発明(請求項4)に係る水耕栽培
方法は、請求項3に記載の水耕栽培方法において、上記
栽培物保持器は、栽培物の種子を担持する吸水性素材
と、上記種子より大きな網目を有するよう形成された支
持部材とからなるものであることを特徴としたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1 .図1は、本発明の実施の形態1による水
耕栽培方法において用いる栽培パネルの斜視図である。
図において、1は栽培パネルであり、例えば発泡ポリス
チレンや発泡ポリエチレン等の発泡樹脂が、比較的幅が
狭く長さの長い帯状形状に、例えば小松菜の場合では、
その幅は約600mm、長さは約7000mmに形成される
とともに、上記栽培パネル1の底部には、その長手方向
の一端から他端まで延びる切欠段差部2が、その幅方向
の左右両側に形成されている。さらに、この栽培パネル
1の長手方向には、その上面と下面とを垂直方向となる
厚さ方向に連通して、1本の中空貫通穴部3が、その水
平方向の断面が長方形状に成形されている。上記中空貫
通穴部3は、種子、および該種子から発芽した栽培物を
保持して生育させるための栽培物保持器を載置するため
のものであり、その大きさは、例えば収穫時の小松菜が
8〜10株栽培することができるように設定されてい
る。
【0014】図2は、本発明の実施の形態1による水耕
栽培方法において用いるスペーサパネル構成体の斜視図
である。図において、4はスペーサパネル構成体であ
り、上記スペーサパネル構成体4は、複数の第1のスペ
ーサパネル4aと複数の第2のスペーサパネル4bとか
らなっている。上記第1のスペーサパネル4aは、上記
栽培パネル1の幅とほぼ同じ幅を有し、上記栽培パネル
1の長手方向の一端から他端まで延びる、その底部左右
両側面の切欠段差部2と係合する段差受部5を、上記第
1のスペーサパネル4aの底部の左右いずれか一方に有
している。上記第2のスペーサパネル4bは、上記栽培
パネル1の幅の約2倍の幅を有し、上記栽培パネル1の
長手方向の一端から他端まで延びる、その底部左右両側
面の切欠段差部2と係合する段差受部5を、上記第2の
スペーサパネル4bの底部の左右両方に有している。上
記第1,第2のスペーサパネル4a,4bは、該第1,
第2のスペーサパネル4a,4b間に、上記栽培パネル
1を嵌め込むことのできる嵌挿部6が設けられるように
並設されている。このような嵌挿部6において、上記栽
培パネル1の切欠段差部2とスペーサパネル構成体4の
段差受部5は係合しており、スペーサパネル構成体4上
で栽培パネル1を保持することができるようになってい
る。従って、上記スペーサパネル構成体4は栽培パネル
1の保持パネルとしての機能をはたすことになる。
【0015】図3は、本発明の実施の形態1による水耕
栽培方法において用いる栽培物保持器の分解斜視図であ
る。図において、7は栽培物保持器であり、栽培物を保
持するためのシードテープ8と、該シードテープ8を保
持すると共にシードテープ8上の栽培物を保持するため
の支持部材である網状の支持ネット9とからなってい
る。シードテープ8は、繊維集合体,不織布,紙,多孔
性ウレタンシート等からなる吸水性素材を成形したもの
であり、複数の種子10を繊維間に絡めて互いに所定間
隔11にて内部で保持している。本実施の形態1では、
生分解性を有するコットン繊維等の糸状の繊維集合体か
らなるシードテープ8を用いている。該シードテープ8
の長さは、水耕栽培用の栽培パネル1の中空貫通穴部3
の長さと略同一か、あるいは若干小さくなるように比較
的長く設定されているため、各種子10間の所定間隔1
1は、各種子10が発芽し、生育してそれぞれ栽培物に
なったときに、上記各栽培物の間隔が、過密とならない
ように比較的広い所定間隔11をもって設定することが
できる。網状の支持ネット9は、耐侯性および可撓性を
有する樹脂として例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピ
レン樹脂等が略長方形シート状に成形されると共に、栽
