JPH104738A - コンバインの刈取昇降装置 - Google Patents

コンバインの刈取昇降装置

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Publication number
JPH104738A
JPH104738A JP15687896A JP15687896A JPH104738A JP H104738 A JPH104738 A JP H104738A JP 15687896 A JP15687896 A JP 15687896A JP 15687896 A JP15687896 A JP 15687896A JP H104738 A JPH104738 A JP H104738A
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JP
Japan
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cabin
windshield
threshing
reaping
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP15687896A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hagiyama
丈士 萩山
Yoshihiko Kido
芳彦 城戸
Michio Ishikawa
道男 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH104738A publication Critical patent/JPH104738A/ja
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Abstract

(57)【要約】 コンバイン用キャビン5のフロントガラス6の開きの安
全を図る。 【課題】 【解決手段】車体1の前部に昇降可能の刈取装置2と操
縦席3及び操縦台4等を覆うキャビン5とを配置するコ
ンバインにおいて、このキャビン5のフロントガラス6
を前側へ回動して開く開き角度によって刈取装置2の上
昇位置を牽制する刈取上昇牽制装置7を設けたことを特
徴とする刈取昇降装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバインの刈
取昇降装置に関する。キャビン付きの乗用コンバインに
利用しうる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】穀稈を引起す引起装置
を有した刈取装置によって刈取る形態のコンバインで
は、この刈取装置の刈取幅の後側において、しかも穀稈
引起装置の直後側に接近してキャビンが設けられること
が多い。このような形態では、このキャビンのフロント
ガラスの開きが制限され、フロントガラスの開き時に刈
取装置が上昇されると干渉して破損されることがある。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体1の前
部に昇降可能の刈取装置2と操縦席3及び操縦台4等を
覆うキャビン5とを配置するコンバインにおいて、この
キャビン5のフロントガラス6を前側へ回動して開く開
き角度によって刈取装置2の上昇位置を牽制する刈取上
昇牽制装置7を設けたことを特徴とする刈取昇降装置の
構成とする。
【0004】
【発明の効果】コンバイン作業において、刈取装置2を
下降させた状態で刈取を行い、上昇させた状態で操向旋
回、乃至圃場走行等を行う。又、キャビン5のフロント
ガラス6は、前側へ回動することによって窓開きがで
き、後側へ戻して閉めることができる。このフロントガ
ラス6を前側へ回動させて開けると、刈取上昇牽制装置
7が働いて、このフロントガラス6が刈取装置2の上昇
部分である穀稈引起装置等の干渉域にあるときは、刈取
装置2の上昇を停止するか、又は上昇高さを制限して、
開いているフロントガラス6に刈取装置2を接触乃至衝
突させないものである。
【0005】しかも、フロントガラス6が、この刈取装
置2の上昇姿勢と接触しない開き角度位置にあるとき
は、刈取装置2は上昇してフロントガラス6の開き回動
域内に位置することができる。このようにキャビン4の
フロントガラス6の開き位置によって刈取装置2の上昇
を牽制して、これらフロントガラス6と刈取装置2との
接触、損傷を防止し、このフロントガラス6の開き位置
をこの刈取装置2の上昇位置域の外に選択することによ
って、このフロントガラス6を開いたままで刈取装置2
の上昇を安全に行わせることができる。
【0006】
【実施例】コンバイン車体1は、左右一対のクローラ8
を有して、上側には、刈取装置2を昇降可能に支持し、
脱穀装置9、グレンタンク10、排穀オーガ11、エン
ジカバー12内のエンジン、及び、操縦席3等を覆うキ
ャビン5等を搭載している。
