JP2000179778A - 配管接続用継手及びバルブ継手 - Google Patents

配管接続用継手及びバルブ継手

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JP2000179778A
JP2000179778A JP10356803A JP35680398A JP2000179778A JP 2000179778 A JP2000179778 A JP 2000179778A JP 10356803 A JP10356803 A JP 10356803A JP 35680398 A JP35680398 A JP 35680398A JP 2000179778 A JP2000179778 A JP 2000179778A
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joint
pipe
connection
sleeve
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JP10356803A
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Otoo Yoshida
乙雄 吉田
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種の樹脂管を接続することができるととも
に、その一端部ではEF継手による接続及びバット融着
接続をすることができる配管接続用継手を提供するこ
と。 【解決手段】 熱可塑性樹脂から形成された継手本体2
2を備え、この継手本体22の一端部の内周面には、上
記熱可塑性樹脂とは異なる樹脂から形成された樹脂スリ
ーブ28が設けられた配管接続用継手。継手本体22の
一端部の樹脂スリーブ28には、接着剤を利用して第1
の樹脂管30が接続され、継手本体22の他端部には、
加熱溶融を利用して第2の樹脂管32が接続され、相互
に異なる樹脂からなる樹脂管30,32がこの接続用継
手を介して接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂から形成され
た配管を接続するための配管接続用継手及び樹脂製配管
が接続される接続部を有するバルブ継手に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料用ガスを送給するための地中埋設管
として、樹脂から形成された配管が広く利用されてい
る。樹脂製配管は錆が発生せず、また地震等によって部
分的に大きな応力が作用しても破損することがなく、燃
焼用ガスを長期に渡って安定して送給することができ
る。
【0003】このような樹脂製配管を接続する接続用継
手として、例えば、図10に示す通りのものが知られて
いる。図10を参照して、この配管接続用継手1は、円
筒状の外側部材2を備えている。外側部材2は、例え
ば、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂から形成される。外
側部材2の内周面には、その実質上全長に渡って内側部
材4が設けられ、この内側部材4は、熱可塑性樹脂とは
相違する樹脂、例えばポリアミドから形成されている。
【0004】この接続用継手1は、外側部材2と内側部
材4との二層構造であり、従って、次の通りにして二種
の樹脂管6,8をこの接続用継手1を介して接続するこ
とができる。即ち、接続すべき樹脂管6が例えばポリア
ミドから形成されている場合、接続には内側部材4が利
用される。樹脂管6の端部外周に接着剤を塗布し、接着
剤を塗布した端部を接続用継手1の内側部材4内に挿入
すればよく、このようにして接続用継手1の一端部と樹
脂管6とが接着剤を介して接続される。一方、接続すべ
き樹脂管8が例えばポリエチレンから形成されている場
合、接続には外側部材2が利用される。接続用継手1の
他端部及び樹脂管8の端部に跨ってエレクトロフュージ
ョン継手10(以下「EF継手」という)を被嵌し、こ
のEF継手10の加熱コイル12,14に所定の電流を
供給すればよい。外側部材2に被嵌した状態で加熱コイ
ル12に電流を供給すると、外側部材2及びEF継手1
0の継手本体16が加熱溶融し、このように加熱溶融す
ることによって接続用継手1とEF継手10とが接続さ
れる。また、樹脂管8に被嵌した状態で加熱コイル14
に電流を供給すると、樹脂管8及び継手本体16が加熱
溶融し、このように加熱溶融することによってEF継手
10と樹脂管8とが接続される。従って、図10に示す
接続用継手1を利用することによって、ポリアミド製樹
脂管6とポリエチレン製樹脂管8とを相互に接続するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た接続用継手1では、外側部材2及び内側部材4がその
全長に渡って設けられているので、接続用継手1の外側
部材2とポリエチレン製樹脂管8とを接続するには、例
えばEF継手10を用いなければ接続することができ
ず、周知のバット溶着方法(接続用継手及び樹脂管の接
続すべき両端面を加熱溶融させて接続する方法)によっ
て接続することができない。一般に、EF継手10を利