培物の種子10の大きさより大きな隙間となる複数の網
目12が、上記支持ネット9の厚さ方向に貫通するよう
射出成形、押出成形等によって成形されている。上記支
持ネット9は、その長さが、水耕栽培用の栽培パネル1
の中空貫通穴部3の長さと略同一か、あるいは若干小さ
くなるように設定され、支持ネット9の幅が中空貫通穴
部3の幅より大きく、例えば2〜3倍に設定されてい
る。また、上記網目12の大きさは、栽培物の根の成長
を阻害しない程度に設定すればよい。上記栽培物保持器
7の使用時には、上記支持ネット9が、その長さ方向に
沿った中心線を折り線として断面が略V字形状となるよ
うに折り曲げられ、このように折り曲げられた支持ネッ
ト9の底部の長さ方向に沿った位置に対し上記シードテ
ープ8が載置される。このとき、網目12の大きさが種
子10より大きくとも、シードテープ8を用いることに
より上記種子10が網目12から培養液13に落下する
ことが防止される。
【0016】次に、本発明の実施の形態1による水耕栽
培方法について説明する。本水耕栽培方法は、種子や、
発芽した栽培物を生育させる育苗工程と、該育苗工程の
後、栽培物の生育間隔を拡大させるための移送工程と、
該移送工程の後、栽培物を収穫まで生育させる定植栽培
工程とからなっている。図4は、本発明の実施の形態1
による水耕栽培方法における水耕栽培ラインを示す略斜
視図である。図において、14は培養液槽であり、その
内部に培養液13が、養分を補給するために循環してお
り、培養液槽14の長さ方向の一方向(図中矢印方向)
に常時流れている。従って、上記培養液槽14は、培養
液13の循環方向に沿って長尺に形成されている。水耕
栽培ライン15は、育苗工程にて栽培物を生育させる育
苗エリア16と、定植栽培工程にて栽培物を生育させる
定植栽培エリア17とからなっている。上記育苗エリア
16は、例えば9個の上記栽培パネル1が、水耕栽培ラ
イン15に垂直な方向に複数並設されており、培養液1
3上に浮かべられている。また、定植栽培エリア17は
3ブロックの定植栽培エリア17a,17b,17cか
らなっており、このような定植栽培エリア17a,17
b,17cの各1ブロック毎に、上記育苗エリア16の
9個の栽培パネル1がそれぞれ3個づつ移植される。さ
らに、各定植栽培エリア17a,17b,17cには、
上記水耕栽培ライン15に垂直な方向に、第1のスペー
サパネル4a、第2のスペーサパネル4b、第2のスペ
ーサパネル4b、第1のスペーサパネル4aの順に並設
され、このような第1,第2のスペーサパネル4a,4
bは培養液槽14の底部に例えばフック等により固定さ
れて、培養液13上に浮かべられている。
【0017】図5は、本発明の実施の形態1による水耕
栽培方法における育苗工程を示す略断面図である。先
ず、所定間隔にて種子10を担持したシードテープ8を
支持ネット9の底部上に載置し、このような栽培物保持
器7が上記栽培パネル1の中空貫通穴部3に対し上方か
ら着脱自在に嵌め込まれ、種子の発芽を促進させるため
の散水が行われる。このとき、支持ネット9の大きさ、
上記支持ネット9の折り曲げ方、および栽培パネル1の
中空貫通穴部3の深さを設定することにより、培養液1
3の上面に対して上記支持ネット9の底面が離間するよ
うにして、支持ネット9が栽培パネル1の中空貫通穴部
3に載置収容される。従って、上記支持ネット9上のシ
ードテープ8内の各種子10が培養液13によって過湿
になることによる発芽の抑制状態が回避される。このこ
とから、上記各種子10の発芽を安定化できる。このよ
うに発芽した種子10の根18は、シードテープ8が多
孔質であるから容易にシードテープ8から支持ネット9
の網目12を通過して培養液13に向かって伸びて、上
記培養液13に達する。このとき、種子10が発芽した
後のしばらくの間、上記種子10はシードテープ8に担
持されて、網目12から培養液13に落下することが回
避され、種子10が幼苗19となって多くの根18が発
根すると、上記各根18が支持ネット9に絡みつくこと
により、上記幼苗19は支持ネット9に支持される。こ
