JPH1047556A - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JPH1047556A
JPH1047556A JP22129196A JP22129196A JPH1047556A JP H1047556 A JPH1047556 A JP H1047556A JP 22129196 A JP22129196 A JP 22129196A JP 22129196 A JP22129196 A JP 22129196A JP H1047556 A JPH1047556 A JP H1047556A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint member
joint
receiving port
bent pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP22129196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Matsumoto
義隆 松元
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH1047556A publication Critical patent/JPH1047556A/ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】既成の配管部材と組み合わせるだけで、本管と
枝管とを任意の角度で簡単に接続することができる管継
手を提供する。 【解決手段】一端に一定の曲率を有する曲管受口21を
備えた第1継手部材2と、一端に前記曲管受口21と同
じ曲率を有し、前記曲管受口21に嵌合可能な曲管部3
1を備える第2継手部材3とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】上下水道やガス配管などは、本管の各所
に枝管が合流しているが、このような枝管は、通常、図
6に示すように、45°Y型合流継手100、45°ベ
ンド継手200、調整管300、ソケット継手400等
を組み合わせて本管500と接続されている。
【0003】ところが、特公平6−37786号公報等
に開示されている真空式下水道システムなどにおいて
は、真空弁ユニットと接続されている枝管を本管に合流
させる場合、実際の接続を3次元的に行う必要があり、
枝管の本管に対する接続角度も一定ではない。
【0004】したがって、上記のような45°Y型合流
継手100、45°ベンド継手200、調整管300、
ソケット継手400等の既成の配管部材のみを用いてい
たのでは、対応しきれない。そこで、特開平5−164
282号公報に開示されているような方法等を用いて、
本管に所望の角度で分岐管を接続して上記問題を解消す
るようにしなければならないが、このような方法は、分
岐管と本管との接合角度を合わせたり、溶着する作業が
難しく作業性が悪いという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、既成の配管部材と組み合わせるだけで、
本管と枝管とを任意の角度で簡単に接続することができ
る管継手を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明(以下、本発明1という)にかかる管継手は、この
ような目的を達成するために、一端に一定の曲率を有す
る曲管受口を備えた第1継手部材と、一端に前記曲管受
口と同じ曲率を有し、前記曲管受口に嵌合可能な曲管部
を備える第2継手部材とからなる構成とした。
【0007】本願の請求項2に記載の発明(以下、本発
明2という)にかかる管継手は、両端に一定の曲率を有
する曲管受口を備え、両曲管受口がS字型に配設された
第1継手部材と、前記それぞれの曲管受口に嵌合可能な
曲管部を備える第2継手部材及び第3継手部材とからな
る構成とした。
【0008】また、上記構成において、前記曲管部の表
面に単位角度毎に切断線を表示しておくことが好まし
い。
【0009】一方、管継手の材質は、熱可塑性を備えた
樹脂材料であれば特に限定されないが、たとえば、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、および、
熱硬化性樹脂が混合されたポリエチレン等が挙げられ、
第1継手部材と第2継手部材とは、別の材質でも構わな
いが、第1継手部材と第2継手部材、または第1継手部
材と第2継手部材並びに第3継手部材とを融着により接
合しようとする場合などを考慮すれば、第1継手部材と
第2継手部材、または第1継手部材と第2継手部材並び
に第3継手部材とを同材質にすることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本発明にか
かる管継手の実施の形態をあらわしている。
【0011】図1に示すように、この管継手1は、合成
樹脂製の第1継手部材2と第2継手部材3とを備えてい
る。第1継手部材2は、一端に一定の曲率で弧角α=2
5°の曲管受口21を有し、他端に直管状の直管受口2
2を備えている。
【0012】第2継手部材3は、一端に曲管受口21と
同じ曲率を有し、曲管受口21に嵌合可能で弧角β=9
0°の曲管部31を有し、この曲管部31に連通する直
管部32を備えている。曲管部31は、弧角が90°に
なっているとともに、直管部32側の端部から弧角15
°の位置から75°の位置まで他端に向かって5°の弧
角毎に切断線33・・・33が予め表示されている。
【0013】この管継手1は、以上のようになっている
ので、図2に示すように、たとえば、本管4の一部を構
成する45°Y型合流継手5の分岐管部51と、45°
ベンド継手6を用いて、本管4に対して25°の角度の
枝管7とを接続する場合でも、本管4と枝管7とを現場
施工で以下のようにしてうまく接続することができる。
【0014】すなわち、まず、枝管7の本管4に対する
角度に応じた切断線33を選択し、この選択した切断線
33(この実施の形態では、弧角25°)に沿って図3
に示すように、第2継手部材3の曲管部31を切断し、
曲管部31の残部31aを第1継手部材2の曲管受口2
1に嵌合させて接着一体化して、一側に直管受口22を
有し、他端に差口となる直管部32を備え、25°の曲
がり角を有する曲がり管継手1′を形成する。
【0015】つぎに、このようにして得た曲がり管継手
1′の直管部32を分岐管部51に嵌合し接着一体化さ