用した配管時には広い配管スペースを必要とするが、バ
ット融着方法では広い配管スペースを必要としない。こ
のようなことから、上述した接続用継手1では、狭所で
の配管接続の施工性が悪いという問題がある。また、E
F継手10自体が比較的高価であるので、必ずEF継手
10を必要とすると施工費用が高くなる問題がある。
【0006】上述した樹脂管6,8及び接続用継手1等
によって構成される配管構造は、更に、燃料用ガス等が
流れる流路を開閉するための弁体を備えたバルブ継手を
含んでいる。このバルブ継手は、流路が形成されたバル
ブ本体と、バルブ本体に装着された弁体とを備え、バル
ブ本体には配管が接続される接続部が設けられている。
このようなバルブ継手は、一般的に、バルブ本体及び接
続部が同一の樹脂から形成されている。
【0007】このようなバルブ継手において、バルブ本
体及び接続部を例えばポリエチレン(又はポリアミド)
から形成した場合、その接続部にポリエチレン(又はポ
リアミド)から形成された樹脂管を接続しようとする
と、ポリエチレン(又はポリアミド)同士の接続となる
ため、上述した記載から理解される通り、両者を加熱溶
融する(又は両者の間に接着剤を介在させる)ことによ
って接続することができる。これに対して、その接続部
にポリアミド(又はポリエチレン)から形成された樹脂
管を接続しようとすると、ポリエチレンとポリアミドと
の特性の異なる樹脂材料の接続となるため直接的に接続
することができない。
【0008】このようにバルブ本体及び接続部と樹脂管
との材料が相違するとき、従来、図10に示す接続用継
手1を用いていた。この接続用継手1を用いると、バル
ブ本体及び接続部がポリエチレン(又はポリアミド)製
であると、この接続部に例えばEF継手10を介して加
熱溶融によって(又は接着剤を介して)接続用継手1の
外側部材2(又は内側部材4)が接続され、ポリアミド
(又はポリエチレン)製樹脂管は接続用継手1の内側部
材4(又は外側部材2)に接着剤を介して(又は例えば
えEF継手10を介して加熱溶融によって)接続され
る。しかし、このような接続構造では、接続用継手1を
接続するための作業が必要となり、接続作業が煩雑とな
り、特に狭所での配管接続の施工性が悪くなる問題があ
る。
【0009】本発明の目的は、異種の樹脂管を接続する
ことができるとともに、その一端部ではEF継手による
接続及びバット融着接続をすることができる配管接続用
継手を提供することである。本発明の他の目的は、口径
が相違する樹脂管を接続することができる配管接続用継
手を提供することである。
【0010】本発明の更に他の目的は、バルブ本体に設
けられた接続部に異種の樹脂管を接続することができる
バルブ継手を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱可塑性樹脂
から形成された継手本体を備え、この継手本体の一端部
の内周面又は外周面には、上記熱可塑性樹脂とは異なる
樹脂から形成された樹脂スリーブが設けられ、前記継手
本体の一端部の前記樹脂スリーブには、接着剤を利用し
て第1の樹脂管が接続され、前記継手本体の他端部に
は、加熱溶融を利用して第2の樹脂管が接続されること
を特徴とする配管接続用継手である。
【0012】本発明に従えば、継手本体が熱可塑性樹脂
から構成され、その一端部内周面又は外周面に樹脂スリ
ーブが設けられている。この継手本体の一端部には、こ
の樹脂スリーブと同種の樹脂から形成された第1の樹脂
管が接続され、その接続は接着剤を利用して行われる。
また、継手本体の他端部には、継手本体と同種の樹脂か
ら形成された第2の樹脂管が接続され、その接続は加熱
溶融を利用して行われる。この継手本体の他端部には、
その一端部のように樹脂スリーブが存在せず、他端部の
全体が熱可塑性樹脂から形成されており、従ってこの他
端部はEF継手による接続及びバット融着接続のいずれ
でも行うことができ、配管接続の施工性が向上する。ま
た、本発明では、前記継手本体がポリオレフィン系樹脂
から形成され、前記樹脂スリーブがポリアミド系樹脂か
ら形成されていることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、継手本体がポリオレフィ
ン系樹脂から形成されているので、この継手の他端部に
おいて、継手本体と第2の樹脂管とを加熱溶融によって
所要の通りに接続することができる。また、樹脂スリー
ブがポリアミド系樹脂から形成されているので、継手の
一端部において樹脂スリーブと第1の樹脂管とを接着剤
を介して所要の通りに接続することができる。
【0014】また、本発明は、樹脂から形成された継手
本体を備え、この継手本体の一端部の内周面又は外周面
には、熱可塑性樹脂から形成された樹脂スリーブが設け
られ、前記継手本体の一端部の前記樹脂スリーブには、
加熱溶融を利用して第1の樹脂管が接続され、前記継手
本体の他端部には、接着剤を利用して第2の樹脂管が接
続されることを特徴とする配管接続用継手である。
【0015】本発明に従えば、継手本体は樹脂から形成
され、この継手本体の一端部の内周面又は外周面に熱可
塑性樹脂から形成された樹脂スリーブが設けられてい