【0007】前記刈取装置2は、車体1の前部上におい
て昇降軸13回りに上下回動自在の刈取フレーム14が
支架され、この刈取フレーム14において穀稈引起装置
15、刈刃装置16、刈取穀稈搬送装置17、及び分草
体18等を設け、分草体18で分草した穀稈を引起装置
15で引き起して刈刃装置16で刈取り、この刈取った
穀稈を搬送装置17で横側上方の脱穀フィードチエン1
9へ受継搬送させて、脱穀装置9へ供給して脱穀させる
ものである。20はこの搬送装置17上を覆う搬送カバ
ーである。
【0008】このような刈取装置2は、前記刈取フレー
ム14が車体1との間のリフトシリンダ21の油圧によ
る伸縮によって、昇降軸13の回りに昇降されて、非刈
取姿勢に上昇されたり、刈取位置に下降したり、更には
これらの間で上下動されて刈高調節可能の構成となって
いる。脱穀装置9は、外側に前後方向に沿ってフィード
チエン19が設けられ、このフィードチエン19によっ
て挾持移送する穀稈の穂部を脱穀室内に供給して扱胴の
回転により脱穀を行わせる。この脱穀室上を覆う脱穀カ
バー22上にはエアコン用のコンデンサユニット23を
搭載している。前記グレンタンク10がこの脱穀装置9
の側部に搭載されて、脱穀装置9で脱穀選別された穀粒
の搬送を受けて収容し、このグレンタンク10が満杯に
なると排穀オーガ11の駆動によって収容穀粒を機外へ
排出できる。
【0009】キャビン5は、このグレンタンク10の前
側に設けられる。エンジンカバー12乃至操縦席3から
操縦フロア24、及びこの前側の操縦台4等を覆うもの
で、ルーフ25と、フロントガラス6と、リヤガラス2
6と、前記穀稈搬送装置17側のサイドガラス27と、
外側のドア28と等からキャビン室が構成される。前記
操縦台4の前側には前壁29が形成され、この前壁29
の前側に、前記刈取フレーム14に支持される穀稈引起
装置15の横部31が接近して昇降される。
【0010】キャビン5のフロントガラス6は、上端縁
をルーフ25の前端下部の横方向のヒンジ30の回りに
下端部が前方に回動して開くことができる。このフロン
トガラス6の下端縁は操縦台4の上面近くにあって、こ
の開き回動域と、前記リフトシリンダ21による刈取装
置2の引起装置15の上端部の回動域とが交差乃至接近
しうる関係に設定し、フロントガラス6はできるだけ大
きく開き、刈取装置は高く上昇できるように構成してい
る。このフロントガラス6の開閉操作は、操縦者の手に
よって直接行うか、ダイヤル操作等で電動的に行わせる
構成とするもよい。
【0011】前記刈取装置2の昇降を行うリフトシリン
ダ21は、マイコンを有するコントローラCPUからの
出力によって、コントロールバルブを電磁作動させて油
圧回路により油圧の給排を行って伸縮されるもので、こ
の昇降位置は、前記刈取フレーム14の昇降軸13の回
動角度をポテンショメータからなる刈取リフトセンサS
1によって検出される。又、前記フロントガラス6の開
き角度は、このヒンジ30回りの回動角度を検出するポ
テンシュメータからなる窓開きセンサS2によって検出
される。
【0012】刈取上昇牽制装置7を構成するコントロー
ラCPUでは、窓開きセンサS2によって検出されるフ
ロントガラス6の開き角度が、α1からα2の領域で
は、リフトシリンダ21の上昇出力を出さないように設
定している。この開き角度がα0、即ち閉鎖位置からα
1までの小開き、又は、α2から最大の開き角度α3ま
での領域にあるときは、リフトシリンダ21への上昇出
力を行わせることができる。
【0013】なお、窓開きセンサS2がα1からα2ま
での領域を検出しているとき、リフトシリンダ21によ
って刈取装置2が上昇されても、このフロントガラス6
の開閉領域に接近する位置まで上昇したときは、この上
昇角度位置を刈取リフトセンサS1で検出することによ
り、リフトシリンダ21の上昇出力を停止するように構
成してもよい。
【0014】更には、刈取装置2が一定以上に上昇され
ているときは、フロントガラス6が開かないように構成
したり、ブザー31等の警報を発する構成としてもよ
い。前記キャビン5内部は、エアコンによる空調を行い
うる構成としているが、コンデンサユニット23を脱穀
カバー22の上側に設けることにより、キャビン5内の
有効高さを高くでき、操縦し易くできる。
【0015】エアコンのコンプレッサは前記キャビン5
の後部でエンジンカバー12の上部に設置され、エアの
吹出口はキャビン5のルーフ25部に配置される。又、
前記脱穀カバー22の上側面にベース48を介して固定
されるコンデンサユニット23は、外周をコンデンサケ
ース49で覆われており、この下部にモータMで駆動さ
れるファン50を設け、コンデンサケース49上面の吸
気口51から外気を吸引して、コンデンサユニット23
を通して下側の吹出口52から吹出する。この吹出風
は、コンデンサケース49と脱穀カバー22上面との間
隔部Dを通って周囲に拡散される。
