JPH1046655A - 浄化槽設備及び浄化槽設置方法 - Google Patents

浄化槽設備及び浄化槽設置方法

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JPH1046655A
JPH1046655A JP8203843A JP20384396A JPH1046655A JP H1046655 A JPH1046655 A JP H1046655A JP 8203843 A JP8203843 A JP 8203843A JP 20384396 A JP20384396 A JP 20384396A JP H1046655 A JPH1046655 A JP H1046655A
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septic tank
rails
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horizontal plane
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JP8203843A
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Koji Niwayama
宏治 庭山
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TATSUMI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄化槽を受けるベース部の表面を、確実に水
平面に保ち、浄化槽の傾斜を防止する。 【解決手段】 2本の基準レール11、12は、互いに
間隔dを隔て、かつ、互いの上端面111、121がほ
ぼ同一水平面上に位置するように配置されている。受け
部13は、基準レール11−12間の間隔dを埋めてい
る。受け部13の表面130は、基準レール11、12
の上端面111、121を基準として位置決めされた実
質的に平坦な平面となっている。浄化槽2は、ベース部
1の上に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄化槽設備及び浄
化槽設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】浄化槽を地中に設置する場合、一般に
は、次のような工程をとる。まず、掘削用建設機械を用
いて、地面に浄化槽の大きさに合わせた穴を掘る。次
に、基礎コンクリート打設工事を行なう。基礎コンクリ
ート打設工事においては、まず、掘削された穴の底部に
砕石を敷きつめ、次に型枠を設置し、次に鉄筋を格子状
に敷設する。敷設された鉄筋は、交差部分で結束する。
この後、型枠内に生コンクリートを打設する。
【0003】生コンクリート打設工事が終了した後、必
要な養生期間をとり、その後、基礎コンクリートの上に
浄化槽を設置し、次にその周りを埋め戻す。
【0004】上述した従来工法の一つの問題点は、基礎
コンクリート打設工事において、基礎コンクリート表面
の水平を出しにくいということである。このため、基礎
コンクリートの表面に設置される浄化槽が傾斜してしま
うという不具合を生じることがあった。ベース部が水平
出ないために生じた浄化槽の傾斜は、後で修正すること
がきわめて困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、浄化
槽を受けるベース部の表面を、確実に水平面に保ち、浄
化槽の傾斜を防止した浄化槽設備及びそのような浄化槽
設備を得るのに好適な浄化槽設置方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る浄化槽設備は、ベース部と、浄化槽
とを含む。前記ベース部は、少なくとも2本の基準レー
ルと、受け部とを有し、地中に掘られた穴の底部に配置
されている。前記2本の基準レールは、互いに間隔を隔
て、かつ、互いの上端面がほぼ同一水平面上に位置する
ように配置されている。前記受け部は、前記基準レール
間の間隔を埋め、その表面が前記基準レールの前記上端
面を基準として位置決めされた実質的に平坦な平面とな
っている。前記浄化槽は、前記ベース部の上に配置され
ている。
【0007】上述したように、ベース部において、2本
の基準レールは、互いに間隔を隔て、かつ、互いの上端
面がほぼ同一水平面上に位置するように配置されてお
り、受け部は、基準レール間の間隔を埋め、その表面が
基準レールの上端面を基準として位置決めされた実質的
に平坦な平面となっている。
【0008】ベース部の表面は、水平基準面となるレー
ル上端面と、これを基準として位置合わせした受け部の
表面とで構成され、全体として水平面を構成する。従っ
て、ベース部の上に配置される浄化槽を、確実に水平位
置に保つことができる。
【0009】次に、本発明に係る浄化槽設置方法は、浄
化槽を地中に設置するに当たり、まず、地中に掘られた
穴の底部に、少なくとも2本の基準レールを、間隔を隔
てて配置し、互いの上端面がほぼ同一水平面上に位置す
るように調整する。次に、前記基準レール間の間隔を基
礎地業材によって埋め、基礎地業材の表面を、前記基準
レールの前記上端面を基準として位置決めされた実質的
に平坦な平面に形成する。その後に、前記浄化槽を前記
ベース部の上に配置する。この設置方法によれば、本発
明に係る浄化槽設備を実現するのに好適な設置方法を提
供できる。
【0010】本発明の更に具体的な特徴及び利点は、図
面を参照して更に具体的に説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る浄化槽設備の
部分断面図である。図示するように、本発明に係る浄化
槽設備は、ベース部1と、浄化槽2とを含む。ベース部
1は、少なくとも2本の基準レール11、12と、受け
部13とを有し、地中に掘られた穴3の底部31に配置
されている。2本の基準レール11、12は、互いに間
隔dを隔て、かつ、互いの上端面111、121がほぼ
同一水平面上に位置するように配置されている。
【0012】受け部13は、基準レール11−12間の
間隔dを埋めている。受け部13の表面130は、基準
レール11、12の上端面111、121を基準として
位置決めされた実質的に平坦な平面となっている。
【0013】浄化槽2は、ベース部1の上に配置されて
いる。図示は省略したが、浄化槽2の周りには、埋め戻
し土が充填されている。