る。この継手本体の一端部の樹脂スリーブには、この樹
脂スリーブと同種の熱可塑性樹脂から形成された第1の
樹脂管が接続され、その接続は加熱溶融を利用して行わ
れる。また、継手本体の他端部には、継手本体と同種の
樹脂から形成された第2の樹脂管が接続され、その接続
は接着剤を利用して行われる。この継手本体の他端部に
は、その一端部のように樹脂スリーブが存在せず、従っ
てこの他端部は自由に成形することができ、例えばその
口径等を適宜の大きさに設定することができ、これによ
って配管接続の施工性が向上する。また、本発明では、
前記継手本体がポリアミド系樹脂から形成され、前記樹
脂スリーブがポリオレフィン系樹脂から形成されている
ことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、継手本体がポリアミド系
樹脂から形成されているので、継手の他端部において継
手本体と第2の樹脂管とを接着剤を介して所要の通りに
接続することができる。また、樹脂スリーブがポリオレ
フィン系樹脂から形成されているので、継手の一端部に
おいて樹脂スリーブと第1の樹脂管とを加熱溶融によっ
て所要の通りに接続することができる。また、本発明で
は、前記継手本体の一端部と他端部とは、それらの口径
が相互に相違していることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、口径が相違する樹脂管を
この接続用継手を介して接続することができる。また、
本発明では、前記継手本体の一端部と他端部とは、相互
に異なる方向に延びていることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、相互に異なる方向に延び
る樹脂管をこの接続用継手を介して接続することができ
る。
【0019】また、本発明は、流路が形成されたバルブ
本体と、前記流路を開閉するために前記バルブ本体に装
着された弁体と、前記バルブ本体に設けられた接続部と
を備え、前記接続部の内周部と外周部とは異種の樹脂か
ら形成され、前記内周部及び外周部のいずれか一方が、
その加熱溶融を利用して樹脂管を接続するときに用いら
れ、それらの他方が接着剤を利用して樹脂管を接続する
ときに用いられることを特徴とするバルブ継手である。
【0020】本発明に従えば、バルブ本体に設けられた
接続部は、内周部と外周部とが異種の樹脂から形成され
ている。加熱溶融によって接続する樹脂管を接続する場
合、上記内周部と外周部のいずれか一方が利用され、そ
の部位に加熱溶融によって接続される。また、接着剤に
よって接続する樹脂管を接続する場合、それらの他方が
利用され、その部位に接着剤を介して接続される。この
ように、接続すべき樹脂管の種類が相違してもこの樹脂
管を加熱溶融又は接着剤によって上記接続部に接続する
ことができる。
【0021】また、本発明では、前記バルブ本体及び前
記接続部の外周部がポリオレフィン系樹脂から形成さ
れ、前記接続部の内周部がポリアミド系樹脂から形成さ
れていることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、バルブ本体及び接続部の
外周部がポリオレフィン系樹脂から形成されているの
で、この外周部に同種の樹脂管を加熱溶融によって所要
の通りに接続することができる。また、接続部の内周部
がポリアミド系樹脂から形成されているので、この内周
部に同種の樹脂管を接着剤によって所要の通りに接続す
ることができる。加えて、バルブ本体及び接続部の外周
部が同一の樹脂材料から形成されているので、これらを
一体成形することができる。
【0023】更に、本発明では、前記バルブ本体及び前
記接続部の内周部がポリアミド系樹脂から形成され、前
記接続部の外周部がポリオレフィン系樹脂から形成され
ていることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、バルブ本体及び接続部の
内周部がポリアミド系樹脂から形成されているので、こ
の内周部に同種の樹脂管を接着剤によって接続すること
ができる。また、接続部の外周部がポリオレフィン系樹
脂から形成されているので、この外周部に同種の樹脂管
を加熱溶融によって接続することができる。加えて、バ
ルブ本体及び接続部の内周部が同一の樹脂材料から形成
されているので、これらを一体成形することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して、本
発明に従う配管接続用継手及びバルブ継手の種々の実施
形態について説明する。 配管接続用継手の第1の実施形態 図1は、本発明に従う配管接続用継手の第1の実施形態
を示す断面図である。図1を参照して、第1の実施形態
の配管接続用継手は、円筒状の継手本体22を備え、こ
の継手本体22の外径は一端から他端まで実質上同一に
形成されている。この実施形態では、継手本体の一端側
(図1において左端側)に大内径部24が設けられ、そ
の他端側(図1において右端側)に小内径部26が設け
られている。大内径部24は、小内径部26よりも内径
が大きく、大内径部24は継手本体22の一端から軸線
方向に中央部を超えて他側に延びている。この継手本体