のような幼苗19は、生育に伴って多くの根18を発根
して、より強固に支持ネット9に支持され、かつ、網目
12が種子10より大きく形成されているため根18の
成長を阻害しないので、多くの根18が培養液13に安
定に達して上記培養液13から養分が安定に補給される
と共に、支持ネット9が載置された中空貫通穴部3から
栽培パネル1の上方に伸び、光を安定に吸収して迅速に
生育することができる。
【0018】上記育苗工程において、上記栽培パネル1
で育苗された幼苗20の生育がある程度進み生育中期に
さしかかると、栽培パネル1における栽培物の葉茎が徐
々に繁茂し密生してくるため、栽培物の生育間隔を拡大
させるために育苗工程から定植栽培工程に移行させる。
このような育苗工程から定植栽培工程に移行する際の、
上記栽培パネル1の移送工程について以下に説明する。
図4に示すように、育苗エリア16にて、ある程度生育
の進行した生育中期の栽培物を保持している栽培パネル
1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h,1
iは、定植エリア17に移送される。先ず、栽培パネル
1bが、定植栽培エリア17a,17bの第1のスペー
サパネル4aと第2のスペーサパネル4b4間に設けら
れた、上記栽培パネル1bと同列に位置する嵌挿部6を
水平方向にスライドしつつ移送され、定植栽培エリア1
7cの栽培パネル1bと同列に位置する嵌挿部6に嵌め
込まれる。次いで、栽培パネル1aが、定植栽培エリア
17aの栽培パネル1bと同列に位置する嵌挿部6を水
平方向にスライドしつつ移送され、定植栽培エリア17
bの栽培パネル1bと同列に位置する嵌挿部6に嵌め込
まれる。さらに、栽培パネル1cが、定植栽培エリア1
7aの栽培パネル1bと同列に位置する嵌挿部6に水平
方向にスライドしつつ移送されて嵌め込まれる。同様に
して、栽培パネル1eが定植栽培エリア17cに、栽培
パネル1dが定植栽培エリア17bに、栽培パネル1f
が定植栽培エリア17aに、栽培パネル1hが定植栽培
エリア17cに、栽培パネル1gが定植栽培エリア17
bに、最後に栽培パネル1iが定植栽培エリア17a
に、嵌挿部6を水平方向にスライドしつつ移送されて順
番に嵌め込まれ、栽培パネル1の移送工程が終了する。
このようにして、栽培物の生育間隔を水耕栽培ライン1
5の垂直な方向に拡大することができる。なお、栽培パ
ネル1a〜1iを各定植栽培エリア17の各スペーサパ
ネル構成体4間に設けられた嵌挿部6に移送する順番は
上記に限定されることはなく、効率的に移送する順番で
あればよい。
【0019】図6は、本発明の実施の形態1による水耕
栽培方法の定植栽培工程を示す略断面図である。このよ
うに、上記移送工程において移送された栽培パネル1
は、スペーサパネル構成体4とスペーサパネル構成体4
との間に嵌挿しており、栽培パネル1の切欠段差部2と
スペーサパネル構成体4の段差受部5が係合することに
よって、栽培パネル1はスペーサパネル構成体4上で保
持されている。生育中期以降の栽培物20は、生育に伴
ってさらに繁茂して密生してくるが、上記栽培物保持器
7の断面が略U字形状になっているため、栽培物20の
株を両側面から保持することができる。従って、栽培物
20の位置が安定に保たれることにより、栽培物20の
多くの根18が培養液13に安定に達して上記培養液1
3から養分を安定に補給されると共に、栽培物保持器7
が載置された中空貫通穴部3から栽培パネル1の上方に
伸長し、光を安定に吸収して迅速に生育し、収穫できる
栽培物となる。収穫する際の栽培物は、その支持ネット
9ごと栽培パネル1の中空貫通穴部3から容易に上方に
取り外すことができ、その支持ネット9の底部側から各
網目を介して伸びた根を切り落とし、さらに、折り曲げ
られた支持ネット9を広げることにより、上記支持ネッ
ト9から容易に取り外すことができる。このように栽培
物が取り外された支持ネット9は、容易に洗浄でき、再
度、折り曲げて栽培パネル1の中空貫通穴部3に載置す
ることにより、次回の水耕栽培に容易に再使用できるも