【0016】このようなコンデンサユニット23は、前
記コンプレッサやキャビン5内のエア吹出口等とホース
54で連結している。又、脱穀カバー22は、グレンタ
ンク10側をヒンジとしてフィードチエン19側が上方
に回動するようにして、脱穀室上部を開くことができる
が、この脱穀カバー22と一体的にコンデンサユニット
23も上方へ移動される。
【0017】なお、ファン50による排風は、脱穀カバ
ー22の上面に沿って拡散される構成に代えて、風筒等
で脱穀室前側の穀稈供給口53乃至供給漏斗上等に案内
して吹出す構成とするもよい。前記フロントガラス6の
外側面にはワイパー32を設けるが、このワイパー32
の電動回路33には、ワイパスイッチ34の他に、該フ
ロントガラス6が開いたときOFFとなる窓開きスイッ
チ35を設けて、フロントガラス6が開いているときは
ワイパー32が作動しない構成としている。36はバッ
テリーである。
【0018】図5、図6において、上例と異なる点は、
前記キャビン5の主体であるキャビンフレーム38を車
体1側に固定された前壁29部に取付けるための取付ブ
ラケット44に、前記ドア28のドアロック45の係合
されるストライカ37を一体的に構成したもので、アン
グル状の取付ブラケット44の前辺部は、キャビンフレ
ーム38のドア口側の前支柱39と連結される窓口40
の下側に沿う横桟41の内側面に、ボルト42で締付け
て固定し、後辺部はキャビン室内側の前壁29の横端面
にボルト43で締付けて固定する。これによりストライ
カ37の取付構成が簡単となり、横桟41の後側に隠れ
るためフロントガラス6の視野を妨げない。46はドア
シール、47はガラスシールである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの左側面図と、制御ブロック図。
【図2】その右側面図。
【図3】その正面図。
【図4】ワイパー部の側面図と、その回路図。
【図5】キャビン部の分解斜視図と、その一部の側面
図。
【図6】ドアストライカ部の平面図と、その一部の斜視
図。
【図7】エアコン用コンデンサ部の平面図と、その側面
図。
【符号の説明】
1 車体 2 刈取装置 3 操縦席 4 操縦台 5 キャビン 6 フロントガラス 7 刈取上昇牽制装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1の前部に昇降可能の刈取装置2と
    操縦席3及び操縦台4等を覆うキャビン5とを配置する
    コンバインにおいて、このキャビン5のフロントガラス
    6を前側へ回動して開く開き角度によって刈取装置2の
    上昇位置を牽制する刈取上昇牽制装置7を設けたことを
    特徴とする刈取昇降装置。
JP15687896A 1996-06-18 1996-06-18 コンバインの刈取昇降装置 Pending JPH104738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15687896A JPH104738A (ja) 1996-06-18 1996-06-18 コンバインの刈取昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15687896A JPH104738A (ja) 1996-06-18 1996-06-18 コンバインの刈取昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH104738A true JPH104738A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15637371

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15687896A Pending JPH104738A (ja) 1996-06-18 1996-06-18 コンバインの刈取昇降装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH104738A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204542A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Kubota Corp コンバイン
JP2010029208A (ja) * 2009-11-09 2010-02-12 Kubota Corp コンバイン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204542A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Kubota Corp コンバイン
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