22は、熱可塑性樹脂、換言すると加熱溶融によって接
続するのに望ましい樹脂、例えばポリオレフィン系樹脂
から形成され、このような樹脂として例えばポリエチレ
ンを用いることができる。
【0026】継手本体22の大内径部24の内周面に
は、その実質上全域に樹脂スリーブ28が設けられてい
る。樹脂スリーブ28の外径は、継手本体22の大内径
部24の内径と実質上等しく、その内径は、継手本体2
2の小内径部26の内径と実質上等しい。このような樹
脂スリーブ28は、接着剤によって継手本体22の大内
径部24の内周面に固定され、樹脂スリーブ28を装着
することによって、接続用継手は一端から他端まで実質
上同一径の流路を規定する。この樹脂スリーブ28は、
熱可塑性樹脂とは異なる特性の樹脂、換言すると接着剤
によって接続するのに望ましい樹脂、例えばポリアミド
系樹脂から形成され、このような樹脂として例えばポリ
アミド11(ナイロン11),ポリアミド12(ナイロ
ン12)等を用いることができる。
【0027】樹脂スリーブ28が設けられた接続用継手
は、図1に示す通り、その一端部においては、外側の継
手本体22と内側の樹脂スリーブ28とから構成される
二重構造となるが、その他端部においては、継手本体2
2から構成される一重構造となる。このような配管接続
用継手は、異なる樹脂からなる配管を相互に接続するの
に好都合に用いることができ、その他端部の接続では、
バット融着方法及びEF継手を利用する方法を用いるこ
とができる。
【0028】接続用継手の一端部には、樹脂スリーブ2
8と同種の樹脂、例えばポリアミド系樹脂(例えばポリ
アミド)から形成された第1の樹脂管30が接続され
る。第1の樹脂管30の端部の外周面及び/又は樹脂ス
リーブ28の内周面に接着剤が塗布され、接着剤を塗布
した端部が樹脂スリーブ28内に挿入され、このように
して樹脂スリーブ28の内周面に接着剤を介して第1の
樹脂管30が接続される。接着剤を介して第1の樹脂管
30を接続する場合、確実に接着固定するために、樹脂
スリーブ28の内周面及び/又は第1の樹脂管30の端
部の外周面に複数個の周溝を形成し、これら周溝に接着
剤を流入するようにするのがよい。
【0029】また、接続用継手の他端部には、継手本体
22と同種の樹脂、例えばポリオレフィン系樹脂(例え
ばポリエチレン)から形成された第2の樹脂管32が、
バット融着方法、EF継手(図10参照)を利用する方
法等によって接続される。バット融着方法では、継手本
体22の他端面及び第2の樹脂管32の接続すべき端面
が加熱溶融され、加熱溶融した状態の両端面が所要の通
りに圧接され、このようにして継手本体22の他端部に
第2の樹脂管32が接続される。EF継手を用いる方法
では、継手本体22の他端部及び第2の樹脂管30の端
部に跨ってEF継手の継手本体が被嵌される。このEF
継手は、図10に示すそれ自体公知のものでよく、この
ように被嵌した状態で、その加熱コイルに所定の加熱電
流が供給され、このようにして継手本体22の他端部と
EF継手の継手本体の一端部とが両者の加熱溶融よって
接続され、またEF継手の他端部と第2の樹脂管32の
端部とが両者の加熱溶融によって接続され、継手本体2
2の他端部にEF継手を介して第2の樹脂管32が接続
される。
【0030】このように、接続用継手の一端部において
は、第1の樹脂管30と樹脂スリーブ28とが接着剤を
利用して接続されるので、両者間は気密状態で確実にシ
ールされ、また接続用継手の他端部においては、第2の
樹脂管32と継手本体22とが加熱溶融によって接続さ
れるので、両者間は気密状態に確実にシールされ、例え
ば燃料用ガス、水道水等を送給するための配管の接続に
適用することができる。
【0031】この第1の実施形態では、継手本体22の
一端部の内周面に樹脂スリーブ28を設けているが、こ
れに限定されることなく、継手本体22の一端部の外周
面に樹脂スリーブを設けるようにしてもよく、かかる場
合、樹脂スリーブが第1の樹脂管30内に挿入され、第
1の樹脂管30の内周面が接着剤を介して樹脂スリーブ
の外周面に固定される。 配管接続用継手の第2の実施形態 図2は、本発明に従う配管接続用継手の第2の実施形態
を示す断面図である。図2を参照して、第2の実施形態
の配管接続用継手は、円筒状の継手本体42を備え、こ
の継手本体42の内径及び外径は一端から他端まで実質
上同一に形成されている。この継手本体42は、接着剤
によって接続するのに望ましい樹脂、例えばポリアミド
系樹脂(例えばポリアミド11、ポリアミド12等)等
から形成される。
【0032】継手本体42の一端部(図2において右端
部)の外周面には、円筒状の樹脂スリーブ44が設けら
れている。樹脂スリーブ44の内径は、継手本体42の
外径と実質上等しい。この樹脂スリーブ44は接着剤に
よって継手本体42の外周面に固定され、かく固定され
た状態では、接続用継手の一端部の外径はその他端部の
外径よりも幾分大きい(樹脂スリーブ44の肉厚だけ大
きい)。このような樹脂スリーブ44は、継手本体42
と特性が異なる熱可塑性樹脂、換言すると加熱溶融によ
って接続するのに望ましい樹脂、例えばポリオレフィン
系樹脂(例えばポリエチレン等)から形成される。
【0033】第2の実施形態の接続用継手は、図2に示