のとなる。
【0020】本実施の形態1の水耕栽培方法において
は、上記のように、シードテープ8と支持ネット9から
なる栽培物保持器7上で、栽培物の播種から収穫までの
育苗を行っているため、栽培物20が取り外された支持
ネット9は再使用が可能となっている。従って、本発明
は、栽培物保持器7の使い捨てによるコストアップを回
避できるものとなっており、また、再使用のために不織
布29を張り替える等の手間を省くことができ、このよ
うな手間によるコストアップも回避できるものとなって
いる。さらに、従来のように、ウレタン21を栽培物保
持器として用いる水耕栽培方法に比べると、本発明は、
栽培物の根切れや株元の損傷を回避できるものとなって
いる。
【0021】また、このような水耕栽培方法は、上記栽
培パネル1に設けられた種子や栽培物を保持するための
中空貫通穴部3は、その長さが比較的長く形成されてい
るので、生育の進んだ各栽培物の間隔が過密とならない
ように、シードテープ8内に粗な所定間隔11にて種子
を播種することができる。このため、従来のように、種
子を播種する際、栽培パネル24に形成された長さの短
い開口部22に、種子を播種することによって生じた各
種子の間隔が過密になる状態を回避することができ、本
発明は、栽培物を密植栽培することなく、品質の良好な
栽培物を得ることが可能になっている。
【0022】また、このような水耕栽培方法は、栽培物
20の生育間隔を拡大する際、上記水耕栽培ライン15
には、定植栽培エリア17が育苗エリア16に隣接して
設けられており、上記栽培パネル1を育苗エリア16か
ら定植栽培エリア17に向かって水平面内でスライドさ
せて移動するだけで移送が可能になっている。従って、
従来のように、栽培パネル24を帯状に切り離して、切
り離された栽培パネル24aを持ち上げて支持パネル2
5の開口部26に移植する手間を回避でき、作業者にと
って移植の作業が容易なものとなっている。
【0023】また、このような水耕栽培方法は、栽培物
の育苗工程では、比較的狭い間隔での栽培が可能となっ
ており、栽培物の生育が進んだ定植栽培工程では比較的
広い間隔での栽培が可能となっているため、従来のよう
に、種子の播種から収穫までの栽培期間を、栽培パネル
24の開口部22の間隔が、生育の進んだ各栽培物が過
密とならないように比較的広く設定されていた上記栽培
パネル24を用いて、画一的に対応していた水耕栽培方
法よりも、本発明は、一定の栽培面積、施設面積等を有
効に活用できるものとなっている。
【0024】なお、上記実施の形態1では、栽培物とし
て小松菜を用いて例を挙げたが、上記に特に限定される
ものではなく、他の葉菜類として春菊やほうれんそうや
ちんげん菜や中国野菜であるターサイ類に適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)の水
耕栽培装置によれば、栽培物の種子、および該種子から
生育した栽培物を保持して生育させる栽培物保持器を載
置収容するための、長尺の中空貫通穴部をその長手方向
に有し、かつ、その底部の左右両側面に、その長手方向
の一端から他端まで延びる切欠段差部を有し、育苗工
程、及び定植栽培工程において使用される栽培パネル
と、上記栽培パネルの幅とほぼ同じ幅を有し、上記栽培
パネルの底部左右両側面の切欠段差部と係合する段差受
部を、その底部の左右いずれか一方,左右両方に、それ
ぞれ有する2つの第1,及び複数の第2のスペーサパネ
ルからなり、上記栽培パネルを定植栽培工程において所
要の間隔をあけて保持するスペーサパネル構成体と、を
備えたことを特徴とするものとしたので、栽培物の密植
栽培を回避することができ、栽培パネルの移送の手間を
軽いものとすることができるようになっている。
【0026】また、以上のように、本発明(請求項3)
の水耕栽培方法によれば、上記栽培パネルを、培養液槽
ライン上の育苗エリアにて、上記培養液槽ラインに垂直
な方向に複数並設して水耕栽培の育苗を行う育苗工程
と、上記育苗工程の後、上記培養液槽ライン上に上記育