【0014】上述したように、ベース部1において、2
本の基準レール11、12は、互いに間隔dを隔て、か
つ、互いの上端面111、121がほぼ同一水平面上に
位置するように配置されており、受け部13は、基準レ
ール11−12間の間隔dを埋め、その表面130が基
準レール11、12の上端面111、121を基準とし
て位置決めされた実質的に平坦な平面となっている。こ
の構造によれば、ベース部1の表面が、水平基準面とな
るレール上端面111、121と、これを基準として位
置合わせした受け部13の表面130とで構成され、全
体として水平面H1を構成する。従って、ベース部1の
上に配置される浄化槽2を、確実に水平位置に保つこと
ができる。
【0015】受け部13は、砕石層131の上にモルタ
ル層132を付着させて構成することができる。この場
合は、モルタル層132の表面を基準レール11、12
の上端面111、121に合わせる。また、ベース部1
と浄化槽2との間にコンクリート板4を配置することが
できる。
【0016】次に、本発明に係る浄化槽設置方法につい
て、図2〜図9を参照して説明する。まず、図2及び図
3に示すように、地中に掘られた穴3の底部31に、少
なくとも2本の基準レール11、12を、間隔dを隔て
て配置する。
【0017】次に、図4に示すように、2本の基準レー
ル11、12の上端面111、121がほぼ同一水平面
上H1に位置するように調整する。調整に当たっては、
地表面から基準レール11の上端面111までの深さD
P1が、地表面から基準レール12の上端面121まで
の深さDP2と等しくなるように、基準レール11、1
2の上端面111、121の位置を調整する。また、基
準レール11、12の上端面111、121に水準器
(図示しない)を当て、前後方向及び左右方向の傾斜が
ゼロとなるように調整する。
【0018】次に、図5に示すように、基準レール11
−12間の間隔dを基礎地業材によって埋める。基礎地
業材の一例として、基準レール11−12間に砕石層1
31を敷きつめた後、その上にモルタル層132を付着
させる。砕石131に対しては、モルタル層132を塗
布する前、転圧処理を施す。
【0019】次に、図6に示すように、モルタル層13
2が乾燥する前に、均し治具5等を用いて、これを矢印
bの方向または逆方向に移動させ、モルタル層132の
表面130を基準レール11、12の上端面111、1
21に合わせ、モルタル層132の表面130を、基準
レール11、12の上端面111、121を基準として
位置決めされた実質的に平坦な平面に形成する。
【0020】次に、図7及び図8に示すように、基準レ
ール11、12と、砕石層131及びモルタル層132
からなるベース部1に、クレーン等に連結された吊具6
を用いて、コンクリート板4を設置する。
【0021】次に、図9に示すように、クレーン等に連
結された吊具6を用いて、浄化槽2をベース部1の上に
配置する。浄化槽2の周りの空間は埋め戻す。上記工程
を経ることにより、図1に示したような浄化槽設備を得
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、浄
化槽を受けるベース部の表面を、確実に水平面に保ち、
浄化槽の傾斜を防止した浄化槽設備及びそのような浄化
槽設備を得るのに好適な浄化槽設置方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄化槽設備の部分断面図である。
【図2】本発明に係る浄化槽設置方法に含まれる工程の
一つを示す図である。
【図3】図2に示された工程の後に実行される工程を示
す図である。
【図4】図3に示す工程を経て得られた基礎コンクリー
ト板の設置状態を示す斜視図である。
【図5】図4に示した工程の後に実行される工程を示す
図である。
【図6】図5に示した工程の後に実行される工程を示す
図である。
【図7】図6に示した工程の後に実行される工程を示す
図である。
【図8】図7に示した工程の後に実行される工程を示す
図である。
【図9】図8に示した工程の後に実行される工程を示す
図である。
【符号の説明】 1 ベース部 11、12 基準レール 13 受け部 2 浄化槽 3 穴 31 穴の底部 4 コンクリート板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部と、浄化槽とを含む浄化槽設備
    であって、 前記ベース部は、少なくとも2本の基準レールと、受け
    部とを有し、地中に掘られた穴の底部に配置されてお
    り、 前記2本の基準レールは、互いに間隔を隔て、かつ、互
    いの上端面がほぼ同一水平面上に位置するように配置さ
    れており、 前記受け部は、前記基準レール間の間隔を埋め、その表
    面が前記基準レールの前記上端面を基準として位置決め
    された実質的に平坦な平面となっており、 前記浄化槽は、前記ベース部の上に配置されている浄化
    槽設備。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された浄化槽設備であっ
    て、 前記受け部は、砕石層の上にモルタル層を付着させてな
    り、前記モルタル層の表面を前記基準レールの上端面に
    合わせてある浄化槽設備。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された浄化槽設備であっ
    て、 コンクリート板を含み、前記コンクリート板は前記ベー
    ス部と前記浄化槽との間に配置されている浄化槽設備。
  4. 【請求項4】 浄化槽を地中に設置するための方法であ
    って、 地中に掘られた穴の底部に、少なくとも2本の基準レー
    ルを、間隔を隔てて配置し、互いの上端面がほぼ同一水
    平面上に位置するように調整し、 次に、前記基準レール間の間隔を基礎地業材によって埋
    め、基礎地業材の表面を、前記基準レールの前記上端面
    を基準として位置決めされた実質的に平坦な平面に形成
    し、 その後に、前記浄化槽を前記ベース部の上に配置する浄
    化槽設置方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された方法であって、 前記浄化槽を前記ベース部の上に配置する前に、前記ベ
    ース部の上に、コンクリート板を設置する浄化槽設置方
    法。
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