す通り、その一端部においては、内側の継手本体42と
外側の樹脂スリーブ44とから構成される二重構造とな
るが、その他端部においては、継手本体22から構成さ
れる一重構造となる。このような配管接続用継手は、異
なる樹脂からなる配管を相互に接続するのに好都合に用
いることができる。
【0034】接続用継手の一端部には、樹脂スリーブ4
4と同種の樹脂、例えばポリオレフィン系樹脂から形成
された第1の樹脂管46が、例えばEF継手48を利用
する方法等によって接続される。この接続方法では、樹
脂スリーブ44の一端部及び第1の樹脂管46の端部に
跨ってEF継手48の継手本体50が被嵌される。この
EF継手48は、図10に示すそれ自体公知のものでよ
く、このように被嵌した状態で、その加熱コイル52,
54に所定の加熱電流が供給され、このようにして樹脂
スリーブ44と第1の樹脂管46とが加熱溶融を利用し
てEF継手50を介して接続される。
【0035】接続用継手の他端部には、継手本体42と
同種の樹脂、例えばポリアミド系樹脂から形成された第
2の樹脂管56が接続される。第2の樹脂管56の端部
の外周面に接着剤が塗布され、接着剤を塗布した端部が
継手本体42の他端部内に挿入され、このようにして継
手本体42の内周面に接着剤を介して第2の樹脂管56
が接続される。尚、確実に接着固定するために、継手本
体42の内周面及び/又は第2の樹脂管56の端部の外
周面に複数個の周溝を設けることができる。
【0036】第2の実施形態では、継手本体42の一端
部の外周面に樹脂スリーブ44を設けているが、これに
限定されることなく、継手本体42の一端部の内周面に
樹脂スリーブを設けるようにしてもよい。かかる場合、
樹脂スリーブの内周面が加熱溶融を利用して第1の樹脂
管46に接続される。
【0037】この第2の実施形態では、配管接続用継手
の一端側は二重構造であるが、その他端側は一重構造で
あり、それ故に、この他端側の形状を所望の形状に容易
に形成することができ、このように形成することによっ
て、一層多くの種類の接続用継手を提供することができ
る。 配管接続用継手の第3の実施形態 図3は、本発明に従う配管接続用継手の第3の実施形態
を示す断面図である。図3を参照して、第3の実施形態
の配管接続用継手においては、継手本体62の一端側は
図3において右方に延び、その他端側は図3において下
方に延び、上記一端側から上記他端側に向けて実質上9
0度湾曲して延びている。この接続用継手の一端部外周
面には樹脂スリーブ64が設けられ、90度湾曲した構
成以外は、図2に示す第2の実施形態と実質上同一であ
る。
【0038】第3の実施形態の接続用継手では、接続さ
れる第1及び第2の樹脂管(図2参照)が直交している
とき、これらの樹脂管をこの接続用継手を介して相互に
接続することができる。尚、一端側から他端側に向けて
湾曲する角度を例えば45度、60度等の適宜の角度に
することによって、例えば45度、60度の角度で延び
る樹脂管を相互に接続することができる。尚、基本的構
成が第1の実施形態と同様である接続用継手を一端側か
ら他端側に向けて上述した如く湾曲させることもでき
る。 配管接続用継手の第4の実施形態 図4は、本発明に従う配管接続用継手の第4の実施形態
を示す断面図である。図4を参照して、第4の実施形態
の配管接続用継手においては、継手本体72の一端側と
他端側の外径及び内径(口径)が大きく相違している。
即ち、継手本体72の一端部においては、その外径及び
内径が大きく、この一端部には、外径及び内径が大きい
第1の樹脂管(図示せず)が接続される。また、継手本
体の他端部においては、その外径及び内径(口径)が小
さく、この他端部には外径及び口径の小さい第2の樹脂
管が接続される。第4の実施形態の接続用継手の一端部
外周面には樹脂スリーブ74が設けられ、接続用継手の
両端部の口径が大きく異なる以外は、図2に示す第2の
実施形態と実質上同一である。
【0039】第4の実施形態の接続用継手では、口径が
大きい第1の樹脂管と口径が小さい第2の樹脂管とをこ
の接続用継手を介して相互に接続することができる。
尚、接続用継手の両端部の口径は、接続すべき樹脂管の
口径に対応して適宜設定することができる。また、第1
の実施形態の接続用継手において、その両端部の口径を
相違させるようにすることもでき、更に、一端側から他
端側に向けて湾曲させる構成と、両端部の口径を相違さ
せる構成とを組み合わせることもできる。 配管接続用継手の第5の実施形態 図5は、本発明に従う配管接続用継手の第5の実施形態
を示す断面図である。図5を参照して、第5の実施形態
の配管接続用継手においては、継手本体82の一端側と
他端側の構造が相違している。即ち、継手本体82の一
端部には、第1の実施形態と同様に、その内周部に樹脂
スリーブ84が設けられ、この樹脂スリーブ84は、例
えば接着剤によって固定される。また、継手本体82の
他端部は分岐されてその接続部が2つ設けられ、一方の
接続部86が図5において上方に延び、他方の接続部8
8が図5において下方に延びている。このように、継手
本体82の他端部が分岐している以外は、図1に示す第
1の実施形態と実質上同一である。