苗エリアに続いてその下流に設けられ、上記スペーサパ
ネル構成体の第1及び第2のスペーサパネルがその各々
に配設された複数の定植栽培エリアに、上記育苗エリア
にある複数の栽培パネルを、必要に応じて上記育苗エリ
ア内で該各栽培パネルを上記培養液槽ラインに垂直な方
向に移動したのち、該各栽培パネルを順次、該育苗エリ
アと目的とする定植栽培エリア間の定植栽培エリアの各
スペーサパネル構成体間の空間を通過して、目的とする
定植栽培エリアの各スペーサパネル構成体間にスライド
しつつ移送し嵌挿させることにより、上記複数の定植栽
培エリアに移送する移送工程と、上記移送工程の後、上
記定植栽培エリアにて、水耕栽培を行う定植栽培工程
と、を含むことを特徴とするものとしたので、栽培物の
密植栽培を回避することができ、栽培パネルの移送の手
間を軽いものとすることができるようになっている。
【0027】また、以上のように、本発明(請求項2,
4)の水耕栽培方法によれば、請求項1,3に記載の水
耕栽培方法において、上記栽培物保持器は、栽培物の種
子を担持する吸水性素材と、上記種子より大きな網目を
有するよう形成された支持部材とからなるものであるこ
とを特徴とするものとしたので、栽培物保持器の使い捨
てや補修によるコストアップを回避することができるも
のとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による水耕栽培方法に
おいて用いた水耕栽培装置の栽培パネルを示す斜視図。
【図2】 上記実施の形態1による水耕栽培方法で用い
た水耕栽培装置のスペーサパネル構成体を示す斜視図。
【図3】 上記実施の形態1による水耕栽培方法で用い
た栽培物保持器を示す分解斜視図。
【図4】 上記実施の形態1による水耕栽培方法におけ
る水耕栽培ラインを示す略斜視図。
【図5】 上記実施の形態1による水耕栽培方法におけ
る育苗工程を示す略断面図。
【図6】 上記実施の形態1による水耕栽培方法におけ
る定植栽培工程を示す略断面図。
【図7】 従来の、水耕栽培方法の生育前期工程((a)
),及び生育後期工程((b) )を示す斜視図。
【図8】 従来の、水耕栽培方法で用いた水耕栽培用の
栽培物保持器を示す斜視図。
【図9】 従来の、水耕栽培方法で用いた水耕栽培用の
栽培パネルを示す平面図。
【符号の説明】
1 栽培パネル、2 切欠段差部、3 中空部、4 ス
ペーサパネル構成体、4a 第1のスペーサパネル、4
b 第2のスペーサパネル、5 段差受部、6嵌挿部、
7 栽培物保持器、8 シードテープ(繊維集合体)、
9 支持ネット、10 種子、11 間隔、12 網
目、13 培養液、14 培養液槽、15 水耕栽培ラ
イン、16 育苗エリア、17 定植栽培エリア、18
根、19 幼苗、20 栽培物、21 ウレタンマッ
ト、22 開口部、23 切り込み、24 栽培パネ
ル、25 支持パネル、26 開口部、27 栽培物保
持器、28 支持部材、29 不織布、30 切欠部、
31 栽培パネル 32 開口部、33 間隔、34
保持部、35 凹部、36 下側突起部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水耕栽培装置において、 栽培物の種子、および該種子から生育した栽培物を保持
    して生育させる栽培物保持器を載置収容するための、長
    尺の中空貫通穴部をその長手方向に有し、かつ、その底
    部の左右両側面に、その長手方向の一端から他端まで延
    びる切欠段差部を有し、育苗工程、及び定植栽培工程に
    おいて使用される栽培パネルと、 上記栽培パネルの底部左右両側面の切欠段差部と係合す
    る段差受部を、その底部の左右いずれか一方,左右両方
    に、それぞれ有する2つの第1,及び複数の第2のスペ
    ーサパネルからなり、上記栽培パネルを定植栽培工程に
    おいて所要の間隔をあけて保持するスペーサパネル構成
    体と、を備えたことを特徴とする水耕栽培装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水耕栽培装置におい