せるとともに、直管受口22にベンド継手6の差口61
を嵌合し差口61を直管受口12に接着一体化する。そ
して、ベンド継手6の受口62に枝管7の管端部を嵌合
し接着一体化する。
【0016】以上のように、この管継手1は、第2継手
部材3の曲管部31を所望の弧角になるように切断する
だけで、枝管7の角度に応じた曲がり管継手1′を得る
ことができ、いろいろな角度で入り込む枝管7に1つの
管継手1だけで対応することができる。しかも、曲管部
31の表面に切断線33が予め表示されているので、精
度よく切断することができる。
【0017】本発明にかかる管継手は、上記の実施の形
態に限定されない。たとえば、上記の管継手1は、曲管
部31の残部31aと第1継手部材2の曲管受口21と
を接着剤を介して一体化していたが、曲管受口11の内
部にヒータ線を埋設し、電気溶着装置からの給電によっ
てヒータ線を発熱させて曲管部31の残部31aと第1
継手部材2の曲管受口21とを融着するようにしても構
わない。
【0018】また、上記の実施の形態では、第1継手部
材2と第2継手部材3とを予め接着一体化して曲がり管
継手1′を形成したのち、分岐管部51とベンド管継手
6と間に介在させるようにしていたが、第2継手部材3
の直管部32を分岐管部51に嵌合し接着一体化させる
とともに、第1継手部材2の直管受口22にベンド継手
6の差口61を嵌合し差口61を直管受口22に接着一
体化したのち、第1継手部材2の曲管受口21と第2継
手部材3の曲管部31の残部31aとを嵌合し接着一体
化するようにしても構わない。
【0019】図4は、本発明にかかる管継手の別の実施
の形態をあらわしている。図4に示すように、この管継
手8は、合成樹脂製の第1継手部材9と第2継手部材1
0と第3継手部材(第2継手部材の同じなので、図4で
は省略)とを備えている。第1継手部材9は、両端に一
定の曲率で弧角α=25°の曲管受口91,92を備
え、両曲管受口91,92が中央でS字型に配設されて
いる。
【0020】第2継手部材10(第3継手部材も同じ)
は、一端に曲管受口91,92と同じ曲率を有し、曲管
受口91,92に嵌合可能で弧角β=90°の曲管部1
01を有し、この曲管部101に連通する直管部102
を備えている。曲管部101は、弧角が90°になって
いるとともに、直管部102側の端部から弧角15°の
位置から75°の位置まで他端に向かって5°の弧角毎
に切断線h1・・・h13が予め表示されている。
【0021】第1継手部材9と第2継手部材及び第3継
手部材10,10とは次のようにして現場施工で接続さ
れる。まず、第1継手部材9の両曲管受口91,92の
角度に応じた切断線h3を選択し、この選択した切断線
h3(この実施の形態では、弧角β=25°)に沿っ
て、第2継手部材及び第3継手部材10,10の曲管部
101,101を切断し、曲管部101,101の残部
101a,101aを第1継手部材9の曲管受口91,
92に嵌合させて接着一体化する。
【0022】これにより、両端に差口となる直管部10
2を備え、曲管部101,101の残部101a,10
1aを嵌合させた25°の曲がり角を有する曲管受口9
1,92がS字型に配設された曲がり管継手8とされ
る。
【発明の効果】本発明1,2にかかる管継手は、以上の
ように構成されているので、既成の配管部材と組み合わ
せるだけで、本管と枝管とを任意の角度で簡単に接続す
ることができる。特に、請求項3のようにすれば、第2
継手部材の曲管部を精度よく切断することができ、本管
と枝管とをより精度よく接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる管継手の実施の形態であって、
その分解状態の正面一部切欠断面図である。
【図2】図1の管継手を用いて本管と枝管とを接続した
状態の説明図である。
【図3】図2の本管と枝管とを接続するのに使用した曲
がり管継手の正面一部切欠断面図である。
【図4】本発明にかかる管継手の別の実施の形態であっ
て、その分解状態の正面一部切欠断面図である。
【図5】図4に示すものの接続した状態の管継手を示す
正面一部切欠断面図である。
【図6】従来の配管の接続構造を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1,8 管継手 1′ 曲がり管継手 2,9 第1継手部材 21,91,92 曲管受口 22 直管受口 3,10 第2継手部材、第3継手部材 31,101 曲管部 32,102 直管部 33,h1〜h13 切断線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に一定の曲率を有する曲管受口を備
    えた第1継手部材と、一端に前記曲管受口と同じ曲率を
    有し、前記曲管受口に嵌合可能な曲管部を備える第2継
    手部材とからなる管継手。
  2. 【請求項2】 両端に一定の曲率を有する曲管受口を備
    え、両曲管受口がS字型に配設された第1継手部材と、
    前記それぞれの曲管受口に嵌合可能な曲管部を備える第
    2継手部材及び第3継手部材とからなる管継手。
  3. 【請求項3】 前記曲管部の表面に単位角度毎に切断線
    が表示されている請求項1又は請求項2に記載の管継
    手。
JP22129196A 1996-05-31 1996-08-22 管継手 Pending JPH1047556A (ja)

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JP22129196A JPH1047556A (ja) 1996-05-31 1996-08-22 管継手

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JP8-138566 1996-05-31
JP13856696 1996-05-31
JP22129196A JPH1047556A (ja) 1996-05-31 1996-08-22 管継手

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140867A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社栗本鐵工所 繊維強化プラスチック製曲管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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