【0040】この第5の実施形態では、継手本体82の
一端部の樹脂スリーブ84には接着剤を利用して第1の
樹脂管(図示せず)が接続される。また、継手本体の他
端部、即ち各接続部86,88には加熱溶融を利用して
第2の樹脂管が接続される。第5の実施形態の接続用継
手では、1本の第1の樹脂管と2本の第2の樹脂管とを
この接続用継手を介して相互に接続することができる。 配管接続用継手の第6の実施形態 図6は、本発明に従う配管接続用継手の第6の実施形態
を示す断面図である。図6を参照して、第6の実施形態
の配管接続用継手ではサドル型のものに適用しており、
この継手においては、継手本体92の一端側と他端側の
構造が相違している。即ち、継手本体92の一端部に
は、第1の実施形態と同様に、その内周部に樹脂スリー
ブ94が設けられ、この樹脂スリーブ94は、例えば接
着剤によって固定される。また、継手本体92の他端部
には円弧状の取付部96が設けられている。この継手で
は、継手本体92の他端部に取付部96が設けられてい
る以外は、図1に示す第1の実施形態と実質上同一であ
る。
【0041】この第6の実施形態では、継手本体92の
一端部の樹脂スリーブ94には接着剤を利用して第1の
樹脂管(図示せず)が接続される。また、継手本体92
の他端部には加熱溶融を利用して第2の樹脂管が接続さ
れる。即ち、第2の樹脂管として大きな径の樹脂管が利
用され、継手本体92の取付部96がこの樹脂管の側面
に取り付けられ、取付部96及び樹脂管の側面を貫通し
て貫通孔が形成され、樹脂管を通して流れる例えば燃料
用ガスの一部が取付部96及び継手本体92を通して分
岐して送給される。この第5の実施形態の接続用継手で
は、大きな径の第2の樹脂管の側面に、この接続用継手
を介して第1の樹脂管を接続することができる。 バルブ継手の第1の実施形態 図7は、本発明に従うバルブ継手の第1の実施形態を示
している。図7を参照して、第1の実施形態のバルブ継
手はバルブ本体102を備え、このバルブ本体102の
両側には、図7において左方に延びる接続部104と、
図7において右方に延びる接続部106が設けられてい
る。このバルブ本体102には、燃料用ガス等が流れる
流路108が形成され、この流路108は両接続部10
4,106を貫通して延びている。
【0042】バルブ本体102には、上記流路108を
通して円筒状の凹部が設けられ、この凹部に円筒状の弁
体110が設けられている。弁体110を所定方向に回
動すると、この弁体110は凹部内に挿入され、上記流
路108を閉塞する。一方、上記所定方向と反対方向に
回動すると、弁体110が上記凹部から外れる方向に移
動し、上記流路108を解放する。
【0043】第1の実施形態のバルブ継手では、その接
続部106の端部において、内周部と外周部とが異種の
樹脂から形成されている。即ち、バルブ本体102、一
方の接続部104及び他方の接続部106の外周部が熱
可塑性樹脂、換言すると加熱溶融によって接続するのに
好ましい樹脂、例えばポリオレフィン系樹脂から形成さ
れ、この樹脂としてポリエチレン等を用いることがで
き、例えばこの樹脂を用いた一体成形によって形成され
る。また、接続部106の外周部の内周面には樹脂スリ
ーブ112が設けられている。この樹脂スリーブ112
は、接着剤によって接続部106の外周部の内周面に固
定され、樹脂スリーブ112を装着することによって、
接続部106は内端から外端まで実質上同一径の流路1
08を規定する。樹脂スリーブ112は、熱可塑性樹脂
とは異なる特性の樹脂、換言すると接着剤によって接続
するのに望ましい樹脂、例えばポリアミド系樹脂から形
成され、このような樹脂として例えばポリアミド11、
ポリアミド12等を用いることができる。
【0044】このバルブ継手では、一方の接続部104
がポリオレフィン系樹脂から形成されているので、これ
と同種の樹脂から形成された樹脂管(図示せず)が加熱
溶融によって接続され、その接続は、パッド溶着方法、
EF継手を用いる方法等によって行うことができる。ま
た、他方の接続部106が二重構造に形成されているの
で、加熱溶融又は接着剤を用いて樹脂管(図示せず)を
接続することができる。即ち、樹脂管が樹脂スリーブ1
12と同種の樹脂、例えばポリアミド系樹脂から形成さ
れている場合、この樹脂管の端部の外周面に接着剤が塗
布され、接着剤を塗布した樹脂管の端部が樹脂スリーブ
112内に挿入され、このようにして樹脂管が樹脂スリ
ーブ112の内周面に接着剤を介して接続される。一
方、樹脂管が接続部106の外周部と同種の樹脂、例え
ばポリオレフィン系樹脂から形成されている場合、この
接続部106の外周部と接続すべき樹脂管の端部との間
にEF継手(例えば図2参照)が介在され、このEF継
手を利用した加熱溶融によって樹脂管が接続される。こ
のように、このバルブ継手では、その接続部106が特
性の異なる樹脂の二重構造であるので、異種の樹脂管を
その特性に対応した接続方法でもって選択的に接続する
ことができる。
【0045】尚、この実施形態では、他方の接続部10
6の端部を異なる樹脂の二重構造に構成しているが、こ
れに代えて、又はこれとともに一方の接続部104の端
部を異なる樹脂の二重構造とすることができる。また、