    て、 上記栽培物保持器は、栽培物の種子を担持する吸水性素
    材と、上記種子より大きな網目を有するよう形成された
    支持部材とからなるものであることを特徴とする水耕栽
    培装置。
  3. 【請求項3】 栽培物の種子、および該種子から生育し
    た栽培物を保持して生育させる栽培物保持器を載置収容
    するための、長尺の中空貫通穴部をその長手方向に有
    し、かつ、その底部の左右両側面に、その長手方向の一
    端から他端まで延びる切欠段差部を有し、育苗工程、及
    び定植栽培工程において使用される栽培パネルと、上記
    栽培パネルの底部左右両側面の切欠段差部と係合する段
    差受部を、その底部の左右いずれか一方,左右両方に、
    それぞれ有する2つの第1,及び複数の第2のスペーサ
    パネルからなり、上記栽培パネルを定植栽培工程におい
    て所要の間隔をあけて保持するスペーサパネル構成体と
    を備え、 上記栽培パネルの中空貫通穴部に栽培物の種子を保持さ
    せた上記栽培物保持器を載置収容し、該栽培物保持器を
    載置収容した複数の栽培パネルを、培養液槽ライン上の
    育苗エリアにて、上記培養液槽ラインに垂直な方向に複
    数並設して水耕栽培の育苗を行う育苗工程と、 上記育苗工程の後、上記培養液槽ライン上に上記育苗エ
    リアに続いてその下流に設けられ、上記スペーサパネル
    構成体の第1及び第2のスペーサパネルがその各々に配
    設された複数の定植栽培エリアに、上記育苗エリアにあ
    る複数の栽培パネルを、必要に応じて上記育苗エリア内
    で該各栽培パネルを上記培養液槽ラインに垂直な方向に
    移動したのち、該各栽培パネルを順次、該育苗エリアと
    目的とする定植栽培エリア間の定植栽培エリアの上記第
    1と第2のスペーサパネル間,又は第2と第2のスペー
    サパネル間の空間を通過して、目的とする定植栽培エリ
    アの第1と第2のスペーサパネル間,又は第2と第2の
    スペーサパネル間にスライドしつつ移送し嵌挿させるこ
    とにより、上記複数の定植栽培エリアに移送する移送工
    程と、 上記移送工程の後、上記培養液槽ライン上に上記育苗エ
    リアに続いてその下流に複数設けられ、上記スペーサパ
    ネル構成体の第1と第2のスペーサパネル間,及び第2
    と第2のスペーサパネル間にそれぞれ栽培パネルが配設
    された定植栽培エリアにて、水耕栽培を行う定植栽培工
    程と、を含むことを特徴とする水耕栽培方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の水耕栽培方法におい
    て、 上記栽培物保持器は、栽培物の種子を担持する吸水性素
    材と、上記種子より大きな網目を有するよう形成された
    支持部材とからなるものであることを特徴とする水耕栽
    培方法。
JP8163397A 1996-06-24 1996-06-24 水耕栽培装置および水耕栽培方法 Pending JPH104807A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020501591A (ja) * 2016-12-23 2020-01-23 カルティヴェーション システムズ ビー.ヴイ.Cultivation Systems B.V. 植物のフロート式栽培用の積重ね可能な溝付きパネル
JP2020054282A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 株式会社椿本チエイン 移植装置及び移植方法
JP2020130014A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 株式会社リコー 栽培ボード及び栽培システム

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