この形態では、接続部106の内周部に樹脂スリーブ1
12を設けているが、これとは反対に、この接続部10
6の外周部に樹脂スリーブを設けるようにすることもで
きる。更に、図示の実施形態では、バルブ本体102、
一方の接続部104及び他方の接続部106の外周部を
ポリオレフィン系樹脂から形成し、樹脂スリーブ112
をポリアミド系樹脂から形成しているが、これとは反対
に、バルブ本体102等をポリアミド系樹脂から形成
し、樹脂スリーブ112をポリオレフィン系樹脂から形
成することもできる。
【0046】バルブ継手の第2の実施形態 図8は、本発明に従うバルブ継手の第2の実施形態を示
している。図8を参照して、第2の実施形態では、スピ
ゴット型のバルブ継手に適用しており、このバルブ継手
はバルブ本体122を備え、このバルブ本体122の一
方の接続部124は図8において右方に延び、その他方
の接続部126は図8において下方に延びている。この
バルブ継手では、一方の接続部124に、これとほぼ同
一径の樹脂管(図示せず)が接続され、その他方の接続
部126は、図示していないが、大きな径の樹脂管の側
面に形成された接続孔に接続される。
【0047】このバルブ継手では、一方の接続部124
の端部の内周部に樹脂スリーブ128が設けられ、この
端部が、図7のバルブ継手の接続部106と同様に、異
なる樹脂による二重構造に形成されている。従って、こ
のようなバルブ継手でも、その接続部124に異種の樹
脂管をその特性に対応した接続方法でもって選択的に接
続することができる。尚、このバルブ継手でも、上述し
たと同様に変形乃至修正することができる。 バルブ継手の第3の実施形態 図9は、本発明に従うバルブ継手の第2の実施形態を示
している。図9を参照して、第3の実施形態では、サー
ビスチー型のバルブ継手に適用しており、このバルブ継
手はバルブ本体132を備え、このバルブ本体132の
接続部134は図9において右方に延びており、この接
続部134にこれとほぼ同一径の樹脂管(図示せず)が
接続される。このバルブ本体132の下端部には、円弧
状の取付部136が設けられ、この取付部136が、図
示していないが、大きな径の樹脂管の側面に取付けら
れ、樹脂管の側面及び取付部136を貫通して形成され
た貫通孔を通して、例えば燃料用ガスが分岐して送給さ
れる。
【0048】このバルブ継手では、接続部134の端部
の内周部に樹脂スリーブ138が設けられ、この端部
が、図9のバルブ継手の接続部106と同様に、異なる
樹脂による二重構造に形成されている。従って、このよ
うなバルブ継手でも、その接続部134に異種の樹脂管
をその特性に対応した接続方法でもって選択的に接続す
ることができる。尚、このバルブ継手でも、上述したと
同様に変形乃至修正することができる。
【0049】以上、本発明に従う配管接続用継手及びバ
ルブ継手の種々の実施形態について説明したが、本発明
はこれら実施形態に限定されるものではなく、本発明の
範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】本発明の請求項1の配管接続用継手によ
れば、継手本体の一端部の樹脂スリーブに、これと同種
の樹脂から形成された第1の樹脂管を接着剤を利用して
接続することができる。また、継手本体の他端部に、こ
れと同種の樹脂から形成された第2の樹脂管を加熱溶融
を利用して接続することができ、その接続は、EF継手
による接続及びバット融着接続のいずれでも行うことが
できる。
【0051】また、本発明の請求項2の配管接続用継手
によれば、接続用継手の他端部においては加熱溶融によ
って第2の樹脂管を接続することができ、また、接続用
継手の一端部においては、接着剤によって第1の樹脂管
を接続することができる。
【0052】本発明の請求項3の配管接続用継手によれ
ば、継手本体の一端部の樹脂スリーブに、これと同種の
樹脂から形成された第1の樹脂管を加熱溶融を利用して
接続することができる。また、継手本体の他端部に、こ
れと同種の樹脂から形成された第2の樹脂管を接着剤を
用いて接続することができる。また、この他端部の口径
等を適宜の大きさに設定することができる。
【0053】また、本発明の請求項4の配管接続用継手
によれば、接続用継手の他端部と第2の樹脂管とを接着
剤を介して接続することができ、また接続用継手の一端
部と第1の樹脂管とを加熱溶融によって接続することが
できる。また、本発明の請求項5の配管接続用継手によ
れば、口径が相違する樹脂管をこの接続用継手を介して
接続することができる。
【0054】また、本発明の請求項6の配管接続用継手
によれば、相互に異なる方向に延びる樹脂管をこの接続
用継手を介して接続することができる。
【0055】また、本発明の請求項7のバルブ継手によ
れば、バルブ本体に設けられた接続部に、加熱溶融によ
って接続する樹脂管及び接着剤によって接続する樹脂管
を選択的に接続することができる。
【0056】また、本発明の請求項8のバルブ継手によ
れば、バルブ本体に設けられた接続部の外周部に同種の
樹脂管を加熱溶融によって、又はこの接続部の内周部に
同種の樹脂管を接着剤によって接続することができる。
加えて、バルブ本体及び接続部の外周部を一体成形する
ことができる。
【0057】更に、本発明の請求項9のバルブ継手によ
れば、バルブ本体に設けられた接続部の内周部に同種の
樹脂管を接着剤によって、又はこの接続部の外周部に同
種の樹脂管を加熱溶融によって接続することができる。
加えて、バルブ本体及び接続部を一体成形することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う配管接続用継手の第1の実施形態
を示す断面図である。
【図2】本発明に従う配管接続用継手の第2の実施形態
を示す断面図である。
【図3】本発明に従う配管接続用継手の第3の実施形態
を示す断面図である。
【図4】本発明に従う配管接続用継手の第4の実施形態
を示す断面図である。
【図5】本発明に従う配管接続用継手の第5の実施形態
を示す断面図である。
【図6】本発明に従う配管接続用継手の第6の実施形態
を示す断面図である。
【図7】本発明に従うバルブ継手の第1の実施形態を示
す断面図である。
【図8】本発明に従うバルブ継手の第2の実施形態を示
す断面図である。
【図9】本発明に従うバルブ継手の第3の実施形態を示
す断面図である。
【図10】従来の配管接続用継手の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
22,42,62,72,82,92 継手本体 28,44,64,74,84,94 樹脂スリーブ 30,46 第1の樹脂管 32,56 第2の樹脂管 48 EF継手 102,122,132 バルブ本体 104,106,124,126,134 接続部 108 流路 110 弁体 112,128,138 樹脂スリーブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂から形成された継手本体を
    備え、この継手本体の一端部の内周面又は外周面には、
    上記熱可塑性樹脂とは異なる樹脂から形成された樹脂ス
    リーブが設けられ、前記継手本体の一端部の前記樹脂ス
    リーブには、接着剤を利用して第1の樹脂管が接続さ
    れ、前記継手本体の他端部には、加熱溶融を利用して第
    2の樹脂管が接続されることを特徴とする配管接続用継
    手。
  2. 【請求項2】 前記継手本体がポリオレフィン系樹脂か
    ら形成され、前記樹脂スリーブがポリアミド系樹脂から
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の配管接
    続用継手。
  3. 【請求項3】 樹脂から形成された継手本体を備え、こ
    の継手本体の一端部の内周面又は外周面には、熱可塑性
    樹脂から形成された樹脂スリーブが設けられ、前記継手
    本体の一端部の前記樹脂スリーブには、加熱溶融を利用
    して第1の樹脂管が接続され、前記継手本体の他端部に
    は、接着剤を利用して第2の樹脂管が接続されることを
    特徴とする配管接続用継手。
  4. 【請求項4】 前記継手本体がポリアミド系樹脂から形
    成され、前記樹脂スリーブがポリオレフィン系樹脂から
    形成されていることを特徴とする請求項3記載の配管接
    続用継手。
  5. 【請求項5】 前記継手本体の一端部と他端部とは、そ
    れらの口径が相互に相違していることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の配管接続用継手。
  6. 【請求項6】 前記継手本体の一端部と他端部とは、相
    互に異なる方向に延びていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の配管接続用継手。
  7. 【請求項7】 流路が形成されたバルブ本体と、前記流
    路を開閉するために前記バルブ本体に装着された弁体
    と、前記バルブ本体に設けられた接続部とを備え、前記
    接続部の内周部と外周部とは異種の樹脂から形成され、
    前記内周部及び外周部のいずれか一方が、加熱溶融を利
    用して樹脂管を接続するときに用いられ、それらの他方
    が接着剤を利用して樹脂管を接続するときに用いられる
    ことを特徴とするバルブ継手。
  8. 【請求項8】 前記バルブ本体及び前記接続部の外周部
    がポリオレフィン系樹脂から形成され、前記接続部の内
    周部がポリアミド系樹脂から形成されていることを特徴
    とする請求項7記載のバルブ継手。
  9. 【請求項9】 前記バルブ本体及び前記接続部の内周部
    がポリアミド系樹脂から形成され、前記接続部の外周部
    がポリオレフィン系樹脂から形成されていることを特徴
    とする請求項7記載のバルブ継手。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017122726A1 (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 櫻護謨株式会社 ユニット、マニホールド、及び流路形成方法

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